JPH02154125A - 電子体温計 - Google Patents

電子体温計

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JPH02154125A
JPH02154125A JP63307008A JP30700888A JPH02154125A JP H02154125 A JPH02154125 A JP H02154125A JP 63307008 A JP63307008 A JP 63307008A JP 30700888 A JP30700888 A JP 30700888A JP H02154125 A JPH02154125 A JP H02154125A
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measuring
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Yasuhiro Yoshinaka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子体温計に関し、例えば着脱自在なプローブ
で体温測定を行なう電子体温計に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の体温計においては、検温用のプローブが
分離自在であると共に、測定部位に応じた各種のプロー
ブと本体とを接続して使用することができる。例えばプ
ローブと本体とを接続した場合には、その状態で検温が
数時間に渡って行われるので、体温モニタとしての使用
が一般的となっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来例においては、直腸9口中
、そして腋下等のように測定部位毎の検温時間が異なる
場合、使用者がとのぐらいの検温時間で検温を実施すれ
ば良いのかわからないといつ問題が生じている。
本発明は上述した従来技術の欠点を除去するものであり
、その目的とするところは、直腸1口中、そして腋下等
の測定部位に応じて容易な使い分けを可能とする電子体
温計を提供する点にある。
[課題を解決するための手段] 本発明の電子体温計は上記の目的を達成するために、着
脱自在なプローブを有する電子体温計であって、予熱さ
れているプローブからの温度情報に基づいて温度計測を
行う第1の計測手段と、非予熱状態のプローブからの温
度情報に基づいて温度測定を行う第2の計測手段と、接
続されるプローブに従って前記第1の計測手段または第
2の計測手段のいずれか一方を選択する選択手段とを備
えることを特徴とする。
また、好ましくは、前記選択手段をスイッチとしたこと
を特徴とする。
さらに、好ましくは、前記第1の計測手段及び第2の計
測手段はプローブの接続状態を検出する検出手段と、該
検出手段でプローブの分離状態を検出した場合に計測を
停止する停止手段と、プローブが再び接続された場合に
、計測を再開する再開手段とを含むことを特徴とする。
[イ乍用] かかる構成によれば、第1の計測手段により予熱されて
いるプローブからの温度情報に基づいて温度計測を行い
、第2の計測手段により非予熱状態のプローブからの温
度情報に基づいて温度測定を行い、選択手段により接続
されるプローブに従って前記第1の計測手段または第2
の計測手段のいずれか一方を選択するようにしている。
また選択手段はスイッチ部材を用いて行なうことができ
る。
さらに、検出手段によりプローブの非接続状態を検出し
、停止手段により検出手段でプローブの分離状態を検出
した場合に計測を停止することができ、また、接続状態
になると計測が再開する。
[実施例コ 以下、添付図面に従って本発明による実施例を詳細に説
明する。
第2図(A)〜(C)は実施例の電子体温計本体(以下
、本体という)の外観図に係り、第2図(A)は正面図
、第2図(B)は左側面図、第2図(C)は背面図であ
る。第2図(A)において、本実施例の電子体温計は交
換自在な後述の検温プローブ1.−1.l−2,1−3
と、それぞれの検温プローブに設けたコネクタ部2−1
゜2−2 2−3と、これらコネクタ部に接続するコネ
クタ部2−4付きのケーブル3と、本体(計測部)10
0で構成される。本体100の正面には液晶表示部5と
