JPH02152634A - 包装材料の殺菌方法 - Google Patents
包装材料の殺菌方法Info
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- JPH02152634A JPH02152634A JP30713588A JP30713588A JPH02152634A JP H02152634 A JPH02152634 A JP H02152634A JP 30713588 A JP30713588 A JP 30713588A JP 30713588 A JP30713588 A JP 30713588A JP H02152634 A JPH02152634 A JP H02152634A
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- packaging material
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- chamber
- drying
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- Pending
Links
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 16
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、無菌充填包装における包装材料の殺菌方法の
改良に関する。
改良に関する。
〈従来技術〉
近年、ポリエチレンなどの熱可塑性プラスチックフィル
ム、アルミ箔等を紙に積層してなる積層材料を殺菌液に
より殺菌し、その後殺菌液を除去乾燥し、容器成形、被
充填物を充填後、密封シールして成形包装する無菌充填
包装システムが開発されている。
ム、アルミ箔等を紙に積層してなる積層材料を殺菌液に
より殺菌し、その後殺菌液を除去乾燥し、容器成形、被
充填物を充填後、密封シールして成形包装する無菌充填
包装システムが開発されている。
このような無菌充填包装機においての包装材料の殺菌と
しては、最も一般的な方法としては巻取りからウェッブ
状態で包装材料を供給し、容器の底部を形成後、内面に
殺菌液を噴霧して殺菌する方法等がある。前者の方法は
、レンガ型形状の容器のみに用いられ、屋根型形状の容
器の充填機に用いるには構造的には困難である。そこで
、屋根型形状の容器の場合、筒状態での包装材料で供給
し、殺菌、成形充填するのが一般である。
しては、最も一般的な方法としては巻取りからウェッブ
状態で包装材料を供給し、容器の底部を形成後、内面に
殺菌液を噴霧して殺菌する方法等がある。前者の方法は
、レンガ型形状の容器のみに用いられ、屋根型形状の容
器の充填機に用いるには構造的には困難である。そこで
、屋根型形状の容器の場合、筒状態での包装材料で供給
し、殺菌、成形充填するのが一般である。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしなが４ら、筒状態の包装材料を後者の方法では殺
菌液の除去が底部を成形しているため不完全なものにな
りやすい、そこで、まず、底部を成形しない筒状態での
殺菌方法が提案されている。
菌液の除去が底部を成形しているため不完全なものにな
りやすい、そこで、まず、底部を成形しない筒状態での
殺菌方法が提案されている。
しかし、通常の殺菌工程としては、包装材料を殺菌液に
浸漬後、エアーナイフによる吹き飛ばし、およびホット
エアーによる乾燥を用いて残留殺薗液の除去を行なって
いる。この方法でも十分な除去能力が得られない、そこ
で、殺菌液に浸漬後、無菌水で洗浄する方法を用いるこ
とが考えられる。
浸漬後、エアーナイフによる吹き飛ばし、およびホット
エアーによる乾燥を用いて残留殺薗液の除去を行なって
いる。この方法でも十分な除去能力が得られない、そこ
で、殺菌液に浸漬後、無菌水で洗浄する方法を用いるこ
とが考えられる。
すなわち、殺菌液に浸漬後の工程としては殺菌液を無菌
エアーを吹き付け、あら取り後、無菌水で洗浄、その後
、水滴除去およびホントエアー乾燥を用いる方法である
。この方法は、殺菌液をあら取り直後に無菌水に浸漬し
