JPH044753Y2 - - Google Patents

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JPH044753Y2
JPH044753Y2 JP12088388U JP12088388U JPH044753Y2 JP H044753 Y2 JPH044753 Y2 JP H044753Y2 JP 12088388 U JP12088388 U JP 12088388U JP 12088388 U JP12088388 U JP 12088388U JP H044753 Y2 JPH044753 Y2 JP H044753Y2
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ultraviolet
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案のシヤツター付き照度計を有する紫外線
殺菌灯は、食品や包装材、容器等の紫外線による
殺菌装置に用いられるものである。
(従来の技術) 従来、紫外線を利用した殺菌は一般に広く採用
され、食品、包装材、容器等の殺菌の他に、水、
空気の殺菌浄化、さらには無菌室の構成等にも利
用されている。
また、近年無菌充填包装食品の需要の伸びに伴
い、包装材の無菌を目的とした殺菌として、過酸
化水素等の殺菌剤による殺菌と紫外線の照射によ
る殺菌とを併用した技術(米国特許第4366125号
明細書、特開昭59−74029号、特開昭56−113530
号公報)は知られているところであり、さらに紫
外線放射照度測定器としては特開昭61−271426号
公報に、シヤツターにて紫外線を遮断するように
した紫外線照射装置としては特開昭59−46128号
公報に記載されているところである。
(考案が解決しようとする課題) 紫外線ランプは、点灯時や供給電源電圧に変化
が生じた時には、照度が不安定となり、また螢光
灯や他のランプと同様に、連続して使用していて
も次第に照度が低下していくことが知られてい
る。
これがため、従来技術においては、紫外線の照
度の確認を、運転開始前や、運転終了時に人手に
より照度計を紫外線ランプの照射部分にもつてい
つて照度測定をするか、紫外線の照射状況を窓等
から目視で判断するのが現状である。そのため
に、(1)人手により照度計を紫外線ランプの照射部
分にもつていくことから、眼を傷めたり、手指等
に火傷したりする危険がある。(2)上記のことか
ら、測定条件が測定の都度ばらつくおそれがあ
る。(3)紫外線ランプ照射部分に照度計をもつてい
つて測定するため、実運転時の照度を測定するこ
とができない。
(4)窓等からの目視では、その殺菌力を正確に判
断することはできない。等の問題がある。
この解決法として、照度計を紫外線ランプに取
り付けて固定しておく方法が考えられるが、これ
によると、(1)照度計が長期間紫外線に晒されるこ
とにより、損傷を受ける。(2)本考案の目的とする
食品の無菌充填機に対する紫外線ランプの使用の
場合には、無菌充填機自体の殺菌のために、過酸
化水素等の腐食性の強い殺菌剤を用いるから、こ
れにより照度計が損傷を受ける。(3)照度計の取付
け位置によつては、被照射物が照度計の影になつ
たり、取付けのために反射板の一部を切取つたり
することにより、紫外線ランプの被照射物の照射
効果を低下させる。等の問題があり、照度計を常
に取付けておくことができないから、取付け口だ
けを設けておき、測定時に取付けることにによ
り、(2)の問題点を解決するにとどまつていた。
以上のように紫外線殺菌灯の利用には種々問題
があるにもかかわらず、前記した従来の技術例の
うち、過酸化水素等の殺菌剤による殺菌と、紫外
線による殺菌とを併用したものにあつては、殺菌
に紫外線を用いるというだけで、紫外線ランプに
対する照度計の設置や、照度計と紫外線ランプと
の間に紫外線の遮断用シヤツターの設置等につい
てなんら配慮されておらず、また紫外線放射照度
測定器としては、この測定器を紫外線ランプに直
接取り付けるものではなく、この測定器には、そ
れを保護するための紫外線の遮断用シヤツターは
なんら具備されているものではない。
さらに、シヤツターにて紫外線を遮断するよう
にした紫外線照射装置は、紫外線ランプと被照射
物との間にシヤツターを設けることにより、被照
射物を引き出した場合、シヤツターが紫外線を遮
断して、紫外線の漏出を少なくして、紫外線によ
る損害を少なくするもので、これには照度計は設
置されていない。
いずれにしても、これまでの従来の技術には、
紫外線ランプに照度計を取付け、この照度計を保