電源スィッチ7及びロック機構型のクイックモード専用
指定スイッチ10とが設けられている。また第2図(C
)において、本体1、 OOの背面にはケーブル3の巻
取機構部9が設けられている。
第3図(A)〜(C)は実施例の各種検温プローブの外
観図に係り、第3図(A)の1−1は腋下検温プローブ
、第3図(B)の1−2は口中検温プローブ、第3図(
C)の1−3は直腸検温プローブである。
第1図は本実施例の電子体温計のブロック構成図である
。図において、検温プローブ1−1(または1−2また
は1−3)は、それぞれ内部に感温回路(サーミスタT
H)と標準抵抗回路(温度により抵抗値の変化しない抵
抗R及びVR)を有する。可変抵抗VRの値は例えば標
準抵抗回路の抵抗値がサーミスタTHの37℃の時の抵
抗値になるように調整されている。コネクタ2−4は、
感温回路と、標準抵抗回路と、これらに共通の回路とを
ケーブル3に接続する。4は制御部であり、電子体温計
の主制御を行う。詳細は後述する。5は液晶表示部(L
CD)であり、2つの表示エリアを有する。エリア51
は3桁の数字又は記号を表示する部分であり、計測中の
検温データ及び計測終了時の情報(最終検温データ又は
エラー情報等)を表示する。エリア52は3つのマーク
(セグメント)5−0.5−1及び5−2から成り、こ
れらのマーク表示状態の変化により使用者に計測進行状
態を知らせる。6はブザー回路であり、制御部4からの
信号BによりトランジスタTrにパルスが与えられてい
る間だけ一定音を発生ずる。7は操作スイッチであり、
プログラムの処理を初期状態に戻す働きをする。8は選
択スイッチであり、使用者は口中、腋下又は直腸検温に
応じてスイッチ8を選択する。尚、本機を口中、腋下及
び直腸の11;周器として構成する場合にはスイッチ8
が必要である。しかし、口中、腋下又は直腸の専用器と
して構成する場合には必要ない。
制御部4は1チツプのICで構成されてI/する。
この1チツプICはCPt3回路、ROM回路。
RAM回路及び各種の周辺回路から成る。制御部4には
これらの回路が実現する各種機能をプロ・ツク化して示
しである。
41は温度計測手段であり、サーミスタT Hの感温抵
抗値をサンプリングして、該抵抗値に応じた検温データ
Tを出力する。即ち、温度計測手段41は、図示しない
が、イン、バータ回路とコンデンサで構成されるデジタ
ル発振回路を備えており、プローブ内の感温(サーミス
タ)回路と基準抵抗回路を所定時間づつ切換えて発振回
路に接続することにより、得られた各発振周波数(所定
時間のカウント値)の比を取り、該比を温度テーブルに
参照して、検温データTに変換する。
42は計測制御手段であり、本器の計測シーケンス等を
制御する。即ち、スイッチ信号S〜Vの割込入力により
、プログラムの処理を初期状態に戻す。またその際に、
電源スィッチ7及びクイックモート専用指定スイッチ1
0の操作の仕方に応じて温度のクイックモート又はノー
マル計測モードを実行する。クイックモードとは、予め
複数の検温プローブを各被検者の測定部位に装着してお
き、一定時間(例えば直腸では70秒、日中では4分、
腋下では8分)経過後に各検温プローブのコネクタ部に
ケーブル3を順次接続して、多数人又は1人についての
複数箇所の検温を短時間で行う計測モードである。これ
は、検温部位の温度がサーミスタに伝達して、これによ
って予熱されたサーミスタを使用する計測モードをいう
。またノーマルモードとは、始めから検温プローブを本
体100に接続しておいて、冷えている、即ち、予熱さ
れていないサーミスタによって検温を行う計測モートを
いう。
例えば、電子体温計による検温をクイックモートで専用
に実施するためには、クイックモード専用スイッチ10
を押して半ロックさせる。またクイックモード専用スイ
ッチ10が半ロックされでいない場合、即ち、半ロック
が解除されている場合には、ノーマルモードとクイック
モードのどちらのモードでも検温を実施できるデュアル
モートとして電子体温計は使用される。このクイックモ
ード専用指定スイッチ10の構成はロック機構型、シー
ン型、そしてスライド型等の何れであっても本実施例に
適応している。また計測制御手段42は本器が一定時間
以上使用されないときはアイドル状態になる。
また、計測制御手段42は温度計測及び該計測の進行状
態の認識に必要なレジスタを備えている。レジスタ△t
