JPH02131089A - Vtrの特殊再生方法 - Google Patents

Vtrの特殊再生方法

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JPH02131089A
JPH02131089A JP63284530A JP28453088A JPH02131089A JP H02131089 A JPH02131089 A JP H02131089A JP 63284530 A JP63284530 A JP 63284530A JP 28453088 A JP28453088 A JP 28453088A JP H02131089 A JPH02131089 A JP H02131089A
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Yoshiro Tsuchiyama
吉朗 土山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気録画再生装置とくにディジタル記録され
たVTRにおけるスローモーション再生、早送り再生な
どの特殊再生方法に関するものである。
従来の技術 VTRにおいて映像情報をディジタル記録する場合には
、アナログ記録する場合に比べて、多くの利点があるが
、欠点としては広い信号帯域を必要とすることが挙げら
れる。またテレビジョン信号方式は、NTSC方式やP
AL方式、SECAM方式など多くの方式がある。これ
らの方式においては、1画面を構成するのに要する時間
が異なるため、ディジタル信号化した場合でも当然なが
ら、1画面当りの情報量も異なってしまう。広い周波数
帯域の情報信号を磁気記録媒体上に記録する方法として
、磁気テープ上に回転ヘッドを用いて、媒体と磁気ヘッ
ドとの相対速度を上げて、高周波信号に対しても、記録
される信号の波長があまり高くならないようにしている
。この方法では、1画面に必要な記録トラックは不連続
な記録磁化軌跡として、複数のトラックとしてテープ上
につくられることになる。また、ディジタル記録を行う
場合には、一般に情報量が増加するため、長時間の記録
再生が可能であるためには、テープ送り速度を遅くして
、記録トラックのトラック幅を狭くする必要も生じる。
この場合には、再生ヘッドが、記録トラック上を正確に
追従する制御が必要になる。再生ヘッドが記録トラック
上を追従させる手段としては、圧電素子などの電気機械
変換素子上に磁気ヘッドを搭載し、再生しているトラッ
クのずれ量を検出して、ずれ方向に電気機械変換素子を
用いて磁気ヘッドを変位させる方法が用いられている。
発明が解決しようとする課題 以上のように、ヘッドを回転させることによる記録波長
の長波長化を行う場合にも、解決すべき課題がある。す
なわち、いくつかのテレビジョン方式に対応することが
できるVTRを考えてみると、あるテレビジョン方式の
記録を行う場合には、整数水のトラックにて1つの画面
を形成するのに必要な情報を記録することが出来るが、
別のテレビジョン方式の記録を行う場合には1つの画面
を形成するのに必要な情報は、整数水のトラックで記録
できるとは限らなくなる。これは、記録と同じ速度で再
生する場合には、特に問題は生じないが、早送り再生や
、スローモーション再生を実現する場合には不都合なこ
とが生じる。以下、この点を図面を用いて説明する。
第2図は、2.5)ラックで1フイールドの映像を記録
する例を示したものである。また、磁気テープと、回転
ヘッドドラム、回転ヘッドなどの機械的関係を第3図に
示す。第3図において、磁気ヘッド10.12は、電気
機械変換素子9,11上に搭載されており、ヘッドがテ
ープのトラック上を常に追従して走査することが可能で
ある。第2図において、テープを記録時と同じ速度で送
ると、磁気ヘッドはトラックAt、B1.A2.B2.
