JPH02151111A - 電子部品及びその製造方法 - Google Patents

電子部品及びその製造方法

Info

Publication number
JPH02151111A
JPH02151111A JP30562888A JP30562888A JPH02151111A JP H02151111 A JPH02151111 A JP H02151111A JP 30562888 A JP30562888 A JP 30562888A JP 30562888 A JP30562888 A JP 30562888A JP H02151111 A JPH02151111 A JP H02151111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
terminal
wall
resin
terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30562888A
Other languages
English (en)
Inventor
Sei Hasegawa
聖 長谷川
Kazuo Otsuka
一雄 大塚
Keizo Yamamoto
恵造 山本
Hideo Mura
村 英雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP30562888A priority Critical patent/JPH02151111A/ja
Publication of JPH02151111A publication Critical patent/JPH02151111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ラダーフィルタ、圧電フィルタ、表面波フィ
ルタ等内部に電子素子を収納した中空部を有する電子部
品及びその製造方法に関する。
従来の技術とその課題 従来、この種の中空構造のパッケージ型電子部品として
、例えば、第5図に示すラダーフィルタが知られている
このものは、上下面が開口した枠状をなす合成樹脂製の
内装ケース20に、まず、下側より入力端子21を組み
付け、上側よりセラミックからなる第1発振子22を挿
入すると共に、その上側に出力端子23を挿入し、さら
に、その上側にセラミックからなる第2発振子24を挿
入し、内装ケース2oの上端側にアース端子25を組み
付ける。その後、以上の部品を外装ケース26内に開口
26aより挿入し、外装ケース26の開口268側を樹
脂でボッティングしてシールする。
ところが、前記の様に構成された従来の中空構造のパッ
ケージ型電子部品においては、内部部品の組み付け、外
装ケースへの挿入、ボッティングによるシールという製
造工程が煩雑であって全体として時間がかかりコスト高
になる問題点を有している。特に、外装ケースとボッテ
ィングに使う樹脂の線膨張係数が異なると両者の間に隙
間が生じて密閉性が損なわれる。また、ボッティングに
はエポキシ樹脂等の液状の熱硬化性樹脂を用いるので、
この樹脂の硬化のために、例えば、150°C14時間
の加熱が必要となる。さらに、ポツティングされた樹脂
では強度不足なため、後加工として端子21.23.2
5の外部接続部21a、 23a、 25aを折り曲げ
ることができず、またケースに挿入するため、端子を片
側方向にしか引き出せないことにより表面実装タイプと
することはできない。
そこで、以−Eの問題点に鑑み、電子部品を成形品と少
なくとも一つの端子とで密閉された中空部が形成される
様に組み付け、該中空部の密閉性を保ったまま、金型内
に複数の支持ピンで支持した状態でセットし、該成形品
と端子の外周部を樹脂にてモールドすることが考えられ
る。
この様な電子部品は、外装ケースへの挿入、ボッティン
グ等の煩雑な工程を必要とすることなく、また、端子の
外部接続部を折り曲げて表面実装タイプとすることも容
易であるが、金型の支持ピンを除去した跡の抜は孔が外
装ケースに生じるという問題点が生じた。このため、成
形品の中空部の気密性が損なわれ、湿気の侵入等によっ
て絶縁性が低下するおそれがある。また、外装ケースの
抜は孔を通じて端子が外部に露出するため、配線基板に
実装すると、ショートやリークが生じる危険性が考えら
れる。
そこで、本発明の課題は、前記支持ピンの抜は孔をなく
し、中空部の気密性を高め、信頼性に優れた電子部品を
提供することにある。
課題を解決するための手段 以上の課題を解決するため、本発明に係る電子部品は、
枠状の成形品と、この成形品の開口部に固定された端子
と、成形品内に組み込まれた電子素子と、成形品と端子
を包囲するモールド樹脂とで構成きれ、前記成形品の開
口部に端子と係合する突起を有する壁部を形成し、前記
端子を壁部に密着さけて電子素子を収納する密閉中空部
を形成したことを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品の製造方法は、枠状成形品
の開口部に突起を有する壁部を形成し、この壁部に端子
を密着させて電子部品を収納した密閉中空部を形成し、
金型内に前記成形品を端子で支持した状態で樹脂を充填
することを特徴とする。
作用 即し、電子部品を収容した成形品は、その開口部の壁部
に端子が突起との圧着で強固に密着し、内部の密閉性が
確保される。そして、外装用樹脂のモールドに際しては
、端子を、好ましくはその外部接続部を金型で支持する
ことで、換言すれば、支持ピンを必要とすることなく、
樹脂の充填が行なわれ、不具合の原因となるビンの抜は
孔が形成されることはない。
実施例 以下、本発明に係る電子部品及びその製造方法の実施例
を添付図面に従って説明する。
[第1実施例、第1図、第2図参照] 本第1実施例は従来技術として説明した三端子型のラダ
ーフィルタとして構成したもので、予め出力端子2を有
する内装ケース1内に第1及び第2発振子3.5を収納
し、該発振子3,5のそれぞれに二つに折り重ねられた
入力端子4及びアース端子6を接続し、樹脂モールドに
より外装ケース10を形成した。
内装ケース1は、合成樹脂又はゴム材からなる上下両面
が開口した枠状の成形品で、その中央部には出力端子2
