JPH0357527B2 - - Google Patents
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- JPH0357527B2 JPH0357527B2 JP57230599A JP23059982A JPH0357527B2 JP H0357527 B2 JPH0357527 B2 JP H0357527B2 JP 57230599 A JP57230599 A JP 57230599A JP 23059982 A JP23059982 A JP 23059982A JP H0357527 B2 JPH0357527 B2 JP H0357527B2
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- time
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- signal
- head
- pcm
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Links
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- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 11
- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10527—Audio or video recording; Data buffering arrangements
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/00007—Time or data compression or expansion
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1806—Pulse code modulation systems for audio signals
- G11B20/1809—Pulse code modulation systems for audio signals by interleaving
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明はビデオ信号やオーデイオ信号等の情
報信号をPCM化するとともにこのPCM化した情
報信号を回転ヘツドを用いて例えばテープ上に記
録するようにする装置に関する。
報信号をPCM化するとともにこのPCM化した情
報信号を回転ヘツドを用いて例えばテープ上に記
録するようにする装置に関する。
背景技術とその問題点
ビデオ信号やオーデイオ信号等の情報信号を磁
気テープに記録する方式としては固定ヘツドによ
るものと回転ヘツドによるものとがある。このう
ち回転ヘツドによる方法において、情報信号をア
ナログ信号の状態で記録する場合には、時間的欠
如なくする必要があるため、信号を記録する回転
ヘツドが常にテープに当接していることが必要で
ある。
気テープに記録する方式としては固定ヘツドによ
るものと回転ヘツドによるものとがある。このう
ち回転ヘツドによる方法において、情報信号をア
ナログ信号の状態で記録する場合には、時間的欠
如なくする必要があるため、信号を記録する回転
ヘツドが常にテープに当接していることが必要で
ある。
これに対してPCM化した情報信号の場合には、
デジタル信号であるためメモリーを用いることに
より時間軸の圧縮伸長が容易である。
デジタル信号であるためメモリーを用いることに
より時間軸の圧縮伸長が容易である。
アナログ信号のように時間的欠如なくPCM信
号を回転ヘツドによつて記録するようにするとき
は、PCM信号に誤り訂正用のパリテイ等の冗長
データを付加するための時間的余裕がそのままで
はないので、信号遅延用のバツフアメモリー等を
用いる等しなければならず、記録すべきPCM信
号処理が複雑になりやすいが、記録時、PCM信
号を時間圧縮すればその時間的余裕を作り出すこ
とができる。
号を回転ヘツドによつて記録するようにするとき
は、PCM信号に誤り訂正用のパリテイ等の冗長
データを付加するための時間的余裕がそのままで
はないので、信号遅延用のバツフアメモリー等を
用いる等しなければならず、記録すべきPCM信
号処理が複雑になりやすいが、記録時、PCM信
号を時間圧縮すればその時間的余裕を作り出すこ
とができる。
発明の目的
この発明はこのようにPCM信号を回転ヘツド
を用いて記録媒体に記録する際、時間圧縮した
PCMデータを良好に記録することができるもの
を提供するものである。
を用いて記録媒体に記録する際、時間圧縮した
PCMデータを良好に記録することができるもの
を提供するものである。
発明の概要
この発明はn(nは正の整数)個の回転ヘツド
を有するとともに記録媒体が案内ドラムにα゜(α゜
≦360゜)の角範囲にわたつて巻き付けられ、上記
回転ヘツドが基準となる回転速度のN倍(N>
1)の回転速度で回転するようにされる回転ヘツ
ド装置を有し、このPCMデータが所定期間分毎
にnα゜/N×360゜に時間圧縮され、この時間圧縮され たPCMデータが上記n個の回転ヘツドにより各
テープ当接区間の所定区間において、かつ、いず
れの回転ヘツドによつても信号が記録されない期
間が存在する状態で記録されるようになされた
PCM信号の記録装置であつて、これにより時間
軸圧縮されたPCMデータの記録が良好に行なえ
るものである。
を有するとともに記録媒体が案内ドラムにα゜(α゜
≦360゜)の角範囲にわたつて巻き付けられ、上記
回転ヘツドが基準となる回転速度のN倍(N>
1)の回転速度で回転するようにされる回転ヘツ
ド装置を有し、このPCMデータが所定期間分毎
にnα゜/N×360゜に時間圧縮され、この時間圧縮され たPCMデータが上記n個の回転ヘツドにより各
テープ当接区間の所定区間において、かつ、いず
れの回転ヘツドによつても信号が記録されない期
間が存在する状態で記録されるようになされた
PCM信号の記録装置であつて、これにより時間
軸圧縮されたPCMデータの記録が良好に行なえ
るものである。
実施例
以下、この発明の一例を図を参照しながら説明
しよう。
しよう。
第1図はこの発明装置に用いる回転ヘツド装置
の一例で、これは回転磁気ヘツドが2個の場合で
ある。この場合、この2個の回転ヘツド1A及び
1Bは360゜/2=180゜の角間隔を保つて配置される。
の一例で、これは回転磁気ヘツドが2個の場合で
ある。この場合、この2個の回転ヘツド1A及び
1Bは360゜/2=180゜の角間隔を保つて配置される。
一方磁気テープ2がテープ案内ドラム3の周面に
その180゜の角範囲区間に巻き付けられるようにさ
れる。そして例えば回転ヘツド1A及び1Bが1
秒間に30回転の割合で矢印5Hの方向に回転させ
られる場合を基準の回転速度とするとき、この例
ではその2倍の回転速度で回転ヘツド1A,1B
を回転させるようにする。ここで、基準の回転速
度とは、ヘツド1A,1Bの角間隔分にテープが
巻き付けられたとき、これらヘツドによつて時間
的欠如なく情報信号がテープ上に記録できるよう
な速度である。
その180゜の角範囲区間に巻き付けられるようにさ
れる。そして例えば回転ヘツド1A及び1Bが1
秒間に30回転の割合で矢印5Hの方向に回転させ
られる場合を基準の回転速度とするとき、この例
ではその2倍の回転速度で回転ヘツド1A,1B
を回転させるようにする。ここで、基準の回転速
度とは、ヘツド1A,1Bの角間隔分にテープが
巻き付けられたとき、これらヘツドによつて時間
的欠如なく情報信号がテープ上に記録できるよう
な速度である。
また、この例ではテープ2が矢印5Tで示す方
向に所定の速度で走行されて、回転ヘツド1A及
び1Bにより後述するように磁気テープ2上に第
2図に示すような斜めの1本づつの磁気トラツク
4A,4Bが形成されて信号が記録されるもので
ある。この場合ヘツド1A及び1Bのギヤツプの
幅方向はその走査方向に直交する方向に対して互
いに異なる方向となるようにされる。つまりいわ
ゆるアジマス角が異なるようにされている。ま
た、ヘツド1Aと1Bとは回転軸方向にずらされ
てヘツド1Aの走査軌跡をヘツド1Bがまつたく
重なつて走査するようにされている。
向に所定の速度で走行されて、回転ヘツド1A及
び1Bにより後述するように磁気テープ2上に第
2図に示すような斜めの1本づつの磁気トラツク
4A,4Bが形成されて信号が記録されるもので
ある。この場合ヘツド1A及び1Bのギヤツプの
幅方向はその走査方向に直交する方向に対して互
いに異なる方向となるようにされる。つまりいわ
ゆるアジマス角が異なるようにされている。ま
た、ヘツド1Aと1Bとは回転軸方向にずらされ
てヘツド1Aの走査軌跡をヘツド1Bがまつたく
重なつて走査するようにされている。
次に、この回転ヘツド装置を用いた記録装置及
び再生装置の一例について説明する。
び再生装置の一例について説明する。
第3図はその記録装置の一例の系統図である。
この例はオーデイオ信号を左,右チヤンネルの
2チヤンネル信号としてPCM記録する場合の例
である。
2チヤンネル信号としてPCM記録する場合の例
である。
第3図において左及び右チヤンネルのオーデイ
オ信号SL及びSRは入力端子11L及び11Rを通
じてスイツチ回路12に供給され、このスイツチ
回路12がコントロール信号発生回路13からの
例えば周波数が44.1kHzでデユーテイフアクタ50
%の矩形波信号SWによつて、この信号SWのハ
イレベル期間とローレベル期間とで交互に切り換
えられる。したがつて、このスイツチ回路12よ
りは左チヤンネル信号SLと右チヤンネル信号SRが
交互に取り出され、それがA/Dコンバータ14
に供給される。
オ信号SL及びSRは入力端子11L及び11Rを通
じてスイツチ回路12に供給され、このスイツチ
回路12がコントロール信号発生回路13からの
例えば周波数が44.1kHzでデユーテイフアクタ50
%の矩形波信号SWによつて、この信号SWのハ
イレベル期間とローレベル期間とで交互に切り換
えられる。したがつて、このスイツチ回路12よ
りは左チヤンネル信号SLと右チヤンネル信号SRが
交互に取り出され、それがA/Dコンバータ14
に供給される。
A/Dコンバータ14においては1チヤンネル
当たりサンプリング周波数44.1kHzでサンプリン
グされ、そのサンプリングされた信号が1サンプ
ル当たり例えば16ビツトのPCM信号に変換され
る。
当たりサンプリング周波数44.1kHzでサンプリン
グされ、そのサンプリングされた信号が1サンプ
ル当たり例えば16ビツトのPCM信号に変換され
る。
A/Dコンバータ14の出力SO(第5図A)は
記録エンコーダ15に供給される。この記録エン
コーダ15にはデータのメモリ回路例えばRAM
16A,16Bと、RAM16Bの入力データを
遅延させるためのバツフアー用RAM16Cと、
パリテイワード及びCRCコードの付加回路18
が接続されている。そして、この記録エンコーダ
15においては、コントロール信号発生回路13
からの制御信号RSW(第5図E)によつてPCM
信号SOが1/60秒(ヘツド1A,1Bは基準速度の
2倍の速度で回転しているから、これはヘツド1
A,1Bの1回転の時間に相当)毎に切り換えら
れて、その1/60秒期間分のPCM信号S1,S2,S3
…単位で、2個のデータ用RAM16A及び16
Bに書き込まれて、後述のようなパリテイ付加等
の処理がなされる。この場合、1/60秒期間分の
PCM信号S1,S2,S3…のうち1つおきの信号S2,
S4,S6…は第5図Dに示すようにそのままRAM
16Aに書き込まれるが、残りの1つおきの信号
S1,S3,S5…は第5図B及びCに示すようにバツ
フア用RAM16Cによりヘツド1A,1Bの半
回転の期間分(1/120秒)だけ遅延された信号
S1′,S3′,S5′…とされ、これがRAM16Bに書
き込まれるようにされる。
記録エンコーダ15に供給される。この記録エン
コーダ15にはデータのメモリ回路例えばRAM
16A,16Bと、RAM16Bの入力データを
遅延させるためのバツフアー用RAM16Cと、
パリテイワード及びCRCコードの付加回路18
が接続されている。そして、この記録エンコーダ
15においては、コントロール信号発生回路13
からの制御信号RSW(第5図E)によつてPCM
信号SOが1/60秒(ヘツド1A,1Bは基準速度の
2倍の速度で回転しているから、これはヘツド1
A,1Bの1回転の時間に相当)毎に切り換えら
れて、その1/60秒期間分のPCM信号S1,S2,S3
…単位で、2個のデータ用RAM16A及び16
Bに書き込まれて、後述のようなパリテイ付加等
の処理がなされる。この場合、1/60秒期間分の
PCM信号S1,S2,S3…のうち1つおきの信号S2,
S4,S6…は第5図Dに示すようにそのままRAM
16Aに書き込まれるが、残りの1つおきの信号
S1,S3,S5…は第5図B及びCに示すようにバツ
フア用RAM16Cによりヘツド1A,1Bの半
回転の期間分(1/120秒)だけ遅延された信号
S1′,S3′,S5′…とされ、これがRAM16Bに書
き込まれるようにされる。
そして、第5図C及びDに示すようにRAM1
6B及び16Aに書き込まれた1/60秒期間分の
PCMデータに対して、各RAM16A,16Bの
書き込み期間に続くヘツド1A,1Bの半回転分
の1/120秒期間で、パリテイワード及びCRCコー
ドの発生付加回路17が動作して誤り訂正用のパ
リテイワード及びCRCコードが生成されるとと
もにデータにこれが付加される。信号CPはこの
発生付加回路17の制御用の信号でコントロール
信号発生回路13より供給される。
6B及び16Aに書き込まれた1/60秒期間分の
PCMデータに対して、各RAM16A,16Bの
書き込み期間に続くヘツド1A,1Bの半回転分
の1/120秒期間で、パリテイワード及びCRCコー
ドの発生付加回路17が動作して誤り訂正用のパ
リテイワード及びCRCコードが生成されるとと
もにデータにこれが付加される。信号CPはこの
発生付加回路17の制御用の信号でコントロール
信号発生回路13より供給される。
このパリテイワード及びCRCコードの付加さ
れたデータは再びRAM16A,16Bに再び書
き込まれる。そして、このパリテイワード及び
CRCコードの発生付加期間に続く1/120秒期間
で、このパリテイワード等の付加された各1/60秒
期間分のPCMデータが書き込み時のほぼ2倍の
速度でRAM16A,16Bより読み出される。
つまり、PCMデータは1/2に時間軸圧縮されて丁
度ヘツド1Aあるいは1Bのテープ当接期間分に
される。
れたデータは再びRAM16A,16Bに再び書
き込まれる。そして、このパリテイワード及び
CRCコードの発生付加期間に続く1/120秒期間
で、このパリテイワード等の付加された各1/60秒
期間分のPCMデータが書き込み時のほぼ2倍の
速度でRAM16A,16Bより読み出される。
つまり、PCMデータは1/2に時間軸圧縮されて丁
度ヘツド1Aあるいは1Bのテープ当接期間分に
される。
この場合、第5図からも明らかなように、
RAM16A,16Bから圧縮されたPCMデータ
が読み出されるのは、信号RSW(第5図E)のハ
イレベルの期間TRである。信号RSWはヘツド1
A,1Bの1回転分相当の1/60秒毎に状態を反転
する信号であるから、データの読み出しは1回転
分の期間おきになる。そして、この期間TRの前
半のヘツド1A,1Bの半回転分に相当する1/12
0秒の期間TBでRAM16Bから、後半の1/120
秒の期間TAでRAM16Aから、それぞれ時間
圧縮されたPCMデータが読み出されるわけであ
る。
RAM16A,16Bから圧縮されたPCMデータ
が読み出されるのは、信号RSW(第5図E)のハ
イレベルの期間TRである。信号RSWはヘツド1
A,1Bの1回転分相当の1/60秒毎に状態を反転
する信号であるから、データの読み出しは1回転
分の期間おきになる。そして、この期間TRの前
半のヘツド1A,1Bの半回転分に相当する1/12
0秒の期間TBでRAM16Bから、後半の1/120
秒の期間TAでRAM16Aから、それぞれ時間
圧縮されたPCMデータが読み出されるわけであ
る。
こうして、RAM16A,16Bから読み出さ
れて記録エンコーダ15より得られる時間圧縮さ
れた単位期間分毎のデータは、アンプ18を介し
て2個の回転ヘツド1A,1Bに供給される。
れて記録エンコーダ15より得られる時間圧縮さ
れた単位期間分毎のデータは、アンプ18を介し
て2個の回転ヘツド1A,1Bに供給される。
この場合、ヘツド1A及び1Bはコントロール
信号発生回路13からの基準の30Hzの信号CTに
同期するように位相サーボがかけられ、期間TA
ではヘツド1Aがテープ2上を丁度走査し、期間
TBではヘツド1Bがテープ2上を丁度走査する
ようにされている。すなわち、信号RSWとは位
相がπ/2だけ異なる状態の信号CT(第5図F)
がサーボ回路20に供給され、一方、ヘツド1
A,1Bの1回転に1つのパルスを発生するパル
ス発生器21からの30HzのパルスPGがこのサー
ボ回路20に供給され、その出力がヘツド駆動用
ドラムモータ22に供給されて位相サーボがかけ
られて、図の例では信号CTの立ち下がり時点か
らヘツド1Aがテープ2に当接し始めるように制
御される。
信号発生回路13からの基準の30Hzの信号CTに
同期するように位相サーボがかけられ、期間TA
ではヘツド1Aがテープ2上を丁度走査し、期間
TBではヘツド1Bがテープ2上を丁度走査する
ようにされている。すなわち、信号RSWとは位
相がπ/2だけ異なる状態の信号CT(第5図F)
がサーボ回路20に供給され、一方、ヘツド1
A,1Bの1回転に1つのパルスを発生するパル
ス発生器21からの30HzのパルスPGがこのサー
ボ回路20に供給され、その出力がヘツド駆動用
ドラムモータ22に供給されて位相サーボがかけ
られて、図の例では信号CTの立ち下がり時点か
らヘツド1Aがテープ2に当接し始めるように制
御される。
ここで、便宜上、ヘツド1Aがテープ2に当接
し始めた時点から次にこのヘツド1Aが再びテー
プ2に当接し始める時点までを単位回転区間Pと
すると、この単位回転区間Pの前半の半回転期間
HAはヘツド1Aがテープ2上を走査する区間で
あり、後半の半回転期間HBはヘツド1Bがテー
プ2を走査する区間である。すると、第5図から
明らかなように、RAM16Bからの読み出し期
間TBはヘツド1Bの1回おきのテープ2への当
接期間HBに相当し、RAM16Aからの読み出
し期間TAはヘツド1Aの1回おきのテープ2へ
の当接期間HAに相当する。そして、しかも、単
位回転区間Pの後半の期間HBとこれに続く次の
単位回転区間Pの前半の期間HAがこれら読み出
し期間TB,TAと一致する。
し始めた時点から次にこのヘツド1Aが再びテー
プ2に当接し始める時点までを単位回転区間Pと
すると、この単位回転区間Pの前半の半回転期間
HAはヘツド1Aがテープ2上を走査する区間で
あり、後半の半回転期間HBはヘツド1Bがテー
プ2を走査する区間である。すると、第5図から
明らかなように、RAM16Bからの読み出し期
間TBはヘツド1Bの1回おきのテープ2への当
接期間HBに相当し、RAM16Aからの読み出
し期間TAはヘツド1Aの1回おきのテープ2へ
の当接期間HAに相当する。そして、しかも、単
位回転区間Pの後半の期間HBとこれに続く次の
単位回転区間Pの前半の期間HAがこれら読み出
し期間TB,TAと一致する。