・・を順次走査していく。ここでトラックAl、B1と
トラックA2の前半で1つの画面(フィールド)が完成
する。トラックA2の後半、およびトラックB2.A3
により次の画面が完成する。以降同様に2.5トラツク
毎に1つの画が完成していく。この記録方式において、
早送り再生などの特殊再生を考える。例えば2倍速再生
を考える。まず、A1゜B1およびA2の前半の走査で
決まるフィールドを再生するものとする。次には、B3
.A4およびB4の前半の走査で決まるフィールドを再
生する必要がある。しかし、A2の前半をヘッドが走査
した時点では、もう一方のヘッドは、トラックB3の走
査開始点にはない。すなわち、もう一方のヘッドは、1
/2走査時間経過してから、トラックB3を走査する。
これは第3図では、ヘッド10がテープに当たっていな
いことに対応する。したがって、必要な再生出力が得ら
れない期間が存在する。この現象を避けるためには、再
生するブロックを変えるしかない。すなわち、A2の後
半およびB2.A3)ラックを走査する。そして次のフ
ィールドでは、A6.Be、及びトラックA7の前半部
で決まるフィールドを走査すればよい。
しかしながら、このように再生された映像は、各画面の
時間が等間隔でないため、再生映像における動きが不自
然になる欠点がある。また前述したように、ヘッドがト
ラックを正確に追従制御できるために電気機械変換素子
を用いる場合には、もっとも近いトラック群を走査する
ことができなくなるので、電気機械変換素子に加える操
作量も増大してしまい、電気機械変換素子の信頼性を損
なう可能性も生じる。
課題を解決するための手段 本発明では、上記課題を解決するために、回転ヘッドド
ラムの速度制御回路、再生信号より得られる画像情報を
記憶する画像メモリを設け、再生時には、回転ヘッドの
速度を、1画面に相当する時間内で、1画面を構成する
のに必要なトラックを総て走査できるように回転速度を
速くするように制御して、再生された速度の速い映像情
報のうち有効な部分を前記画像メモリに書き込み、画像
メモリから通常の速度となるように映像情報を読み出す
作用 マイクロコンピュータは再生するのに必要なトラックの
走査に相当する期間には、画像メモリに書き込みを許可
する信号を出力し、それ以外の期間には画像メモリへの
画像データの書き込みを禁止する。画像メモリからの1
画面の出力に要する時間(1フイ一ルド期間)には、■
フィールド相当のデータが新たに得られているので、画
像メモリからは、常に最新の画像が途切れることなく出
力される。
実施例 実施例を図面に基づいて説明する。第2図は従来例と同
様に、1フイールドの映像を2.5トラツクに記録する
場合のパターン図であり、このパターンを用いて実施例
を説明する。第4図は、特殊再生を行う場合の回転ヘッ
ドの回転制御、テープ送り制御、トラック追従を行うた
めの電気機械変換素子の制御を行うための回路構成を示
した図である。また、第5図は画像メモリを制御するた
めの回路構成を示したものであり、2つの図に示してい
るマイクロコンピュータ1は同一のものである。第1図
は、回転ヘッドの回転位相と画像メモリでの信号の入出
力を示したタイミング図である。
マイクロコンピュータ1は再生モードであれば、回転ヘ
ッド10.12の回転速度を(815)倍にする。これ
は、マイクロコンピュータ1に回転ヘッドドラムモータ
3に取り付けられた速度検出器4からの信号が入力され
、速度制御に必要な指令値が駆動回路5に出力される。
具体的には、記録時と同様の制御であるが速度制御用の
基準値を再生用に書き換えることにより実現することが
できる。またテープ送り速度は、キャプスタンモータ6
により実現され、モータの回転検出器7よりの<=号が
マイクロコンピュータ1に入力され、速度制御に必要な
指令値が駆動回路8に出力される。
システム制御回路2などにより設定された速度に対して
は、速度制御用の基準を書き換えることにより実現する
ことができる。
マイクロコンピュータ1により回転ヘッドの速度を(6
15)倍にすると、1フイールドで3回のヘッド走査を
行うことができる。このうち、1つの画を作成するのに
必要な情報は(5/6)の期間しかない。したがって、
第1図に示すように1つの画面に相当する情報を得てい
るときのみ、画像メモリ25に再生している情報を書き
込む。
残りの1/6の期間は画像メモリ25を書き換えない。
この書き換えるかどうかの指令は、第1図に示すように
マイクロコンピュータ1より画像メモリ25に送られる
ものである。一方画像メモリ25からのデータの読みだ
しは、1フイ一ルド期間に1画面の情報を途切れること
なく読みだす。
これによりD/A変換器26を介して映像信号が途切れ
ることなく得られるものとなる。
次に電気機械変換素子9,11の制御方法について説明
