JPH021466A - ラセミ酸の光学的分割方法 - Google Patents

ラセミ酸の光学的分割方法

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JPH021466A
JPH021466A JP1014941A JP1494189A JPH021466A JP H021466 A JPH021466 A JP H021466A JP 1014941 A JP1014941 A JP 1014941A JP 1494189 A JP1494189 A JP 1494189A JP H021466 A JPH021466 A JP H021466A
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は構造式(I): % で示される2−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフェニ
ル)−3−(2−アセチルアミノフェニルチオ)プロピ
オン酸(但し、3(2−アセチルアミノフェニルチオ)
及び2−ヒドロキシ基はE形である)の光学的分割方法
に関する。化合物(+)は、冠状動脈拡張活性を有する
ことが知られている、光学活性ベンゾチアゼピン類、特
に構造式(11):N魁)ン2 で示される2S−シス−5−[2−(ジメチルアミノ)
−エチル]−2,3−ジヒドロ3−ヒドロキシ−2−(
p−メトキシフェニル)−1,5−ベンゾチアゼピン−
4(5H)−オンの有用な中間体である。
[従来技術の課題] 薬理学的に活性な化合物(11)及びこの化合物それ自
体の合成中間体両者の光学分割方法は文献に記載されて
いる。これら方法はいずれも入手や経済性及び品質に問
題がある光学活性物質を必要としている。
[課題を解決する手段及び作用・効果]ところが、驚く
べきことに、本発明の目的である、(2R13R)−2
−ヒドロキシ3−(4−メトキシフェニル)−3−(2
−アセチルアミノフェニルチオ)プロピオン酸と(2S
13S)−2−ヒドロキシ−3(4−メトキシフェニル
)−3−(2−アセチルアミノフェニルチオ)−プロピ
オン酸からなるラセミ混合体のナトリウム塩の分割を、
過飽和溶液に該塩の分離異性体を接種する優先結晶化に
より光学活性物質を使用せずに実施できることが見いだ
された。
光学異性体の分離は、溶液に存在する2つの異性体の公
知過飽和現象(G、^m1ard、R,11Iy。
Bull、Soc、Chim、Fr、 1956,44
7;L、Velluz、G、Am1ard R,111
y、Bull、Chim、Fr、1953,903;G
、Am1ard。
Experientia 1959.15.38)を使
用し、引き続き、系を平衡状態にする通常の飽和条件が
得られるまで、これらのひとつを優先的に析出すること
によって可能である。次に、結晶化により得られた異性
体に等しい量のラセミ塩を添加すると、過飽和条件が回
復する。
接種後、前に得た異性体とは逆の異性体が、添加したラ
セミ混合体と同じ債で結晶化する。
同じ手順によって、添加、接種及び結晶化サイクルを繰
り返すと、符号が逆の光学異性体が交互に得られ、その
量は使用したラセミ誘導体の量に等しい。収率や光学的
品質に影響を与えることなく、このサイクルは何度でも
繰り返すことができる。
以下、簡潔を期すために、上記ラセミ混合体を(2S、
3S)(211,3R)酸と呼ぶ。
本発明によれば、異なる量の水を含む、あるいは無水の
低級アルコール又は低級ケトンを使用すると、(2S、
3S)(2R,3R)酸ナトリウム塩の過飽和溶液を得
ることができる。2%〜4%の水を含むメタノールが特
に好適である。
40℃以上から溶剤の還流温度までの温度で過飽和状態
に達する。溶剤混合物の含水量に依存する温度で、接種
後に結晶化が生じる。
この温度は原則的には18℃〜45℃である。
約27℃〜35℃の温度で結晶化を行うのが好ましい。
予め調製しておいたナトリウム塩から出発して、あるい
は上記酸の溶液をN a OHでその場で処理して得た
