JPH02140718A - コンタクトレンズ材料とその製法 - Google Patents

コンタクトレンズ材料とその製法

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JPH02140718A JP1134845A JP13484589A JPH02140718A JP H02140718 A JPH02140718 A JP H02140718A JP 1134845 A JP1134845 A JP 1134845A JP 13484589 A JP13484589 A JP 13484589A JP H02140718 A JPH02140718 A JP H02140718A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、相互浸透網状共重合体組成物、これらの組成
物を調製するための新規な多段階共重合法および、独特
の流し造成形手法を適用することによるこのような組成
物からの造形品の成形に関する。
さらに詳しくは、本発明は少なくとも一つの仕上げレン
ズ面を有する光学的に透明で、酸素透過性のコンタクト
レンズ素材に関し、この素材は制御された流し込み成形
手法によって部分架橋ビニール共重合体組成物から直接
に調整される。
直接にか、あるいは、このようにして製造されたレンズ
素材の1つの未仕上げ面を旋盤で切削することによって
調整された仕上げコンタクトレンズすなわち内部接眼レ
ンズは、毎日の着用であれ、長期間の着用であれコンタ
クトレンズすなわち内部接眼レンズに要求される透明性
、寸法安定性、酸素素通過性、湿潤性、オプティックス
および耐久性を有している。
(従来の技術) コンタクトレンズに関して出版された文献は、米国特許
第2,510,438号におけるトゥギイによるこの目
的のための有機プラスチック材料の利用の開示以来、広
範囲に及んでいる。使用されている標準のコンタクトレ
ンズは、長年にわたって、もっばらポリメチルメタクリ
レート(PMMA)から製造されてきた。PMMAは、
射出成形、圧縮成形または、流し込み成形によって容易
に成形され、廉価で透明性、安定性、硬さ、湿潤性など
の良好なコンタクトレンズが得られる。しかしながら、
PMMAの酸素透過度が非常に低い結果として、この材
料から得られたレンズは少なくとも1日に1回は眼から
取外さなければならない。
PMMAレンズの欠点を克服するために、極めて多くの
他の有機重合体がコンタクトレンズとして利用するため
に提案されてきた。例えば酢酪酸セルロース(セルロー
スアセテートブチレート)よりなるレンズは、PMMA
よりも酸素透過度が幾分高く、射出成形によって容易に
二次加工できるが、PMMAよりも寸法安定性が劣る。
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、N−ビニル−2
−ピロリドンなどの親水性モノマーから得られた架橋重
合体よりなる軟質のコンタクトレンズは、一般にPMM
Aレンズよりも快適に着用できることが明らかになった
が、蛋白質や他の不純物が沈着するために、脆くなり、
また曇りを生ずる傾向がある。シリコーンゴムから調整
された軟質のレンズは、極めて高い酸素透過度を有する
が、機械的特性が劣り、漏れにくいという欠点がある。
PMMAコンタクトレンズと比較して、シリコーンメタ
クリレートとメチルメタクリレート(ゲイロード、米国
特許第4.120.570号)またはメチルイタコネー
ト(エリス、米国特許第4,424,328号)との共
重合体から調整されたレンズは、酸素透過度が著しく高
いが、まだ不十分である。ラソトコウスキーとプルケ(
米国特許第4,661,573号)によれば、架橋メチ
ルメタクリレート、フッ素置換メタクリレートおよびシ
ロキサンメタクリレート共重合体から得られたコンタク
トレンズは、酸素透過度が可成り高いことが報告されて
いる。シリコーンメタクリレート型の共重合体を硬質の
コンタクトレンズに変換するには、通常の旋盤切削技法
が利用される。これに関連するコンタクトレンズ技術は
、ケオグ(米国特許第4,259,467号)によって
示されている。
現在入手可能な酸素透過度の高い架橋型の硬質コンタク
トレンズは、従来の技術に対して相当の進歩を示してい
るが、これらのレンズの二次加工は、良好な光学的特性
を得るためには経費がかかり、精密で時間を要する旋盤
加工操作が必要である。
ビクテルレ(米国特許第3,408,429号)は、ヒ
ドロキシエチルメタクリレートとエチレングリコールジ
メタクリレートの混合物を、架橋重合体レンズに変換す
るだめの複雑な遠心流し込み技法について記載しており
、このレンズは通常のサリーン処置を受けて軟質コンタ
クトレンズに変換される。この複雑な手法は、本来、硬
質のコンタクトレンズよりも劣るオプティックスを有す
る生成物を生ずる。
相互浸透網状重合体(以下、IPNと略称する)の生成
を含む手法を利用することによって、重合体の特性の改
良に、可成りの注意が払われてきた。
IPNは広義には、二つまたはそれ以上の重合体よりな
る均質な網状構造体であり、前記重合体の少なくとも一
つはその他の重合体の存在下で合成されるか、および/
または架橋されているものとして定義することができる
例えば、リウは、米国特許第4,618,644号に靭
性が向上した生成物を得るために、シリコーン重合体の
存在下におけるメチルメタクリレートの重合について記
載している。エチレングリコールジメタクリレートと架
橋性のポリジメチルシロキサンの存在下でヒドロキシエ
チルメタクリレートを重合させて、コンタクトレンズの
二次加工に有用と言われている生成物が得られることは
、ファルセ、り(西ドイツ、公開特許り、 E、 2,
518,904)によって記載されている。ポリ−N−
ビニルピロリドンの存在下で2−ビトロキシエチルメタ
クリレートの重合によって得られる相互浸透網状重合体
からもコンタクトレンズが二次加工される(イーウェル
、米国特許第3,647,736号)。
ニーフェ(米国特許第4,632,773号)は、重合
されたメタクリロキシプロピルトリメトキシシランを含
有するシロップと、けい光顔料の存在下で、メチルメタ
クリレートを重合して1.容易に同定できる固体状のコ
ンタクトレンズ素材が得られることを示している。ティ
グへおよびギー(米国特許第4,430.458号)は
最終段階の圧縮成形または射出成形工程の間に、N−ビ
ニル−2−ピロリドンの共重合体の重合性ヒドロゲルの
架橋によって硬質コンタクトレンズ素材を生成させるこ
とを開示してる。リム等(米国特許第4,536,55
4号)は、親水性モノマー、疎水性モノマー1および少
なくとも二つの架橋剤を含有する混合物を重合体させる
ことによって得られる相互浸透網状重合体から硬質コン
タクトレンズを調製することを記載している。1981
年にニューヨークとロンドンでP ienumP re
ssが出版したり、H,スパーリングによる相互浸透重
合体網状構造および関連材料に関する図書には、相互浸
透重合体網状構造およびそれらの応用について包括的な
概説が展開されている。
前述のように、PMMAのコンダクトレンズが最初に紹
介されて以来、重合体の合成と二次加工において可成り
の進歩があった。しかしながら、簡単で経済的な手法に
よって容易に二次加工することのできる酸素透過度が高
く、耐久性があり、寸法安定性が良く、快適に着用でき
るコンタクトレンズに対するニーズは、光学工業におけ
る依然として未解決のニーズであり、本発明が指向して
いるのは此のニーズへの接近である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、前述の要求特性をすべて備えたコンタクトレ
ンズのような高品質の光学レンズに容易に、しかも経済
的に二次加工することができるような新規な重合体の合
成を可能にする独特の、多段階重合法の発見に基づくも
のである。
したがって、本発明の第1の目的は、少なくとも一つの
仕上げレンズ面を有する新規で独特の酸素透過性の高品
質コンタクトレンズ素材を提供することであり、この素
材は新規な流し込み成形手法によって調整されたビニル
共重合体組成物から直接に製造されるものである。
本発明の第2の目的は、今までに得られなかった望まし
い緒特性の優れた組合せを有する光学レンズを調整でき
るようなレンズ素材を製造するのに特に有用な新規で、
改良された共重合体組成物を提供することである。
本発明の第3の目的は、ビニルコモノマー系ヲ、少なく
とも一つの仕上げ面を有する光学レンズ素材の形態で、
架橋された相互浸透網状重合体に直接に交換するための
新規で、独特の比較的簡単な方法を提供することである
本発明の第4の目的は、新規の共重合法によってビニル
コモノマー系から直接に、新規で改良された1日着用コ
