JPS59140705A - 増幅回路 - Google Patents
増幅回路Info
- Publication number
- JPS59140705A JPS59140705A JP1476083A JP1476083A JPS59140705A JP S59140705 A JPS59140705 A JP S59140705A JP 1476083 A JP1476083 A JP 1476083A JP 1476083 A JP1476083 A JP 1476083A JP S59140705 A JPS59140705 A JP S59140705A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diode
- transistor
- current
- base
- constant
- Prior art date
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- Granted
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- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は増幅回路に係り、特にB級電力増幅器の改良
に関する。
に関する。
電池駆動のテープレコーダやラジオ等の携帯用オーディ
オ機器の出力増幅器には、B級SEPP(Single
Ended Pu5h−Pull)電力増幅器が使用
されている。このB級5EPP電力増幅器は入力信号波
形の正、負の半サイクル間で動作状態が交互に切換えら
れる一対のトランジスタで構成されているが、各トラン
ジスタにはスイッチング歪を無くするために一定のバイ
アス電流をアイドリング電流として流している。
オ機器の出力増幅器には、B級SEPP(Single
Ended Pu5h−Pull)電力増幅器が使用
されている。このB級5EPP電力増幅器は入力信号波
形の正、負の半サイクル間で動作状態が交互に切換えら
れる一対のトランジスタで構成されているが、各トラン
ジスタにはスイッチング歪を無くするために一定のバイ
アス電流をアイドリング電流として流している。
このアイドリング電流は、信号の有無に関係なく常に流
す無効電流であり、消費電力を増大させる原因になり、
例えば、電池を駆動源とする携帯用オーディオ機器では
、電池を必要以上に消耗させることになる。
す無効電流であり、消費電力を増大させる原因になり、
例えば、電池を駆動源とする携帯用オーディオ機器では
、電池を必要以上に消耗させることになる。
この発明は、アイドリング電流を少なくして消費電力を
少なくするとともに、スイッチング歪の発生を抑制した
増幅回路の提供を目的とする。
少なくするとともに、スイッチング歪の発生を抑制した
増幅回路の提供を目的とする。
この発明は、B級プッシュプル増幅器を構成する一対の
トランジスタの少なくとも一方のトランジスタのベース
に、定電流でバイアスされたダイオードを含んで構成さ
れる電圧源回路を接続したことを特徴とする。
トランジスタの少なくとも一方のトランジスタのベース
に、定電流でバイアスされたダイオードを含んで構成さ
れる電圧源回路を接続したことを特徴とする。
以下、この発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第1図はこの発明の増幅回路の実施例を示している。図
において、この増幅回路の入力段には差動増幅器2が設
置されている。即ち、一対のトランジスタ4.6のエミ
ッタは共通にされ、この工ミッタと電源端子8との間に
は定電流源10が接続され、トランジスタ4のコレクタ
と基準電位点端子12との間にはトランジスタ14が接
続されている。また、トランジスタ6のコレクタと基準
電位点端子12との間にはダイオード16が接続され、
このダイオード16のアノードとトランジスタ14のベ
ースは共通に接続され、トランジスタ14及びダイオー
ド16はカレントミラー回路を構成している。
において、この増幅回路の入力段には差動増幅器2が設
置されている。即ち、一対のトランジスタ4.6のエミ
ッタは共通にされ、この工ミッタと電源端子8との間に
は定電流源10が接続され、トランジスタ4のコレクタ
と基準電位点端子12との間にはトランジスタ14が接
続されている。また、トランジスタ6のコレクタと基準
電位点端子12との間にはダイオード16が接続され、
このダイオード16のアノードとトランジスタ14のベ
ースは共通に接続され、トランジスタ14及びダイオー
ド16はカレントミラー回路を構成している。
トランジスタ4のベースには入力端子18が形成されて
いるとともに、抵抗20.22.24及びコンデンサ2
6で構成されるバイアス回路から一定のバイアスが設定
されている。また、トランジスタ6のベースと出力端子
28との間には、抵抗30.32及びコンデンサ34で
構成された帰還回路が挿入され、トランジスタ6のベー
スには出力信号が負帰還されるように成っている。
いるとともに、抵抗20.22.24及びコンデンサ2
6で構成されるバイアス回路から一定のバイアスが設定
されている。また、トランジスタ6のベースと出力端子
28との間には、抵抗30.32及びコンデンサ34で
構成された帰還回路が挿入され、トランジスタ6のベー
スには出力信号が負帰還されるように成っている。
差動増幅器2の出力はトランジスタ4のコレクタから取
り出され、このコレクタ電流はトランジスタ36のベー
スに与えられている。トランジスタ36はコレクタ側に
定電流源38を介して電源端子8と基準電位点(GND
)との間に接続されている。即ち、差動増幅器2の出力
はこのトランジスタ36のコレクタ側から電力用トラン
ジスタ40のベースと、電力用トランジスタ42を駆動
するためのドライブ用トランジスタ440ベースとに与
えられている。そして、電力用トランジスタ40.42
