JPH06172796A - 衣料用洗浄剤組成物 - Google Patents
衣料用洗浄剤組成物Info
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- JPH06172796A JPH06172796A JP4324245A JP32424592A JPH06172796A JP H06172796 A JPH06172796 A JP H06172796A JP 4324245 A JP4324245 A JP 4324245A JP 32424592 A JP32424592 A JP 32424592A JP H06172796 A JPH06172796 A JP H06172796A
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- JP
- Japan
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- amylase
- detergent composition
- enzyme
- surfactant
- pullulanase
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/38—Products with no well-defined composition, e.g. natural products
- C11D3/386—Preparations containing enzymes, e.g. protease or amylase
- C11D3/38636—Preparations containing enzymes, e.g. protease or amylase containing enzymes other than protease, amylase, lipase, cellulase, oxidase or reductase
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (a) プルラナーゼ、イソプルラナーゼ及びイ
ソアミラーゼから選ばれる1種以上の澱粉枝切り酵素、
(b) α−アミラーゼ及び/又はβ−アミラーゼ、(c) 中
和度60〜100 モル%の脂肪酸石鹸及び(d) 前記石鹸以外
の界面活性剤を含有する衣料用洗浄剤組成物。 【効果】 通常の洗浄時間内においてカレー、チョコレ
ート、果汁等の食べこぼしによるしみ汚れに対して充分
な洗浄効果を示す。
ソアミラーゼから選ばれる1種以上の澱粉枝切り酵素、
(b) α−アミラーゼ及び/又はβ−アミラーゼ、(c) 中
和度60〜100 モル%の脂肪酸石鹸及び(d) 前記石鹸以外
の界面活性剤を含有する衣料用洗浄剤組成物。 【効果】 通常の洗浄時間内においてカレー、チョコレ
ート、果汁等の食べこぼしによるしみ汚れに対して充分
な洗浄効果を示す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカレー等の食べこぼし汚
れに対して効果的な衣料用洗浄剤組成物に関する。
れに対して効果的な衣料用洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】洗浄剤
に酵素を配合することは古くから実施されており、洗浄
剤中に酵素を配合することによって、優れた洗浄力を得
ることができる。一般に洗浄補助剤として用いられてい
る酵素は、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、又は
α−アミラーゼである。
に酵素を配合することは古くから実施されており、洗浄
剤中に酵素を配合することによって、優れた洗浄力を得
ることができる。一般に洗浄補助剤として用いられてい
る酵素は、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、又は
α−アミラーゼである。
【0003】また、本発明者らは以前、プルラナーゼ、
イソプルラナーゼ、イソアミラーゼを洗浄剤に配合する
ことにより、食器、繊維などに強固に付着した米飯に代
表される澱粉質汚れに効果的に作用し、洗浄力を向上せ
しめ得ることを見い出した(特開平2−132192号公報、
特開平2−132193号公報)。しかしながら、かかる技術
は米飯に代表される澱粉質汚れに対して効果を示すもの
であり、カレー、ミートソース、ケチャップ、チョコレ
ート、果汁等の食べこぼしによるしみ汚れに対しては充
分に洗浄効果を示すものではなかった。
イソプルラナーゼ、イソアミラーゼを洗浄剤に配合する
ことにより、食器、繊維などに強固に付着した米飯に代
表される澱粉質汚れに効果的に作用し、洗浄力を向上せ
しめ得ることを見い出した(特開平2−132192号公報、
特開平2−132193号公報)。しかしながら、かかる技術
は米飯に代表される澱粉質汚れに対して効果を示すもの
であり、カレー、ミートソース、ケチャップ、チョコレ
ート、果汁等の食べこぼしによるしみ汚れに対しては充
分に洗浄効果を示すものではなかった。
【0004】このような、いわゆる食べこぼしによるし
み汚れは従来より懸念されている汚れであり、数回洗濯
しても落ちない汚れとして知られている。しかしなが
ら、これらのしみ汚れに対して、充分に洗浄効果を示す
洗浄剤組成物は未だ見いだされていないのが現状であ
る。
み汚れは従来より懸念されている汚れであり、数回洗濯
しても落ちない汚れとして知られている。しかしなが
ら、これらのしみ汚れに対して、充分に洗浄効果を示す
洗浄剤組成物は未だ見いだされていないのが現状であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来の技
術では落としにくかった食べこぼし汚れに対して効果的
