JPS5911228B2 - 垂直偏向回路 - Google Patents
垂直偏向回路Info
- Publication number
- JPS5911228B2 JPS5911228B2 JP14374379A JP14374379A JPS5911228B2 JP S5911228 B2 JPS5911228 B2 JP S5911228B2 JP 14374379 A JP14374379 A JP 14374379A JP 14374379 A JP14374379 A JP 14374379A JP S5911228 B2 JPS5911228 B2 JP S5911228B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- current
- transistor
- voltage
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/16—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテレビ受像機の垂直偏向回路に係り、特に２電
源にて駆動される高能率な同回路に関する。
源にて駆動される高能率な同回路に関する。
従来の垂直偏向回路は第１図に示す様に、出力トランジ
スタ１、２の出力端４に結合コンデンサ３にて偏向コイ
ル４を結合し、駆動トランジスタ５のベース側即ち入力
端子６に入力信号を加え、該駆動トランジスタ５にて前
記出力トランジスタ１、２を駆動する構成である。
スタ１、２の出力端４に結合コンデンサ３にて偏向コイ
ル４を結合し、駆動トランジスタ５のベース側即ち入力
端子６に入力信号を加え、該駆動トランジスタ５にて前
記出力トランジスタ１、２を駆動する構成である。
尚、図中Ｔ、８はミラー積分用の抵抗及びコンデンサで
ある。５ 斯る構成において電流１１、１２はそれぞれ
出力トランジスタ１、２を交互に導通させることにより
形成される走査期間Ｔｓの偏向電流よりＹ（第２図口）
を示し、ｉｌ及びｉ２は帰線期間Ｔｒに流れる過渡電流
を示す。
ある。５ 斯る構成において電流１１、１２はそれぞれ
出力トランジスタ１、２を交互に導通させることにより
形成される走査期間Ｔｓの偏向電流よりＹ（第２図口）
を示し、ｉｌ及びｉ２は帰線期間Ｔｒに流れる過渡電流
を示す。
前記ｉ、は電源端子９から１０流出する電流、前記ｉ２
は前記電源端子９に向つて逆流する電流であり、期間Ｔ
ｒに偏向コイル４に加わる電圧ＶＡ（４点の電圧）は第
２図イの様に電源電圧Ｖｃｃにクランプされる。第２図
イ中の電圧Ｖｓは走査期間Ｔｓに実際に偏向コイル４１
５に印加され、有効に使用される電圧を示す。ここで前
記電流ｉ４及びｉ２はできる限り急激に変化させて帰線
期間Ｔｒをｌｍｓ以内に納める必要があるが、通常前記
Ｖｓに比してＶｃｃを充分高く、又偏向コイル４のイン
ダクタンスを小さく２０することによつてこれを実現し
ている。しかしながら、前記電圧Ｖｓに比して電源電圧
Ｖｃｃを高くし、偏向コイル４のインダクタンスＬを小
さくすると出力トランジスタ１、２の電力損失の増大を
伴う欠点があつた。２５そこで本発明は前記欠点を除き
効率の良い垂直偏向回路を提供するものであり、以下図
面に従つて本発明を説明する。
は前記電源端子９に向つて逆流する電流であり、期間Ｔ
ｒに偏向コイル４に加わる電圧ＶＡ（４点の電圧）は第
２図イの様に電源電圧Ｖｃｃにクランプされる。第２図
イ中の電圧Ｖｓは走査期間Ｔｓに実際に偏向コイル４１
５に印加され、有効に使用される電圧を示す。ここで前
記電流ｉ４及びｉ２はできる限り急激に変化させて帰線
期間Ｔｒをｌｍｓ以内に納める必要があるが、通常前記
Ｖｓに比してＶｃｃを充分高く、又偏向コイル４のイン
ダクタンスを小さく２０することによつてこれを実現し
ている。しかしながら、前記電圧Ｖｓに比して電源電圧
Ｖｃｃを高くし、偏向コイル４のインダクタンスＬを小
さくすると出力トランジスタ１、２の電力損失の増大を
伴う欠点があつた。２５そこで本発明は前記欠点を除き
効率の良い垂直偏向回路を提供するものであり、以下図
面に従つて本発明を説明する。
第３図は本発明の垂直偏向回路を示し、第１図と同一素
子は同一図番を付してある。
子は同一図番を付してある。
第３図にお３０いて、１０は第１電源端子、１１は第２
電源端子、１２は逆流阻止用の第１のダイオード、１３
は第２のダイオード１４及びコンデンサ１５より成る直
列回路、１６は該直列回路に並列接続された並列トラン
ジスタである。３５第４図イは点□の電圧ＶＡの波形、
口は偏向コイルに流れる電流ＩＤＹの波形、ハは前記並
