JPH01199831A - 無菌包装装置 - Google Patents

無菌包装装置

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JPH01199831A
JPH01199831A JP1394188A JP1394188A JPH01199831A JP H01199831 A JPH01199831 A JP H01199831A JP 1394188 A JP1394188 A JP 1394188A JP 1394188 A JP1394188 A JP 1394188A JP H01199831 A JPH01199831 A JP H01199831A
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今野 茂樹
Hitoshi Matsumoto
等 松本
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継雄 兼岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、固形物と液体とが混在する食品の該固形物と
液体とをそれぞれ別々にして、無菌状態を保ちながら混
合して包装する無菌包装装置に関するものである。
[従来の技術] 現在、プラスチックまたはアルミ箔製の袋にカレー、シ
チューなどを詰めたレトルト食品が知られているが、こ
の食品は、調理済みのものを袋に充填、密封してから、
約120℃で20〜30分間加熱して殺菌したものであ
る。また、温度の上昇により食品中の水分が沸騰するの
で、この沸騰を押さえる為に袋の外側から圧力を加える
ようにしている。
また、アセブチイック包装といって、液体中に固形物が
混ざった食品を熱交換器などを利用して約120℃で高
温短時間殺菌した後、無菌状態下で包装する装置もある
[発明か解決しようとする課M] このため、レトルト食品の場合には、固形物が長時間高
温にさらされて柔らかくなっているので、該固形物の角
が崩れてしまうという問題がある。
さらに、過度の高温に長時間さらされるため、味、色、
香りなどが劣化したり、該液体中のビタミンなど耐熱性
の低い成分が分解したりする欠点がある。
一方、従来の固形物人りアセブチイック包装の場合には
、短時間で固形物の芯まで高温にして殺菌し、なければ
ならないため、また、熱交換器を通過させなければなら
ないため、固形物の大きさとしては10mm角程度が限
度であり、固形物の混合比率としても10%程度が限度
であった。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するためになされたものであっ
て、袋に詰められた殺菌済みの固形物を搬入し、該袋の
外回りを殺菌する殺菌室と、この殺菌室にて殺菌された
前記袋を開封して前記固形物を取り出す開封機構と、 この開封機構により取り出された固形物をホッパに集め
て一定量を計量する計量機構と、前記液体を殺菌する加
熱殺菌機構と、 この加熱殺菌機構で殺菌された液体と計量機構で一定量
計量された固形物とを混合する混合室と、この混合室で
混合された液体と固形物とを容器に充填して密封する無
菌充填室 とを備えたことを特徴としている。
「作用] 本発明においては、次ぎのようにして固形物と液体とを
混合して包装する。
まず、殺菌済みの固形物が詰められた袋を殺菌室に搬入
する。そして、該袋の外回りを殺菌後、  。
開封機構により該袋を開封して固形物を取り出す。
取り出された固形物は、ホッパに集められた後、計量機
構により一定量が計量され、混合室に送られる。一方、
液体は、調理済みのものが加熱殺菌機構により殺菌され
て混合室に送られ、ここで−定量の固形物と混合する。
混合された固形物と液体との食品は無菌充填室に送られ
る。無菌充填室では、無菌状態に保った状態で容器に上
記食品を充填して密封する。
[実施例] 以下、第1図ないし第2図を参照して本発明の一実施例
を説明する。
第1図において、符号1は殺−室であり、この無菌室I
の入口Ia側には搬入室2が設けられ、殺菌室!の出口
側には洗浄室3が設けられ、この洗浄室3の出口側には
開封投入室4が設けられている。そして、上記搬入室2
がら開封投入室4までの間には、殺菌室1および洗浄室
