JPH0214769B2 - - Google Patents
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- JPH0214769B2 JPH0214769B2 JP10531781A JP10531781A JPH0214769B2 JP H0214769 B2 JPH0214769 B2 JP H0214769B2 JP 10531781 A JP10531781 A JP 10531781A JP 10531781 A JP10531781 A JP 10531781A JP H0214769 B2 JPH0214769 B2 JP H0214769B2
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- electrodes
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、コイルL及びコンデンサC等を含む
複合型回路部品に関するものである。
複合型回路部品に関するものである。
例えば第1図に示すような複数のコイルL4〜
L4及びコンデンサC1〜C8からなるLC複合部品を
一枚の基板上に構成する場合の従来装置として第
2図に示すものを挙げることができるる。これ
は、方形状の誘電体基板11の表面に複数の表面
電極12を例えば印刷等により形成すると共に、
その裏面に前記複数の表面電極12に対応するよ
うな大面積を有する第1の裏面電極12A′及び
小さな第2の裏面電極12B′を例えば印刷等に
より形成し、前記誘電体基板11の一方の辺部に
形成した4個の凹部18内にそれぞれドラム状コ
アにコイルL1〜L4を巻回してなるコイル装置1
3〜16を嵌合配置した後、各コイル装置13〜
16から引き出されるコイル端末19A及び中間
タツプ19Bをそれぞれ前記誘電体基板11の他
方の辺部に設けた複数の突起部11Aに絡げた状
態で前記コイル端末19A及び中間タツプ19B
と各表面電極12及び裏面電極12B′との接触
部分を半田付等により電気的に接続し、表面電極
12の1つと2つの裏面電極12A′,12B′に
リード線10A〜10Cをそれぞれ半田付等によ
り接続してなるものである。ここで、表面電極1
2と裏面電極12A′,12B′との対向部分がそ
れぞれ各コンデンサC1〜C8として構成されるこ
とになる。
L4及びコンデンサC1〜C8からなるLC複合部品を
一枚の基板上に構成する場合の従来装置として第
2図に示すものを挙げることができるる。これ
は、方形状の誘電体基板11の表面に複数の表面
電極12を例えば印刷等により形成すると共に、
その裏面に前記複数の表面電極12に対応するよ
うな大面積を有する第1の裏面電極12A′及び
小さな第2の裏面電極12B′を例えば印刷等に
より形成し、前記誘電体基板11の一方の辺部に
形成した4個の凹部18内にそれぞれドラム状コ
アにコイルL1〜L4を巻回してなるコイル装置1
3〜16を嵌合配置した後、各コイル装置13〜
16から引き出されるコイル端末19A及び中間
タツプ19Bをそれぞれ前記誘電体基板11の他
方の辺部に設けた複数の突起部11Aに絡げた状
態で前記コイル端末19A及び中間タツプ19B
と各表面電極12及び裏面電極12B′との接触
部分を半田付等により電気的に接続し、表面電極
12の1つと2つの裏面電極12A′,12B′に
リード線10A〜10Cをそれぞれ半田付等によ
り接続してなるものである。ここで、表面電極1
2と裏面電極12A′,12B′との対向部分がそ
れぞれ各コンデンサC1〜C8として構成されるこ
とになる。
しかしながら、前記装置ではコンデンサの容量
を確保するための大面積の裏面電極12A′の高
さ方向の寸法l11とコイル装置13〜166を固
定支持させるために必要な高さ方向の寸法l12を
確保しなければならないため、誘電体基板11の
高さ方向の寸法l13は極めて大きなものとなり、
複合型回路部品の小型化を阻むという問題があ
る。又、高さ寸法の増大に伴つてコイル装置13
〜16から引き出されるコイル端末19A及び中
間タツプ19Bの長さも増大することとなり、組
立作業時に断線事故をを引き起す等の問題も有つ
た。その上コイル端末19A等を絡げるための突
起部11Aも素子数が増大するに従つて増加する
