JPH02155834A - 自動車用駆動装置 - Google Patents

自動車用駆動装置

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JPH02155834A
JPH02155834A JP31382487A JP31382487A JPH02155834A JP H02155834 A JPH02155834 A JP H02155834A JP 31382487 A JP31382487 A JP 31382487A JP 31382487 A JP31382487 A JP 31382487A JP H02155834 A JPH02155834 A JP H02155834A
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reduction gear
final
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Tomokazu Takeda
武田 共和
Hideji Ichijo
秀治 一條
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用の駆動装置に関し、さらに詳しくは
、縦置エンジンを有する自動車の駆動装置に関する。
(従来の技術〉 従来、縦置エンジンを有する前輪駆動もしくは4輪駆動
の自動車においては、第6A図および第6B図に示すよ
うに、変速機をトルクコンバータ(もしくはクラッチ)
2と変速機′!fj3とに分割するとともに、両者の間
に終減速機4を配設する構成が一般的に用いられている
このような構成を採用した場合、終減速機4の左右に配
設される車輪5.5に対してエンジン1が車両前方にオ
ーバーハングして搭載されることになり、車両の重量配
分が前部側に重く不均一になり易く好ましくない。さら
に、車体についても、エンジンルームに対して車輪5,
5が車室側に近づいて配設されることになり、車室内ス
ペース、特に前部座席足元のスペースが狭くなり易いと
いう問題がある。
このようなことから、特公昭58−24289号公報に
は、第7図に示すように、終減速機4をエンジン1の直
下に配設する構成例が開示されている。なお、この場合
には、変速If!17の車室内への突出量を少なくして
車室スペースを確保するため、エンジン1の出力軸より
下方に変速機7を配設し、トルクコンバータ6の出力軸
と変速機7の入力軸とをスプロケット8a、8bを用い
てチェーン8Cにより連結している。
(発明が解決しようとする問題) 上記のように構成すれば、車輪を車両前方に配置させる
ことが可能であり、エンジンの前方へのオーバーハング
を少なくし、車室スペースを広くすることができるので
あるが、エンジン直下に終減速機が位置するため、エン
ジンの車体に対する取付位置が高くなり、これに応じて
フロントボンネットが高くなり、前方視界が悪化すると
いう問題や、エンジンの重心位置が高くなるので車両の
安定性が低下するという問題がある。さらに、エンジン
の位置が高くなると、その出力軸の位置も高くなり、エ
ンジンに連結される変速機の車室内への突出量が大きく
なり易い。このため、第7図の例において示したように
、変速機を下方に配設し、チェーンによる連結機構を設
ける必要が生ずる。
本発明は、上記のような問題に鑑み、エンジンの車体に
対する取付位置を低くすることができるような構成の駆
動装置を提供することを目的とする。
ロ6発明の構成 (問題を解決するための手段) 上記目的達成のための手段として、本発明の駆動装置は
、左右の車輪の間に位置して配設された縦置エンジンと
、このエンジンの出力を変速する変速機と、エンジンの
側方に配設された終減速機と、この終減速機の出力を左
右の車輪に伝達する左右2本のアクスルシャフトとから
なる駆動装置において、左右2本のアクスルシャフトの
うち、エンジンの側に延び、一方の車輪に出力を伝達す
るアクスルシャツ)〜を、エンジンケース内を貫通して
配設された第1シヤフ1〜と、」−記一方の車輪に連結
される第2シャフトとから構成し、第1シャフトを、車
体に対して低い位置に配設されたエンジンのクランク軸
との干渉を避けるなめクランク軸より下方に配設し、こ
れにより、この第1シャフトは終減速機の出力軸および
第2シャフl−より下方に位置するのであるが、終減速