な衣料用洗浄剤について鋭意研究を重ねた結果、プルラ
ナーゼ等の澱粉枝切り酵素に、α−アミラーゼ、あるい
はβ−アミラーゼと石鹸を配合することにより、食べこ
ぼし汚れに対して優れた洗浄効果を示す洗浄剤組成物が
得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
術では落としにくかった食べこぼし汚れに対して効果的
な衣料用洗浄剤について鋭意研究を重ねた結果、プルラ
ナーゼ等の澱粉枝切り酵素に、α−アミラーゼ、あるい
はβ−アミラーゼと石鹸を配合することにより、食べこ
ぼし汚れに対して優れた洗浄効果を示す洗浄剤組成物が
得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち本発明は、次の成分(a) 、(b) 、(c)
及び(d) を含有することを特徴とする衣料用洗浄剤組成
物を提供するものである。
及び(d) を含有することを特徴とする衣料用洗浄剤組成
物を提供するものである。
【0007】(a) プルラナーゼ、イソプルラナーゼ及び
イソアミラーゼからなる群から選ばれる1種又は2種以
上の澱粉枝切り酵素。
イソアミラーゼからなる群から選ばれる1種又は2種以
上の澱粉枝切り酵素。
【0008】(b) α−アミラーゼ及びβ−アミラーゼか
らなる群から選ばれる1種又は2種以上の酵素。
らなる群から選ばれる1種又は2種以上の酵素。
【0009】(c) 炭素数が8〜22の飽和又は不飽和の脂
肪酸を、60〜100 モル%中和した石鹸0.01〜5重量% (d) (c) 以外の界面活性剤 0.5〜60重量%。
肪酸を、60〜100 モル%中和した石鹸0.01〜5重量% (d) (c) 以外の界面活性剤 0.5〜60重量%。
【0010】本発明の(a) 成分であるプルラナーゼ、イ
ソプルラナーゼ及びイソアミラーゼは、(b) 成分である
α−アミラーゼ、β−アミラーゼと同様に澱粉質の分解
に関与するものであるが、α−アミラーゼ、βアミラー
ゼがアミロース及びアミロペクチン中の糖鎖のα−1,4
結合を切断するのに対して、プルラナーゼ、イソアミラ
ーゼはアミロペクチン中の糖鎖のα−1,6 結合を、イソ
プルラナーゼは糖鎖のα−1,6 結合近傍のα−1,4 結合
を選択的に切断する酵素として知られており、即ちアミ
ロペクチン中の分岐鎖を切断する点でα−アミラーゼ、
β−アミラーゼと異なっている。また、α−アミラーゼ
が、アミロース、アミロペクチン中の内部結合をランダ
ムに切断するエンド型であるのに対し、β−アミラーゼ
は末端基のほうから規則的に切断するエキソ型のアミラ
ーゼである。
ソプルラナーゼ及びイソアミラーゼは、(b) 成分である
α−アミラーゼ、β−アミラーゼと同様に澱粉質の分解
に関与するものであるが、α−アミラーゼ、βアミラー
ゼがアミロース及びアミロペクチン中の糖鎖のα−1,4
結合を切断するのに対して、プルラナーゼ、イソアミラ
ーゼはアミロペクチン中の糖鎖のα−1,6 結合を、イソ
プルラナーゼは糖鎖のα−1,6 結合近傍のα−1,4 結合
を選択的に切断する酵素として知られており、即ちアミ
ロペクチン中の分岐鎖を切断する点でα−アミラーゼ、
β−アミラーゼと異なっている。また、α−アミラーゼ
が、アミロース、アミロペクチン中の内部結合をランダ
ムに切断するエンド型であるのに対し、β−アミラーゼ
は末端基のほうから規則的に切断するエキソ型のアミラ
ーゼである。
【0011】本発明に使用される上記の澱粉枝切り酵素
(a) は、種々の起源から得られるが、一般には菌類から
誘導される。好適な澱粉枝切り酵素は、Klebsiella属に
属する菌、Bacillus属に属する菌、Aspergillus 属に属
する菌、Pseudomonas 属に属する菌等から得られたアミ
ロペクチン−6−グルカノヒドラーゼ活性を示すプルラ
ナーゼ、イソプルラナーゼ、イソアミラーゼである。
(a) は、種々の起源から得られるが、一般には菌類から
誘導される。好適な澱粉枝切り酵素は、Klebsiella属に
属する菌、Bacillus属に属する菌、Aspergillus 属に属
する菌、Pseudomonas 属に属する菌等から得られたアミ
ロペクチン−6−グルカノヒドラーゼ活性を示すプルラ
ナーゼ、イソプルラナーゼ、イソアミラーゼである。
【0012】また、本発明に係る澱粉枝切り酵素(a)
は、市販品を用いることもできる。市販されているプル
ラナーゼとしては、“スプレンターゼ”(登録商標、天
野製薬(株))、“プロモザイム200L”(登録商標、ノ
ボ・インダストリー社)、イソアミラーゼとしては、
“イソアミラーゼ” (試薬、生化学工業 (株))等があ
る。
は、市販品を用いることもできる。市販されているプル
ラナーゼとしては、“スプレンターゼ”(登録商標、天
野製薬(株))、“プロモザイム200L”(登録商標、ノ
ボ・インダストリー社)、イソアミラーゼとしては、
“イソアミラーゼ” (試薬、生化学工業 (株))等があ
る。
【0013】これらの澱粉枝切り酵素は、一般に粒状物
の形で供給され、その酵素活性は約103 〜108 ユニット
/gである。本発明ではアルカリ性、特にpH8〜11にお
いて最適作用をする澱粉枝切り酵素が好ましく、特にア
ルカリプルラナーゼが好ましい。なお、最適作用pHは、
特開平3−87176 号記載の方法で測定する。アルカリプ
ルラナーゼとしてはBacillus sp. KSM-AP1876(微工研菌
寄第10887 号)が利用できる。
の形で供給され、その酵素活性は約103 〜108 ユニット
/gである。本発明ではアルカリ性、特にpH8〜11にお
いて最適作用をする澱粉枝切り酵素が好ましく、特にア
ルカリプルラナーゼが好ましい。なお、最適作用pHは、
特開平3−87176 号記載の方法で測定する。アルカリプ
