JPH02132192A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH02132192A
JPH02132192A JP28542488A JP28542488A JPH02132192A JP H02132192 A JPH02132192 A JP H02132192A JP 28542488 A JP28542488 A JP 28542488A JP 28542488 A JP28542488 A JP 28542488A JP H02132192 A JPH02132192 A JP H02132192A
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曽▲禰▼ 妙子
Hiroyuki Saijo
西條 宏之
Katsuhiko Deguchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は澱粉枝切り酵素を含有する洗浄剤組成物に関す
る。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕洗浄剤
に酵素を配合することは古くから実施されている。洗浄
剤中の酵素は洗浄補助剤として働き、例えば衣料用洗浄
剤においては、衣料に付着した各種の汚垢及びシミを、
また食器用洗浄剤にあっては、食器表面に残留する油脂
順、蛋白質、澱粉等を分解ないしは変質させて除去しや
すくする機能を果たす。特に、澱粉質の汚れを除去する
ために従来からα−アミラーゼが用いられており、α−
アミラーゼ含有洗浄液に被洗物を長時間浸漬しておくこ
とにより、澱扮質汚れに対する洗浄力を向上させること
ができる。しかしながら、5〜30分という通常の洗浄
時間内では、α−アミラーゼの機能を十分に弓き出すこ
とは難しい。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、米飯等の澱粉質汚れ洗浄について鋭意研
究の結果、特定の澱粉枝切り酵素が、食器、繊維などに
強固に付着した澱粉質汚れに効果的に作用し、洗浄力を
顕著に向上せしめ得ることを見出し、本発明を完成した
即ち本発明は、プルラナーゼ、イソプルラナーゼ及びイ
ソアミラーゼからなる群から選ばれる1種又は2種以上
の澱粉枝切り酵素を含有することを特徴とする洗浄剤組
成物を提供するものである。
澱粉枝切り酵素は種々の起源から得られるが、一般には
菌類から誘導される。好適な澱粉伎切り酵素は、Kle
bsiella属に属する菌、Bacillus属に属
する菌、Aspergillus属に属する菌、Pse
udomonas属に属する菌等から得られたアミ口ペ
クチン−6−グルカノヒドラーゼ活性を示すプルラナー
ゼ、イソプルラナーゼ、イソアミラーゼである。
市販されているプルラナーゼとしては、“スプレンター
ゼ(登録商標、天野製薬■)、“プロモザイム200L
” (登録商標、ノボ・インダストリー社)、イソアミ
ラーゼとしては、“イソアミラーゼ(試薬、生化学工業
■)等がある。これらの澱粉枝切り酵素は一般に粒状物
の形で供給され、その酵素活性は約105〜108ユニ
ット(U)/βである。
本発明に於いて、上記澱粉枝切り酵素は、本発明の洗浄
剤組成物を使用して洗浄する際に、洗浄液中の酵素活性
が40/β以上(1分間に1μmolのグルコースを生
成する酵素景を1ユニッ} (U)  とする)になる
ように組成物中の酵素量を決定するのがよい。
尚、酵素活性は以下の方法で測定した。
酵素活性測定法 基質;0,5重量%可溶性澱粉 ・基質溶液の調製 0.5gの可溶性澱粉を90−のイオン交換水に溶解し
、IM Tris−HCI buffer(pH5.9
)を5d加え、イオン交換水で100mlとする。
・サンプルの測定 試験管に基質溶液0.9ml、酵素液0、lmlを入れ
、50℃の恒温槽中で15分間反応させる。
反応終了後、DNS試液を1ml添加し、沸騰水中で正
確に5分間発色させる。発色後、直ちに氷水浴中に入れ
冷却する。冷却後、イオン交換水4mj!を加え、良く
混合し、速やかに535nmにおける吸光度を測定する
・ブランクの測定 試験管に基質溶液0.9−、DNS試液1rd、さらに
酵素液0.1mlを入れ、速やかに沸騰水中に入れ、正
確に5分間発色させる。発色後、直ちに氷水浴中に入れ
冷却する。冷却後、イオン交換水4mlを加え、良く混
合し、速やかに535nmにおける吸光度を測定する。
・検単線の作成 試験管に基質溶液0.9mlを入れ、これにぶどう糖濃
度が250〜1500μmol/ Rになるように検量