したがつて、テープ2上には、ある単位回転区
間Pの後半の期間HBでヘツド1Bによつて時間
圧縮された1/60秒期間分のPCMデータがトラツ
ク4Bを形成して記録され、これに続く次の単位
回転区間Pの前半の期間HAでヘツド1Aによつ
て時間圧縮された1/60秒期間分のPCMデータが
トラツク4Aを形成して記録される。この単位回
転区間Pの後半の期間HBではトラツク4A上を
ヘツド1Bが走査することになるが、この期間に
は記録信号は存在しないので、ヘツド1Aによる
記録信号がトラツク4Aに残る。その次の単位回
転区間Pの前半の期間HAではヘツド1Aによつ
てトラツク4Aに隣接するトラツクを形成するよ
うな状態で走査がなされるが、この期間HAでも
記録信号は存在しないので記録トラツクは形成さ
れず、その後半の期間HBになると、今度は
RAM16BよりPCMデータが読み出され、これ
がヘツド1Bに供給されるので、このヘツド1B
によつてトラツク4Bが形成されてその圧縮
PCMデータが記録される。以下、上記のことが
くり返えされて、第2図に示すようにトラツク4
B,4Aが交互に形成されてPCMデータの記録
がなされるわけである。
間Pの後半の期間HBでヘツド1Bによつて時間
圧縮された1/60秒期間分のPCMデータがトラツ
ク4Bを形成して記録され、これに続く次の単位
回転区間Pの前半の期間HAでヘツド1Aによつ
て時間圧縮された1/60秒期間分のPCMデータが
トラツク4Aを形成して記録される。この単位回
転区間Pの後半の期間HBではトラツク4A上を
ヘツド1Bが走査することになるが、この期間に
は記録信号は存在しないので、ヘツド1Aによる
記録信号がトラツク4Aに残る。その次の単位回
転区間Pの前半の期間HAではヘツド1Aによつ
てトラツク4Aに隣接するトラツクを形成するよ
うな状態で走査がなされるが、この期間HAでも
記録信号は存在しないので記録トラツクは形成さ
れず、その後半の期間HBになると、今度は
RAM16BよりPCMデータが読み出され、これ
がヘツド1Bに供給されるので、このヘツド1B
によつてトラツク4Bが形成されてその圧縮
PCMデータが記録される。以下、上記のことが
くり返えされて、第2図に示すようにトラツク4
B,4Aが交互に形成されてPCMデータの記録
がなされるわけである。
なお、コントロール信号発生回路13からの信
号CTは記録アンプ23を通じて磁気ヘツド24
に供給され、第2図に示すようにテープ2の縁部
に再生時のコントロールパルス用のトラツク6C
として記録される。
号CTは記録アンプ23を通じて磁気ヘツド24
に供給され、第2図に示すようにテープ2の縁部
に再生時のコントロールパルス用のトラツク6C
として記録される。
こうしてオーデイオ信号がPCM信号として記
録されたものが次のようにして再生される。
録されたものが次のようにして再生される。
すなわち、第4図の再生系において、ヘツド2
4によりテープ2のトラツク6Cから30Hzのパル
スが再生され、このパルスがサーボ回路20に供
給されるとともにパルス発生器21からのパルス
PGがサーボ回路20に供給されて、ヘツド1A,
1Bは記録時と同じ関係でトラツク4A,4Bを
走査するようにサーボ制御される。したがつて、
ヘツド1B及び1Aから第5図H及びIに示すよ
うにして再生信号が得られる。
4によりテープ2のトラツク6Cから30Hzのパル
スが再生され、このパルスがサーボ回路20に供
給されるとともにパルス発生器21からのパルス
PGがサーボ回路20に供給されて、ヘツド1A,
1Bは記録時と同じ関係でトラツク4A,4Bを
走査するようにサーボ制御される。したがつて、
ヘツド1B及び1Aから第5図H及びIに示すよ
うにして再生信号が得られる。
また、ヘツド24からのパルスはコントロール
信号発生回路13に供給される。
信号発生回路13に供給される。
そして、ヘツド1A及び1Bの再生出力はアン
プ31A及び31Bをそれぞれ通じてスイツチ回
路32に供給され、このスイツチ回路32がコン
トロール信号発生回路13からの30Hzの信号SH
(第5図G)によつて、一方及び他方の入力端に
交互に切り換えられて、これより1回転期間分お
きの1回転期間にヘツド1B及び1Aの再生出力
が交互に得られる状態の信号が得られる。このス
イツチ回路32の出力はデジタル信号復元回路3
3に供給されてデジタル信号に復元され、これが
デコーダ34に供給されてもとのPCM信号SOに
復調される。
プ31A及び31Bをそれぞれ通じてスイツチ回
路32に供給され、このスイツチ回路32がコン
トロール信号発生回路13からの30Hzの信号SH
(第5図G)によつて、一方及び他方の入力端に
交互に切り換えられて、これより1回転期間分お
きの1回転期間にヘツド1B及び1Aの再生出力
が交互に得られる状態の信号が得られる。このス
イツチ回路32の出力はデジタル信号復元回路3
3に供給されてデジタル信号に復元され、これが
デコーダ34に供給されてもとのPCM信号SOに
復調される。
すなわち、デコーダ34においては、コントロ
ール信号発生回路13からの制御信号RSWP(第
5図M)によつてそのハイレベル期間TWBとロ
ーレベル期間TWAとでRAM35Bと35Aとが
切り換えられて次のような処理がなされる。すな
わち、期間TWBの前半の期間で、ヘツド1Bに
て取り出された再生出力データがRAM35Bに
書き込まれ、一方この期間TWBの後半において
ヘツド1Aにて取り出された再生出力データは一
旦バツフア用RAM35Cにて1/120秒分の期間
遅延されて、期間TWAの前半の期間でRAM35
Aに書き込まれる。そして、これらRAM35B
及び35Aに書き込まれたPCMデータは、それ
ぞれ期間TWB及びTWAの後半の1/120秒の期間に
おいて誤り訂正が訂正回路36によりなされる。
つまり、この訂正回路36に供給されるコントロ
ール信号発生回路13からの制御信号WC(第5
図N)が期間TWB及びTWAの後半の期間におい
てハイレベルとなつて、この訂正回路36が動作
可能状態とされ、パリテイワード及びCRCコー
ドが用いられてその訂正能力範囲内で誤り訂正さ
れる。
ール信号発生回路13からの制御信号RSWP(第
5図M)によつてそのハイレベル期間TWBとロ
ーレベル期間TWAとでRAM35Bと35Aとが
切り換えられて次のような処理がなされる。すな
わち、期間TWBの前半の期間で、ヘツド1Bに
て取り出された再生出力データがRAM35Bに
書き込まれ、一方この期間TWBの後半において
ヘツド1Aにて取り出された再生出力データは一