ルラナーゼとしてはBacillus sp. KSM-AP1876(微工研菌
寄第10887 号)が利用できる。
【0014】澱粉枝切り酵素は、E.Y.C.Lee and W.J. W
helan,"Glycogen and Starch Debranching Enzymes in
the Enzymes" Vol.5 (P.D.Boyer ed.) pp192-234, Acad
emicPress, New York. により、植物由来のプルラナー
ゼ(R酵素)の特長として定義されており、α−1,6 結
合を特異的に切断する酵素はアミロペクチンに作用させ
ると粘度が低下し、ヨード呈色が増加し、還元力が増加
する。また、本酵素の存在により、β−アミラーゼによ
る分解が著しく促進されることを彼らは報告している。
helan,"Glycogen and Starch Debranching Enzymes in
the Enzymes" Vol.5 (P.D.Boyer ed.) pp192-234, Acad
emicPress, New York. により、植物由来のプルラナー
ゼ(R酵素)の特長として定義されており、α−1,6 結
合を特異的に切断する酵素はアミロペクチンに作用させ
ると粘度が低下し、ヨード呈色が増加し、還元力が増加
する。また、本酵素の存在により、β−アミラーゼによ
る分解が著しく促進されることを彼らは報告している。
【0015】また、本発明の(b) 成分の酵素のうち、α
−アミラーゼは従来洗剤用酵素として汎用されているも
のであり、それらを使用できる。好適なα−アミラーゼ
としては、Bacillus licheniformisやBacillus subtili
s から得られた酵素であり、“ターマミル”(登録商
標、ノボ・インダストリー社)、“マキサミル”(登録
商標、ギスト社)等が挙げられる。また、β−アミラー
ゼとしては、Bacillus sp.等の細菌や、ダイズ、麦芽等
から得られた酵素が使用でき、市販品としては“アマ
ノ”(登録商標、天野製薬(株))、“マルチトーム”
(登録商標、ナガセ生化学工業(株))等が挙げられ
る。これらの酵素は一般に粒状物の形で供給され、その
酵素活性は約103 〜108 ユニット/gである。特に本発
明ではアルカリ性において至適pHを有するアルカリα−
アミラーゼが好ましい。アルカリα−アミラーゼとして
は、前述の“ターマミル”が利用できる。
−アミラーゼは従来洗剤用酵素として汎用されているも
のであり、それらを使用できる。好適なα−アミラーゼ
としては、Bacillus licheniformisやBacillus subtili
s から得られた酵素であり、“ターマミル”(登録商
標、ノボ・インダストリー社)、“マキサミル”(登録
商標、ギスト社)等が挙げられる。また、β−アミラー
ゼとしては、Bacillus sp.等の細菌や、ダイズ、麦芽等
から得られた酵素が使用でき、市販品としては“アマ
ノ”(登録商標、天野製薬(株))、“マルチトーム”
(登録商標、ナガセ生化学工業(株))等が挙げられ
る。これらの酵素は一般に粒状物の形で供給され、その
酵素活性は約103 〜108 ユニット/gである。特に本発
明ではアルカリ性において至適pHを有するアルカリα−
アミラーゼが好ましい。アルカリα−アミラーゼとして
は、前述の“ターマミル”が利用できる。
【0016】本発明に使用される酵素(a) と(b) は、組
成物中に(a) と(b) の総量で、通常0.1〜20重量%、好
ましくは 0.1〜15重量%配合される。また、澱粉枝切り
酵素(a) と、α−アミラーゼ或いはβ−アミラーゼ(b)
の配合比率は、活性値として(a) /(b) =10/1〜1/
100 、好ましくは2/1〜1/50になるように使用する
のがよい。
成物中に(a) と(b) の総量で、通常0.1〜20重量%、好
ましくは 0.1〜15重量%配合される。また、澱粉枝切り
酵素(a) と、α−アミラーゼ或いはβ−アミラーゼ(b)
の配合比率は、活性値として(a) /(b) =10/1〜1/
100 、好ましくは2/1〜1/50になるように使用する
のがよい。
【0017】また、本発明の洗浄剤組成物を使用して洗
浄する際には、洗浄液中の(a) と(b) の酵素をあわせた
酵素活性が、DNS(3,5 −ジニトロサリチル酸)法に
よる活性値で10ユニット/g以上(1分間に1μmol の
グルコースを生成する酵素量を1ユニット(U)とす
る)、好ましくは 100ユニット/g以上になるように本
発明の洗浄剤組成物を使用するのがよい。
浄する際には、洗浄液中の(a) と(b) の酵素をあわせた
酵素活性が、DNS(3,5 −ジニトロサリチル酸)法に
よる活性値で10ユニット/g以上(1分間に1μmol の
グルコースを生成する酵素量を1ユニット(U)とす
る)、好ましくは 100ユニット/g以上になるように本
発明の洗浄剤組成物を使用するのがよい。
【0018】尚、DNS法による酵素活性の測定方法を
以下に示す。この方法は酵素(a) と(b) を合わせたもの
についての活性を測定するものである。 (1) 基質:0.5 重量%ポテト由来可溶性澱粉(試薬、シ
グマ社)溶液 (2) 基質溶液の調製 1.0gのポテト由来可溶性澱粉を100ml のイオン交換水に
溶解する。 (3) サンプルの調製 試験管に基質溶液を0.5ml 入れ、そこに100mM Glycine-
NaOH緩衝液(pH=10.0)を0.4ml 、適当に希釈した酵素
液0.1ml を加え、50℃の恒温槽中で15分間反応させる。
反応終了後、DNS溶液を1ml添加し、沸騰水中で正確
に5分間発色させ、発色後、直ちに氷水浴中に入れ冷却
する。冷却後、イオン交換水4mlを加え、良く混合し、
速やかに535nm における吸光度を測定する。 (4) ブランクの調製 試験管に基質溶液を0.5ml 入れ、そこに100mM Glycine-