ものを使用して、反応を行うことができる。本発明方法
後、化合物(+)の光学的に純粋な右旋性塩を容易に得
ることができ、これから次の化合物を得ることができる
(a)pHが約5になるまで単に鉱酸や有機酸で処理す
ると、対応する酸が得られる。
(b)鉱酸で温和に加水分解すると、構造式(I I 
+)の(+)2−ヒドロキシ−3(4−メトキシフェニ
ル)−3−(2−アミノフェニルチオ)プロピオン酸(
2S、3S)が得られる。
(c)僅かに強い条件では、構造式(IV)のベンゾチ
アゼピン誘導体が得られる。
一般に、」二記(b)における加水分解は40℃〜80
℃の温度で約1・10−1:25w / wの酸・水比
及び1:■〜5・lの鉱酸:酸(1)モル比において行
う。逆に、環化は1・25〜!=50の比において水で
希釈した鉱酸1〜5モルと共に酸(1)を長時間沸騰さ
せて行う。
また、本発明は室温から上記方法で得られたナトリウム
塩とメタノールの混合物の還流温度までの温度でメタノ
ールで処理することによって該ナトリウム塩を精製する
方法にも関する。この処理の後に、得られた懸濁液を濾
過又は遠心分離する。これによって、光学的純度の高い
(2S、3S)−及び(2R13R)−2−ヒドロキン
−3−(4−メトキノフェニル)−3−(2−アセチル
アミノフェニルチオ)プロピオン酸のナトリウム塩が単
離される。精製処理は懸濁液の還流温度で1=5〜l:
20w/vのナトリウム塩:メタノールモル比において
行うのが好ましい。
以下、実施例によって本発明の詳細な説明するが、本発
明はこれに制限されるものではない。
実施例1 約65℃で33.39CO,1モル)の2−ヒドロキシ
−3−(4−メトキシフェニル)−3−(2−アセチル
アミノフェニルチオ)プロピオン酸メチルエステル(ラ
セミ混合体)を70xQのトルエンに溶解した。10y
(0,1モル)の無水酢酸を加えた。反応は発熱反応で
あり、温度が約85℃に上昇した。80℃で60分以上
経過した後、25xQ、の水で混合物を希釈し、5gの
N a t COsでゆっくり中和した。
水性相をデカンテーションし、有機相を0℃に冷却し、
濾過し、そしてトルエン(201Q)で洗浄した。33
9の実質的に純粋な化合物が得られた。融点=209℃
〜211℃、収率−理論値の88%。
C+ellt+N0sSについての元素分析:HNS 計算値$: 60.775,64 3.72 8.54
実測値$: 60.775.68 3.74 8.51
1Rスペクトル、cm−’ : 3550(N11);1730(C00C113);1
680(CONH)。
49(0,1モル)の水酸化ナトリウムを含む1003
F12のメタノールに37.59C0,1(0,1モル
)の2−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフェニル)−
3−(2−アセチルアミノフェニルチオ)プロピオン酸
メチルエステル、ラセミ混合体(2S、3S)(2R。
3R)を溶解した。約60分間混合物を還流してから、
0℃に冷却した。得られた結晶化合物を濾過し、l0x
Qの水冷メタノールで洗浄した。60℃で真空乾燥後、
30gのラセミ混合物が得られた。収率:理論値の78
%。
母液をリサイクルし、49(0,1モル)以上の固体水
酸化ナトリウムを使用して、0.1モルのメチルエステ
ルを加水分解した。
同じ手順を繰り返して、第1サイクルと等しい37gと
いう同じ化合物を得た。ニサイクルの合計収率は理論値
の87.5%であった。
別に、上記(a)の手順を繰り返し、水性相をデカンテ
ーションして、見出しのナトリウム塩を得ることができ
る。この後、60℃で1ONNaOHIOxffとメタ
ノールl0z(2との混合物で有機相を抽出する。生成
したヒドロアルコール系塩基外相を分離し、+00xQ
のアセトンで処理する。目的のナトリウム塩が結晶化し
、これを濾過し、アセトンで洗浄し、60℃で真空乾燥
する。35gの純粋な塩が得られるが、これは理論値の
91%に相当する。
C)ラセミ混合体の分割 約3%の水を含むIQのメタノールに還流しなから90