機と第1シャフトおよび第】シャフトと第2シャフトと
をそれぞれ回転伝達手段(例えば、ギヤ組、チェーン等
)により連結して構成し、終減速機から上記一方の車輪
への駆動力の伝達を、エンジンクランク軸を下側から迂
回するようにして行わせるように構成している。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施例について
説明する。
第1図は、本発明に係る駆動装置を搭載した自動車を示
す側面図であり、この自動車の前部に、エンジン10、
変速機30および終減速機60が搭載されている。この
駆動装置を取り出して概略的に示すのが第2図であり、
エンジン10は、そのクランク軸が車体前後に延びるよ
うにして配設され、その後端には変速機30が結合され
ており、エンジン10の左側部に終減速機60が結合し
て配設されている。エンジン出力軸はトルクコンバータ
31を介して変速機入力軸32と同一軸線上において接
続されており、また、変速機入力軸32とこれに平行に
配設されたカウンタ軸33との間にはカウンタ軸タイプ
の変速機構が配設されている。変速機カウンタ軸33は
出力ギヤ組を介して変速機出力軸34と連結されている
終減速機60は、ハイポイドギヤ組(ファイナルドライ
ブピニオン61とファイナルリングギヤ62の組)から
なる減速ギヤ組と差動ギヤ組とから構成され、変速機3
0とは分離してエンジン10の側面に接合配置されてい
る。変速機出力軸34は、終減速機60の入力軸(すな
わち、ファイナルドライブピニオン軸)61aとほぼ同
一軸線上にあり、中間軸90を介してファイナルドライ
ブピニオン軸61aと連結されている。
終減速機60からエンジン10側(車体右側)へ延びる
アクスルシャフト72は、後述のように、エンジンケー
ス(シリンダブロックおよびオイルパン)を貫通する第
1シャフト73と右車輪に連結される第2シャフト74
とから構成されるのであるが、第1シャフト73は終減
速機6oの右側出力軸(ファイナルリングギヤ62の中
心軸)に対して、図示のように斜め前下方に位置してお
り、上記右側出力軸と第1シャフト73とは一対の平歯
車65.66 (回転伝達手段に該当)により連結され
ている。
エンジンルームと車室とは、ダッシュパネル96および
フロアパネル97により仕切られており、エンジン10
、変速機30および終減速m、60はエンジンルーム内
に配設されるのであるが、変速機30は、車室下方に突
出して配設される。
この場合において、終減速機60がエンジン1゜の側方
に配設されるので、エンジンの位置を車体に対してかな
り低くすることができる。このため、変速機の位置も低
くすることができ、フロアパネル97に車体前後に延び
て形成されるトンネル部97a内に変速機を配設するこ
とができる。
これにより、変速機30の車室内への突出の影響が少な
くなり、車室内スペースを広く取ることができる。なお
、エンジン10の位置を低くすることにより、フロント
ボンネットを低くすることができるので、運転席からの
前方視界を良好とすることができる。
また、変速機30と終減速機60とは分離して配設され
、両者は中間軸90を介して連結されているので、この
中間軸90の下側には空間を形成することができる。こ
のため、この空間内にステアリング機構のタイロッド8
1を配設することができ、これにより最低地上高を下げ
ることなくタイロッド81を終減速機60(およびこれ
から左右に延びるアクスルシャフト)より後方に配設す
ることができる。
上記の構成の駆動装置を、矢印■−■に沿って断面して
示す第3図および変速機30の各軸に沿って断面して示
す第4図を用いて説明する。
エンジン10は、直列複数気筒のエンジンであり、その
シリンダ軸は、第3図に示すように、垂直面に対して車
両前方から見て左方(車体右方)に傾斜している。この
ように傾斜させることにより、エンジン10の全高を低
く抑えることができ、フロントボンネットをさらに低く
することができるという利点がある。このエンジン10
は、ピストン13がシリンダ軸方向に滑動自在に収納さ
れるシリンダブロック12と、このシリンダブロック1
2の上面に接合され、吸気および排気通路18a、18
bを有するとともにこれらの通路を開閉する吸気および
排気弁17a、17bを有するシリンダヘッド11と、
シリンダブロック12の下面に接合されたオイルパン2
