JPH02133901A - 正の温度係数を有する電気抵抗素子用の材料 - Google Patents

正の温度係数を有する電気抵抗素子用の材料

Info

Publication number
JPH02133901A
JPH02133901A JP1190418A JP19041889A JPH02133901A JP H02133901 A JPH02133901 A JP H02133901A JP 1190418 A JP1190418 A JP 1190418A JP 19041889 A JP19041889 A JP 19041889A JP H02133901 A JPH02133901 A JP H02133901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filament
nickel
weight
iron
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1190418A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2961124B2 (ja
Inventor
Bertram Dupuis
ベルトラム デュプイス
Max Endler
マックス エンドラー
Paul Bauer
パウル バウエル
Geruno Hausch Doktor
ドクトル ゲルノ ハウシュ
Mechthild Schieck
メヒチルド シーイック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BERU RUPRECHT GmbH and CO KG
Vacuumschmelze GmbH and Co KG
Beru Werk Albert Ruprecht GmbH and Co KG
Original Assignee
BERU RUPRECHT GmbH and CO KG
Vacuumschmelze GmbH and Co KG
Beru Werk Albert Ruprecht GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BERU RUPRECHT GmbH and CO KG, Vacuumschmelze GmbH and Co KG, Beru Werk Albert Ruprecht GmbH and Co KG filed Critical BERU RUPRECHT GmbH and CO KG
Publication of JPH02133901A publication Critical patent/JPH02133901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2961124B2 publication Critical patent/JP2961124B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C7/00Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
    • H01C7/02Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material having positive temperature coefficient

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Contacts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、前記請求項1の前堤項に従った電気抵抗素子
用の材料に関する。
電気抵抗に正の温度係数を有する電気抵抗素子用の材料
は、温度の上昇とともに増加する電気抵抗を有する。電
圧が印加されると、初め比較的大きな電流が流れ、そし
て抵抗素子の加熱の増加とともに減少する。このように
、ある自己調整効果が存在する。この理由で、電気抵抗
器において正の温度係数を有する抵抗素子用の材料は、
しばしば、調整用のまたは加熱用の素子に用いられる。
これらの材料は、初期の低抵抗のの故に、高い昇温速度
が実現される。抵抗器の正の温度係数による温度上昇に
つれて電流が制限されるため、抵抗素子またはその周辺
に対する損傷は、高い昇温速度においても防止される。
電気抵抗の高い正の抵抗温度係数を有する材料からなる
電気抵抗加熱素子は、例えばDE−O52539841
から知られている。その中で述べられている材料はニッ
ケルである。さらにこの明細書は、温度作動スイッチ用
素子の使用方法を開示している。
さらに、いくつかの特許明細書が、ジーゼルエンジン用
グロープラグにおける電気抵抗の高い正の抵抗温度係数
を有する抵抗素子の調整挙動の使用方法を述べている。
従来技術による抵抗素子からなる配置は、例えばDE−
PS 2802625 、DE−O5211562また