は電源端子8と基準電位点端子12との間にエミッタを
基準電位点側にして直列に接続され、5EPP回路を構
成している。
り出され、このコレクタ電流はトランジスタ36のベー
スに与えられている。トランジスタ36はコレクタ側に
定電流源38を介して電源端子8と基準電位点(GND
)との間に接続されている。即ち、差動増幅器2の出力
はこのトランジスタ36のコレクタ側から電力用トラン
ジスタ40のベースと、電力用トランジスタ42を駆動
するためのドライブ用トランジスタ440ベースとに与
えられている。そして、電力用トランジスタ40.42
は電源端子8と基準電位点端子12との間にエミッタを
基準電位点側にして直列に接続され、5EPP回路を構
成している。
また、電源端子8と出力端子28との間には定電流源4
6及びダイオード48.50が直列に接続され、ダイオ
ード48のアノード側には前記トランジスタ44のエミ
ッタが接続され、トランジスタ44のコレクタは電力用
トランジスタ42のベースに接続されている。即ち、ト
ランジスタ44、定電流源46及びダイオード48.5
0は電力用トランジスタ42を駆動するドライブ回路を
構成している。
6及びダイオード48.50が直列に接続され、ダイオ
ード48のアノード側には前記トランジスタ44のエミ
ッタが接続され、トランジスタ44のコレクタは電力用
トランジスタ42のベースに接続されている。即ち、ト
ランジスタ44、定電流源46及びダイオード48.5
0は電力用トランジスタ42を駆動するドライブ回路を
構成している。
そして、電力用トランジスタ40のベースには、常に一
定の電位を与える電圧源回路52が接続されている。即
ち、電源端子8と電力用トランジスタ40のエミッタと
の間には、定電流源54及びダイオード56が直列に接
続されている。ダイオード56は、定電流源54から与
えられる定電流により一定の電圧を発生する電圧源を構
成している。このダイオード56のアノードは抵抗58
を介して電力用トランジスタ40のベースに接続され、
ダイオード56で構成される電圧源から一定電圧が印加
される。
定の電位を与える電圧源回路52が接続されている。即
ち、電源端子8と電力用トランジスタ40のエミッタと
の間には、定電流源54及びダイオード56が直列に接
続されている。ダイオード56は、定電流源54から与
えられる定電流により一定の電圧を発生する電圧源を構
成している。このダイオード56のアノードは抵抗58
を介して電力用トランジスタ40のベースに接続され、
ダイオード56で構成される電圧源から一定電圧が印加
される。
以上の構成に基づき、その動作を説明する。入力端子1
8に入力信号Sが与えられる場合、この交流信号Sにお
いて、正の半サイクル時には、トランジスタ4が不導通
状態に成るため、トランジスタ36.44は不導通状態
になる。この結果、電力用トランジスタ40は導通状態
になり、他方の電力用トランジスタ42は不導通状態に
なる。
8に入力信号Sが与えられる場合、この交流信号Sにお
いて、正の半サイクル時には、トランジスタ4が不導通
状態に成るため、トランジスタ36.44は不導通状態
になる。この結果、電力用トランジスタ40は導通状態
になり、他方の電力用トランジスタ42は不導通状態に
なる。
また、負の半サイクル時には、電力用トランジスタ42
が導通状態になり、電力用トランジスタ40は不導通状
態になる。このようなスイッチング動作において、B級
増幅器ではアイドリング電流が少ないと、電力用トラン
ジスタ40は確実に不導通状態になり、これはスイッチ
ング歪の原因になる。
が導通状態になり、電力用トランジスタ40は不導通状
態になる。このようなスイッチング動作において、B級
増幅器ではアイドリング電流が少ないと、電力用トラン
ジスタ40は確実に不導通状態になり、これはスイッチ
ング歪の原因になる。
そこで、ダイオード56には定電流源54から定電流が
流れ、順方向降・正電圧VFが発生する。
流れ、順方向降・正電圧VFが発生する。
即ち、ダイオード56は定電流によってバイアスされ、
定電圧源として機能する。このダイオード56によって
発生する一定の電圧vFは、抵抗58を介して電力用ト
ランジスタ40のベースに印加され、電力用トランジス
タ40はカントオフしない程度のバイアス電圧が与えら
れることになる。
定電圧源として機能する。このダイオード56によって
発生する一定の電圧vFは、抵抗58を介して電力用ト
ランジスタ40のベースに印加され、電力用トランジス
タ40はカントオフしない程度のバイアス電圧が与えら
れることになる。
第2図は電力用トランジスタ40におけるベース・エミ
ッタ間電圧VBEに対するコレクタ電流Icを示してい
る。このVBE−Ic特性において、ダイオード56で
電力用トランジスタ400ベースに印加される電圧vF
は電流Icが流れ始める直前の値に設定される。
ッタ間電圧VBEに対するコレクタ電流Icを示してい
る。このVBE−Ic特性において、ダイオード56で
電力用トランジスタ400ベースに印加される電圧vF
は電流Icが流れ始める直前の値に設定される。
この結果、電力用トランジスタ40は完全なオフ状態に
は成らず、動作状態の直前で待機することになるので、
アイドリング電流を増加することなく、スイッチング歪
が改善できる。このようにすれば、アイドリング電流を
抑制することができるので、無効電流が少なくなり1、
消費電力を抑えることができる。
は成らず、動作状態の直前で待機することになるので、
アイドリング電流を増加することなく、スイッチング歪
が改善できる。このようにすれば、アイドリング電流を
抑制することができるので、無効電流が少なくなり1、
消費電力を抑えることができる。
また、この実施例のように電圧源をダイオード56で構
成すれば、集積回路で回路を構成するとき、ダイオード
56の順方向降下電圧VFと、電力用トランジスタ40
のベース・エミッタ間電圧との整合性を高め、特性の均