ンタクトレンズ、長期間着用コンタクトレンズおよび他
の精密許容差成形品を提供することである。
これらの目的およびこれ以外の目的は、以下に示される
ように、本発明の典型的な実施態様についての下記の詳
細な説明から、本発明によって予期した以上に高度の容
易に実現されることが理解できるであろう。
(問題点を解決するための手段) 本発明による共重合体は、重合性のビニルモノマー架橋
剤を含有する選択されたビニルコモノマーと重合開始剤
よりなる反応抑制された第1の混合物(ここでは“混合
物A”として示す)を生成し、混合物Aを所定の粘度に
なるまで制御しつつ部分的に重合させ(ここでは“部分
重合混合物A”として示す)、この部分重合混合物Aを
、ビニルモノマーと重合性ビニルモノマー架橋剤との第
2の反応抑制混合物(ここでは“混合物B”とする)と
混合して流し込み溶液を生成させ、型に部分重合混合物
Aに混合物Bを添加することによって生成した流し込み
溶液を満たし、型を密閉した後、この型を加熱して重合
を完了させることによって得られるものである。型は、
その中で製造される素材の一つの面あるいは両方の面が
、コンタクトレンズその他の光学素子として使用するの
にほとんど、あるいは全く修正を必要としない程度に十
分に仕上げされるように設計されている。
さらに詳しくは、本発明は、約5〜95重量%の最終配
合量の七ツマ−と、ビニル重合開始剤を含有するコモノ
マー混合物を、約1.05〜lOの範囲の所定の相対粘
度になるまで部分的に重合させて、部分1重合部合物A
を生成させ、約5〜95重量%の最終配合量のビニルコ
モノマーと重合性ビニルコモノマー架橋剤よりなる第2
の反応抑制混合物(混合物B)を、前記部分重合混合物
Aに添加して流し込み成形溶液を生成させ、型にこの溶
液を満たして型を密閉し、密閉した型を加熱して重合工
程を完了させた後、得られた相互浸透網状共重合体の成
形物を型から取出すことを含むものである。
一般に、最終配合物を調整するのに使用される全コモノ
マーの重量%として示せば、混合物Aは、メチルメタク
リレート、スチレン、アクリロキシアルキルポリシロキ
サンなどのモノビニル疎水性モノマ−0〜約85重量%
、メタクリル酸、N−ビニル−2−ピロリドン、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート0〜約90重量%、ジア
クリロキシプロピル・ポリシロキサン、テトラエチレン
グリコールジメタクリレートなどのポリビニル架橋剤約
0.01〜25重量%、およびVazo 7M64  
(シュボン)または過酸化ベンゾイルなどのビニル重合
開始剤約0.01〜3重量%を含有する。
混合物B中のモノマーの混合物は一般に、0〜約60重
量%、好ましくは0〜約45重量%の疎水性モノマー、
例えばアルキルメタクリレート、約0.1〜15重量%
の重合性ポリビニルモノマー架橋剤、例えばエチレング
リコールジアクリレート、および0〜603if%、好
ましくは0− 約45重量%の親水性モノマー、例えば
N−ビニル−2−ピロリドンを含有し、また以下に記述
されるビニル重合開始剤を任意に含有する。
この明細書中のすべての百分率(%)は、重量%であり
、使用されるすべてのコモノマーの全量中のモノ°7−
の%を示すものである。明確さと、簡潔さのためには、
アクリリックはメタクリリックとイタコニックを含み、
アクリレートはメタクリレートとイタコネートを含み、
アクリロキシはメタクリロキシとイタコニックシを含む
ことが理解されるだろう。
本発明は、以下に詳細に記載されているような独特の多
段階共重合法によって調製される新規な相互浸透網状共
重合体の創造と、この重合体からのコンタクトレンズな
どの光学レンズの製造を包含している。本発明によって
製造されるコンタクトレンズ素材は、少なくとも一つの
仕上げレンズ面を有している。素材が、唯一つの仕上げ
レンズ面しか有しない場合には、第2のレンズ面は標準
的なレンズ切削手法によって容易に得られる。
本発明で使用するのに適した疎水性のモノビニルモノマ
ーは、使用されるコモノマーの全重量00〜約95重量
%を構成しており、一般に重合性の不飽和の疎水性モノ
ビニルモノマーを包含しており、このような七ツマ−の
中で代表的なものと考えられているのは下記通りである
。すなわち、メチルメタクリレート、スチレン、アクリ
ロニトリル、2,2.2−トリーフルオロエチルメタク
リレート、イソプロピルイタコネート、メタクリロキシ
プロピル−トリス−(トリメチルシロキシ)シラン、イ
ソギルニルアクリレート、ジイソプロピルフマレート、
およびメタクリロキシプロピルトリメトキシシランであ
る。
共重合の容易さと得られた重合体の優れた特性という観
点で本発明を実施するのに特に使用されるアクリル酸エ
ステルは、次の化学式を有するものである。
RX CH2=C−C−0−C−Y 0      Z この式において、Rは水素または1〜7個の炭素原子を
有する有機の基であり、X、YおよびZはそれぞれ水素
または1〜7個の炭素原子を有する1価の炭化水素基、
あるいは−0H1−F、C0OH,−CONR2、−3
O2−−0C−および−03iO−の中の少なくとも一
つを有する置換炭化水素基であり、前記置換炭化水素基
は炭素数が20以下のものである。
本発明の実施に際して使用できる親水性モノビニルモノ
マーは、共重合体の全重量の約1〜98重量%を構成し
ており、その代表的なものとしては例えば、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、N−ビニル−2−ピロリド
ン、メタクリル酸、N−メチルメタクリルアミド、イタ
コン酸、グリセロールモノイタコネートおよびN−ヒド
ロキシエチルアクリルアミドがある。
N−ビニル−2−ピロリドンおよび同類の重合性を有す
るモノビニルラクタムおよび、15以下の炭素数を有す
るアクリル酸の親水性ヒドロキシアルキルモノエステル
およびアミド誘導体は、容易に重合して、本発明の多段
階重合法によって調製された相互浸透網状重合体に親水
特性を付与するという理由から、特に有用である。二次
加工された生成物が、硬質のコンタクトレンズであると
きには、親水性を有する重合体ビニモノマーを共重合構
造に組込むことによって付与される湿潤性の増大が特に
重要である。軟質のコンタクトレンズについては、コモ
ノマーの全重量の主要な部分は親水性モノマーよりなる
ものである。一般に、0〜約12重量%、好ましくは約
1〜10重量%のアクリル酸が、硬質のコンタクトレン
ズのコモノマーの配合物の全体の中で使用される。硬質
のコンタクトレンズ配合物については、混合物Aにおい
ては約2〜9重量%のメタクリル酸が、混合物Bにおい
ては0〜約5重量%のメタクリル酸が使用されることが
好ましい。軟質コンタクトレンズには少量のアクリル酸
が任意に使用されてもよい。
混合物Aおよび混合物Bには、少なくとも一つのポリビ
ニルモノマー架橋剤を含有する。この種の架橋剤の好適
なものとしては、代表的な特定のジアクリレートおよび
ポリアクリレート、例えばエチレングリコールジメタク
リレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート
、グリセロールトリアクリレートおよび1.3−ビス(
メタクリロキシプロピル)−1,1,3,3−テトラキ
ス(トリメチルシロキシ)ジシロキサン、代表的なポリ
アクリルアミド、例えばN、N’−へキサメチレン−ビ
ス−アクリルアミドおよびN、N’−メチレン−ビス−
メタクリルアミド、およびジビニルスチレンを含むジビ
ニル炭化水素、および環状基置換ビニルスチレン、例え
ば2−メチル−4−ビニルスチレンと2−メトキシ−4
−ビニルスチレンがあげられる。
エチレン系不飽和化合物を重合するのに通常使用される
種類のフリーラジカル重合開始剤は、本発明において使
用するのに適している。このような重合開始剤として代
表的なものは、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、
【−ブチルペルオキシビバレート、メチルエチルケトン
ペルオキシド、2.2′−アゾビス(イソブチロニトリ
ル) (V az。
64)、1.1−アゾビス(シアノシクロヘキサン)(
Vazo 8 B) 、2. 2 ’−アゾビス(2,
4−ジメチルバレロニトリル)(Vazo 52) 、
および2.2′−アゾビス(メチルブチロニトリル)(
Vazo 67)などである。V azoタイプの重合
開始剤は、いつでも良好な結果をもたらし、酸化による
残渣を生成しないので好ましい。
Vazo 64およびVazo 67は、本発明で使用
するのに特に有効である。約0.1〜3重量%、好まし
くは約0.2〜1.5重量%の重合開始剤が、混合物A
において使用される。
コモノマー混合物Aが、モノマー配合物の全重量の約3
0〜95重量%、好ましくは50〜90重量%に相当す