NaOH緩衝液(pH=10.0)を0.4ml 、そこにDNS溶液を
1ml添加し、沸騰水中で正確に5分間発色させ、発色
後、直ちに氷水浴中に入れ冷却する。冷却後、イオン交
換水4mlを加え、良く混合し、速やかに535nm における
吸光度を測定する。 (5) 検量線の作成 試験管に基質溶液を0.5ml 入れ、そこに100mM Glycine-
NaOH緩衝液(pH=10.0)を0.4ml 、これにぶどう糖濃度
が 250〜1500μmol/l になるように検量線用ぶどう糖溶
液を0.1ml 加える。そこにDNS溶液を1ml添加し、沸
騰水中で正確に5分間発色させ、発色後、直ちに氷水浴
中に入れ冷却する。冷却後、イオン交換水4mlを加え、
よく混合し、速やかに535nm における吸光度を測定す
る。横軸にぶどう糖濃度、縦軸に吸光度をとり傾きを求
め、換算係数(F)を以下の如く算出する。 F=1/(傾き)×1/15×1/0.1 (6) 活性の計算 以下の式により酵素活性を算出する。 活性(U/L)=δ吸光度×F×希釈倍率 δ吸光度=(サンプルの吸光度)−(ブランクの吸光
度) (7) DNS試薬の調製(1L分) 水酸化ナトリウム16gをイオン交換水200ml に溶解す
る。これにDNS5gを徐々に添加しながら溶解する。
DNSを完全に溶解させた後、酒石酸ナトリウムカリウ
ムを300g加える。完全に溶解させた後、イオン交換水に
て100ml に調製する。
以下に示す。この方法は酵素(a) と(b) を合わせたもの
についての活性を測定するものである。 (1) 基質:0.5 重量%ポテト由来可溶性澱粉(試薬、シ
グマ社)溶液 (2) 基質溶液の調製 1.0gのポテト由来可溶性澱粉を100ml のイオン交換水に
溶解する。 (3) サンプルの調製 試験管に基質溶液を0.5ml 入れ、そこに100mM Glycine-
NaOH緩衝液(pH=10.0)を0.4ml 、適当に希釈した酵素
液0.1ml を加え、50℃の恒温槽中で15分間反応させる。
反応終了後、DNS溶液を1ml添加し、沸騰水中で正確
に5分間発色させ、発色後、直ちに氷水浴中に入れ冷却
する。冷却後、イオン交換水4mlを加え、良く混合し、
速やかに535nm における吸光度を測定する。 (4) ブランクの調製 試験管に基質溶液を0.5ml 入れ、そこに100mM Glycine-
NaOH緩衝液(pH=10.0)を0.4ml 、そこにDNS溶液を
1ml添加し、沸騰水中で正確に5分間発色させ、発色
後、直ちに氷水浴中に入れ冷却する。冷却後、イオン交
換水4mlを加え、良く混合し、速やかに535nm における
吸光度を測定する。 (5) 検量線の作成 試験管に基質溶液を0.5ml 入れ、そこに100mM Glycine-
NaOH緩衝液(pH=10.0)を0.4ml 、これにぶどう糖濃度
が 250〜1500μmol/l になるように検量線用ぶどう糖溶
液を0.1ml 加える。そこにDNS溶液を1ml添加し、沸
騰水中で正確に5分間発色させ、発色後、直ちに氷水浴
中に入れ冷却する。冷却後、イオン交換水4mlを加え、
よく混合し、速やかに535nm における吸光度を測定す
る。横軸にぶどう糖濃度、縦軸に吸光度をとり傾きを求
め、換算係数(F)を以下の如く算出する。 F=1/(傾き)×1/15×1/0.1 (6) 活性の計算 以下の式により酵素活性を算出する。 活性(U/L)=δ吸光度×F×希釈倍率 δ吸光度=(サンプルの吸光度)−(ブランクの吸光
度) (7) DNS試薬の調製(1L分) 水酸化ナトリウム16gをイオン交換水200ml に溶解す
る。これにDNS5gを徐々に添加しながら溶解する。
DNSを完全に溶解させた後、酒石酸ナトリウムカリウ
ムを300g加える。完全に溶解させた後、イオン交換水に
て100ml に調製する。
【0019】本発明に使用される(c) 成分の石鹸は、炭
素数が8〜22、好ましくは12〜20の飽和又は不飽和脂肪
酸を60〜100 モル%中和したものであり、二種以上を混
合して用いることも出来る。(c) 成分は全洗浄剤組成物
中に0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜3重量%配合さ
れる。(c) 成分の配合量が0.01重量%以下だと充分な洗
浄効果が得られず、また5重量%以上になると酵素の活
性が低下し、好ましくない。
素数が8〜22、好ましくは12〜20の飽和又は不飽和脂肪
酸を60〜100 モル%中和したものであり、二種以上を混
合して用いることも出来る。(c) 成分は全洗浄剤組成物
中に0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜3重量%配合さ
れる。(c) 成分の配合量が0.01重量%以下だと充分な洗
浄効果が得られず、また5重量%以上になると酵素の活
性が低下し、好ましくない。
【0020】本発明の洗浄剤組成物に配合される(d) 成
分の界面活性剤は、(c) 成分以外の非石鹸性の界面活性
剤であり、(d) 成分の界面活性剤としては次のものが例
示される。
分の界面活性剤は、(c) 成分以外の非石鹸性の界面活性
剤であり、(d) 成分の界面活性剤としては次のものが例
示される。
【0021】陰イオン性界面活性剤としては 1.平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖又は分
枝鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。 2.平均炭素数10〜20の直鎖又は分枝鎖のアルキル基又
はアルケニル基を有し、1分子内に平均 0.5〜8モルの
エチレンオキサイドあるいはプロピレンオキサイドある
いはブチレンオキサイドあるいはエチレンオキサイド/