3を貫通してコンベヤ5が設けられている。コンベヤ5
は、左右のスプロケット5a、5aにチェーン5bが巻
回サレ、コのチェーン5bに一定の間隔をおいてフック
5cが設けられたものであり、チェーン5bの下側の部
分が搬入室2側から開封投入室4側に移動するようにな
っている。そして、ジャガイモ、ニンジン等の固形物6
カイ密封された袋7が、前記フック5cに吊り下げられ
て、搬入室2から殺菌室I、洗浄室3を通って開封投入
室4に運ばれるようになっている。ここで、固形物6は
、カレーなどの食品用に調理された後、包装し密封状態
のままマイクロ波、電子線またはスチーム等によって殺
菌され無菌状態にされたものである。また、前記搬入室
2には、袋7を搬入するための搬入口2aが形成されて
おり、この搬入口2aには該搬入口2aを密封するため
の扉8が設けられている。殺菌室1は、過酸化水素水(
H2O2)によって、袋7の外回りを完全に殺菌する部
屋であり、コンベヤ5の上側に過酸化水素水9が噴出す
るシャワー10、IO・・・が設けられている。そして
、過酸化水素水9は、その濃度を25%以上にすること
が好ましく、また温度を50℃〜70℃にすることが好
ましい。さらに、殺菌室lの底面には、該殺菌室!内に
溜まった過酸化水素水9を回収するための配管11が設
けられている。そして、回収後の過酸化水素水9は、加
熱装置(図示せず)によって加温され、シャワー10か
ら再び噴出するよう1こ−なっている。洗浄室3は、前
記殺菌室1で袋7に付着した過酸化水素水9を洗い流す
部屋であり、コンベヤ5の上側には無菌水12を噴出す
るシャワー13.13・・・が設けられている。無菌水
I2は、加熱殺菌あるいはフィルターを通して除菌され
た水である。また、シャワーI3と交互に配されて、過
酸化水素水9が噴出するシャワーIOが設けられている
。このシャワーIOは、洗浄室3を使う直前で過酸化水
素水9を噴出して、該洗浄室3内を殺菌して無菌状態に
するものである。
さらに、洗浄室3の底面にはストップバルブ14を有す
る配管I5が設けられている。この配管I5は、洗浄室
3内を殺菌した過酸化水素水9や、袋7を洗浄した無菌
水12を排水する乙のである。
ただし、過酸化水素水9の場合には、配管I5により取
り出した後、水に分解してから排出する。
ストップバルブI4は、装置全体か止められ際に閉じて
、配管15の排出口からの汚染を防止するものである。
また、洗浄室3の上端部は、クリーンエアー16が噴出
する噴出孔(図示せず)を有する天井囲17で仕切られ
ている。クリーンエアー16はフィルターを通して除菌
されたものが供給されるようになっており、このクリー
ンエアー16が上から下へ噴き出されることにより、洗
浄室3内が無菌状態に保たれるようになっている。開封
投入室4は、袋7を開封して中身の固形物6を取り出す
部屋であり、コンベア5により送られてきた袋7の最終
位置に、該袋7の底面部を切断するカッタ(開封機構)
18が設けられている。そして、固形物6が取り出され
た袋7は、自動的にフック5cから取り外されて廃棄箱
19に収容されるようになっている。また、カッタI8
の下側の底面には、切断されて開口された袋7から落下
する固形物6を搬出する搬出口4aが形成されており、
この搬出口4aには、該搬出口4aを密閉する扉20が
設けられている。また、コンベア5の上側には、過酸化
水素水9を噴出するシャワーIOが設けられている。こ
のシャワーIOは、洗浄室3のシャワー10と同様に、
開封投入室4を使う直前に過酸化水素水9を噴出して、
該開封投入室4内を殺菌して無菌状態にするものである
。さらに、開封投入室4の底面には、シャワー10から
噴出した過酸化水素水9を排出するストップバルブ21
を有する配管22が設けられている。ただし、過酸化水
素水9は、水に分解した後排出する。ストップバルブ2
1は、過酸化水素水9を排出後には閉じておき、外部か
らの汚染を防止するものである。さらにまた、開封投入
室4は、その上端部が、クリーンエアー16の噴出する
孔(図示せず)を有する天井囲23で仕切られており、
該天井囲23からクリーンエアー16が下方に向けて高
速で噴き出ずようになっている。そして、このクリーン
エアー16によって、袋7の表面に付若する無菌水を吹
き飛ばすととらに、開封投入室4内を無菌状態に保って