るときには、優秀な結果が得られる。大抵の系について
は、コモノマー混合物Aが約1〜90重量%含まれると
きに、最良の結果が得られ、この範囲が好ましい。配合
物全体の重量に換算して、混合物Aは通常、0〜〜85
重量%の疎水性の重合性モノビニルモノマー、約1〜9
0重量%の親水性の重合性モノビニルモノマーおよび架
橋剤として機能する約0.01〜25重量%の重合性の
長鎖ポリビニルモノマー、および約0.05〜3重量%
のビニル重合開始剤を含有する。
硬質のコンタクトレンズを製造するために、混合物A中
の疎水性モノビニルモノマーは一般に組成物全体に対し
て約30〜85重量%、好ましくは約60〜85重量%
を構成する。軟質のレンズを製造するためには、混合物
Aは一般に、約30〜90重量%、好ましくは50〜約
90重量%の親水性のモノビニルモノマーと、0〜〜2
5重量%の疎水性のモノビニルモノマーを、使用する全
モノマーに対して含有している。
この応用のためには、短鎖架橋剤という用語は、末端の
ビニル基が、この末端ビニル基の間の鎖中の8個以下の
原子によって隔てられた架橋剤を指し、長鎖架橋剤とい
う用語は、末端のビニル基が、この末端ビニル基の間の
鎖中の少なくとも10個の原子によって隔てられた架橋
剤を指している。
混合物Bは通常、モノマー配合物の全重量に対して約5
〜70重量%、好ましくは約5〜50重量%に相当し、
一般に0〜約約4垂 の重合性モノマー、0〜〜45重量%の親水性の重合性
モノマー、架橋剤として機能する約0.1〜25重量%
のポリビニルモノマー、重合抑制剤、および0〜0.3
重量%のビニル重合開始剤より成っている。硬質のレン
ズの場合には、混合物Bは、約1〜45重量%、好まし
くは約3〜20重量%の疎水性モノマー、0〜〜10重
量%の親水性モノマー、および架橋剤としての約1〜2
5重足%、好ましくは約2〜15重量%のポリビニルモ
ノマーを含有している。軟質のレンズの場合には、混合
物Bは0〜〜25重量%の疎水性モノマー、約5〜45
重量%の親水性モノマー、および約0.05〜12重量
%の少なくとも一つの重合性のポリビニルモノマーを含
有しており、前記重合性のポリビニルモノマーは、ビニ
ル基の間の鎖に8個またはそれ以下の数の原子を有する
架橋剤約0、05〜4重量%と、ビニル基を隔てる鎖の
中に少なくとも10個の原子を有する架橋剤の0〜10
重量%を包含している。
混合物Aおよび混合物Bの両方とも、ビニル重合抑制剤
が含まれていることが必要である。一般に、市販のビニ
ルモノマーは、ハイドロキノンまたはp−メトキシフェ
ノールなどの重合抑制剤を約10〜500ppmを含有
しており、さらに有効な抑制剤となる空気を含有してい
てもよい。したがって、実際上は市販の重合抑制された
七ツマ−が使用されるときには、通常は重合抑制剤を添
加する必要はない。しかしながら、反応系の制御を精密
に行う必要があるときには、反応系に重合抑制剤を追加
してもよい。
本発明に要求される特殊な結果を実現するためには、部
分的に重合された混合物Aの相対粘度によって規定され
たように注意深く制御された限度内で、混合物への重合
を中断することが不可欠である。正確に言えば個々のコ
モノマー混合物の間では、相対粘度が幾分変動するが、
一般に約1.05から10までの範囲内にあり、もっと
詳しく言えば杓1.15から7,5までの範囲にある。
特定のコモノマー系についての適当な許容相対粘度は、
ここでは説明を省略する公知の手法を利用して実験に基
づいて容易に決定することができる。
混合物Aが、“部分重合混合物A”として確認される望
ましい相対粘度に到達すると、この部分重合混合物を空
気の存在下で反応抑制混合物Bと密接に混合することに
よって、重合が停止される。
混合物Bに部分重合混合物Aを添加することもできるが
、この時点で部分重合混合物Aの中に混合物Bを添加す
ることが好ましい。部分重合混合物Aと混合物Bより生
成した透明な流動性のある溶液の所定量を型に入れた後
、型を密閉する。それから、密閉された型を、好ましく
は窒素雰囲気中で加温して、24時間あるいはそれ以上
の時間で約80℃まで、好ましくは約40〜70℃の範
囲に温度を上昇させる。重合されたレンズ材料(ここで
は“レンズ素材”と呼ぶ)を収容した加熱された型は、
次にオープンから取出される。このようにして生成した
レンズ素材は、唯一つの仕上げ面しか持っておらず、も
う一方の面は標準的な旋盤切削手法によって所望の形状
に容易に造形される。
本発明の実施に使用される架橋モノマーの全量は、使用
される特定の架橋モノマーおよび造形された共重合体レ
ンズ素材に要求される特性に応じて、コモノマー全量に
対して通常約0.05〜35重量%の間で変動する。混
合物Aに台いては、少なくとも10個の原子よりなる鎖
によって隔てられた末端ビニル基を有する架橋剤を使用
することが好ましい。テトラエチレングリコールジメタ
クリレートおよび1.3−ビス(メタクリロキシプロピ
ル’)−1,1,3,3−テトラキス(トリメチルシロ
キシ)ジシロキサンを使用して特に良好な結果が得られ
ており、これらの架橋剤の使用が好ましい。このような
長鎖ポリビニルモノマーを使用すると、鎖間の架橋が長
くなる結果になり、適用される処理条件において寛容度
が大きくなる。
2個の末端アクロキシ基を有する架橋剤を使用すると特
に良好な結果が得られた。混合物へにおいては比較的短
い鎖の架橋剤を随意に使用することができるが、−aに
これらの架橋剤は、使用される架橋剤七ツマ−の全量に
対して僅かの部分しか占めていない。
混合物Bにおいては、8個またはそれ以下の原子の鎖に
よって隔てられた末端ビニル基を有する比較的短い鎖の
架橋剤が、有効であることが分り、これらの架橋剤は単
独で、あるいは前述の長鎖タイプの架橋剤と組合せて使
用することができる。
エチレングリコールジメタクリレート、プロピレングリ
コールジアクリレートおよびN、N’−メチレン−ビス
−アクリルアミドなどの比較的短い鎖の架橋剤は、短鎖
タイプの架橋剤を代表する主要なものである。
一般に、混合物Aおよび混合物Bの両方に好適な架橋剤
が存在するときには、優秀な結果が得られ、前記のこと
は好ましいことである。軟質レンズ組成物の場合には、
混合物B中の短鎖架橋剤の量を、使用されるコモノマー
の全量に対して約0.05〜4重量%に、好ましくは約
0.1〜2重量%に制限することが好ましい。
本発明で使用される好適な疎水性モノマーは、次の一般
式で示される7クリレートを含んでいる。
CH2=C−C−0R’ この式において、Rは水素または1〜7個の炭素原子を
有する1価の有機の基であり、R′は炭素原子数20以
下の炭化水素基である。このようなアクリレートとして
は、メチルメタクリレート、シクロヘキシ、ルアクリレ
ート、イソボルニルアクリレート、シクロペンタジェニ
ルアクリレート、イソプロピルアクリレート、メチル−
α−カルボキシメチルアクリレートおよびメタクリロキ
シプロピル(トリメトキシ)シランがあげられる。
コモノマー混合物中に前述のアクリレートを使用すると
、表面硬度が改善され耐引掻性が増大し耐久性が向上す
る結果になる。生成した重合体の酸素透過度が重要な場
合には、このようなアクリレートの上限は、コモノマー
全体の80重量%を超えてはならず、60重量%以下で
あることが好ましい。一般に、共重合体組成物中に使用
されるこのようなアクリレートの量は、硬質レンズの配
合の場合には0〜80重量%、好ましくは0〜60重量
%であり、硬質レンズの配合では0〜30重量%である
。このようなアクリレートが、混合物A中に約4〜50
重量%含まれ、混合物B中に0〜約15重量%含まれて
いるときには、硬質レンズ組成の場合には特に良好な結
果が得られるメチルメタクリレートは、硬質レンズおよ
び硬質レンズの両方について、特に良好な結果をもたら
し、本発明における好ましい疎水性モノマーである。
本発明において好適に使用される他の疎水性モノマーは
、次の一般式で示されるフルオロアルキルアクリレート
を含んでいる。
RA CHz  =CC0CHE I この式においてRは水素または1〜7個の炭素原子を有
する1価の炭化水素基であり、Aは水素またはEであっ
て、Eは20以下のフッ素原子を有するポリフルオロア
ルキル基である。フルオロアルキルアクリレートは、コ
ンタクトレンズ表面の耐沈着性を向上させるのに特に有
効である。
本発明において使用される好適なフルオロアルキルアク
リレートとしては、2,2.2−トリフルオロエチルメ
タクリレート、ヘキサフルオロイソプロピルメタクリレ
ート、1.1−ジヒドロペルフルオロブチルメタクリレ
ート、1−トリフルオロメチルエチルアクリレート、1
−ナフルオロシクロへキシルアクリレート、1.1−ジ
ヒドロペルフルオロオクチルメタクリレート、2,2゜
3.3−テトラフルオロプロピルメタクリレート、1.
