JP3943208B2 - 耳式体温計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、耳内から発せられる赤外線を検出して体温を測定する耳式体温計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院等の医療機関や家庭などで体温の測定を行う体温計として、耳腔(外耳道)内にプローブ(検温部)を挿入し、鼓膜から放射される赤外線(熱線)を検出し、その赤外線の強度によって体温を測定する耳式体温計が提案されている。
【0003】
このような耳式体温計は、体温測定に要する時間が1〜2秒程度と短時間であり、特に、長時間待つことが不得意な乳児、幼児の体温を測定する場合には、その利点が大きい。
【0004】
ところで、このような耳式体温計では、ブザーが内蔵されており、このブザーを鳴らして体温の測定が終了したことを報知するよう構成されている。
【0005】
このブザー音は、測定者に対して十分な報知を可能とするために、ある程度大きな音量に設定する必要があるが、測定終了時には、プローブが被測定者(乳児、幼児)の耳腔内に挿入されているため、ブザー音がプローブやその周辺を介して被測定者の耳に伝達され、被測定者に不快感を与えるという問題がある。
【0006】
このような被測定者の不快感を避けるために、ブザー音の音量を小さくすると、測定者がブザー音を聞き取りにくくなり、周囲の環境によっては、測定の終了を把握することができなくなることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、音源から発せられる報知音の報知の機能を損なうことなく、被測定者に不快感を与えることを抑制し得る耳式体温計を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(4)の本発明により達成される。
【0009】
(1) 耳内から発せられる赤外線の強度を検出して体温を測定する耳式体温計において、
報知音を発する音源を内蔵する体温計本体と、該体温計本体に設置され、耳内に挿入されるプローブと、前記音源から発せられる報知音の前記耳内への伝搬を抑制する防音機構とを備え、
前記体温計本体は、測温機構を内蔵するケーシングと、前記プローブを支持するプローブ支持周辺部材とを有し、
前記防音機構は、前記ケーシングと前記プローブ支持周辺部材との間に、長いもしくは複雑な報知音伝搬経路を形成する間隙を有するものであることを特徴とする耳式体温計。
【0010】
(2) 耳内から発せられる赤外線の強度を検出して体温を測定する耳式体温計において、
報知音を発する音源を内蔵する体温計本体と、該体温計本体に設置され、耳内に挿入されるプローブと、前記音源から発せられる報知音の前記耳内への伝搬を抑制する防音機構とを備え、
前記体温計本体は、測温機構を内蔵するケーシングと、前記プローブを支持するプローブ支持周辺部材とを有し、
前記防音機構は、前記ケーシングと前記プローブ支持周辺部材との間に間隙を形成し、
前記間隙に振動吸収部材を設置するものであることを特徴とする耳式体温計。
【0011】
(3) 耳内から発せられる赤外線の強度を検出して体温を測定する耳式体温計において、
報知音を発する音源を内蔵する体温計本体と、該体温計本体に設置され、耳内に挿入されるプローブと、前記音源から発せられる報知音の前記耳内への伝搬を抑制する防音機構とを備え、
前記体温計本体は、測温機構を内蔵するケーシングを有し、前記ケーシングの前側部分には、体温表示用の窓部と、前記窓部を覆う透明板とを有し、
前記防音機構は、前記透明板の厚さを、保持強度に必要な厚さ以上に厚くするものであることを特徴とする耳式体温計。
【0014】
(4) 前記防音機構は、前記プローブを挿入した耳内への報知音の伝達を2dB以上低減し得るものである上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の耳式体温計。
【0015】