ことになるので、折損事故が多発するるという不
都合、或いは誘電体基板11の両辺部に所定の間
隔を保持させた凹部18及び前記突起部11Aを
複数個設けなければならず、しかもコイル端末を
基板の突起部11Aに絡げるために手間がかかる
と共に製造工程の複雑化、工数の増加を招く等の
種々の不都合が生じていた。
を確保するための大面積の裏面電極12A′の高
さ方向の寸法l11とコイル装置13〜166を固
定支持させるために必要な高さ方向の寸法l12を
確保しなければならないため、誘電体基板11の
高さ方向の寸法l13は極めて大きなものとなり、
複合型回路部品の小型化を阻むという問題があ
る。又、高さ寸法の増大に伴つてコイル装置13
〜16から引き出されるコイル端末19A及び中
間タツプ19Bの長さも増大することとなり、組
立作業時に断線事故をを引き起す等の問題も有つ
た。その上コイル端末19A等を絡げるための突
起部11Aも素子数が増大するに従つて増加する
ことになるので、折損事故が多発するるという不
都合、或いは誘電体基板11の両辺部に所定の間
隔を保持させた凹部18及び前記突起部11Aを
複数個設けなければならず、しかもコイル端末を
基板の突起部11Aに絡げるために手間がかかる
と共に製造工程の複雑化、工数の増加を招く等の
種々の不都合が生じていた。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであ
り、小型化及び実装密度の向上が図れると共に、
製造工程の簡略化及び工数の減少を図ることによ
り作業の迅速化が達成できる複合型回路部品を提
供することを目的とするものである。
り、小型化及び実装密度の向上が図れると共に、
製造工程の簡略化及び工数の減少を図ることによ
り作業の迅速化が達成できる複合型回路部品を提
供することを目的とするものである。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
第3図は本発明複合型回路部品の一実施例を示
す斜視図である。同図において1′は方形状の誘
電体基板であり、その上面には僅かに幅の狭い方
形状の絶縁基板が接着等により固着されている。
この絶縁基板1の表面には複数の受動素子接続用
電極2Aが形成されている。これら各電極のうち
絶縁基板1の表面の三方の辺部近傍に配置される
複数の電極2A間上部にはそれぞれ複数(図示の
ものは4個)のドラム型コアにコイルが巻回され
てなるコイル装置3〜6が搭載されており、両端
のコイル端末3A〜6Aが各電極に接続されてい
る。これらコイル装置のうち3個は3枚鍔のドラ
ム型コアにコイルを巻回したものであり、それぞ
れ中間タツプ3B〜5Bが引き出されて前記絶縁
基板1の表面中間部に形成された3個の電極2A
に接続されている。これら各電極2Aは絶縁基板
1の図示下辺部迄延在しており、その辺部との交
点には適宜形状(例えばV字状)の辺込部7a〜
7fが設けられている。前記誘電体基板1′にお
ける前記絶縁基板1との接合面側には複数のコン
デンサ用電極2Bが形成され、裏面側には詳細を
後述するような形状のコンデンサ用共通電極2
C,2Dが形成されている。前記コンデンサ用電
極2Bは前記絶縁基板1表面の下辺部迄延在して
いる各電極の位置に対応するように下辺部に迄延
在しており、その交点には前記切欠み部7a〜7
fと対応する複数の切込部8a〜8fが形成され
ており、これら上下に対応配置される各切込部に
共通に形成された導電層を介して前記絶縁基板1
表面の電極と誘電体基板1′上のコンデンサ用電
極とが電気的に接続されている。そして、前記絶
縁基板1の両端の電極にはリード線10A,10
Cが、又前記誘電体基板1′の裏面に形成された
コンデンサ用共通電極2Cにはリード線10Bが
それぞれ電気的に接続されており、このようにし
て前記第1図に示したようなLC複合部品が構成
されている。
す斜視図である。同図において1′は方形状の誘
電体基板であり、その上面には僅かに幅の狭い方
形状の絶縁基板が接着等により固着されている。
この絶縁基板1の表面には複数の受動素子接続用
電極2Aが形成されている。これら各電極のうち
絶縁基板1の表面の三方の辺部近傍に配置される
複数の電極2A間上部にはそれぞれ複数(図示の
ものは4個)のドラム型コアにコイルが巻回され
てなるコイル装置3〜6が搭載されており、両端