1−ジヒドロペルフルオロプロピルアクリレート、1.
1−ジヒドロペルフルオロノニルメタクリレート、2 
(N−エチルペルフルオロオクタンスルファミド)エチ
ルメタクリレートおよび2゜2.2−)リフルオロエチ
ル−α−カルボキシメチルアクリレートがあげられる。
前記のフルオロアルキルアクリレートのうち、2,2.
2−)リフルオロエチルメタクリレートと1.1−ジヒ
ドロペルフルオロブチルメタクリレートは、特に良好な
特性を有する共重合体を提供するので好ましい。
一般のレンズ製造においては、フルオロアルキルアクリ
レートは、コモノマー混合物全量の50重量%以下を構
成しており、通常は35重量%を構成している。コンタ
クトレンズについては、フルオロアクリレートの比率は
0〜約25重量%が好ましい、硬質レンズ組成物につい
ては、混合物Aが約5〜25重量%のフルオロアクリレ
ートを含有し、混合物Bが0〜約10重量%のフルオロ
アクリレートを含有するときに、特に良好な結果が得ら
れる。
コンタクトレンズと角膜との間の界面における酸素の不
足が、短期間、例えば24時間以内であっても、角膜の
表面での酸素不足の結果として着用者に不快感を与える
原因になるので、酸素透過度はコンタクトレンズの重要
な特性である。本発明における疎水性モノマーとしての
ビニル不飽和基を含有するポリシロキサン七ツマ−の使
用は、得られた共重合体および、したがってそれから製
造されたレンズの酸素透過度を増大させる有効な手段を
提供する。アクロイル基を含有するシロキサンモノマー
は、望ましい酸素透過度を付与するのに特に有効である
本発明において使用するのに適した疎水性アクリロキシ
アルキルポリシロキサンは、次の一般式%式% この弐において、Rは水素または1〜7個の炭素原子を
有する炭化水素基であり、Xは1〜7個の炭素原子また
はZを有する炭化水素基であり、Yは1〜7個の炭素原
子またはZを有する炭化水素基である。ここにZは R+ 、RzおよびR3は、それぞれ1〜7個の炭素原
子を有する炭化水素基であり、R4は、水酸基または1
〜7個の炭素原子を有する炭化水素基であり、mは0〜
3、nは1〜5、pは1〜3である。
代表的なアクリロキシアルキルポリシロキサンとしては
、γ−メタクリロキシプロピルートリス−トリメチルシ
ロキシシラン、α−アクリロキシメチルトリス(トリメ
チルシロキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルー
1.1.1−1−ツメチル−3,3,5,5−テトラキ
ス(トリメチルシロキシ)トリシロキサン、γ−アクリ
ロキシプロピルートリス(トリメチルシロキシ)シラン
、ビス(トリメチルシロキシ)−T−メタクリロキシプ
ロピルシラノール、メチル(トリメデルシロキシ)アク
リロキシメチルシラノール、および(トリメチルシロキ
シ)−(ベンタメチルジシロキサニル)−γ−メタクリ
ロキシプロピルシラノールが含まれる。酸素透過度の非
常に高い共重合体を得ることが必要なときには、コモノ
マー混合物中に0〜約70重量%、好ましくは約0〜6
0重量%のアクリロキシアルキルポリシロキサンを含有
させる。コモノマー組成物の全量に対して約1〜15重
量%の前記の種類のアクリロキシアルキルシラノールを
含有させると、寸法安定性が向上した共重合体゛が得ら
れる。好ましいアクリロキシアルキルシランとしては、
T−メタクリロキシプロピル−トリス(トリメチルシロ
キシ)シランとγ−メタクリロキシプロピルービス(ト
リメチルシロキシ)シラノールが含まれる。一般に、0
〜約60重量%のアクリロキシアルキルポリシロキサン
を含有させることが好ましい。硬質レンズ組成物の場合
には、混合物A中に約10〜50重量%のアクリロキシ
アルキルポリシロキサンを含有させ、混合物B中には0
〜約15重量%のアクリロキシアルキルポリシロキサン
を含有させることが好ましい。
メチルメタクリレートと容易に共重合する他の疎水性ビ
ニルモノマーは、コモノマー混合物の全量に対して0〜
約80重量%、好ましくは約30重量%までの量が、コ
モノマー混合物の一部として使用できる。これらの疎水
性ビニルモノマーとしては、スチレン、α−メチルスチ
レン、ペンタフルオロスチレン、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、ジエチルイタコネートおよび4−メ
チル−1−ペンテンが含まれる。これらのモノマーは、
分子量が300以下のものであることが好ましい。
本発明による新規な相互浸透網状構造重合体を得るため
には、フリーラジカル・ビニル重合において架橋剤とし
て作用する能力を有する重合性のポリビニルモノマーが
不可欠である。一般に、コモノマー組成物の全量に対し
て約0.05〜35重量%、好ましくは約0.1〜25
重量%の架橋剤が使用される。ある特定の組成物につい
ては、約1〜25重量%の架橋剤を使用して特に良好な
結果が得られる。好ましい架橋剤としては、ポリオール
ポリアクリレート、例えばグリセロールトリメタクリレ
ート1,4ビス−メタクロイロキシメチル−シクロヘキ
サン、レゾルシノールジメタクリレートおよびテトラエ
チレングリコールジメタクリレート、デカエチレングリ
コールジメタクリレート、およびアルキレンビス(アク
リルアミド)、例えばN、、N’−メチレンビス(メタ
クリルアミド)、芳香族ジビニル化合物、例えばジビニ
ルベンゼンと環状置換基をき有するジビニルベンゼン、
アリルエステル、例えばアリルアクリレート、および次
の一般式で示されるビス(アクリロキシアルキル)ポリ
シロキサンが含まれる。
この式において、Rは水素または、1〜7個の炭素原子
を有する炭化水素基であり、XはZまたは、1〜7個の
炭素原子を有する炭化水素基であり、YはZまたは、1
〜7個の炭素原子を有する炭化水素基である。ここにZ
は また、R+、RzおよびR1は、それぞれ1〜7個の炭
素原子を有する炭化水素基であり、mは0〜3、nは1
〜5、pは1〜3である。
ビニル基を隔てる少なくとも10個の原子を有する架橋
剤(ここでは、“長鎖架橋剤”と呼ばれる)は、コモノ
マー混合物Aにおいて特に有効であり、架橋反応の制御
を容易にし、迅明で安定な耐久性のある共重合体生成物
をもたらす。このような架橋剤の中で、ポリアクリレー
ト、例えば、ジエチレングリコールジメタクリレートと
テトラエチレングリコールジメタクリレートおよびビス
(アクロイロキシアルキル)−ポリシロキサン、例工ば
、1,3−ビス(メタクロイロキシプロピル)L、1.
