JPS6140831Y2 - - Google Patents

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JPS6140831Y2
JPS6140831Y2 JP1979006447U JP644779U JPS6140831Y2 JP S6140831 Y2 JPS6140831 Y2 JP S6140831Y2 JP 1979006447 U JP1979006447 U JP 1979006447U JP 644779 U JP644779 U JP 644779U JP S6140831 Y2 JPS6140831 Y2 JP S6140831Y2
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JP
Japan
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plate
fixing plate
spring
shaped
insulation material
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JP1979006447U
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JPS55108134U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、構造が簡単であり、しかも断熱施工
に便利な板状断熱材受け材に関するものである。
天井の断熱施工は繊維系断熱材、板状断熱材の
いずれを問わずに非常に面倒であり、完全に施工
ができないのが現状である。
例えば、繊維系断熱材は野縁組みの後に野縁上
に敷き込む方法と、天井材を張り上げた後、小屋
裏にて野縁上に敷き込む方法とがあるが、敷き込
み法は非常に面倒な作業である。また、板状断熱
材を用いる場合には、野縁の下面に打ち上げる方
法により施工されているが、この施工では、30mm
以上の厚さの板状断熱材は、釘の長さの点から取
り付けが困難で、従来から問題となつている。さ
らには、打ち上げ作業であるために施工がむつか
しいという難点がある。
本考案は、叙上の諸点を改良するために案出し
たもので、高所に位置する構造部材、とくに野
縁、屋根たる木などに板状断熱材を取り付けるた
めの受け材を提供するものである。
本考案の構成は、板状弾性体よりなり、その固
定用板の一端縁から連続一体化して固定用板に鋭
角状に張り出しかつ固定用板とほぼ平行になるま
で可動し得るばね作用板を設け、前記固定用板の
高さを、ばね作用板の端部よりも保持させる板状
断熱材の厚さ以上に高くするとともに、固定用板
に釘止め用の穿孔を設けまたはばね作用板に対し
てその裏面側を接着面としたことを特徴とする板
状断熱材受け材である。
以下、図面に示す実施例につき本考案を詳細に
説明する。
第1図1−1,1−2および1−3はいずれも
本考案に係る受け材Rの例を示す断面図である。
又、第2図はその使用状況を示す。第1図1−1
において板状断熱材受け材Rは、その固定用板1
の一端縁から連続一体化して固定用板に角度θに
て張り出したばね作用板2を設ける。θは鋭角と
するが、平常時にて約30〜45゜の範囲内にするの
が好ましい。固定用板1はばね作用板2の端部よ
りもhだけ高くするが、hは装入されるべき板状
断熱材6を保持し得る程度に高くするが、好まし
くは少なくとも板状断熱材の厚さに相当する分だ
け高くする。hは20〜100mmの範囲とするのが適
当である。また、1−1の場合には固定用板1の
適当な箇所を穿孔して他部材例えば野縁、たる木
に釘で固定するかあるいは固定用板1のばね作用
板2に対してその裏面側を接着面とし接着剤にて
固定するようにする。1−2にては、1の端部を
直角に延長した部分3を形成させる。あるいは1
−3に示すごとく、3の端部をさらに下方に直角
に延長した部分4を形成させ、いずれも固定用板
1の適当な箇所に釘止め用の穿孔8を設け、野縁
などの部材に装置することにより受け材Rを固定
できる構造とする。また、ばね作用板2は固定用
板1とほぼ平行になるまで連続一体化部を支持部
として、1−2に示すごとく矢印方向に、しかも
1と相接触しうるまでばね状に可動できる構造と
する。従つて、受け材Rの材質としては、ばね状
に可動できるごとき材質のもの、好ましくは金
属、半硬質のプラスチツクから構成される。半硬
質のプラスチツクとしては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、塩化ビニル樹脂などがある。
受け材の長さは1.8m、3.6mあるいは短い長さ
のものとしては10〜30mmのものでもよく、その幅
は取り付けられる部材の形状により適宜決めれば
よい。短い長さの受け材の場合は1−3の形状と
し4の先端を鋭利にし、野縁、たる木等に直接打
ち込み装着するようにしてもよい。
本考案の受け材Rを使用するには、第2図に示
すごとく、まず、たる木5,5に第1図1−2に
示す断面形状の受け材R,R例えば長さ1.8mの
ものを釘にて固定し、ついで板状断熱材6をたる
木5,5の下方より押し上げれば、ばね作用板
2,2は固定用板1,1にほぼ平行にあるいは相
接するまでそれぞればね状に動いて板状断熱材6
の装入を可能とし、しかも装入終ればそれぞれ矢
印方向に元の位置に復帰するので、板状断熱材6
を2,2の上端部にて受け止めることができる。
なお、板状断熱材としてはポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂を5〜50倍
に発泡した独立気泡の発泡板、なかでもポリスチ
レン押出し発泡板(旭ダウ(株)製スタイロフオーム
)が剛性があり適している。しかしこれらに限
定されるものではない。
本考案の受け材は以上の構成としたから、天井
や屋根裏など、家屋の上方位置にある部材間に板
状断熱材を取り付けるのにきわめて便利である。
また、既設の部材例えば天井の野縁間にも嵌め込
み、適用し得るので、板状断熱材による断熱施工
が容易にできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る受け材の例を示す断面
図、第2図はその使用状況を示す斜視図である。 R……受け材、1……固定用板、2……ばね作
用板、5……部材(たる木)、6……板状断熱
材、7……接着面、8……釘止め用穿孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状弾性体よりなり、その固定用板の一端縁か
    ら連続一体化して固定用板に鋭角状に張り出しか
    つ固定用板とほぼ平行になるまで可動し得るばね
    作用板を設け、前記固定用板の高さを、ばね作用
    板の端部よりも保持させる板状断熱材の厚さ以上
    に高くするとともに、固定用板に釘止め用の穿孔
    を設けまたはばね作用板に対してその裏面側を接
    着面としたことを特徴とする板状断熱材受け材。
JP1979006447U 1979-01-24 1979-01-24 Expired JPS6140831Y2 (ja)

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JP1979006447U JPS6140831Y2 (ja) 1979-01-24 1979-01-24

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JP1979006447U JPS6140831Y2 (ja) 1979-01-24 1979-01-24

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JPS55108134U JPS55108134U (ja) 1980-07-29
JPS6140831Y2 true JPS6140831Y2 (ja) 1986-11-20

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ID=28813235

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JP1979006447U Expired JPS6140831Y2 (ja) 1979-01-24 1979-01-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135406U (ja) * 1984-02-20 1985-09-09 積水ハウス株式会社 板体支持具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54432A (en) * 1977-06-02 1979-01-05 Kubota Ltd Device for fitting heat insulator sheet under floor

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JPS54432A (en) * 1977-06-02 1979-01-05 Kubota Ltd Device for fitting heat insulator sheet under floor

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JPS55108134U (ja) 1980-07-29

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