JPH02155752A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH02155752A
JPH02155752A JP31230988A JP31230988A JPH02155752A JP H02155752 A JPH02155752 A JP H02155752A JP 31230988 A JP31230988 A JP 31230988A JP 31230988 A JP31230988 A JP 31230988A JP H02155752 A JPH02155752 A JP H02155752A
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thermal head
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electrode
cut
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JP31230988A
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Yasuhiro Takeuchi
康弘 竹内
Atsushi Nishino
敦 西野
Akihiko Yoshida
昭彦 吉田
Nobuyuki Yoshiike
信幸 吉池
Yoshihiro Watanabe
善博 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ受信記録部等に用いられるサー
マルヘッドに関する。
従来の技術 ファクシミリ受信装置等は、サーマルヘッドを用い、多
数の発熱抵抗素子からなる発熱抵抗体で。
受信信号に応じてその発熱抵抗素子を発熱せしめ感熱記
録を行っている。感熱記録時の記録濃度はサーマルヘッ
ドの発熱抵抗体の単位体積当りの発熱量により決まるも
のであり5発熱ドツトの抵抗値や体積にばらつきがある
と各ドツトの発熱量が異なり1印字濃度むらの原因とな
る。
第7図は、従来のこの種のサーマルヘッドの断面構成図
である。アルミナ基板la上に、グレーズ層2を形成し
、このようにしてなる絶縁基板4上に金よりなる通電用
導体電極4を形成し、この電極上に酸化ルテニウムとガ
ラス材料等からなる共通発熱抵抗体5を形成し、さらに
耐摩耗層6を形成する。
第8図は、第7図に示したサマルヘッドの電極形状を示
した平面図である。ライン状(300〜400μm幅)
の共通電極発熱体5に1通電用溝体ti4 (共通電極
3°と個別電極3”からなる)を両側から交互に導入配
置している。また、1つの個別電極には10a、10b
のごとく2つの発熱体が対応し1つのドツトを構成して
いる。なお。
後述の本発明の実施例と共通する素子には同一番号を付
している。
導体電極4にパルス的に電圧を印加することによって1
発熱抵抗体5に電流を流し300〜400℃の高温に発
熱せしめ、この上面部を通過する感熱記録紙を発色させ
、受信信号に対応した文字。
図柄などを記録することができる。しかし、従来の厚膜
型サーマルヘッドでは、薄膜型サーマルヘッドのごとく
抵抗体金属を蒸着またはスパッタリング等の手法で抵抗
体を形成するのではなく印刷によりライン状の共通発熱
体5を形成する。使用される共通発熱体5は、酸化ルテ
ニウムとガラス材料等を混合したペースト等を出発物質
として得られる抵抗体が寿命特性より、多く用いられて
いる。
発明が解決しようとする課題 しかし、厚膜形サーマルヘッドでは特に次のような、3
つの理由から各ドツト間もしくは同一ドツト内の各抵抗
体の間に抵抗値のばらつきが生じる。
1、ライン状抵抗体の幅、及び厚みを印刷では精度よく
形成することが困難なため。
2、抵抗体内部への気泡の発生があるため。
3、導体電極と発熱抵抗体との均一接触の不都合のため
とくに、1の理由により各導体電極間(共通電極と個別
電極間)の抵抗値ばらつきが大きく十数%となっている
0通電過負荷トリミング方式(発熱抵抗体に電力を供給
したときに生じる自己発生ジュール熱による抵抗値変化
を利用する方法)を用いて、ドツトの抵抗値をトリミン
グして±1%程度に均一に合わせることはできるが上記
1〜3の理由により抵抗体の単位体積当りの発熱量を均
一にすることが出来なかった。もちろん、同一ドツト内
の2つの発熱抵抗体の抵抗値を同じ値にすることもでき
