JPH0216293Y2 - - Google Patents

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JPH0216293Y2
JPH0216293Y2 JP503180U JP503180U JPH0216293Y2 JP H0216293 Y2 JPH0216293 Y2 JP H0216293Y2 JP 503180 U JP503180 U JP 503180U JP 503180 U JP503180 U JP 503180U JP H0216293 Y2 JPH0216293 Y2 JP H0216293Y2
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JP
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back electromotive
circuit
coil
voltage
electromotive voltage
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JP503180U
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JPS56107566U (ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は逆起電圧検出回路に関し、コイルから
発生する電源電圧より高い電位を有する逆起電圧
を次段の回路に直結可能な出力とする逆起電圧検
出回路に係る。
逆起電圧は種々の制御機器の制御出力として有
効な手段となり得るが、電源電圧より高い出力で
あるので、次段の回路と結合し易い出力にする必
要がある。また、一般に、コイルの巻回数、或い
は、磁界の強さ等によつて発生する逆起電圧が異
なるが、概して、微小電圧(約1V前後)を取り
扱う場合が多く、電圧損失の少ない回路を構成す
る必要がある。殊に、半導体集積回路を構成する
場合に、これらが顕著な課題となる。
本考案の目的は、上述に鑑みなされたもので、
コイルから発生する逆起電圧を検出効率よく導出
し得る逆起電圧検出回路を提供するにある。
本考案は、逆起電圧の導出の為に、PNPトラ
ンジスタを用いて電源電圧を消去する回路を形成
することによつて、逆起電圧の電圧損失を最少限
になさしめるようになされている。
以下、本考案について、第1図乃至第3図に基
づき説明する。
第1図の回路は、逆起電圧検出回路a、駆動回
路bからなり、逆起電圧検出回路aはコイルLか
ら生じる逆起電圧を検出する回路であり、駆動回
路bは外部信号によりコイルを駆動させる回路で
ある。
ここで、駆動回路bの動作について説明をす
る。入力端子1から信号が供給されトランジスタ
Q7がONとなり、抵抗R6に生じるバイアス電圧に
よつてパワートランジスタQ3がONとなり、コイ
ルLが駆動する。入力端子1から供給されている
信号が遮断されると、コイルLとパワートランジ
スタQ3のコレクタとの接続点Aから電源電圧
(VCC)に加算された逆起電圧eRが発生する。この
出力を逆起電圧検出回路aに供給して、電源電圧
成分を消去して逆起電圧を得る。
逆起電圧検出回路aについて説明すれば、
PNPトランジスタQ1のエミツタが接続点Aに接
続され、コレクタは可変抵抗器R0に接続されて
その他端が電源電圧(VCC)に接続されている。
PNPトランジスタQ1のバイアス回路はトランジ
スタQ4,Q5からなるカレントミラー回路5と抵
抗R3,R4,R5及び電流源回路6からなる。
PNPトランジスタQ1のコレクタに可変抵抗器
R0が接続されその他端が電源電圧(VCC)に接続
されており、可変抵抗R0の分圧点が抵抗R1,R2
とトランジスタQ2,Q3からなるカレントミラー
回路4で形成されたレベルシフト回路に接続され
ている。可変抵抗器R0の端子間に電圧降下が生
じる。この可変抵抗器R0の端子間に生じる端子
間電圧eRは抵抗R1,R2とトランジスタQ2,Q3
らなるカレント・ミラー回路4から形成されたレ
ベルシフト回路に供給され、抵抗R2の端子間か
ら逆起電圧を導出する。又、トランジスタQ2
接続された電流源回路3をトランジスタQ3の動
作と反転した動作として逆起電圧が発生している
ときのみレベルシフト回路を作動させる。
第2図の逆起電圧の波形に基づき説明する。第
2図の1は、第1図の逆起電圧検出回路の接続点
