JP2979237B2 - 1,5―ベンゾチアゼピン類合成中間体の分割方法 - Google Patents
1,5―ベンゾチアゼピン類合成中間体の分割方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は酒石酸およびその同族体によるアミノエルテ
ル類の光学分割方法に係り、さらに詳しくは 式 (式中Rは水素原子またはアセチル;R1は水素原子また
は塩素原子;※は不斉炭素原子を表わす) で表される光学活性2−(4−メトキシフェニル)−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)オンの合成中間体とし
て有用なアミノエルテル類の光学分割方法に関するもの
である。
ル類の光学分割方法に係り、さらに詳しくは 式 (式中Rは水素原子またはアセチル;R1は水素原子また
は塩素原子;※は不斉炭素原子を表わす) で表される光学活性2−(4−メトキシフェニル)−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)オンの合成中間体とし
て有用なアミノエルテル類の光学分割方法に関するもの
である。
従来技術 式(I)で表わされる化合物の特定例に、ジルチアゼ
ムとして知られる(+)−(2S,3S)−3−アセトキシ
−5−[2−(ジメチルアミノ)−エチル]−2,3−ジ
ヒドロ−2−(4−メトキシフェニル)−1,5−ベンゾ
チアゼピン−4(5H)−オン(メルクインデックス,10
版,No.3189,466頁)とTA−3090として知られる(+)−
(2S,3S)−3−アセトキシ−8−クロロ−5−[2−
(ジメチルアミノ)−エチル]−2,3−ジヒドロ−2−
(4−メトキシフェニル)−1,5−ベンゾチアゼピン−
4(5H)−オン(アンナール ドラッグ データ レポ
ート1987,507頁)があげられる。式(I)の化合物の各
種製法が文献に発表されており、例えば英国特許第1,23
6,467号,欧州特許出願第127,882号,同158,340号,英
国特許第2,167,063号などがあげられる。
ムとして知られる(+)−(2S,3S)−3−アセトキシ
−5−[2−(ジメチルアミノ)−エチル]−2,3−ジ
ヒドロ−2−(4−メトキシフェニル)−1,5−ベンゾ
チアゼピン−4(5H)−オン(メルクインデックス,10
版,No.3189,466頁)とTA−3090として知られる(+)−
(2S,3S)−3−アセトキシ−8−クロロ−5−[2−
(ジメチルアミノ)−エチル]−2,3−ジヒドロ−2−
(4−メトキシフェニル)−1,5−ベンゾチアゼピン−
4(5H)−オン(アンナール ドラッグ データ レポ
ート1987,507頁)があげられる。式(I)の化合物の各
種製法が文献に発表されており、例えば英国特許第1,23
6,467号,欧州特許出願第127,882号,同158,340号,英
国特許第2,167,063号などがあげられる。
これらの方法は大部分が次の反応に基づくものであ
る。
る。
式中R1は水素または塩素原子;R2は低級アルキル;*
印は不斉炭素原子を示す。
印は不斉炭素原子を示す。
これらの方法は、エナンチオマー(2R,3R)から2S,3S
体を分離するために、合成中間体の段階で光学的分割を
する必要がある。
体を分離するために、合成中間体の段階で光学的分割を
する必要がある。
上記イギリス特許出願No.2,167,063に述べてある1−
(2−ナフチルスルホニW)−ピロリジン−2−カルボ
ニルクロリドでもって式VIの環化中間体の分割が公知で
ある。式Vで示される中間体を光学的活性塩基、例えば
ヨーロッパ特許出願127,882に述べてある4−ヒドロキ
シフェニルグリシンメチルエステル,シンコニジン,ヨ
ーロッパ特許98,892(タナベ製薬(株))に述べてある
α−フェネチルアミン,イギリス特許出願2,130,578
(インスチツート ルソ ファルモコ)に述べてあるL
−リジンによって分割することが公知である。我々の知
る限り、式IVの中間体を分割する方法は未だ知られてい
ない。
(2−ナフチルスルホニW)−ピロリジン−2−カルボ
ニルクロリドでもって式VIの環化中間体の分割が公知で
ある。式Vで示される中間体を光学的活性塩基、例えば
ヨーロッパ特許出願127,882に述べてある4−ヒドロキ
シフェニルグリシンメチルエステル,シンコニジン,ヨ
ーロッパ特許98,892(タナベ製薬(株))に述べてある
α−フェネチルアミン,イギリス特許出願2,130,578
(インスチツート ルソ ファルモコ)に述べてあるL