ず、その結果、同一ドツト内の2つの発色点の濃度が異
なり、印字濃度むらの原因となっていた。
本発明は上記した従来技術の欠点をなくシ、抵抗値ばら
つきを小とし、印字濃度のむらをすくなくシ、印字品質
を向上させることを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、絶縁基板上の発熱抵
抗体が、レーザーによって少なくとも一定の幅を有する
ライン状に切断され、且つその上に通電用導体′r11
極、及び耐摩耗層が形成されて成ることを特徴とする。
又本発明の上記特徴に加えて、レーザーによりライン状
に切断された発熱抵抗体以外の発熱抵抗体部で、各個別
電極と相互に接続する部分をさらに切断した構成とする
と、−層好適である。
作用 本発明の構成によれば2発熱抵抗対を実使用幅よりも十
分に広く印刷することにより、中央部近傍の発熱抵抗体
厚みを均一とし、さらにレーザーにより、一定の幅を有
するライン状抵抗体に切断したことで、1ドツトごとの
寸法精度を向上させることが可能となるので、抵抗ばら
つきの小なる階調記録性の優れた高品位印字のサーマル
ヘッドを提供することができる。又上記特徴に加えて、
レーゼーによりライン状に切断された発熱抵抗体以外の
発熱抵抗体部で、各個別電極と相互に接続する部分を更
に切断すると、抵抗値のバラツキを一層減少させること
ができる。
実施例 (実施例−1) 第1図は本発明の一実施例の厚膜型サーマルヘッドの断
面構成図である。アルミナ基板la上に。
グレーズ層2が形成された絶縁基板1に、酸化ルテニウ
ムと、ガラス材料からなる抵抗ペーストを実使用幅より
も充分に幅広く印刷し、その後、焼成を行なって発熱抵
抗体5を形成した。さらに発熱抵抗体5をレーザーによ
り、一定の幅を有するライン状抵抗体5′に切断した。
この時の状態を第2因子面図に示す、その後、有機金ペ
ーストを印刷し、焼成、フォトエツチング工程を経て、
金の通電用導体電極4(共通電極3′および個別電極3
′′からなる)をライン状発熱体5°上に交互に配列さ
せた。共通電極3゛および個別電極3°。
は、167μmのドツトピッチで交互に配列されるよう
に形成した。この時の状態を第3図部公平面図に示す、
この電極4上に、さらに耐摩耗層6を ガラスペースト
を用い抵抗体5と同様に印刷・焼成により形成した。
このような構成において、従来構成(第7図。
第8図)からなるサーマルヘッド(ただし、抵抗値幅・
・・350μm)と、各ドツトごとの抵抗値ばらつきを
比較した。
第4図、第5図にこのときの抵抗値ばらつきの結果を示
す、第4図は2本実施例におけるサーマルヘッド(ライ
ン状抵抗体幅・・・350μm)を用い1発熱抵抗体の
32ドツトでの抵抗値ばらつきを示す、このときの平均
抵抗値は1205Ωで平均値に対する最大値−最小値の
ばらつき幅は±6.5%であった。これに対し、第5図
に示す従来構成のサーマルヘッドにおける発熱抵抗体の
32ドツトでの抵抗値ばらつきは、平均抵抗値1320
Ωに対して±13%と本実施例のものよりも大であった
。また、各ドツトごとのばらつきも第4図、第5図から
の比較から明らかなように、従来のものは全体的にばら
つきは大で、それに比べて本実施例ではばらつきは小さ
くできていた。
また、これら本実施例でのサーマルヘッドと従来構成の
サーマルヘッドを用いて印字した印字品を拡大顕微鏡で
洛ドツトごとに観察したところ本実施例のサーマルヘッ
ドの方が従来構成のサーマルヘッドよりドツト形状に対
し全体的に均一に発色しており、印字濃度むらも少なか
った。
(実施例−2) 第6図は、その他の一実施例の本発明厚膜型サーマルヘ
ッドの平面構成図である。実施例−1の第3図で示した
構成において、レーザーによりライン状に切断された発
熱抵抗体5゛以外の発熱抵抗体部5における各個別電極
3′″と相互に接続する部分を、さらに各個別電極間の
電気的接続を断つためレーザーにより発熱抵抗体を第5
図のごとく切断(切断部7゛)した、さらに耐摩耗層6
を。
ガラスペーストを用い実施例1と同様に印刷・焼成によ
り形成した。
このような構成において、従来構成(第7図第8図)か
らなるサーマルヘッド(ただし、抵抗値幅・・・350
μm)と、各ドツトごとの抵抗値ばらつきを比較しな。
本実施例におけるサーマルヘッド(ライン状抵抗体幅・
・・300μm)を用いたときの発熱抵抗体の32ドツ
トでの平均抵抗値は! 1.60Ωで。
平均値に対する最大値−最小値のばらつき幅は±7 %
であり、実施例−1で示した従来構成からなるサーマル
ヘッドより抵抗値ばらつきは小さかった。
また、これら本実施例でのサーマルヘッドと従来構成の
サーマルヘッドを用いて印字した印字品を拡大顕微鏡で
各ドツトごとに観察したところ実施例−1同様に、本実
施例のサーマルヘッドの方が従来構成のサーマルヘッド
よりドツト形状に対し全体的に均一に発色しており、印
字濃度むらも少なかった。印字効率(印可電力に対する
印字濃度)は、実施例−1の構成よりら本構成の方が約
10%潰れていた。
以上、本願サーマルヘッドについて実施例で説明したが
、本願は前記実施例に限定されるものではなく、絶縁基
板がほうろう基板でも良いし、本願実施例の電極形状お
よび、その池サーマルヘッドの各種構成材料等に特に限
定されるものではない。
発明の効果 本発明によれば、発熱抵抗体を実使用幅よりも充分に広
く印刷することにより、中央部近傍の発熱抵抗体厚みを
均一とし、さらにレーザーにより、一定の幅を有するラ
イン状抵抗体に切断したことで、1ドツトごとの寸法精
度を向上させることが可能となり、従来の欠点を克服し
、サーマルヘッドとしての印字記録品質、階調記録性お
よび高速印字性を向上させることができ、また低コスト
で高信頼性のサーマルヘッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のサーマルヘッドの断面構成
図、第2図、第3図は、同サーマルヘッドの構成を示す
ための一部平面図、第4図、第5図は、一実施例の本願
構成のヘッドおよび従来構成のヘッドの特性図、第6図
は、その他の−実施例の本願構成ヘッドを示す一部平面
図、第7図は、従来例のサーマルヘッドの断面構成図、
第8図は同サーマルヘッドの平面図である。 1・・絶縁基板、4・・通電用導体電極、5・・発熱抵
抗体、6・・耐摩耗層、7.7° ・・レーザー切断部
。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名瘍 1 図 ノー花部り本」反 4・−通−睨用導体亀模 5・・−発糟1もaルぺ 5’ ゛−゛ライン状V:糟」氏a(巷乙・−1L尊耗
1 7−−−レーブー切Σ冒平 高 4 図 3 口 第 5 図 ド−ソ・ ト 牧 第 図 第 図 7.7’−レープ―ちηM費p 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁基板上の発熱抵抗体が、レーザーによって少
    なくとも一定の幅を有するライン状に切断され、且つそ
    の上に通電用導体電極、及び耐摩耗層が形成されて成る
    ことを特徴とするサーマルヘッド。
  2. (2)レーザーによりライン状に切断された発熱抵抗体
    以外の発熱抵抗体部で、各個別電極と相互に接続する部
    分をさらに切断したことを特徴とする請求項1記載のサ
    ーマルヘッド。
JP31230988A 1988-12-09 1988-12-09 サーマルヘッド Expired - Fee Related JPH0712703B2 (ja)

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JP31230988A JPH0712703B2 (ja) 1988-12-09 1988-12-09 サーマルヘッド

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JPH02155752A true JPH02155752A (ja) 1990-06-14
JPH0712703B2 JPH0712703B2 (ja) 1995-02-15

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JP (1) JPH0712703B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513752U (ja) * 1991-08-02 1993-02-23 グラフテツク株式会社 サーマルヘツド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0513752U (ja) * 1991-08-02 1993-02-23 グラフテツク株式会社 サーマルヘツド

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