のコイル端末3A〜6Aが各電極に接続されてい
る。これらコイル装置のうち3個は3枚鍔のドラ
ム型コアにコイルを巻回したものであり、それぞ
れ中間タツプ3B〜5Bが引き出されて前記絶縁
基板1の表面中間部に形成された3個の電極2A
に接続されている。これら各電極2Aは絶縁基板
1の図示下辺部迄延在しており、その辺部との交
点には適宜形状(例えばV字状)の辺込部7a〜
7fが設けられている。前記誘電体基板1′にお
ける前記絶縁基板1との接合面側には複数のコン
デンサ用電極2Bが形成され、裏面側には詳細を
後述するような形状のコンデンサ用共通電極2
C,2Dが形成されている。前記コンデンサ用電
極2Bは前記絶縁基板1表面の下辺部迄延在して
いる各電極の位置に対応するように下辺部に迄延
在しており、その交点には前記切欠み部7a〜7
fと対応する複数の切込部8a〜8fが形成され
ており、これら上下に対応配置される各切込部に
共通に形成された導電層を介して前記絶縁基板1
表面の電極と誘電体基板1′上のコンデンサ用電
極とが電気的に接続されている。そして、前記絶
縁基板1の両端の電極にはリード線10A,10
Cが、又前記誘電体基板1′の裏面に形成された
コンデンサ用共通電極2Cにはリード線10Bが
それぞれ電気的に接続されており、このようにし
て前記第1図に示したようなLC複合部品が構成
されている。
次に第4図乃至第6図を参照して前記装置の各
部分の具体的構成及び製造方法を具体的に説明す
る。
部分の具体的構成及び製造方法を具体的に説明す
る。
第4図は前記絶縁基板1の表面図である。この
絶縁基板1は板状の耐熱性絶縁材料(例えばセラ
ミツク基板)を方形状に切り出したものであり、
図示下辺部には略等間隔で複数個(図示のものは
6個)のV字状の切欠部7a〜7fを設けるとと
もに上辺部にも複数個(図示のものは5個)のV
字状の切込部7g,7h等を設ける。そして、基
板表面の適宜個所に部分的に導電性塗料例えば銀
ペースト等を印刷し複数(図示のものは5個)の
受動素子接続用電極2A,2A1〜2A5と中間タ
ツプ接続用電極(図示のものは3個)2A,2
A6〜2A8を形成する。このとき、受動素子接続
用電極2Aのうちの奇数を付したもの2A1,2
A3,2A5と、3個の中間タツプ接続用電極2A6
〜2A8はそれぞれ下辺部に設けられた各切込部
7a〜7fの部分に迄延長する。残りの受動素子
接続用電極2A2,2A4は上辺部の切込部7g,
7h迄達するように延長する。そして各切込部7
a〜7hには導電性塗料例えば銀ペースト等の印
刷による導電層を形成し、後工程での電気的接続
を容易にするうにしておく。
絶縁基板1は板状の耐熱性絶縁材料(例えばセラ
ミツク基板)を方形状に切り出したものであり、
図示下辺部には略等間隔で複数個(図示のものは
6個)のV字状の切欠部7a〜7fを設けるとと
もに上辺部にも複数個(図示のものは5個)のV
字状の切込部7g,7h等を設ける。そして、基
板表面の適宜個所に部分的に導電性塗料例えば銀
ペースト等を印刷し複数(図示のものは5個)の
受動素子接続用電極2A,2A1〜2A5と中間タ
ツプ接続用電極(図示のものは3個)2A,2
A6〜2A8を形成する。このとき、受動素子接続
用電極2Aのうちの奇数を付したもの2A1,2
A3,2A5と、3個の中間タツプ接続用電極2A6
〜2A8はそれぞれ下辺部に設けられた各切込部
7a〜7fの部分に迄延長する。残りの受動素子
接続用電極2A2,2A4は上辺部の切込部7g,
7h迄達するように延長する。そして各切込部7
a〜7hには導電性塗料例えば銀ペースト等の印
刷による導電層を形成し、後工程での電気的接続
を容易にするうにしておく。
しかる後、3枚鍔コアにコイルを巻回しコイル
端末3A〜5Aを両側面の導電層3C〜5Cに電
気的に接続してなるコイル装置3〜5及び2枚鍔
コアにコイルを巻回し両側面の導電層6Cにコイ
ル端末6Aを接続したコイル装置6をそれぞれ用
意し、前記電極2A1〜2A5の各対向端部に接着
剤を塗布した後、この接着部に各コイル装置3〜
6を搭載して固定する。このときコイル装置3〜
5の中間タツプ3B〜5Bは中間タツプ接続用電
極2A6〜2A8上にそれぞれ接触するように配置
する。
端末3A〜5Aを両側面の導電層3C〜5Cに電
気的に接続してなるコイル装置3〜5及び2枚鍔