Aから導出される出力波形を示し、第2図の2は
第1図の逆起電圧検出回路の出力端子2からの出
力波形を示す図であり、コイルLへの通電・遮断
を交互に繰り返した波形図である。
ここで、抵抗R1に流れる電流をI0、抵抗R2
生じる電圧をE2、接続点Aに発生する電圧をE1
とすると、コイルLが遮断されているとき接続点
Aから生じる電圧E1は、ほぼ次の関係で示され
る。
E1=VCC+eR(但し、eR:逆起電圧) また、コイルLが導通状態のとき、接続点Aか
らの出力は、ほぼ零ボルトに近いが、コイルへの
通電が遮断され逆起電圧が発生しているときは、
抵抗R1に流れる電流I0は接続点Aとトランジスタ
Q3のエミツタとの電位差によつて決定され即ち、
逆起電圧eRによつて次式のように定められる。
I0=eR/R1 抵抗R2の両端子間に発生する電位E2は第2図
の2のような波形となり、下記のような関係式で
示される。
E2=I0・R2=R2/R1・eR 上の式から明らかなように、抵抗R2の端子間
電圧E2は、抵抗R1,R2の比によつて任意に設定
できる。また、可変抵抗器R0を可変して抵抗R2
の端子間電圧E2の最大電位を任意に調整するこ
とができる。このように、逆起電圧成分が抵抗
R2の端子間電圧としてレベルシフトした出力を
得ることができるので、次段の回路との結合が容
易となり、逆起電圧検出回路の半導体集積回路へ
の組み込みが容易となる。
第3図は逆起電圧検出回路の他の実施例であ
る。第3図はPNPトランジスタQ1のバイアス回
路が抵抗R4、抵抗R5で構成しており、他は第1
図と同様な回路である。
以上のように本考案に係る逆起電圧検出回路は
PNPトランジスタとカレントミラー回路によつ
て電源電圧と電源電圧に加算されている逆起電圧
との電位を比較して、電源電圧成分を打ち消し、
逆起電圧成分を導出する回路である。本考案に係
る逆起電圧検出回路は比較的簡便な回路で逆起電
圧を導出することが可能であり、次段との結合が
容易となる。また、これらの回路はトランジスタ
回路で構成できるので、半導体集積回路化に適し
ている。
また、第1図の実施例のように、逆起電圧の導
出段にPNPトランジスタを用いるときは、PNP
トランジスタがコレクタ・エミツタ間飽和電圧
VCEsatとなるような回路の組み合せで逆起電圧が
導出されるので、電圧損失の少ない検出効果の高
い優れた逆起電圧検出回路を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図は本考案に係る駆動回路を含
む逆起電圧検出回路であり、第2図は逆起電圧の
出力波形を示す図である。 a:逆起電圧検出回路、b:駆動回路、L:コ
イル、1:入力端子、2:出力端子、4,5:カ
レントミラー回路、3,6:電流源回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が電圧源に接続されたコイルの他端に駆動
    用トランジスタが接続され、該駆動用トランジス
    タを介してコイルに駆動電流を供給するようにな
    されたコイルの駆動回路に接続された逆起電圧検
    出回路が該コイルと該駆動用トランジスタとの接
    続点にPNPトランジスタのエミツタが接続され、
    該PNPトランジスタのコレクタが逆起電圧を検
    出する為の抵抗を介して該電圧源に接続され、該
    PNPトランジスタのベースにバイアス回路が接
    続され、該抵抗の分圧点がレベルシフト回路に接
    続されてなり、該レベルシフト回路を介して該コ
    イルから発生する逆起電圧を導出することを特徴
    とする逆起電圧検出回路。
JP503180U 1980-01-18 1980-01-18 Expired JPH0216293Y2 (ja)

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JP503180U JPH0216293Y2 (ja) 1980-01-18 1980-01-18

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JPS56107566U JPS56107566U (ja) 1981-08-21
JPH0216293Y2 true JPH0216293Y2 (ja) 1990-05-02

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