JPH0885520A - 殺菌装置 - Google Patents

殺菌装置

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JPH0885520A
JPH0885520A JP25004894A JP25004894A JPH0885520A JP H0885520 A JPH0885520 A JP H0885520A JP 25004894 A JP25004894 A JP 25004894A JP 25004894 A JP25004894 A JP 25004894A JP H0885520 A JPH0885520 A JP H0885520A
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JP
Japan
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sterilizer
sterilizing
packaging film
storage tank
film
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JP25004894A
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English (en)
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Hiroshi Kimura
洋 木村
Tomoki Takashima
知己 高▲しま▼
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、液体食品及びその液体食品を包装
する包装用フィルムを殺菌するための殺菌装置の改良に
関する発明である。 【構成】 本発明は、貯溜槽と第1殺菌器と第2殺菌器
とからなることを特徴とする殺菌装置の構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装用のフィルムを殺
菌するための殺菌装置の改良に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、液体調味料等を包装フィルムに自
動包装する場合には、液体食品自体は加熱殺菌されてい
るためにある程度の雑菌は減菌されているが、包装用フ
ィルムに付着している雑菌の殺菌は紫外光を前記包装用
フィルムに直接照射する方法でされている。
【0003】しかしながら、包装用フィルムに紫外光を
直接照射して包装用フィルムに付着している雑菌を殺菌
する方法では、包装用フィルムが収縮したりよじれたり
する欠点があった。そのために、殺菌中にトラブルが発
生した場合には、包装作業を全面的に中止してトラブル
を点検し修理しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、包装用フィ
ルムに紫外光を直接照射せずに間接的に照射することに
より殺菌し、しかも、包装作業中にトラブルが発生して
も包装作業を全面的に中止することなく点検及び修理が
可能な包装用フィルムの殺菌装置を提供することを目的
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、貯溜槽と第1
殺菌器と第2殺菌器とからなることを特徴とする殺菌装
置の構成とした。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明である殺菌装置の全体概略図であ
る。本発明である殺菌装置1は、内部に殺菌ランプ2a
・2bを有する貯溜槽2と包装用フィルム3・3aと包
装用フィルムを送るための複数の送りロ−ラ7・7a・
7b・7cと第1殺菌器4と第2殺菌器5とからなる。
貯溜槽2内に取り付けられている2本の殺菌ランプ2a
・2bは片端子式方式で外枠に端子を固定し、しかも外
側はガラス管、内側は石英管で構成されている2重構造
のランプである。
【0007】図1に示した本殺菌装置1により液体食品
及び包装用フィルムを殺菌する工程を以下に説明する。
先ず、殺菌ランプ2a・2bを貯溜槽2内に挿入しセッ
トすると、貯溜槽2内に液体食品が自動供給され、液体
食品2cは落下するので貯溜槽2内を循環し攪拌され、
貯溜槽2内に循環されている間に殺菌ランプ2a・2b
により液体食品が殺菌される。殺菌された液体食品2c
は、送り管6内を通り第2殺菌器5が設置されている箇
所に送り出される。ロ−ラ3に巻付けられている包装用
フィルムが各送りロ−ラ7〜7cにより送り出され第1
殺菌器4を通過する際に殺菌され、第2殺菌器5の設置
位置まで送り出されるとともに、貯溜槽2内で殺菌され
た液体食品2cが送り管6より第2殺菌器5の位置まで
送り出され、液体食品2cが紫外光で雑菌が完全に殺菌
された包装用フィルム3aにより自動包装される。
【0008】図2は本発明である殺菌装置を構成する第
1殺菌器の正面図、図3は第1殺菌器を構成する反射ミ
ラ−の正面図、図4は第1殺菌器の側面図、図5は反射
ミラ−の側面図である。第1殺菌器4はウィルド型殺菌
器であり、本殺菌器4は反射ミラ−4gと殺菌用ランプ
4cから構成され、前記殺菌用ランプ4cは取付枠4a
内に設けられているソケット4dに取り付けられている
とともにキャップ4bを有する。また、図4に示すよう
に、第1殺菌器4の下部コ−ナにはミラ−4eが固定さ
れている。符号4fはヒンジである。反射ミラ−4gの
内面には、図5に示すように、反射フィルム4hが貼り
付けられている。反射フィルム4hとしては、光輝度9
5% の以上のものを使用することが好ましい。また、
ウインドウの照射窓は10mm程度とすることが好まし
い。このように、第1殺菌器4には反射ミラ−4gがあ
るように、殺菌用のランプ4cから発せられた紫外光を
送りロ−ラ7〜7cにより送り出された包装用フィルム
3aに直接照射するのではなく、間接的に照射される。
即ち、ランプ4cより発せられた紫外光aは、包装用フ
ィルム3aを通過して反射ミラ−4gに当たり、当たっ
た紫外光aは反射ミラ−4gにより反射され、反射され
た紫外光がロ−ラ3より送り出されて来る包装用フィル
ム3aの反射ミラ−4gに対向する面を照射されること
により包装用フィルム3aの内側及び外側が同時に殺菌
される。この場合、反射ミラ−4gにより反射された紫
外光aによる殺菌能力は約30%減衰される。図4に示
すように、ランプより発せられた紫外光aは直接に包装
用フィルム3aに照射されずに内面に衝突し反射した紫