する。任意の速度でのトラッキングを実現するためには
、電気機械変換素子9,11に対して第6図に示す一種
の鋸波形の駆動指令を与える必要があることはよく知ら
れている。第6図において、鋸波形の振幅Aおよび鋸波
形の中心位置によって鋸波形を定義する。振幅Aはヘッ
ドがトラックと平行に走査できるための補正量であり、
中心位置は、ヘッドとトラックがどれだけ離れているか
を示す量に対応している。回転ヘッド10,12の回転
速度が記録時と同じであれば、テープ送りが記録時と同
じ(1倍速)である時には、ヘッド10.12は記録ト
ラックと平行に走査を行う。
ただし、トラック曲がりなどの機械的誤差は無視してい
る。実際には、第4図で示したようにトラッキング誤差
信号検出回路15によりトラック曲がり情報がマイクロ
コンピュータ1に入力され、トラック曲がりに対する追
従処理は電気機械変換素子9,11を制御することによ
り実現する。
以上、電気機械変換素子の制御指令の作成方法としては
、同−発明人を含む、特開昭81−74128号公報に
記述されている方法と類似している。ところが回転ヘッ
ド10.12の速度を変える場合には、テープ送り速度
も同様に変えてやらないと、ヘッドはトラック上を平行
に走査することができなくなってしまう。実施例では、
615倍速の時にヘッドはトラックを平行に走査するこ
とになる。また、テープを停止させると、ヘッドは走査
開始から終了までに1トラツクピツチ遅れて行くことに
なる。したがって速度比がVであるとき、再生ヘッドが
トラックに平行に走査するためには、 (v−(615
))*(5/6)トラックピッチの振幅を与えてやる必
要がある。
さらに、ヘッドがトラック上を走査するためには、ヘッ
ドとトラックとの位置が合っていなくてはならない。合
っていない場合には電気機械変換素子9,11により、
ヘッドを変位させる必要がある。これは現在の走査に対
して与えている変位量から次回の走査に必要な変位量を
逐次求めて行くことができる。例では3トラツクに1つ
の映像情報が記録されているので、この3つのトラック
は連続して再生をする必要がある。1つの画面を再生す
るに当たり、テープ送り速度が変化しないものとすると
、2番目のトラックを再生するときにもっとも近いトラ
ックを再生するようにするのが合理的である。これは結
果として、電気機械変換素子9,11に対しての走査量
がもっとも少なくなり、かつ、映像情報の時間軸での変
化ももっとも滑らかになる。2番目のトラックの中心を
走査しているときの変位量をTCnとし、次のフィール
ドでの2番目のトラックの中心を走査している時の変位
量をTC−+とすると次の関係がある。
T Co−+ = T Cn”2.5 *V±(NI十
N2+・・十NJ)ただし、■はテープ送り速度比、N
llN2・・・は2または3が交互に用いられ、jはT
Cn+1の絶対値を最小にする整数である。
この関係を説明する。現在の変位量TCnに対して、次
のフィールドでは、テープが(2,5*V))ラックピ
ッチ進んでいる。また、±(N + + N 2+・・
十N 4 )の意味はもっとも近いトラックを捜すもの
に対応する(この意味についてはマイクロコンピュータ
1のフローチャートの説明のところで述べる)。
以上の演算をマイクロコンピュータ1で行う具体的手順
を第9図、第10図を用いて説明する。
第9図は、マイクロコンピュータ1における電気機械変
換素子の制御信号の諸元(AlT Co++、TC−1
1+11 TC+1o41、TNn+1)を求めるため
のフローチャートを示すものである。このフローチャー
トはヘッド走査が3回行われる毎に、すなわち回転ヘッ
ドドラムが1.5回転する毎に実行される。第9図にお
いて、まず処理201でA= (V−H)/H なる演算を行って、鋸歯状波の振幅値Aを求める。
ここで、■は再生速度(テープ送り速度)であり、Hは
次の演算によりあらかじめ求めている値である。
H=  (I NT  (N)+k)/NここでINT
()は0内の値の整数部分を採る演算子であり、kは整
数である。この実施例ではN=2.5、k=1であり、
したがってH=615になる。次に処理202へ進み、
現在のフィールドの中心トラックにおける電気機械変換
素子の変位量TCnとVとNとをもちいて、値Wを求め
、判断203へ進む。なお、ここで求めた値Wは、トラ
ックを同じトラックを走査するとした場合の電気機械変
換素子の操作量になっている。以下の処理は、走査トラ
ックを変更することにより、電気機械変換素子の操作量
を最小にするトラック、すなわちもっとも近いトラック
を捜す処理になっている。判断203では、WとNTの
比較を行う。
ここでN’は、Nに近い2つの整数のどちらかであり、
2つの整数を交互にその平均値がNになるように用いる
。例えばNが2.5であればNTは2と3とが交互に用
