JPH02144797A

JPH02144797A - Ｐｏｓシステム

Info

Publication number: JPH02144797A
Application number: JP63300209A
Authority: JP
Inventors: Toshiyuki Bando; 坂東　俊幸
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1988-11-28
Filing date: 1988-11-28
Publication date: 1990-06-04
Anticipated expiration: 2011-08-28
Also published as: JP2528507B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ＰＯＳ　（販売時点情報管理）システムを構
築する端末機に係わり、特に単品ファイルを備えたＰＯ
Ｓ端末機に関するものである。

［従来の技術］従来、複数台の電子式キャッシュレジスタを端末機とし
て伝送回線で閉ループ状にインライン接続し、そのうち
の１台をマスター機に設定してこのマスター機が他の各
サテライト機での商品売上データを前記伝送回線を介し
て収集し集計するようにしたマスター・サテライト型の
ＰＯＳシステムは、比較的小規模のスーパーマーケット
などで採用されている。

このようなＰＯＳシステムのなかには、各ＰＯＳ端末機
（電子式キャッシュレジスタ）が各商品の単品コードに
対応してその商品の品名、単価等が設定された単品ファ
イルをそれぞれ有し、商品の単品コード入力により自己
の単品ファイルから対応する品名、単価を読出して当該
商品の売上点数および売上金額を得、この商品売上デー
タを内部記憶部に単品コード別に累計登録するようにし
たものがある。そして、この商品登録時に各サテライト
機は伝送回線を介して商品売上データをマスター機へ送
出し、マスター機は各サテライト機から収集した商品売
上データを単品コード別に集計しており、この集計デー
タは店全体の売上分析に役立っている。

［発明が解決しようとする課８］しかるに、各ＰＯＳ端末機が単品ファイルを有するマス
ター−サテライト型のＰＯＳシステムにおいては、各Ｐ
ＯＳ端末機を接続する伝送回線の断線等により通信不能
に陥ると各サテライト機にて登録された商品の売上デー
タがマスター機へ送出できなくなるため、不能中に発生
した各サテライト機での商品売上データをマスター機が
収集できず、売上管理が困難になる問題があった。

そこで本発明は、伝送回線の通信不能時には登録商品の
売上データを保持し、回線復旧時に保持しておいた売上
データを送出できるようにして、システム全体の売上管
理を常に確実に行なうことができるＰＯＳ端末機を提供
しようとするものである。

［課題を解決するための手段］本発明は、伝送回線を介して外部に接続され、商品の単
品コード人力により単品ファイルから少なくとも単価を
読出して当該商品の売上データを得、この商品売上デー
タを伝送回線を介して外部へ送出するＰＯＳ端末機にお
いて、伝送回線の通信不能を検出する通信不能検出手段
と、この検出手段により伝送回線の通信不能が検出され
るとその後の商品売上データを記憶保持する記憶保持手
段と、伝送回線の通信不能復旧後、記憶保持手段により
記憶保持された商品売上データを外部へ送出して当該商
品売上データをクリアする保持データ送出制御手段とを
備えたものである。

なお、記憶保持手段としては、各商品のコードに対応し
て売上データを累計するメモリを設け、回線の通信不能
検出後の商品売上データをメモリに単品コード別に累計
処理することが考えられる。

［作用］このような手段を講じたＰＯＳ端末機であれば、商品の
単品コード入力により単品ファイルから少なくとも単価
が読出されて当該商品の売上データが得られる。このと
き、通信不能検出手段により伝送回線の通信不能が検出
されていない場合には、当該商品売上データが伝送回線
を介して外部へ送出されるが、通信不能が検出されてい
る場合には記憶保持手段によって記憶保持される。そし
て、この記憶保持された商品売上データは伝送回線の通
信不能復旧後にその伝送回線を介して外部へ送出されて
クリアされる。

［実施例］以下、本発明をマスター・サテライト型のＰＯＳシステ
ムに適用した一実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図はこの実施例のＰＯＳシステムを示す模式図であ
って、例えば電子式キャッシュレジスタからなる複数台
のＰＯＳ端末機１が伝送回線２を介して閉ループ状にイ
ンライン接続されている。

