JPH02150611A - 廃棄物の溶融炉 - Google Patents

廃棄物の溶融炉

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JPH02150611A
JPH02150611A JP30072088A JP30072088A JPH02150611A JP H02150611 A JPH02150611 A JP H02150611A JP 30072088 A JP30072088 A JP 30072088A JP 30072088 A JP30072088 A JP 30072088A JP H02150611 A JPH02150611 A JP H02150611A
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furnace
waste
burner device
burner
nozzle
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Haruto Tsuboi
坪井 晴人
Noburo Inokawa
猪川 修郎
Katsumi Ubusawa
生沢 勝美
Etsuro Inui
乾 悦郎
Yasushi Hoshino
寧 星野
Nobuyuki Sugiyama
杉山 暢之
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は汚泥等の廃棄物を溶融処理するための溶融炉
に関する。
〔従来の技術〕
従来、下水処理場やし尿処理場で発生する下水汚泥やし
原汚泥は、脱水後焼却炉で焼却処理されるのが通常であ
る。しかし、このような処理後の焼却灰は扱いにくく、
また埋め立て用程度にしか利用できない。
このような背景から、近年汚泥を溶融炉で溶融処理して
スラブ化することにより、取扱いの容易化とスラグの有
効利用を図ろうとする研究が行われ、一部は既に実用化
されている。
従来提案されている廃棄物溶融炉のなかで、第9図及び
第10図に示すような所謂旋回流方式のものが知られて
いる。このうち第9図の構造は例えば特開昭61−70
314号に示されており、竪型の大口径の煙道13の下
部側壁側に水平若しくは下流側が下向きに傾斜した旋回
流燃焼室14を有している。旋回流燃焼室14内では旋
回流が形成され、廃棄物と助燃料を熱源として溶融した
スラグは壁面に沿って流下し、上記煙道13の底部より
系外に排出される。燃焼ガスは旋回流燃焼室14内を溶
融スラグと同方向に流れ、旋回流燃焼室出口のど部15
を主に対流伝熱で加熱しつつ排気され、しかるのち煙道
13内で未燃焼分が完全に燃焼して排出される。
また第10図の構造は竪型旋回流燃焼炉であり、例えば
特開昭59−205508号に示されている。この炉で
は、炉頂部に設けられた廃棄物バーナ16及び燃焼空気
流入口17によって旋回流を与えて廃棄物を燃焼させ、
溶融スラブは壁面を流下し絞り部30を通過して下方に
落下する。燃焼ガスは絞り部30を対流伝熱で加熱し、
旋回流燃焼炉を出たのち、流れ方向を変えられ下流の排
ガス系へ導かれる。
〔発明の解決しようとする課題〕
しかし、これら従来の旋回式溶融炉には次のような問題
がある。
■炉出側のスラグ出湯部は、スラグの詰まりを防止する
ため所定の温度に維持されねばならないが、従来の炉で
はその温度維持がスラグ出湯部近傍を通過する燃焼ガス
からの対流伝熱に主として依っているため、廃棄物処理
量の変動等により燃焼ガス量が低下した時などには、伝
熱量が確保できず、温度低下によるスラグの粘度の上昇
、さらにはスラグ固化が発生し、スラグ出湯部が閉塞す
る。
■竪型及び傾斜型の旋回流燃焼炉では、燃焼ガスが下向
流となり、炉内に浮遊するスラグの重力による沈降方向
と同一になるため、スラグが気流に乗り易く、滞留時間
が充分にとれない。またこのため、スラブの捕集効率が
低く、廃棄物のスラグ化率が90%に満たない。
■水平及び傾斜型の旋回流燃焼炉では炉内壁のスラグコ