列トランジスタのベースエミッタ間電圧Ｖｂｅ４の波形
、二は前記並列トランジスタのベース電流１ｂ４の波形
、ホは第２の電源端子から流出する電流１ｓの波形を示
す。
電源端子、１２は逆流阻止用の第１のダイオード、１３
は第２のダイオード１４及びコンデンサ１５より成る直
列回路、１６は該直列回路に並列接続された並列トラン
ジスタである。３５第４図イは点□の電圧ＶＡの波形、
口は偏向コイルに流れる電流ＩＤＹの波形、ハは前記並
列トランジスタのベースエミッタ間電圧Ｖｂｅ４の波形
、二は前記並列トランジスタのベース電流１ｂ４の波形
、ホは第２の電源端子から流出する電流１ｓの波形を示
す。
次に本発明の動作について説明する。
（１）走査期間Ｔｓの動作
第４図のＴ。
−ｔ１の期間に相当する走査期間Ｔｓでは、コンデンサ
１５の値Ｃ，を充分小さく選んでおけば、並列トランジ
スタ１６のベース電流１ｂ４は第４図二に示す通り流れ
ないので並列トランジスタ１６がオフとなり、第１電源
端子からの電源電圧Ｃｃによつて前述の第１図と同様の
動作を行う。（６）帰線期間Ｔｒの前半の動作 第４図Ｔ，〜Ｔ２の期間に相当する期間では、走査期間
Ｔｓが終了し、出力トランジスタ２がオフとなると、偏
向コイル４に流れていた電流１２（第４図口）は、衝撃
過渡電流１２となつて、第２のダイオード１４及びコン
デンサ１５より成る直列回路１３を通して第２の電源端
子１１に流れ込む。
１５の値Ｃ，を充分小さく選んでおけば、並列トランジ
スタ１６のベース電流１ｂ４は第４図二に示す通り流れ
ないので並列トランジスタ１６がオフとなり、第１電源
端子からの電源電圧Ｃｃによつて前述の第１図と同様の
動作を行う。（６）帰線期間Ｔｒの前半の動作 第４図Ｔ，〜Ｔ２の期間に相当する期間では、走査期間
Ｔｓが終了し、出力トランジスタ２がオフとなると、偏
向コイル４に流れていた電流１２（第４図口）は、衝撃
過渡電流１２となつて、第２のダイオード１４及びコン
デンサ１５より成る直列回路１３を通して第２の電源端
子１１に流れ込む。
このとき第２の電流端子１１に加えられている電圧Ｖｐ
は前記電圧Ｖｃｃよりも高く設定してある。
は前記電圧Ｖｃｃよりも高く設定してある。
前記電流１２によりコンデンサ１５が充電され、８点の
電位がＶｐより高く（約０．７Ｖ）なれば、前記並列ト
ランジスタ１６のベース・コレクタ間がオンになつて、
前記電流１２は前記ダイオード１４及び並列トランジス
タ１６のベース・コレクタを通して前記電源端子１１に
対して流れ込む。
電位がＶｐより高く（約０．７Ｖ）なれば、前記並列ト
ランジスタ１６のベース・コレクタ間がオンになつて、
前記電流１２は前記ダイオード１４及び並列トランジス
タ１６のベース・コレクタを通して前記電源端子１１に
対して流れ込む。
このときコンデンサ１５には電荷ｑ＝Ｃｌｖ（ｖ′−０
．７）が蓄積される。この際前記電圧ＶｐをＶｃｃより
も高くすればする程、前記電流１２は急激に変化し、帰
線期間の前半Ｔ，〜Ｔ２を短かくすることができる。両
帰線期間Ｔｒの後半の動作 前述の衝撃過渡電流１２はＩ２＝０となり、該衝撃過渡
電流の方向が反転し、電流１１が流れ始めようとする瞬
間より、前記コンデンサ１５に蓄積されていた電荷ｑ＝
ＣｌＶが並列トランジスタ１６のベース電流となつて放
電し、該並列トランジスタ１６はオン（飽和状態）とな
り、電流１１は第２の電源端子１１から偏向コイル４に
向つで急速に流れ始める。
．７）が蓄積される。この際前記電圧ＶｐをＶｃｃより
も高くすればする程、前記電流１２は急激に変化し、帰
線期間の前半Ｔ，〜Ｔ２を短かくすることができる。両
帰線期間Ｔｒの後半の動作 前述の衝撃過渡電流１２はＩ２＝０となり、該衝撃過渡
電流の方向が反転し、電流１１が流れ始めようとする瞬
間より、前記コンデンサ１５に蓄積されていた電荷ｑ＝
ＣｌＶが並列トランジスタ１６のベース電流となつて放
電し、該並列トランジスタ１６はオン（飽和状態）とな
り、電流１１は第２の電源端子１１から偏向コイル４に
向つで急速に流れ始める。
前記コンデンサ１５に蓄積されていた電荷ｑは間もなく
前記並列トランジスタ１６のベース電流となつて消費さ
れるので、該ベース電流は減少するが、前記並列トラン
ジスタ１６は活性領域に入り、そのコレクタ・エミツタ
電圧降下が増大してそのエミツタ電位が下降し、前記ベ
ース電流を引き出すように作用し、前記コンデンサ１５
を充電しながら前記ベース電流が流れ（従つて電流１１
も流れる）、前記並列トランジスタ１６は徐々に遮断領
域に近づいて行く（第４図二）。
前記並列トランジスタ１６のベース電流となつて消費さ
れるので、該ベース電流は減少するが、前記並列トラン