プロピレンオキサイド= 0.1/ 9.9〜 9.9/0.1 の比で
あるいはエチレンオキサイド/ブチレンオキサイド=
0.1/ 9.9〜 9.9/0.1 の比で付加したアルキル又はア
ルケニルエーテル硫酸塩。 3.平均炭素数10乃至20のアルキル基又はアルケニル基
を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。 4.平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオレフィ
ンスルホン酸塩。 5.平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するアルカン
スルホン酸塩。 6.平均炭素数10〜20のアルキル基またはアルケニル基
を有し、1分子中に平均0.5 〜8モルのエチレンオキサ
イドあるいはプロピレンオキサイドあるいはブチレンオ
キサイドあるいはエチレンオキサイド/プロピレンオキ
サイド= 0.1/9.9 〜 9.9/0.1 の比であるいはエチレ
ンオキサイド/ブチレンオキサイド=0.1 /9.9 〜9.9
/0.1 の比で付加したアルキル又はアルケニルエーテル
カルボン酸塩。 7.下記の式で表わされるα−スルホ脂肪酸又はエステ
ル。
枝鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。 2.平均炭素数10〜20の直鎖又は分枝鎖のアルキル基又
はアルケニル基を有し、1分子内に平均 0.5〜8モルの
エチレンオキサイドあるいはプロピレンオキサイドある
いはブチレンオキサイドあるいはエチレンオキサイド/
プロピレンオキサイド= 0.1/ 9.9〜 9.9/0.1 の比で
あるいはエチレンオキサイド/ブチレンオキサイド=
0.1/ 9.9〜 9.9/0.1 の比で付加したアルキル又はア
ルケニルエーテル硫酸塩。 3.平均炭素数10乃至20のアルキル基又はアルケニル基
を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。 4.平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオレフィ
ンスルホン酸塩。 5.平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するアルカン
スルホン酸塩。 6.平均炭素数10〜20のアルキル基またはアルケニル基
を有し、1分子中に平均0.5 〜8モルのエチレンオキサ
イドあるいはプロピレンオキサイドあるいはブチレンオ
キサイドあるいはエチレンオキサイド/プロピレンオキ
サイド= 0.1/9.9 〜 9.9/0.1 の比であるいはエチレ
ンオキサイド/ブチレンオキサイド=0.1 /9.9 〜9.9
/0.1 の比で付加したアルキル又はアルケニルエーテル
カルボン酸塩。 7.下記の式で表わされるα−スルホ脂肪酸又はエステ
ル。
【0022】
【化1】
【0023】(式中、Y は炭素数1〜3のアルキル基又
は対イオン、Z は対イオンである。R は炭素数10〜20の
アルキル基又はアルケニル基を表わす。)ここで陰イオ
ン性界面活性剤の対イオンとしてはナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属イオン、カルシウム、マグネシウム
等のアルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、炭
素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカ
ノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノ
ールアミンなど)を挙げることができる。
は対イオン、Z は対イオンである。R は炭素数10〜20の
アルキル基又はアルケニル基を表わす。)ここで陰イオ
ン性界面活性剤の対イオンとしてはナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属イオン、カルシウム、マグネシウム
等のアルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、炭
素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカ
ノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノ
ールアミンなど)を挙げることができる。
【0024】非イオン性界面活性剤としては、 8.平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニニル基
を有し、1〜20モルのエチレンオキサイドを付加したポ
リオキサイドエチレンアルキル又はアルケニルエーテ
ル。 9.平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1〜20モル
のエチレンオキサイドを付加したポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル。
を有し、1〜20モルのエチレンオキサイドを付加したポ
リオキサイドエチレンアルキル又はアルケニルエーテ
ル。 9.平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1〜20モル
のエチレンオキサイドを付加したポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル。
【0025】10.平均炭素数10〜20のアルキル基又はア
ルケニル基を有し、1〜20モルのプロピレンオキサイド
を付加したポリオキシプロピレンアルキル又はアルケニ
