JPH0214506Y2 - - Google Patents

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JPH0214506Y2
JPH0214506Y2 JP879684U JP879684U JPH0214506Y2 JP H0214506 Y2 JPH0214506 Y2 JP H0214506Y2 JP 879684 U JP879684 U JP 879684U JP 879684 U JP879684 U JP 879684U JP H0214506 Y2 JPH0214506 Y2 JP H0214506Y2
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sheet
shielding member
pulled out
frame
luggage compartment
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JP879684U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はハツチバツク型自動車等のように、車
体後部にバツクドアが装着された自動車に使用さ
れて車体後部の荷室をカバーする改良された荷室
遮蔽装置に関する。
ハツチバツク型自動車においては、後部荷室を
カバーリングして日光の遮断、搭載された荷物の
盗難等を予防するため荷室遮断装置が使用され
る。第1図Aはこのような巻取式荷室遮蔽装置の
従来例を示すもので、1は自動車のバツクドア、
2はリアシートであり、シート3が引き出し可能
に巻回された遮蔽部材本体4がこのリアシート2
の背部に取り付けられており、引き出されたシー
ト3はバツクドア1に引き出し端部が係止されて
荷室をカバーリングするものであつた。しかしな
がら、かかる従来の荷室遮蔽装置はバツクドア1
を上方に引き上げて開いた場合には、シート3が
さらに引き出されるため巻回せしめるシート長が
大きく、結果的に遮蔽部材本体4の巻き取り径が
大きくなつて装置全体が大きくなるという欠点を
有していた。又、シート3の張設や巻き取りも引
き上げられたバツクドア1に対して行なう必要が
あるためこれらの操作もしにくいという欠点を有
していた。
又、第1図Bは、板状荷室遮蔽装置の従来例を
示すもので、前記第1図Aに示す巻取式の遮蔽部
材の変わりに板状の遮蔽部材aを用い、一端をリ
ヤシート周辺に回動自在に支持し、他端をひも等
の支持部材でバツクドアから吊下し、バツクドア
の開閉に連動し、荷室をカバーリングするもので
あつた。しかしながら、板状の遮蔽部材は柔軟性
がなく、遮蔽部材の取り付け位置より、高さのあ
る荷物を積み込む場合は使用できず、その都度、
遮蔽部材を取りはずさなければならなかつた。
又、はずした遮蔽部材を格納する場所が必要と
なる、などの欠点があつた。
本考案は、これら二方式のそれぞれの欠点を補
い、両方式の長所を備えた遮蔽装置を開発するた
めになされたもので、巻取式遮蔽部材を用い、枠
体と脱着自在に係止し、該枠体を支持部材を介し
バツクドアから吊持し、バツクドアの開閉に連動
して上下動するようにした、改良された自動車の
荷室遮蔽装置を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を第2図ないし第5図
を参照して具体的に説明する。
これらの図において、10は遮蔽部材本体であ
り、シート11が巻き取りドラム(図示せず)に
巻回されており、この巻き取りドラムは筒状のハ
ウジング12内に回転可能に取り付けられると共
に、内部にコイルばね等が装着されて、その附勢
力でシート11を自動的に巻き取るように構成さ
れている。このような遮蔽部材本体10は自動車
のリヤシート13背部に取り付けられ、あるいは
リヤシート近辺の車壁に横架せしめられて使用さ
れる。そして、この遮蔽部材本体10から引き出
されたシート11の引き出し方向には枠体20が
設けられている。この枠体20は平面「コ」字形
に折曲された形状をなくすと共に、その開放端
部、すなわち、前記遮蔽部材本体10側の端部
が、回動可能に枢支せしめられている。この枢支
構造は第4図において、開放端部から外側に折り
返された折曲部21,21が車壁に開設された枢
支孔に挿入されており、又、第5図においては、
折曲部が開放端部から内側に折り返されて前記遮
蔽部材本体10のハウジング12の両端面に回転
可能に係合せしめられているが、いずれの構造で
あつてもよい。さらに、この枠体20の反対側の
端部にはフツク22,22が取り付けられてい
る。このフツク22,22は引き出されたシート
11の端部を係止するものであり、例えば「U」
字形状や逆「C」字形状に形成されて、シートの
端部に取り付けられた係止杆(図示せず)がこの
フツクと係合することにより、バツクドア31と
連動して、バツクドア31の開放に伴ないシート
11が荷室上方に張設されるようになつている。
このような枠体20は支持部材30によつて水平
状に支持され、これによりシート11が荷室をカ
バーリングするようになつている。すなわち、こ
の支持部材30は紐、ワイヤあるいはスプリング
等によつて形成されており、その上端部が自動車
のバツクドア31に着脱可能に取り付けられて吊
下せしめられると共に、下端部は前記枠体20の
両端部に接続せしめられており、その長さを適宜
選定することで、バツクドア31の閉時には枠体
20を水平状に支持するものである。
以上のように構成された本実施例によると、バ
ツクドア31を引き上げて開いた場合には、第3
図で示すようにシート11を張設した枠体20は
支持部材30によつて吊持されており、上方に傾
斜してもシート11を引き出すこともない。従つ
て、必要となるシート長が短かく、遮蔽部材本体
の巻き取り径が小さく、遮蔽部材本体を小型にす
ることができる。又、バツクドアの開放時には枠
体の傾斜で荷室が自動的に開放せしめられるから
シートを巻き取ることなく荷室内の荷物の積みお
ろし作業が可能となる。さらには、シートの張設
及び巻き取り作業も低い位置で可能であるため、
その作業も容易となる。
第6図ないし第9図は夫々、本考案の別の実施
例を示しており、前記実施例と同一の部分は同一