はGB−PS 254482はもちろんボッシュ技術レ
ポート”Bosch Techn、Berlchte”
、  PP。
270−286−.5 (1977)でのエイチ、パイ
ンによる技術から公知である。 GB−PS 2544
82に開示されている適切な材料は、鉄、ニッケルおよ
び白金である。
本発明の目的は、より大きな加熱速度も可能とし、同時
に改善された調整挙動を有する抵抗素子用材料を示すこ
とにある。
この問題は、請求項1の特徴点により解決される。
温度係数が正の抵抗素子の材料の抵抗特性を表すために
温度係数TF=R(1000℃)/R(20℃)を用い
る。これは1000℃の抵抗と室温の抵抗との抵抗比を
示しており、TFはプラチナで4、ニッケルで7そして
鉄で12である。
他方、本発明の材料では温度係数TF>12が達成でき
る。更に、本発明の材料に関しては、温度の関数として
の抵抗曲線は短い加熱時間に好都合である。
表に挙げた実施例について詳細に本発明を説明する。第
1,2図に、本発明の材料温度の関数としてのR(T)
/R(20℃)の抵抗比と従来のものの材料温度の関数
としてのR(T)/R(20℃)の抵抗比とを示す。
本発明による材料を抵抗素子として使用したときの一つ
の重要な利点は、温度の関数としての抵抗曲線の特殊な
形態にある。第1図は、79重量%のコバルトと21重
量%の鉄から成る合金の抵抗比R(T)/R(2o℃)
を示しく1)、そして75重量%のコバルトと25重量
%の鉄から成る合金の抵抗比R(T)/R(20℃)を
示す゛(2)、742図は、71重量%のコバルトと2
9重量%の鉄から成る合金の抵抗比を示す(3)。
本発明による材料の抵抗比の曲線では、温度TIまで比
較的緩慢に上昇し、その後急にある処まで突然上昇する
。それ故、摂氏1000度あたりの温度に到達したとぎ
短かい加熱時間を助長する。
抵抗曲線がこのような特殊な形をとる原因は相変換にあ
る。室温で本発明の材料は立方空間中心構造(α)をと
り、摂氏750度と900度との間では立方平面中心構
造すなわち立方2次元中心構造(γ)をとる、変換温度
T1はその合金成分の鉄の割合により変わり、それは鉄
の含有量につれて上がる。冷却すると、立方平面(2次
元)中心構造(γ)から立方3次元中心構造(α)にT
1より低い温度で変化し、ヒステリシス曲線を描く、こ
のヒステリシス曲線は鉄の含有量の増大につれて小さく
なる。
比較の目的で第1.2図は、曲線4に鉄の抵抗比R(T
)/R(20℃)を示し、第1図では曲線5はニッケル
すなわち従来技術での温度係数が正の抵抗素子用材料に
対しての抵抗比を示している。ニッケルの曲線5は摂氏
400度以下で平らになってしまい、鉄の曲線4は摂氏
800度でそうなる。この平らになるのはキューリ温度
に到達したことによるのである。
他方、本発明の材料の抵抗比の曲線では最初比較的緩慢
に上昇し、加熱率を高めることができる。α/γ変換温
度T1になると、抵抗は急激に増大し、電流強度は、従
って発生熱は急激に降下する、この自己調整特性によっ
て抵抗素子それ自体を損傷することなく最終温度に迅速
に到達できる。
コバルト鉄合金の鉄含有量が20重量%以上になるとコ
バルト鉄合金にα/γ変換が発生する。
この合金のニッケル含量を増大できるが、その増分は室
温で立方3次元中心構造を保持していられる処までであ
る。許容されるニッケルの比率は、鉄含量が増加するに
つれて上昇する。この合金が室温で立方3次元中心構造
を呈する最大のニッケル含有量は、20重量%の鉄含有
に対してorti%のニッケル含有量と35重量%の鉄
含有に対して15重量%のニッケル含有量との間で線形
(比例)内捜により決定することができる。25重量%
の鉄含有では、ニッケルの比率は5重量量%よりも多い
ものとすることはできず、30重量%の鉄含有では、ニ
ッケルの比率は10重量%を超えることはできない、こ
れらのコバルト鉄合金は他の元素、1重量%までの処理
添加物のような他の元素を含有していてもよい。
本発明による合金は常温で簡単に変わることができ、そ
してワイヤー、ストリップ等を簡単に作れる。35重量
%以上の鉄を含有している合金は配向現象の結果として
脆くなる。
[実施例] α/γ変#A温度TI、室温と摂氏1000度とにおけ
る比抵抗及び本発明による材料および鉄とニッケルの温
度係数TFを表に示す。
実施例a)ニア9重量%のコバルトと21重量%の鉄と
から成る合金を焼結によりつくった。この合金成分では
α/γ変換温度T1は摂氏750度である。室温と摂氏
1000度とにおける比抵抗の値から温度係数TFは1
5と計算できる。
実施例b)・77重量%のコバルトと23!1iit%
の鉄とから成る合金を焼結によりつくった。この合金成
分ではα/γ変換温度TIは摂氏780度であり、温度
係数TFは16である。
実施例c)ニア5重量%のコバルトと25重量%の鉄と
かe7成る合金を焼結によりつくった。α/γ変換温度
TIは摂氏825度であり、温度係数TFは17.5で
ある。
実施例d):実施例Cと実質的に同様な組成の合金を溶
融法によりつくった。そのため0.2重量%のマンガン