旦バツフア用RAM35Cにて1/120秒分の期間
遅延されて、期間TWAの前半の期間でRAM35
Aに書き込まれる。そして、これらRAM35B
及び35Aに書き込まれたPCMデータは、それ
ぞれ期間TWB及びTWAの後半の1/120秒の期間に
おいて誤り訂正が訂正回路36によりなされる。
つまり、この訂正回路36に供給されるコントロ
ール信号発生回路13からの制御信号WC(第5
図N)が期間TWB及びTWAの後半の期間におい
てハイレベルとなつて、この訂正回路36が動作
可能状態とされ、パリテイワード及びCRCコー
ドが用いられてその訂正能力範囲内で誤り訂正さ
れる。
こうして、RAM35B及び35Aに書き込ま
れて、誤り訂正のなされた1トラツク分毎の再生
データは、第5図K及びLに示すように、期間
TWA及びTWBにおいて、その書き込み時のほぼ
1/2の速度で交互に読み出される。つまり、もと
の時間軸に伸長されたPCM信号が連続して得ら
れる。
れて、誤り訂正のなされた1トラツク分毎の再生
データは、第5図K及びLに示すように、期間
TWA及びTWBにおいて、その書き込み時のほぼ
1/2の速度で交互に読み出される。つまり、もと
の時間軸に伸長されたPCM信号が連続して得ら
れる。
このデコーダ34からのPCM信号は誤り修整
回路37において、訂正回路36で訂正できなか
つたデータに対する修整がなされ、D/Aコンバ
ータ38に供給され、左、右、2チヤンネルのオ
ーデイオ信号に戻される。そして、これがスイツ
チ回路39に供給され、このスイツチ回路39が
記録時の切換信号SWと同様の切換信号によつて
交互に切り換えられて、アンプ41L及び41R
をそれぞれ介して出力端42L及び42Rにそれ
ぞれ左チヤンネル及び右チヤンネルのオーデイオ
信号が復調されて得られるものである。
回路37において、訂正回路36で訂正できなか
つたデータに対する修整がなされ、D/Aコンバ
ータ38に供給され、左、右、2チヤンネルのオ
ーデイオ信号に戻される。そして、これがスイツ
チ回路39に供給され、このスイツチ回路39が
記録時の切換信号SWと同様の切換信号によつて
交互に切り換えられて、アンプ41L及び41R
をそれぞれ介して出力端42L及び42Rにそれ
ぞれ左チヤンネル及び右チヤンネルのオーデイオ
信号が復調されて得られるものである。
以上の例では、180゜の角間隔をもつて配した2
個の回転ヘツド1A,1Bを回転軸方向にずらし
てヘツド1Aの走査軌跡上をヘツド1Bが重ねて
走査するようにしたが、第6図のように、2個の
回転ヘツド1A,1Bを回転軸方向にずらすこと
なく、ほぼ同一回転角位置に配すようにして、こ
れら回転ヘツド1A,1Bを基準速度の2倍で回
転させることによりPCM信号を1/2に時間軸圧縮
して記録することができる。
個の回転ヘツド1A,1Bを回転軸方向にずらし
てヘツド1Aの走査軌跡上をヘツド1Bが重ねて
走査するようにしたが、第6図のように、2個の
回転ヘツド1A,1Bを回転軸方向にずらすこと
なく、ほぼ同一回転角位置に配すようにして、こ
れら回転ヘツド1A,1Bを基準速度の2倍で回
転させることによりPCM信号を1/2に時間軸圧縮
して記録することができる。
この第6図の回転ヘツド装置の場合、第7図に
も示すように、2個の回転ヘツド1A,1Bは、
テープ2の案内ドラム3への巻き付け角である半
回転の期間のみテープ2に同時に当接し、しかも
同じ走査軌跡上を走査する。つまり、ヘツド1
A,1Bは半回転毎にテープ2と当接する。した
がつて、ヘツド1A,1Bを基準の速度の2倍の
速度で回転させたとき、第7図で斜線を付して示
すようにある1回転区間でヘツド1Aのみによつ
て、次の1回転区間でヘツド1Bのみによつて、
それぞれPCMデータを記録するようにするとす
れば、この回転ヘツド1A,1Bの1回転の期間
分(基準速度における半回転分、つまりテープ巻
き付け角である180゜の角間隔分)のPCM信号を
誤り訂正用のパリテイワード等を付加してほぼ1/
2に時間軸圧縮したものを各1本のトラツクとし
て記録することができるものである。
も示すように、2個の回転ヘツド1A,1Bは、
テープ2の案内ドラム3への巻き付け角である半
回転の期間のみテープ2に同時に当接し、しかも
同じ走査軌跡上を走査する。つまり、ヘツド1
A,1Bは半回転毎にテープ2と当接する。した
がつて、ヘツド1A,1Bを基準の速度の2倍の
速度で回転させたとき、第7図で斜線を付して示
すようにある1回転区間でヘツド1Aのみによつ
て、次の1回転区間でヘツド1Bのみによつて、
それぞれPCMデータを記録するようにするとす
れば、この回転ヘツド1A,1Bの1回転の期間
分(基準速度における半回転分、つまりテープ巻
き付け角である180゜の角間隔分)のPCM信号を
誤り訂正用のパリテイワード等を付加してほぼ1/
2に時間軸圧縮したものを各1本のトラツクとし
て記録することができるものである。
また、第8図に示すように180゜の角間隔をもつ
て取り付けられた回転ヘツド1A,1Bに対し
て、案内ドラム3へのテープ2の巻き付け角を、
ヘツド角間隔180°よりも小さく例えば1/2の90゜に
すれば、記録信号はさらに1/2に、したがつて、
元の時間軸に対して1/4に時間軸圧縮することが
できる。
て取り付けられた回転ヘツド1A,1Bに対し
て、案内ドラム3へのテープ2の巻き付け角を、
ヘツド角間隔180°よりも小さく例えば1/2の90゜に
すれば、記録信号はさらに1/2に、したがつて、
元の時間軸に対して1/4に時間軸圧縮することが
できる。
以上、要するに、PCM信号の時間軸圧縮率は、
回転ヘツドの数n、この回転ヘツドの基準の速度
に対する倍率N、テープ2の案内ドラムに対する
巻き付け角α゜(α゜≦360゜)によつて定まり、圧縮
比Dは、 D=n×α゜/N×360゜ ……(1) ただしN×360゜>n×α゜ で表わすことができる。なお、第6図の例の2個
のヘツド1A,1Bのヘツド角間隔は360゜と考え
ることができる。
回転ヘツドの数n、この回転ヘツドの基準の速度
に対する倍率N、テープ2の案内ドラムに対する
巻き付け角α゜(α゜≦360゜)によつて定まり、圧縮
比Dは、 D=n×α゜/N×360゜ ……(1) ただしN×360゜>n×α゜ で表わすことができる。なお、第6図の例の2個
のヘツド1A,1Bのヘツド角間隔は360゜と考え
ることができる。
以上の例では2個の回転ヘツドの場合のみにつ
いて説明したが、回転ヘツドはもちろん1個で
も、また2個以上でもよい。したがつて、上記n
は正の整数であればよい。また、回転ヘツドの速