洗浄する。この方法ではホットエアーによる殺菌液の加
熱乾燥がないため一般的に殺菌効果として考えられてい
る殺菌液と加熱乾燥の併用効果が期待できなかった。
エアーを吹き付け、あら取り後、無菌水で洗浄、その後
、水滴除去およびホントエアー乾燥を用いる方法である
。この方法は、殺菌液をあら取り直後に無菌水に浸漬し
洗浄する。この方法ではホットエアーによる殺菌液の加
熱乾燥がないため一般的に殺菌効果として考えられてい
る殺菌液と加熱乾燥の併用効果が期待できなかった。
そこで、本発明の目的は、筒状態の包装材料においても
、十分な殺菌効果が発揮でき、しかも殺菌液の残留の問
題もない殺菌方法を提供することである。
、十分な殺菌効果が発揮でき、しかも殺菌液の残留の問
題もない殺菌方法を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は、筒状態の包装材料の殺菌において、過酸化水
素等の殺菌液中に浸漬した後、エアーナイフ等による殺
菌液の除去工程、ホントエアー等の乾燥工程を順次通過
させ、更に無菌水中を通し、洗浄後、エアーナイフ等に
よる無菌水による除去、ホントエアー等による乾燥を順
次行なうことを特徴とした包装材料の殺菌方法である。
素等の殺菌液中に浸漬した後、エアーナイフ等による殺
菌液の除去工程、ホントエアー等の乾燥工程を順次通過
させ、更に無菌水中を通し、洗浄後、エアーナイフ等に
よる無菌水による除去、ホントエアー等による乾燥を順
次行なうことを特徴とした包装材料の殺菌方法である。
〈作用〉
上記、殺菌方法によれば、殺菌液に浸漬後、エアーナイ
フ等による殺菌液の除去の後に、ホントエアー等による
乾燥工程を設けたので、殺菌液が包装材料に付着した状
態で加熱を行なうので、殺菌液と加熱の併用による殺菌
効果が発揮できる。
フ等による殺菌液の除去の後に、ホントエアー等による
乾燥工程を設けたので、殺菌液が包装材料に付着した状
態で加熱を行なうので、殺菌液と加熱の併用による殺菌
効果が発揮できる。
また、殺菌後、残留した殺菌液を無菌水を用いて洗浄す
るので、殺菌液の残留も極めて少ない。
るので、殺菌液の残留も極めて少ない。
〈実施例〉
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明の方法に用いる殺菌装置の概略説明図で、
第２図は本発明の比較例の殺菌装置の概略説明図である
。
１図は本発明の方法に用いる殺菌装置の概略説明図で、
第２図は本発明の比較例の殺菌装置の概略説明図である
。
第２図に示したように比較例１の方法による殺菌工程は
、包装材料供給部Ｉ、殺菌チャンバー２、洗浄チャンバ
ー３、乾燥チャンバー４よりなる。
、包装材料供給部Ｉ、殺菌チャンバー２、洗浄チャンバ
ー３、乾燥チャンバー４よりなる。
全てのチャンバー共、包装材料の１送は包装材料を筒状
態に保持するガイド、観覧車状の循環装置８により行わ
れる。包装材料供給部ｌのスリーブ状包装材料６は、筒
状包装材料７に引き起こされ、次工程の殺菌チャンバー
２に送られる。
態に保持するガイド、観覧車状の循環装置８により行わ
れる。包装材料供給部ｌのスリーブ状包装材料６は、筒
状包装材料７に引き起こされ、次工程の殺菌チャンバー
２に送られる。
この筒状包装材料７は循環装置８によりチャンバー内を
半回転する。この時、殺菌液１１中に浸漬され、包装材
料を殺菌する。殺菌後、筒状包装材料７に付着している
殺菌液を内面除去エア−ナイフ９外面除去エアーナイフ
１０にて吹き飛ばし、次工程の洗浄チャンバー３に送り
、無菌水１３により洗浄し、その後水滴を内面除去エア
ーナイフ９、外面除去エアーナイフ１０により除去し、
次工程、乾燥チャンバーにおいて、ホントエアーをノズ
ル１１より吹きつけ乾燥させる。その後充填樋受は渡し
１３を通し、成形充填工程へと送り出すこととなる。
半回転する。この時、殺菌液１１中に浸漬され、包装材
料を殺菌する。殺菌後、筒状包装材料７に付着している
殺菌液を内面除去エア−ナイフ９外面除去エアーナイフ
１０にて吹き飛ばし、次工程の洗浄チャンバー３に送り
、無菌水１３により洗浄し、その後水滴を内面除去エア
ーナイフ９、外面除去エアーナイフ１０により除去し、
次工程、乾燥チャンバーにおいて、ホントエアーをノズ
ル１１より吹きつけ乾燥させる。その後充填樋受は渡し