5とからなるエンジンケースを有している。
エンジン10の反傾斜側における、シリンダヘッド11
の側面には、吸気通路18aが開口しておりこの開口に
連通するようにして反傾斜側側1〇− 面にインテークマニホールド26が取り付けられ、シリ
ンダヘッド11の傾斜側側面には排気通路18bが開口
しており、この排気通路18bに連通ずるようにして傾
斜側側面にエキゾーストマニホールド27が収り付けら
れている。このようにすると、反傾斜側の側方における
広い空間内にインテークマニホールド26を配設するこ
とになり、吸気管経路を長くするのが簡単であり、吸気
管経路を長くして吸気慣性効果を高め、エンジンの性能
向上を図ることができる。
さらに、このシリンダへラド11の上部には、前後に延
びて複数のカム19bを有するカムシャフト19aが配
設されており、エンジン回転に同期したカムシャツ1〜
19aの回転により、カム19bがロッカーアーム19
cを介して吸気および排気弁17a、17bを開閉作動
させる。これらカムシャフト19a、ロッカーアーム1
9c等は、シリンダへラド11の上面に取り付けられた
ヘッドカバー1.1. aにより覆われている。
シリンダブロック]2の下部をなすクランクケース部1
2aには、前後に延びてクランク軸15が取り付けられ
ており、そのクランク部15;iに回動自在に取り付け
られたコネクティングロッド14の上部がピストン13
に連結されている。
このため、ピストン13の往復動に応じてクランク軸1
5が回転駆動される。なお、クランク軸15には、クラ
ンク部1.5 aと反対側に突出するバランスウェート
部16が形成されている。
オイルパン25はシリンダブロック12のクランクケー
ス部12aの下面に接合されるのであるが、この接合面
21は図示のように、シリンダ軸に直角に形成されてお
り、水平面に対してシリンダ軸の傾斜と同じ角度だけ傾
斜している。
エンジン10の反傾斜側におけるオイルパン25の側面
には、終減速機60が配設されている。
この場合、オイルパン25により終減速機60の内部機
構を収納するケース60aが形成されており、終減速機
60はエンジン10と一体に配設されている(終減速機
60およびこれに繋がるアクスルシャフトの構造は後述
する)。このように、終減速機60をエンジン10の反
傾斜側の側方に配設すると、終減速機60とシリンダブ
ロック12との干渉のおそれがないのて、エンジン10
の傾斜角を大きくすることが容易であり、エンジン10
の全高をさらに低下させることが可能となる。
エンジン10の後端面には、第4図に示すように、変速
機30が接合して取り付けられている。
本図に示す変速機30は自動変速機であり、エンジン1
0の出力軸(クランク軸)15には、トルクコンバータ
3]が接続され、このトルクコンバータ31の出力軸が
変速機入力軸32となる。
この変速機入力軸32と、これに平行に配設された変速
機カウンタ軸33との間には、それぞれ互いに噛合する
1速用ギヤ列4 ]、 a、 、 4 l b、2速用
ギヤ列42a、42b、3速用ギヤ列43a。
4、3 b、4速用ギヤ列44a、44bおよびリバー
ス用ギヤ列45a、45b、45d (但し、リバース
アイドラギヤ45dは図示せず)の5組のギヤ列が配設
されている。各ギヤ列には、それぞれそのギヤ列による
動力伝達を行わせるための油圧作動クラッチ41. c
 、 42 c 、 43 c 、 44c、45cが
配設されており、これら油圧作動クラッチを選択的に作
動させることにより、−1−記5組のギヤ列のいずれか
による動力伝達を選択して、所定の変速段を設定するこ
とがてきる。
なお、本装置においては、車体に対してエンジン10の
位置が低いため、エンジンクランク軸15と同一軸線上
に入力軸32を配し、入力軸32とカウンタ軸33との
間に変速機機構を配設するようにしても、第2図のよう
に変速機30をフロアトンネル97a内に配設すること
ができる。このため、従来におけるように、変速機機構
をクランク軸より下方に下げるための機構(例えば、第
10図のチェーン8a)が不要であり、その分、変速機
の構造が簡単となる。
変速機カウンタ軸33とこれに平行に配設された変速機
出力軸34とは、互いに噛合する出力ギヤ列46a、4
6bにより連結されており、lr、配油圧作動クラッチ
の作動により変速されたエンシ]4 ン出力は、変速機カウンタ軸33から変速機出力軸34