そして、各ｐｏｓｉ末機１のうちの１台がマスター機Ｉ
Ｍに設定されており、残りがサテライト機ＩＳに設定さ
れている。なお、各サテライト機ＩＳは商品の売上デー
タを累計メモリに登録処理するとともに客毎の合計を算
出し、登録の締め操作によってレシートを発行する機能
を有するものであり、マスター機ＩＭはサテライト機と
しての機能とは別に各サテライト機ＩＳでの商品売上デ
ータを収集し例えば単品コード別に集計する機能を有す
るものである。

第２図はＰＯＳ端末機１の構成を示すブロック図である
。同図において１０は制御部本体としてのＣＰＵ　（中
央処理装置）であって、演算回路メモリ制御回路等を内
蔵し、「登録」　「精算」「設定」等の各種業務モード
を実行するためのプログラムデータなどが設定されたＲ
ＯＭＩ　１と、ＣＰ、Ｕｌｏが上記各種業務モードを実
行する上で必要なメモリが形成されたＲＡＭ１２とをバ
スライン１３を介して制御する。

また、前記伝送回線２を介して行なわれるデータ送受信
を制御する伝送コントローラ１４、上記伝送回線２の断
線等による通信不能を検出する周知の回線断検出回路１
５からの検出信号を入力する１１０（人出力）ボート１
６、前記各種業務モードを選択しその実行をＣＰＵｌ０
へ知らせるモードスイッチ１７からの選択信号を入力す
る■１０ポート１８、商品の単品コードなどを入力する
ためのキーボード１９からのキー信号を入力処理するキ
ーボードコントローラ２０、表示器２１を制御して商品
の売上金額１合計金額等を表示させる表示コントローラ
２２、レシートなどに印字を行なうプリンタ２３の駆動
回路２４とドロワ２５の開放装置２６とに駆動信号を出
力するＩ１０ポート２７、等が前記パスライン１３を介
してＣＰＵｌ０に接続されている。

上記ＲＡＭ１２には、第３図に示すように、各商品の単
品コードに対応してその商品の品名および単価が設定さ
れるデータ設定エリア３１ａと、商品の売上点数および
売上金額を単品コード別に累計する第１累計エリア３１
ｂと、この第１累計エリア３１ｂと同一構成の第２累計
エリア３１ｃとからなる単品ファイル３１が設けられて
いる。

また、同図に示すように、上記単品ファイル３１のデー
タ設定数ｎを記憶する設定数メモリ３２、検索カウンタ
ｍのカウンタメモリ３３、マスター機に設定された場合
には“１″、サテライト機に設定された場合には“０”
となるマスター／サテライト（Ｍ／　Ｓ　）フラグＦ１
のフラグメモリ３４、前記回線断検出回路１５により伝
送回線２の断線が検出されると“１”、検出されないと
“０°となる回線断フラグＦ２のフラグメモリ３５、客
の合計金額を算出するための合計器３６、送信バッファ
３７、受信バッファ３８等が設けられている。

しかして、前５己ＣＰＵｌ０はモードスイッチ１７によ
り「登録」モードが選択されている状態でキーボード１
９から商品の単品コードが入力されると、第４図の流れ
図に示す処理を実行するようにプログラム設定されてい
る。すなわち、ｓＴ（ステップ）１として単品コード入
力により単品ファイル３１のデータ設定エリア３１ａを
検索し、入力単品コードに対応する品名と単価とを読出
す。

そして、ｓＴ２としてこの単価に売上点数を乗じて売上
金額を算出し、この売上点数および売上金額を単品ファ
イル３１の第１累計エリア３１ｂに累計登録する。また
、売上金額を合計器３６に加算する。さらに、読出した
品名と売上金額とを表示器２１に表示させるとともに、
プリンタ２３を駆動してレシートなどに印字出力する。

次に、ｓＴ３としてフラグメモリ３４のＭ／ＳフラグＦ
１の状態を調べる。ここで、フラグＦ１が“１“の場合
、すなわち当機がマスター機ＩＭに設定されている場合
には単品ファイル３１の第２売上累計エリア３１ｃに上
記売上点数および売上金額を加算して終了する。

Ｍ／ＳフラグＦ１が“０″の場合、つまり当機がサテラ
イト機の場合には、ｓＴ４としてフラグメモリ３５の回
線断フラグＦ２の状態を調べる（回線断検出手段）。そ
して、フラグＦ２が“１“の場合、つまり伝送回線２に
断線が生じている場合には単品ファイル３１の第２売上
累計エリア３１ｃに上記売上点数および売上金額を加算
して終了する（記憶保持手段）。