yの(2S、3S)(2R,3R)酸ナトリウム塩を溶
解した。これにIOりの(2S、3S)−2−ヒドロキ
ン−3−(4−メトキシフェニル) −3−(2−アセ
チルアミノフェニルチオ)プロピオン酸ナトリウム塩を
加え、混合物を約40℃に冷却した。3g以上の(2S
、3S)−2−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフェニ
ル)−3=(2−アセチルアミノフェニルチオ)プロピ
オン酸ナトリウム塩を加え、混合物を3〜5時間ゆっく
り撹拌し、徐々に約27〜30℃に冷却した。析出物を
濾過し、メタノール(2X20mg)で洗浄した。23
gの(2S、3S)−2−ヒドロキシ−3−(4−メト
キシフェニル)−1(2−アセチルアミノフェニルチオ
)プロピオン酸ナトリウム塩が得られ、光学的純度は8
5〜87%であった。母液を約40℃に冷却し、3gの
(2R13R)−2−ヒドロキン−3−(4−メトキシ
フェニル)−3−(2−アセチルアミノフェニルチオ)
プロピオン酸を加え、ゆっくり撹拌しながら約27〜3
0℃に冷却した。結晶を濾過し、2x20zぐのメタノ
ールで洗浄した。23gの(2R13R)−2−ヒドロ
キシ−3−(4−メトキシフェニル) −3−(2アセ
チルアミノフエニルチオ)プロピオン酸ナトリウム塩が
得られ、光学的純度は87%であった。
母液に20gの(2S、3S)(2R,3R)酸ナトリ
ウム塩を加え、還流して、完全に溶解した。溶液を約4
0℃に冷却し、32の(2S、3S) −2−ヒドロキ
シ−3(4−メトキシフェニル)−3−(2−アセチル
アミノフェニルチオ)プロピオン酸を加え、ゆっくり撹
拌しながら3〜5時間27〜30℃に放冷した。結晶を
濾過し、2×201のメタノールで洗浄した。
23gの(2S、3S)−2−ヒドロキシ3−(4−メ
トキシフェニル)−3−(2アセチルアミノフエニルチ
オ)プロピオン酸ナトリウム塩が得られ、光学的純度は
約85%であった。
上記手順及び適正な制御に従って、所望ならば、母液は
何度でもリサイクルできる。
分析制御 1)接種性に、メタノール溶液をチエツクしながら、2
x(lの溶液を蒸留水で50m+!に希釈する。p H
は約10でなければならない。
2)エナンチオマーの結晶化中、濾過母液からサンプル
を探取し、旋光計でチエツクする。[α]20°−27
5°±15℃で符号が成長結晶と逆な時に最適な結晶化
が生じる。3)20℃で、1gの32−ヒドロキシ3−
(4−メトキシフェニル)−3−(2アセデルアミノフ
エニルチオ)プロピオン酸ナトリウム塩エナンチオマー
をI N N a OI]に溶解して、100y(!に
する。旋光性はldm旋光計で読み取る。
[α]””=170°−175゜ 光学的純度が100%の化合物は光学活性[α] ′。
0が200°である。
実施例1とは別に、下記の手順も使用できる。
実施例2 ラセミ混合体分割 (同じ酸のエナンチオマーのひとつについて実施例4に
記載するようにして調製した)849の(2S、3S)
(2R,3R)酸及びIQ9の(2S、3S)−1−ヒ
ドロキシ−3−(4−メトキンフェニル)−3−(2ア
セチルアミノフエニルチオ)プロピオン酸を約40℃で
3%の水を含むIQのメタノールに溶解した。lO%N
 a OI−1のメタノール溶液(w/ v ) l 
O5xQ溶液を滴下して混合物をpl(10にアルカリ
化した。
得られた溶液に3gの(2S、3S) 2−ヒドロキン−3−(4−メトキンフェニル)−3−
、(2−アセデルアミノフェニルチオ)プロピオン酸ナ
トリウム塩を接種し、混合物を27〜35℃で約3〜5
時間撹拌した。
分離した結晶析出物を濾過し、2011Qのメタノール
で洗浄した。23gの(2S、3S)2−ヒドロキン−
3−(4−メトキシフェニル)−3−(2−アセチルア
ミノフェニルチオ)プロピオン酸が得られ、光学的純度
は約87%であった。母液に20gの(2S、3S)(
2R,3R)酸及び22z&の10%(w / w )
 N a OHのメタノール溶液を加えた。溶液に39