が外部接続部2cを突出させた状態でインサートされて
いる。この内装ケース1の上下開口部は段差部1e、 
ifを有する壁部1a、 lbが形成されると共に、そ
の内側には複数の小突起7が形成されている。また、壁
部1a、 lbには端子4゜6の外部接続部を引き出す
ための切欠きlc、 ldが形成されている。
続いて、この様に形成された内装ケースエの一方側(図
中下側)の開口部には第1発振子3が挿入されると共に
、前記入力端子4が壁部1aに底着される。一方、内装
ケース1の他方側(図中上側)の開口部には第2発振子
5が挿入されると共に、前記アース端子6が壁:l<l
bに嵌着される。この際、端子4,6は段差部1e、 
ifによって位置決めされ、小突起7が押し潰されるこ
とで壁部1a、 lbに強固に固定され、内装ケース1
内の密閉性が確保される。また、各端子2,4.6の外
部接続部2c、4b。
6bは内装ケース1から長さ方向に同一線上に突出する
状態となる。
以上の如く組み付けられた端子2,4.6の中央部に突
設した接点部2a、 2b、 4a、 6aが各共振子
3゜5に圧接し、その周囲は内装ケース1と端子2゜4
.6とで密閉された中空の振動空間が形成される。
そして、前記内部部品は、図示しない金型のキャビデイ
に、各端子2,4.6の外部接続部2c。
4b、 6bを金型で挟着、支持した状態でセ・7トさ
れ、その外周部を樹脂、例えばPPS樹脂にて各外部液
M、 BF 2c、 4b、 6bを残してモールドさ
れ、外装ケース10が形成される。
この外装ケース10を形成するためのモールド時におい
て、内部の振動空間は端子4,6で密閉され−Cおり、
しかも外装ケース10に支持ピンの抜は孔が残ることも
なくその密閉性は完全なものとなる。
また、外装ケース10の形成後、各端子2,4゜6の外
部接続部4.4b、 6bを折り曲げれば、表面実装タ
イプとすることが可能である。
[第2実施例、第3図、第4図参照] 本第2実施例は、二端子型のラダーフィルタであって、
基本的構成は前記第1実施例と同様である。即ち、枠状
の内装ケース1の上下開口部に段差部1e、if 、小
突起7、切欠きlc、 ldを有する壁部1a、 lb
が形成されている。
この内装ケース1の開口部に発振子3が挿入され、壁部
1a、 lbに二つに折り重ねられた入力端子4及びア
ース端子6が嵌着される。これにより、端子4,6の接
点部4a、6aが発振子3の中央に圧接され、その周囲
に前記第1実施例と同様に内装ケース1と端子4,6と
で密閉された中空の振動空間が形成される。そして、こ
れらの内部部品を金型のキャビデイに、外部接続部4b
、 6bを金型で挟着、支持した状態でその外周部を前
記樹脂にてモールドする。これによって、外装ケース1
0が形成され、密閉性の完全な電子部品が得られる。
[他の実施例コ なお、本発明に係る電子部品は前記各実施例に限定する
ものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更すること
ができる。
例えば、内装ケース1を有底の箱形状とし、その開口を
一つの端子で密閉する様に構成してもよい。また、端子
4,6と段差部1e、 Ifとの間に弾性体を挿入する
ことにより密閉性をより高めることも考えられる。
発明の効果 以上の説明で明らかな様に、本発明に係る電子部品及び
その製造方法によれは、各部品を組み付けた後に各部品
の外周部を樹脂モールドして外装ケースを形成したため
、内部部品を外装ケースにいちいち挿入してボッティン
グでシールするという煩雑な手間が不要となり、内部に
中空部を有する密閉構造の電子部品を能率良く製造する
ことができる。しかも、金型内に端子を支持した状態で
成形品と端子の外部を樹脂にてモールドするため、外装
ケースに支持ピンの抜は孔が残ることはなく、ショート
やリークのおそれが解消されることは勿論、中空部の密
閉性が格段に向上し、湿気等の侵入が防止され、信頼性
の高い電子部品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例である電子部品の内部部品
を示す分解斜視図、第2図はその内部部品を樹脂(外装
ケース)でモールドした後の断面図である。第3図は第
2実施例の内部部品を示す分解斜視図、第4図は樹脂モ
ールド後の断面図である。第5図は従来の電子部品の分
解斜視図である。 1・・・内装ケース(成形品)、la、 lb・・・壁
部、2゜4.6・・・端子、3,5・・・発振子、7・
・・突起、10・・・外装ケース。 特許出願人  株式会社村田製作所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.枠状の成形品と、この成形品の開口部に固定された
    端子と、成形品内に組み込まれた電子素子と、成形品と
    端子を包囲するモールド樹脂とで構成され、前記成形品
    の開口部に端子と係合する突起を有する壁部を形成し、
    前記端子を壁部に密着させて電子素子を収納する密閉中
    空部を形成したことを特徴とする電子部品。
  2. 2.枠状成形品の開口部に突起を有する壁部を形成し、
    この壁部に端子を密着させて電子部品を収納した密閉中
    空部を形成し、金型内に前記成形品を端子で支持した状
    態で樹脂を充填することを特徴とする電子部品の製造方
    法。
JP30562888A 1988-12-01 1988-12-01 電子部品及びその製造方法 Pending JPH02151111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30562888A JPH02151111A (ja) 1988-12-01 1988-12-01 電子部品及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30562888A JPH02151111A (ja) 1988-12-01 1988-12-01 電子部品及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02151111A true JPH02151111A (ja) 1990-06-11

Family

ID=17947420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30562888A Pending JPH02151111A (ja) 1988-12-01 1988-12-01 電子部品及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02151111A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069230U (ja) * 1992-06-30 1994-02-04 京セラ株式会社 共振子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069230U (ja) * 1992-06-30 1994-02-04 京セラ株式会社 共振子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6212755B1 (en) Method for manufacturing insert-resin-molded product
US4532451A (en) Terminals and mounting for piezoelectric resonators
JPS60124108A (ja) 圧電共振子および圧電共振部品
JPH02151111A (ja) 電子部品及びその製造方法
JPH02151112A (ja) 電子部品及びその製造方法
JPH02164119A (ja) 電子部品
JPH02164120A (ja) 電子部品
JPS5994911A (ja) 複合型セラミツク共振子の製造法
KR20000071798A (ko) 압전 장치 및 그를 이용한 압전 발진자
JPH10200361A (ja) 圧電部品及びその製造方法
JP3163709B2 (ja) セラミック発振子の製造方法
JPH08316732A (ja) 発振器およびその製造方法
JPH04334202A (ja) 圧電発振器
JPH03240310A (ja) 圧電共振子
JP3178106B2 (ja) 表面実装圧電部品及びその製造方法
JPH07273590A (ja) 表面実装型水晶振動子
JPS5895415A (ja) 圧電共振部品とその製造方法
JPH07283072A (ja) 表面実装型電子部品
JP2596616Y2 (ja) ラダー型フィルタ
JPH03255713A (ja) 電子部品
JPS59141811A (ja) 圧電デバイスのパツケ−ジ
JP3184238B2 (ja) 梯子型電気濾波器の封止方法
JP3186477B2 (ja) ラダー型フィルタ
JPH11274888A (ja) 表面実装型圧電発振子
JP2002231847A (ja) 電子部品の製造方法