とO1重量%のケイ素を処理添加物として含め、鉄を2
5重量%、残りをコバルトとした。α/γ変換温度T1
は焼結法でつくった実施例Cの合金と比較して変わらな
かった。しかしながら処理添加物のため比抵抗は高い、
従って、温度係数TFも15であるが、添加物のない実
施例Cの焼結材料の場合よりも幾らか低い。
実施例e)ニア1重量%のコバルトと29重量%の鉄か
ら成る組成を有する材料を焼結によりつくった。α/γ
変換温度T1は摂氏900度であり、温度係数TFは2
0と算定された。鉄含有量の少ない上述の実施例と比較
すると、α/γ変換温度T1と温度係数値TFとは鉄の
含有Sにつれて増大する。
実施例f):m触法によりつくった、25重皿%の鉄、
5重量%のニッケル、0.2重量%のマンガン、処理添
加物としての0.1重量%のケイ素そして残りはコバル
トから成る合金のα/γ変換温度T1は摂氏810度で
あり、温度係数TFは17である。
実施例g):溶融法によりつくった、30重量%の鉄、
10重量%のニッケル、0.2重量%のマンガン、処理
添加物としての01重量%のケイ素そして残りはコバル
トから成る合金のα/γ変換温度T1は摂氏850度で
あり、温度係数TFは16.5である。ニッケルを含む
合金でも高い温度係数TFを得ることができる。しかし
、ニッケル成分の増大につれて、室温においてさえ合金
は立方2次元(平面)中心構造を示し始め、そして立方
3次元中心構造から立方2次元(平面)中心構造への変
換に基づく抵抗曲線の特性は失われる。
第1表に示した実施例が示していることは、12より大
きい温度係数TF、すなわち温度係数が正の調整フィラ
メント用既知材料(加熱素子としても好都合に使用でき
る)の場合よりも大きい温度係数TFを本発明による材
料で達成できるということである。
特に有利には、本発明による材料をディーゼルエンジン
用のグロープラグに使用できる0本発明による材料を、
低い正の温度係数を有する加熱素子と接続して、加熱素
子または調整素子として直接使用することかできる。
適用するのにさらに有利な分野は、例えば、家庭用送J
!I (through−flow)ヒーターにおける
加熱素子としての使用か、あるいは温度作動スイッチに
おける使用である。
R2550,2 R30to  O,2 R2550,2 R30100,2 0,1810 0,1850 0,1810 0,1850 a)−g) :本発明に係る合金 h) 、 i) +従来技術に係る材料第1表 組み合わせ Co  Fe  Nl  lJn   S1717℃ 比抵抗μΩcm 20℃ 1000℃ 6.4     98 5.8  98 5.7  100 8.7  103 F 本発明はまた、請求項4の前提項に記載されたようなグ
ロープラグにも関する。
エンジン又は機関が冷えていると、つまり自己始動温度
以下であると、空気圧縮式内燃機関はグロープラグもし
くはヒータプラグにより始動しなければならない。
このグロープラグが作動温度まで加熱するにはある時間
がかかり、そして作動温度まで加熱したときだけ内燃機
関は始動される。この期間を予備加熱期間ともいい、既
知プラグの場合既に充分短い、しかしそれにもかかわら
ず、ガソリンエンジンと比較すると、ガソリンエンジン
は即時始動なのでそれはまだ長いといえる。
それ故、この予備加熱期間をできるだけ短縮しようと絶
えず努力が払われている。
従来の鞘付き素子のグロープラグに関しては、調整フィ
ラメントは純ニッケルからつくられているのが普通であ
り、その場合抵抗比は摂氏20度/)ハ氏1000度の
温度比で7である、すなわち摂氏1000度の抵抗が摂
氏20度の抵抗の約7倍である。このようにして、加熱
時間が5−10秒の間のどこかにある鞘付き素子のグロ
ープラグがつくられ、その場合グロープラグチューブの
先端の温度は摂氏約850度であり、約1o秒後に平衡
温度となり、それは公称電圧で摂氏約1140度である
実際に知られているように、フィラメントの負荷容量は
この温度に到達し、(そして、例えばフィラメント形状
の変更によりもしくはグロープラグチューブの立体構造
配置によりさらに理論的に可能な加熱時間の短縮にも拘
らず)グロープラグの有効寿命は著しく阻害されている
本発明の目的は従来技術の欠点を回避しながら、従来の
鞘付き素子のグロープラグと比べて加熱時間を著しく減
少し、グロープラグの充分な実効寿命を保証している鞘
付き素子のグロープラグを提供することである。同時に
、そのような鞘付き素子のグロープラグの製作は容易で
あるべきであり、提起された問題を解決するのに制御手
段を必要とすべぎでない。本発明はそのような鞘付き素
子のグロープラグの製法にも係るものである。
本発明に係る課題は請求項4に記載の特徴によって解決
される。本発明のさらなる木質的かつ有利な発展は請求
項5〜17から明らかであろう。
本発明を後述の図面を参照してより詳細に説明する。
理論的に確かめられていることであるが、フィラメント
の形状と鞘付き素子の構造とを変えることにより加熱時
間を5秒以下にできるが、実効寿命は所望の目的に対し