いられる。WがNTより大きければ処理204へ進み、
そうでなければ判断206へ進む。処理204ではWの
値からNTを差弓き、かつTNにN”を加算して処理2
05へ進む。
処理205では N lの値を次の値に書き換えて、再
び判断203へ戻る。このようにしてWの値がN′より
小さくされる。次に判断206に進むと、Wの値が(−
N’ )よりも小さくないかどうかを調べる。もし小さ
ければ処理207へ進み、そうでなければ処理209へ
進む。処理207では、Wの値にN′を加えると共に、
TNの値からN′を差引き、処理208へ進む。処理2
08では次のN′をセットしておく。そして再び判断2
06へ戻る。このループはWの値が(−N”)よりも大
きくなるまで繰り返される。Wの値が(−N’ )より
も大きくなると処理209へ進み、Wの値をメモリTC
,や1へ、TNの値をメモリTNn+1へ転送する。T
 N 、+の値はトラックの番号に相当する。
そして処理210では、次回再生するフィールドにおけ
る各トラックの走査に必要な値を算出する。
すなわち中心トラックより1つ手前のトラックを走査す
るための電気機械変換素子の制御量TC1n+1、)ラ
ックの番号TN  1o−+11つ後のトラックを走査
するための制御量TC+1145、トラツクの番号TN
+ 1゜匂などを求める。そして第9図に示す処理を終
了する。
第10図は、第9図で求めた諸元をもとに、電気機械変
換素子に対する指令の平均値を零に近付けていくための
処理を示すフローチャートであり、このフローチャート
は、第9図の処理が1回実行される毎に実行される。ま
ず処理301において、このルーチンを計数する変数K
を+1する。次に判断302に進み、Kの値がB(Bは
整数)かどうかを調べ、Bであれば処理303へ進み、
そうでなければ処理304へ進む。処理303では、K
の値を零にし、判断305へ進む。判断305ではSの
値を調べて分岐する。S〉0であれば処理307へ進み
、S〈0であれば処理306へ進み、S=0であれば処
理308へ進む。処理307では第9図で求めたT C
、,1の値にたいして微小値δを差引き、処理308へ
進む。処理306ではTC,。、の値に対して、微小値
δを加算し、処理308へ進む。処理308ではSの値
を零に戻して処理を終了する。一方処理304へ進んだ
場合2〇− にはSの値にTCn+1を加算して処理を終了する。
ここでBの値は(B*V)が整数となる値とする。
マイクロコンピュータ1は以上の処理を行って第4図、
第5図に示す構成により任意の速度による再生が可能と
なる。すなわち第4図においてマイクロコンピュータ1
はシステム制御回路2より再生指令をうけると回転へラ
ドモータ3に取り付けた速度検出器4により回転速度を
検出し、(615)倍速でモータ3が回転できるための
制御指令を算出し、その値を駆動回路5へ出力する。
方、テープ送り用のキャプスタンモータ6も同様にモー
タ6に取り付けた速度検出器7により回転速度を検出し
、目標とする速度でモータ6が回転できるための制御指
令を算出し、その値を駆動回路8へ出力する。これによ
り回転へラドモータ3、キャプスタンモータ6は設定速
度で回転する。
方再生ヘッド10.12より得られた信号を基にしてト
ラッキング誤差信号検出回路15によりトラッキング誤
差信号を得て、その値をマイクロコンピュータ1に入力
する。マイクロコンピュータ1ではトラッキング誤差信
号により、キャプスタンモータ6の送り位相制御を行う
と共に、電気機械変換素子9.11によりヘッドがトラ
ック上を走査するための信号を作成し、駆動回路13.
14に出力する。一方、同じヘッド10.11により得
られた再生信号は前置増幅回路2L22をへて復調回路
23.24へ送られる。復調回路23.24では再生信
号をディジタル映像信号に復調する。復調されたディジ
タル映像信号は、画像メモリ25へ送られる。画像メモ
リ25では、マイクロコンピュータ1からの指令に基づ
き、ディジタル映像信号により、メモリ25の内容を書
き換えるかどうかの処理をおこなう。画像メモリ25の
内容を順次読みだしてD/A変換器26によりアナログ
の映像信号が連続的に得られる。得られる。
画像メモリに再生した情報を書き込むかどうかの判断は
、TN  1n−+の値を5で割った余りが3であれば
、そのトラックを走査する前半は書き込みを停止し、ま
たTN+1.−+を5で割った余りが3であればそのト
ラックの後半は書き込みを停止することにより実現する
ことができる。また、別の判断方法として、記録情報に
フィールドの番号を識別できる符号を入れておき、その
符号の値が再生するフィールドの値と同じかどうかで判
断することも可能である。
なお、請求項2に対応する実施例の場合には、第11図
に示すようなヘッドが用いられる。すなわち1つのヘッ
ドブロックの上に、異なるギャップアジマスのヘッドが