ルエーテル。 11.平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を
有し1〜20モルのブチレンオキサイドを付加したポリオ
キシブチレンアルキル又はアルケニルエーテル。 12.平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を
有し、総和で1〜30モルのエチレンオキサイドとプロピ
レンオキサイドあるいはエチレンオキサイドとブチレン
オキサイドを付加した非イオン性活性剤(エチレンオキ
サイドとプロピレンオキサイド又はブチレンオキサイド
との比は 0.1/9.9 〜9.9/0.1 )。 13.平均炭素数10〜20の高級脂肪酸アルカノールアミド
又はそのアルキレンオキサイド付加物。 14.平均炭素数10〜20の脂肪酸とショ糖から成るショ糖
脂肪酸エステル。 15.平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリンから成る脂
肪酸グリセリンモノエステル。 16.アルキルアミンオキサイド。
ルケニル基を有し、1〜20モルのプロピレンオキサイド
を付加したポリオキシプロピレンアルキル又はアルケニ
ルエーテル。 11.平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を
有し1〜20モルのブチレンオキサイドを付加したポリオ
キシブチレンアルキル又はアルケニルエーテル。 12.平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を
有し、総和で1〜30モルのエチレンオキサイドとプロピ
レンオキサイドあるいはエチレンオキサイドとブチレン
オキサイドを付加した非イオン性活性剤(エチレンオキ
サイドとプロピレンオキサイド又はブチレンオキサイド
との比は 0.1/9.9 〜9.9/0.1 )。 13.平均炭素数10〜20の高級脂肪酸アルカノールアミド
又はそのアルキレンオキサイド付加物。 14.平均炭素数10〜20の脂肪酸とショ糖から成るショ糖
脂肪酸エステル。 15.平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリンから成る脂
肪酸グリセリンモノエステル。 16.アルキルアミンオキサイド。
【0026】また、その他の界面活性剤として、 17.カルボキシベタイン又はスルホベタイン型界面活性
剤などの両性界面活性剤。 18.その他陽イオン性界面活性剤。 も挙げられる。
剤などの両性界面活性剤。 18.その他陽イオン性界面活性剤。 も挙げられる。
【0027】上記の界面活性剤のうち、本発明では特に
1,2,4,5,8,9,10,11,12,13が好ましく、
主界面活性剤としては1,2,3,8を用いることが望
ましい。尚、主界面活性剤とは、全界面活性剤中に40重
量%以上の割合を占めるものを言う。本発明において
(d) 成分の界面活性剤の配合量は、総量で 0.5〜60重量
%、好ましくは10〜50重量%配合される。
1,2,4,5,8,9,10,11,12,13が好ましく、
主界面活性剤としては1,2,3,8を用いることが望
ましい。尚、主界面活性剤とは、全界面活性剤中に40重
量%以上の割合を占めるものを言う。本発明において
(d) 成分の界面活性剤の配合量は、総量で 0.5〜60重量
%、好ましくは10〜50重量%配合される。
【0028】本発明の洗浄剤組成物にはまた、炭酸塩、
珪酸塩から選ばれる少なくとも1種の無機塩を配合する
ことが望ましい。これらの無機塩としては、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム及び珪酸ナトリウム等が挙げられ
る。これらの無機塩は組成物中に1〜30重量%、好まし
くは10〜30重量%配合される。
珪酸塩から選ばれる少なくとも1種の無機塩を配合する
ことが望ましい。これらの無機塩としては、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム及び珪酸ナトリウム等が挙げられ
る。これらの無機塩は組成物中に1〜30重量%、好まし
くは10〜30重量%配合される。
【0029】また、本発明の洗浄剤組成物には、上記成
分の他に、ゼオライト等の結晶または非結晶質のアルミ
ノ珪酸塩、エチレンジアミン四酢酸、コハク酸塩、リン
ゴ酸塩、クエン酸塩等の二価金属イオン捕捉剤を配合す
ることが望ましい。二価金属イオン捕捉剤を配合するこ
とにより、硬水中での洗浄性が向上する。二価金属イオ
ン捕捉剤は本発明の洗浄剤組成物中に総量で10〜60重量
%配合するのが望ましい。
分の他に、ゼオライト等の結晶または非結晶質のアルミ
ノ珪酸塩、エチレンジアミン四酢酸、コハク酸塩、リン
ゴ酸塩、クエン酸塩等の二価金属イオン捕捉剤を配合す
ることが望ましい。二価金属イオン捕捉剤を配合するこ
とにより、硬水中での洗浄性が向上する。二価金属イオ
ン捕捉剤は本発明の洗浄剤組成物中に総量で10〜60重量
%配合するのが望ましい。
【0030】その他の成分として、過炭酸ソーダ、過ホ
ウ酸ソーダなどの漂白剤、またその安定化剤、漂白活性
化剤、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸や
無水マレイン酸重合体又は共重合体のカルボン酸系ポリ
マーの水溶性塩、ポリエチレングリコール、ポリビニル
ピロリドン等の再汚染防止剤、非晶質シリカなどの多孔
性の吸油担体、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等
の本発明に係る酵素以外の酵素、亜硫酸塩等の酵素失活
防止剤、蛍光染料、色素、ケーキング防止剤、可溶化
剤、香料等が必要に応じて配合される。
ウ酸ソーダなどの漂白剤、またその安定化剤、漂白活性