ーチインクが不均一となり、炉壁材が消耗しやすい。
■竪型旋回流燃焼炉では、燃焼効率を向上させるための
二次燃焼室を設置する場合、構造上中継の接続部分が長
くならざるを得す、このため燃焼ガスの二次燃焼室流入
温度が低下し、この結果、二次燃焼室内での燃焼速度が
低下する。したがって充分な燃焼を確保するためには二
次燃焼室を大きくし、滞留時間を確保する必要がある。
本発明はこのような従来の問題を総て解消できる新たな
旋回流式溶融炉を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
このため本願節1の発明は次のような構成を有する。
すなわち、溶融炉は上部に燃焼ガス排出口を有し、下端
にスラグ出湯口を有する竪型の溶融炉本体と、該溶融炉
本体の下部に設けられる廃棄物バーナ装置及び助燃バー
ナ装置とからなっており、助燃バーナ装置は廃棄物バー
ナ装置よりも下方に位置している。各バーナ装置は略同
一レベルの炉体周方向に複数のノズルを有し、これらノ
ズルは旋回流を形成すべくその噴射方向が炉中心から偏
向している。そして両バーナ装置により形成される旋回
流径が〔廃棄物バーナ装置〕〉〔助燃バーナ装置〕とな
るよう、廃棄物バーナ装置の各ノズルはその噴射方向が
助燃バーナ装置の各ノズルの噴射方向よりも炉壁寄りと
なっている。
また、本願筒2の発明は、二次燃焼室を有する溶融炉に
関するもので、上記第1の発明の構成において、燃焼ガ
ス排出口に二次燃焼室が接続された構造である。
本発明において廃棄物バーナ装置および/または助燃バ
ーナ装置は多段に設けることができ、この場合には上下
複数段のバーナ装置により異なる径の旋回流が形成され
るようノズルの噴射方向が設定される。
〔作 用〕
廃棄物バーナ装置および助燃バーナ装置から空気等のガ
スとともに供給された廃棄物および助燃料は、径の異な
る上向きの旋回流となって炉内を流れる。すなわち炉内
では、外側(炉壁側)が廃棄物バーナ、また内側が助燃
バーナによる多重の旋回流が形成される。
廃棄物は旋回流の遠心力によって炉壁側に押しやられ、
主として炉壁面(正確にはスラグコーティング層面)で
溶融してスラグ化し、このスラグは壁面を下方に流下し
てスラグ出湯口から排出される。一方、燃焼ガスは炉上
部の燃焼ガス排出口から排出される。
第5図ないし第7図は炉内のガスの流れおよび流速を示
すもので、第5図は軸方向流速(図中鎖線は流れの方向
)、第6図及び第7図はそれぞれ第5図中B−B断面、
A−A断面の旋回流速を示している。炉内には廃棄物バ
ーナと助燃バーナによる上向きの旋回流X□、X2が生
じ、このような多重の旋回流により、炉内下流側の燃焼
ガス排出口まで強い旋回流が形成できる。
そして、廃棄物を含む旋回流は外側、すなわち炉壁に近
い側に形成されるため、上記したような強い旋回流によ
る大きな遠心力の作用と相まって、廃棄物は炉壁側に容
易に移動する。一方、これら多重の旋回流はそれぞれ下
向きの循環流Y□、Y2を生じるため、廃棄物の炉内滞
留時間が充分確保され、高い燃焼効率が得られる。
そして、旋回流が上向きに形成されるため炉内に浮遊す
るスラグが気流に同伴されにくく、しかも上述の如く廃
棄物の炉内滞留時間が確保され高い燃焼効率が得られる
ことから、スラグの炉壁面へ捕集効率が高められる。
また、炉体が竪型であり、しかも多重の旋回流により燃
焼ガス排出口近傍まで強い旋回流が形成できるため、ス
ラグは炉内壁に均一に付着し、炉内壁のスラブコーティ
ングが均一化する。
さらに、炉下端のスラグ出湯口は炉体下部に設けられた
助燃バーナの高温の火炎部からの輻射によって効率的に
加熱される。
また、溶融炉本体の燃焼ガス排出口に二次燃焼室を接続
した構造では、未燃焼ガスを含む燃焼ガスは温度降下な
しに二次燃焼室に導入される。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
1は溶融炉本体である。
溶融炉本体1は竪型円筒形に構成され、そのコーン状の
底部9の中央にスラグ出湯口2が、また、上端に炉体内
径りより小径の燃焼ガス排出口3が形成されている。
溶融炉本体1の下部には、廃棄物バーナ装置4と助燃バ
ーナ装置5とが設けられており、助燃バーナ装置5は廃
棄物バーナ装置4よりも下方、すなわちスラグ出湯口2
寄りに位置している。
両バーナ装置4,5は、炉体の略同一レベルの周方向に
複数のノズルを有している。
まず、廃棄物バーナ装置4は周方向の4ケ所にノズル4
0a、 40bを有している。これらノズル40a、 
40bは旋回流を形成すべく、その噴射方向が炉中心よ
り偏向している。この廃棄物バーナ装置4は、下記する
助燃バーナにより形成される旋回流よりも炉壁寄りの大
径の旋回流X1を形成させるようにするため、そのノズ
ル40a。
40bの噴射方向を助燃バーナ装置の各ノズルの噴射方
向よりも炉壁寄りとしている。
本実施例では、4本のノズルのうち向い合った2本のノ
ズル40bが空気吹込専用のノズルとなっており、残り
のノズル40aが廃棄物吹込(廃棄物+搬送用空気)用
となっている。
助燃バーナ装置5も周方向の4ケ所にノズル50a、 
50bを有している。これらのノズルも旋回流を形成す
べく、その噴射方向が炉中心より偏向し、上記旋回流X
1の内側に比較的小径の旋回流X2を形成させるように
している。
本実施例では、このノズルについても向い合った2本の
ノズル50bが空気吹込専用になっており、残りのノズ
ル50aが助燃料吹込(助燃料+搬送用空気)用となっ
ている。
上記のように本発明では各バーナ装置4,5の複数のノ
ズルのうちの一部を空気吹込専用のノズルとしてもよい
し、また総てのノズルを廃棄物(廃棄物子空気)用、助
燃料(助燃料十空気)用としてもよい。一般的に言って
、小径の炉では前者が、また大径の炉では後者が適して
いる。
また、前記旋回流X1. X2の径、より詳細には各ノ
ズルの噴射方向の中心線が接線をなす仮想円で規定され
る旋回流の径は、例えば炉内径りに対し旋回流X1で0
,7D、旋回流X2で0.3D程度とすることができる
また、本発明の炉ではスラグ出湯口2の加熱をバーナか
らの火炎の輻射によって行うものであり、本実施例では
火炎をなるべくスラグ出湯口2に近づけるため、廃棄物
バーナ装置4を構成するノズル40a、 40bの噴射
方向を角度θだけ下向きに傾けている。また同様の目的
で、助燃バーナ装置5の各ノズル50a、 50bの噴
射方向も下向きに傾斜させることができる。
また、燃焼ガス排出口3の絞り比、すなわち、その内径
dの炉内径りに対する割合d/Dは0.3〜0.7とす
ることが好ましい。
炉内の旋回流維持についてみると、d/Dは一般的に小
さい方が適当であるが、本方式のように多重旋回流によ
れば0.7程度までは旋回流維持が可能である。また、
絞りによる圧力損失の増大を考慮すると、d/Dの下限
はは0.3程度が実用的である。
溶融炉本体1の燃焼ガス排出口3の直上には二次燃焼室
6が直結されている。この二次燃焼室6も竪型円筒状に
構成され、その入側の周方向の複数個所に壁面に沿った
旋回流を形成させるための複数の空気吹込ロアが設けら
れている。
この空気吹込孔7は上下方向で複数段に亘って設けるこ
とができる。
なお、溶融炉本体1の炉壁8には熱伝導率の大きい耐火
材料が用いられ、通常その外側に適当な水冷または空冷
手段が設けられる。
本発明においては、廃棄物バーナ装置4または助燃バー
ナ装置5若しくはその両方を上下方向で複数段設け、炉
内により多重の旋回流を形成させることができ、これに
より廃棄物の炉内での滞留性をより向上させることがで
きる。
この場合には、上下複数段の各バーナ装置により形成さ
れる旋回流が上段側程大径となるようノズルの噴射方向
が設定される。
次に、以上のような溶融炉の操業例および作用について
説明する。供給される廃棄物は予め乾燥機で所定の含水
率まで乾燥され、必要に応じて破砕された後、定量的に
切り出され、搬送用空気とともに廃棄物バーナ装置4に
導かれ、炉内に噴出される。また助燃バーナ装置5から
は、廃棄物着火および助燃のための助燃料が空気ととも
に噴出される。この助燃料としては油やガス燃料等が用
いられる。
炉内には、第5図ないし第7図に示すような上向きの2
重の旋回流(同一方向に旋回する旋回流)を生じる。廃
棄物は旋回流の強力な遠心力によって炉壁側に捕捉され
、壁面80でスラグ状に溶融して壁面に沿って流下し、
コーン状の炉底9の中央のスラブ出湯口に2から炉外に
排出される。ここで、スラグ出湯口2はバーナ装置4,
5による火炎の輻射により加熱され、スラグの流動性が
確保される。燃焼ガスは上向きに流れ燃焼ガス排出口3
から二次燃焼室6内に導入され、空気吹込孔7から吹込
まれた空気により二次燃焼する。廃棄物の溶融処理では
燃焼ガス中の窒素酸化物を低減させるため所謂二次燃焼
が行われ、溶融炉(−火燃焼室)内の空気比は1.0〜
0.6に絞り、残りの必要空気を二次燃焼室6の空気吹
込孔7から吹込み、未燃焼分を含む燃焼ガスと混合して
完全に燃焼させる。
溶融スラグは炉内の強い旋回流によって壁面80上に均
一なコーティング層を形成する。第8図はこのときのス
ラグコーティング状況および炉壁温度分布の一例を示す
もので、コーティング層は炉内側に面した流動スラグ層
10と耐火物側に面した固化スラグ層11とからなって
いる。
廃棄物スラグは断熱性が高いため、スラグ層内には大き
な温度勾配が生じている。一方、耐火物は熱伝導性の高
い材料を用い且つ外面を冷却することで、炉壁の最も内
側の面12まで材料の耐熱温度(通常1200℃)以下
に維持できている。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、 ■炉内の多重の上向き旋回流が下向きの循環流を生じる
ため、廃棄物の炉内滞留時間が充分確保され、高い燃焼
効率が得られる。
■旋回流が上向きに形成されるため、炉内に浮遊する廃
棄物が気流に同伴されにくく、また廃棄物を含むガスは
炉壁に近い位置で旋回流を形成し、さらに上述したよう
に廃棄物の炉内滞留時間が確保され高い燃焼効率が得ら
れることから、スラグ(廃棄物)の炉壁面への高い捕集
効率が得られる。
■炉体が竪型であり、しかも多重の旋回流により燃焼ガ
ス排出口近傍まで強い旋回流が形成できるため、スラグ
は炉内壁に均一に付着し、炉内壁のスラグコーティング
が均一化し、炉材の局部的な損耗が防止できる。
■炉下端のスラグ出湯口は炉体下部に設けられた助燃バ
ーナの高温の火炎部からの輻射によって効率的に加熱さ
れ、これによってスラグの流動不良、同化等による出湯
口閉塞が適切に防止される。
等の効果が得られ、このため、スラグによる出湯口閉塞
や炉材の局部的な早期損耗等の問題を生じることなく、
高いスラグ化率(例えば95%程度)を達成することが
できる。
また、本願筒2の発明によれば、このような効果に加え
、未燃焼ガスを含む燃焼ガスはほとんど温度降下なしに
二次燃焼室に導入されるため、高い燃焼速度が得られ、
このため二次燃焼室をコンパクトな構造とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は縦断面図、第2図は第1図中n−n線に沿う断
面図、第3図は同じ<m−■線に沿う断面図、第4図は
同じ<IV−IV線に沿う断面図である。第5図ないし
第7図は本発明の溶融炉におけるガスの流れおよび流速
を示すもので、第5図は軸方向の流れおよび流速を示す
説明図、第6図は第1図中n−n線面でのガス流速を示
す説明図、第7図は同じ< A−A断面でのガス流速を
示す説明図である。第8図は本発明の溶融炉におけるス
ラグコーティング状況および炉壁温度分布の一例を示す
説明図である。第9図および第10図は従来の廃棄物溶
融炉を示す説明図である。 図において、1は溶融炉本体、2はスラグ出湯口、3は
燃焼ガス排出口、4は廃棄物バーナ装置、5は助燃バー
ナ装置、6は二次燃焼室、40a、40b、50a、5
0bはノズルである。 第 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上部に燃焼ガス排出口を有し、下端にスラグ出湯
    口を有する竪型の溶融炉本体と、該溶融炉本体の下部に
    設けられる廃棄物バーナ装置及び助燃バーナ装置とから
    なり、助燃バーナ装置は廃棄物バーナ装置よりも下方に
    位置し、各バーナ装置は略同一レベルの炉体周方向に複
    数のノズルを有し、これらノズルは旋回流を形成すべく
    その噴射方向が炉中心から偏向しており、両バーナ装置
    により形成される旋回流径が〔廃棄物バーナ装置〕>〔
    助燃バーナ装置〕となるよう廃棄物バーナ装置の各ノズ
    ルの噴射方向を助燃バーナ装置の各ノズルの噴射方向よ
    りも炉壁寄りとした廃棄物の溶融炉。
  2. (2)上部に燃焼ガス排出口を有し、下端にスラグ出湯
    口を有する竪型の溶融炉本体と、前記燃焼ガス排出口に
    接続される二次燃焼室と、前記溶融炉本体の下部に設け
    られる廃棄物バーナ装置及び助燃バーナ装置とからなり
    、助燃バーナ装置は廃棄物バーナ装置よりも下方に位置
    し、各バーナ装置は略同一レベルの炉体周方向に複数の
    ノズルを有し、これらノズルは旋回流を形成すべくその
    噴射方向が炉中心から偏向しており、両バーナ装置によ
    り形成される旋回流径が〔廃棄物バーナ装置〕>〔助燃
    バーナ装置〕となるよう廃棄物バーナ装置の各ノズルの
    噴射方向を助燃バーナ装置の各ノズルの噴射方向よりも
    炉壁寄りとした廃棄物の溶融炉。
  3. (3)廃棄物バーナ装置および/または助燃バーナ装置
    を上下方向で複数段設け、上下複数段の各バーナ装置に
    より異なる径の旋回流が形成されるようノズルの噴射方
    向を設定してなる特許請求の範囲(1)または(2)記
    載の廃棄物の溶融炉。
  4. (4)溶融炉本体の内径Dと燃焼ガス排出口の内径dと
    が、d/D=0.3〜0.7である特許請求の範囲(1
    )、(2)または(3)記載の廃棄物の溶融炉。
  5. (5)廃棄物バーナ装置および/または助燃バーナ装置
    を構成するノズルのうちの一部が空気吹込専用のノズル
    である特許請求の範囲(1)、(2)、(3)または(
    4)記載の廃棄物の溶融炉。
JP30072088A 1988-11-30 1988-11-30 廃棄物の溶融炉 Granted JPH02150611A (ja)

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JP30072088A JPH02150611A (ja) 1988-11-30 1988-11-30 廃棄物の溶融炉

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Publications (2)

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JPH02150611A true JPH02150611A (ja) 1990-06-08
JPH054565B2 JPH054565B2 (ja) 1993-01-20

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JP30072088A Granted JPH02150611A (ja) 1988-11-30 1988-11-30 廃棄物の溶融炉

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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PL422012A1 (pl) * 2017-06-26 2019-01-02 Marek Dziwisz Reaktor cyklonowy

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