線用ぶどう糖溶液を0. 1ml加える。更に、DNS
試液を1.Orrtl!加え、以下、サンプルの測定と
同様に操作する。
横軸にぶどう糖濃度、縦軸に吸光度をとり傾きを求め、
換算係数(F)を以下の如く算出する。
・活性の計算 以下の式により活性を算出する。
活性(11/ f ’) =δ吸光度XFX希釈倍率δ
吸光度= (サンプルの吸光度)一(ブランクの吸光度)3,5−
ジニトロサリチル酸(DNS)試液の調整(1l分) 水酸化ナトリウム16gをイオン交換水200一に溶解
する。これにDNS5gを徐々に添加しながら溶解する
。DNSを完全に溶解させた後、酒石酸ナトリウムカリ
ウムを300g加える。完全に溶解させた後、イオン交
換水,にてl000mfに調製する。
本発明の洗浄剤組成物に配合される、その他の洗剤常用
成分には、特に限定は付されず、用途、目的に合わせて
任意に配合されてよい。以下、それらの配合成分につい
て述べる。
(1)界面活性剤は普通0,5〜60重量%配合される
陰イオン性界面活性剤としては、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、ア
ルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩
、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、ア
ルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スル
ホ脂肪酸塩又はエステル、アミノ酸型界面活性剤、N−
アシルアミノ酸型界面活性剤、アルキル又はアルケニル
酸性燐酸エステノベアルキル又はアルケニル燐酸エステ
ル又はその塩など、 両性界面活性剤としては、カルボキシ又はスルホベタイ
ン型界面活性剤など、 非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンア
ルキル又はアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルフエニルエーテル、高級脂肪酸アルカノールアミ
ド又はそのアルキレンオキサイド付加物、シヨ糖脂肪酸
エステル、脂肪酸クリセリンモノエステル、アルキルア
ミンオキサイドなど、 カチオン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩
などが例示される。
(2)炭酸塩、重炭酸塩、珪酸塩、ホウ酸塩、アルカノ
ールアミンなどのアルカリ剤あるいは硫酸塩などの無機
電解質は普通0〜90重量%配合される。
〔3)トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩、オルトリン酸
塩等のリン酸塩、エタン−1.1−ジホスホン酸塩等の
ホスホン酸の塩、2−ホスホノブタン−1.2−ジカル
ボン酸等のホスホノカルボン酸の塩、アスパラギン酸、
グルタミン酸等のアミノ酸の塩、二l− IJ口三酢酸
塩、エチレンジアミン四酢酸塩等のアミノポリ酢酸塩、
ポリアクリル酸、ポリアコニット酸等の高分子キレート
剤、シュウ酸、クエン酸等の有機酸の塩、アルミノ珪酸
塩などの二価金属イオン捕捉剤は、組成物中に普通0〜
50重量%配合される。
(4)過炭酸ソーダ、過ホウ酸ソーダなどの漂白剤は0
〜85重量%配合される。
〔5)その他の少量成分として、ポリエチレングリコー
ル、カルボキシメチルセルロースなどの再汚染防止剤、
プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等の酵素、亜硫酸
塩等の酵素失活防止剤、蛍光染料、青味付剤、色素、ケ
ーキング防止剤、可溶化剤、酵素あるいは漂白剤の活性
化剤、金属腐食防止剤などが必要に応じて配合されてよ
い。
〔発明の効果〕
本発明の澱粉枝切り酵素を含有する洗浄剤組成物は、通
常の洗浄時間内での澱粉質汚れに対する洗浄力を顕著に
向上させることができる。
〔実 施 例〕
次に実施例によって本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこれらの実施例によって限定されるものではな
い。
実施例l (自動食器洗浄剤) 本実施例で採用した洗浄条件、洗浄力試験並びにその結
果は次の通りである。
1) 洗浄条件 使用洗濯機;松下電器■製全自動食器洗い機(機種NP
−600) 洗浄剤水溶液が回転ノズル から噴射され、その噴射軌 道上面に設置された食器類 を洗浄する形式のもの。
