JPH0575408A - 電圧遷移回路 - Google Patents

電圧遷移回路

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JPH0575408A
JPH0575408A JP4057442A JP5744292A JPH0575408A JP H0575408 A JPH0575408 A JP H0575408A JP 4057442 A JP4057442 A JP 4057442A JP 5744292 A JP5744292 A JP 5744292A JP H0575408 A JPH0575408 A JP H0575408A
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JP
Japan
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voltage
capacitor
current
circuit
transistor
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JP4057442A
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Inventor
Jiee Hadouin Mashiyuu
マシユー・ジエー・ハドウイン
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Tektronix Japan Ltd
Original Assignee
Sony Tektronix Corp
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/60Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being bipolar transistors
    • H03K17/66Switching arrangements for passing the current in either direction at will; Switching arrangements for reversing the current at will
    • H03K17/665Switching arrangements for passing the current in either direction at will; Switching arrangements for reversing the current at will connected to one load terminal only
    • H03K17/666Switching arrangements for passing the current in either direction at will; Switching arrangements for reversing the current at will connected to one load terminal only the output circuit comprising more than one controlled bipolar transistor
    • H03K17/667Switching arrangements for passing the current in either direction at will; Switching arrangements for reversing the current at will connected to one load terminal only the output circuit comprising more than one controlled bipolar transistor using complementary bipolar transistors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K4/00Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions
    • HELECTRICITY
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K4/00Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions
    • H03K4/94Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having trapezoidal shape

Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力電圧が2つのレベルの切り替わるとき、
コンデンサCは定電流で充電/放電され、発生電圧は、