−リジンによって分割することが公知である。我々の知
る限り、式IVの中間体を分割する方法は未だ知られてい
ない。
我々は式IVのアミノエステル中間体が、分割試薬とし
て、光学活性な酒石酸又はその同族体例えばヒドロキシ
基のエーテル又はエステルを使用して、二つのエナンチ
オマー(2S,3S)と(2R,3R)にうまく分割され得ること
を見い出した。
て、光学活性な酒石酸又はその同族体例えばヒドロキシ
基のエーテル又はエステルを使用して、二つのエナンチ
オマー(2S,3S)と(2R,3R)にうまく分割され得ること
を見い出した。
この発明の目的は、次式化合物の分割方法の提供にあ
る、 ここにおいてR1は水素原子又は塩素原子を示す。R3はC1
〜C3のアルキル好ましくはメチルを示す。*は不斉炭素
原子をあらわしている。この方法は式IV−A化合物のラ
セミ混合物を適宜溶媒中、光学的に活性な酒石酸又はそ
の同族体で、処理し、光学活性な酒石酸又はその同族体
と式IV−Aの化合物との偏左右異性体塩(ジアステレオ
イソマー塩)を分別し、光学的に分別して式IV−Aの化
合物の一方の光学対掌体を得ることから成っている。
る、 ここにおいてR1は水素原子又は塩素原子を示す。R3はC1
〜C3のアルキル好ましくはメチルを示す。*は不斉炭素
原子をあらわしている。この方法は式IV−A化合物のラ
セミ混合物を適宜溶媒中、光学的に活性な酒石酸又はそ
の同族体で、処理し、光学活性な酒石酸又はその同族体
と式IV−Aの化合物との偏左右異性体塩(ジアステレオ
イソマー塩)を分別し、光学的に分別して式IV−Aの化
合物の一方の光学対掌体を得ることから成っている。
光学的に活性な酒石酸なる表現は、(2R,3R)又は(2
S,3S)−2,3−ジヒドロキシ−1,4−ブタンジカルボン酸
即ち(2R,3R)又は(2S,3S)−酒石酸を意味する。
S,3S)−2,3−ジヒドロキシ−1,4−ブタンジカルボン酸
即ち(2R,3R)又は(2S,3S)−酒石酸を意味する。
上記した酒石酸同族体の例、即ち2ケの水酸基のエー
テル又はエステル例は、(2R,3R)−2,3−ジメトキシ−
1.4−ブタンジカルボン酸,(2R,3R)−2,3−ジアセト
キシ−1.4−ブタンジカルボン酸とそれらの(2S,3S)光
学対掌体である。
テル又はエステル例は、(2R,3R)−2,3−ジメトキシ−
1.4−ブタンジカルボン酸,(2R,3R)−2,3−ジアセト
キシ−1.4−ブタンジカルボン酸とそれらの(2S,3S)光
学対掌体である。
以下酒石酸と表現したときは、上記した酒石酸とその
同族体の両者に言及していることを意味する。
同族体の両者に言及していることを意味する。
式IV−Aで示されるアミノエステルのラセミ混合物
は、相当するジアステレオイソマー塩を得るために、光
学的に活性な酒石酸、即ちR,R,又はS,Sの立体配置を持
っている酒石酸と適宜溶媒中処理される。
は、相当するジアステレオイソマー塩を得るために、光
学的に活性な酒石酸、即ちR,R,又はS,Sの立体配置を持
っている酒石酸と適宜溶媒中処理される。
アモノエステルIV−Aと酒石酸とのモル比は0.5と
3、好ましくは0.8と1.5の間で構成される。
3、好ましくは0.8と1.5の間で構成される。
適した溶媒は酢酸又はプロピオン酸のような低級脂肪
族であり、場合によっては少量の水が混合されている。
族であり、場合によっては少量の水が混合されている。
場合によっては存在する水は、8重量/容量パーセン
ト好ましくは1.5〜3.5%である。
ト好ましくは1.5〜3.5%である。
式IV−Aの化合物と酒石酸とのジアステレオー塩は適
宜の方法に従い結晶化して分けられる。
宜の方法に従い結晶化して分けられる。
使用される酒石酸の種類(R,R)又は(S,S)に応じ
て、二つのジアステレオイソマー塩の一つが分離し、濾
過によって分取される。
て、二つのジアステレオイソマー塩の一つが分離し、濾
過によって分取される。
濾液からもう一方の異性体が回収される。このように
して分別されたジアステレオマー塩の分離は、式IV−A
の光学的活性化合物であって、その光学的純度が85〜90
%以上である化合物を与える。
して分別されたジアステレオマー塩の分離は、式IV−A
の光学的活性化合物であって、その光学的純度が85〜90
%以上である化合物を与える。
光学的純度が99%以上である式IV−Aの光学対掌体的
に純粋なアミノエステルは、式IV−Aのアミノエステル
と酒石酸との塩のジアステレオマー的に強化された混合
物の結晶化又は、光学対掌体的に強化されたアミノエス
テルそれ自体での結晶化によって得ることができる。
