JPH1137854A - 体温計 - Google Patents

体温計

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JPH1137854A
JPH1137854A JP9207088A JP20708897A JPH1137854A JP H1137854 A JPH1137854 A JP H1137854A JP 9207088 A JP9207088 A JP 9207088A JP 20708897 A JP20708897 A JP 20708897A JP H1137854 A JPH1137854 A JP H1137854A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プローブカバーのプローブへの装着を安定させ
ることができ、また、検温の精度を向上することができ
る。 【解決手段】本発明の体温計は、体温計本体2を有して
いる。体温計本体2の支持台7は、大径部71と小径部
72とを有し、小径部72には、プローブ6が螺合され
て支持、固定されている。プローブ6には、プローブカ
バー11が被せられている。支持台7の大径部71に
は、リングナット9が螺合される。リングナット9は、
テーパ部92を有し、その内面には、プローブカバー1
1に係合する係合部93が形成されている。プローブ6
にプローブカバー11を被せ、リングナット9を装着
し、所定方向に回転操作して螺合すると、プローブカバ
ー11の胴部12がプローブ6の傾斜部64とリングナ
ット9の係合部93とで挟持され、プローブカバー11
がプローブ6に対し確実に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体温計、特に耳式
体温計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、病院等の医療機関や家庭などで体
温の測定を体温計として、耳腔(外耳道)内にプローブ
(検温部)を挿入し、鼓膜から放射される赤外線(熱
線)を検出し、その赤外線の強度によって体温を測定す
る耳式体温計が提案されている。
【0003】この耳式体温計では、例えば複数の患者の
体温を測定する場合に、感染防止等の衛生管理上の問題
から、プローブを被覆し、検温の度に交換される使い捨
てのプローブカバーがプローブに装着される。
【0004】特公平6−42872号公報に示すよう
に、プローブカバーのプローブへの装着は、プローブカ
バーがプローブに嵌合してその装着状態を維持するか、
または、プローブカバーの内面に形成されたリング状の
凹部がプローブの外面に形成されたリング状の凸部に嵌
合してその装着状態を維持するよう構成されている。
【0005】しかしながら、このような単なる嵌合によ
る装着状態の維持では、嵌合強度にバラツキがあり、装
着状態を安定的に維持できない場合がある。この場合、
体温測定後、プローブカバーが装着されたプローブを耳
腔から抜き取った際に、プローブカバーだけが耳腔内に
残ってしまうといった不都合が生じることがある。
【0006】また、プローブカバーをプローブから容易
に取り外すことができるので、乳幼児が誤ってプローブ
カバーを取り外し、口に入れる等の不都合も生じる。
【0007】また、プローブカバーがプローブから外れ
ないまでも、プローブに対しズレを生じることがあり、
このことが測定精度を低下させる原因となる。
【0008】また、プローブカバーを装着したプローブ
は、耳腔への挿入を容易にするため、先端方向に向かっ
て先細りとなるようなテーパ形状をなしているが、その
ため、プローブの耳腔への挿入深さは、その押し込み力
に左右され、一定の挿入深さを得ることが難しい。これ
により、再現性が悪く、体温の測定値にバラツキが生
じ、測定精度を低下させるという欠点があるとともに、
プローブの耳腔への挿入深さが深過ぎて耳の奥部を傷つ
けるおそれが生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プロ
ーブカバーのプローブへの装着を安定させることがで
き、また、検温の精度を向上することができる体温計を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(10)の本発明により達成される。
【0011】(1) 体温計本体と、該体温計本体に設
置されたプローブとを有し、前記プローブに該プローブ
を被覆するプローブカバーを装着して体温を測定する体
温計であって、前記プローブカバーの前記プローブに対
する装着を固定する螺合部材を備えることを特徴とする
体温計。
【0012】(2) 体温計本体と、該体温計本体に設
置されたプローブとを有し、前記プローブに該プローブ
