JPH02135024A - 脱穀装置のチャフシーブ構造 - Google Patents

脱穀装置のチャフシーブ構造

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Publication number
JPH02135024A
JPH02135024A JP29172288A JP29172288A JPH02135024A JP H02135024 A JPH02135024 A JP H02135024A JP 29172288 A JP29172288 A JP 29172288A JP 29172288 A JP29172288 A JP 29172288A JP H02135024 A JPH02135024 A JP H02135024A
Authority
JP
Japan
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lip
forth
chaff
rocking
threshing
Prior art date
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Pending
Application number
JP29172288A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Shomura
庄村 孝夫
Akira Miyake
彰 三宅
Masaru Ando
勝 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、揺動ケースの内方側に、多数のリップ板を左
右方向に沿って前後に並列配置するとともに、前記各リ
ップ板を、左右両端において前後揺動自在に前記揺動ケ
ースに支持させて開度調節可能に構成してある脱穀装置
のチャフシーブ構造に関する。
〔従来の技術〕
良好な選別を行うためには脱穀処理物の状態に応じてチ
ャフシーブの漏下効率を調節する必要がある。つまり、
脱穀処理物が多かったり濡れている場合には漏下効率を
高め、穀粒が漏下されないままワラ屑と共に排出されて
しまうのを防止するとともに、脱穀処理物がリップ板の
隙間に詰まりにくくする。また、処理物が少なくて乾燥
している場合には漏下効率を下げ、ワラ屑がリップ板の
隙間から穀粒と共に落下して回収されてしまうのを防止
するのである。
そのため旧来の脱穀装置のチャフシーブには、リップ板
を前後に揺動させて開度を変更することで漏下効率を調
節し、脱穀処理物の量に応じて選別できるようにたもの
があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように旧来の脱穀装置のチャフシーブは、脱穀処理
物の状態に応じた選別を行うことが一応は可能である。
しかし、脱穀処理物の量が多くて酷く濡れている場合の
ように悪条件が重なる場合には、濡れた脱穀処理物がリ
ップ板に付着したりリップ板の隙間を塞ぐことで漏下効
率が低下し、多くの穀粒が漏下されないままワラ屑と共
に排出されてしまうこととなり、十分に対処しきれない
難点がある。
本発明は、このような実情に着目してなされたもので、
その目的は、脱穀処理物の量が多くて濡れている状況の
下でも対処できるようにすることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係わる脱穀装置の
チャフシーブでは、前後揺動を繰り返すことで前記リッ
プ板を振動させる振動機構を備えた点を特徴にしている
〔作 用〕
リップ板が前後に繰り返して揺動することによって、リ
ップ板への脱穀処理物の付着が防止されるとともに、リ
ップ板に既に付着している脱穀処理物が容易に取り除か
れる。また、リップ板の前後揺動に伴って開度が変化す
るため、リップ板の隙間に脱穀処理物が詰まり難くなる
〔考案の効果〕
本発明によると、脱穀処理物の量が多くて濡れている状
況の下でも漏下効率が下がらないので、脱穀処理物中の
穀粒を十分に漏下させることができ、穀粒の損失を防ぐ
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図に示されているのは自説型コンバイン等に搭載さ
れるの脱穀装置である。この脱穀装置は、供給されてき
た刈取殻稈を脱穀する脱穀部(八)と、脱穀された処理
物を選別する選別部(B)  と、選別された穀粒や枝
付き穀粒を分離して回収する回収部(C)から成る。
前記脱穀部(A)は、扱室(1)の前後に亘って扱胴(
2)を軸架し、この扱胴(2)の下側に沿って受網(3
)を配備して構成してある。この脱穀部(八)は、フィ
ードチェーン(4)によって扱室(1)内に挟持搬送さ
れてきた穀稈を、回転する扱胴(2)によって扱き処理
し、この脱穀処理物を受網(3)を通して漏下させる働
きをする。
前記選別部(B)は、前後方向へ揺動駆動可能な揺動選
別装置(5)を前記脱穀部(八)の下方に設けるととも
に、選別風を送る唐箕(6)を揺動選別装置(5)の前
下方に、脱穀装置内で発生する塵埃を排出する排塵ファ
ン(7)を配備して構成してある。この選別部(B)は
、受網(3)から漏下してきたり受網(3)の後端から
落下してきた脱穀処理物を受は止めて、後方に揺動移送
しなから穀粒と枝付き穀粒とに選別し、下方へ漏下させ
る働きをする。
前記回収部(C)は、選別部(B)の下方に、横送りス
クリューを横架した一番物回収部(8)と二番物回収部
(9)とを前後に配備して構成してある。この回収部(
C)は、選別部(B)から漏下してきた穀粒を一番物回
収部(8)によって回収し、横−側へ搬送する一方、漏
下してきた枝付き穀粒を二番物回収部(9)によって回
収し、横−側に搬送した後、選別部(B)に還元する働
きをする。
第1図に示されているのは前記揺動選別装置(5)の詳
細構造である。この揺動選別装置(5)は、揺動ケース
の一種である左右一対の揺動枠(10)に亘って2つの
グレンパン(IIA)、 (IIB)、2つのチャフシ
ーブ(12A)、 (12B)、グレンシーブ(13)
、ストロ−ラック(14)などの部材を架設して構成し
たものである。ここで各部材について略述する。
前記グレンパン(IIA)、 (IIB)は板金を波状
に形成したものである。前方のグレンパン(IIA)は
、受網(3)から漏下してきた脱穀処理物を比重差選別
しながら前方のチャフシーブ(12A)へ揺動移送し、
後方のグレンパン(11B)は、受網(3)の後端から
落下してきた脱穀処理物を比重差選別しながら後方のチ
ャフシーブ(12B)へ揺動移送していく。
また、チャフシーブ(12八)、 (12B) は、多
数のリップ板(15)を前後に並列に配置したものであ
り、前方のチャフシーブ(12八) は、前方のグレン
パン(IIA)から移送されてきたり、受網(3)から
漏下してきた脱穀処理物を漏下選別しながら後方のグレ
ンパン(IIB) に揺動移送し、後方のチャフシーブ
(12B) は、後方のグレンパン(11B)から移送
されてきた脱穀処理物を漏下選別しながら後方のストロ
−ラック(j4)に揺動移送していく。
また、グレンシーブ(13)は目合いの小さい網から成
るもので、前方のチャフシーブ(12A)からの漏下物
を密に漏下選別しながら後方へ揺動移送していく。グレ
ンシーブ(13)の後端にはストロ−シーブ(16)を
設けである。このストロ−シーブ(16)は、横揺れの
際に隙間が開いてワラが二番物回収部(9)に落下する
のを防止するため、第2図に示すように後端部を2本ず
つ組で連結してある。
そしてストロ−ラック(14)は、第3図及び第4図に
示すように、前ラック板(14a)  とピアノ線(1
4b)  とを後向き片持ち状に互い違いに設けるとと
もに、これら前ラック板(14a)  とピアノ線(1
4b)との隙間にやや入り込む状態で、後ラック板(1
4C)を前向き片持ちで設けて成るものである。後方の
チャフシーブ(12B)から移送されてきた主にワラ屑
からなる脱穀処理物を最終漏下選別しながら後方へ揺動
移送し、装置外部に排出していく。
次にチャフシーブ(]、2A>、 (12B)の構造と
機能について具体的に説明する。
前記チャフシーブ(12A)、 (12B)を構成する
リップ板(15)は、その両端部において揺動枠(10
)に軸支してあり、各々の両端の下端部同士を連結リン
ク(17)で枢支連結してある。また、前部のチャフシ
ーブ(12A)の最後部に位置するリップ板(15)に
は揺動アーム(18)を取り付けてあり、この揺動アー
ム(18)の先端をワイヤ(19)の端部に連結してあ
る。かかる構成により、ワイヤ(19)を出退させるに
伴って揺動アーム(18)が前後に揺動し、連結リンク
(17)に枢支された全てのリップ板(15)が前後方
向に一斉に且つ同角度で揺動するようにしてある。尚、
揺動アーム(18)にはバネ(20)を掛けてあり、常
時前方へ弾性付勢した状態にしてある。
前記ワイヤ(19)を押し引きするための振動装置(D
)  は、モータ(M)、扇形のラックギヤ(21)、
ポテンショメータ(PM)などから成り、排塵ファン(
7)の近傍に設置してある。具体的には、前記モータ(
M)に減速装置(22)を装着して、この減速装置(2
2)の出力部のピニオンギヤ(23)を前記ラックギヤ
(21)に咬合させてあり、モータ(M)の駆動に伴っ
てラックギヤ(21)が揺動するようにしてある。また
、前記ラックギヤ(21)にワイヤ操作リンク(24)
を固着して、このワイヤ操作リンク(24)を前記ワイ
ヤ(21)の他端に連結してあり、ラックギヤ(21)
の揺動に伴ってワイヤ操作リンク(24)が一体的に揺
動し、ワイヤ(19)が押し引きされるようにしてある
。更にラックギヤ(21)の釉(25)をポテンショメ
ータ(PM)に入力部に連結し、ラックギヤ(21)の
揺動角を検出できるようしてある。
前記ポテンショメータ(PM)からの検出結果はモータ
(M)の制御装W(図示せず) に送られ、この結果に
基づいてモータ(M)を制御するようにしてある。前記
モータ(M) は、制御装置から送られてくる信号によ
って連続的に正逆転を繰り返す。この正逆転によってワ
イヤ(19)が連続的に押し引きされ、リップ板(15
)が繰り返し揺動するようにしてある。この揺動の速度
は相当に速く、リップ板(15)を振動させているのと
同等である。このように当該脱穀装置では、この振動に
よって漏下効率を高め、処理量の増大に対処していると
ともに、濡れた脱穀を行う際に処理物が付着して漏下効
率が低下するのを防止しているのである。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対象を便利にするた
めに符号を記すが、この記入より本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係わる脱穀装置のチャフシーブ構造の実
施例を示し、第1図はチャシーブと振動機構の詳細構造
を示す図、第2図はストロ−シーブの平面図、第3図は
第1図のI−III線断面図、第4図はストロ−ラック
の平面図、第5図は脱穀装置の縦断側面図である。 (10)・・・・・・揺動ケース、(15)・・・・・
・リップ板、(D)・・・・・・振動機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 揺動ケース(10)の内方側に、多数のリップ板(15
    )を左右方向に沿って前後に並列配置するとともに、前
    記各リップ板(15)を、左右両端において前後揺動自
    在に前記揺動ケース(10)に支持させて開度調節可能
    に構成してある脱穀装置のチャフシーブ構造であって、
    前後揺動を繰り返すことで前記リップ板(15)を振動
    させる振動機構(D)を備えた脱穀装置のチャフシーブ
    構造。
JP29172288A 1988-11-17 1988-11-17 脱穀装置のチャフシーブ構造 Pending JPH02135024A (ja)

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JP29172288A JPH02135024A (ja) 1988-11-17 1988-11-17 脱穀装置のチャフシーブ構造

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JP29172288A JPH02135024A (ja) 1988-11-17 1988-11-17 脱穀装置のチャフシーブ構造

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Publication Number Publication Date
JPH02135024A true JPH02135024A (ja) 1990-05-23

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ID=17772547

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29172288A Pending JPH02135024A (ja) 1988-11-17 1988-11-17 脱穀装置のチャフシーブ構造

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JP (1) JPH02135024A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04106944U (ja) * 1991-02-22 1992-09-16 ヤンマー農機株式会社 脱穀機の揺動選別装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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