これに対し、回線断フラグＦ２が“０”の場合、つまり
伝送回線２に断線が発生していない場合には、入力単品
コード、売上点数、売上金額等を売上データ伝文に組込
んで伝送回線２を介してマスター機ＩＭへ送信して終了
する。

マスター機１ｘに設定されているＰＯＳ端末機のＣＰＵ
ｌ０Ｍは、いずれかのサテライトａＩＳから売上データ
伝文が送信されてくるとそれを取込み、自己の単品ファ
イル３１の第２累計エリア３１ｃに受信した売上点数お
よび売上金額をその単品コード別に加算する。

一方、サテライト機ＩＳに設定されているＰＯＳ端末機
のＣＰＵＩＯ３は、回線断検出回路１５により伝送回線
２の断線検出が行なわれた後に例えばマスター機ＩＭか
らのコマンドによってその伝送回線２の断線復旧を検知
すると、第５図の流れ図に示す処理を実行するようにプ
ログラム設定されている。すなわち、断線復旧の検知に
より流れ図を開始すると、先ず５Ｔ１１としてカウンタ
メモリ３３の検索カウンタｍを「１」に初期化する。そ
して、ＳＴ２として単品ファイル３１からｍ番目のデー
タの第２累計エリア３１ｃを検索する。そして、この第
２累計エリア３１ｃの売上点数および売上金額が零以外
であれば当該単品コード、売上点数、売上金額等を売上
データ伝文に組込んで伝送回線２を介してマスター機Ｉ
Ｍへ送信し、この第２累計エリア３１ｃを零クリアする
。

売上データが零の場合には以上の処理は行なわない。し
かる後、５Ｔ１３として検索カウンタｍを「＋１」だけ
更新して５Ｔ１２に戻り、同様の処理を実行する。しか
して、５Ｔ１４にて検索カウンタｍが設定数メモリ３２
内の設定数ｎを越えると、単品ファイル３１に設定され
た全データについて検索が終了したので、この処理を終
了する。（保持データ送出制御手段）このように構成された本実施例のＰＯＳシステムにおい
て、各サテライト機ＩＳにおいては登録業務時にキーボ
ード１９を介して商品の単品コドが入力されると、単品
ファイル３１のデータ設定エリア３１ａから対応する品
名および単価を読出して当該商品の売上点数および売上
金額を得、この商品売上データを単品ファイル３１の第
１累計エリア３１ｂに単品コード別に累計登録する。

また、伝送回線２に断線が発生しているか否かを判断し
、発生していなければその商品売上データをマスター機
ＩＭに送出する。これに対し、断線が発生している場合
にはマスター機ＩＭへの送信が行なえないので、単品フ
ァイル３１の第２累計エリア３１ｃに当該商品売上デー
タを単品コード別に累計処理する。そして、この第２累
計エリア３１ｃにて単品コード別に累計処理された回線
断線時の商品売上データは、伝送回線２の断線復旧を検
知すると自動的にマスターＩＭに送出し、この第２累計
エリア３１ｃを零クリアする。すなわち、伝送回線２の
断線時に各サテライト機ＩＳにて発生した商品売上デー
タは各サテライト機１Ｓにおける単品ファイル３１の第
２累計エリア３１ｃにて単品コード別に累計されて保持
される。

そして、伝送回線２の断線が復旧すると、自動的に各サ
テライト機ＩＳの第２累計エリア３１ｃ内の商品売上デ
ータがマスター機ＩＭに送出され、保持されていた商品
売上データはクリアされる。

一方、マスター機ＩＭにおいても登録業務時にキーボー
ド１９を介して商品の単品コードが入力されると、単品
ファイル３１のデータ設定エリア３１ａから対応する品
名および単価を読出して当該商品の売上点数および売上
金額を得、この商品売上データを単品ファイル３１の第
１累計エリア３１ｂに単品コード別に累計登録する。た
だしマスター機ＩＭにおいては、単品ファイル３１の第
２累計エリア３１ｃにも同売上データを単品コード別に
累計処理する。また、各サテライト機ＩＳから伝送回線
２を介して商品売上データを受信すると、その売上デー
タを自己の単品ファイル３１の第２累計エリア３１ｃに
単品コード別に累計処理する。すなわち、マスター機Ｉ
Ｍにおける単品ファイル３１の第２累計エリア３１ｃに
はマスター機ＩＭと各サテライト機ＩＳとで登録処理さ
れた商品の売上データが収集され単品コード別に集計さ
れる。