化剤、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸や
無水マレイン酸重合体又は共重合体のカルボン酸系ポリ
マーの水溶性塩、ポリエチレングリコール、ポリビニル
ピロリドン等の再汚染防止剤、非晶質シリカなどの多孔
性の吸油担体、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等
の本発明に係る酵素以外の酵素、亜硫酸塩等の酵素失活
防止剤、蛍光染料、色素、ケーキング防止剤、可溶化
剤、香料等が必要に応じて配合される。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、通常の洗浄時間内での
カレー、ミートソース、ケチャップ、チョコレート、果
汁等の食べこぼしによるしみ汚れに対する洗浄力が顕著
に向上された衣料用洗浄剤組成物が得られる。
カレー、ミートソース、ケチャップ、チョコレート、果
汁等の食べこぼしによるしみ汚れに対する洗浄力が顕著
に向上された衣料用洗浄剤組成物が得られる。
【0032】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら限
定されるものではない。
説明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら限
定されるものではない。
【0033】1)カレー人工汚染布の作成 ボンカレーゴールド中辛(登録商標、大塚食品(株))
をミキサーにて粉砕し、綿布をこの液に接触、ブラッシ
ングし、過剰付着汚れを脱落させる。10cm×10cmの試験
片を調整し、実験に供した。
をミキサーにて粉砕し、綿布をこの液に接触、ブラッシ
ングし、過剰付着汚れを脱落させる。10cm×10cmの試験
片を調整し、実験に供した。
【0034】2)洗浄条件、洗浄方法及び評価方法 4°DH硬水に表1に記載の配合組成からなる洗剤を溶解
し、0.0833%洗剤溶液1リットルを調製する。カレー人
工汚染布5枚を洗剤水溶液に添加し、30℃、10分静置
後、洗剤溶液と人工汚染布をそのまま、ターゴトメータ
ー用ステンレスビーカーに移し、ターゴトメーターにて
100rpm、20℃、10分間攪拌洗浄する。流水下ですすいだ
後、アイロンプレスし反射率測定に供した。洗浄率の算
出は以下の式に従った。
し、0.0833%洗剤溶液1リットルを調製する。カレー人
工汚染布5枚を洗剤水溶液に添加し、30℃、10分静置
後、洗剤溶液と人工汚染布をそのまま、ターゴトメータ
ー用ステンレスビーカーに移し、ターゴトメーターにて
100rpm、20℃、10分間攪拌洗浄する。流水下ですすいだ
後、アイロンプレスし反射率測定に供した。洗浄率の算
出は以下の式に従った。
【0035】洗浄前の原布及び洗浄前後の汚染布の460n
m における反射率を自記色彩計(島津製作所 (株) 製)
にて測定し、次式によって洗浄率(%)を算出した。
m における反射率を自記色彩計(島津製作所 (株) 製)
にて測定し、次式によって洗浄率(%)を算出した。
【0036】
【数1】
【0037】表1には5枚の汚染布についての平均値を
示した。なお、洗浄前の洗剤水溶液のpHは10.6であっ
た。
示した。なお、洗浄前の洗剤水溶液のpHは10.6であっ
た。
【0038】3)結果 表1の如く、α−アミラーゼ又はβ−アミラーゼにプル
ラナーゼを配合することにより、カレー汚れを効果的に
洗浄できることがわかる。
ラナーゼを配合することにより、カレー汚れを効果的に
洗浄できることがわかる。
【0039】
【表1】
【0040】注) 1)アルカリプルラナーゼ:Bacillus sp. KSM−AP1876
(微工研菌寄第10887 号)生産酵素、比活性:2000U/
g 2)α−アミラーゼ:Termamyl(登録商標、ノボ)、比活
性:7000U/g 3)β−アミラーゼ:アマノ(登録商標、天野製薬)、比
活性:2000U/g 4)石鹸:炭素数12〜14、中和度 100% 5)ゼオライト:A型合成ゼオライト(平均粒径 0.9μm
) 6)非イオン界面活性剤:ポリオキシエチレンドデシルエ
ーテル(エチレンオキサイド平均付加モル数=8、アル
キル鎖長=12) 7)イオン性界面活性剤:直鎖アルキルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、C12〜C16 8)平均分子量8000 9)平均分子量13000 10) 吸油担体:トクシールNR(登録商標、徳山曹達
(株)) 11) 蛍光増白剤:チノパールCBS(登録商標、チバガ
イギー社)
(微工研菌寄第10887 号)生産酵素、比活性:2000U/
g 2)α−アミラーゼ:Termamyl(登録商標、ノボ)、比活
性:7000U/g 3)β−アミラーゼ:アマノ(登録商標、天野製薬)、比
活性:2000U/g 4)石鹸:炭素数12〜14、中和度 100% 5)ゼオライト:A型合成ゼオライト(平均粒径 0.9μm
) 6)非イオン界面活性剤:ポリオキシエチレンドデシルエ
ーテル(エチレンオキサイド平均付加モル数=8、アル
キル鎖長=12) 7)イオン性界面活性剤:直鎖アルキルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、C12〜C16 8)平均分子量8000 9)平均分子量13000 10) 吸油担体:トクシールNR(登録商標、徳山曹達
(株)) 11) 蛍光増白剤:チノパールCBS(登録商標、チバガ
イギー社)
Claims (2)
- 【請求項1】 次の成分(a) 、(b) 、(c) 及び(d) を含
有することを特徴とする衣料用洗浄剤組成物。 (a) プルラナーゼ、イソプルラナーゼ及びイソアミラー
ゼからなる群から選ばれる1種又は2種以上の澱粉枝切