の(2R,3R)−2ヒドロキン−3−(4−メトキシ
フェニル)−3−(2−アセチルアミノフェニルチオ)
プロピオン酸ナトリウム塩を接種し、約27〜30℃で
約3〜5時間結晶を成長させてから、濾過し、約201
のメタノールで洗浄した。
23gの(2R,3R)−2−ヒドロキシ−3−(4−
メトキシフェニル) −3−(2−アセチルアミノフェ
ニルチオ)プロピオン酸ナトリウム塩が得られ、光学的
純度は約85%であった。
同じ手順で母液を再処理し、ラセミ酸を複数回にわけて
添加し、等しい量の右旋光性異性体及び左旋光性異性・
体を得た。
実施例1に記載した分析制御を行った。
実施例3 リウム塩−光学的純度約80%−を還流してから、約2
0℃に冷却し、濾過し、そして1OxQのメタノールで
洗浄した。
19gの化合物が得られ、光学純度は90%以上であっ
た。
光学的純度が約80%の(−)エナンチオマーナトリウ
ム塩を使用して、同じ手順を繰り返した。19gの化合
物が得られ、光学的純度は90%以上であった。
これら2つの処理か゛らの母液を合わせ、小音量になる
まで蒸発した。結晶を濾過して、実質的なラセミナトリ
ウム塩129を回収した。
実施例4 ム塩 60分間250舅eのメタノール中で257の(2S、
3S)−2−ヒドロキン−3(4−メトキシフェニル)
−3−(2−アセチルアミノフェニルチオ)プロピオン
酸ナト光学的純度が90%である、789の(2S、3
S)−2−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフェニル)
−3−(2−アセチルアミノフェニルチオ)プロピオン
酸ナトリウム塩を750xQの水に溶解した。!2yの
酢酸を滴下して、p Hを約5にした。混合物を約60
分間結晶化させて、濾過し、100zI2の水で洗浄し
た。
599の(2S、3S) −2−ヒドロキシ−3−(4
−メトキシフェニル) −3−(2−アセチルアミノフ
ェニルチオ)プロピオン酸が得られ、光学的純度は98
〜100%であった。
20x(lの32%(w / w )塩酸により酸性化
すると、母液から、13gの実質的なラセミ酸が析出し
た。
以下の実施例5及び6はそれぞれ本発明によって単離し
たエナンチオマーのベンゾチアゼピン誘導体(IV)へ
の環化及びその酸(I I I)への脱アセタール化に
関する。
実施例5 2−(4−メトキシフェニル)−1,5Vつ− 1gのKlの存在下で25m(の32%(W/w)塩酸
を含む水300x(lに、90g(0゜25モル)の(
2S、3S)−2−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフ
ェニル)−3(2−アセチルアミノフェニルチオ)プロ
ピオン酸(実施例4で調製)を懸濁した。混合物を穏や
かに還流しながら約20時間加熱し、懸濁液を約20℃
に冷却し、析出物を水洗した。
60℃で真空乾燥後、65gの28−ンスーヒドロキシ
−2,3−ジヒドロ−2−(4メトキシフエニル)−1
,5−ベンゾチアゼピン−4−(5H)−オンが得られ
た。融点は206℃、そして[αコ、。は106゜(c
=1%、30 : 70ジオキサン/メタノール中)で
あった。
実施例6 した化合物とからなっていた。
0.59のKlの存在下で50xQの32%(w/v)
塩酸を含む水300zQに607の(2S、3S)−2
−ヒドロキシ−3(4−メトキシフェニル)−3−(2
−アセチルアミノフェニルチオ)プロピオン酸を懸濁し
た。混合物をゆ゛っくり撹拌しながら約30時間加熱し
、約80℃で濾過し、約109の不溶物を分離し、濾液
を30%(w/w)N a OHでp H6に中和し、
約15℃に冷却し、濾過し、そして完全に水洗した。3
62の(2S、3S)−2−ヒドロキン−3(4−メト
キシフェニル)−3〜(2−アミノフェニルチオ)プロ
ピオン酸が80%の収率で得られ、その光学的純度は9
8〜100%であった。酸性pH高熱濾過不溶物は非加
水分解化合物とベンゾチアゼピン環に環化イ1ニー 三