を被覆するプローブカバーを装着して体温を測定する体
温計であって、前記プローブカバーの前記プローブに対
する装着を固定する機能を有し、形状または寸法の異な
るものを交換して使用し得る少なくとも1つの螺合部材
を備えることを特徴とする体温計。
【0013】(3) 体温計本体と、該体温計本体に設
置されたプローブとを有し、前記プローブに該プローブ
を被覆するプローブカバーを装着して体温を測定する体
温計であって、前記プローブカバーの前記プローブに対
する装着を固定する機能を有し、前記プローブの突出長
さを異ならせるものを交換して使用し得る少なくとも1
つの螺合部材を備えることを特徴とする体温計。
【0014】(4) 前記螺合部材は、前記プローブが
被測定部位に挿入される深さを規制する機能を有する上
記(1)ないし(3)のいずれかに記載の体温計。
【0015】(5) 前記螺合部材は、平坦な端面を有
し、該端面が被測定部位周辺に当接することにより、前
記プローブの被測定部位への挿入深さを規制する上記
(4)に記載の体温計。
【0016】(6) 前記プローブは、前記体温計本体
に対し着脱自在に設置されている上記(1)ないし
(5)のいずれかに記載の体温計。
【0017】(7) 前記螺合部材は、前記プローブを
前記体温計本体に対し固定する機能を有する上記(6)
に記載の体温計。
【0018】(8) 前記螺合部材は、体温計本体に対
し螺合するリングナットである上記(1)ないし(7)
のいずれかに記載の体温計。
【0019】(9) 前記螺合部材は、その固定操作ま
たは固定解除操作の際の滑りを防止する滑り止め手段を
有する上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の体温
計。
【0020】(10) 前記体温計は、耳内から発せられ
る赤外線の強度を検出することにより体温を測定する耳
式体温計である上記(1)ないし(9)のいずれかに記
載の体温計。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の体温計を添付図面
に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0022】図1および図2は、それぞれ、本発明の体
温計の正面図および側面図、図3は、本発明の体温計に
装着されるプローブカバーの構成例を示す縦断面図、図
4は、本発明の体温計においてプローブにプローブカバ
ーを装着した状態を示す図1中のA−A線断面図であ
る。なお、説明の都合上、図1、図2の上側を「上
部」、下側を「下部」、図3、図4の上側を「先端」、
下側を「基端」と言う。
【0023】図1、図2および図4に示すように、本発
明の体温計1は、鼓膜から発せられる赤外線の強度を測
定することにより体温を検出する耳式体温計であり、ケ
ーシング21を有する体温計本体2と、体温計本体2の
正面に設置された電源スイッチ3および表示部5と、体
温計本体2の背面上部に設置された測定スイッチ4とを
有している。
【0024】プローブ6は、体温計本体2の上部正面側
に、体温計本体2に対し着脱自在に設置されている。図
4に示すように、支持台7は、大径部71と、その先端
側の小径部72とを有し、大径部71および小径部72
の外周には、それぞれ、雄螺子73、74が形成されて
いる。支持台7は、アルミニウム、銅などからなる熱伝
導性の良い金属ブロックで構成されているのが好まし
い。
【0025】一方、管状のプローブ6の基端には、大径
部71の先端面に当接する基部61を有するとともに、
プローブ6の基端側内面には、前記雄螺子74と螺合す
る雌螺子62が形成されている。これらの雄螺子74と
雌螺子62を螺合することにより、プローブ6が支持台
7に支持、固定される。また、支持台7は、回路基板
(図示せず)に固定され、その回路基板は、ケーシング
21に固定されている。
【0026】また、プローブ6は、その外径が先端に向
かって漸減する形状をなしており、プローブ6の先端外
周部(縁部)63は、耳腔内へ挿入したときの安全性を
考慮して、丸みを帯びた形状をなしている。
【0027】なお、プローブ6の材質としては、ABS
樹脂、スチロール系樹脂等の樹脂材料が挙げられる。ま
た、プローブ6の構成材料中には、抗菌剤や強化用のガ
ラス等の添加物を添加することもできる。
【0028】支持台7の中心部には、その先端から導入
された赤外線(熱線)を赤外線センサー(温度検出セン
サー)10へ導くライトガイド(導波管)8が立設され
ている。ライトガイド8は、好ましくは熱伝導性の良い
銅などの金属で構成され、その内面には、金メッキが施
されている。
【0029】また、ライトガイド8には、その先端開口
を覆うように保護シート81が被覆されている。これに