なお、本明細書中、「ケーシングの前側部分」とは、ケーシングのプローブ軸方向(赤外線の入射方向)でプローブのある側(耳に近い側)の部分のことであり、「ケーシングの背側部分」とは、ケーシングのプローブ軸方向(赤外線の入射方向)でプローブのある側と反対の側(耳に遠い側)の部分である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の耳式体温計を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1および図2は、それぞれ、本発明の耳式体温計(以下、単に「体温計」と言う)の正面図および側面図、図3は、図1中のA−A線断面図、図4は、本発明の体温計においてプローブにプローブカバーを装着した状態を示す図1中のB−B線断面図、図5は、検温部の構造を示す斜視図、図6は、本発明の体温計の回路構成を示すブロック図である。なお、説明の都合上、図1〜図3の上側を「上部」、下側を「下部」、図2および図3の左側を「正面」、右側を「背面」、図4の上側を「先端」、下側を「基端」と言う。
【0018】
図1〜図6に示すように、本発明の体温計1は、鼓膜から発せられる赤外線の強度を測定することにより体温を検出する赤外線体温計であり、検温部10を内蔵する体温計本体2と、体温計本体2の正面に設置された電源スイッチ3および表示部5と、体温計本体2の背面上部に設置された測定スイッチ4と、耳腔内に挿入されるプローブ6とを有している。
【0019】
体温計本体2は、ケーシング21を有している。このケーシング21は、主に、ケーシングの前側部分にある前筐体22、ケーシングの背側部分にある背筐体23および蓋体24の3つの部材で構成されている。
【0020】
前筐体22の正面には、体温表示用の窓(開口)50が形成されている。この窓50には、液晶表示素子(LCD)よりなる表示装置(図示せず)が設置され、測定した体温や、その他の情報(例えば、電池残量、測定のための待ち時間)を表示する。また、窓50は、透明板51で覆われている。
また、前筐体22の正面には、電源スイッチ3が設置されている。
【0021】
背筐体23の上部には、測定スイッチ4が設置されている。この背筐体23は、前筐体22に対し、ビス25により固定されている。
【0022】
蓋体24は、前筐体22に対し、その下部に着脱自在に設置されている。すなわち、蓋体24の上端に形成された係止片241が前筐体22の係止部221に係止するとともに、蓋体24の下端部をビス(螺子部材)26により前筐体22の下端部に固定する。この蓋体24は、電源部40の電池(図示せず)を投入または交換する際に開閉される。
【0023】
図3に示すように、ケーシング21内には、回路基板30が設置されており、この回路基板30には、検温部10およびそれを支持する検温部支持部材108、マイクロコンピュータよりなる制御手段31、A/D変換器32等が搭載されている。また、ケーシング21内には、電池を収納する電源部40が設置され、この電源部40より、回路基板30の各部へ電力が供給される。さらに、ケーシング21内には体温測定が終了したら、報知音を発するブザー33も設置されている。すなわち、ケーシング21の内部には、以上のような測温機構が内蔵されている。
【0024】
検温部10は、赤外線センサー101と、温度センサー(環境温度測定手段)107とで構成されている。
【0025】
制御手段31は、演算部、タイマー(オートパワーオフタイマーを含む)、メモリー(RAM、ROM)を内蔵している。この制御手段31は、体温測定が終了したら、後述するブザー33を鳴らす制御を行う。
【0026】
また、この制御手段31は、無駄な電力消費を抑制するために、オートパワーオフタイマーを備えている。
【0027】
図5に示すように、赤外線センサー101は、サーモパイル(熱電対列)102を備えている。そして、熱絶縁帯105を介して中心側に位置する集熱部106にサーモパイル102の温接点103が、熱絶縁帯105の外周側に冷接点104がそれぞれ設置された構成をなしている。
【0028】
また、赤外線センサー101の近傍には、温度センサー107が設置されている。この温度センサー107は、赤外線センサー101の熱絶縁帯105より外周側の温度、すなわち冷接点104近傍の温度(環境温度)を検出する。
【0029】
このような検温部10では、赤外線センサー101および温度センサー107により、それぞれ耳内からの赤外線照射により暖められた温接点103と耳内からの赤外線が照射されない冷接点104との温度差に相当する信号と、冷接点104近傍の温度(環境温度)に相当する信号とを得、これらの関数により体温を求めることができる。
【0030】
プローブ6は、体温計本体2の上部正面側に、体温計本体2に対し着脱自在に設置されている。図4に示すように、支持台(支持部材)7は、大径部71と、その先端側の小径部72とを有し、大径部71および小径部72の外周には、それぞれ、雄螺子73、74が形成されている。また、大径部71の基端外周には、フランジ75が形成されている。
【0031】
一方、管状のプローブ6の基端には、大径部71の先端面に当接する基部61を有するとともに、プローブ6の基端側内面には、前記雄螺子74と螺合する雌螺子62が形成されている。これらの雄螺子74と雌螺子62を螺合することにより、プローブ6が支持台7に支持、固定される。
【0032】
また、プローブ6は、その外径が先端に向かって漸減する形状をなしており、プローブ6の先端外周部(縁部)63は、耳腔内へ挿入したときの安全性を考慮して、丸みを帯びた形状をなしている。
【0033】
支持台7の中心部には、その先端から導入された赤外線(熱線)を検温部10の赤外線センサー101へ導くライトガイド(導波管)8が立設されている。ライトガイド8は、好ましくは熱伝導性の良い銅などの金属で構成され、その内面には、金メッキが施されている。
【0034】
また、ライトガイド8には、必要に応じ、その先端開口を覆うように保護シート81が被覆される。これにより、ライトガイド8の内部にゴミ、塵等が侵入することが防止される。なお、保護シート81は、赤外線透過性を有するものであり、その構成材料としては、後述するプローブカバー11と同様の樹脂材料が挙げられる。
【0035】
支持台7の大径部71には、リングナット(固定部材)9が螺合される。すなわち、リングナット9の基端側内面には、雌螺子91が形成され、この雌螺子91が大径部71の雄螺子73と螺合することにより、リングナット9が支持台7に支持、固定される。
【0036】
このリングナット9は、雌螺子91の先端付近からその外径が先端方向へ向かって漸減するテーパ部92を有し、テーパ部92の内面には、プローブカバー11の胴部12に係合する係合部93が形成されている。
【0037】
プローブ6にプローブカバー11を被せ、リングナット9を装着し、所定方向に回転操作して螺合すると、プローブカバー11の胴部12がプローブ6の傾斜部64とリングナット9の係合部93とで挟持され、プローブカバー11がプローブ6に対し確実に固定される。
【0038】
なお、本実施例のプローブカバー11の開口端(基端)の周囲にフランジ取り付け基部等を設け、このフランジ等をプローブ6とリングナット9の間で挟持してプローブカバー11を固定することもできる。
【0039】
従って、体温測定中等に、プローブカバー11がプローブ6に対しズレを生じたり、容易に離脱することが防止される。また、プローブカバー11をプローブ6から取り外すには、リングナット9を相当の力で回転操作して大径部71との螺合を解除しなければならないので、乳幼児が誤ってプローブカバー11を取り外し、口に入れる等の不都合も防止される。
【0040】
リングナット9の先端面94は、ほぼ平坦な面を構成している。プローブ6を耳腔に挿入したとき、この先端面94は、耳腔入口付近に当接し、プローブ6の耳腔への挿入深さを一定の深さに規制する。このため、常に適正条件での測定が可能となり、耳腔への挿入深さの変動による測定誤差を防止することができるとともに、プローブ6の耳腔内に深く入り過ぎて耳の奥部を傷つけるといった不都合も生じない。
【0041】
また、リングナット9のテーパ部92の外周面には、リングナット9を締めつける方向または弛める方向に回転操作する際の滑り止め効果を発揮する複数の溝(滑り止め手段)95が円周方向に所定間隔をおいて形成されている。なお、溝95のような凹部に限らず、凸部であっても同様の機能を発揮することができる。また、ゴムのような高摩擦材料を配してもよい。
【0042】
プローブカバー11は、基端が開放し、先端が閉じた形状をなしている。このプローブカバー11は、外径および内径が先端へ向かって漸減する筒状の胴部12と、胴部12の先端部に形成された赤外線を透過し得る膜14と、膜14の外周部に形成され、該膜14より先端側に突出するリング状のリップ部15とで構成されている。
【0043】
そして、胴部12、膜14およびリップ部15は、好ましくは樹脂材料により一体的に形成されている。この樹脂材料としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル等が挙げられる。
【0044】
このプローブカバー11では、リップ部15が存在することにより、膜14がプローブカバー11の先端から所定距離だけ基端側へ下がった状態となる。これにより、プローブ6にプローブカバー11を装着し、耳腔内に挿入したとき、膜14が耳腔の内面やその周辺部に触れることや、プローブカバー11のプローブ6への着脱操作時等に指等が触れることが防止され、膜14の表面を清浄に保つことができるので、より高い測定精度を維持することができる。
【0045】
このリップ部15は、その内側がプローブ6の先端部に嵌合する形状をなしている。すなわち、図4に示すように、プローブ6にプローブカバー11を装着した状態では、リップ部15がプローブ6の先端外周部63に嵌合する。これにより、耳腔内への挿入時(測定時)等に、プローブカバー11の先端部がプローブ6に対しズレを生じることが防止されるとともに、膜14が一定の張力で張られ、膜14にしわやたるみが生じることが防止されるので、測定精度の向上に寄与する。
【0046】
また、リップ部15の先端は、丸みを帯びた形状をなしている。これにより、耳腔内への挿入に際し、痛みを感じたり、耳腔内壁を傷つけたりすることがなく、高い安全性が確保される。
【0047】
さて、このような体温計1は、ブザー(音源)33から発せられる報知音のプローブ6またはプローブ側(体温計1の正面側)への伝搬を抑制する機能(以下、「防音機能」と言う)を発揮する防音機構を有している。本実施例の体温計1は、複数の防音機構を有しており、以下、これらの構成について順次説明する。
【0048】
プローブ6の支持部材7付近は、ブザー33から発せられた報知音の1つの伝搬経路を構成する。よって、この報知音伝搬経路を長くするかまたは複雑な形状とすることにより、防音機能が発揮される。本実施例では、リングナット9の基端側は、ケーシング21内(前筐体22内)に挿入されており、この部位は、その全周が壁部27により囲まれている。さらに、壁部27の基端には、内側に向かってリブ28が突出形成され、また、このリブ28は、支持部材7との間に間隙が設けられている。壁部27およびリブ28は、前筐体22に一体的に形成されている。このような構成により、報知音伝搬経路となるリングナット9の基端部と壁部27およびリブ28との間隙が長く、狭くかつ複雑な形状となり、優れた防音機能が発揮される。
【0049】
すなわち、プローブ6の支持部材7とリングナット9(これらをプローブ支持周辺部材という)は、ケーシングとの間に、狭くて長い複雑な形状の間隙の経路が形成されることで、この部分の報知音の伝搬が抑制される。これらの間隙そのものは、接触することで振動によりケーシング21からプローブ支持周辺部材に報知音が伝搬するのを抑制する効果を持つ。
【0050】
壁部27の内面とリングナット9の外面との間隙距離Sは、できるだけ小さいのが好ましいが、0.1mm以下であると、壁部27(ケーシング21)がリングナット9に接触しやすくなり、これにより、振動による報知音の伝搬効果が生じやすくなるため、具体的には、0.1〜2.0mm程度が好ましく、0.2〜1.5mm程度がより好ましい。
【0051】
また、壁部27の内面とリングナット9の外面との間隙のプローブ軸方向長さLは、できるだけ長いのが好ましいが、その他の実用上の点(形状の制限等)から好ましい上限はあり、2.0〜25.0mm程度が好ましく、3.0〜10.0mm程度がより好ましい。
【0052】
また、防音機構として、報知音伝搬経路の途中に、振動吸収部材16が設置されている。すなわち、前筐体22に一体的に形成されたリブ28と支持台7のフランジ75との間に、Oリングよりなる振動吸収部材16が挟持されている。これにより、報知音伝搬経路の一部が遮断または狭められ、優れた防音機能が発揮される。
【0053】
Oリングの線径は、0.2〜1.5mmが好ましく、0.5〜1.2mmがより好ましい。0.2mmより小さいと、この部分に加わるわずかな力でも、リブ28と支持台7のフランジ75との接触が生じ、振動による報知音の伝搬効果が生じやすくなる。また、1.5mmは実用上の点(形状の制限等)からの上限である。
【0054】
振動吸収部材16の構成材料としては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムのような各種ゴム材料や、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の各種熱可塑性エラストマーが挙げられる。
【0055】
また、防音機構として、ブザー33を体温計本体2の背面側(プローブ6とプローブ軸方向反対側)に設置したことに特徴を有する。すなわち、図3に示すように、ブザー33は、背筐体23の背面側内面に、支持部231を介して支持、固定されている。ブザー33を回路基板30上に設置した場合には、ブザー33から発せられた音が回路基板30および支持台7を介してプローブ6に伝搬されるが、かかる構成としたことにより、このような音の伝搬が軽減され、優れた防音機能を発揮する。
