JPH0214564Y2 - - Google Patents

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JPH0214564Y2
JPH0214564Y2 JP1984023742U JP2374284U JPH0214564Y2 JP H0214564 Y2 JPH0214564 Y2 JP H0214564Y2 JP 1984023742 U JP1984023742 U JP 1984023742U JP 2374284 U JP2374284 U JP 2374284U JP H0214564 Y2 JPH0214564 Y2 JP H0214564Y2
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JP
Japan
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plate
heat insulating
insulating material
support
straddling
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JP1984023742U
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JPS60135406U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、断熱材等の板体を根太等の柱体間に
挿設するための板体支持具に関するものである。
(従来の技術) 現在、主に床板の下に敷設される断熱材等の板
体は、住宅の建てられる場所、地域によつて種々
のものが使用される。つまり、断熱材等の板体
は、寒冷地では厚いものが使用され、暖地では薄
いものが使用されるという具合に、地域に応じて
わずかずつ厚さが異なつている。
以上のような断熱材等の板体を根太等の柱体間
に挿設するための板体支持具としては、実公昭58
−19228号、実開昭55−108134号公報及び特公昭
57−51491号公報に示されるものがあつた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、実公昭58−19228号公報に示される板
体支持具においては、板体支持具の跨設部の垂下
片の長さが異なるものを数通り作らなければなら
ず、万一板体の厚さが規定より薄いと床板との間
に隙間が生じていた。
実開昭55−108134号公報に示される板体支持具
は、断熱材等の板体設置の際、この断熱材等の板
体に、上記した垂下片に該当する第2の板状体の
端部が略直角に当接するため、断熱材等の板体が
長期間の間に変形するおそれがあつた。また、断
熱材等の板体設置の際、第2の板状体の端部が突
き刺ささつて、断熱材等の板体を破損させるおそ
れもあつた。このように、断熱材等の板体に第2
の板状体の端部が突き刺さるようなことが生じる
と、その部分で該板体が沈み込み、充分な断熱効
果が得られなくなるといつた問題もあつた。
特公昭57−51491号公報に示される板体支持具
は、針状凸起が根太等の柱体の側面に打ち込まれ
て固定されるため、前記針状凸起に対して直接に
断熱材等の板体の自重が架かり、取付け強度が弱
いものであつた。また、前記針状凸起を根太等の
柱体の側面に打ち込む作業は、打ち込む向きが横
方向であるため、作業性が悪く、位置決めも困難
であつた。
本考案は、以上の点に鑑み、同じ板体支持具で
寒冷地にも暖地にも使用でき、しかも床板との間
に隙間が生じるのを防ぎ、根太等の柱体に簡単且
つ強固に取り付けることができ、断熱材の板体を
破損等させるおそれのない板体支持具を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は断熱材等の板体を根太等の柱体の間に
挿設するための、バネ材を屈曲してなる板体支持
具であつて、中央部に下向きコ字形の跨設部が形
成され、この跨設部の中央に、前記柱体に打ち込
まれるための、先端が尖鋭な切り起し片が下向き
に設けられ、前記跨設部の両下端に、外向き斜め
上方に屈曲された翼板部が形成されるとともに、
この翼板部の先端が外側方に屈曲されて、前記板
体の下面に面接触する水平状の当接部に形成され
た板体支持具である。
(作用) 本考案の板体支持具は、その跨設部に設けられ
た切り起し片が根太等の柱体に打ち込まれること
により、この根太等の柱体に固定される。そし
て、跨設部の両下端に設けられた翼板部は、断熱
材等の板体を床板の方に常に押圧して受けるとと
もに、翼板部の先端に設けられた当接部は、外側
方に屈曲されているため、断熱材等の板体の下面
に対して面接触する。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案に係る板体支持具1を示してお
り、この板体支持具は、バネ材製金属板を屈曲し
て形成しているもので、中央部に下向きコ字形の
跨設部2が形成され、跨設部の両下端に両外方に
向けて翼板部3が形成されている。
跨設部2は、天板部4と、天板部の左右両側辺
5,5からそれぞれ下方に屈曲された側板部6,
6とによつて下向きコ字形に形成されており、天
板部4の中央には下向きに切り起し片7が形成さ
れている。切り起し片7の先端は尖鋭に形成され
ている。
翼板部3は、側板部6の下端からそれぞれ外向
き斜め上方に屈曲して形成されている。
翼板部3と側板部6との内角aは、約30゜乃至
80゜が好ましく、さらに好ましくは60゜〜80゜である
のが屈曲性の点でよい。翼板部3の先端と天板部
4の上面との間隔bは、床板8の下に敷設する断
熱材等の板体9のうち最も薄いものの厚さ以下に
する。翼板部3の先端は外側方に屈曲されて、板
体9の下面9aに面接触する水平状の当接部10
に形成されている。第3図は、上述した板体支持
