JPH02163047A - 個食容器入りゼリー食品及びその製法 - Google Patents

個食容器入りゼリー食品及びその製法

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JPH02163047A
JPH02163047A JP63313921A JP31392188A JPH02163047A JP H02163047 A JPH02163047 A JP H02163047A JP 63313921 A JP63313921 A JP 63313921A JP 31392188 A JP31392188 A JP 31392188A JP H02163047 A JPH02163047 A JP H02163047A
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JP
Japan
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jelly
container
materials
types
pts
Prior art date
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Pending
Application number
JP63313921A
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English (en)
Inventor
Shigeki Harada
成喜 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UNIE KOROIDO KK
Original Assignee
UNIE KOROIDO KK
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Publication date
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  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は2種以上のゼリー素材が分離され、かつ一体に
結合されている個食容器入りゼリー食品に関する。本発
明によりシャープな界面を有し、ゼリー素材同士の密着
性に優れた2色以上の色分は模様を有するゼリーが簡単
な操作で得られる。
〔従来の技術〕
従来からゼリー食品のゲル化剤としては寒天、ゼラチン
、ペクチン、カラギナンなどが用いられてきた。近時、
−人1回分の量をプラスチックス製容器に充填して密封
された或いは罐詰にした個食容器入りゼリーが多く生産
され、消費されている。
また、ゼリーの味も果汁入りゼリー、チョコレートムー
スゼリー、コーヒーゼリー、ヨーグルトムースゼリーな
ど多岐にわたり、更に果物、果物の断片、木の実などを
配合している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、食感及び美観を向上させるために2種以
上の味のゼリー素材を1つの容器に分離かつ密着させて
充填する要請がある。そのためにゾル状態のゼリー素材
を注入すると、両者が混合し味が混ざり分離することが
できなかった。したがって、2種以上のゼリーを配合す
るためには第1のゼリー素材を凝固させた後に、改めて
第2のゼリー素材を第1のゼリー素材を軟化させない可
及的低温で注入する方法が採られていた。この方法は第
1のゼリーが凝固するまで待ち時間を要すると共に2回
以上にわたって充填するため手間を要し、しかも境界面
での2種以上のゼリー素材の混合は避けられず、それぞ
れの味を生かすことができなかった。
更に、従来の偏食ゼリーは最終的に滅菌する際の加熱温
度でゾル化し、この時完全に混合し、2種以上のゼリー
素材が分離した状態で配合している滅菌された偏食ゼリ
ーを製造することは不可能であった。
そこで、ゾル状態で接触させても相互に混合しないゼリ
ー素材を製造することができるゼリー用のゲル化剤が求
められていた。
〔課題解決の手段〕
本発明は上記課題を解決することを目的とし、その構成
は、2種以上のゼリー素材が相互に分離して密着してい
ると共に、充填、密封後加熱殺菌処理を施したことを特
徴とし、更に、2種以上のゼリー素材を容器に充填、密
封し、容器に傾斜、転倒、振動、回転及び反転の少なく
とも1種の外力を加えることにより、ゼリーに色分は模
様を形成することを特徴とする。
本発明に使用するゲル化剤はカラギナンと他の天然ガム
類との混合物が好ましい。他の天然ガム類としては、グ
アーガム、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ペ
クチン、アルギン酸、アルギン酸誘導体、寒天、タマリ
ンド種子多糖類、キチン質、グルコマンナン、プルラン
などが挙げられる。
配合比はカラギナン100重量部に対し他の天然ガム類
5〜200重量部、好ましくは10〜100重量部、よ
り好ましくは20〜80重量部である。
2種のゼリー素材からなる複合ゼリーを製造するにあた
っては、必ずしも両方のゼリー素材が蛋白質を含有して
いる必要はなく、一方が含有していればよい。3種のゼ
リー素材の場合は、3層に積層する場合には真ん中の層
が蛋白質を含有していればよいが、真ん中の層が蛋白質
を含有していない場合には上下の各層のゼリー素材が蛋
白質を含有することを要する。要するに2種のゼリー素
材を接触させるに際し、一方が蛋白質を含有し、カラギ
ナンと他の天然ガム類からなるゲル化剤を使用したゼリ
ー素材であることを要する。
蛋白質としてはミルク、脱脂粉乳、ホイップクリーム、
ヨーグルトなどのミルク及びミルク由来の素材を配合す
れば必然的に蛋白質が含有される。
ミルク由来の素材を一切使用しない場合にはゼラチン、
大豆蛋白などを適宜配合すればよい。蛋白質はゼリー素
材中に0.2〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量
%含有させる。
2種以上のゼリー素材を容器に充填した後、そのまま静
置して凝固させてもよいが、容器を転倒させれば縦型の
2色ゼリーとなり、傾斜させれば斜めに境界線のあるゼ
リーとなり、回転させると渦巻き模様のゼリーとなる。
その他−旦高速回転した後急激に止めたり、反転させた
り、回転速度を調節することにより異なる色分は模様の
ゼリーを製造することができる。また、振動を与えるこ
とにより境界面を波型にすることもできる。
注入後の殺菌処理は通常の方法で行うことができる。例
えばp Hが低い場合には70〜90°Cで短時間加熱
すれば充分であるが中性或いはアルカリ性の場合にはい
わゆるレトルト殺菌の必要があり、120℃以上に加熱
する。本発明のゼリーはこのような操作を行っても、2
層以上に分かれた界面が混合せず明瞭な境界線が残り、
しかも異なるゼリー素材は相互によ(密着している。
〔作用〕
本発明は2種以上のゼリー素材の少なくとも一方のゲル
化剤として、カラギナンと他の天然ガム類との配合物を
使用し、ゲル化されるべき溶液に蛋白質が含有されてい
るものである。その結果、カラギナンと蛋白質の間に反
応が生じ、三次元網目構造が発達し、この網目の中に溶
液が包摂され、ゾルの状態で他のゾルと接触しても相互
に混合しないものと考えられる。更に、他の天然ガム類
を配合することによりカラギナンと蛋白質との反応性を
より高めることができる。
〔実施例〕
第1液として、 カラギナン            2.0重量部液糖
              30.0重量部クエン酸
              0.2重量部115濃縮
果汁(オレンジ)     2.0重量部オレンジフレ
ーバー        0.1重量部に水を加えて10
0重量部とした。この液を常法により溶解し、ゾル状態
で偏食容器に充填した。
別に、第2液として、 ゲル化剤(カラギナン10:寒天5)1.0重量部液糖
              30.0重量部クエン酸
              0.2重量部脱脂粉乳 
           30.0重量部フレーバー  
          0.1重量部に水を加えて100
重量部とした。この液を常法により溶解しゾル状態で第
1液充填直後の偏食容器に充填し、直ちに容器の上面を
密封した。これをターンテーブルに載せ、15PPMで
1分間回転して冷却したところ、透明なオレンジ色と乳
白色とが渦巻き状になった2色ゼリーが得られた。
この渦巻き状2色ゼリーは85℃で20分加熱滅菌した
が、渦巻き模様はそのまま保たれた。
〔発明の効果〕
本発明によりシャープな界面を有し、ゼリー素材同士の
密着性に優れた2色以上に色分けされた偏食容器入りゼ
リーを簡単な操作で得ることができる。更に、本発明に
よれば、容器に充填、密封した後で加熱滅菌しても色分
は模様を鮮明に保つことができる。
特許出願人 ユニコロイド株式会社 代理人 弁理士  鈴 木 定 子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2種以上のゼリー素材が相互に分離して密着して
    いると共に、充填、密封後加熱殺菌処理を施してなる個
    食容器入りゼリー食品。
  2. (2)2種以上のゼリー素材を容器に充填、密封し、容
    器に傾斜、転倒、振動、回転及び反転の少なくとも1種
    の外力を加えることにより、ゼリーに色分け模様を形成
    することを特徴とする個食容器入りゼリー食品の製造方
    法。
JP63313921A 1988-12-14 1988-12-14 個食容器入りゼリー食品及びその製法 Pending JPH02163047A (ja)

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JP63313921A JPH02163047A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 個食容器入りゼリー食品及びその製法

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JP63313921A JPH02163047A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 個食容器入りゼリー食品及びその製法

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JPH02163047A true JPH02163047A (ja) 1990-06-22

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ID=18047123

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JP63313921A Pending JPH02163047A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 個食容器入りゼリー食品及びその製法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019216654A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 株式会社鈴乃蔵 ゼリーの製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342658A (ja) * 1986-08-09 1988-02-23 Aoba Kasei Kk マ−ブルゼリ−

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342658A (ja) * 1986-08-09 1988-02-23 Aoba Kasei Kk マ−ブルゼリ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019216654A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 株式会社鈴乃蔵 ゼリーの製造方法

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