は検温中のある時点からの測定経過時間△tを保持し、
このある時点は状況に応じて更新される。レジスタσは
検温データTについての最新の移動平均値(ピーク値)
σを保持する。レジスタσ′は前記のある時点における
移動平均値O′を保持する。
43はメモリ(ROM、RAM)であり、各f市のデー
タ、パラメータ等を記憶する。即ち、温度テーブルは温
度計測手段41における発振周波数の比と検温データT
の関係を規定している。パラメータ△σ1〜△03及び
△t1〜△t、は夫々が対になって検温カーブについて
の3つの所定の勾配を規定している。インデツクスカウ
ンクnは△a1〜△σ、又は△t1〜△t、の読出アド
レスをインデックスする。そして、タイマTMはこの体
温計における一定状態の継続時間をカウントする。また
RAMには正常検温フラグが設けられている。
尚、酸化銀電池BAからは制御部4に主電源(−1,,
55V)が供給される。この電源は常時供給されている
ので、前回の測定における最終検温データ(σ)等が保
持される。
また、図示しないが、電池電圧は電圧検出器で常時その
電圧を検出されており、電池電圧が低下すると液晶表示
部5のエリア51の表示値を点滅させる。
第4図は本実施例の測定進行状態表示の動作原理を説明
する図である。図において、縦軸は温度T(’C)又は
移動平均値σ(’C)であり、横軸は測定経過時間t 
(sea)である。一般に、正常な検温カーブは図示の
如く上昇する。即ち、計測開始により急激に上昇し、略
一定時間経過すると緩やかな上昇に転じ、その後はプロ
ーブの熱平衡温度に向って漸近する。この3つの特徴的
部分(所定の勾配及びその発生時点)は、個人差、とり
わけ測定部位の相違によって異なる。しかし、3つの特
徴的部分は何れの計測においても計測中のしかるべき温
度上昇過程を示すものとして必ず存在する。従って、例
えばこの3つの特徴部分を検出し、途中経過としてその
状態変化を使用者に示すことは極めて有用である。そこ
で、本実施例では、例えば急激な上昇から緩やかな上昇
に転じる際の所定の勾配を条件■=△σ1/△t、で規
定し、次に緩やかな上昇から漸増加に転じる際の勾配を
条件■=△σ2/△t、で規定し、次に漸増加にから熱
平衡温度に向って漸近する際の勾配を条件■=△σ3/
△t3で規定している。そして、各条件■〜■を検出し
た時点では、例えばマーク表示の状態を変え、使用者に
計測進行状態を知らせる。
尚、上記の如く、3つの特徴部分の現れ方はとりわけ直
腸、口中、腋下検温において異る。
しかし、もし直腸、日中、腋下の検温に応じて夫々異る
勾配を規定しておけば、各3つの勾配は何れの検温につ
いても同一の意味(計測進行状態)を表わすような特徴
部分になる。
本実施例の直腸検温、口中検温、腋下検温の各勾配の一
例を以下に示す。
「直腸検温」 条件■=0.1 ℃/ 4秒 条件■=0.05℃/ 8秒 条件■=0.03℃/16秒 「口中検温」 条件■=0.1 ℃/ 6秒 条件■=0.05℃/12秒 条件■=0.03℃/24秒 「腋下検温」 条件■=0.1 ℃/ 8秒 条件■=0.05℃/16秒 条件■=0.03℃/32秒 第5図(A)〜(D)は実施例の温度計測処理手順のフ
ローチャートに係り、第5図(A)は電源スイツチ投入
時のフローチャートである。電源スィッチ7を押すとこ
の処理に入力する。ステップSlではLCD5の全セグ
メントを1秒間点灯する。ステップS2では所定の初期
設定を行う。例えば、タイマTM=0、インデックスカ
ウンタn=o、レジスタ△1=0及びレジスタσ=Oに
する。ステップS3.ステップS4では電池の電圧状態
を検出し、低下している場合には表示値を点滅させる。
ステップS5では、クイックモード専用指定スイッチ1
0の設定状態により、クイックモード専用指定か或はデ
ュアルモート指定かを判定する。
この判定によりクイックモード専用指定の場合には、以
降、クイックモードとして処理を実行する。またステッ
プS5の判定によりデュアルモード指定の場合には、ブ
ザー6を連続して3回鳴らず(ステップS6)  ステ
ップS7ではクイックモードかノーマルモードかの判別
を行う。即ち、もしブザーが3回鳴り終えるまで使用者
が電源スィッチ7を押し続けるとクイック計測モードに
なる。またブザーが3回鳴り終わる前に電源スィッチ7
を離すとノーマルモートになる。このノーマルモードに