度倍率Nは以上の例の2倍に限らず、3倍、4倍
等の整数倍はもちろん、1.5倍、1.8倍等のように
整数でなくともよい。ただ、倍率Nは整数である
方が回転ヘツドに対する記録タイミング制御や
PCM信号の圧縮処理等が容易になる。
いて説明したが、回転ヘツドはもちろん1個で
も、また2個以上でもよい。したがつて、上記n
は正の整数であればよい。また、回転ヘツドの速
度倍率Nは以上の例の2倍に限らず、3倍、4倍
等の整数倍はもちろん、1.5倍、1.8倍等のように
整数でなくともよい。ただ、倍率Nは整数である
方が回転ヘツドに対する記録タイミング制御や
PCM信号の圧縮処理等が容易になる。
なお、トラツク間にガードバンドを形成するよ
うに記録する場合には、複数のヘツド間におい
て、そのいわゆるアジマス角を変えるようにする
必要はない。
うに記録する場合には、複数のヘツド間におい
て、そのいわゆるアジマス角を変えるようにする
必要はない。
また、冒頭でも述べたように情報信号はオーデ
イオ信号に限らないことは勿論である。
イオ信号に限らないことは勿論である。
発明の効果
以上のようにして、この発明においては回転ヘ
ツドの回転速度を基準の速度のN倍(N>1)と
するとともにテープの巻き付け角α゜(α゜≦360゜)
をヘツド数及びその取付け角間隔に対して定める
ことにより所定の圧縮比で時間軸圧縮してPCM
データを記録することができる。そして、この時
間軸圧縮によつていずれの回転ヘツドによつても
PCM信号の記録がなされない期間を作ることが
できるので、その期間を有効に利用することによ
り少ないメモリー数で時間軸圧縮をすることがで
きる。
ツドの回転速度を基準の速度のN倍(N>1)と
するとともにテープの巻き付け角α゜(α゜≦360゜)
をヘツド数及びその取付け角間隔に対して定める
ことにより所定の圧縮比で時間軸圧縮してPCM
データを記録することができる。そして、この時
間軸圧縮によつていずれの回転ヘツドによつても
PCM信号の記録がなされない期間を作ることが
できるので、その期間を有効に利用することによ
り少ないメモリー数で時間軸圧縮をすることがで
きる。
また、PCM信号を時間軸圧縮して記録したこ
とにより、記録PCM信号のビツトレートは高く
なる。回転ヘツド装置の場合、回転ヘツドに対す
る信号の授受はロータリトランスを介して行なう
から、この伝送帯域の上昇は回転ヘツドに対する
信号の授受が良好になるという利点をもたらす。
また、回転ヘツド装置を用いた記録装置における
時間軸誤差(ワウ・フラツタ)の帯域よりも伝送
帯域を高くすることが可能になるという効果もあ
る。
とにより、記録PCM信号のビツトレートは高く
なる。回転ヘツド装置の場合、回転ヘツドに対す
る信号の授受はロータリトランスを介して行なう
から、この伝送帯域の上昇は回転ヘツドに対する
信号の授受が良好になるという利点をもたらす。
また、回転ヘツド装置を用いた記録装置における
時間軸誤差(ワウ・フラツタ)の帯域よりも伝送
帯域を高くすることが可能になるという効果もあ
る。
また、この発明は回転ヘツドの回転速度を基準
の速度よりも高めるようにしたことにより、テー
プ移送との関係におけるヘツドの相対速度を上げ
ることができるので、再生時、ヘツド出力の向上
が図れるという効果がある。このことは、例え
ば、案内ドラム3の径を小さくして記録装置の小
形化を図る場合に、特に有益である。
の速度よりも高めるようにしたことにより、テー
プ移送との関係におけるヘツドの相対速度を上げ
ることができるので、再生時、ヘツド出力の向上
が図れるという効果がある。このことは、例え
ば、案内ドラム3の径を小さくして記録装置の小
形化を図る場合に、特に有益である。
また、上述したように、テープ上にいずれのヘ
ツドにても信号を記録しない期間が生じるので、
この期間にのみテープを移送し、回転ヘツドによ
る記録はテープの停止時において行なうようにす
ることが可能である。このようにすれば、テープ
速度を用途に応じて変えるようにする場合でも、
記録トラツクはテープの停止時において形成され
るのでその傾き角は同じになり、変速再生等が容
易に行えるという効果がある。
ツドにても信号を記録しない期間が生じるので、
この期間にのみテープを移送し、回転ヘツドによ
る記録はテープの停止時において行なうようにす
ることが可能である。このようにすれば、テープ
速度を用途に応じて変えるようにする場合でも、
記録トラツクはテープの停止時において形成され
るのでその傾き角は同じになり、変速再生等が容
易に行えるという効果がある。
第1図はこの発明装置の回転ヘツド装置の一例
を示す図、第2図はその記録トラツクパターンの
一例を示す図、第3図は第1図の回転ヘツド装置
を用いたこの発明装置の一例の系統図、第4図は
その再生系の一例の系統図、第5図はその記録再
生のタイムチヤートを示す図、第6図は回転ヘツ
ド装置の他の例を示す図、第7図は記録タイミン
グを説明するための図、第8図はこの発明装置の
回転ヘツド装置のさらに他の例を示す図である。 1A,1Bは回転ヘツド、2はテープ、3は案
内ドラム、14はA/Dコンバータ、15は記録
エンコーダ、16A,16B,16CはRAMで
ある。
を示す図、第2図はその記録トラツクパターンの
一例を示す図、第3図は第1図の回転ヘツド装置
を用いたこの発明装置の一例の系統図、第4図は
その再生系の一例の系統図、第5図はその記録再
生のタイムチヤートを示す図、第6図は回転ヘツ
ド装置の他の例を示す図、第7図は記録タイミン
グを説明するための図、第8図はこの発明装置の
回転ヘツド装置のさらに他の例を示す図である。 1A,1Bは回転ヘツド、2はテープ、3は案
内ドラム、14はA/Dコンバータ、15は記録
エンコーダ、16A,16B,16CはRAMで
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 n(nは正の整数)個の回転ヘツドを有する
とともに記録媒体が案内ドラムにα゜(α゜≦360゜)
の角範囲にわたつて巻き付けられ、上記回転ヘツ
ドが基準となる回転速度のN倍(N>1)の回転
速度で回転するようにされる回転ヘツド装置を有
し、このPCMデータが所定期間分毎にnα゜/N×360゜ に時間圧縮され、この時間圧縮されたPCMデー
タが上記n個の回転ヘツドにより各テープ当接区
間の所定区間において、かつ、いずれの回転ヘツ
ドによつても信号が記録されない期間が存在する
状態で記録されるようになされたPCM信号の記