【0056】
なお、この構成では、ブザー33が背筐体23の背面側内面に設置されているため、ブザー33から発せられた報知音が体温計本体2の背面側に放出され易くなる。特に、ブザーが基板30上に配置される場合には、ケーシング21の湾曲表面では、共振が起こりにくく、その部分からの報知音の伝搬が生じにくくなる傾向があるが、このようにブザーが背筐体23の背面側内面に設置されることで、本実施例のような湾曲した表面を備える背筐体23からも、表面の形状にかかわらず、背面側へ報知音を放出され易くできる。そのため、測定者(測定操作者)にとっては、ブザー33の音がより聞き取り易くなる。よって、測定者によるブザー音の聞き取り易さを従来と同等に維持しつつ、ブザーの消費電力を少なくできると共に、ブザー33から発せられる音の音量を相対的に低くすることもでき、これにより、防音機能がより向上する。
【0057】
なお、ブザー33の設置位置は、図示の位置に限らず、例えば、背筐体23の下端部の内側であってもよい。
【0058】
また、防音機構として、窓50を覆う透明板51の厚さをその必要強度(保持強度)以上に厚くしたことに特徴を有する。すなわち、透明板51は、強度上の理由からは、厚さが0.2mm程度もあれば十分であるが、本実施例では、透明板51の厚さを好ましくは0.4mm以上、より好ましくは0.5mm以上とする。これにより、優れた防音機能が発揮される。
【0059】
透明板51の面積は、特に限定されないが、透明板51を接着する部分が必要であり、剥れにくくする必要からは大きい程よいが、その他の実用上の点(形状の制限等)から好ましい上限はあり、窓50の開口面積に対する比率が120〜500%程度であるのが好ましく、150〜400%程度であるのがより好ましい。
【0060】
なお、透明板51の構成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ABS樹脂等の各種樹脂材料や、各種ガラス材料が挙げられる。
【0061】
以上のような各防音機構は、体温計本体2の背面側(プローブ6とプローブ軸方向反対側)への報知音の放出を阻害しないものである。特に、プローブ6側(正面側)への防音機能を発揮することにより、背面側へのブザー音(報知音)の放出を向上させることができ、測定者によるブザー音の聞き取り易さが向上する。
【0062】
また、各防音機構は、プローブ6を挿入した耳内への報知音の伝達(伝搬)を2dB以上低減し得るものであるのが好ましく、3dB以上低減し得るものであるのがより好ましい。これにより、被測定者の不快感をより有効に軽減、除去することができる。
【0063】
次に、体温計1の使用方法について説明する。
体温計本体2の支持台7の小径部72に前述したようにしてプローブ6を螺合、装着し、さらに、該プローブ6にプローブカバー11を被せる。次いで、その上から、リングナット9を挿通し、支持台7の大径部71に螺合する。これにより、プローブカバー11の胴部12がプローブ6の傾斜部64とリングナット9の係合部93とで挟持され、プローブカバー11がプローブ6に対し固定される。これにより、プローブカバー11の装着が完了する。
【0064】
次に、測定者は、電源スイッチ3をONの状態とし、所定時間経過後、体温計本体2を把持し、プローブカバー11で被包されたプローブ6を被測定者の耳腔内に挿入する。
【0065】
次に、測定スイッチ4を所定時間押圧する。これにより、体温の測定がなされる。すなわち、鼓膜から放射された赤外線(熱線)は、膜14および保護シート81を順次透過し、ライトガイド8内に導入され、その内面で反射を繰り返して検温部10の赤外線センサー101に到達し、集熱部106に照射される。
【0066】
赤外線センサー101からは、温接点103と冷接点104との温度差に対応した出力(アナログ信号)が得られ、この出力は、A/D変換器32によりデジタル信号に変換されて、制御手段31へ入力される。
【0067】
また、温度センサー107からは、冷接点104の温度(環境温度)に対応した出力(アナログ信号)が得られ、この出力は、A/D変換器32によりデジタル信号に変換されて、制御手段31へ入力される。
【0068】
制御手段31では、入力された赤外線センサーおよび温度センサーからのデジタル信号に基づいて、所定の演算処理を行い、また、適宜温度補正処理等を行って、体温を求める。求められた体温は、表示部5に表示される。