１３を通し、成形充填工程へと送り出すこととなる。
また、第１図に示したように本発明の方法による殺菌工
程は、包装材料供給部ｌ、殺菌チャンバー２、乾燥チャ
ンバー４、洗浄チャンバー３、さらに乾燥チャンバー４
を順次配置される。全てのチャンバー共、包装材料の搬
送は、包装材料を筒状態に保持するガイド、循環装置８
により行われる。包装材料供給部ｌのスリーブ状包装材
料６は、筒状包装材料７に引き起こされ次工程の殺菌チ
ャンバー２に送られる。包装材料は循環装置８によりチ
ャンバー内を半回転する。この時、殺菌液ｌｌ中に浸漬
され、包装材料を殺菌する。殺菌後、包装材料７に付着
している殺菌液を内面除去エアーナイフ９、外面除去エ
アーナイフ１ｏにて吹き飛ばし、次工程の乾燥チャンバ
ー４に送られる。ホットエアーをノズル１１より吹きつ
け投石液の乾燥を行なう。
程は、包装材料供給部ｌ、殺菌チャンバー２、乾燥チャ
ンバー４、洗浄チャンバー３、さらに乾燥チャンバー４
を順次配置される。全てのチャンバー共、包装材料の搬
送は、包装材料を筒状態に保持するガイド、循環装置８
により行われる。包装材料供給部ｌのスリーブ状包装材
料６は、筒状包装材料７に引き起こされ次工程の殺菌チ
ャンバー２に送られる。包装材料は循環装置８によりチ
ャンバー内を半回転する。この時、殺菌液ｌｌ中に浸漬
され、包装材料を殺菌する。殺菌後、包装材料７に付着
している殺菌液を内面除去エアーナイフ９、外面除去エ
アーナイフ１ｏにて吹き飛ばし、次工程の乾燥チャンバ
ー４に送られる。ホットエアーをノズル１１より吹きつ
け投石液の乾燥を行なう。
次に洗浄チャンバー３に送り、無菌水１３によ一す、洗
浄される。その後水滴を内面除去エアーナイフ９、外面
除去エアーナイフ１０により除去し、次工程の再乾燥チ
ャンバー４に送られ、ホントエアーをノズル１１より吹
きつけ乾燥させる。その後充填受は渡し１３を通し、成
形充填工程へと送り出すこととなる。
浄される。その後水滴を内面除去エアーナイフ９、外面
除去エアーナイフ１０により除去し、次工程の再乾燥チ
ャンバー４に送られ、ホントエアーをノズル１１より吹
きつけ乾燥させる。その後充填受は渡し１３を通し、成
形充填工程へと送り出すこととなる。
上記した２つの殺菌方法、および無菌水洗浄を用いない
エアーナイフ除去、ホットエアー乾燥を利用した比較例
２の方法についてのテストを実施した。
エアーナイフ除去、ホットエアー乾燥を利用した比較例
２の方法についてのテストを実施した。
上記、３つの方法とも殺菌液は８０°Ｃ１３５％の過酸
化水素水を用い通過時間は約１０秒である。また無菌水
洗浄を行なう場合、６０°Ｃに加温し、通過時間を約１
０秒とした。またホットエアー温度は１５０°Ｃとし、
各ノズルの風量約０．５ｒｄ／ｗｉｎ とし、１チヤン
バーでのホットエアー吹きつけ時間約１７秒とした。そ
の他、記載しない条件は全て一定である。テスト結果は
、殺菌効果および残留値により比較した。殺菌効果につ
いては細菌、真菌ともに６乗の殺菌効果を確認した。残
留値については比較例２の方法によると１２容器中０．
５〜１１）ｌ）＋１の値、比較例１の１方法によるとＯ
０１〜０．５ｐｐｍの値、本発明の方法によれば、０．
ｌｐｐｍ未満を示し、第２方法による除去効果が他方法
を上まわる結果を示した。
化水素水を用い通過時間は約１０秒である。また無菌水
洗浄を行なう場合、６０°Ｃに加温し、通過時間を約１
０秒とした。またホットエアー温度は１５０°Ｃとし、
各ノズルの風量約０．５ｒｄ／ｗｉｎ とし、１チヤン
バーでのホットエアー吹きつけ時間約１７秒とした。そ
の他、記載しない条件は全て一定である。テスト結果は
、殺菌効果および残留値により比較した。殺菌効果につ
いては細菌、真菌ともに６乗の殺菌効果を確認した。残
留値については比較例２の方法によると１２容器中０．
５〜１１）ｌ）＋１の値、比較例１の１方法によるとＯ
０１〜０．５ｐｐｍの値、本発明の方法によれば、０．
ｌｐｐｍ未満を示し、第２方法による除去効果が他方法
を上まわる結果を示した。
〈発明の効果〉
以上にように、本発明の殺菌方法を用いれば筒状態の包
装材料であっても、十分な殺菌効果が発揮できるばかり
でなく、殺菌後の殺菌液の残留が極めて少ない包装材料
とすることができ、従来困難とされていた屋根型状態の
容器の無菌包装が可能となった。