コアにコイルを巻回し両側面の導電層6Cにコイ
ル端末6Aを接続したコイル装置6をそれぞれ用
意し、前記電極2A1〜2A5の各対向端部に接着
剤を塗布した後、この接着部に各コイル装置3〜
6を搭載して固定する。このときコイル装置3〜
5の中間タツプ3B〜5Bは中間タツプ接続用電
極2A6〜2A8上にそれぞれ接触するように配置
する。
第5図は前記誘電体基板1′の表面図であり、
第6図はその裏面図である。これは板状の誘電体
材料(例えばセラミツク基板)を方形状に切り出
したものである。このとき、図示上下方向の寸法
l2は前記絶縁基板1の寸法l1よりも若干長目とし
て後工程での切込部を介しての電気的接続を容易
にし、長手方向の寸法l4は前記絶縁基板1の寸法
l3と略同等とする。そして、この誘電体基板1の
下辺部と上辺部にはそれぞれ前記絶縁基板1の各
切込部7a〜7h対応する位置に複数のV字状の
切込部8a〜8hを設ける。この誘電体基板1′
の表面に適宜形状の複数のコンデンサ用電極2
B1〜2B8を導電性塗料例えば銀ペースト等を印
刷によつて形成する。これらの各電極のうち6個
の電極2B1〜2B5,2B7は下辺部切込部8a〜
8fに迄達するように延長し、残りの電極2B8
及び2B6は上辺部の切欠部8g,8hに迄達す
るように延長する。そして、裏面には周辺部を残
すようにして大面積のコンデンサ用共通電極2C
と小面積の電極2Dとを前記同様な手法により形
成する。このようにして表裏面の電極によつてて
挾まれた部分が前記第1図の回路における各コン
デンサC1〜C8となる。
第6図はその裏面図である。これは板状の誘電体
材料(例えばセラミツク基板)を方形状に切り出
したものである。このとき、図示上下方向の寸法
l2は前記絶縁基板1の寸法l1よりも若干長目とし
て後工程での切込部を介しての電気的接続を容易
にし、長手方向の寸法l4は前記絶縁基板1の寸法
l3と略同等とする。そして、この誘電体基板1の
下辺部と上辺部にはそれぞれ前記絶縁基板1の各
切込部7a〜7h対応する位置に複数のV字状の
切込部8a〜8hを設ける。この誘電体基板1′
の表面に適宜形状の複数のコンデンサ用電極2
B1〜2B8を導電性塗料例えば銀ペースト等を印
刷によつて形成する。これらの各電極のうち6個
の電極2B1〜2B5,2B7は下辺部切込部8a〜
8fに迄達するように延長し、残りの電極2B8
及び2B6は上辺部の切欠部8g,8hに迄達す
るように延長する。そして、裏面には周辺部を残
すようにして大面積のコンデンサ用共通電極2C
と小面積の電極2Dとを前記同様な手法により形
成する。このようにして表裏面の電極によつてて
挾まれた部分が前記第1図の回路における各コン
デンサC1〜C8となる。
その後前記誘電体基板1′の表面に部分的又は
全面的に接着剤を塗布した状態で、前記コイル装
置3〜6を搭載接続した絶縁基板1を載置し、両
基板を貼り合せる。
全面的に接着剤を塗布した状態で、前記コイル装
置3〜6を搭載接続した絶縁基板1を載置し、両
基板を貼り合せる。
しかる後、絶縁基板1表面の両端部の電極2
A1,2A5に接触させたリード線10A,10C
と、誘電体基板1′の裏面のコンデンサ用共通電
極2Cに接触させたリード線10Bとによつて前
記両基板1,1′を挾持させた状態で半田槽内に
浸漬(半田デイツプ)する。この結果、各コイル
装置3〜6の両側面のコイル端末3A〜6Aと接
続用電極2A1〜2A5とが半田付され、中間タツ
プ3B〜5Bと中間タツプ接続用電極2A6〜2
A8とが半田付され、絶縁基板1の表面の各電極
と誘電体基板1′の表面のコンデンサ用電極とが
各切込部7a〜7hを介して半田付され、更に各
リード線10A〜10Cと各電極とが半田付さ
れ、それぞれ電気的に接続されることになる。こ
のようにして第3図に示した装置が構成される。
A1,2A5に接触させたリード線10A,10C
と、誘電体基板1′の裏面のコンデンサ用共通電
極2Cに接触させたリード線10Bとによつて前
記両基板1,1′を挾持させた状態で半田槽内に
浸漬(半田デイツプ)する。この結果、各コイル
装置3〜6の両側面のコイル端末3A〜6Aと接
続用電極2A1〜2A5とが半田付され、中間タツ
プ3B〜5Bと中間タツプ接続用電極2A6〜2
A8とが半田付され、絶縁基板1の表面の各電極
と誘電体基板1′の表面のコンデンサ用電極とが