に純粋なアミノエステルは、式IV−Aのアミノエステル
と酒石酸との塩のジアステレオマー的に強化された混合
物の結晶化又は、光学対掌体的に強化されたアミノエス
テルそれ自体での結晶化によって得ることができる。
アミノエステルIV−Aの強化された混合物から、結晶
化によって光学対掌体的に純粋なアミノエステルIV−A
を調製することが強化された混合物を使って実行される
のは価値ある知見である。それ故、この発明の分割方法
によって得られる混合物に限られるものではない。
化によって光学対掌体的に純粋なアミノエステルIV−A
を調製することが強化された混合物を使って実行される
のは価値ある知見である。それ故、この発明の分割方法
によって得られる混合物に限られるものではない。
この発明の第2の目的は、光学対掌体的に純粋な式IV
−Aのアミノエステルを、適宜の溶媒中、当該光学対掌
体にて強化された混合物の結晶化によって造る方法であ
る。
−Aのアミノエステルを、適宜の溶媒中、当該光学対掌
体にて強化された混合物の結晶化によって造る方法であ
る。
例えば、他方の光学対掌体の酒石酸塩が分別された母
液から、一の光学対掌体に富んでいる混合物を出発とし
て、単純な結晶化によって、一の光学対掌体を純粋な形
で得ることができる。
液から、一の光学対掌体に富んでいる混合物を出発とし
て、単純な結晶化によって、一の光学対掌体を純粋な形
で得ることができる。
結晶化のための適切な溶媒は、低級アルコール,低級
脂肪酸または塩素化炭化水素である。場合によっては、
少量の水(即ち1−4%W/V)が入ってもよい。
脂肪酸または塩素化炭化水素である。場合によっては、
少量の水(即ち1−4%W/V)が入ってもよい。
この発明の結晶化方法によれば、ジアステレオマー過
剰(diastereomeric excess)が60%以上であるジアス
テレオマー塩混合物、光学対掌過剰(enantiomeric exc
ess)が60%以上である光学対掌混合物から、光学対掌
的に純粋な式IV−Aのアミノエステル体を得ることがで
きる。
剰(diastereomeric excess)が60%以上であるジアス
テレオマー塩混合物、光学対掌過剰(enantiomeric exc
ess)が60%以上である光学対掌混合物から、光学対掌
的に純粋な式IV−Aのアミノエステル体を得ることがで
きる。
この発明の分割方法に依れば、式IV−Aの化合物の光
学対掌体を収率よく高生産で得ることができることを主
張できる。
学対掌体を収率よく高生産で得ることができることを主
張できる。
発明の対象は、分割試薬として使用された酒石酸の回
収を可能にする。そしてその試薬はあとに続く分割サイ
クルに再利用される。
収を可能にする。そしてその試薬はあとに続く分割サイ
クルに再利用される。
本発明の方法により得られる光学的に活性なアミノエ
ステルIV−Aは、例えば工程式Iに述べた合成方法に従
って、式Iで示される2−(4−メトキシフェニル−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)オンに交換されるので
ある。
ステルIV−Aは、例えば工程式Iに述べた合成方法に従
って、式Iで示される2−(4−メトキシフェニル−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)オンに交換されるので
ある。
更に、当業者にとって明らかであるが、中間体IV−A
のレベルでの分割は、これを式Vに相当する酸に変換す
ることを避けることができ、光学的に活性な式IV−Aの
アミノエステルを、直ちに閉環反応に付すことができる
ことになる。
のレベルでの分割は、これを式Vに相当する酸に変換す
ることを避けることができ、光学的に活性な式IV−Aの
アミノエステルを、直ちに閉環反応に付すことができる
ことになる。
分割された式IV−A化合物を例えばキシレン,トルン
エンと少量の酸(例えばp−トルエンスルホン酸)の存
在で加熱することによって、閉環が行われる。
エンと少量の酸(例えばp−トルエンスルホン酸)の存
在で加熱することによって、閉環が行われる。
この発明の好ましい態様は、ジルチアゼム合成に有用
な中間体2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニルチ
オ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸エス
テル(IV−A,R1=H)を造ることを目的とする方法(pr
ocess)である。実行する点を考えれば、好ましい態様