護するために紫外線ランプとの間に紫外線の遮断
用シヤツターを設けたものはなかつた。
本考案は、このような点に鑑みて案出されたも
ので、紫外線殺菌灯に常設している照度計を、こ
の照度計と紫外線ランプとの間に遮断用シヤツタ
ーを設けることにより、殺菌用の過酸化水素及び
紫外線から照度計を保護することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案にあつて
は、紫外線ランプの反射板の一部を開口するとと
もに、この開口部の紫外線ランプの反対側に照度
計を設け、この照度計と紫外線ランプとの間に紫
外線の遮断用シヤツターを設けた構成としてい
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
第5図に示すものは、本考案のシヤツター付き
照度計を有する紫外線殺菌灯aを設置した一連の
無菌充填装置Aの概略である。
この無菌充填装置Aは、内容物を充填する容器
mの移動方向、図面では左から右方へ、容器供給
部b、過酸化水素の噴霧による殺菌部c、紫外線
照射による殺菌部a′、容器の乾燥部d、内容物の
充填部e、蓋の殺菌供給部f、容器と蓋とのシー
ル部g、充填容器の製品の排出部hから構成され
るものである。
これらの各部は、容器供給部b及び蓋の殺菌供
給部fを除いて無菌室i内に配設されており、こ
の室内は無菌空気の導入によつて陽圧に保たれて
いる。
無菌室i内には、容器の供給部bから充填容器
の製品の排出部hにわたつて、ベルトコンベア1
が配設されており、ベルトコンベア1は、それの
容器受け板2に容器mを懸架し間欠的に回転して
搬送するようになつている。
容器の供給部bは、それの保持枠3に保持され
ている集積された容器mを、下方より吸着手段等
で保持枠3より取出してベルトコンベア1上の容
器受け板2に懸架させるところである。
過酸化水素の噴霧による殺菌部cは、過酸化水
素の噴霧中において容器mを殺菌するところであ
る。
紫外線照射による殺菌部a′は、容器mの上下よ
り紫外線を照射して殺菌するところで、本考案の
シヤツター付き照度計を有する紫外線殺菌灯aを
設置するところである。
容器の乾燥部dは、容器mの上下より乾燥空気
を送つて容器mに付着している過酸化水素を発散
させるところである。
内容物の充填部eは、殺菌された容器mに対
し、内容物としての飲食物を充填するところであ
る。
蓋の殺菌供給部fは、保持枠4より蓋nを区画
回転体5内に供給して、これを過酸化水素の噴霧
で殺菌するとともに、これを乾燥し、内容物が充
填された容器m上に供給して仮シールするところ
である。
容器と蓋とのシール部gは、容器mと蓋nとの
仮シールしたものを、加熱加圧してシールすると
ころである。
製品の排出部hは、内容物が充填密封された容
器の製品pを、ベルトコンベア1より突き上げて
排出するところである。
以上のような機能を有する各部は、ベルトコン
ベア1の間欠移動とともに、制御装置によつてタ
イミングよく諸作動が行われることは勿論であ
る。
本考案のシヤツター付き照度計を有する紫外線
殺菌灯aは、一連の無菌充填装置Aのうちの、紫
外線照射による殺菌部a′の場所に設置されるもの
である。
この殺菌灯aは、紫外線ランプ10、反射板1
1、照度計12及び紫外線の遮断用シヤツター1
3より構成されている。
この殺菌灯aの一連の無菌充填装置Aに対する
設置は、装置Aを構成する無菌室iの上壁14に
容器mの移動方向と直角方向に設けられた開口部
15に対し、その上方に紫外線ランプ10及び反
射板11が納められるケース16が設けられてお
り、このケース16の天井壁17の内面に設けた
ソケツト18に対し、紫外線ランプ10と反射板
11とが取付けられている。
この紫外線ランプ10の取付け位置の天井壁1
7には、開口部19が設けられいて、この開口部
19には紫外線の遮断用シヤツター13のガイド
板20が設けられている。
このガイド板20の立上がり部21には照度計
12が嵌着されており、この照度計12に対応し
た反射板11には透孔22が穿設されている。
ガイド板20にはシヤツター溝23があつて、
この中をシヤツター13が摺動するようになつて
いる。このシヤツター13は、その紫外線ランプ
10側が反射板11と同じ反射面で構成されてい
る。
ガイド板20の立上がり部21の外側には、照
度計12を保護する保護カバー24が嵌着されて
いる。
ガイド板20上には、照度計12の保護カバー
24と並んで紫外線ランプ10の長手方向に、シ
ヤツター13を駆動する駆動軸25の保護カバー
26、これに続いてシヤツター13の駆動装置2
7が設けられている。