より、ライトガイド8の内部にゴミ、塵等が侵入するこ
とが防止される。なお、保護シート81は、赤外線透過
性を有するものであり、その構成材料としては、後述す
るプローブカバー11と同様の樹脂材料が挙げられる。
保護シート81の膜厚は、例えば0.03〜0.08mm
程度とすることができる。
【0030】支持台7の大径部71には、リングナット
(固定部材)9が螺合される。すなわち、リングナット
9の基端側内面には、雌螺子91が形成され、この雌螺
子91が大径部71の雄螺子73と螺合することによ
り、リングナット9が支持台7に支持、固定される。
【0031】このリングナット9は、雌螺子91の先端
付近からその外径が先端方向へ向かって漸減するテーパ
部92を有している。テーパ部92の内面には、プロー
ブカバー11の胴部12に係合する係合部93が形成さ
れている。また、リングナット9の材質としては、AB
S樹脂、スチロール系樹脂等の樹脂材料が挙げられる。
また、リングナット9の構成材料中には、抗菌剤や強化
用のガラス等の添加物を添加することもできる。
【0032】プローブ6にプローブカバー11を被せ、
リングナット9を装着し、所定方向に回転操作して螺合
すると、プローブカバー11の胴部12がプローブ6の
傾斜部64とリングナット9の係合部93とで挟持さ
れ、プローブカバー11がプローブ6に対し確実に固定
される。
【0033】なお、本実施例のプローブカバー11の開
口端(基端)の周囲にフランジ取り付け基部等を設け、
このフランジ等をプローブ6とリングナット9の間で挟
持してプローブカバー11を固定することもできる。
【0034】従って、体温測定中等に、プローブカバー
11がプローブ6に対しズレを生じることがなく、高い
測定精度が維持される。さらに、プローブカバー11
は、プローブ6から容易に離脱することがないので、例
えば、体温測定後、耳腔からプローブ6を抜き取った際
に、プローブカバー11だけが耳腔内に残ってしまうと
いった不都合が確実に防止される。
【0035】また、プローブカバー11をプローブ6か
ら取り外すには、リングナット9を相当の力で回転操作
して大径部71との螺合を解除しなければならないの
で、乳幼児が誤ってプローブカバー11を取り外し、口
に入れる等の不都合も防止される。
【0036】リングナット9の先端面94は、ほぼ平坦
な面を構成している。プローブ6を耳腔に挿入したと
き、この先端面94は、耳腔入口付近に当接し、プロー
ブ6の耳腔への挿入深さを一定の深さに規制する。この
ため、常に適正条件での測定が可能となり、耳腔への挿
入深さの変動による測定誤差を防止することができると
ともに、プローブ6の耳腔内に深く入り過ぎて耳の奥部
を傷つけるといった不都合も生じない。
【0037】また、リングナット9のテーパ部92の外
周面には、リングナット9を締めつける方向または弛め
る方向に回転操作する際の滑り止め効果を発揮する複数
の溝(滑り止め手段)95が円周方向に所定間隔をおい
て形成されている。
【0038】なお、溝95のような凹部に限らず、凸部
であっても同様の機能を発揮することができる。また、
ゴムのような高摩擦材料を配してもよい。
【0039】赤外線センサー10は、サーモパイル(熱
電対列)を備え、熱絶縁帯を介して中心側に位置する集
熱部に前記サーモパイルの温接点が、熱絶縁帯の外周側
に冷接点がそれぞれ設置された構成をなしている。そし
て、赤外線照射により暖められた温接点と赤外線が照射
されない冷接点との温度差に相当するサーモパイル出力
信号と、赤外線センサー10の近くもしくは内部に設置
されるサーミスタ(図示せず)により出力される冷接点
の温度に相当する信号との関数として、体温を測定する
ものである。
【0040】次に、プローブ6に装着されるプローブカ
バー11の好適な構成例について、図3を参照しつつ説
明する。
【0041】プローブカバー11は、基端が開放し、先
端が閉じた形状をなしている。このプローブカバー11
は、筒状の胴部12と、胴部12の先端部に形成された
赤外線を透過し得る膜14と、膜14の外周部に形成さ
れ、該膜14より先端側に突出するリング状のリップ部
15とで構成されている。
【0042】そして、胴部12、膜14およびリップ部
15は、後述する製造方法との関係で、好ましくは樹脂
材料により一体的に形成されている。この樹脂材料とし
ては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の
ポリエステル、スチロール系樹脂等が挙げられる。
【0043】胴部12は、その外径および内径が先端へ
向かって漸減している。また、胴部12の厚さも、先端
へ向かって漸減している。
【0044】膜14の厚さは、特に限定されないが、
0.01〜0.10mm程度が好ましく、0.05〜0.
07mm程度がより好ましい。膜14の厚さが薄過ぎる
と、膜材料によっては、強度不足を生じ、破れ等の破損
を生じ易くなり、また、膜14の厚さが厚過ぎると、赤
外線の透過率が低下し、高精度の体温測定の妨げとなる
おそれがある。
【0045】このプローブカバー11では、リップ部1
5が存在することにより、膜14がプローブカバー11
の先端から所定距離(H)だけ基端側へ下がった状態と
なる。これにより、プローブ6にプローブカバー11を
装着し、耳腔内に挿入したとき、膜14が耳腔の内面や
その周辺部に触れることや、プローブカバー11のプロ
ーブ6への着脱操作時等に指等が触れることが防止さ
れ、膜14の表面を清浄に保つことができるので、より
高い測定精度を維持することができる。
【0046】このリップ部15は、その内側がプローブ
6の先端部に嵌合する形状をなしている。すなわち、図
4に示すように、プローブ6にプローブカバー11を装
着した状態では、リップ部15がプローブ6の先端外周
部63に嵌合する。これにより、耳腔内への挿入時(測
定時)等に、プローブカバー11の先端部がプローブ6
に対しズレを生じることが防止されるとともに、膜14
が一定の張力で張られ、膜14にしわやたるみが生じる
ことが防止されるので、測定精度の向上に寄与する。
【0047】また、リップ部15の先端は、丸みを帯び
た形状をなしている。これにより、耳腔内への挿入に際
し、痛みを感じたり、耳腔内壁を傷つけたりすることが
なく、高い安全性が確保される。
【0048】リップ部15の高さHが低過ぎると、リッ
プ部15を設けたことによる前記効果が十分に発揮され
ず、また、リップ部15の高さHが高過ぎると、材質等
の他の条件によっては、プローブカバー11の成形時
に、膜14の厚さが不均一となり、薄い部分にしわや破
損が生じ易くなる等の不都合が生じることがある。
【0049】よって、リップ部15の高さHは、膜14
の直径をDとしたとき、4≦D/H≦55なる関係を満
足するのが好ましい。
【0050】プローブカバー11の製造方法は、特に限
定されないが、その一例を挙げれば、次のような方法で
製造(成形)されるのが好ましい。
【0051】プローブカバー11を成形する樹脂シート
を用意し、該樹脂シートの図3中下方から樹脂シートを
ヒーターにより加熱し、樹脂シートを十分に軟化させ、
ヒーターを取り外す。その後、樹脂シートの図3中下方
から円錐台形状のシート押し込み部材を接触させ、樹脂
シートの上方から、プローブカバー11の外側形状に対
応する形状をなした雌型金型を樹脂シートに接触させ、
前記シート押し込み部材で樹脂シートを雌型金型の途中
まで押し込んだ後、雌型金型のリップ部に相当する部分
に予め形成された細孔から真空ポンプにより吸引する。
これにより、軟化した樹脂シートは、雌型金型内部に引
っ張られ、雌型金型内部に密着する。この状態で、樹脂
シートを冷却することにより、樹脂シートは固化し、雌
型金型の内部形状に成形される。次に、吸引を停止し、
雌型金型を上方に移動することにより、プローブカバー
11の形状に成形された樹脂シートを取り外す。その後
プローブカバー11の基端側を切断して(打ち抜い
て)、プローブカバー11を得る。
【0052】また、他の方法としてプローブカバー11
を成形する樹脂シートを用意し、プローブカバー11の
内側形状に対応する形状をなし、かつ前記樹脂シートが
溶融または軟化する程度の温度まで加熱された金型によ
り前記樹脂シートを図3中下方から上方へ押圧して熱変
形させるとともに、膜14に対応する平坦面を有する同
様の加熱金型を図3中上方から下方へ移動し、両金型で
膜14の部分を挟持し、その挟持圧力を調整して所望の
膜厚を得る。その後、両金型を除去し、プローブカバー
11の形状に変形した樹脂シートを冷却、固化し、プロ
ーブカバー11の基端側を切断して(打ち抜いて)、プ
ローブカバー11を得る。
【0053】プローブカバー11の実際の製造において
は、樹脂シートは加熱されると、自重により鉛直下方へ
たれ下るので、上下方向を図3とは逆にして製造するの
が好ましい。
【0054】なお、プローブカバー11の構成は、図3