3.3−テトラキス(トリメチルシロキシ)ジシロキサ
ンと1.3−ビス(メタクリロキシメチル)1,1,3
.3−テトラキス(、トリメチルシロキシ)ジシロキサ
ンは、特に良好な結果をもたらすので好ましい。共重合
体構造にビス(アクリロキシアルキル)ポリシロキサン
を組入れることによって付与される酸素透過度の向上と
いう点から、これらの架橋剤の使用は特に好ましい。
一般に、混合物A中のビニル基を隔てる鎖中に少なくと
も、10個の原子を有する架橋剤の量は、コモノマー全
量に対して約0.1〜25重量%、好ましくは約0.2
〜15重量%の範囲である。ビニル基の間に8個または
それ以下の原子を有する架橋剤(ここでは“短鎖架橋剤
と呼ばれる)を、特定の組成のコモノマー混合物A中に
随意に少量含有させてもよい。
コモノマー混合物Bにおいては、相互浸透網状重合体の
寸法安定性を向上させるためには、ビニル基が8個より
少ない原子によって隔てられたモノマーを、架橋剤とし
て含有させることが望ましい。この種のポリオールポリ
アクリレート、例えば、エチレングリコールジメタクリ
レートとプロピレングリコールジメタクリレートは、特
に有効であり、使用されるコモノマーの全量に対して約
0.05〜12重量%の量が好ましい。ビニル基の間に
少なくとも10個の原子を有する架橋剤を、コモノマー
混合物Bに追加して含有させることもある場合には望ま
しい。これらの架橋剤の中でポリオールポリアクリレー
トとビス(アクリロキシアルキル)ジシロキサンは特に
有効であり好適である。
硬質のレンズ組成物を調製する場合には、混合物Aは末
端のビニル基を隔てる鎖中に少なくとも10個の原子を
有する架橋剤を、約0.5〜25重量%、好ましくは約
1.0〜15重量%含有する。
硬質レンズ組成物の場合には、コモノマー混合物Bにお
いてはコモノマーの全量に対して約1〜25重量%、好
ましくは2〜約15重量%の架橋剤が使用される。約3
〜12重量%の架橋剤が使用されるときに、特に良好な
結果が得られ、この範囲は硬質レンズ組成物に好適であ
る。約8個より少ない原子を有する鎖によって隔てられ
たビニル基を有する架橋剤約3〜8重量%が、少なくと
も約10個の原子を有する鎖によって隔てられたビニル
基を有する架橋剤0〜約9重量%と混合されるときに、
優秀な結果が得られる。
硬質レンズ組成物の場合には、8個またはそれ以下の原
子を含む鎖によって隔てられたビニル基を有する架橋剤
、例えばエチレングリコールジメタクリレートを、混合
物B中に約0.05〜4.0重量%、特に好ましくは約
0.1〜2重量%使用すると、特に良好な結果が得られ
るので好ましい。軟質レンズ組成物に約4重量%以上の
比較的短い鎖の架橋剤を含有させると、有害な凝集性の
低下が起り、この含有量が0.05重量%よりもずっと
少なくなるとコンタクトレンズの安定性が悪くなる。
本発明の新規な共重合体の調製においては、部分重合さ
れた系の相対粘度が周到に規定された限界値内に制御さ
れるように、コモノマー混合物Aの重合を注意深(監視
することが極めて重要である。相対粘度とは、部分重合
混合物への粘度を、窒素ガスでパージされる直前の当初
の混合物Aの粘度で割ったものとして定義される。
一般に、満足な結果を得るために、部分重合混合物Aの
相対粘度は、通常は、約1.15〜7.5の間に、好ま
しくは約1.25〜5.0の間に保持される。相対粘度
の好ましい範囲は、特定のコモノマー組成によって変動
し、実験的にお容易に決定される。大抵のコモノマー系
の場合には組成物範囲が約1.35〜3.50の間にあ
るときに最良の結果が得られ、この範囲が好ましい。部
分重合混合物A中の特定のコモノマー混合物の相対粘度
を望ましい範囲内に維持することによって、最終成形物
の物理的特性を精密に品質制御できるのに必要な高度に
再現性のある特性を有する共重合体を得ることができる
部分重合混合物Aの調整においては、温度は一般的には
約20〜70°Cの範囲に、好ましくは約25〜60°
Cの範囲に維持される。選択される温度は使用される特
定のコモノマー組成とビニル重合開始剤に応じて決定さ
れる。好適な重合開始剤である2、2゛−アゾビス(イ
ソブチロニトリル)(略称:AIBN)と比較して可使
時間が半分である重合開始剤を使用して、約30〜40
℃の範囲の温度において最良の結果が得られる。
混合物A中のコモノマーのうち制御された僅かの部分だ
けが、独特の特徴を持った重量棒組状構造を有する共重
合体に変換される。前述のように相対粘度を測定して定
められる注意深く選択された時期に7昆合物Aの重合を
中断することによって、部分重合混合物Aに混合物Bの
反応抑制コモノマーを添加して混合物Aの重合を阻止す
ることができる。生成した流動性の溶液の粘度が低いの
で、部分重合混合物Aと混合物Bを組合せたものを計量
して型に入れることは極めて容易である。
次に型は、密閉され、オープンの中で、あるいは均一で
制御可能な他の熱源の影響下で重合が完成する。有機の
七ツマ−を流し込み成形するための型を製造するのに通
常使用される材料、例えばガラス、ステンレス銅および
有機重合体が本発明において使用できる。有機重合体、
例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリアミド、芳香族炭化水素、ポリオキ
シメチレンおよび様々の有機共重合体や重合体配合物が
、型の材料として適性がある。型に使用する重合体の特
定の選択は、使用される個々のコモノマー混合物に応じ
て決定される。
もし混合物Aに於ける部分重合が、相対粘度が約1.0
5以下のときに早まって停止されると好ましくない収縮
が起り、この重合体から得られた素材で造ったレンズは
満足なコンタクトレンズに要求される寸法安定性は得ら
れない。一方、もし混合物Aにおける部分重合反応が、
相対粘度が約8〜IO以上に到達する程に進行し過ぎる
のを許容すると、混合物Aと混合物Bの混合物生成物は
好適に調合することが極めて困難であり、その結果とし
て寸法安定性の悪いレンズが得られる。
本発明のシステム(方法)は、ここに明記されたパラメ
ーター(媒介変数)の範囲内で実施されると、注意深く
規定された相互浸透型量体網状構造の領域内で重合の主
要な部分を完結される。このため、本発明の新規の共重
合体の合成が可能になる。もし混合物Aの成分と混合物
Bの成分が、前記のように混合物Aをあらかじめ部分重
合させることなしに混合されて、型に供給され、型が密
閉されて重合が実施されると、コンタクトレンズの製造
に使用するには適しない。これに反して、本発明の教示
に従って重合を実施すると、相互浸透共重量棒組状構造
の領域ないで新規な共重合構造を得ることが可能になる
本発明は、従来技術手法で遭遇する困難を避けるような
新規な簡単で経済的な流し込み成形方法によって、高品
質のコンタクトレンズの調整を可能にするものである。
さらに、本発明は、注型ロッドからボタンを切取る通常
の手法と比較してレノ11個当りに必要とするモノマー
の量が かに少なくてよい。ぴったり合うコンタクトレ
ンズを得るために旋盤技法によって取除かなければなら
ない異質の共重合体が非常に少ないために、本発明によ
って製造されたレンズ素材から仕上げレンズを調整する
のに必要な時間が非常に短・くなる。
このため。二次成形レンズについてダイヤモンド切削工
具による摩損量が著しく少なくなることによって製造者
はさらに有利になる。
2段階によれば反応の抑制が容易で、物理的特性の優れ
たコンタクトレンズ素材を生成する。混合物Aの制御さ
れた部分重合体によってモノマーの損失を実質的になく
して可溶性の共電量体網状組織が得られる。このことは
メチルメタクリレートなどの比較的揮発性のある七ツマ
−については特に重要である。混合物Aにおける新規な
重量棒組状構造もまた、使用されるプラスチック型への
モノマーの浸透を減少させる結果になる。その上、この
方法は流し込み溶液を大量に調整しておいて必要になる
まで貯蔵することを可能にする。
2段階法は、混合物Aにおける初期の共重合体の生成と
、部分重合混合物Aと混合物Bを混合した後の最終の重
合の引続く完結の両方を制御することによって、どんな
共重合体組成の場合にも高度の均一性を提供する。本発