各切込部7a〜7hを介して半田付され、更に各
リード線10A〜10Cと各電極とが半田付さ
れ、それぞれ電気的に接続されることになる。こ
のようにして第3図に示した装置が構成される。
以上詳述した実施例装置にあつては、受動素子
搭載用基板とコンデンサ形成用基板を別々に分割
し、厚み方向に貼り合せて構成するものであるか
ら、従来装置と同一仕様の製品を得る場合を考え
ると、高さ方向の寸法は高々従来のコンデンサ用
共通電極の寸法(第2図のl11)程度で足り、コ
イル装置取付用領域の高さ方向寸法(第2図の
l12)が不要となるので、装置全体の高さが従来
の2/3以下と極めて小さなものとなる。の上コイ
ル端末を絡げるための突起部やコイル装置嵌合用
の凹部も不要となるので線の断線事故や突起の折
損事故もなく、製造工程の簡略化、工数の減少化
も図れる複合型回路部品がえられる。
搭載用基板とコンデンサ形成用基板を別々に分割
し、厚み方向に貼り合せて構成するものであるか
ら、従来装置と同一仕様の製品を得る場合を考え
ると、高さ方向の寸法は高々従来のコンデンサ用
共通電極の寸法(第2図のl11)程度で足り、コ
イル装置取付用領域の高さ方向寸法(第2図の
l12)が不要となるので、装置全体の高さが従来
の2/3以下と極めて小さなものとなる。の上コイ
ル端末を絡げるための突起部やコイル装置嵌合用
の凹部も不要となるので線の断線事故や突起の折
損事故もなく、製造工程の簡略化、工数の減少化
も図れる複合型回路部品がえられる。
本発明は前記実施例に限定されず種々の変形が
可能である。例えば前記実施例では絶縁基板の寸
法l1よりも誘電体基板の寸法l2を長くしたが、両
者を同一としてもよく、又、絶縁基板1及び誘電
体基板1′に設けた切込部7a〜7h,8a〜8
hは特に無くても差支えない。ここで、絶縁基板
1に切込部7a〜7hを設けない場合において
は、例えば第7図aに示すように、絶縁基板1の
表面電極2Aを下辺部端面及び裏面に迄回り込む
ように形成して誘電体基板1′表面の電極2Bと
の電気的接続を図るようにし、或いは同図bに示
すように絶縁基板1の下辺部に電極2Aの端部に
接触し、かつ端面から裏面に延在配置される断面
コ字状の導電部材2A′を設けて各電極間の電気
的接続を図るようにしてもよい。尚、切込部を設
ける場合にあつても、その形状はV字状に限らず
弧状或いは角型等であつてもよい。
可能である。例えば前記実施例では絶縁基板の寸
法l1よりも誘電体基板の寸法l2を長くしたが、両
者を同一としてもよく、又、絶縁基板1及び誘電
体基板1′に設けた切込部7a〜7h,8a〜8
hは特に無くても差支えない。ここで、絶縁基板
1に切込部7a〜7hを設けない場合において
は、例えば第7図aに示すように、絶縁基板1の
表面電極2Aを下辺部端面及び裏面に迄回り込む
ように形成して誘電体基板1′表面の電極2Bと
の電気的接続を図るようにし、或いは同図bに示
すように絶縁基板1の下辺部に電極2Aの端部に
接触し、かつ端面から裏面に延在配置される断面
コ字状の導電部材2A′を設けて各電極間の電気
的接続を図るようにしてもよい。尚、切込部を設
ける場合にあつても、その形状はV字状に限らず
弧状或いは角型等であつてもよい。
尚、前記実施例では絶縁基板に搭載する受動素
子としてコイル装置を使用したが、コイル装置と
抵抗体、コイル装置とチツプコンデンサ、抵抗体
とチツプコンデンサ等の適宜の組合せ又は単独の
受動素子としてもよい。
子としてコイル装置を使用したが、コイル装置と
抵抗体、コイル装置とチツプコンデンサ、抵抗体
とチツプコンデンサ等の適宜の組合せ又は単独の
受動素子としてもよい。
以上詳述した本発明によれば、小型化及び実装
密度の向上が図れる複合型回路部品を提供できる
と共に、製造工程の簡略化及び工数の減少が図れ
る複合型回路部品を提供することができる。しか
も、コンデンサ用基板とコイル装置用基板を別々
に作ることができるため、製造が極めて容易とな
り、コイル装置の電極を標準化することが可能な
ため汎用性に優れたものとなる。
密度の向上が図れる複合型回路部品を提供できる
と共に、製造工程の簡略化及び工数の減少が図れ
る複合型回路部品を提供することができる。しか
も、コンデンサ用基板とコイル装置用基板を別々
に作ることができるため、製造が極めて容易とな
り、コイル装置の電極を標準化することが可能な