録装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57230599A JPS59119519A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | Pcm信号の記録装置 |
CA000443847A CA1214267A (en) | 1982-12-27 | 1983-12-20 | Method and apparatus for recording and reproducing an analog signal |
AU22591/83A AU566649B2 (en) | 1982-12-27 | 1983-12-20 | Time base compression in pcm recording |
EP83307958A EP0115699B1 (en) | 1982-12-27 | 1983-12-23 | Methods and apparatus for recording and reproducing analog signals |
US06/564,890 US4544958A (en) | 1982-12-27 | 1983-12-23 | High-speed recording and reproducing of signals |
DE8383307958T DE3379559D1 (en) | 1982-12-27 | 1983-12-23 | Methods and apparatus for recording and reproducing analog signals |
AT83307958T ATE42007T1 (de) | 1982-12-27 | 1983-12-23 | Verfahren und vorrichtung zur aufnahme und wiedergabe von analogen signalen. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57230599A JPS59119519A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | Pcm信号の記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59119519A JPS59119519A (ja) | 1984-07-10 |
JPH0357527B2 true JPH0357527B2 (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=16910265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57230599A Granted JPS59119519A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | Pcm信号の記録装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4544958A (ja) |
EP (1) | EP0115699B1 (ja) |
JP (1) | JPS59119519A (ja) |
AT (1) | ATE42007T1 (ja) |
AU (1) | AU566649B2 (ja) |
CA (1) | CA1214267A (ja) |
DE (1) | DE3379559D1 (ja) |
Families Citing this family (20)
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---|---|---|---|---|
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US4839745A (en) * | 1984-06-25 | 1989-06-13 | Kirsch Technologies, Inc. | Computer memory back-up |
GB2166278A (en) * | 1984-10-23 | 1986-04-30 | Peter John Court Marlow | Sound recording interface for a domestic video cassette recorder |
JPS61187103A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-20 | Sony Corp | オ−デイオ信号の記録/再生装置 |
JPS6220180A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-28 | Hitachi Ltd | Pcm信号記録再生装置 |
JPH083882B2 (ja) * | 1986-08-21 | 1996-01-17 | ソニー株式会社 | デイジタル信号再生装置 |
US5138498A (en) * | 1986-10-22 | 1992-08-11 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Recording and reproduction method for a plurality of sound signals inputted simultaneously |
EP0303230B1 (en) * | 1987-08-12 | 1994-06-01 | Hitachi, Ltd. | PCM signal reproducing/recording apparatus |
US4943964A (en) * | 1987-08-12 | 1990-07-24 | Hitachi, Ltd. | PCM signal reproducing device |
JP2721011B2 (ja) * | 1989-07-25 | 1998-03-04 | 三菱電機株式会社 | ディジタル信号記録装置 |
US5337199A (en) * | 1990-07-06 | 1994-08-09 | Hitachi, Ltd. | Digital transmission signal processing system and recording/reproducing system |
US5530598A (en) * | 1990-07-06 | 1996-06-25 | Hitachi, Ltd. | Digital transmission signal processing system and recording/reproducing system |