におけるこの発明の方法の実施は、次の通りである。
な中間体2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニルチ
オ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸エス
テル(IV−A,R1=H)を造ることを目的とする方法(pr
ocess)である。実行する点を考えれば、好ましい態様
におけるこの発明の方法の実施は、次の通りである。
式IV−A(R1=H)のアミノエステル好ましくはメチ
ルエステル体は、そのラセミ体と光学的に活性な酒石酸
が脂肪酸好ましくは酢酸と水の混合物に加えられる。
ルエステル体は、そのラセミ体と光学的に活性な酒石酸
が脂肪酸好ましくは酢酸と水の混合物に加えられる。
アミノエステル体 式IV−A(R1=H)と酒石酸のシ
アステレマー塩が分別される。
アステレマー塩が分別される。
S,S立体配置を持っている酒石酸、即ち天然由来でな
い酒石酸(メルクインデックス10版 No.8943 1302ペ
ージ)を使用することによって、2S,3S立体配置を持つ
アミノエステルの塩が分別される。ジルチアゼウムの立
体配置に相当する立体配置を持っている光学対掌体が単
純な濾過操作で集められる。
い酒石酸(メルクインデックス10版 No.8943 1302ペ
ージ)を使用することによって、2S,3S立体配置を持つ
アミノエステルの塩が分別される。ジルチアゼウムの立
体配置に相当する立体配置を持っている光学対掌体が単
純な濾過操作で集められる。
式IV−A(R1=H)のアミノエステル(2S,3S)は次
いで水または極性溶媒で処理され、塩体から遊離させら
れる。極性有機溶媒の例としては、低級アルコール,低
級脂肪酸,塩素化炭化水素があげられる。
いで水または極性溶媒で処理され、塩体から遊離させら
れる。極性有機溶媒の例としては、低級アルコール,低
級脂肪酸,塩素化炭化水素があげられる。
天然のR,R立体配置を持っている酒石酸(メルクイン
デックス10版 No.8945 1303ページ)を使うと2R,3R立
体配置を持っているアミノエステルの塩が分別される。
デックス10版 No.8945 1303ページ)を使うと2R,3R立
体配置を持っているアミノエステルの塩が分別される。
ジアステレオマー塩を単純な濾過によって分別したの
ち、望ましい2S,3S立体配置を持っているアミノエステ
ルIV−A(R1=H)は、溶媒を留去して、水または極性
有機溶媒で処理することにより得ることができる。
ち、望ましい2S,3S立体配置を持っているアミノエステ
ルIV−A(R1=H)は、溶媒を留去して、水または極性
有機溶媒で処理することにより得ることができる。
場合によっては、このようにして得られた光学的に活
性なアミノエステルは更に結晶化して純度を上げてもよ
い。
性なアミノエステルは更に結晶化して純度を上げてもよ
い。
好ましい結晶化溶媒はイソプロピルアルコール,酢
酸,メチレンクロライドである。
酸,メチレンクロライドである。
結晶化の母液から残存している可能性のあるラセミ体
を回収し、次回の分割工程に使うことができる。
を回収し、次回の分割工程に使うことができる。
上記したごとく、本発明方法は、簡単で、高価となら
ず、式1の化合物との合成のための大へん利点のある方
法を意味している。
ず、式1の化合物との合成のための大へん利点のある方
法を意味している。
実施する際において、一番はじめに造られる中間体を
分割するので、図1に述べてあるアミノエステル体の加
水分解を行わずに、すぐさま閉環反応に移すことがで
き、分割されていないアミノエステルIV−Aと希望しな
い立体配置を持っているもの及び分割試薬は回収でき
る。
分割するので、図1に述べてあるアミノエステル体の加
水分解を行わずに、すぐさま閉環反応に移すことがで
き、分割されていないアミノエステルIV−Aと希望しな
い立体配置を持っているもの及び分割試薬は回収でき
る。
回収された未分割のアミノエステルと分割試薬は、次
回の分割工程において、再使用される。
回の分割工程において、再使用される。
希望しない立体配置を持っていうアミノエステルは、
ラセミ化を行ったのち、場合によっては再使用される。
ラセミ化を行ったのち、場合によっては再使用される。
以下、本発明を詳述するために実施例を記述する。
実施例1 トレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニルチ
オ)−3−(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸メ
チルエステルの(2R,3R)酒石酸での分割: 酢酸125ml,水2ml,(2R,3R)酒石酸17g(0.113モル)
が500ml反応器に入れられた。
オ)−3−(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸メ
チルエステルの(2R,3R)酒石酸での分割: 酢酸125ml,水2ml,(2R,3R)酒石酸17g(0.113モル)
が500ml反応器に入れられた。
混合物は撹拌下90℃に加熱され、この温度で15分保持
された。
された。
得られた溶液は70℃に冷やされた。
ラセミ体のトレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミ
ノフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)−プ
ロピオン酸メチルエステル50gが加えられた。添加して
いる間に、温度が50℃に下がった。その温度で、光学対
掌的に純粋な2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニ
ルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)−プロピオン
酸メチルエステルと(2R,3R)酒石酸の塩が種として加
えられた。
ノフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)−プ
ロピオン酸メチルエステル50gが加えられた。添加して
いる間に、温度が50℃に下がった。その温度で、光学対
掌的に純粋な2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニ
ルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)−プロピオン
酸メチルエステルと(2R,3R)酒石酸の塩が種として加
えられた。
1.5時の間に、撹拌下25℃に冷却され、その温度で3
時間放置された。付溶物は濾過され、メチレンクロリド
70mlで洗浄された。
時間放置された。付溶物は濾過され、メチレンクロリド
70mlで洗浄された。
有機層は酢酸性の母液に合算された。
生成物がメチレンクロリド70ml,水70mlの混合物中で
撹拌下懸濁し、透明な二つの相を生成させられた。
撹拌下懸濁し、透明な二つの相を生成させられた。
次いで、相は分別され、水性相はメチレンクロリド70
mlで抽出された。
mlで抽出された。
メチレン抽出相は合算され、濃縮乾固され、(2R,3
R)−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニルチ
オ)−3−(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸メ
チルエステルを与えた。
R)−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニルチ
オ)−3−(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸メ
チルエステルを与えた。
(19.3g,収率77.2%)▲[α]20 D▼=−95.5゜(C
=0.5%CHCl3) 酢酸性の母液は、メチレンクロリド洗液と合算され、
減圧下(約15mmHg)35℃で濃縮された。残査が水70,メ
チレンクロリド70mlの混合物中へ撹拌下懸濁された。
=0.5%CHCl3) 酢酸性の母液は、メチレンクロリド洗液と合算され、
減圧下(約15mmHg)35℃で濃縮された。残査が水70,メ
チレンクロリド70mlの混合物中へ撹拌下懸濁された。
別途に残査は、イソプロパノール300mlで結晶化され
ると、光学対掌的に純粋な(2S,3S)−2−ヒドロキシ
−3−(2−アミノフェニルチオ)−3−(4−メトキ
シフェニル)−プロピオン酸メチルエステルを70%収率
で与えることもできる。
ると、光学対掌的に純粋な(2S,3S)−2−ヒドロキシ
−3−(2−アミノフェニルチオ)−3−(4−メトキ
シフェニル)−プロピオン酸メチルエステルを70%収率
で与えることもできる。
▲[α]20 D▼=+100゜(C=0.5%CHCl3) 相は分別され、水性相はメチレンクロリドで抽出され
た。
た。
有機相は合算され、濃縮され、(2S,3S)−2−ヒド
ロキシ−3−(2−アミノフェニルチオ)−3−(4−
メトキシフェニル)−プロピオン酸メチルエステルを与