処理が移行する前には、前回のアイドル時に保存された
表示情報(例えば最終移動平均値σ)を表示し、サイン
(表示エリア52のマークセグメント5−0〜5−3)
を消灯する(ステップS8)。
第5図(B)は本実施例のクイックモードのフローチャ
ートである。ステップS9では正常検温フラグをリセッ
トする。ステップSIOでは数字表示(表示エリア51
)を消灯する。これでクイックモードによる計測に入っ
たことが確認できる。そしてステップSllではサイン
(表示エリア52のマークセグメント5−0〜5−3)
を点滅する。またステップS12では例えば2秒に1回
の割合で温度Tをサンプリングする。
次に、ステップS13では検温プローブ(1−1,1−
2,1−3の中の一つ)が装着されているか否かを検出
する。検温プローブ装着の有無は例えば検温データTが
得られないか又は異常値を示すことで検出できる。検温
プローブが装着されていないときはステップS14に進
み、タイマTMの内容に+1する。ステップS15では
TM=20分か否かを判別する。20分経過しなければ
ステップS9に戻る。また20分経過したときはステッ
プS16に進み、オートパワーオフ、即ち、アイドル状
態になる。これは、検温プローブを装着しない間は、サ
イン点滅し、そのままで20分経過するとアイドル状態
になるということである。
またステップS13で検温プローブが装着されていると
判定した場合にはステップS17に進み、検温データT
の移動平均値0を算出する。検温カーブの安定な推移を
得るためである。
ステップS18ではステップS17で算出した移動平均
値σに基づいて、もしσく30℃ならステップS19に
進み、アンダレンジのエラー表示”EU”を行う。また
o〉43°CならステップS20に進み、オーバレンジ
のエラー表示“EO”を行う。このように異常終了時に
はステップS21でエラーブザーを4回鳴らし、ステッ
プS26ではサインを消灯する。異常終了時にはさらに
続いて、ステップS14に進み、タイマTMを一つ累積
し、ステップS15によりタイマTMのカウント値、即
ち、時間が20分を越えたか否かを調べる。以下前述の
説明に従う。
また、ステップS18の判定が30℃≦O≦43°Cな
ら正常なピーク値であってステップS23に進み、移動
平均値のピーク値σを表示する。ステップS24では正
常検温フラグを読み、−回目の正常終了時には、正常検
温フラグがリセットの状態であるので、ブザーを8回鳴
らせ、その後に正常検温フラグをセットする。2回目以
降は正常検温フラグがセットの状態であるので、ブザー
が鳴らされることはない。これにより、正常終了時の表
示温度データTが正しくサンプリングされたものである
ことを保証する。そしてステップ826ではサインが消
灯され、ステップS27ではタイマTMがクリアされる
上記の処理において、検温プローブの分離状態或はレン
ジエラー等が連続して発生した場合には、タイマTMは
連続して換算され、20分間という時間の区切りでアイ
ドル状態に到達するため、使用者に対して早期対応が可
能となる。
第5図(C)は本実施例のノーマルモートのフローチャ
ートである。このモードには全灯表示状態のまま人力す
る。ステップS24では2秒間隔て温度Tをサンプリン
グし、ステップS24に進んで検温プローブの接続状態
を調べる。もし検温プローブが接続されていなければ、
コネクトエラー表示“EC”を行ない、ステップS32
に進む。
また検温プローブが接続されている場合、ステップS2
7では検温データTの移動平均値σを計算する。検温カ
ーブの安定な推移を得るためである。ステップ328で
は0230℃か否かを調べ、30℃を越久ない時はステ
ップS29でタイマTMの内容を+1する。ステップS
30では2分経過か否かを判別し、2分経過しなければ
ステップS24に戻る。また、2分経過しても30℃を
越えない時はステップS31に進み、アンダレンジのエ
ラー表示“EU”を行う。ステップS32ではサインを
全消灯(計測終了)し、ステップS33ではエラーブザ
ーを成らず。
またステップS28の判別で30’C以上の時はステッ
プS34に進み、σ〉43℃か否かを判別する。43℃
を越えていればステップS 35に進み、オーバレンジ
のエラー表示°“EO”を行う。同様にして、サインを
全消灯(計測終了)し、エラーブザーを鳴らす。