ジスタ１６は活性領域に入り、そのコレクタ・エミツタ
電圧降下が増大してそのエミツタ電位が下降し、前記ベ
ース電流を引き出すように作用し、前記コンデンサ１５
を充電しながら前記ベース電流が流れ（従つて電流１１
も流れる）、前記並列トランジスタ１６は徐々に遮断領
域に近づいて行く（第４図二）。
ここで各部の電圧の関係について説明すると、並列トラ
ンジスタ１６のエミツタ電位をＥ４、並列トランジスタ
１６のベース・エミツタ間立上り電圧ＶＢＯ、コンデン
サ１５の両端電圧をＶＣｌ、第１のダイオード１２の順
方向電圧降下をＶｄｌとすればとみなすと、 従つて となるので、コンデンサ１５の両端の電圧Ｖｃ，が（ｐ
−Ｃｃ）まで上昇した時点で並列トランジスタ１６が遮
断されることが分る。
ンジスタ１６のエミツタ電位をＥ４、並列トランジスタ
１６のベース・エミツタ間立上り電圧ＶＢＯ、コンデン
サ１５の両端電圧をＶＣｌ、第１のダイオード１２の順
方向電圧降下をＶｄｌとすればとみなすと、 従つて となるので、コンデンサ１５の両端の電圧Ｖｃ，が（ｐ
−Ｃｃ）まで上昇した時点で並列トランジスタ１６が遮
断されることが分る。
このときコンデンサ１５の容量Ｃ，を適当に選ぶことに
よりＴ２〜Ｔ３の期間のみ、並列トランジスタ１６をオ
ンにすることができ、帰線期間Ｔｒの後半の電流１１を
前記電圧ｐによつて供給することにより、該電流１１を
急激に増加せしめ、Ｔ２〜Ｔ３の時間を短かくすること
ができる。以上の通り本発明によれば、第１の電源と共
に′．２の電源を用いて（Ｖｐ＞Ｖｃｃ）、直列回路の
ンデンサの容量及び前記第２の電源端子に加わ電圧Ｖｐ
の値を適当に選定することにより、帰！時間Ｔｒを前記
値に応じた値に設定できるので、第１の電源端子に加わ
る電圧Ｖｃｃの値を飽和電圧ｓよりも高くする必要はな
く、又偏向コイルのインダクタンスも大きく設計でき、
極めて高能率な垂直偏向回路が可能である。
よりＴ２〜Ｔ３の期間のみ、並列トランジスタ１６をオ
ンにすることができ、帰線期間Ｔｒの後半の電流１１を
前記電圧ｐによつて供給することにより、該電流１１を
急激に増加せしめ、Ｔ２〜Ｔ３の時間を短かくすること
ができる。以上の通り本発明によれば、第１の電源と共
に′．２の電源を用いて（Ｖｐ＞Ｖｃｃ）、直列回路の
ンデンサの容量及び前記第２の電源端子に加わ電圧Ｖｐ
の値を適当に選定することにより、帰！時間Ｔｒを前記
値に応じた値に設定できるので、第１の電源端子に加わ
る電圧Ｖｃｃの値を飽和電圧ｓよりも高くする必要はな
く、又偏向コイルのインダクタンスも大きく設計でき、
極めて高能率な垂直偏向回路が可能である。
第１図は従来の垂直偏向回路、第２図イ，帽よ第１図に
おける各点波形図、第３図は本発明の垂直偏向回路、第
４図イ〜ホは第３図における各点波形図を示す。 主な図番の説明、１，２・・・・・・出力トランジスタ
、３・・・・・・結合コンデンサ、４・・・・・・偏向
コイル、５・・・・・・駆動トランジスタ、１０・・・
・・・第１の電源端子、１１・・・・・一第２の電源端
子、１２・・・・・・第１のダイオード、１４・・・・
・・第２のダイオード、１５・・・・・・コンデンサ、
１６・・・・・・並列トランジスタ。
おける各点波形図、第３図は本発明の垂直偏向回路、第
４図イ〜ホは第３図における各点波形図を示す。 主な図番の説明、１，２・・・・・・出力トランジスタ
、３・・・・・・結合コンデンサ、４・・・・・・偏向
コイル、５・・・・・・駆動トランジスタ、１０・・・
・・・第１の電源端子、１１・・・・・一第２の電源端
子、１２・・・・・・第１のダイオード、１４・・・・
・・第２のダイオード、１５・・・・・・コンデンサ、
１６・・・・・・並列トランジスタ。
Claims (1)
- １ 一対の出力トランジスタより成る出力段の出力端と
偏向コイルを結合コンデンサによつて結合した垂直偏向
回路において、第１電源端子と前記出力トランジスタの
一方の１電極間に逆流防止用の第１のダイオードを接続
し、第２の電源と前記第１のダイオードの一端及び前記
電極の接続点との間にコンデンサ及び第２のダイオード
より成る直列回路を接続すると共に該直列回路の両端に
並列にトランジスタのコレクタ・エミッタ路を接続し、
前記コンデンサと第２のダイオードの接続点を前記トラ
ンジスタのベースに接続し、垂直帰線期間の過渡電流が
前記偏向コイルに流入する期間のみ前記トランジスタを
飽和あるいは活性領域にて動作せしめることを特徴とし