に伝達される。この変速機出力軸34は、エンジン10
の反傾斜側側面に配設された終減速機60の入力軸すな
わちファイナルドライブピニオン61の軸61aとほぼ
同一軸線上に位置しており、両端にスプライン91.9
2を有した中間軸90を介してファナルドライブピニオ
ン軸61aと連結されている。なお、この場合、変速機
30と終減速機60とは分離して配設されており、変速
機30と終減速機60との間においては中間軸90を配
設するための空間があればよいだけである。このため、
変速機30と終減速機60との間において中間軸90も
しくはファイナルドライブビニオン軸61aの下方に空
間を形成することが可能となり、この空間にステアリン
グ機構のタイロッド81を配設することができる(第2
図参照)。
終減速機60は、ファイナルドライブピニオン61とフ
ァイナルリングギヤ62とからなるハイポイドギヤ組と
、4個の傘歯車63a〜63dからなる差動ギヤ組63
とからなり、これらのギヤ組が、エンジンオイルパン2
5と一体に形成されたケース60aとカバー60bとに
囲まれた空間内に配設されて構成されている。差動ギヤ
組63は、傘歯車63cおよび63dがファイナルリン
グギヤ62により回転自在に支持され、傘歯車63aお
よび63bは左右に延びて配設された出力軸64.71
に結合されている。なお、図中右側(車体左側)に延び
る出力軸71は、その先端部が左車輪に連結される左ア
クスルシャフト71である。このため、変速機出力軸3
4に伝達されたエンジン動力は、ハイポイドギヤ組61
.,62により減速された後、差動ギヤ組63を介して
出力軸64.71に分割されて伝達される。
この場合において、エンジン10の反傾斜側(車体左側
)に延びる出力軸(左アクスルシャフト)71はそのま
ま左前輪に接続されてこれを駆動する。ところが、傾斜
側に延びる出力軸64は、一対の平歯車65.66を介
して、出力軸64の斜め前下方に左右に延びて配設され
た第1シャフト73に連結され、第1シャフト73はそ
の右端(図においては左端)において一対の平歯車67
.68を介して第2シャフト74に連結され、第2シャ
フト74が右前輪に接続されている。すなわち、終減速
機60からエンジン側(車体右側)に延びるアクスルシ
ャフト72は、エンジンケース(オイルパン25および
シリンダブロック12のクランクケース部12a)内を
貫通して取り付けられた第1シャフト73と、この第1
シャフト73に連結されてさらに外方に延びる第2シャ
フト74とから構成されている。これにより、終減速機
60の右側出力軸64に伝達される動力は、歯車組65
.66を介して第1シャフト73に伝達された後、歯車
組67.68を介して第2シャフト74に伝達され、右
前輪の駆動がなされる。
このように右アクスルシャフト72を構成すると、第1
シャフト73をエンジン10のクランク軸15との干渉
が問題とならない位置まで低くすることが可能であり、
これにより、車体に対するエンジン10の位置をさらに
低くすることができる。なお、回転伝達手段である上記
各一対の歯車65.66および67.68は、この例の
ようにギヤ組により構成するものに限られず、他の手段
、例えば、チェーン等により回転伝達手段を構成しても
良いのは無論のことである。
上記構成の駆動装置を車両後方から見たのが第5図であ
り、エンジン10のクランク軸15中心および変速機3
0の入力軸32中心は、図中点Aで示す紙面に垂直な軸
線上に位置する。変速機カウンタ軸33の中心Bは、変
速機入力軸32の中心Aのほぼ垂直下方に位置し、変速
機出力軸34の中心Cは、変速機カウンタ軸33の側方
で且つ変速機カウンタ軸33より距離゛d′だけ上方に
位置する。なお、図中点りはリバースアイドラギヤの中
心を示す。
このように各軸を配置すると、変速機30の全高を小さ
くしてこれをコンパクトに構成することができる。さら
に、本例のように、車体に対してエンジン10の配設位
置を低くした場合に、クランク軸15に対して変速機入
力軸32を同軸上に配設したとしても、変速機30の出
力軸34が変速機カウンタ軸33と垂直方向で距離dだ
け上に位置して配設されているので、変速機30の下面
位置をエンジン10の下面位置と同一もしくはこれより
上にすることが容易であり、所望の最低地上高の確保が
容易である。このことから考えれば、上記距離” d 