装材料であっても、十分な殺菌効果が発揮できるばかり
でなく、殺菌後の殺菌液の残留が極めて少ない包装材料
とすることができ、従来困難とされていた屋根型状態の
容器の無菌包装が可能となった。
第１図は本発明の方法に用いる殺菌袋はの概略を示す説
明図、第２図は比較例１を用いた殺菌装置の概略を示す
説明図である。 ■・・・包装材料供給部 ２・・・殺菌チャンバー３・
・・洗浄チャンバー ４・・・乾燥チャンバー９・・・
内面除去エアーナイフ １０・・・外面除去エアーナイフ １１・・・ホットエアーノズル 特 許 出 廓 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 第１図 第２図
明図、第２図は比較例１を用いた殺菌装置の概略を示す
説明図である。 ■・・・包装材料供給部 ２・・・殺菌チャンバー３・
・・洗浄チャンバー ４・・・乾燥チャンバー９・・・
内面除去エアーナイフ １０・・・外面除去エアーナイフ １１・・・ホットエアーノズル 特 許 出 廓 人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 第１図 第２図
Claims (1)
- （１）筒状態の包装材料の殺菌工程において、過酸化水
素等の殺菌液中に浸漬した後、エアーナイフ等の殺菌除
去工程、ホットエア等の乾燥工程を順次通過させ、更に
次工程において無菌水中を通過し洗浄後、エアーナイフ
等の無菌水の除去工程、エアーナイフ等の乾燥工程を順
次通過させることを特徴とした包装材料の殺菌方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30713588A JPH02152634A (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 包装材料の殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30713588A JPH02152634A (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 包装材料の殺菌方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02152634A true JPH02152634A (ja) | 1990-06-12 |
Family
ID=17965454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30713588A Pending JPH02152634A (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 包装材料の殺菌方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02152634A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6344429A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-25 | 大日本印刷株式会社 | 殺菌装置 |
| JPS63138931A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-06-10 | 大日本印刷株式会社 | 筒状容器の殺菌方法 |
-
1988
- 1988-12-05 JP JP30713588A patent/JPH02152634A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6344429A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-25 | 大日本印刷株式会社 | 殺菌装置 |
| JPS63138931A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-06-10 | 大日本印刷株式会社 | 筒状容器の殺菌方法 |
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