いる。また、前記搬入室2には、その底面にポンプ24
を有する配管25が設けられている。ポンプ24は、殺
菌室11搬入室2、洗浄室3および開封投入室4内の気
体を排出する乙のであり、排出能力が洗浄室3および開
封投入室4から噴出するクリーンエアー16の全容量よ
り多少小さなものが使わ°れている。実際には、連続可
変容量真空ポンプで、各室毎に設置しである圧力計(図
示せず)て陽圧(好ましくは2〜5mm1−I20)を
保つように吸引能力を設定し、搬入室2から開封投入室
4へ向かうほど圧力が高くなるようにしている。
また、開封投入室4の搬出口4aの下側には、ホッパ2
6が設けられている。ホッパ26は、落下して来た固形
物6を集めて重量計量器(計量機構)27に送るもので
ある。重量計量器27は、密閉された状態に置かれて無
菌状態が推持されているとともに1、一定電■の固形物
6が溜まる毎に、その一定重量の固形物6を注入管(/
g、令室)30に送るように構成されたものである。
一方、上記のような固形物6の流れとは別にカレー、シ
ヂューなどの液状の部分すなイっち液体40を殺菌しな
がら送るように構成された部分がある。
すなわち、符号41は、調理済みの液体40が通過する
際に該液体40を加熱して殺菌する熱交換器(加熱殺菌
機構)である。熱交換器4Iは、スチーム等によって、
液体40を150℃位まで加熱し得るように構成されて
いる。この熱交換器41の下流側には、密閉されて無菌
状態に保たれたタンク42が設けられている。タンク4
2は、殺菌された液体40を一時蓄えるものである。こ
のタンク42は、同じく密閉されて無菌状態が保たれた
流量計43を通して注入管30につながっている。流量
計43は、タンク42から供給される液体40の流量を
計量して一定量づつ注入管30に送るように構成された
ものである。
注入管30は、重量計量器27および流量計43から送
られてきた固形物6および液体40を無菌状態を保ちな
がら混合してカレー、シチューなどの食品50にし、こ
の食品50を無菌充填室60に送るようにしたものであ
る。
無菌充填室60は、注入管30から供給された食品50
を無菌状態を保ちながら容器内に充填する部屋であり、
内部にはロール状に巻かれたプラスチック、アルミ箔等
の包装材料6!が設けられるようになっている。また、
この無菌充填室60には、過酸化水素水で満たされ、上
面が開口されたタンク62が設置されており、このタン
ク62の上側には、熱風を噴出するノズル63aを備え
た乾燥室63が設けられている。さらに、無菌充填室6
0内は、天井面から噴出するクリーンエアー16によっ
て、無菌状態が保たれている。しかも無菌充填室60内
には、紫外線等の殺菌灯(図示せず)が設けられている
。そして、ロール状に巻かれた状態から引き出された包
装材料61がタンク62で過酸化水素水に浸されて殺菌
され、その後、乾燥室63で熱風により乾燥され、クリ
ーンエアー16により無菌状態が維持されるようになっ
ている。また、符号64 a、 64 b、 64 c
、64dは、包装材料61を案内するためのローラであ
り、ローラ64dの下側には、図示しない製袋機構が設
けられている。この製袋機構は、包装材料61を、第2
図に示すように筒状に形成するとともに筒状に突き合わ
された側縁部を熱接着し、かつ底部を熱接着して袋状の
容器65に成形するものである。また、筒状に形成され
た容器65の内部には、注入管30の先端が導かれ、容
器65内に食品50が充填されるようになっている。そ
して、容器65内に食品50が充填された際に、前記製
袋機構は、容器65の上部を熱接着して、食品50を容
器65内に密封するとともに、底部と上部とが連続して
つながった該容器65の上部と底部とを切り離して、個
々の容器65に分離するようになっている。そして、分
離された容器65が無菌充填室60から取り出されるよ
うになっている。
次に、上記装置により液体40と固形物6とを混合して
食品50とし、この食品50を容器65に密封する手順
を説明する。
まず、本装置を使う前に、殺菌室1、搬入室2、洗浄室
3および開封投入室4内を殺菌する。その手順は、まず
扉8.20を閉じかつストップバルブ14.2Iを閉じ
て搬入室2から開封投入室4までの室内を密閉し、コン
ベア5を回しながら、殺菌室11洗浄室3、および開封