に示すものに限定されないことは言うまでもない。
【0055】また、本発明の体温計1は、形状または寸
法の異なる2以上のリングナットを交換して使用するこ
とができるものである。図5は、図4に示すリングナッ
トとは形状および高さが異なるリングナットを装着した
状態を示す縦断面図である。すなわち、図5に示すリン
グナット90は、図4に示すリングナット9に比べ、テ
ーパ部92の高さが高く、かつ先端の外径が小さく、そ
れ以外の構成およびリングナットの機能は同様である。
このリングナット90を装着した場合には、先端面94
からのプローブ6の突出長さが図4の構成に比べて短く
設定されるため、プローブ6の耳腔への挿入深さが短く
なる。
【0056】このように、形状または寸法の異なるリン
グナットを交換して使用することができるので、プロー
ブ6の耳腔への挿入深さやプローブ6の外径等を年齢や
個人差に応じて適正な条件に設定することができ、各々
の場合において、測定精度を向上することができる。
【0057】なお、交換可能なリングナットとしては、
例えば、その高さが同一で、先端部の形状または先端面
94の面積が異なるものを含んでいてもよい。
【0058】次に、体温計1の使用方法について説明す
る。体温計本体2の支持台7の小径部72に前述したよ
うにしてプローブ6を螺合、装着し、さらに、該プロー
ブ6にプローブカバー11を被せる。次いで、その上か
ら、選択されたリングナット9または90を挿通し、支
持台7の大径部71に螺合する。これにより、プローブ
カバー11の胴部12がプローブ6の傾斜部64とリン
グナット9または90の係合部93とで挟持され、プロ
ーブカバー11がプローブ6に対し固定される。これに
より、プローブカバー11の装着が完了する。
【0059】次に、電源スイッチ3をONの状態とし、
所定時間経過後、体温計本体2を把持し、プローブカバ
ー11で被包されたプローブ6を耳腔内に挿入する。
【0060】次に、測定スイッチ4を所定時間押圧す
る。これにより、体温の測定がなされる。すなわち、鼓
膜から放射された赤外線(熱線)は、膜14および保護
シート81を順次透過し、ライトガイド8内に導入さ
れ、その内面で反射を繰り返して赤外線センサー10に
到達する。
【0061】そして、前述したように、赤外線センサー
10で受光した赤外線の強度を温度に換算し、体温を検
出する。検出された体温は、表示部5に表示される。
【0062】図6は、本発明の体温計の他の実施例を示
すプローブ付近の縦断面図である。同図に示す体温計
は、リングナットがプローブとプローブカバーとを同時
に体温計本体に対し固定する機能を有するものである。
以下、図1〜図5に示す実施例と相違する点を中心に説
明する。
【0063】プローブ6は、体温計本体2の上部正面側
に、体温計本体2に対し着脱自在に設置されている。
【0064】支持台7は、外周に雄螺子73が形成され
た大径部71と、その先端側の小径部72とを有してい
る。大径部71の先端には、リング状の溝711が形成
されている。また、小径部72は、プローブ6の基端側
内部に挿入し得るよう、テーパ状をなしている。
【0065】プローブ6の基端には、基部61が形成さ
れている。この基部61の基端は、溝711に嵌合する
形状をなしている。すなわち、例えばリング状をなす突
部611が形成されている。
【0066】また、プローブ6は、その外径が先端に向
かって漸減する形状をなしており、プローブ6の先端外
周部63は、耳腔内へ挿入したときの安全性を考慮し
て、丸みを帯びた形状をなしている。
【0067】支持台7の中心部には、前記と同様のライ
トガイド(導波管)8が立設されている。このライトガ
イド8には、その先端開口を覆うように前記と同様の保
護シート81が被覆されている。
【0068】この保護シート81は、ライトガイド8に
挿通されたそろばん玉形状のフェルル(保護シート固定
部材)82により挟持され、緊張状態で固定されてい
る。フェルル82の基端部は、小径部72の先端に形成
された凹部721内に挿入されている。
【0069】支持台7の大径部71には、前記と同様の
リングナット96が螺合される。すなわち、リングナッ