したがって、マスター機ＩＭにおいては、伝送回線２に
断線が発生してもその断線が復旧することによって各サ
テライト機ＩＳでの断線期間中の商品売上データが自動
収集され単品コード別に集計できる。この結果、断線に
よる商品売上データの収集漏れが起り得ず、常に安定し
た単品売上管理を実現できる。

なお、前記実施例では各サテライト機ＩＳにおいて伝送
回線２の断線時に発生した商品売上データを第２累計エ
リア３１ｃに単品コード別に累計処理することにより記
憶保持する場合を示したが、例えば単品コード、売上点
数および売上金額を格納するバッファを設け、断線時に
発生した商品売上データをこのバッファに順次蓄積する
ことによって記憶保持し、断線復旧時にはこのバッファ
に蓄積された全売上データをマスター機ＩＭへ送出する
ようにしても同様な効果を奏し得る。

また、前記実施例では各ＰＯＳ端末機１がそれぞれ第１
累計エリア３１ｂを備え、コード別に売上データを累計
登録する場合を例示したが、伝送回線２が正常時にはマ
スター機ＩＭに対する商品売上データの送信のみを行な
い、コード別の累計登録はマスター機ＩＭが一括して行
なうようなＰＯＳシステムにも適用可能である。この場
合、各テライト機ＩＳはコード別累計エリアが断線時用
の１個で良くなる。

また、前記実施例では各サテライト機ＩＳは回線断線の
復旧時に自動的に第５図に示す処理を実行したが、キー
人力等による指令信号に応動して実行するように構成し
てもよい。また、マスター機ＩＭの故障によって通信不
能となった場合も同様な作用効果が得られるのは言うま
でもない。

このほか、単品コードの入力手段等、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である
。

［発明の効果］以上詳述したように、本発明によれば、伝送回線の通信
不能時には登録商品の売上データを保持し、回線復旧時
に保持しておいた売上データを送出できるようにして、
システム全体の売上管理を常に確実に行なうことができ
るＰＯＳ端末機を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す図であって、第１図はＰＯ
Ｓシステムの一例を示す模式図、第２図はＰＯＳ端末機
の構成を示すブロック図、第３図はＲＡＭの主要なメモ
リ構成を示す図、第４図はＰＯＳ端末機におけるＣＰＵ
の単品コード人力時における処理を示す流れ図、第５図
はサテライト機に設定されたＰＯＳ端末機におけるＣＰ
Ｕの回線断線復旧時における処理を示す流れ図である。ＩＭ・・・マスター機（ＰＯ３端末機）、ＩＳ・・・サ
テライト機（ＰＯＳ端末機）　２・・・伝送回線、１０
・・・ＣＰＵ、１１・・・ＲＯＭ、１２・・・ＲＡＭ。１４・・・伝送コントローラ、１５・・・回ｖａ所検出
回路、１９・・・キーボード、３１・・・単品ファイル
、３１ｂ・・第１累計エリア、３１ｃ・・・第２累計エ
リア。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第３図第４　図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）伝送回線を介して外部に接続され、商品の単品コ
ード入力により単品ファイルから少なくとも単価を読出
して当該商品の売上データを得、この商品売上データを
前記伝送回線を介して外部へ送出するＰＯＳ端末機にお
いて、前記伝送回線の通信不能を検出する通信不能検出
手段と、この検出手段により前記伝送回線の通信不能が
検出されるとその後の商品売上データを記憶保持する記
憶保持手段と、前記伝送回線の通信不能復旧後、前記記
憶保持手段により記憶保持された商品売上データを前記
外部へ送出して当該商品売上データをクリアする保持デ
ータ送出制御手段とを具備したことを特徴とするＰＯＳ
端末機。
（２）前記記憶保持手段は、各商品のコードに対応して
売上データを累計するメモリを設け、回線の通信不能検
出後の商品売上データを前記累計メモリにコード別に累
計処理することを特徴とする請求項１記載のＰＯＳ端末
機。