US6002536A (en) * | 1990-07-06 | 1999-12-14 | Hitachi Ltd. | Digital transmission signal processing system and recording/reproducing system |
US5384666A (en) * | 1990-11-14 | 1995-01-24 | Sony Corporation | Digital picture signal recording apparatus in which a field interval is recorded in a plurality of tracks exhibiting a track pitch no greater than 5.5 μm by a rotary drum having a diameter no greater than 25 mm and a rotary speed no less than 150 rps |
JPH04179380A (ja) * | 1990-11-14 | 1992-06-26 | Sony Corp | ディジタル画像信号の磁気記録装置 |
JPH04238160A (ja) * | 1991-01-21 | 1992-08-26 | Sony Corp | 信号再生装置 |
US5615055A (en) * | 1991-01-25 | 1997-03-25 | Sony Corporation | Dual-mode digital signal recording and/or reproducing apparatus |
JP3312205B2 (ja) * | 1991-04-18 | 2002-08-05 | ソニー株式会社 | 磁気テープ記録装置 |
DE69225103T2 (de) * | 1991-08-28 | 1998-08-20 | Japan Broadcasting Corp | Verfahren und Vorrichtung zum Erzeugen eines Kopiersignals mit hoher Geschwindigkeit |
JP2018182429A (ja) * | 2017-04-06 | 2018-11-15 | 株式会社村田製作所 | データ変換装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4075666A (en) * | 1964-11-12 | 1978-02-21 | Ampex Corporation | Magnetic tape recorder |
US4206476A (en) * | 1976-02-24 | 1980-06-03 | Sony Corporation | Control circuit for use with a time-compression/time-expansion system in a pulse signal record/playback device |
DE2939962A1 (de) * | 1978-10-02 | 1980-05-14 | Kanbayashi Seisakujo Co | Zeitachsen-verdichtungs/dehnungsvorrichtung fuer tonsignale |
JPS5665309A (en) * | 1979-10-26 | 1981-06-03 | Sony Corp | Time-axis converter |
JPS5733409A (en) * | 1980-08-06 | 1982-02-23 | Sony Corp | Reproducer of coded signal |
DE3044624A1 (de) * | 1980-11-27 | 1982-06-24 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Verfahren zur digitalen aufzeichnung von videosignalen |
US4413289A (en) * | 1981-03-13 | 1983-11-01 | Sri International | Digital recording and playback method and apparatus |
-
1982
- 1982-12-27 JP JP57230599A patent/JPS59119519A/ja active Granted
-
1983
- 1983-12-20 CA CA000443847A patent/CA1214267A/en not_active Expired
- 1983-12-20 AU AU22591/83A patent/AU566649B2/en not_active Expired
- 1983-12-23 DE DE8383307958T patent/DE3379559D1/de not_active Expired
- 1983-12-23 US US06/564,890 patent/US4544958A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-12-23 EP EP83307958A patent/EP0115699B1/en not_active Expired
- 1983-12-23 AT AT83307958T patent/ATE42007T1/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3379559D1 (en) | 1989-05-11 |
AU2259183A (en) | 1984-07-05 |
CA1214267A (en) | 1986-11-18 |
US4544958A (en) | 1985-10-01 |
ATE42007T1 (de) | 1989-04-15 |
EP0115699A1 (en) | 1984-08-15 |
JPS59119519A (ja) | 1984-07-10 |
AU566649B2 (en) | 1987-10-29 |
EP0115699B1 (en) | 1989-04-05 |
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