た垂直偏向回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14374379A JPS5911228B2 (ja) | 1979-11-05 | 1979-11-05 | 垂直偏向回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14374379A JPS5911228B2 (ja) | 1979-11-05 | 1979-11-05 | 垂直偏向回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5666975A JPS5666975A (en) | 1981-06-05 |
| JPS5911228B2 true JPS5911228B2 (ja) | 1984-03-14 |
Family
ID=15345977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14374379A Expired JPS5911228B2 (ja) | 1979-11-05 | 1979-11-05 | 垂直偏向回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911228B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2788921B1 (fr) * | 1999-01-22 | 2001-12-07 | St Microelectronics Sa | Procede et dispositif de commande d'un circuit de deviation verticale d'un spot balayant un ecran, en particulier pour televiseur ou moniteur informatique |
| FR2788920B1 (fr) * | 1999-01-22 | 2001-12-07 | St Microelectronics Sa | Dispositif de commande d'un circuit de deviation verticale d'un spot balayant un ecran, en particulier pour televiseur ou moniteur informatique |
-
1979
- 1979-11-05 JP JP14374379A patent/JPS5911228B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5666975A (en) | 1981-06-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4182992A (en) | Pulse width modulated signal amplifier | |
| JPS5911228B2 (ja) | 垂直偏向回路 | |
| US4277730A (en) | Voltage limiter for flyback generator of television sweep system | |
| JPH0575408A (ja) | 電圧遷移回路 | |
| JPS5947396B2 (ja) | ホ−ルド回路 | |
| JP2726827B2 (ja) | スイッチング回路及び昇圧回路 | |
| JPS593651Y2 (ja) | 垂直偏向装置 | |
| JPH0216293Y2 (ja) | ||
| JP2776621B2 (ja) | 出力回路 | |
| JPH0224271Y2 (ja) | ||
| JPH0786895A (ja) | 出力回路 | |
| JPH024524Y2 (ja) | ||
| JPS59214317A (ja) | 信号発生回路 | |
| JPS634965B2 (ja) | ||
| JPH0244174B2 (ja) | ||
| JPH08106263A (ja) | 水平偏向回路装置 | |
| JPH0786785B2 (ja) | エミッタホロワ回路 | |
| JPS62163564A (ja) | 電源回路 | |
| JPH0792201A (ja) | ホールド回路 | |
| JPS584867B2 (ja) | スイチヨクヘンコウカイロ | |
| JPS59140705A (ja) | 増幅回路 | |
| JPS6318818A (ja) | スイツチングトランジスタの駆動回路 | |
| JPS62164312A (ja) | Ｍｏｓ ｆｅｔの駆動回路 | |
| JPS6247031B2 (ja) | ||
| JPS62100005A (ja) | Ａｍ検波回路 |