【0069】
また、このようにして体温測定が終了したら、制御手段31は、ブザー33に通電して鳴らし、その旨を報知する。測定者は、このブザー33から発せられたブザー音を聞くことにより、体温測定の終了を知ることができる。
【0070】
なお、本実施例では報知音としては、ブザー音であるが、その他の報知音としては、例えば小型スピーカー等を音源とする音声でもよい。
【0071】
【実施例】
以下、本発明の具体的実施例について説明する。
【0072】
下記▲1▼〜▲4▼の防音機構を設けた図1〜図6に示す構成の耳式体温計を製造した。
【0073】
▲1▼ 壁部27およびリブ28の形成。
壁部27の内面とリングナット9の外面との間隙距離S:0.6mm(平均)
壁部27の内面とリングナット9の外面との間隙の軸方向長さL:8.0mm
【0074】
▲2▼ 振動吸収部材(Oリング)16の設置。
Oリングの材料:シリコーンゴム
Oリングの線径:0.5mm
【0075】
▲3▼ ブザー33を背筐体23の背面側内面に設置。
【0076】
▲4▼ 透明板51の厚さを各々0.5mm、0.8mmおよび1.5mmとする。
透明板51の窓50に対する面積は、各々約200%とした。
透明板51の構成材料:ポリカーボネート
【0077】
(実施例1)
前記防音機構▲1▼を有する。ブザー33を回路基板30上に設置。透明板51の厚さは、0.2mmとした。
【0078】
(実施例2)
前記防音機構▲2▼を有する。ブザー33を回路基板30上に設置。透明板51の厚さは、0.2mmとした。
【0079】
(実施例3)
前記防音機構▲3▼を有する。透明板51の厚さは、0.2mmとした。
【0080】
(実施例4a)
前記防音機構▲4▼(透明板51の厚さ:0.5mm)を有する。ブザー33を回路基板30上に設置。
【0081】
(実施例4b)
前記防音機構▲4▼(透明板51の厚さ:0.8mm)を有する。ブザー33を回路基板30上に設置。
【0082】
(実施例4c)
前記防音機構▲4▼(透明板51の厚さ:1.5mm)を有する。ブザー33を回路基板30上に設置。
【0083】
(実施例5)
前記防音機構▲1▼および▲2▼を有する。ブザー33を回路基板30上に設置。透明板51の厚さは、0.2mmとした。
【0084】
(実施例6)
前記防音機構▲1▼、▲2▼および▲3▼を有する。透明板51の厚さは、0.2mmとした。
【0085】
(実施例7)
前記防音機構▲1▼、▲2▼、▲3▼および▲4▼(透明板51の厚さ:0.5mm)を有する。
【0086】
(比較例)
前記防音機構▲1▼〜▲4▼のいずれも有さず。ブザー33を回路基板30上(図8に示す位置)に設置。透明板51の厚さは、0.2mmとした。また、リングナットの周辺は図9に示す構造とした。
【0087】
前記各耳式体温計について、図7に示す実験装置により、無響箱内で次のようにして防音機能の程度を測定した。
【0088】
ゴム製の遮音部材41の片面側に、被測定者の耳を想定したポリウレタン製の筒体42を設置し、該筒体42内にプローブ6の先端部を挿入した。筒体42の他端には、マイクロフォン43を設置した。マイクロフォン43とプローブ6の先端との距離は、5cmとした。また、耳式体温計の背面側にも、同様のマイクロフォン44を設置した。マイクロフォン44と耳式体温計の背面との距離は、5cmとした。
【0089】
この状態で、耳式体温計に内蔵されたブザーを鳴らし、その音をマイクロフォン43および44にて捕捉し、音圧を測定した。マイクロフォン43側での音圧は、被測定者側の音圧に対応し、マイクロフォン44側での音圧は、測定者側の音圧に対応する。得られた結果を、下記表1に示す。
【0090】
【表1】
Figure 0003943208
【0091】
表1に示すように、実施例1〜7の耳式体温計は、いずれも、防音機構を有さない比較例の耳式体温計に比べ、測定者側の音圧を低減することなく、被測定者側の音圧が3dB以上低減している。その結果、実施例1〜7の音圧は、比較例と異なり、被測定者側と測定者側の音圧の大小が逆となり、しかも、被測定者側と測定者側の音圧に1.5dB以上の差異を生じさせている。特に、複数の防音機構を組み合わせた実施例5、6および7では、より優れた防音機能が得られている。
【0092】
なお、防音機構の組合わせは、実施例5〜7に限定されるものでなく、▲1▼〜▲4▼やそれらを含む任意の種類の組合わせでもよい。
【0093】