えた。得量30.7g ▲[α]20 D▼=+58.4゜ 得られた粗生成物はイソプロパノール300ml中に、撹
拌下懸濁された。
ロキシ−3−(2−アミノフェニルチオ)−3−(4−
メトキシフェニル)−プロピオン酸メチルエステルを与
えた。得量30.7g ▲[α]20 D▼=+58.4゜ 得られた粗生成物はイソプロパノール300ml中に、撹
拌下懸濁された。
懸濁物は60℃に加熱され、均一溶液にされ、次いで1
時間かけて30℃に冷却された。
時間かけて30℃に冷却された。
懸濁物は1時間30℃で撹拌を続けられ、濾過,減圧下
乾燥され、(2S,3S)−2−ヒドロキシ−3−(2−ア
ミノフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)−
プロピオン酸メチルエステルを与えた。 得量19.4g収
率78% ▲[α]20 D▼=+97.9゜(C=0.5%CHCl3) イソプロパノール母液は、濃縮され、固化残査として
ラセミ体のトレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ
フェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピ
オン酸メチルエステルを与えた。得量10g 水性相は、合算され、濃縮,乾固され、(2R,3R)縮
石酸17gを得た。
乾燥され、(2S,3S)−2−ヒドロキシ−3−(2−ア
ミノフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)−
プロピオン酸メチルエステルを与えた。 得量19.4g収
率78% ▲[α]20 D▼=+97.9゜(C=0.5%CHCl3) イソプロパノール母液は、濃縮され、固化残査として
ラセミ体のトレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノ
フェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピ
オン酸メチルエステルを与えた。得量10g 水性相は、合算され、濃縮,乾固され、(2R,3R)縮
石酸17gを得た。
▲[α]20 D▼==12゜(C=20%,H2O),中和滴定96
% 実施例2 トレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニルチ
オ)−3−(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸メ
チルエステルの(2R,3R)酒石酸による分割: 酢酸125ml,水2ml,(2R,3R)酒石酸17.6g(0.117モ
ル)が500mlの反応器に入れられた。混合物は、撹拌下
に90℃まで加熱され、その温度で15分放置された。得ら
れた溶液は70℃に冷却された。
% 実施例2 トレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニルチ
オ)−3−(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸メ
チルエステルの(2R,3R)酒石酸による分割: 酢酸125ml,水2ml,(2R,3R)酒石酸17.6g(0.117モ
ル)が500mlの反応器に入れられた。混合物は、撹拌下
に90℃まで加熱され、その温度で15分放置された。得ら
れた溶液は70℃に冷却された。
ラセミ体のトレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−アミ
ノフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)−プ
ロピオン酸メチルエステル50g(0.15モル)が添加され
た。添加している間に温度は自然に50℃に下がった。
ノフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)−プ
ロピオン酸メチルエステル50g(0.15モル)が添加され
た。添加している間に温度は自然に50℃に下がった。
この温度で、光学対掌的に純粋な2−ヒドロキシ−3
−(2−アミノフェニルチオ)−3−(4−メトキシフ
ェニル)−プロピオン酸メチルエステルの(2S,3S)酒
石酸塩が種として加えられた。1.5時間で、撹拌下25℃
に冷却され、その温度で3時間放置された。不溶物が濾
過され、メチレンクロリド70mlで洗浄された。
−(2−アミノフェニルチオ)−3−(4−メトキシフ
ェニル)−プロピオン酸メチルエステルの(2S,3S)酒