ガイド板20には、駆動装置27よりの駆動軸
25の移動溝孔28が設けられている。 シヤツ
ター板13の駆動装置27は、その駆動手段が、
電磁式、空圧式、モーター式であつてもよく、場
合によつては手動であつてもよい。
シヤツター13は、図示のような板状で摺動す
るものでも、曲板状で回動するものであつてもよ
い。
また、シヤツター13は、反射板11の内側で
あつてもよい。
以上のようなシヤツター付き照度計を有する紫
外線殺菌灯aを設置した一連の無菌充填装置Aに
あつては、その運転開始時において、駆動装置2
7の作動で、シヤツター13は開き、紫外線ラン
プ10よりの紫外線の照射が、殺菌に必要な適応
な線量であるか否かを照度計12をもつて確認
し、適応な照度であればシヤツター13は閉じら
れて装置Aは運転される。
したがつて、運転中はシヤツター13は閉じら
れてしるから、照度計12は、紫外線ランプ10
よりの紫外線は勿論、これと併用される過酸化水
素等の殺菌剤の噴霧からも隔離される。
なお、運転中にあつても、適当な時にシヤツタ
ー13を開いて紫外線ランプ10の照射状態を確
認することができることは勿論である。
(考案の効果) 本考案は、紫外線ランプの反射板の一部に設け
た開口部に照度計を設けるとともに、この照度計
と紫外線ランプとの間に紫外線の遮断用シヤツタ
ーを設けたものであるから、これを一連の無菌充
填装置に設置した場合に、シヤツターを開くこと
により、紫外線ランプの照射線量を簡単に確認す
ることができ、装置の運転時において、紫外線の
照射状態を確認する必要がない場合においては、
シヤツターを閉じておくことができるから、照度
計は、紫外線はもとより、これと併用する過酸化
水素等の殺菌剤の噴霧にも晒されることがなく、
したがつて腐食や変質等による故障を防止して寿
命を長く保つことができる。
また、紫外線ランプは、照度計を付設している
から、紫外線ランプの照射状態を目視する必要が
なく、人体の安全を確保することができ、照度の
測定により、被照射体に対する殺菌効果を確認す
ることができる。
さらに、一連の無菌充填装置の運転中におい
て、紫外線ランプの現時点における照度測定がで
きるから、殺菌(照射)時間の増減、警報、運転
の停止等の自動制御が可能となり、製品の品質管
理の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシヤツター付き照度計を有す
る紫外線殺菌灯を無菌充填装置に設置した場合の
拡大正断面図、第2図は同上の一部を切欠した正
面図、第3図は本考案のシヤツター付き照度計を
有する紫外線殺菌灯の平面図、第4図は同上の照
度計のシヤツターの駆動部分を切欠して示した側
面図、第5図は本考案のシヤツター付き照度計を
有する紫外線殺菌灯を設置した無菌充填装置の概
略の正断面図である。 符号、A……無菌充填装置、a……シヤツター
付き照度計を有する紫外線殺菌灯、a′……紫外線
照射による殺菌部、b……容器供給部、c……過
酸化水素の噴霧による殺菌部、d……容器の乾燥
部、e……内容物の充填部、f……蓋の殺菌供給
部、g……容器と蓋とのシール部、h……製品の
排出部、i……無菌室、m……容器、n……蓋、
p……製品、10……紫外線ランプ、11……反
射板、12……照度計、13……シヤツター、1
5……開口部、16……ケース、18……ソケツ
ト、19……ガイド板、22……透孔、23……
シヤツター溝、25……駆動軸、27……駆動装
置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 紫外線ランプの反射板の一部を開口するとと
    もに、この開口部の紫外線ランプの反対側に照
    度計を設置し、この照度計と紫外線ランプとの
    間に、紫外線の遮断用シヤツターを設けてなる
    シヤツター付き照度計を有する紫外線殺菌灯。 (2) 紫外線の遮断用シヤツターは、その紫外線ラ
    ンプ側が反射板と同じ反射面で構成されている
    請求項(1)記載のシヤツター付き照度計を有する
    紫外線殺菌灯。
JP12088388U 1988-09-14 1988-09-14 Expired JPH044753Y2 (ja)

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JP12088388U JPH044753Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14

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