ト96の基端側内面には、雌螺子91が形成され、この
雌螺子91が大径部71の雄螺子73と螺合することに
より、リングナット96が支持台7に支持、固定され
る。
【0070】このリングナット96は、雌螺子91の先
端付近からその外径が先端方向へ向かって漸減するテー
パ部92を有し、テーパ部92の内面には、プローブカ
バー11に係合する係合部93が形成されている。
【0071】プローブ6にプローブカバー11を被せた
状態で、突部611を溝711に嵌合する。次いで、リ
ングナット96を装着し、所定方向に回転操作して螺合
すると、プローブカバー11が係合部93で係合すると
共に基部61が支持台7の大径部71とリングナット9
の係合部93との間に挟持され、プローブ6が体温計本
体2に対し確実に固定される。これにより、前記と同様
の効果が得られる。
【0072】なお、リングナット96の螺合によりプロ
ーブ6およびプローブカバー11が体温計本体2に対し
固定された状態では、フェルル82の外周部がプローブ
6の内面に当接して押圧され、フェルル82がライトガ
イド8の中心軸方向および基端方向への応力を受ける。
これにより、保護シート81が基端方向へ引っ張られ、
保護シート81の少なくともライトガイド8の先端開口
を遮蔽する部分は、しわのない緊張状態とされる。
【0073】リングナット96の先端面94は、ほぼ平
坦な面を構成し、前記と同様に、プローブ6の耳腔への
挿入深さを一定の深さに規制する機能を有している。
【0074】また、リングナット96のテーパ部92の
外周面には、前記と同様の複数の溝(滑り止め手段)9
5が円周方向に所定間隔をおいて形成されている。
【0075】なお、本実施例のプローブカバー11の開
口端(基端)の周囲にフランジ取り付け基部等を設け、
このフランジ等をプローブ6とリングナット9の間で挟
持してプローブカバー11を固定することもできる。
【0076】また、リングナット96のプローブカバー
11と係合する係合部93を面接触とすることで、プロ
ーブカバー11の銅部12の広い部分を挟持することが
できる。
【0077】なお、本実施例においても、前記と同様
に、形状または寸法の異なる2以上のリングナットを交
換して使用することが可能である。
【0078】以上のような構成の体温計では、プローブ
6とプローブカバー11とを体温計本体2に対し同時に
着脱することができるので、その操作が容易であるとい
う利点がある。
【0079】また、プローブ6の内面に螺子を形成する
必要がないことから、プローブ6を取り外しての清掃が
容易となるという利点もある。
【0080】以上、本発明の体温計を添付図面に示す実
施例に基づいて説明したが、本発明は、これに限定され
るものではない。例えば、固定部材は、リングナットの
ような螺合により装着されるものに限らず、少なくとも
プローブカバーの装着を固定する機能を有するものであ
れば、いかなるものでもよい。
【0081】また、プローブカバーは、リップ部を有さ
ないものでもよく、あるいは、複数の部材を接合して構
成されたものであってもよい。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の体温計によ
れば、固定部材を備えることにより、プローブカバーの
プローブへの装着を安定させることができる。特に、プ
ローブカバーがプローブから容易に離脱することがない
ので、例えば、体温測定後、耳腔からプローブを抜き取
った際に、プローブカバーだけが耳腔内に残ってしまう
といった不都合が確実に防止される。また、固定部材を
リングナット等で構成した場合には、乳幼児が誤ってプ
ローブカバーを取り外し、口に入れる等の不都合も防止
される。
【0083】また、異なる固定部材を交換して使用する
ものの場合には、プローブの耳腔への挿入深さ等を年齢
や個人差に応じて適正な条件に設定することができる。
【0084】また、固定部材がプローブの被測定部位へ
の挿入深さを規制する機能を有する場合には、耳腔への
挿入深さの変動による測定誤差を防止することができる
とともに、プローブの耳腔内に深く入り過ぎて耳の奥部
を傷つけるといった不都合も防止できる。