具1の使用状態を示している。板体支持具1を用
いて例えば発泡スチロール、発泡ウレタン等の発
泡樹脂からなる断熱材等の板体9を、根太等の柱
体11の間に挿設するには、まず、柱体11に適
当な間隔で板体支持具1を跨設し、切り起し片7
を柱体11に打ち込んで固定する。このように根
太等の板体11に適当な間隔で固定した板体支持
具1の翼板部3に断熱材等の板体9を載置する。
載置した後、床板8を載せる。板体支持具1のバ
ネ性は、床板8を載せたとき床板8の下面8aが
板体11に当接若しくは近接するまで翼板部3が
撓む程度であるのがよい。
(考案の効果) 本考案は上記構成のため、寒冷地と暖地におい
て、断熱材等の板体の厚さが変わつても同じ板体
支持具を使つて施工ができ、製造上においては多
種類のものを作る必要がなくなり、施工現場にお
いても一種類のみ用意しておけばすむ。また、断
熱材等の板体を床板の方に押圧するので、断熱材
等の板体と床板とが密着し、隙間がほとんど生じ
ないので、断熱効果が十分発揮される。
さらに、翼板部の先端が外側方に屈曲されて、
断熱材等の板体の下面に面接触する水平状の当接
部に形成されているので、断熱材等の板体が長期
間の間に変形されるおそれがなく、この断熱材等
の板体の下面に前記翼板部の先端が突き刺さつて
破損させるようなことが生じて、その部分で前記
板体が沈み込んで充分な断熱効果が得られなくな
るといつておそれもない。
また、本考案に係る板体支持具は、跨設部の切
り起し片が根太等の柱体の上面に打ち込まれるこ
とによつて、この柱体に固定されるため、根太等
の柱体への取付け作業が簡単であり、取付け強度
も強い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案板体支持具の実施例の斜視図、
第2図はこの板体支持具を根太等の板体に跨設し
断熱材等の板体を載置した状態を示す正面図、第
3図は断熱材等の板体の上に床板を敷設した状態
を示す正面図である。 1……板体支持具、2……跨設部、3……翼板
部、7……切り起し片、8……床板、9……板
体、10……水平状の当接部、11……柱体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断熱材等の板体を根太等の柱体の間に挿設する
    ための、バネ材を屈曲してなる板体支持具であつ
    て、 中央部に下向きコ字形の跨設部が形成され、こ
    の跨設部の中央に、前記柱体に打ち込まれるため
    の、先端が尖鋭な切り起し片が下向きに設けら
    れ、前記跨設部の両下端に、外向き斜め上方に屈
    曲された翼板部が形成されるとともに、この翼板
    部の先端が外側方に屈曲されて、前記板体の下面
    に面接触する水平状の当接部に形成されたことを
    特徴とする板体支持具。
JP2374284U 1984-02-20 1984-02-20 板体支持具 Granted JPS60135406U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2374284U JPS60135406U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 板体支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2374284U JPS60135406U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 板体支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60135406U JPS60135406U (ja) 1985-09-09
JPH0214564Y2 true JPH0214564Y2 (ja) 1990-04-20

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ID=30517247

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JP2374284U Granted JPS60135406U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 板体支持具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436354Y2 (ja) * 1985-12-23 1992-08-27
JPH069148Y2 (ja) * 1988-01-08 1994-03-09 鐘淵化学工業株式会社 断熱施工用ピン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751491A (en) * 1980-09-12 1982-03-26 Sakata Shokai Ltd Coating of printing surface

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140831Y2 (ja) * 1979-01-24 1986-11-20

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751491A (en) * 1980-09-12 1982-03-26 Sakata Shokai Ltd Coating of printing surface

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Publication number Publication date
JPS60135406U (ja) 1985-09-09

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