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)構造式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ のラセミ酸塩(2S、3S)(2R、3R)2−ヒドロ
    キシ−3−(4−メトキシフェニル)−3−(2−アセ
    チルアミノフェニルチオ)プロピオン酸を対応するエナ
    ンチオマーに光学分割する方法において、 過飽和によって該ラセミ混合体のナトリウ ム塩を分離し、酢酸又は鉱酸で酸性化することにより分
    離したエナンチオマーナトリウム塩から(2S、3S)
    (2R、3R)−2−ヒドロキシ−3−(4−メトキシ
    フェニル)−3−(2−アセチルアミノフェニルチオ)
    プロピオン酸を得る方法。
  2. (2)2〜4重量%の水を含む低級アルコール又は低級
    ケトン中で分割を行う請求項第1項記載の方法。
  3. (3)約3重量%の水を含むメタノール中で分割を行う
    請求項第2項記載の方法。
  4. (4)18℃〜45℃の温度で分割を行う請求項第1〜
    3項のいずれかに記載の方法。
  5. (5)27℃〜35℃の温度で分割を行う請求項第4項
    記載の方法。
  6. (6)室温からエナンチオマーナトリウム塩とメタノー
    ルの混合物の還流温度までの温度でメタノールを用いて
    処理することによって該ナトリウム塩をさらに精製する
    請求項第1〜5項のいずれか1項に記載の方法。
  7. (7)1:50−1:20(w/v)のナトリウム塩:
    メタノール比で実施する請求項第6項記載の方法。
  8. (8)未精製エナンチオマーナトリウム塩を水に溶解し
    、該ナトリウム塩中の所望エナンチオマーの含有量に等
    しい量の酢酸又は鉱酸を添加することによって該ナトリ
    ウム塩を精製する請求項第1〜6項のいずれか1項に記
    載の方法。
  9. (9)所望のエナンチオマーの単離後、母液を完全に酸
    性化して、ラセミ2−ヒドロキシ−3−(4−メトキシ
    フェニル)−3−(2−アセチルアミノフェニルチオ)
    プロピン酸を回収する請求項第8項記載の方法。
  10. (10)(2S、3S)−2−ヒドロキシ−3−(4−
    メトキシフェニル)−3−(2−アセチルアミノフェニ
    ルチオ)プロピン酸を製造する方法において、 40℃〜80℃の温度で対応する(2S、 3S)−2−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフェニル
    )−3−(2−アセチルアミ ノフェニルチオ)プロピオン酸( I )を酸1モルにつ
    き1〜5モルの水性希釈鉱酸で加水分解し、鉱酸と水の
    重量比が1:10〜1:25の範囲にある方法。
  11. (11)水で1:25〜1:50の比で希釈した1〜5
    モルの鉱酸共に(2S、3S)−2−ヒドロキシ−3−
    (4−メトキシフェニル)−3−(2−アセチルアミノ
    フェニルチオ)プロピオン酸( I )を長時間沸騰させ
    る2S−シス−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−2−(
    4−メトキシフェニル)−1,5−ベンゾチアゼピン−
    4−(5H)−オンの製造方法。
  12. (12)新規化合物としての、(2S、3S)(2R、
    3R)ラセミ混合体の形をなす2−ヒドロキシ−3−(
    4−メトキシフェニル)−3−(2−アセチルアミノフ
    ェニルチオ)プロピオン酸。
JP1014941A 1988-01-28 1989-01-24 ラセミ酸の光学的分割方法 Expired - Lifetime JP2619280B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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