【0085】以上より、プローブカバーの離脱や位置ズ
レ等を生じることがなく、より適正な測定条件で体温測
定を行うことができるので、測定精度が向上するととも
に、安全性も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の体温計の正面図である。
【図2】本発明の体温計の側面図である。
【図3】本発明の体温計に用いられるプローブカバーの
構成例を示す縦断面図である。
【図4】プローブカバーを装着した状態の図1中のA−
A線断面図である。
【図5】図4に示すリングナットと異なるリングナット
を装着した状態を示す縦断面図である。
【図6】本発明の体温計の他の実施例を示すプローブ付
近の縦断面図である。
【符号の説明】
1 体温計 2 体温計本体 21 ケーシング 3 電源スイッチ 4 測定スイッチ 5 表示部 6 プローブ 61 基部 611 突部 62 雄螺子 63 先端外周部 64 傾斜部 7 支持台 71 大径部 711 溝 72 小径部 721 凹部 73、74 雄螺子 8 ライトガイド 81 保護シート 82 フェルル 9 リングナット 90 リングナット 91 雌螺子 92 テーパ部 93 係合部 94 先端面 95 溝 96 リングナット 10 赤外線センサー 11 プローブカバー 12 胴部 14 膜 15 リップ部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体温計本体と、該体温計本体に設置され
    たプローブとを有し、前記プローブに該プローブを被覆
    するプローブカバーを装着して体温を測定する体温計で
    あって、 前記プローブカバーの前記プローブに対する装着を固定
    する螺合部材を備えることを特徴とする体温計。
  2. 【請求項2】 体温計本体と、該体温計本体に設置され
    たプローブとを有し、前記プローブに該プローブを被覆
    するプローブカバーを装着して体温を測定する体温計で
    あって、 前記プローブカバーの前記プローブに対する装着を固定
    する機能を有し、形状または寸法の異なるものを交換し
    て使用し得る少なくとも1つの螺合部材を備えることを
    特徴とする体温計。
  3. 【請求項3】 体温計本体と、該体温計本体に設置され
    たプローブとを有し、前記プローブに該プローブを被覆
    するプローブカバーを装着して体温を測定する体温計で
    あって、 前記プローブカバーの前記プローブに対する装着を固定
    する機能を有し、前記プローブの突出長さを異ならせる
    ものを交換して使用し得る少なくとも1つの螺合部材を
    備えることを特徴とする体温計。
  4. 【請求項4】 前記螺合部材は、前記プローブが被測定
    部位に挿入される深さを規制する機能を有する請求項1
    ないし3のいずれかに記載の体温計。
  5. 【請求項5】 前記螺合部材は、平坦な端面を有し、該
    端面が被測定部位周辺に当接することにより、前記プロ
    ーブの被測定部位への挿入深さを規制する請求項4に記
    載の体温計。
  6. 【請求項6】 前記プローブは、前記体温計本体に対し
    着脱自在に設置されている請求項1ないし5のいずれか
    に記載の体温計。
  7. 【請求項7】 前記螺合部材は、前記プローブを前記体
    温計本体に対し固定する機能を有する請求項6に記載の
    体温計。
  8. 【請求項8】 前記螺合部材は、体温計本体に対し螺合
    するリングナットである請求項1ないし7のいずれかに
    記載の体温計。
  9. 【請求項9】 前記螺合部材は、その固定操作または固
    定解除操作の際の滑りを防止する滑り止め手段を有する
    請求項1ないし8のいずれかに記載の体温計。
  10. 【請求項10】 前記体温計は、耳内から発せられる赤
    外線の強度を検出することにより体温を測定する耳式体
    温計である請求項1ないし9のいずれかに記載の体温
    計。
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