外光により殺菌されるものであるから、包装用フィルム
3aが破損することがないのである。
【0009】図6は第2殺菌器の平面図、図7は第2殺
菌器の正面図、図8は第2殺菌器の側面図、図9は第2
殺菌器の側面図である。第2殺菌器は、図1に示すよう
に、同一殺菌器が一対設置された構造となっている。図
8及び図9に示すように、ランプ5dより発せられた紫
外光aは直接に包装用フィルム3aに照射されずに内面
に衝突し反射した紫外光により殺菌されるものであるか
ら、包装用フィルム3aが破損することがないのであ
る。第2殺菌器5では、包装用フィルム3aを殺菌する
とともに、送り管6から貯溜槽2内で殺菌された液体食
品2cの雑菌と浮遊物をも殺菌し、殺菌された液体食品
が殺菌された包装用フィルム3aにより包装される。
【0010】図10は取付具の正面図、図11は取付具
の平面図である。本取付具9は、貯溜槽2に殺菌ランプ
2a・2bをに取り付けるために使用するものであり、
プレ−ト9aの両端に殺菌ランプ2a・2bを嵌入して
取り付けるための嵌入部9d・9eが設けられている。
符号9bはヒンジである。
【0011】図12は殺菌ランプの正面図、図13は殺
菌ランプの回路図である。本装置の貯溜槽2内に取り付
けられている殺菌ランプ2a・2bは、図12に示すよ
うに、発光部は外管10と内管11との二重構造になっ
ていおり、外管10及び内管11からなる発光部は締付
ベ−ス15に固定されている。符号14はOリング、符
号13はベ−ス、符号12はプラグである。この殺菌ラ
ンプ2a・2bは、図13に示す電気回路により紫外光
をょ発するものであり、符号16はソケット、符号17
は安定器、符号18はグロ−スタ−タ、符号19は電源
である。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上に説明したような構成であ
るから以下の効果が得られる。第1に、液体食品及び包
装用フィルムを同時に殺菌することができるとともに、
連続的に殺菌するために完全な殺菌をできるとの効果が
ある。第2に、包装用フィルムに紫外光を間接的に照射
するために包装用フィルムを損傷させることがないとの
効果が得られる。第3に、本装置ではトラブルが発生し
ても包装作業を全面的に停止する必要がないので作業効
率が極めてよいとの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である殺菌装置の全体概略図。
【図2】本発明である殺菌装置を構成する第1殺菌器の
正面図。
【図3】第1殺菌器を構成する反射ミラ−の正面図。
【図4】第1殺菌器の側面図。
【図5】反射ミラ−の側面図。
【図6】第2殺菌器の平面図。
【図7】第2殺菌器の正面図。
【図8】第2殺菌器の側面図
【図9】第2殺菌器の側面図。
【図10】取付具の正面図。
【図11】取付具の平面図。
【図12】殺菌ランプの正面図。
【図13】殺菌ランプの回路図。
【符号の説明】
1 殺菌装置 2
貯溜槽 2a 殺菌ランプ 2b
殺菌ランプ 2c 液体食品 3
包装用フィルム 3a 包装用フィルム 4
第1殺菌器 4a 取付枠 4b
キャップ 4c ランプ 4d
ソケット 4e ヒンジ 4f
ミラ− 4g 反射ミラ− 4h
反射フィルム 5 第2殺菌器 5a
ボディ− 5b キャップ 5c
ウィンドウ 5d ソケット 5e
ヒンジ 5f・5g ミラ− 6
送り管 7 第1送りロ−ラ 7a
第2送りロ−ラ 7b 第3送りロ−ラ 7c
第4送りロ−ラ 9 ランプ取付具 9a
プレ−ト 9b・9c ヒンジ 9d・9e
嵌入部 10 外管 11
内管 12 プラグ 13
ベ−ス 14 Oリング 15
締付ベ−ス 16 ソケット 17
安定器 18 グロ−スタ−タ 19
電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯溜槽と第1殺菌器と第2殺菌器とから
    なることを特徴とする殺菌装置。
  2. 【請求項2】 貯溜槽内に殺菌ランプを取り付けたこと
    を特徴とする請求項1記載の殺菌装置。
  3. 【請求項3】 第1殺菌器に反射ミラ−を設けたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の殺菌装置。
JP25004894A 1994-09-19 1994-09-19 殺菌装置 Pending JPH0885520A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25004894A JPH0885520A (ja) 1994-09-19 1994-09-19 殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP25004894A JPH0885520A (ja) 1994-09-19 1994-09-19 殺菌装置

Publications (1)

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JPH0885520A true JPH0885520A (ja) 1996-04-02

Family

ID=17202041

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JP25004894A Pending JPH0885520A (ja) 1994-09-19 1994-09-19 殺菌装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58208035A (ja) * 1982-05-29 1983-12-03 大日本印刷株式会社 冷酒充「てん」用口付密封袋の製造方法
JPH01199831A (ja) * 1988-01-25 1989-08-11 Fujimori Kogyo Kk 無菌包装装置
JPH0257530A (ja) * 1988-05-10 1990-02-27 Toppan Printing Co Ltd 包装材料の殺薗方法および殺菌装置

Patent Citations (3)

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JPH0257530A (ja) * 1988-05-10 1990-02-27 Toppan Printing Co Ltd 包装材料の殺薗方法および殺菌装置

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