2つ搭載されている状態である。これはあたかも2つの
磁気ヘッドを接着したような形になっている。このよう
な磁気ヘッドは例えば”Nat1n+1nal Tec
hnlval Report Vo128 N。
、3 June 1982のp409〜p418”など
に述べられているものであり、その実施はすでに行われ
ている。
この様なヘッドを用いた場合の構成を第7図及び第8図
に示す。ずなわち第8図においてはヘッド110と11
3が1つのヘッドのごとく構成されて電気機械変換素子
9上に搭載されており、同様にヘッド112と114が
1つのヘッドのごとく構成されて電気機械変換素子11
上に搭載されている。これらのヘッドから得られる再生
信号からトラッキング誤差信号検出回路15を通してト
ラッキング誤差信号がマイクロコンピュータ1に入力さ
れる。また第7図に示すようにヘッド110と113か
ら得られた再生信号はスイッチ150を通して復調回路
23へ送られ、ヘッド112と114から得られた再生
信号はスイッチ151を通して復調回路24へ送られる
。スイッチ150.151はマイクロコンピュータ1に
より第9図で示したフローチャートにより求められたT
 N n+ I +T N  1、−+ 、T N +
1 n4+により制御される。すなわち、T Nn++
 、T N  1 n−+ 、T N +1−+の値が
奇数か偶数かによりトラックのアジマスが対応するので
、この情報を用いてヘッドアジマスを切り換えてやれば
良い。
なお、マイクロコンピュータを用いてVTRの回転ヘッ
ドドラムの回転速度の制御や、テープ送り制御、トラッ
ク曲がり追従制御を行う方法については、たとえば、同
−発明人らによる特開昭62−33356.62−33
356号公報などに記述されているので、詳細は省略し
た。
発明の詳細 な説明したように、整数本でないトラック本数で1画面
が構成される場合においても、任意のテープ送り速度で
常に1画面を再生することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転ヘッドの回転位相と画像メモリでの信号の
入出力を示したタイミング図、第2図は本発明1フイー
ルドの映像を2.5トラツクに記録する場合のパターン
図、第3図はVTRにおける機械的位置関係を示す構成
図、第4図はサーボ系の構成を示した回路図、第5図は
画像メモリを制御するための回路図、第6図は電気機械
変換素子の制御信号波形を示す波形図、第7図は2種類
のギャップアジマスを有するヘッドを2個用いて再生す
る場合の画像メモリを制御するための回路図、第8図は
同じくサーボ系の構成を示す回路図、第9図および第1
0図はマイクロコンピュータの処理内容を示すフローチ
ャート、第11図は2種類のギャップアジマスを有する
ヘッドの構成例を示すヘッド構造図である。 1・・マイクロコンピュータ、9.11・・電気機械変
換素子、10.12,110,112,113.114
・・磁気ヘッド、25・・画像メモリ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気機械変換素子上に搭載された磁気ヘッドを回
    転ヘッドドラムに搭載して、磁気テープを前記回転ヘッ
    ドドラムに斜めに巻き付け、前記磁気テープ上に不連続
    磁化軌跡としてトラックを構成して映像情報を順次記録
    し、前記電気機械変換素子により磁気ヘッドをトラック
    に直角方向に変位させるよう構成し、1画面を構成する
    のに必要なトラックの本数をN(Nは正の実数)とし、
    再生時には前記回転ヘッドドラムの回転速度を記録時の
    速度に対して、 H=(INT(N)+k)/N (但し、kは任意の整数、INT()は整数化演算記号
    で()内の値の整数部分をとる演算子とする)の速度比
    Hで回転させ、テープ送り速度比をVとし、前記電気機
    械変換素子を駆動する電気量の各々のトラックを走査す
    る時の振幅値Aを A=(V−H)/H(単位:トラックピッチ)とし、前
    記N本のトラックの内の略(N/2)本目に相当するト
    ラックを走査するときに用いた電気機械変換素子の駆動
    量の平均値をTC_nとして、次のN本のトラックの内
    の略(N/2)本目に相当するトラックを走査するのに
    用いる電気機械変換素子の駆動量の平均値TC_n_+
    _1をTC_n_+_1=TC_n+N*V−(N_1
    +N_2+・・+N_j)あるいは TC_n_+_1=TC_n+N*V+(N_1+N_
    2+・・+N_j)(但し、単位はトラックピッチ、N
    _k(k=1、2、・・・)はNに近い2つの整数を平
    均値がNとなるように交互に用い、jはTC_n_+_