り酵素。 (b) α−アミラーゼ及びβ−アミラーゼからなる群から
選ばれる1種又は2種以上の酵素。 (c) 炭素数が8〜22の飽和又は不飽和の脂肪酸を、60〜
100 モル%中和した石鹸0.01〜5重量% (d) 上記(c) 以外の界面活性剤 0.5〜60重量% - 【請求項2】 澱粉枝切り酵素の可溶性デンプンに対す
る最適作用pHが8〜11である請求項1記載の衣料用洗浄
剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4324245A JPH06172796A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 衣料用洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4324245A JPH06172796A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 衣料用洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06172796A true JPH06172796A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18163654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4324245A Pending JPH06172796A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 衣料用洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06172796A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6197070B1 (en) | 1996-05-15 | 2001-03-06 | The Procter & Gamble Company | Detergent compositions comprising alpha combination of α-amylases for malodor stripping |
EP2723214B1 (en) | 2011-06-23 | 2016-12-07 | The Procter and Gamble Company | Product for pre-treatment and laundering of stained fabric |
EP3533859A1 (en) * | 2018-02-28 | 2019-09-04 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions |
EP3533858A1 (en) * | 2018-02-28 | 2019-09-04 | The Procter & Gamble Company | Cleaning composition comprising a glycogen-debranching enzyme and methods of cleaning |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP4324245A patent/JPH06172796A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6197070B1 (en) | 1996-05-15 | 2001-03-06 | The Procter & Gamble Company | Detergent compositions comprising alpha combination of α-amylases for malodor stripping |
EP2723214B1 (en) | 2011-06-23 | 2016-12-07 | The Procter and Gamble Company | Product for pre-treatment and laundering of stained fabric |
EP3533859A1 (en) * | 2018-02-28 | 2019-09-04 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions |
EP3533858A1 (en) * | 2018-02-28 | 2019-09-04 | The Procter & Gamble Company | Cleaning composition comprising a glycogen-debranching enzyme and methods of cleaning |
WO2019168649A1 (en) * | 2018-02-28 | 2019-09-06 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions |
WO2019168650A1 (en) * | 2018-02-28 | 2019-09-06 | The Procter & Gamble Company | Methods of cleaning |
CN111684056A (zh) * | 2018-02-28 | 2020-09-18 | 宝洁公司 | 清洁方法 |
JP2021513590A (ja) * | 2018-02-28 | 2021-05-27 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 洗浄組成物 |
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