以上、本発明の体温計を添付図面に示す実施例に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、特に、防音機構の構成は、図示の例に限定されるものではない。
【0094】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の体温計によれば、ブザー音等の報知音が被測定者の耳に届いて不快感を与えることが防止または抑制される。
【0095】
また、測定者に対しては、ブザー音等の報知音の音量を十分に維持することができるので、報知の機能を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の体温計の正面図である。
【図2】本発明の体温計の側面図である。
【図3】図1中のA−A線断面図である。
【図4】本発明の体温計においてプローブにプローブカバーを装着した状態を示す図1中のB−B線断面図である。
【図5】本発明の体温計における検温部の構成例を示す斜視図である。
【図6】本発明の体温計の回路構成を示すブロック図である。
【図7】音圧測定のための実験装置の構成を示す図である。
【図8】比較例の体温計の構成を示す図である。
【図9】比較例の体温計の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 体温計
2 体温計本体
21 ケーシング
22 前筐体
221 係止部
23 背筐体
231 支持部
24 蓋体
241 係止片
25、26 ビス
27 壁部
28 リブ
3 電源スイッチ
4 測定スイッチ
5 表示部
50 窓
51 透明板
6 プローブ
61 基部
62 雄螺子
63 先端外周部
64 傾斜部
7 支持台
71 大径部
72 小径部
73、74 雄螺子
75 フランジ
8 ライトガイド
81 保護シート
9 リングナット
91 雌螺子
92 テーパ部
93 係合部
94 先端面
95 溝
10 検温部
101 赤外線センサー
102 サーモパイル(熱電対列)
103 温接点
104 冷接点
105 熱絶縁帯
106 集熱部
107 温度センサー
108 検温部支持部材
11 プローブカバー
12 胴部
14 膜
15 リップ部
16 振動吸収部材
30 回路基板
31 制御手段
32 A/D変換器
33 ブザー
40 電源部
41 遮音部材
42 筒体
43、44 マイクロフォン

Claims (4)

  1. 耳内から発せられる赤外線の強度を検出して体温を測定する耳式体温計において、
    報知音を発する音源を内蔵する体温計本体と、該体温計本体に設置され、耳内に挿入されるプローブと、前記音源から発せられる報知音の前記耳内への伝搬を抑制する防音機構とを備え、
    前記体温計本体は、測温機構を内蔵するケーシングと、前記プローブを支持するプローブ支持周辺部材とを有し、
    前記防音機構は、前記ケーシングと前記プローブ支持周辺部材との間に、長いもしくは複雑な報知音伝搬経路を形成する間隙を有するものであることを特徴とする耳式体温計。
  2. 耳内から発せられる赤外線の強度を検出して体温を測定する耳式体温計において、
    報知音を発する音源を内蔵する体温計本体と、該体温計本体に設置され、耳内に挿入されるプローブと、前記音源から発せられる報知音の前記耳内への伝搬を抑制する防音機構とを備え、
    前記体温計本体は、測温機構を内蔵するケーシングと、前記プローブを支持するプローブ支持周辺部材とを有し、
    前記防音機構は、前記ケーシングと前記プローブ支持周辺部材との間に間隙を形成し、
    前記間隙に振動吸収部材を設置するものであることを特徴とする耳式体温計。
  3. 耳内から発せられる赤外線の強度を検出して体温を測定する耳式体温計において、
    報知音を発する音源を内蔵する体温計本体と、該体温計本体に設置され、耳内に挿入されるプローブと、前記音源から発せられる報知音の前記耳内への伝搬を抑制する防音機構とを備え、
    前記体温計本体は、測温機構を内蔵するケーシングを有し、前記ケーシングの前側部分には、体温表示用の窓部と、前記窓部を覆う透明板とを有し、
    前記防音機構は、前記透明板の厚さを、保持強度に必要な厚さ以上に厚くするものであることを特徴とする耳式体温計。
  4. 前記防音機構は、前記プローブを挿入した耳内への報知音の伝達を2dB以上低減し得るものである請求項1ないし3のいずれかに記載の耳式体温計。
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