明における成形に際して、部分重合混合物Aと混合物B
を混合したものを掻く少量使用することによって、従来
の手法によってボタンを切削したコンタクトレンズより
も均一性が優れ、したがって歪が少ないコンタクトレン
ズを製造することが可能になる。コンタクトレンズ素材
のダイヤモンド切削は、高温条件を生み出すので、レン
ズの表面に有害な影響をもたらす。本発明の実施におい
ては、レンズの切削は最小限に減らされるので、その結
果として表面特性が改善される。
(実施例) 本発明の理解をさらに助けるために以下に実施例を提供
するが、この実施例は本発明を限定するものではない。
去1」[−1 42重量部のメチルメタクリレート、25重量部のα−
メタクリロキシプロピル−トリス(トリメチルシロキシ
)シラン、5重量部のビス(トリメチルシロキシ)メタ
クリロキシプロピルシラノール、4重量部の1.3−ビ
ス(メタクリロキシプロピル)−1,1,3,3−テト
ラキス(トリメチルシロキシ)ジシロキサン、7重量部
のメタクリル酸、および0.8部の2,2° −アゾビ
ス(イソブチロニトリル)をガラス容器中で混合するこ
とによって混合物A (A)が調整された。混合物Aは
35℃まで徐々にされた後、乾燥した窒素ガス気流によ
ってパージされた。パージ以前の当初の混合物Aの粘度
に相対的に所定の間隔で粘度が測定された。相対粘度が
1.40に到達するまで重量反応が進行させられた。こ
の時点で、8重量部のメチルメタクリレート、5重量部
のT−メタクリロキシプロピル−トリス(トリメチルシ
ロキシ)シラン、5重量部のエチレングリコールジメタ
クリレート、および1重量部の1.l、3゜3−テトラ
キス(トリメチルシロキシ)ジシロキサンを含有する反
応抑制混合物Bが空気の存在下で部分重合混合物Aに添
加されて混合物Aの重合反応は停止された。それから得
られた混合物は室温において、一つの仕上げ凹面を有す
るコンタクトレンズ素材を造るように設計されたプラス
チック型一番こ供給された。前記の混合物を充填した型
は、窒素雰囲気で強制ドラフトオープン中に置かれたト
レイに入れられる。オープンの温度は数時間かけて約7
0℃まで徐々に上昇され、その温度に約10時間維持さ
れた。次に、トレイはオープンから取出されて冷却され
た。それから。コンタクトレンズ素材は型から取出され
て素材の未仕上げ面は旋盤で所望の寸法に切削され、研
磨されて光学的レンズ面が仕上がった。
得られた。コンタクトレンズは優れた光学特性を有し、
耐久性があり容易に湿潤し、そり抵抗およびび耐沈着性
が良好であった。
DKは17X10−” であり、ここでDKは、35〜
37℃においては、 (y)10−”(cm”/see ml Oz x m
l x mmt(g)であった。
次覇讃L」レ−13 コンタクトレンズを実施例1の手順に従って調整した。
このようにして製造されたレンズは、その二次加工品の
個々の用途に応じて。1日着泪あるいは長期間着用に適
合していた。それぞれのレンズは、光学的透明度、耐久
性、酸素透過度、機械的強度、v!A潤性および耐表面
沈着性を含む光学特性の望ましい組合せを有していた。
各実施例のそれぞれについて、混合物Aおよび混合物B
の中に存在する共重合体を調整するのに使用されたコモ
ノマーは、表1に重量部として示されている。
合宿の説明から、前述の目的のすべてを全く予期しない
ように満たす新規で有用な手法がここに記載され、説明
されてきたことは明らかである。
当業者が容易に考えつくような改良、変更および適用は
、添付された特許請求の範囲によってのみ限定されてい
る本発明の精神の範囲から外れるものではない。
表」2 表−よ 実施例 混合物 モノマー 門門A −FMA APS Si(III MPS GDM EDM 門−八 VP 1HMA TY IBN RV八 DKχ10 1.0 2.41− 1.0− 3.33 0.9 −    1.0 − 2.25−    1.56− 大施例 混合物 モノマー ?IMA 3−F門A 門APS iOH MPS GDM EDM M?IA VP EMA TY IBN Rν^ DK X 10−’ 16 14  15   1.5 2  2    1.50.3 2  2    1.50.2 59   6.5 60.5 0.8 1.94 0.90.1  0.8−    1.0−1.35−
    2.44−    1.74−実施例 混合物 モノマー ?1MA −FMA MAPS 1ll B?IPS EGDM TE[l門 MMA NVP 11L’MA TY 八IBN RVA DK X 10−” ’ B 5.5 0.5 1.0 2.20 表−よ 鼓 き) A    BA    B 5.5 0.5 5.5 0.5 0.5 B 0.5 2.5 0.75−    0.75 8.60−    2.37− 表1において、 MMA  :メチルメタクリレート 3−FMA :  2. 2. 2−トリフルオロエチ
ルメタクリレート MAPS :  メタクリロキシプロピル−トリス(ト
リメチルシロキシ)シラン 5iOH:  ビス(トリメチルシロキシ)−γ−メタ
クリロキシプロピルシラノール BMPS:1,3−ビス(メタクリロキシプロピル)−
1,1,3,3,−テトラ キス(トリメチルシロキシ)ジシロ キサン EGDM :  エチレングリコールジメタクリレート TEDM :  テトラエチレングリコールジメタクリ
レート ?IAA  :  メタクリル酸 NVP  :  N−ビニル−2−ピロリドンHEMA
:2−ヒドロキシエチルメタクリレ−5TY  :  
スチレン AIBN :  2. 2−アゾビス(イソブチロニト
ル RVA  :  部分重合混合物Aの相対粘度DK  
:  (y)10−”(cm2/sec ml Oz 
x ml x mmmm1l温度:35〜37℃

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ少なくとも一つの重合性モノビニルモノ
    マーを含有する第1のコモノマー混合物および第2のコ
    モノマー混合物を創造することから得られるコンタクト
    レンズ材料において、該第1の混合物が0〜約85重量
    %の疎水性の重合性モノビニルモノマー、約0〜約90
    重量%の親水性の重合性モノビニルモノマー、約0.0
    1〜25重量%の架橋剤としての重合性ビニルモノマー
    、および約0.01〜約3.0重量%のビニル重合開始
    剤を含有しており、該第2の混合物が0〜約85重量%
    の疎水性の重合性ビニルモノマー、0〜約90重量%の
    親水性の重合性ビニルモノマー、および約0.01〜2
    5重量%の架橋剤としての重合性ビニルモノマーを含有
    しており、該第1の混合物を重合前の該第1の混合物に
    基づいてその相対粘度が約1.05〜10に到達するま
    で該第1の混合物を部分重合し、該第2の混合物を該部
    分重合された第1の混合物に混合して該部分重合された
    第1の混合物の重合を阻止し、その後に流し込み形成溶
    液を生成させ、該流し込み成形溶液をレンズの型に導入
    し、次に、該成形された成形溶液を硬化させて完全に重
    合したレンズ材料にすることを特徴とするコンタクトレ
    ンズ材料。
  2. (2)前記第1の混合物が、約0.1〜25重量%の長
    鎖の重合性ビニルモノマー架橋剤と、約0.2〜1.5
    重量%のビニル重合開始剤を含有することを特徴とする
    請求項第1項のコンタクトレンズ材料。
  3. (3)前記第2の混合物が、約0.05〜12重量%の
    短鎖の重合性ビニルモノマー架橋剤を含有することを特
    徴とする請求項第1項のコンタクトレンズ材料。
  4. (4)前記第2の混合物が、約0.05〜12重量%の
    短鎖の重合性ビニルモノマー架橋剤を含有することを特
    徴とする請求項第1項のコンタクトレンズ材料。
  5. (5)前記第1の混合物が、約30〜85重量%の疎水
    性の重合性ビニルモノマー、約1〜15重量%の親水性
    の重合性ビニルモノマー、約0.1〜25重量%の長鎖
    の重合性ビニルモノマー架橋剤、および約0.2〜1.