またステップS34で43℃を越えない間はステップS
36に進み、検温データの逐次表示及び測定進行状況の
表示処理を行う。
即ち、ステップS36でレジスタ△tをクリアし、ステ
ップS37で現時点の移動平均値σをレジスタC′に保
存する。ステップS38では現時点の移動平均値Oを表
示し、ステップS39では次の温度Tをサンプリングす
る。ステップS40では移動平均値σを求め、ステップ
S41ではレジスタ△tに2秒を加える。ステップS4
2では△t≧△t (n)か否かを調べる。最初はイン
デックスカウンタn=oであるから、△t(n)=△t
1である。この△t1を越えない間はステップS38に
戻り、次の温度Tをサンプリングする。また、△tが△
t、を越えた時はステップ843に進み、Q−G′<△
a (n)か否かを調べる。最初はn=oであるから△
σ(n)=△σ1である。△O=σ−C′が△σ1より
大きい時は所定の勾配以下に至っておらず、ステップ3
36に戻る。これにより△を及び△σの起算点を新たに
更新して、上記の処理を繰り返す。また△σが△o1よ
り小さいときは条件■を満足したとになる。ステップS
44ではサイン(セグメント)5− (n)、即ち、最
初はサイン5− (0)を消灯する。これにより、使用
者は、当該計測が条件■の特徴部分を通過したことを知
る。ステップS45でカウンタnの内容に+1する。次
の条件■の判定を行うためである。ステップ346ては
n=3か否かを調べ、3より小さい時はステップS38
に戻る。尚、ここでは△を及び△0の起算点は新たに更
新されないことに注意されたい。即ち、条件■の判定は
条件■の判定と同じ起算点から開始される。これにより
、条件■と条件■を略同時点て満たすような検温カーブ
が存在しても装置は見逃さない。また各条件の判断処理
も容易、迅速になる。尚、この点は条件■と■、条件■
と■と■についても同様である。こうして条件■を検出
するとサイン5−(1)を消灯し、更に条件■を検出す
るとサイン5− (2)を消灯する。これにより、使用
者は正常な計測進行及びサインの全消灯により計測終了
を予知できる。
やがて、ステップS46の判別でn=3になるとステッ
プS47に進み、終了ブザーを鳴らす。
第5図(D)は本実施例のノーマルモートにおけるブザ
ー鳴動後の処理のフローチャートである。まずステップ
S48ではタイマTMをクリアする。ステップS49で
はタイマTMの内容に+1する。ステップ“S50では
、ここで、タイマTMが20分を経過したか否かを調べ
る。もし越えていれば、ステップS51に進み、アイド
ル状態になる。
一方、タイマTMが20分を経過していない場合にはス
テップS52に進み、温度Tをサンプリングする。サン
プリングの後、検温プローブが接続されているか否かを
調へ、接続されていない場合には、ステップS54に進
み、コネクトエラー表示“EC”を行なう。そしてステ
ップS55でエラー1回目か否かを判定し、エラー1回
目の場合には、前述のノーマルモード処理のステップS
32に進み、以降処理を繰り返す。またエラーが1回目
でない場合には、ステップS49に戻り、タイマTMを
クリアせずに、処理を繰り返す。従ってこのままコネク
トエラーが続いた場合には、タイマTMが20分を経過
してしまいアイドル状態となる。
また、ステップS53の判定により検温プローブの接続
状態を確認した場合には、ステップS56に進み、移動
平均値σを計算する。そしてステップS65ではピーク
値σがσ≦43℃か否かを判別する。0≦43℃でない
ならば、ステップ858、ステップS55に進みレンジ
オーバーのエラー表示“EOooを行い、ここでも上述
のコネクトエラーときと同様にエラー1回目か否かを判
定する。このステップS55によるエラーの回数の判定
は、コネクトエラーとレンジオーバーのエラーとの両方
のエラー回数を判定する処理な示し、エラーが続く場合
には、ステップS49に戻り、タイマTMの加算を繰り
返す。従ってタイマTMが20分を経過すれば、上述と
同様にアイドル状態になる。
また、ステップS57の判定でピーク値が、σ≦43℃
ならばステップS59に進み、移動平均値σ(ピーク値
)を表示するにの処理は、旦レンジエラーと判別された
場合であっても、その後のタイマTMが20分以内に所
定レンジ内に入ったのであれば、その移動平均値Oを表