石酸塩が種として加えられた。1.5時間で、撹拌下25℃
に冷却され、その温度で3時間放置された。不溶物が濾
過され、メチレンクロリド70mlで洗浄された。
生成物は、水70,メチレンクロリド70mlの混合物中
に、撹拌下懸濁され、透明な二つの相とされた。
に、撹拌下懸濁され、透明な二つの相とされた。
相は分別されて、水性相はメチレンクロリド70mlで抽
出された。
出された。
メチレン相は合算され濃縮乾固され(2S,3S)−2−
ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニルチオ)−3−
(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸メチルエステ
ルを与えた。 得量は19,3g 収率は77.2% ▲[α]20 D▼=−95.5゜(C=0.5%CHCl3) 実施例2に記述した方法と同様にして、(2S,3S)酒
石酸による以下の分割が実施された。
ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニルチオ)−3−
(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸メチルエステ
ルを与えた。 得量は19,3g 収率は77.2% ▲[α]20 D▼=−95.5゜(C=0.5%CHCl3) 実施例2に記述した方法と同様にして、(2S,3S)酒
石酸による以下の分割が実施された。
実施例10 (2S,3S)−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニ
ルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸
メチルエステルの閉環: 実施例1で調製された(2S,3S)−2−ヒドロキシ−
3−(−アミノフェニルチオ)−3−(4−メトキシフ
ェチル)−プロピオン酸メチルエステル19.4g(0.058モ
ル)をキシレン223ml中に懸濁させ、p−トルエンスル
ホン酸1水和物が加えられた。混合物は、撹拌下5時間
加熱還流された。それは冷却され、不溶物が濾過され減
圧下70℃で乾燥され、(2S,3S)−2,3−ジヒドロ−3−
ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オンを与えた。得量16.1g
収率90% 滴定濃度98%W/W
ルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸
メチルエステルの閉環: 実施例1で調製された(2S,3S)−2−ヒドロキシ−
3−(−アミノフェニルチオ)−3−(4−メトキシフ
ェチル)−プロピオン酸メチルエステル19.4g(0.058モ
ル)をキシレン223ml中に懸濁させ、p−トルエンスル
ホン酸1水和物が加えられた。混合物は、撹拌下5時間
加熱還流された。それは冷却され、不溶物が濾過され減
圧下70℃で乾燥され、(2S,3S)−2,3−ジヒドロ−3−
ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)−1,5−ベ
ンゾチアゼピン−4(5H)−オンを与えた。得量16.1g
収率90% 滴定濃度98%W/W
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 281/00 - 281/18 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (10)
- 【請求項1】式 (式中R1は水素または塩素原子;R3はC1〜C3アルキルを
表し;また※は不斉炭素を示す) で表される化合物のラセミ混合物を光学活性酒石酸また
はその同族体と共に有機溶媒中で処理し、化合物IV−A
の光学活性酒石酸またはその同族体とのジアステレオマ
ー塩を分取し、所望により該塩を遊離させ、得られた光
学的対掌体リッチの混合物を適当な溶媒中で結晶化させ
ることを特徴とする 式 (式中Rは水素原子またはアセチル;R1は水素原子また
は塩素原子;※は不斉炭素原子を表す) で表されるシス型化合物の製造方法。 - 【請求項2】R3がメチルである請求項第1項記載の方
法。 - 【請求項3】アミノエステルN−Aと酒石酸またはその
同族体のモル比が0.5〜3である請求項第1項記載の方
法。 - 【請求項4】光学活性酒石酸が(R,R)または(S,S)酒
石酸である請求項第1項記載の方法。 - 【請求項5】有機溶媒が低級アルカンカルボン酸または