一性を得ることができる。
成すれば、集積回路で回路を構成するとき、ダイオード
56の順方向降下電圧VFと、電力用トランジスタ40
のベース・エミッタ間電圧との整合性を高め、特性の均
一性を得ることができる。
第3図はこの発明の他の実施例を示している。
前記実施例では一方の電力用トランジスタ400ベース
に介して電圧源を設定し、ベースを一定電位に保持した
が、この実施例の増幅回路は、他方の電力用トランジス
タ42のベースにも電圧源回路52′を設定し、同様に
一定電圧を印加したものである。電圧源回路52′は前
記実施例と同様に構成されている。このように構成すれ
ば、電力用トランジスタ42のベースにも電力用トラン
ジスタ40のベースと同様に一定の電圧が印加され、一
定の電圧に保持されるので、電力用トランジスタ42は
完全なオフ状態とはならないため、スイッチング動作が
滑らかに行われ、スイッチング歪を抑制させるためのア
イドリング電流は少なくて済み、無効電流を削減するこ
とができる。
に介して電圧源を設定し、ベースを一定電位に保持した
が、この実施例の増幅回路は、他方の電力用トランジス
タ42のベースにも電圧源回路52′を設定し、同様に
一定電圧を印加したものである。電圧源回路52′は前
記実施例と同様に構成されている。このように構成すれ
ば、電力用トランジスタ42のベースにも電力用トラン
ジスタ40のベースと同様に一定の電圧が印加され、一
定の電圧に保持されるので、電力用トランジスタ42は
完全なオフ状態とはならないため、スイッチング動作が
滑らかに行われ、スイッチング歪を抑制させるためのア
イドリング電流は少なくて済み、無効電流を削減するこ
とができる。
以上説明したようにこの発明によれば、トランジスタの
スイッチングを滑らかに行うことができ、少ないアイド
リング電流でスイッチング歪を抑制することができると
ともに、無効電流の削減で電力消費を抑えることができ
る。
スイッチングを滑らかに行うことができ、少ないアイド
リング電流でスイッチング歪を抑制することができると
ともに、無効電流の削減で電力消費を抑えることができ
る。
第1図はこの発明の増幅回路の実施例を示す回路図、第
2図はトランジスタの動作特性を示す説明図、第3図は
この発明の増幅回路の他の実施例を示す回路図である。 40.42・・・電力用トランジスタ、52.52′・
・・電圧源回路、54・・・定電流源、5G・ ・ ・
ダイオード。
2図はトランジスタの動作特性を示す説明図、第3図は
この発明の増幅回路の他の実施例を示す回路図である。 40.42・・・電力用トランジスタ、52.52′・
・・電圧源回路、54・・・定電流源、5G・ ・ ・
ダイオード。
Claims (1)
- B級プッシュプル増幅器を構成する一対のトランジスタ
の少なくとも一方のトランジスタのベースに、定電流で
バイアスされたダイオードを含んで構成される電圧源回
路を接続したことを特徴とする増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1476083A JPS59140705A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1476083A JPS59140705A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 増幅回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59140705A true JPS59140705A (ja) | 1984-08-13 |
JPH0458202B2 JPH0458202B2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=11870034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1476083A Granted JPS59140705A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59140705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61108208A (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-26 | Sanyo Electric Co Ltd | プツシユプル増幅回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55154811A (en) * | 1979-05-21 | 1980-12-02 | Philips Nv | Integrated output amplifier stage |
-
1983
- 1983-01-31 JP JP1476083A patent/JPS59140705A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55154811A (en) * | 1979-05-21 | 1980-12-02 | Philips Nv | Integrated output amplifier stage |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61108208A (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-26 | Sanyo Electric Co Ltd | プツシユプル増幅回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0458202B2 (ja) | 1992-09-16 |
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