投入室4内のシャワー10から50℃〜70℃にされた
過酸化水素水9を噴射する。そして、一定時間経過後、
過酸化水素水9の噴射およびコンベア5の回転を止め、
そのままの状態で保持する。これにより、過酸化水素水
9が噴射される室内の周壁、底面およびコンベア5が殺
菌されるとともに、噴射時の衝撃によって噴霧化した過
酸化水素水9によって、室内の上方、搬入室2内も殺菌
される。次いで、洗浄室3および開封投入室4の天井面
17.23からクリーンエアー16を噴出させ、その直
後に搬入室2のポンプ24を起動し、これにより噴霧化
した過酸化水素水9を排出する。ただし、この過酸化水
素水9は水に分解してから排出する。また、ストップバ
ルブI4および21を開いて、洗浄室3および開封投入
室4の底に溜まった過酸化水素水9を排出する。これで
、搬入室2、殺菌室1、洗浄室3および開封投入室4内
の殺菌が終了する。
また、熱交換器41、タンク42、流量計43、注入管
30等も、上記洗浄室3等の殺菌と並行して行う。この
殺菌は、加圧蒸気で加熱殺菌することにより行う。
上記のようにして殺菌後、続けて本装置を稼働させる。
稼動開始時の手順は、まずストップバルブ21を閉じた
後に扉8.20を開く。この時、室内の陽圧度が保たれ
るようにポンプ24の容量をセットする。次いで、殺菌
室2のシャワー10から過酸化水素水9を噴射させ、洗
浄室3のシャワーI3から無菌水12を噴射さける。そ
して、コンベア5を回転させる。これにより、稼働状態
になる。
稼働状態においては、搬入室2の搬入口2aから、固形
物6を密封した袋7を該コンベヤ5のフック5cに次々
に掛けていく。そうすると、袋7は、まず殺菌室Iに入
り、過酸化水素水9により袋7の表面が完全に殺菌され
る。次いで、袋7が洗浄室3に入ると、無菌水12によ
り、該袋7の表面の過酸化水素水9が洗い流される。こ
れにより、袋7の表面は完全に殺菌されるととらに、過
酸化水素水9が除去された状態になる。次ぎに、袋7が
開封投入室4に入り、ここでクリーンエアー16により
該袋7の表面の無菌水12が吹き飛ばされて乾燥させら
れる。そして、袋7がコンベア5の最終位置まで送られ
てきた時点で、カッタ18により該袋7の下部が切開さ
れ、中身の固形物6が落下する。袋7は、固形物6が落
下した後に、自動的にコンベア5のフック5Cから取り
外され、廃棄箱19に排出される。落下した固形物6は
、ホッパ26に集められて、重量計量器27に移動する
。そして、重量計量器27で計量された一定重量のもの
が注入管30内へ送られる。一方、液体40は、熱交換
器4Iで加熱殺菌され、タンク42に一時蓄えられた後
、流量計43により一定流量のものが注入管30に送ら
れる。そして、注入管30に送られた液体40と固形物
6とは、該注入管30内で混合されながら、無菌充填室
60に送られる。無菌充填室60では、包装材料61が
、タンク62の過酸化水素水で殺菌された後、乾燥室6
3内のノズル63aにより熱風乾燥され、クリーンエア
ー16により無菌状態が維持されながら製袋機構により
袋状の容器65に形成される。
そして、この容器65内に食品50を充填後、該食品5
0が製袋機構により密封され、該容器65が一つ一つ切
り離されて、無菌充填室60から取り出される。
上記のように構成された装置においては、調理済みで殺
菌済みの固形物6を無菌状態を維持しながら注入管30
に供給するとともに、この固形物6とは別に、加熱殺菌
しながら液1体40を注入管30に供給することにより
、該注入管30内で固形物6と液体40とを混合して食
品50とし、これを容器65内に充填、密封することが
できるので、レトルト食品などのように固形物と液体と
を混ぜ合わせて食品とした後、加熱、加圧殺菌を行う工
程がない。したがって、容器65内の固形物6の角が崩
れるという不具合を生じることがない。
また、液体40が単独で加熱殺菌されるので、必要最小
限の温度と時間(たとえば145℃、4〜5秒)で済み
、レトルト食品や、従来の固形物人リアセプテイック包
装などより熱履歴が少なくて済む。このため、食品50
の味、色、香り等の劣化を抑えることができるととしに
、ビタミン等の耐熱性の低い成分の分解ら少なく抑える
ことができる。しから、固形物6の大きさおよび固形物
の比率を制限するものがないので、従来のアセブチイッ