    5重量%のビニル重合開始剤を含有し、前記第2の混合
    物が、約1〜45重量%の疎水性の重合性ビニルモノマ
    ー、0〜約10重量%の親水性の重合性ビニルモノマー
    、約0.1〜25重量%の重合性モノマー架橋剤、およ
    び0〜約0.1重量%のビニル重合開始剤を含有するこ
    とを特徴とする請求項第1項のコンタクトレンズ材料。
  6. (6)前記第1の混合物が、約60〜85重量%の疎水
    性の重合性ビニルモノマー、約1〜15重量%の親水性
    の重合性ビニルモノマー、約0.2〜1.5重量%の重
    合開始剤、および約0.1〜15重量%の長鎖の重合性
    ビニルモノマー架橋剤を含有し、前記第2の混合物が、
    約1〜45重量%の疎水性の重合性ビニルモノマー、0
    〜約10重量%の親水性の重合性ビニルモノマー、およ
    び約0.2〜4重量%の短鎖の重合性モノマー架橋剤を
    含む約1〜25重量%に重合性モノマー架橋剤を含有す
    ることを特徴とする請求項第1項のコンタクトレンズ材
    料。
  7. (7)前記部分重合された第1の混合物が、1.35〜
    3.5の範囲の相対粘度を有することを特徴とする請求
    項第6項のコンタクトレンズ材料。
  8. (8)前記第2の混合物が、約3〜20重量%の疎水性
    の重合性ビニルモノマーを含有し、前記重合性モノマー
    架橋剤が、約3〜8重量%の短鎖の重合性モノマー架橋
    剤と、約0〜9重量%の長鎖の重合性モノマー架橋剤を
    含有することを特徴とする請求項第6項のコンタクトレ
    ンズ材料。
  9. (9)前記部分重合された第1の混合物が、1.35〜
    3.5の範囲の相対粘度を有することを特徴とする請求
    項第8項のコンタクトレンズ材料。
  10. (10)前記第1の混合物が、0〜約25重量%の疎水
    性の重合性モノビニルモノマーと、約30〜90重量%
    の親水性の重合性モノビニルモノマーを含有し、前記部
    分重合された第1の混合物が、約1.15〜7.5の範
    囲の相対粘度に到達することを特徴とする請求項第2項
    のコンタクトレンズ材料。
  11. (11)前記第2の混合物が、0〜約25重量%の疎水
    性の重合性ビニルモノマー、約5〜45重量%の親水性
    の重合性モノビニルモノマー、 約0.05〜4重量%の短鎖の重合性ビニルモノマー架
    橋剤、および0〜約10重量%の長鎖の重合性ビニルモ
    ノマー架橋剤を含有することを特徴とする請求項第2項
    のコンタクトレンズ材料。
  12. (12)前記第2の混合物が、0〜約25重量%の疎水
    性の重合性ビニルモノマー、約5〜45重量%の疎水性
    の重合性モノビニルモノマー、 約0.05〜4重量%の短鎖の重合性ビニルモノマー架
    橋剤、および0〜約10重量%の長鎖の重合性ビニルモ
    ノマー架橋剤を含有することを特徴とする請求項第10
    項のコンタクトレンズ材料。
  13. (13)前記第1の混合物が、約50〜90重量%の親
    水性の重合性モノビニルモノマーと、約0.2〜15重
    量%の長鎖の架橋剤を含有し、前記部分重合された第1
    の混合物が、約1.25〜5.0の範囲の相対粘度に到
    達することを特徴とする請求項第10項のコンタクトレ
    ンズ材料。
  14. (14)前記第2の混合物が、約0.1〜2重量%の短
    鎖の重合性ビニルモノマーを含有することを特徴とする
    請求項第11項のコンタクトレンズ材料。
  15. (15)相互浸透網状共重合体組成物を含む光学レンズ
    素材を製造する方法において、前記方法が、網状共重合
    体組成物中のすべての重合性ビニルモノマーの重量に対
    する重量%として、約5〜95重量%の重合性ビニルモ
    ノマー、約0.01〜35重量%の重合性ビニルモノマ
    ー架橋剤、および約0.1〜3重量%のビニル重合開始
    剤を含有する重合性ビニルモノマーよりなる第1の混合
    物を鋼製する工程と、約5〜95重量%の重合性ビニル
    モノマー、約0.1〜25重量%の重合性ビニルモノマ
    ー架橋剤、および約0〜0.3重量%のビニル重合開始
    剤を含有する重合性ビニルモノマーよりなる第2の混合
    物を調製する工程と、前記第1の混合物を前記部分重合
    された第1の混合物が未重合の前記第1の混合物に対す
    る相対粘度が約1.05〜10になるまで重合する工程
    と、前記第2の混合物を部分重合された第1の混合物に
    混合することによって、前記部分重合された第1の混合
    物の重合を中断して、その後に流し込み成形溶液液を生
    成させる工程と、少なくとも一つのレンズ仕上げ面を有
    する成形型に前記流し込み成形溶液を導入する工程と、
    前記成形型を密閉する工程と、前記の密閉された成形型
    を約20〜70℃の範囲内で前記流し込み成形溶液の重
    合を完結させるのに十分な時間加熱して、前記成形型内
    で少なくとも一つの光学的な面を有するレンズ素材を生
    成する工程と、密閉された成形型をオープンから取出す
    工程と、前記成形型から前記レンズ素材を取出す工程と
    を含むことを特徴とする光学レンズ素材を製造する方法
  16. (16)前記第1の混合物が、約40〜95重量%の前
    記重合性ビニルモノマーを含有することを特徴とする請
    求項第15項の方法。
  17. (17)前記第2の混合物が、約40〜95重量%の前
    記重合性ビニルモノマーを含有することを特徴とする請
    求項第15項の方法。
  18. (18)前記第2の混合物が、約40〜95重量%の前
    記重合性ビニルモノマーを含有することを特徴とする請
    求項第16項の方法。
  19. (19)前記第1の混合物が、約0.1〜25重量%の
    重合性ビニルモノマー架橋剤を含有することを特徴とす
    る請求項第15項の方法。
  20. (20)前記相対粘度が、1.15〜7.5の間にある
    ことを特徴とする請求項第15項の方法。
  21. (21)前記相対粘度が、1.25〜5.0の間にある
    ことを特徴とする請求項第15項の方法。
  22. (22)前記重合性ビニルモノマーが、0〜85重量%
    の疎水性の重合性ビニルモノマー、約1〜98重量%の
    親水性の重合性ビニルモノマーおよび約0.1〜35重
    量%の重合性ビニルモノマー架橋剤、および約0.1〜
    3.0重量%のビニル重合開始剤よりなる群から選ばれ
    ることを特徴とする請求項第15項の方法。
  23. (23)前記重合性ビニルモノマーが、0〜約85重量
    %の疎水性の重合性ビニルモノマー、約1〜98重量%
    の親水性の重合性ビニルモノマー、約0.1〜35重量
    %の重合性ビニルモノマー架橋剤、および約0.1〜3
    .0重量%のビニル重合開始剤よりなる群から選ばれる
    ことを特徴とする請求項第16項の方法。
  24. (24)前記重合性ビニルモノマーが、0〜約85重量
    %の疎水性の重合性ビニルモノマー、約1〜98重量%
    の親水性の重合性ビニルモノマー、約0.1〜35重量
    %の重合性ビニルモノマー架橋剤、および約0.1〜3