コンデンサにショットキー・ダイオードD5、D6を介
して接続された高レベル及び低レベル・クランプ回路1
8、16によりクランプされる。補償回路20、22
は、各クランプ回路に接続され、入力電圧が一方の電圧
レベルから他方の電圧レベルに遷移し始めたときに、適
切なショットキー・ダイオードを即座にオン又はオフす
る。 【効果】 コンデンサの両端に発生する遷移波形には、
ショットキー・ダイオードの特性による歪がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧遷移回路、特に遷
移特性が改善された電圧遷移回路に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】理想的
な可変電圧遷移回路は、図2に示す様に、電圧遷移の間
で、所望レベル振幅で確実に電圧をクランプし、完全な
直線的縁を形成する。コンデンサを充電する定電流は、
時間に対し直線的な電圧を発生させる。図3は、可変電
圧遷移回路の従来例を示す。充電電流源I1及び放電電
流源I2は、容量性負荷Cに交互に接続される。電圧遷
移の勾配は、負荷容量の値及び電流の大きさ、即ちdv
/dt=I/Cにより制御される。この回路は、図4を
参照して次に説明する幾つかの動作状態を有する。
【0003】時点t1の前に、トランジスタQ2及びQ
3は、ダイオードD5と共にオンになり、D5を流れる
電流は、Q3を流れる電流I2に等しく、コンデンサC
の電位を一定に保持する。即ち、電流I2は、電圧源V
cからクランプ回路のトランジスタQ5、ショットキー
・ダイオードD5及びトランジスタQ3を介して電圧源
Veeに流れ、電流I1は、トランジスタQ2を介して
接地電位に流れる。時点t1で、トランジスタQ1及び
Q4は、差動入力信号Vinの変化に応答してオンし、
トランジスタQ2及びQ3はオフする。しかし、ダイオ
ードD5は、その順方向電圧がスレッシホールド電圧よ
り低くなるまで、導通状態を保つ。コンデンサCは、最
初のうちは、Q1及びD5を流れる電流I1+I2によ
り充電され、所望の勾配に関係する上昇勾配が生じる。
実際には、時点t1の初期勾配は、所望の勾配の2倍で
あり、ダイオードD5の順方向バイアスが減少するにつ
れて、減少する。時点t2でダイオードD5はオフし、
コンデンサCに流れ込む電流は、トランジスタQ1の電
流I1に等しくなり、コンデンサCは所望の勾配で直線
的に充電される。
【0004】時点t3で、コンデンサCの電圧は、ダイ
オードD6をオンさせるのに必要なスレッシホールド電
圧と交差する。D6が導通し始めると、電流はコンデン
サCからそらされ、勾配は所望の勾配から減少する。こ
の減少は、D6が更に順方向にバイアスされるほど、顕
著になる。コンデンサCから電流がそらされることによ
るこの期間t3−t4の歪は、コンデンサCに余分な電
流が供給されることによる期間t1−t2の歪よりも長
く続く。最終的に、時点t4で、振幅クランプ・レベル
に達し、トランジスタQ1の電流は、ダイオードD6の
電流と等しくなり、即ち、電流I1は、トランジスタQ
1及びショットキー・ダイオードD6を介して、逆のク
ランプ回路であるトランジスタQ6に流れ込み、電流I
2はトランジスタQ4を流れる。コンデンサCの両端電
圧は、新しい振幅レベルに一定に保持される。
【0005】時点t5では、時点t1に類似して、Vi
nの逆の変化に応じて、トランジスタQ2及びQ3はオ
ンし、トランジスタQ1及びQ4はオフする。しかし、
ダイオードD6は、順方向電圧がそのスレッシホールド
電圧より低くなるまで、導通状態を保つ。コンデンサC
は、Q3及びD6により放電し、所望の勾配に関係する
下降勾配が生じる。時点t5での初期勾配は、所望の勾
配の2倍であり、D6の順方向バイアスが減少するにつ
れて、減少する。ダイオードD6がオフする期間t6−
t7では、コンデンサCからの流れ出る電流は、トラン
ジスタQ3を流れる電流I2に等しく、コンデンサは直
線的に放電する。
【0006】時点t7では、時点t3と類似して、コン
デンサCの電圧は、ダイオードD5をオンにするのに必
要なスレッシホールド電圧と交差する。ダイオードD5
が導通し始めると、電流はコンデンサCからそらされ、
電圧遷移の勾配は所望の値から減少する。勾配のこの減
少は、D5が更に順方向にバイアスされる程、顕著にな
る。最終的に、時点t8では、適当なクランプ回路で定
めたように、逆の振幅レベルが得られ、ダイオードD5
の電流は、電流I2に等しくなる。コンデンサCの両端
電圧は、クランプ回路で定めた遷移レベルに一定に保持
される。歪期間の長さt1−t4及びt5−t8は、全
遷移時間に正比例する。
【0007】したがって、本発明の目的は、従来の技術
に固有の歪の問題を解決し、ドリフト特性及び温度テイ
ル減少を改善する電圧遷移回路の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の電圧遷
移回路は、2組の同等の電流源を有する。電圧遷移回路