て短くなってしまう、その最も大きな理由は急速な加熱
期間が継続し、約10砂径正常な電池電圧で摂氏113
0度よりも高い平衡温度にヒータロッドが落ち着いてし
まうのであって、この温度が出願人が見出したことであ
るが、鞘付き素子のグロープラグの実効寿命に決定的な
悪影響を与えるのである。
もしその使用している調整フィラメントが高抵抗の抵抗
フィラメントであると、目標平衡温度が摂氏約1000
度であると、加熱時間を望む程に短縮することはできな
い。
驚くべきことを見出したのであるが、加熱時間の短縮と
現実に作動できる実効寿命の延長との両方を、抵抗比が
約7.5より大きく、好ましくは12より大きく、特に
14である材料を調整フィラメントに使用することによ
り、達成できるのである。
適当な材料は、従来技術から知られているような純粋な
ニッケルではなく、例えばニッケル/鉄およびコバルト
/鉄の合金、特にコバルト/鉄であり、好ましくは請求
項1〜3による合金である。
特に適当であることが判っている材料は、上記の抵抗比
を有しているばかりでなく、抵抗値の変化が特定の温度
範囲で突然に起きる、すなわち純粋なニッケルの場合の
ように実質的に線形でない仕方で変化するが、曲線のパ
ターンの残りの部分で、摂氏600度から900度の範
囲で、非常に急速に変化する。これは第1A図の曲線に
現れており、その図では抵抗比の曲線は上述の材料の温
度の関数として示されている。
本発明の鞘付き素子のグロープラグの挙動は表面温度を
時間の関数として第2A図に示されている。この図に示
した例の場合、従来の鞘付き素子のグロープラグは約8
砂径鞘付き素子の先端で約摂氏850度の温度に到達す
るのに対し本発明の鞘付き素子のグロープラグは約3な
いし4秒でこの温度に到達する。更に、第2A図に示す
ように本発明の鞘付き素子のグロープラグの表面温度は
非常に急速に「停止」し、摂氏約1000度に落ち着く
が、従来の鞘付き素子のグロープラグの表面温度は摂氏
1150度以上の平衡温度でやっと落ち着く。
本発明の鞘付き素子のグロープラグの低い平衡温度はグ
ロープラグの実効寿命をかなり延長するばかりでなく、
それにも増して、エンジンの稼動中高い発電機の電圧(
プラグで13ボルト)で加熱フィラメントや調整フィラ
メントを破壊することなくこのプラグで2次加熱が可能
となるということである。この2次加熱の可能性はジー
ゼルエンジンからの排気ガス内の有害ガスを消滅させる
方法として重要な意義を有する。2次加熱(アフターブ
ローイング)の場合普通は電気もしくは電子制御装置を
必要とするが、本発明ではそのような電気もしくは電子
制御装置は必要としない。
本発明の鞘付ぎ素子のグロープラグの典型的実施例を第
3A図に示す。
閉じたグロープラグチューブとして構成されているグロ
ープラグ素子1は耐腐食材料、好ましくはインコネル(
Inconel)  600もしくは601から成るの
が普通である。
この保護チューブ内の熱伝導性絶縁材4に埋め込んでい
るのが組み合わせフィラメント2/3である。
直列配置のフィラメントの前部2は加熱フィラメントで
あり、低い正もしくは負の温度係数のワイヤー材から成
り、それは好ましくはクローム/アルミニウム/鉄のワ
イヤーである。このワイヤーの直径は0.3−0.5ミ
リメートルであるのが普通である。
加熱フィラメント2は普通溶接により調整フィラメント
3に接続されている。この場合、調整フィラメントはコ
バルト/鉄合金から成り、合金中のコバルト割合は約7
5%であり、その残りが鉄であり、グロープラグに使用
するのに抵抗特性が適している材料を本発明に従ってこ
のようにして使用する。本発明に従ってこの調整フィラ
メント3は最初抵抗値が次第に増大していくが、約摂氏
400度から約900度の温度範囲で抵抗値は急上昇す
る。
又本発明では所望の平衡温度は約8秒後に落ち着く、2
−5秒で約摂氏850度のグロー温度に既に適している
。この例の調整フィラメントの直径は約0.3−0.4
ミリメートルである。
本発明に従って使用でざる合金の例を次表に示す。
第  1  表 組み合わせ Co  Fe  Nj  Mn t 丁1/l a)  79 21 −− −− −− 750b) 
 77 23 −− −− −− 780cl  75
 25 −− −− −− 825dl   R25−
0,20,1825e)  71 29 −−−一−−
900f)   R2550,20,1810g)  
R30100,20,1850比抵抗μΩCl11 20℃ 1000℃ B、4     98 5.8  98 5.7    100 6.1    103 5.5    10B 5.8  98 5.8  96 F
【図面の簡単な説明】
第1.2図は本発明による材料の抵抗比を温度の関数と
して示すグラフである。 第1A図は種々のフィラメント材料の抵抗比を温度の関
数として示すグラフである。 第2A図は加熱ロンド表面の温度を時間の関数として示
すグラフである。そして、 第3A図は本発明の鞘付き素子のグロープラグの好まし
い態様を示す図である。 第1図および第2図中: 1はコバルト79重量%および鉄21重量%から成る合