示することを意味する。また測定が一旦正常終了した場
合でも更に20分以内であればより精密な計測を続は得
ることを意味する。
そして、ステップS60では検出温度の安定状態を読み
、もし−が安定済みであれば、必要以上の検出を避ける
ためにステップS49進みタイマT Mが20分を経過
するまでは、ステップS49以降のピーク値0の表示処
理を繰り返す。またステップS60で検出温度の安定を
確認できない場合には、タイマTMの値をクリアして、
ステップS24に進む。
以上の説明により本実施例によれば、スイッチ操作によ
り、−括して複数の検温済みの検温プローブを迅速に計
測する手段と検温経過をリアルタイムに確認しながら計
測する手段とを用途に応じて選択できるので、使用者に
とっての使い勝手が良好となる。
また、各種モードを実行しているときに、検温プローブ
と本体とが接続されていない場合や移動平均値にエラー
が生じたりした場合、オートパワーオフ、即ち、アイド
ル状態にするため、エラーに対する迅速な対応が可能と
なる。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、例えばスイッチ部材に
より、−括して複数の検温済みのプローブを迅速に計測
していく手段と検温しながら計測温度の経過をリアルタ
イムに確認しながら計測する手段とを用途に応じて容易
に選択できるので、使用者にとっての使い勝手の良い電
子体温計を提供することができる。また計測時にプロー
ブが接続されていなければ、計測を迅速に停止させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の電子体温計のブロック構成図、 第2図(A)〜(C)は本実施例の電子体温計本体の外
観図、 第3図(A)〜(C)は本実施例の各種検温プローブの
外観図、 第4図は本実施例の測定進行状態表示の動作原理を説明
する図、 第5図(A)は本実施例のスイッチ投入時のフローチャ
ート、 第5図(B)は本実施例のクイックモートのフローチャ
ート、 第5図(C)は本実施例のノーマルモードのフローチャ
ート、 第5図(D)は本実施例のノーマルモードにおけるブザ
ー鳴動後の処理のフローチャートである。 図中、1−1.1−2.1−3・・・検温プローブ、2
−1..2−2.2−3.2−4・・・コネクタ部、3
・・・ケーブル、4・・・制御部、5・・・液晶表示部
、6・・・ブザー回路、7・・・電源スィッチ、8・・
・選択スイッチ、9・・・巻取機構部、10・・・クイ
ックモード専用指定スイッチ、41・・・温度計測手段
、42・・・計測制御手段、43・・・メモリである。 場 (A) (B) (C) 第3図 N 派 第4 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)着脱自在なプローブを有する電子体温計であつて
    、 予熱されているプローブからの温度情報に基づいて温度
    計測を行う第1の計測手段と、 非予熱状態のプローブからの温度情報に基づいて温度測
    定を行う第2の計測手段と、 接続されるプローブに従つて前記第1の計測手段または
    第2の計測手段のいずれか一方を選択する選択手段とを
    備えることを特徴とする電子体温計。
  2. (2)前記選択手段をスイッチとしたことを特徴とする
    請求項第1項記載の電子体温計。
  3. (3)前記第1の計測手段及び第2の計測手段はプロー
    ブの接続状態を検出する検出手段と、該検出手段でプロ
    ーブの分離状態を検出した場合に計測を停止する停止手
    段と、プローブが再び接続された場合に、計測を再開す
    る再開手段とを含むことを特徴とする請求項第1項また
    は第2項記載の電子体温計。
JP63307008A 1988-12-06 1988-12-06 電子体温計 Expired - Lifetime JP2675371B2 (ja)

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JP63307008A JP2675371B2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 電子体温計

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