ため汎用性に優れたものとなる。
第1図はLC複合フイルタの回路図、第2図は
それを複合部品化した従来装置の正面図、第3図
本発明複合型回路部品の一実施例を示す斜視図、
第4図乃至第6図は前記実施例装置の具体的構成
の一例及びその製造方法を工程順に説明するため
の図であり、第4図は絶縁基板の表面図、第5図
は誘電体基板の表面図、第6図はその裏面図、第
7図a,bは本発明の他の実施例を示す断面図で
ある。 1……絶縁基板、1′……誘電体基板、2A1〜
2A8……受動素子接続用電極、2B1〜2B8……
コンデンサ用電極、2C,2D……コンデンサ用
共通電極、3〜6……コイル装置、7a〜7h,
8a〜8h……切込部、10A〜10C……リー
ド線。
それを複合部品化した従来装置の正面図、第3図
本発明複合型回路部品の一実施例を示す斜視図、
第4図乃至第6図は前記実施例装置の具体的構成
の一例及びその製造方法を工程順に説明するため
の図であり、第4図は絶縁基板の表面図、第5図
は誘電体基板の表面図、第6図はその裏面図、第
7図a,bは本発明の他の実施例を示す断面図で
ある。 1……絶縁基板、1′……誘電体基板、2A1〜
2A8……受動素子接続用電極、2B1〜2B8……
コンデンサ用電極、2C,2D……コンデンサ用
共通電極、3〜6……コイル装置、7a〜7h,
8a〜8h……切込部、10A〜10C……リー
ド線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 両面に電極が形成された誘電体基板と、表面
に複数の受動素子接続用電極が形成され、該接続
用電極間に受動素子が搭載接続され、裏面が前記
誘電体基板に固着された絶縁基板と、該絶縁基板
の辺部端面に設けられ前記受動素子接続用電極と
電気的に接続される導電層とからなり、前記絶縁
基板に設けられた導電層を介して前記受動素子接
続用電極と誘電体基板の電極とが電気的に接続さ
れていることを特徴とする複合型回路部品。 2 導電層が絶縁基板の辺部に形成された切込部
端面に設けられていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の複合型回路部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10531781A JPS587813A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 複合型回路部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10531781A JPS587813A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 複合型回路部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS587813A JPS587813A (ja) | 1983-01-17 |
JPH0214769B2 true JPH0214769B2 (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=14404326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10531781A Granted JPS587813A (ja) | 1981-07-06 | 1981-07-06 | 複合型回路部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587813A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0744099Y2 (ja) * | 1986-02-10 | 1995-10-09 | 東光株式会社 | Lcフィルタ |
-
1981
- 1981-07-06 JP JP10531781A patent/JPS587813A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS587813A (ja) | 1983-01-17 |
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