    1の絶対値を最小にする整数)とし、前記トラックに対
    して前後に走査するトラックに対して、前記電気機械変
    換素子の駆動量の平均値、TC−1_n_+_1、TC
    +1_n_+_1TC−2_n_+_1、TC+2_n
    _+_1を TC−1_n_+_1=TC_n_+_1(V/H−1
    )TC+1_n_+_1=TC_n_+_1(V/H−
    1)TC−2_n_+_1=TC−_1_n_+_1(
    V/H−1)TC+2_n_+_1=TC+1_n_+
    _1−(V/H−1)のごとく逐次求めていき、少なく
    とも1画面の情報を蓄積するメモリを有し、再生信号を
    メモリを経由して出力するように接続し、再生した情報
    が再生しようとする画面以外の情報である場合には前記
    メモリの書換えを停止することを特徴とするVTRの特
    殊再生方法。
  2. (2)磁気ヘッドを回転ヘッドドラムに搭載して、磁気
    テープを前記回転ヘッドドラムに斜めに巻き付け、前記
    磁気テープ上に不連続磁化軌跡としてトラックを構成し
    て、映像情報を互いに隣接するトラックはアジマスが異
    なるように順次記録し、再生時には電気機械変換素子上
    に搭載された異なるギャップアジマスを有する同一高さ
    の一対の磁気ヘッドで構成された磁気ヘッドを回転ヘッ
    ドドラム上に180度対抗するようにして2個搭載して
    、前記電気機械変換素子により磁気ヘッドをトラックに
    直角方向に変位させるよう構成し、1画面を構成するの
    に必要なトラックの本数をN(Nは正の実数)とし、再
    生時には前記回転ヘッドドラムの回転速度を記録時の速
    度に対して、H=(INT(N)+k)/N (但し、kは任意の整数、INT()は整数化演算記号
    で()内の値の整数部分をとる演算子とする)の速度比
    Hで回転させ、テープ送り速度比をVとし、前記電気機
    械変換素子を駆動する電気量の各々のトラックを走査す
    る時の振幅値Aを A=(V−H)/H(単位:トラックピッチ)とし、前
    記N本のトラックの内の略(N/2)本目に相当するト
    ラックを走査するときに用いた電気機械変換素子の駆動
    量の平均値をTC_nとして、次のN本のトラックの内
    の略(N/2)本目に相当するトラックを走査するのに
    用いる電気機械変換素子の駆動量の平均値TC_n_+
    _1をTC_n_+_1=TC_n+N*V−(N_1
    +N_2+・・+N_j)あるいは TC_n_+_1=TC_n+N*V+(N_1+N_
    2+・・+N_j)(但し、単位はトラックピッチ、N
    _k(k=1、2、・・)はNに近い2つの整数を平均
    値がNとなるように交互に用い、jはTC_n_+_1
    の絶対値を最小にする整数)とし、前記トラックに対し
    て前後に走査するトラックに対して、前記電気機械変換
    素子の駆動量の平均値、TC−1_n_+_1、TC+
    1_n_+_1、TC−2_n_+_1、TC+2_n
    _+_1を TC−1_n_+_1=TC_n_+_1+(V/H−
    1)TC+1_n_+_1=TC_n_+_1−(V/
    H−1)TC−2_n_+_1=TC−1_n_+_1
    +(V/H−1)TC+2_n_+_1=TC+1_n
    _+_1−(V/H−1)のごとく逐次求めていき、 TN_n_+_1=TN_n+(N_1+N_2+・・
    +N_j)もしくは TN_n_+_1=TN_n−(N_1+N_2+・・
    +N_j)なる演算によりTN_n_+_1を求め、得
    られたTN_n_+_1の値が奇数か偶数かにより、次
    回のTC_n_+_1に対応するヘッド走査時のヘッド
    ギャップを切り換え、同様に、その前後の走査トラック
    に対してはヘッドギャップを交互に切り換えて選択し、
    少なくとも1画面の情報を蓄積するメモリを有し、再生
    信号をメモリを経由して出力するように接続し、再生し
    た情報が再生しようとする画面以外の情報である場合に
    は前記メモリの書換えを停止することを特徴とするVT
    Rの特殊再生方法。
  3. (3)第1項記載のTC_n_+_1の値を(V*B)
    が整数となるB回順次加算し、加算結果が零でなければ
    、次のTC_n_+_1の値を微小修正するとともに、
    B回の順次加算およびその後のTC_n_+_1の微小
    修正動作を繰り返すことを特徴とする請求項1もしくは
    2記載のVTRの特殊再生方法。
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