は、入力電圧が2つの論理レベルの切り替わるとき、定
電流で直線的に充電/放電されるコンデンサを有する。
高レベル及び低レベル・クランプ回路の各々は、ショッ
トキー・ダイオードを介してコンデンサに接続される。
補償回路は、各クランプ回路に接続され、入力電圧が一
方の電圧レベルから他方の電圧レベルに遷移し始めたと
きに、適切なショットキー・ダイオードを即座にオン又
はオフする。補償回路は、第2の同等の定電流源に接続
され、補償用ショットキー・ダイオード及びクランプ回
路を含み、コンデンサに接続されたショットキー・ダイ
オードへのバイアスは、入力電圧が切り替わり始めたと
きに変化し、ショットキー・ダイオードは、即座にオン
又はオフする。その結果、コンデンサの両端に発生する
遷移波形には、ショットキー・ダイオードの特性による
歪がない。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の電圧遷移回路を示す。差動
入力信号Vinは、入力端子12及び14に供給され
る。入力電圧Vinは、正及び負の電圧源Vcc、Ve
e間に接続された抵抗R3−R6及びツェナー・ダイオ
ードD1−D4から成る適当なバイアス回路網を介し
て、トランジスタQ1−Q4のベースに供給される。ト
ランジスタQ1及びQ2がPNP及びNPNの一方の極
性、例えばPNP極性とすると、トランジスタQ3及び
Q4は他方の極性、即ちNPN極性である。トランジス
タQ1及びQ3のコレクタは、夫々コレクタ抵抗R25
及びR26を介して互いに接続されると共に、コンデン
サCに接続される。トランジスタQ1及びQ3のエミッ
タは、夫々電流源I1及びI2を介して電圧源Vcc及
びVeeに接続される。更に、トラッキング・クランプ
回路16及び18は、夫々ショットキー・ダイオードD
5及びD6を介して、コンデンサC及びトランジスタQ
1、Q3のコレクタに接続される。
【0010】トランジスタQ2及びQ4のエミッタは、
夫々電流源I3及びI4を介して電圧源Vcc及びVe
eに接続される。電流源I3は電流源I2と同等であ
り、電流源I1は電流源I4と同等である。トランジス
タQ1、Q4又はQ2、Q3がオフしたときに、夫々ト
ランジスタQ13、Q8又はQ14、Q7は、電流路を
形成する。トランジスタQ2、Q4のベースは、電圧源
Vcc及びVee間に接続された抵抗R4、R6及びツ
ェナー・ダイオードD2、D4から成る適当なバイアス
回路網を介して、他方の入力端子14に接続される。補
償回路20及び22は、トランジスタQ2及びQ4のコ
レクタ及びトラッキング・クランプ回路16及び18間
に接続される。トラッキング・クランプ回路16及び1
8は、夫々エミッタが適当なショットキー・ダイオード
D5及びD6に接続されると共に、抵抗R9及びR11
を介して第2の電圧源Vc及びVeに接続されたエミッ
タフォロア・トランジスタQ5及びQ6を有する。トラ
ンジスタQ5及びQ6のベースは、第2の電圧源Vc及
びVe間に接続されたR7、R8から成るバイアス回路
及びR10、R12から成るバイアス回路に夫々接続さ
れ、コレクタは、抵抗R13及びR14を介して第2電
圧源Vc及びVeに夫々接続されると共に、ダイオード
D9及びD10を介して基準電圧源+Vref及び−V
refに夫々接続される。
【0011】補償回路20及び22は、トラッキング・
クランプ回路16及び18に対応する固定クランプ回路
24及び26を含む。固定クランプ回路トランジスタQ
15及びQ16のエミッタは、夫々スイッチ回路網28
及び30を介してトラッキング・クランプ回路トランジ
スタQ5及びQ6のベースに接続される。各スイッチ回
路網28及び30は、固定クランプ・トランジスタQ1
5、Q16及び対応するトラッキング・クランプ・トラ
ンジスタQ5、Q6のベースの間に接続されたショット
キー・ダイオードD7及びD8を有する。スイッチ・ト
ランジスタ対Q9、Q10及びQ11、Q12は、エミ
ッタが相互接続され、夫々トランジスタQ2及びQ4の
コレクタに接続され、トランジスタ対のコレクタがショ
ットキー・ダイオードD7及びD8の反対極性の端子に
接続される。スイッチ・トランジスタQ10及びQ12
のベースは、適当な基準電圧源+Vref及び−Vre
fに夫々接続され、コレクタは、固定クランプ・トラン
ジスタQ15及びQ16のエミッタに夫々接続され、他
方のトランジスタQ9及びQ11のベースは、トラッキ
ング・クランプ・トランジスタQ5及びQ6のコレクタ
に夫々接続される。トランジスタQ1、Q2、Q6、Q
9、Q10、及びQ13−Q15は、PNP及びNPN
の一方の極性(ここでは、PNP極性)であり、残りの
トランジスタQ3−Q5、Q7、Q8、Q11、Q12
及びQ16は、反対極性(ここでは、NPN極性)であ
る。
【0012】動作上、入力電圧+Vinが第1入力端子
12で高レベルであり、第2入力端子14の入力電圧−
Vinが低レベルであり、コンデンサCの両端電圧が低
いとき、トランジスタQ2、Q3及びQ9は、ダイオー
ドD5及びD7と共に導通する。電流I1は、ダイオー
ド接続されたトランジスタQ13により電圧源Vcに側
路され、電流I2は、クランプ・トランジスタQ5から
ショットキー・ダイオードD5及びトランジスタQ3を
流れ、電流I3は、トランジスタQ2、Q9及びショッ
トキー・ダイオードD7を介して固定クランプ・トラン
ジスタQ15に流れ、電流I4は、電圧源Veからダイ
オード接続されたトランジスタQ8を流れる。トラッキ
ング・クランプ・トランジスタQ5のバイアスは、固定
クランプ・トランジスタQ15のエミッタ電圧及びショ
ットキー・ダイオードD7の電圧降下により決まる。
【0013】端子12の入力電圧Vinが、低レベルに
遷移すると、トランジスタQ1、Q4及びQ12がオン
になる。トランジスタQ1は、電流I1でコンデンサC
を充電し始める。トランジスタQ2がオフになると、ト
ランジスタQ9が遮断(カット・オフ)され、ダイオー
ドD7を流れる電流が0になり、トラッキング・クラン
プ・トランジスタQ5のベースは、ダイオードD5をオ
フするのに必要な量だけ電圧が降下し、Q5のバイアス
は、抵抗R7及びR8の分圧回路により決まる。トラッ
キング・クランプ・トランジスタQ5は、利得が約1の
エミッタ・フォロア回路であるので、ダイオードD5
は、トランジスタQ1がコンデンサCの充電を開始する
と殆ど同時に遮断される。この様に、図4の“A”で示
される期間は略0に減少し、この期間は、Q9及びD7
を遮断するの必要な時間及びQ5の伝搬遅延で決まる。
更に、期間Aは、コンデンサCの値とは無関係である。
したがって、トランジスタQ1の電流は、コンデンサC
に流れる電流に等しく、コンデンサは直線的に充電され
る。
【0014】コンデンサCの電圧が、ショットキー・ダ
イオードD6をオンにするために必要なスレッシホール
ド電圧と交差すると、ダイオードD6は導通を開始し、
トラッキング・クランプ負荷抵抗R14の両端電圧は増
加し、スイッチ回路30の状態を変化させて、トランジ
スタQ12はオフし始め、トランジスタQ11はオンし
始める。これにより、抵抗R10及びR12のバイアス
回路網でバイアスされているトラッキング・クランプ回
路Q6のベース電圧は降下し、ダイオードD6更に導通
する。Q6のベース電圧が降下すると、抵抗14の両端
電圧が増加し、これにより、Q11がオンし、Q12が
オフし、電流I4がダイオードD8及びトランジスタQ
11を流れる。この時点では、Q11が電流I4を流
し、ダイオードD6が電流I1を流し、電流源I1及び
I4は同等であるので、電流I1の全てが確実にダイオ
ードD6を流れるために必要な電圧だけ、トランジスタ
Q6のベース電圧は正確に降下する。この正帰還は、コ
ンデンサCにより決まる遷移とは無関係に高速度で、ダ
イオードD6をオンにする。この様に、図4に示す期間
“C”は、極めて短くなり、ショットキー・ダイオード
D6を流れる電流は、トランジスタQ1の電流と等しく
なる。コンデンサCの両端電圧は、一定に保持され、遷
移が完了する。電流I1はトランジスタQ1及びショッ
トキー・ダイオードD6を流れて、クランプ・トランジ
スタQ6に達し、電流I2は電圧源Veから流れ、電流
I3は電圧源Vcに流れ、電流I4は、固定クランプ・
トランジスタQ16からショットキー・ダイオードD8
及びトランジスタQ11、Q4を流れる。
【0015】Vinが逆状態に遷移するとき、上述の動
作は逆になる。コンデンサCの両端に現れる最終的出力
の変化は、間隔A、C、E及びGが0に近くなるように
減少するので、略図2に示す理想的波形の様になる。
【0016】バイアス電圧+/−Vrefは、トランジ
スタQ5及びQ6が飽和しないように、トラッキング・
クランプ回路16、18(及び固定クランプ回路24、
26)を制限する。トラッキング・クランプ・トランジ
スタQ5のコレクタ電圧は、ショットキー・ダイオード
D5が導通し始めるまで、スイッチ・トランジスタQ9
のオフ状態を維持するために十分高く保たれる。ダイオ
ードD5が導通すると、トランジスタQ9は、他方のス
イッチ・トランジスタQ10を十分に遮断するために、
確実にオンする。同様に、トラッキング・クランプ・ト
ランジスタQ6のコレクタ電圧は、ショットキー・ダイ
オードD6が導通を開始するまで、スイッチ・トランジ
スタQ11をオフ状態に維持するために十分低く保たれ
る。ダイオードD6は、他方のスイッチ・トランジスタ
Q12を遮断するために、確実にトランジスタQ11を
導通させる。入力電圧Vinが入力レベルの遷移の中点
にあるときに、トランジスタQ1−Q4は、バイアスさ
れて切り替わる。
【0017】固定クランプ・トランジスタQ15のベー
スは、ショットキー・ダイオードD5及びコンデンサC
の接続点の負のクランプ値に関する電圧基準点になる。
バイアス抵抗R16及びR18の温度特性が一致してお
り、Q15のベース電流が抵抗R16及びR18を流れ
る電流に比較して小さいときに、このベース電圧値は、
温度的に安定する。ショットキー・ダイオードD5及び
D7が導通しているとき、コンデンサCの電圧は、Vo
=Vbase15+Vbe15+Vd7+Vbe5−V
d5ここで、D5及びD7は、同様のダイオードであ
り、Q5及びQ15は同一のバイアス点、電圧及び電流
を有する。電圧Voは、Q15及びQ5間のVbeの不
一致に起因して、200μV/°C以下である低ドリフ
トを有する。正のクランプは、負のクランプと全く同様
に働き、同じ極性の同様のドリフトを有する。したがっ
て、波形Voのピーク・ピーク振幅は、実質的に温度と
無関係である。この回路が差動増幅器を駆動し、コモン
・モード信号が差動増幅器の反対の入力を駆動すると、
結果的に得られる波形は、極めて高い程度まで温度と無
関係である。
【0018】期間A、C、E及びGは、0に近い。トラ
ンジスタQ5及びQ15は、期間D及びHの間、電力消
費が同じである。期間C及びDの間は、クランプはオン
であるので、Q5のエミッタ電流は、D5の電流だけ増
加し、Vce5はダイオードD9で設定したクランプ値
に降下する。トランジスタQ2がオンし、ダイオード1
1がVce15の変化を制限するので、固定クランプ・
トランジスタQ15のエミッタ電流の増加は同じであ
る。ダイオードD5及びD7は、時間に対して等しい電
力を維持する。最終的効果は、数100μ秒の時定数
で、温度減衰が大幅に減少する。
【0019】図1に示す回路は、更に、抵抗R23、R
24及びコンデンサC2、C3を入力端子12及び14
に有する。これらのフィルタは、ポール・ゼロ対を加え
ることにより、周波数応答を改善する。抵抗R25、R
26は、コンデンサC及び寄生インダクタンスに関して
回路のQを低くするために、加えられている。
【0020】
【発明の効果】本発明は、入力電圧の変化が起きたとき
に、即座にショットキー・ダイオードをオン及びオフに
する正帰還回路を有する補償回路を使用して、遷移特性
の歪を除去するできる。これにより、信号の忠実度が改
善され、立ち上がり及び立ち下がり時間が減少し、最大
クロック周波数が増加し、タイミング特性が改善され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧遷移回路を示す回路図。
【図2】理想的電圧遷移回路の遷移特性を示すグラフ
図。
【図3】従来の電圧遷移回路を示す回路図。
【図4】図3の回路の遷移特性を示すグラフ図。
【符号の説明】
C コンデンサ D5、D6 ショットキー・ダイオード I1、I2 電流源 Q1、Q2 スイッチ手段 12、14 入力端子 16、18 クランプ回路 20、22 補償回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】差動入力信号が入力される第1及び第2入
    力端子と、 コンデンサと、 充電用電流源及び放電用電流源と、 上記第1入力端子の入力信号に応答して、上記充電用電
    流源又は上記放電用電流源を上記コンデンサに接続する
    スイッチ手段と、 上記コンデンサに互いに逆方向に接続された1対のダイ
    オードと、 該1対のダイオードにバイアス電圧を供給する第1及び
    第2クランプ回路と、 上記第2入力端子及び上記第1及び第2クランプ回路間
    に夫々接続され、上記第1及び第2クランプ回路の上記
    バイアス電圧を制御可能な第1及び第2補償回路とを具
    え、 該第1及び第2補償回路の一方は、上記第2入力端子の
    入力信号に応答して、対応する上記クランプ回路のバイ
    アス電圧を制御して、対応する上記ダイオードを即座に
    オフし、上記第1及び第2補償回路の他方は、対応する
    上記ダイオードがオフし始めると、対応する上記クラン
    プ回路のバイアス電圧を制御して、対応する上記ダイオ
    ードを即座にオンすることを特徴とする電圧遷移回路。
JP4057442A 1991-02-11 1992-02-10 電圧遷移回路 Pending JPH0575408A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US652859 1984-09-21
US07/652,859 US5087827A (en) 1991-02-11 1991-02-11 Variable voltage transition circuit

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JP4057442A Pending JPH0575408A (ja) 1991-02-11 1992-02-10 電圧遷移回路

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US (1) US5087827A (ja)
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JP (1) JPH0575408A (ja)

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