ク包装食品のように、固形物の大きさや、比率が制限さ
れることがない。
上記実施例においては、搬入口2aから回転するコンベ
ア5のフック5Cに次々に袋7を掛けていくことにより
、注入管(混合室)30内に連続的に固形物6を供給す
るように構成したが、第3図に示すように、殺菌室70
内に、上面から見た場合に蛇行する吊り具71を設け、
この吊りArlの下に一度に多数の袋を掛けた後、該殺
菌室70を密閉して該袋を殺菌、洗浄し、その後自動的
に袋の中の固形物を取り出し混合室に送るようにしたバ
ッチ式に構成してもよい。この場合、殺菌中の殺菌室7
0を完全に密閉することができるから、外部よりの汚染
を完全に防止することができる。
また、洗浄室3においては、シャワーIOとシャワーI
3の2種類のシャワーを設けたが、このシャワーを一種
類にして、過酸化水素水9を噴射するか無菌水12を噴
射するかはバルブによって切り換えるようにしてもよい
さらに、洗浄室3および開封投入室4は、使用前に過酸
化水素水9で殺菌するように構成したが、高温の水蒸気
を噴射する装置も併設して、高温の水蒸気と過酸化水素
水とて殺菌するよに構成してもよい。この場合には、さ
らに殺菌効果が向上する。
さらにまた、計量機構として重量計量器27を用いるよ
うに構成したが、計数器を用いて一定数量の固形物6を
注入管30に送るように構成してもよい。
また、液体40を流量計43により計量するように構成
したが、容器65内に充填された液体40によって注入
管30の先端がシールされる液体シールの手段を用いて
流量計43を省いた構成にしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、殺菌済みの固形
物を無菌状態を維持しながら混合室に供給するとともに
、この固形物とは別に、加熱殺菌しながら液体を混合室
に供給することにより、該混合室内で固形物と液体と混
合して食品とし、これを無菌充填室で容器内に充填、密
封することができるので、レトルト食品などのように固
形物と液体とを混ぜ合わせて食品とした後、加熱、加圧
殺菌を行う工程がない。したがって、容器内の固形物の
角が崩れるという不具合を生じることがない。また、液
体が加熱殺菌機構により単独で殺菌されるので、レトル
ト食品やアセブチイック包装の食品などより高温にさら
される殺菌時間が短くて済み、食品の味、色、香り等の
劣化を抑えることができるとともに、ビタミン等の耐熱
性の低い成分の分解も少なく抑えることができる。しか
ら、固形物の大きさおよび固形物の比率を制限するもの
がないので、従来の固形物入りのアセブチイック包装の
食品のように、固形物の大きさや、比率が制限されるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図は無菌包装装置の概略構成図、第2図は第1
図の■矢視図、第3図は他の殺菌室V−J慨噌で十聞況
しlコ町囲凶である。 ■・・・・・・殺菌室、6・・・・・・固形物、7・・
・・・・袋、18・・・・・・カッタ(開封機構)、2
7・・・・・・重量計量器(計量機構)、30・・・・
・・注入管(混合室)、4o・・・・・・液体、41・
・・・・・熱交換器(加熱殺菌機構)、50・・・・・
・食品、6o・・・・・・無菌充填室。 出顆人 藤森工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 固形物と液体とが混在する食品の該固形物と液体とをそ
    れぞれ別々にして、無菌状態を保ちながら混合して包装
    する装置であって、 袋に詰められた殺菌済みの固形物を搬入し、該袋の外回
    りを殺菌する殺菌室と、 この殺菌室にて殺菌された前記袋を開封して前記固形物
    を取り出す開封機構と、 この開封機構により取り出された固形物をホッパに集め
    て一定量を計量する計量機構と、 前記液体を殺菌する加熱殺菌機構と、 この加熱殺菌機構で殺菌された液体と計量機構で一定量
    計量された固形物とを混合する混合室と、この混合室で
    混合された液体と固形物とを容器に充填して密封する無
    菌充填室 とを備えたことを特徴とする無菌包装装置。
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