”は、零もしくは正の値、すなわち、変速機出力軸34
を変速機カウンタ軸と垂直方向において同一もしくは上
側に位置せしめると良い。なお、変速機出力軸34は変
速機カウンタ軸33および変速機入力軸32の側方に配
されているので、この変速機出力軸34と同軸に配され
るファイナルドライブピニオン軸6 ]、 aを有した
終減速機60をエンジンの側方に無理なく配設すること
ができる。
ハ 発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、エンジンの側方に
配設された終減速機から左右の車輪に駆動力を伝達する
左右2本のアクスルシャフトのうち、エンジンの側に延
び、一方の車輪に出力を伝達するアクスルシャフトを、
エンジンケース内を貫通して配設された第1シヤフI〜
と、−11記一方の車輪に連結される第2シャフトとが
ら構成し、第1シャフトを、車体に対して低い位置に配
設されたエンジンのクランク軸との干渉を避けるためク
ランク軸より下方に配設し、これにより、この第1シャ
フトより上方に位置する終減速機の出力軸および第2シ
ャフトと第1シヤフI・どの連結を、それぞれ回転伝達
手段(例えば、ギヤ組、チェーン等)により行うように
構成しているので、終減速機から上記一方の車輪への駆
動力の伝達を、エンジンクランク軸を下側から迂回する
ようにして行わせることができ、エンジンを車体に対し
てかなり低い位置に配置することができる。
このため、本発明の駆動装置を用いた自動車においては
、フロントボンネットを低くして前方視界を向上させる
ことができ、さらに、駆動装置の重心位置が低くなるの
で、車両の安定性を向l−させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る駆動装置を備えた自動車の側面図
、 第2図は上記駆動装置を示す側面概略図、第3図は上記
駆動装置を第2図の矢印■−■に沿って示す断面図、 第4図は上記駆動装置を変速機の軸に沿って断面して示
す断面図、 第5図は上記駆動装置を後方から見て示す正面概略図、 第6A図、第6B図および第7図は従来の駆動装置の例
を示す概略図である。 10・・・エンジン    11・・・シリンダヘッド
12・・・シリンダブロック 15・・・クランク軸   25・・・オイルパン26
・・・インテークマニホールド 27・・・エキゾーストマニホールド 30・・・変速機     31・・・トルクコンバー
タ32・・・変速機入力軸  33・・・変速機カウン
タ軸34・・・変速機出力軸  60・・・終減速機6
1・・・ファイナルドライブピニオン62・・・ファイ
ナルリングギヤ 63・・・差動ギヤ組 71.72・・・アクスルシャフト 80・・・ステアリング機構 81・・・タイロッド8
2・・・ステアリングギヤボックス 90・・・中間シャフト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)クランク軸が前後に延びるとともに左右の車輪の間
    に位置して配設されたエンジンと、該エンジンの出力を
    変速する変速機と、前記エンジンの側方に配設され、前
    記変速機の出力を前記左右の車輪の駆動用に分割して出
    力する終減速機と、該終減速機において左右に分割され
    た出力を左右の車輪に伝達する左右2本のアクスルシャ
    フトとからなる自動車用駆動装置において、 前記左右2本のアクスルシャフトのうち、前記終減速機
    から前記エンジンの側に延び、一方の車輪に前記分割さ
    れた出力を伝達するアクスルシャフトが、エンジンケー
    ス内を貫通して配設された第1シャフトと、前記一方の
    車輪に連結される第2シャフトとからなり、 前記第1シャフトが、前記エンジンの前記クランク軸よ
    り下方で、且つ前記終減速機の出力軸および前記第2シ
    ャフトより下方に配設され、前記終減速機と前記第1シ
    ャフトおよび前記第1シャフトと前記第2シャフトとが
    それぞれ回転伝達手段により連結されていることを特徴
    とする自動車用駆動装置。
JP31382487A 1987-12-11 1987-12-11 自動車用駆動装置 Granted JPH02155834A (ja)

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