金の抵抗比、2はコバルト75重量%および鉄25重量
%から成る合金の抵抗比、3はコバルト71重量%およ
び鉄29重量%から成る合金の抵抗比、4は鉄の抵抗比
、5はニッケルの抵抗比を温度の関数として示すグラフ
である。 第3A図および第4八図中 lはグロープラグ素子、2は加熱フィラメント、3は調
整フィラメント、4は熱伝導性絶縁材である。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気抵抗が高い正の温度係数を有する電気抵抗素
    子用の材料において、750℃以上の温度における抵抗
    値と室温における抵抗値とを高比率にしかつ抵抗を温度
    とともに初め平坦でそれから急激に上昇する非直線とす
    るために、下記合金、すなわち室温では立方三次元中心
    構造を示しかつ室温から1000℃までの範囲で加熱す
    ると次第に立方二次元(平面)中心構造となってゆきさ
    らに鉄20〜35重量%と他の元素例えば処理添加物1
    重量%以下と残部がコバルトおよび任意のニッケルから
    なる合金を用いたことを特徴とする、前記電気抵抗素子
    用の材料。
  2. (2)室温における構造を立方三次元中心構造とするた
    めに、ニッケル含量を鉄含量の増加とともに増加するこ
    とを特徴とする請求項1記載の材料。
  3. (3)最大ニッケル含量を、鉄含量20重量%に対しニ
    ッケル0重量%と、鉄含量35重量%に対しニッケル1
    5重量%との両数値間に実質的直線の内挿法によって確
    定できることを特徴とする、請求項2記載の材料。
  4. (4)プラグハウジングと、グロー電流用接続デバイス
    と、上記プラグハウジングに固定され該プラグハウジン
    グから遠く離れた方の端が閉じたチューブとを備え、ワ
    イヤーフィラメント状の抵抗素子が該チューブ内の絶縁
    材中に配置され、該抵抗素子が2つの直列接続された抵
    抗フィラメントからなり、それら2つのうち、調整フィ
    ラメントとして働く後部抵抗フィラメントが、加熱フィ
    ラメントとして用いられる前部抵抗フィラメントより高
    い正の温度抵抗係数を有する、空気圧縮式内燃機関の燃
    焼室内配設用のグロープラグであって、  前記調整フィラメント材は、20°/ 1000℃の温度比についての抵抗比が約7.5より大
    きいことを特徴とするグロープラグ。
  5. (5)前記抵抗比が12より大きいことを特徴とする、
    請求項4記載のグロープラグ。
  6. (6)前記抵抗比が約14であることを特徴とする、請
    求項5記載のグロープラグ。
  7. (7)前記調整フィラメント材は、該調整フィラメント
    ワイヤーの温度が約400℃から約 900℃までの領域で抵抗の急変を示すことを特徴とす
    る、請求項4記載のグロープラグ。
  8. (8)前記調整フィラメントワイヤーの抵抗の急変する
    範囲は、約600℃から約900℃まで広がっているこ
    とを特徴とする、請求項7記載のグロープラグ。
  9. (9)前記調整フィラメントは、ニッケル/鉄合金から
    なることを特徴とする、請求項4〜8のいずれか1つに
    記載のグロープラグ。
  10. (10)前記調整フィラメントは、鉄20〜35重量%
    と処理添加物のような他の元素1重量%以下と、残部が
    コバルトおよび任意のニッケルとからなるコバルト/鉄
    合金からなることを特徴とする、請求項9記載のグロー
    プラグ。
  11. (11)前記調整フィラメントの合金は、鉄含量ととも
    に増加するニッケル含量を有し、かつ最大ニッケル含量
    が、鉄含量20重量%に対しニッケル0重量%と、鉄含
    量35重量%に対しニッケル15重量%との両数値間に
    実質的直線の内挿法によって確定されることを特徴とす
    る、請求項10記載のグロープラグ。
  12. (12)前記調整フィラメントは、抵抗比 (20/1000℃)が約100℃から約400℃、好
    ましくは約600℃までの範囲において7.5以下であ
    り、約400℃、好ましくは600℃から約900℃ま
    での範囲において約7.5より上の値から12より大き
    な値まで急峻に上昇する1つまたは複数の材料からその
    1片以上で組立てられていることを特徴とする、前記各
    請求項のいずれかに記載のグロープラグ。
  13. (13)前記調整フィラメントおよび加熱フィラメント
    は、後記グロープラグの鞘付き素子として働きかつグロ
    ープラグハウジングに接触することなく前記室内へ突出
    する前記チューブ部分に、実質的に全部が、配設されて
    いることを特徴とする、前記各請求項のいずれかに記載
    のグロープラグ。
  14. (14)前記調整フィラメントは、抵抗比が、約100
    から約400℃、好ましくは約600℃までの範囲にお