    .0重量%のビニル重合開始剤よりなる群から選ばれる
    ことを特徴とする請求項第17項の方法。
  25. (25)前記重合性ビニルモノマーが、0〜約85重量
    %の疎水性の重合性ビニルモノマー、約1〜98重量%
    の親水性の重合性ビニルモノマー、約0.1〜35重量
    %の重合性ビニルモノマー架橋剤、および約0.1〜3
    .0重量%のビニル重合開始剤よりなる群から選ばれる
    ことを特徴とする請求項第18項の方法。
  26. (26)前記重合性ビニルモノマーが、0〜約85重量
    %の疎水性の重合性ビニルモノマー、約1〜98重量%
    の親水性の重合性ビニルモノマー、約0.05〜35重
    量%の重合性ビニルモノマー架橋剤、および約0.1〜
    3.0重量%のビニル重合開始剤よりなる群から選ばれ
    ることを特徴とする請求項第19項の方法。
  27. (27)前記重合性ビニルモノマーが、0〜約85重量
    %の疎水性の重合性ビニルモノマー、約1〜98重量%
    の親水性の重合性ビニルモノマー、約0.05〜35重
    量%の重合性ビニルモノマー架橋剤、および約0.1〜
    3.0重合%のビニル重合開始剤よりなる群から選ばれ
    ることを特徴とする請求項第20項の方法。
  28. (28)前記重合性ビニルモノマーが、0〜約85重量
    %の疎水性の重合性ビニルモノマー、0〜約90重量%
    の親水性の重合性ビニルモノマー、約0.1〜25重量
    %の重合性ビニルモノマー架橋剤、および約0.1〜3
    .0重量%のビニル重合開始剤よりなる群から選ばれる
    ことを特徴とする請求項第15項の方法。
  29. (29)前記重合性ビニルモノマーが、0〜約85重量
    %の疏水性の重合性ビニルモノマー、0〜約90重量%
    の親水性の重合性ビニルモノマー、約0.1〜25重量
    %の重合性ビニルモノマー架橋剤、および約0.1〜3
    .0重量%のビニル重合開始剤よりなる群から選ばれる
    ことを特徴とする請求項第19項の方法。
  30. (30)前記重合性ビニルモノマーが、0〜約85重量
    %の疏水性の重合性ビニルモノマー、0〜約90重量%
    の親水性の重合性ビニルモノマー、約0.1〜25重量
    %の重合性ビニルモノマー架橋剤、および約0.1〜3
    .0重量%のビニル重合開始剤よりなる群から選ばれる
    ことを特徴とする請求項第26項の方法。
  31. (31)前記第1の混合物が、0〜85重量%の疏水性
    モノマー、0〜約90重量%の親水性モノマー、約1〜
    20重量%の重合性ビニルモノマー架橋剤、および約0
    .1〜3.0重量%のビニル重合開始剤を含有し、前記
    部分重合された第1の混合物が、約1.25〜5.0の
    相対粘度に到達することを特徴とする請求項第15項の
    方法。
  32. (32)前記第2の混合物が、0〜約45重量%の疎水
    性モノマー、0〜約45重量%の親水性モノマー約2〜
    15重量%の重合性モノマー架橋剤を含有することを特
    徴とする請求項第15項の方法。
  33. (33)前記第2の混合物が、0〜約45重量%の疎水
    性モノマー、0〜約45重量%の親水性モノマー、約2
    〜15重量%の重合性モノマー架橋剤を含有することを
    特徴とする請求項第31項の方法。
  34. (34)前記レンズ素材を機械加工して、あらかじめ選
    択された処方に合致させることを特徴とする請求項第1
    5項のコンタクトレンズを製造する方法。
  35. (35)重合されたビニルモノマーよりなる重合された
    レンズ材料において、前記重合されたモノマーが、その
    未重合状態で、アクリレート、フルオロアクリレートお
    よびアクリロキシアルキルポリシロキサンよりなる群か
    ら選ばれた約30〜85重量%の疎水性モノマーを含み
    、約1〜15重量%の親水性モノマー、約1〜15重量
    %のビニル架橋剤、および約0.2〜1.5重量%のビ
    ニル重合開始剤を含むことを特徴とする重合されたレン
    ズ材料。
  36. (36)前記親水性モノマーが、2−ヒドロキシエチル
    メタクリレート、N−ビニル−2−ピロリドンおよびメ
    タクリル酸よりなる群から選ばれることを特徴とする請
    求項第35項の重合されたレンズ材料。
  37. (37)前記ビニル架橋剤が、エチレングリコールジメ
    タクリレート、1,3−ビス(メタクリロキシプロピル
    )−1,1,3,3−テトラキス(トリメチルシロキシ
    )ジシロキサンおよびテトラエチレングリコールジメタ
    クリレートよりなる群から選ばれることを特徴とする請
    求項第36項の重合されたレンズ材料。
  38. (38)前記ビニル重合開始剤が、2,2′−アゾビス
    (イソブチロニトリル)、過酸化ベンゾイルおよび2,
    2′−アゾビス(メチルブチロニトリル)よりなる群か
    ら選ばれることを特徴とする請求項第37項の重合され
    たレンズ材料。
  39. (39)前記重合されたビニルモノマーが、その未重合
    状態で、約60〜85重量%の前記疎水性モノマーを含
    むことを特徴とする請求項第38項の重合されたレンズ
    材料。
  40. (40)前記疎水性モノマーが、アクリレート、フルオ
    ロアクリレートおよびアクリロキシアルキルポリシロキ
    サンよりなる群から選ばれることを特徴とする請求項第
    6項のコンタクトレンズ材料。
  41. (41)前記親水性モノマーが、2−ヒドロキシエチル
    メタクリレート、N−ビニル−2−ピロリドンおよびメ
    タクリル酸よりなる群から選ばれることを特徴とする請
    求項第6項のコンタクトレンズ材料。
  42. (42)前記短鎖の架橋剤が、エチレングリコールジメ
    タクリレートであることを特徴とする請求項第6項のコ
    ンタクトレンズ材料。
  43. (43)前記疎水性モノマーが、アクリレート、フルオ
    ロアクリレートおよびアクリロキシアルキルポリシロキ
    サンよりなる群から選ばれることを特徴とする請求項第
    7項のコンタクトレンズ材料。
  44. (44)前記親水性モノマーが、2−ヒドロキシエチル
    メタクリレート、N−ビニル−2−ピロリドンおよびメ
    タクリル酸よりなる群から選ばれることを特徴とする請
    求項第7項のコンタクトレンズ材料。
  45. (45)前記短鎖の架橋剤が、エチレングリコールジメ
    タクリレートであることを特徴とする請求項第7項のコ
    ンタクトレンズ材料。
  46. (46)既知の処方を有する患者にコンタクトレンズを
    装着する方法において、請求項第15項の方法に従って
    光学レンズ素材を調製し、レンズ素材を機械加工してこ
    の素材からすべての異物を取除き、残った固形のレンズ
    材料を前記既知の処方の合致するコンタクトレンズ製品
    に仕上げた後、仕上げられたコンタクトレンズを前記処
    方を有する患者に装着することを特徴とするコンタクト
    レンズの装着方法。
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