の符号を付して、その詳細は省略するが、第6図
の実施例においては、前記枠体20が、引き出さ
れたシート11の下方に位置する形状に折曲され
た場合である。又、第7図においては、枠体20
の側枠23,23が断面コ字形をなしたレールか
ら形成されており、シート11は、同図ロに示す
ように左右端部が側枠23,23内を走行するよ
うに引き出しあるいは巻き取られるようになつて
いる。次に、第8図の実施例は、枠体20の長手
方向にスライドするガイド環24,24が枠体に
外挿されており、このガイド環24,24にシー
ト11の引き出し端部が係着して、ガイド環のス
ライドによつてシート11が安定的に引き出され
るようになつている。第9図においては、枠体2
0の側枠に適宜間隔で「U」字形の凹部25,2
5…が形成されており、シートの引き出し端部に
取り付けられた係止杆14が凹部25,25…内
に係合してシート引き出し長が段階的に調整可能
となつている。
第10図ないし第13図は本考案のさらに別の
実施例を示しており、シート11の引き出し端部
の左右にスライダ26,26が取り付けられ、こ
のスライダ26,26が枠体20の側枠23,2
3を長手方向にスライドするようになつている。
そして、このスライダ26,26は操作紐16を
引くことによつてスライドするが、このスライド
を円滑に行なうため、スライダ26内部には第1
2図に示すようにローラ26aが配設されてお
り、このローラ26aに前記操作紐16が引掛け
られている。この場合、操作紐16はパイプから
形成された係止杆14内に挿通せしめられると共
に、一端16aが枠体20に巻き付けられてお
り、他端16bを手前に引くことでシート11の
引き出しが行なわれるようになつている。そし
て、シートの引き出し量は枠体に取り付けられた
ロツク部材27によつて適宜調整可能となつてい
る。このロツク部材27は、第13図に示すよう
にロツク受け27aとロツクローラ27bとから
なつており、前記操作紐16は、このロツク受け
27aとロツクローラ27bとの間に挿通せしめ
られて挾圧状態で走行せしめられるようになつて
いる。従つて、矢印A方向には引き出されるが、
矢印B方向には戻らないようになつており、シー
トを適当量引き出した時点で手を離すことで自動
的にロツクが行なわれるものである。又、このロ
ツクの解除はロツクローラ27bに取り付けられ
た解除紐27cを引けば良く、これにより、挾圧
状態が解除されてシート11は巻取りドラムに自
動的に巻き取られるようになつている。このよう
なシートの引き出し、ロツク及び巻き取りはモー
タやラツクとピニオンを装着することによつても
可能であり、これにより、自動的に引き出し、巻
き取りが行なわれ、操作性が向上する。
以上説明したように、本考案によれば、バツク
ドアの開放に連動し、枠体とシートが一体に上昇
して荷室の開放が可能となると共に、枠体を支持
部材で吊持するようにしたので、シート長さが短
かくて良く、遮蔽部材本体が小型化できる。
又、遮蔽部材の取付位置より高さのある荷物を
積む時にも、遮蔽部材として、巻取式シートを用
いているので、柔軟性があり、使用することが可
能となつた。
更に、不使用時には巻取り装置本体に巻取り収
納しておけば良いなどの効果があり、巻取式と板
状荷室遮蔽装置の長所を併せもつた改良された自
動車の荷室遮蔽装置が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図A及びBは従来例の側面図、第2図及び
第3図は本考案の一実施例の平面図及び側面図、
第4図及び第5図はその要部の斜視図、第6図な
いし第9図はいずれも本考案の別の実施例の要部
の斜視図、第10図及び第11図はさらに別の実
施例の斜視図、第12図及び第13図はその要部
の断面図である。 10……遮蔽部材本体、11……シート、20
……枠体、30……支持部材、31……バツクド
ア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取りドラムにシートが引き出し可能に巻回さ
    れた遮蔽部材本体と、前記シートの引き出し方向
    に取り付けられて引き出されたシートの端部を脱
    着自在に係止すると共に基端部が回動可能に枢支
    された枠体と、自動車のバツクドアから吊下され
    て該枠体を支持する支持部材とからなることを特
    徴とする自動車の荷室遮蔽装置。
JP879684U 1984-01-25 1984-01-25 自動車の荷室遮蔽装置 Granted JPS60122212U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP879684U JPS60122212U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 自動車の荷室遮蔽装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP879684U JPS60122212U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 自動車の荷室遮蔽装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60122212U JPS60122212U (ja) 1985-08-17
JPH0214506Y2 true JPH0214506Y2 (ja) 1990-04-19

Family

ID=30488412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP879684U Granted JPS60122212U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 自動車の荷室遮蔽装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60122212U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60122212U (ja) 1985-08-17

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