    いて約7.5以下であり、かつ約400℃、好ましくは
    600℃から900℃までの範囲において約7.5より
    上の値から約14まで急峻に立ち上がるように1片で組
    立てられていることを特徴とする、前記請求項4〜13
    のいずれかに記載の鞘付き素子グロープラグの製造方法
  15. (15)前記調整フィラメントは、抵抗比が、約100
    から約400℃、好ましくは約600℃までの範囲にお
    いて約7.5以下であり、かつ約400℃、好ましくは
    600℃から900℃までの範囲において12より上の
    値まで急峻に立ち上がるように1片以上で組立てられて
    いることを特徴とする、前記請求項14記載の方法。
  16. (16)前記調整フィラメント用の材料として、鉄20
    〜35重量%と、他の元素例えば処理添加物1重量%以
    下と、残部がコバルトおよび任意のニッケルからなるコ
    バルト/鉄合金を用いたことを特徴とする、前記請求項
    14記載の方法。
  17. (17)前記調整フィラメントの合金は鉄含量の増加に
    つれて増加するニッケル含量を有し、かつ最大ニッケル
    含量は、鉄含量20重量%に対しニッケル0重量%と、
    鉄含量35重量%に対しニッケル15重量%との両数値
    間に実質的直線の内挿法によって確定することができる
    ことを特徴とする、前記請求項16記載の方法。
JP1190418A 1988-07-22 1989-07-21 正の温度係数を有する電気抵抗素子用の材料 Expired - Fee Related JP2961124B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3825012A DE3825012A1 (de) 1988-07-22 1988-07-22 Werkstoff fuer ein elektrisches widerstandselement mit positivem temperaturkoeffizienten
DE3825012.8 1988-07-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02133901A true JPH02133901A (ja) 1990-05-23
JP2961124B2 JP2961124B2 (ja) 1999-10-12

Family

ID=6359357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1190418A Expired - Fee Related JP2961124B2 (ja) 1988-07-22 1989-07-21 正の温度係数を有する電気抵抗素子用の材料

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5093555A (ja)
EP (1) EP0355431B1 (ja)
JP (1) JP2961124B2 (ja)
AT (1) ATE147881T1 (ja)
DE (2) DE3825012A1 (ja)
ES (1) ES2099694T3 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06213440A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Nippondenso Co Ltd グロープラグ
JP2007064621A (ja) * 2006-10-06 2007-03-15 Sumitomo Electric Ind Ltd グロープラグ

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3825013A1 (de) * 1988-07-22 1990-01-25 Beru Werk Ruprecht Gmbh Co A Gluehkerze
DE4010479A1 (de) * 1990-03-31 1991-10-02 Bosch Gmbh Robert Gluehstiftkerze fuer brennkraftmaschinen
DE4301252A1 (de) * 1993-01-19 1994-07-21 Beru Werk Ruprecht Gmbh Co A Stabflammglühkerze
JP3802599B2 (ja) * 1995-12-28 2006-07-26 日本特殊陶業株式会社 電熱式シーズヒータおよび自己温度制御型グロープラグ
DE19621689A1 (de) * 1996-05-30 1997-12-04 Ego Elektro Geraetebau Gmbh Elektrischer Widerstands-Temperaturfühler