少量の水を含む低級アルカンカルボン酸である請求項第
1項記載の方法。 - 【請求項6】光学的対掌体リッチ混合物の結晶化溶媒が
低級アルコール,低級アルカンカルボン酸,塩素化炭化
水素、それらに少量の水を含むものから選ばれる請求項
第1項記載の方法。 - 【請求項7】式 (式中R1は水素または塩素原子;R3はC1〜C3アルキルを
表し;また※は不斉炭素原子を示す) で表される化合物のラセミ混合物を光学活性酒石酸また
はその同族体と共に溶媒中で処理し、化合物IV−Aの光
学活性酒石酸またはその同族体とのジアステレオマー塩
を分取し、所望により該塩から化合物IV−Aの光学的体
掌体を遊離せしめることを特徴とする、式IV−A化合物
の分割方法。 - 【請求項8】溶媒が低級アルカンカルボン酸または少量
の水を含む低級アルカンカルボン酸である請求項第7項
記載の方法。 - 【請求項9】式 (式中R1は水素または塩素原子;R3はC1〜C3アルキル;
※は不斉炭素原子) で表されるアミノエステルの同じ光学的対掌体に富む光
学的対掌体混合物を溶媒中で結晶化させることを特徴と
する式IV−Aで示されるアミノエステルの純粋な光学的
対掌体を得る方法。 - 【請求項10】溶媒が低級アルカンカルボン酸,低級ア
ルコール,塩素化炭化水素,それらに少量の水を含むも
のから選ばれる請求項第9項記載の方法。
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ES (2) | ES2138100T3 (ja) |
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DE20114343U1 (de) | 2000-09-30 | 2001-11-29 | Carl Zeiss, 89518 Heidenheim | Stativ |
US20030119908A1 (en) * | 2001-12-21 | 2003-06-26 | Zambon Group S.P.A. | Stable gabapentin compositions |
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SE449611B (sv) * | 1982-07-09 | 1987-05-11 | Tanabe Seiyaku Co | Sett att framstella 1,5-bensotiazepinderivat |
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GB2167063A (en) * | 1984-11-17 | 1986-05-21 | Tanabe Seiyaku Co | 6 or 9-chloro-1, 5-benzothiazepine derivatives |
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ATE116643T1 (de) * | 1989-04-28 | 1995-01-15 | Tanabe Seiyaku Co | Verfahren zur herstellung von 1,5- benzothiazepinderivaten. |
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JPH085869B2 (ja) * | 1990-03-08 | 1996-01-24 | 田辺製薬株式会社 | 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法 |
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-
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- 1990-04-12 DK DK95103953T patent/DK0669327T3/da active
- 1990-04-12 DK DK90107048.2T patent/DK0392543T3/da active
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- 1990-04-12 AT AT95103953T patent/ATE185343T1/de not_active IP Right Cessation
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