洗浄温度;5℃から55℃まで徐々に昇温する。
洗浄用水;硬度3.5゜叶の水 洗浄濃度;0.2%(洗浄液中の酵素活性44011/
 1 ) 洗浄時間;洗浄20分.すすぎ20分 洗浄時の循環水量; 2. 5 E ,2)  洗浄力の評価 澱粉汚れの汚染皿及び評価方法 (汚染皿) 白玉と米飯を9:1で混合し、これに 等量の水道水を加えミキサーで混合する。
この汚れ4gを直径22cmの磁性の皿に均一に塗布し
、一昼夜風乾する。
以上の汚染皿3枚を洗浄試験に供した。
(iill粉汚れ洗浄力評価方法) 澱粉の残存を、ヨウ素の呈色反応によ って生じる青色部分面積(P1)を写真判定によって測
り、以下初期の汚染面積(SO)から洗浄率を下の式に
よって求めた。
洗浄率一〔(So−P1)/So〕×1003) 洗剤
組成 ソフタノールEP7045      2クエン酸ナト
リウム     20 1号珪酸ナトリウム     5 酵 素        第1表 炭酸ナトリウム      バランス (註)数字は重量%を示す。
4) 洗剤の洗浄力試験結果 試験結果を第1表に示す。第1表中実験No. 1〜3
は本発明例、No. 4〜5は比較例である。
第1表 ■) プルラナーゼ  天野製薬■ 1.lX10’Ll/β 2) プルラナーゼ  ノボインダストリー社2.IX
105U/β 3) イソアミラーゼ 生化学工業■ 5. 9 X 107tl/β 4) α−アミラーゼ ノボインダストリー社4. 4
 X10’U/ 1 5) α−アミラーゼ ギスト社 7. 2 X 106U/ 1 実施例2(衣利用洗浄剤) 本実施例で採用した洗浄条件、洗浄力試験並びにその結
果は次の通りである。
1) 人工汚染布 白玉と米飯を9:1で混合し、水道水で2倍に希釈しミ
キサーにかける。この液を木綿布10Cm x lQc
mの試験片に布の重量の2.5〜5%になるように塗布
する。20℃、24時間乾燥し、実験に供した。
2) 洗浄条件及び方法 4゜OH硬水に洗剤を溶解し、粉末洗剤の場合には0.
 665%洗剤水溶液IA(洗浄液中の酵素活性]. 
98 X 10’U/β)を調製する。木綿人工汚染布
5枚を洗剤水溶液に添加し、40℃で1時間静置後、洗
剤溶液と人工汚染布をそのままターゴトメーター用ステ
ンレスビーカーに移し、ターゴトメーターにて10Or
pm, 20℃、10分間撹拌洗浄する。流水下ですす
いだ後、20℃、24時間乾燥し、重量測定に供した。
3) 洗浄力の評価 洗浄前の原布及び洗浄前後の汚染布の重量を測定し、次
式によって洗浄率(%)を算出した。
洗浄率(%)一 第2表中の各洗浄率の値は5枚の平均値を示した。
4) 洗剤組成 4Δ型セオライト         l5ケイ酸ソーダ
         15 炭酸ソーダ          15 ポリアクリル酸ソーダ(MW=8000>   1、5
ホlJ−1mfレ:/クIJI −ル(MW=6000
>  1.5酵   素              
   第2表蛍光染料     0,5 芒    硝                残量水
                      5(註
)数字は重量%を示す。
5) 洗剤の洗浄力試験結果 試験結果を第2表に示す。第2表中実験No1〜3は本
発明例、NO.4〜5は比較例である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プルラナーゼ、イソプルラナーゼ及びイソアミラー
    ゼからなる群から選ばれる1種又は2種以上の澱粉枝切
    り酵素を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
JP28542488A 1988-11-11 1988-11-11 洗浄剤組成物 Expired - Fee Related JPH0749594B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0472398A (ja) * 1990-07-11 1992-03-06 Kao Corp 自動食器洗浄機用洗浄剤組成物
JPH0472397A (ja) * 1990-07-11 1992-03-06 Kao Corp 自動食器洗浄機用洗浄剤組成物
JP2021512986A (ja) * 2018-02-28 2021-05-20 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company 洗浄方法

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