US6064039A (en) * 1998-04-15 2000-05-16 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Glow plug with small-diameter sheath tube enclosing heating and control coils
WO2001016528A1 (de) * 1999-08-27 2001-03-08 Robert Bosch Gmbh Keramische glühstiftkerze
DE10014526B4 (de) * 2000-03-23 2006-07-27 NGK Spark Plug Co., Ltd., Nagoya Selbstregelnde Schnellheizstabglühkerze
JP2002098333A (ja) 2000-09-26 2002-04-05 Ngk Spark Plug Co Ltd グロープラグ
DE10060273C1 (de) 2000-12-05 2001-12-13 Vacuumschmelze Gmbh & Co Kg Glühstiftkerze für Brennkraftmaschinen
WO2003095828A1 (fr) * 2002-05-14 2003-11-20 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Module de commande pour bougie de prechauffage et bougie de prechauffage
DE10248812A1 (de) 2002-10-19 2004-04-29 Robert Bosch Gmbh Regelwendelmaterial für eine Glühstiftkerze
WO2004062319A1 (en) * 2003-01-02 2004-07-22 Lapin Vladimir P Monolithic self-regulating metal-ceramic heater
DE10314218A1 (de) * 2003-03-28 2004-10-14 Vacuumschmelze Gmbh & Co. Kg Elektrisches Heizelement
DE102004025854B4 (de) * 2004-05-24 2006-09-21 Vacuumschmelze Gmbh & Co. Kg Glühstiftkerze für Brennkraftmaschinen
DE102008043228A1 (de) * 2008-10-28 2010-04-29 Hilti Aktiengesellschaft Brennkraftbetriebenes Setzgerät

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB254482A (en) * 1925-06-05 1926-07-08 Bernard Hopps Improvements relating to ignition plugs for internal combustion engines
DE678324C (de) * 1931-10-16 1939-07-15 Kohle Und Eisenforschung G M B Verwendung einer an sich bekannten Stahllegierung zur Herstellung von elektrischen Heizdraehten
DE739626C (de) * 1940-01-23 1943-09-30 Graetz A G Heizeinrichtung fuer elektrische Reisegeraete
GB1127454A (en) * 1965-10-11 1968-09-18 Cav Ltd Starting aids for internal combustion engines
DE1927334C3 (de) * 1969-05-29 1978-04-20 Vacuumschmelze Gmbh, 6450 Hanau Hitzebeständige Nickel-Eisen-Legierung
DE2115620A1 (de) * 1971-03-31 1972-10-12 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Flammglühstiftkerze zum Anlassen von Dieselmotoren
DE2539841A1 (de) * 1975-09-08 1977-03-17 Krah & Co Elektrotechnische Fa Heizelement
US4168344A (en) * 1975-11-19 1979-09-18 Trw Inc. Vitreous enamel material for electrical resistors and method of making such resistors
DE2802625C3 (de) * 1978-01-21 1985-07-18 BERU Ruprecht GmbH & Co KG, 7140 Ludwigsburg Glühkerze
JPS56119422A (en) * 1980-02-26 1981-09-19 Jidosha Kiki Co Ltd Fast-heated preheating plug for use in diesel engine
JPS57115622A (en) * 1981-01-07 1982-07-19 Hitachi Ltd Heat resistant member in preheating plug for diesel engine
JPS57115623A (en) * 1981-01-07 1982-07-19 Hitachi Ltd Heat resistant member in preheating plug for diesel engine
JPS5883124A (ja) * 1981-11-13 1983-05-18 Hitachi Ltd 予熱栓用加熱抵抗体
US4423309A (en) * 1982-06-28 1983-12-27 General Motors Corporation Quick heat self regulating electric glow heater
JPS59231321A (ja) * 1983-06-13 1984-12-26 Ngk Spark Plug Co Ltd 自己制御型グロ−プラグ
DE3713532C2 (de) * 1987-04-22 1995-09-07 Ngk Spark Plug Co Glühkerze
GB2216952B (en) * 1988-03-16 1991-10-02 Wellman Automotive Products Li Glow plugs

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06213440A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Nippondenso Co Ltd グロープラグ
JP2007064621A (ja) * 2006-10-06 2007-03-15 Sumitomo Electric Ind Ltd グロープラグ

Also Published As

Publication number Publication date
EP0355431A2 (de) 1990-02-28
EP0355431B1 (de) 1997-01-15
ES2099694T3 (es) 1997-06-01
US5093555A (en) 1992-03-03
EP0355431A3 (de) 1991-11-06
JP2961124B2 (ja) 1999-10-12
ATE147881T1 (de) 1997-02-15
DE58909765D1 (de) 1997-02-27
DE3825012A1 (de) 1990-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02110212A (ja) グロープラグ
JPH02133901A (ja) 正の温度係数を有する電気抵抗素子用の材料
JPH0155368B2 (ja)
EP1193446B1 (en) Glow plug
JP2936147B2 (ja) 内燃機関用ペンシル型グロープラグ
EP0607872B2 (en) Glow plug for diesel engine
SE8406110D0 (sv) Glodstift
US20060065653A1 (en) Electrical heating element
US4010120A (en) High temperature hot conductors
JP3536261B2 (ja) グロープラグ
JP2545970B2 (ja) 導電性セラミックヒータおよびこの導電性セラミックヒータの製造方法さらにはこの導電性セラミックヒータを有する自己制御型グロープラグ
JPH0760730B2 (ja) セラミック製ヒーター
JPH0318857Y2 (ja)
JPH0259372B2 (ja)
JPS6217521A (ja) 自己制御型グロ−プラグ
JPH07282959A (ja) 発熱体
JPS62140386A (ja) セラミツクヒ−タ
JPH0436975A (ja) セラミック製ヒーター
JPS59101702A (ja) セラミツク導電材及びそれを用いた電気的装置
JPH07208741A (ja) セラミツク発熱体
JPH0434052B2 (ja)
JPS59217985A (ja) シ−ズヒ−タ
JPH09112905A (ja) フレームグロープラグの制御コイル材料
JP2006503255A (ja) シース型グロープラグのための制御螺旋体材料
JPH0340908B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees