JP2721011B2 - ディジタル信号記録装置 - Google Patents

ディジタル信号記録装置

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JP2721011B2
JP2721011B2 JP1191890A JP19189089A JP2721011B2 JP 2721011 B2 JP2721011 B2 JP 2721011B2 JP 1191890 A JP1191890 A JP 1191890A JP 19189089 A JP19189089 A JP 19189089A JP 2721011 B2 JP2721011 B2 JP 2721011B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はヘリカルスキャン型のディジタルビデオテ
ープレコーダ(以下ディジタルVTRと記す)に関し、特
にその信号記録を良好にする技術に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来のディジタル信号記録再生装置に用いら
れる回転ヘッド装置を示す図である。
同図において、33A,33Bは記録用回転ヘッドで、これ
は回転ドラム2に固定されて取り付けられる。34A,34B
は第1の再生用回転ヘッドで、これも回転ドラム2に固
定されて取り付けられる。35A,35Bは先読み用の第2の
再生用回転ヘッドで、ヘッド33A,33B及び34A,34Bに対し
高さ方向にずれた位置に取り付けられている。36は消去
用の回転ヘッドである。
ヘッド33A,34A,35Aは同じヘッドアジマス角を有する
ようにされ、またヘッド33B34B,35Bも同じアジマス角を
有するようにされるが、ヘッド33A,34A,35Aとヘッド33
B,34B,35Bとではアジマス角が異ならされて、再生時の
隣接トラックからのクロストークの除去を図っている。
トラック間に広いガードバンドがあり、隣接トラック間
クロストークが問題にならなければ、アジマス角を異な
らせる必要はない。
また、この例ではヘッド33A,33Bとヘッド35A,35Bとで
は互いに180゜の角間隔を隔てて配し、またヘッド34A,3
4Bとヘッド36も互いに約180゜の角間隔を隔てて配す
る。さらに、ヘッド33A,33Bとヘッド36及びヘッド34A,3
4Bとヘッド35A,35Bとは互いに例えば約60゜の角間隔を
隔てて配する。
このような回転ヘッド装置に対し、磁気テープ1がΩ
状に約300゜の角範囲にわたってドラムに対し斜めに巻
きつけられるとともに、回転ドラム2は矢印の方向に1
フィールドで2回転する割合で回転させられる。
そして、記録時は消去用回転ヘッド36によって予め2
トラック分の部分が消去された後、2個の回転ヘッド33
A,33Bによって1回の回転につき2本ずつのトラックを
形成してディジタルビデオ信号が記録される。従って、
1フィールド分のビデオデータが第6図に示すように4
本のトラックT1,T2,T3,T4として順次記録される。この
場合、記録されるディジタルビデオ信号は次のようなも
のとされている。
即ち、まずアナログビデオ信号がサンプリングされて
ディジタルデータに変換され、このディジタルデータの
うち1フィールドの前半のデータについてスクランブル
がかけられ、そのスクランブルのかけられたデータが複
数サンプルからなるブロックに分割され、このブロック
単位でアドレスデータや誤り訂正のための冗長ビットの
付加がなされた後、1回転期間においてヘッド33A,33B
によって2本のトラックT1,T2として記録される。
次に1フィールドの後半のデータについても同様にし
てスクランブルされ、ブロック化され、そのブロック単
位でアドレスデータや誤りが訂正符号付加等がなされた
後、次の1回転期間においてヘッド33A,33Bによって2
本のトラックT3,T4として記録される。
アドレス情報はそのブロックがその1フィールド分の
データの何番目のブロックであるかを示すデータの他、
フレーム,フィールド情報が書き込まれている。フィー
ルド情報としては0〜7番の番号がサイクリックに1フ
ィールド分毎に書き込まれるようにされている。
再生は通常は第1の再生用回転ヘッド34A,34Bによっ
てなされ、この再生用回転ヘッド34A,34Bよりの再生デ
ータは、デ・スクランブル処理,誤り訂正処理がなさ
れ、アナログビデオ信号に戻されてモニター受像機の画
面にその再生画像が映出される。
第7図はこのディジタルVTRに用いる回転ヘッドの高
さ方向の配置図で、この例においては先読みヘッド35A,
35Bをバイモルフ板41A,41B上に取り付け、第6図の矢印
37及び38で示される高さ方向に移動可能となす。
また、この例ではバイモルフ板41A,41Bの振れ幅をで
きるだけ小さくするため、このバイモルフ板41A,41Bに
供給される電圧が零で、変位量が零(残留変位はないと
仮定、以下同じ)であるときの高さ方向の位置はヘッド
33A,33B及び34A,34Bに対する高さ方向のずれ量がδ/2と
される。
即ち、ヘッド34A,34Bが第6図に示すようにトラックT
1上を走査するとき、バイモルフ板41A,41Bの変位が零で
あればヘッド35A,35Bは1/2フィールド分先行する同図に
示すようにトラックT3上を走査する状態となる。
そして、変速再生時においてはバイモルフ板41A,41B
に対し、ヘッド33A,33B,34A,34Bに対する高さの方向の
ずれ量が小さくなる方向に電圧を加えて、第6図におい
て矢印38で示す方向にヘッド35A,35Bの高さ位置を変位
させ、再生ヘッド34A,34Bの回転周面の近傍がその回転
周面となるようにされる。例えば、3倍速の場合にヘッ
ド34A,34Bが実線39で示すように走査するとき、ヘッド3
5A,35Bは二点鎖線40で示すようにその近傍を走査するよ
うにされる。
なお、この変速再生時においても3〜5倍速くらいま
では回転ヘッドに対し、テープの幅方向の端ブロックに
記録されているコントロール信号の再生信号CTLによる
ドラム位相サーボがかかり、各フィールドの最初となる
トラックT1のところからヘッド34A,34B及び35A,35Bは走
査し始めるようにされている。
第8図はこのディジタルVTRの再生系の一例を示すブ
ロック図である。
図において、42は再生データ入力端子、43はアンプ、
44はアドレス検出回路、45はメモリコントローラ、46は
再生速度情報入力端子、47,48,49はスイッチ回路、50,5
1はフィールドメモリ、52は誤り訂正回路、53はディジ
タル・アナログコンバータ、54は出力端子である。
この再生系について、第6図において実線39及び二点
鎖線40で示すようにヘッド34A,34B及び35A,35Bが走査す
る3倍速再生の場合を例にとって説明する。
ヘッド34A,34B及び35A,35Bによりピックアップされた
再生データは端子42より入力され、アンプ43を通じてア
ドレス検出回路44に供給される。このアドレス検出回路
44でブロック毎のアドレスデータが抽出され、これより
ブロックアドレス情報,フィールド情報,及びフレーム
情報が検出され、これがメモリコントローラ45に供給さ
れる。このメモリコントローラ45には、また再生コント
ロール信号から形成された再生速度情報が端子46を通じ
て供給されており、このメモリコントローラ45からはフ
ィールドメモリ50,51に供給するアドレス信号の他、ス
イッチ回路47,48,49の切換用信号が得られる。
スイッチ48,49は2個のメモリ50,51に対し書き込むメ
モリと読み出すメモリとを切り換えるためのもので、書
き込みと読み出しが同時にならないように図のように交
互に切り換えられ、またその切換時点はメモリコントロ
ーラ45においてフィールド情報の変わり目が検出された
ときである。
アドレス検出回路44を介したビデオデータはスイッチ
47及び48を介してフィールドメモリ50又は51に供給され
て書き込まれる。この場合、1フィールドメモリ50又は
51のそれぞれには同じ1フィールドのデータのみが書き
込まれるようにされており、現在書き込みを行っている
フィールド以外のデータが再生されたときは、そのブロ
ックデータの期間だけスイッチ47がオフにされて、その
データは除外される。
こうして、メモリ50,51には同じ1フィールド内のデ
ータがそれぞれ交互に書き込まれ、書き込み状態でない
方のメモリより読み出しがなされる。
この場合に、メモリ50,51に書き込まれたデータは誤
り訂正回路52において誤りが訂正された後、読み出され
るようにされており、この読み出し時にデ・スクランブ
ルがされて元の順序のディジタルデータに戻される。
こうしてメモリ50,51より読み出されたデータはスイ
ッチ49を介してD/Aコンバータ53に供給されてアナログ
ビデオ信号に戻され、これが出力端子54に導出され、こ
れがモニタ受像機に供給され、再生画像がその画面に映
出される。
この場合、入力端子42より供給される再生データは、
ヘッド34A,34Bのみでなく、これとヘッド35A,35Bにより
ピックアップされたデータである。しかもヘッド34A,34
Bに近接した走査位置をヘッド35A,35Bが走査するため、
この2組のヘッドの出力は同一フィールドのものが集中
することになる。
従って、フィールドメモリ50又は51に書き込まれるブ
ロックデータ数は1組の再生ヘッドを用いる場合に比べ
て増加し、画質の向上に大きく寄与する。
また、上記従来例装置においては、先読みヘッド35A,
35Bのバイモルフ板の変位零のときの高さ方向の位置
を、ヘッド34A,34Bより1フィールド先行する先読み位
置とヘッド34A,34Bの回転周面の近傍位置との中間にな
るようにしたので、バイモルフ板の振れ幅はバイモルフ
板の変位が零のとき上記先読み位置にヘッド35A,35Bを
配置する場合に比べて約1/2になり、バイモルフ板は小
さくてよいという利点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のディジタル信号記録再生装置は以上のように構
成されているので、通常再生時及び変速再生時により多
くの情報量を得ようとする場合には記録用及び再生用ヘ
ッドの他に先読み用ヘッドを使用しなければならず、ヘ
ッドの個数の増加に伴って、より高精度のヘッド取付技
術が必要となり、また装置のコストも割高になるという
問題点があった。さらに、記録時にヘッド目詰まり等が
起こって記録信号にエラーが生じる場合については対応
が困難であるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、特別に精度の高い技術を必要とせず、簡単
な構成でより良好な記録再生を行うことが可能であり、
またコストが割高になることもないディジタル信号記録
再生装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るディジタル信号記録装置は、n1箇所に
設けられたn2個並列の計n個のヘッドを用いてディジタ
ル信号をテープ上の1フィールド当たりl本(l>0)
のトラックに記録し、またテープ上から再生するもので
あり、信号の記録時には、回転ドラムを1単位期間に 回転させるとともに、1単位期間の信号を1/Nに圧縮し
てn/l単位期間毎に回転ドラムの360度に巻きつく範囲の
テープ上に順次記録するか、もしくはl=l1×n2とし、
計n個のヘッドのうち少なくともn2個を用いて回転ドラ
ムを1単位期間に 回転させるとともに、1単位期間の信号を1/Nに圧縮し
て1/l1単位期間毎に回転ドラムの360/n1度に巻きつく範
囲のテープ上に順次記録するものであり、しかも、その
上で、上記記録時のヘッド走査期間以外のトラック走査
でトラック追従制御したエラー信号をもとに、上記記録
時のヘッド走査位置制御を行うものである。
〔作用〕
この発明においては、録再兼用ヘッドを用いてディジ
タル信号の記録再生を行う場合に回転ドラムを通常より
も高速で回転させ、記録時に1度ヘッドが走査したトラ
ックをトラッキング制御したヘッドにより再び走査する
際に圧縮した信号を記録する構成としたから、ヘッドと
テープとの当たりがよくなり、トラッキングが安定した
状態での信号記録が可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例によるディジタル信号記録
装置の構成を示すブロック図であり、図において、1は
テープ、2は回転ドラム、3はドラムモータ、4はキャ
プスタンモータである。また、5は入力端子、6は記録
側ローパスフィルタ、7はアナログ/ディジタル(以下
A/Dと記す)変換器、8はメモリ、9は符号化回路、10
は変調回路、11はATF(Auto Track Following)サーボ
回路、12は加算器、13は記録アンプである。14,15,16,1
7はそれぞれ録再ヘッドA,B,C,Dである。また、18は再生
アンプ、19は復調回路、20は復号化回路、21はD/A変換
器、22は再生側ローパスフィルタ、23は出力端子であ
る。24はシーケンス回路、25はサーボ回路である。
次に動作について信号の流れとともに説明する。
まず、信号の記録時には入力端子5から入力したアナ
ログビデオ信号は記録側ローパスフィルタ6を経てA/D
変換器7によりディジタルビデオ信号に変換した後、い
ったんメモリ8に書き込む。メモリ8に書き込んだ信号
データは符号化回路9との間でデータのやりとりを行っ
て誤り訂正符号化等の処理を施した後、ドラム回転数に
応じたクロック信号でメモリ8より読み出し、変調回路
10において変調する。この変調済データには別途ATFサ
ーボ回路11において発生させた走査時のトラック追従の
ために利用するATF信号を加算器12において加算した
後、記録アンプ13により増幅して記録信号データとす
る。録再ヘッドA14と録再ヘッドB15及び録再ヘッドC16
と録再ヘッドD17はいずれも2個1組のペアヘッドで、
かつビデオトラック26のピッチに対してビデオトラック
26の幅方向に十分な振れ幅を持った可動ヘッドである。
これらのヘッドによりデータをテープ1上に記録する。
なお、ドラム回転数に関する情報信号はシーケンス回
路24に入力し、シーケンス回路24においてはモードに応
じたクロック信号を発生してメモリ8に与えるととも
に、制御信号をサーボ回路25に入力する。サーボ回路25
はドラムモータ3を制御してドラム回転数を変化させ、
ドラムサーボをかける。
第2図(a)は本発明におけるテープ1上へのディジ
タルビデオ信号の記録トラックパターンを示す模式図で
ある。
以下、本実施例では通常のドラム回転数1800rpmを360
0rpmとする場合を例にとって説明する。
例えばTV学技報Vol.11,No.24,pp.31〜36,VR'87−33に
示されるように、ドラム回転数1800rpmで、2チャンネ
ルヘッド2個を用いたNTSCコンポジット方式のディジタ
ルビデオテープレコーダが十分実用可能なものとして考
えられている。この場合、データレートは32Mbpsまで圧
縮される。
本実施例ではまず、ドラム回転数1800rpmの時は第2
図(a)に示すように1フィールド分に相当するビデオ
信号を回転ドラム2が半回転する間に2トラックに記録
する。つまり、半回転の間に偶フィールドの信号を録再
ヘッドA14と録再ヘッドB15の組によってトラックt1及び
t2に記録し、次の半回転の間に奇フィールドの信号を録
再ヘッドC16と録再ヘッドD17の組によってトラックt3
びt4に記録する。以上の動作を繰り返してテープ1上に
ディジタルビデオ信号を記録していく。この場合、トラ
ックt1〜t4に記録した信号で1フレームを構成すること
になる。
なお、ここではトラック間のクロストークを防ぐた
め、録再ヘッドA14と録再ヘッドB15,録再ヘッドC16と録
再ヘッドD17は互いに逆アジマスであり、また録再ヘッ
ドA14と録再ヘッドC16,録再ヘッドB15と録再ヘッドD17
は同一アジマスであるとする。
次に上記の例に対してドラム回転数を3600rpmとする
場合を考える。この時の録再ヘッドの各組の走査軌跡を
第2図(b)に示す。即ち回転ドラム2は1/60秒間に1
回転するので、この間にまずはじめの半回転、つまり1/
120秒間で録再ヘッドA14と録再ヘッドB15との組がトラ
ックt1,t2の矢線27a及び28aで示す位置を走査して、続
く半回転、つまり1/120秒間で録再ヘッドC16と録再ヘッ
ドD17との組が再びトラックt1,t2を走査して、ここで信
号を記録するようにする。即ち、録再ヘッドA14の走査
軌跡である27aと録再ヘッドC16の走査軌跡である矢線29
a、及び録再ヘッドB15の走査軌跡である矢線28aと録再
ヘッドD17の走査軌跡である矢線30aとが一致してかつト
ラックに追従するよう、前述のATF信号を利用して録再
ヘッドの各組の走査開始位置にオフセットを与え、かつ
走査位置を制御する。この手法は例えば信号の再生時に
再生アンプ18により増幅した信号データの中からATFサ
ーボ回路11においてATF信号のみを取り出し、この信号
を各ヘッドに送り位置制御を行うといった方法をとるこ
とができる。
このようにして、本実施例ではドラム回転数3600rpm
の場合の記録時はテープ1上の同一部分を2回ずつ走査
して、1回目の走査時には記録を行なわず、2回目の走
査時に1/2に時間軸圧縮した信号を記録する、いわゆる
間欠記録を行う。信号の圧縮はメモリ8の読み出しクロ
ックにより制御する。この動作を行うと、2回目の走査
ではトラッキングやヘッド当たりが安定する等の利点が
あり、記録データの信頼性が高くなる。
次に再生時の動作について説明する。
まず、通常再生を行う場合、もしドラム回転数が1800
rpmであれば録再ヘッドの各組の再生時の軌跡は第2図
(a)に矢線27a,28a,29a,30aで示す記録時の軌跡と全
く同じになる。即ち、回転ドラム2が1/60秒間に半回転
する間に録再ヘッドの1組が2トラックを走査して1フ
ィールド分の信号をテープ1上より読み取るという動作
を繰り返していく。
次に、上記の例に対してドラム回転数を3600rpmとす
る場合を考える。この時の録再ヘッドの各組の走査軌跡
は第2図(b)に示す記録時の軌跡と同じになる。即
ち、回転ドラム2は1/60秒間に1回転するので、この間
にまず初めの半回転、つまり1/120秒間で録再ヘッドA14
と録再ヘッドB15との組がトラックt1,t2の矢線27a及び2
8aで示す位置を走査して1フィールド分の信号を読み取
り、続く半回転、つまり1/120秒間で録再ヘッドC16と録
再ヘッドD17との組が再びトラックt1,t2を走査するよう
にする。即ち、録再ヘッドA14の走査軌跡である矢線27a
と録再ヘッドC16の走査軌跡である矢線29a、及び録再ヘ
ッドB15の走査軌跡である矢線28aと録再ヘッドD17の走
査軌跡である矢線30aとが一致して、かつトラックに追
従するよう、前述のATF信号を利用して録再ヘッドの各
組の走査開始位置にオフセットを与え、かつ走査位置を
制御する。この手法は例えば信号の再生時に再生アンプ
18により増幅した信号データの中からATFサーボ回路11
においてATF信号のみを取り出し、この信号を各ヘッド
に送り位置制御を行うといった方法をとることができ
る。
結果として、通常再生時には同一の信号データがテー
プ1上から2回ずつ読み取られることになり、例えば1
回目の走査と2回目の走査のそれぞれで読み取ったデー
タのうちどちらか一方が読み取りエラー等により誤った
データとなっていても、もう一方の正しいデータの方を
選択して最終出力とすることができる。また、2回目の
走査ではトラッキングやヘッド当たりが安定する等の利
点があり、再生データの信頼性が高くなることは明らか
である。
次に変速再生時の動作について説明する。
例えば記録時の3倍の速度で再生を行う場合、ドラム
回転数が1800rpmであるとすれば、テープ1上の走行速
度のみが3倍に変化し、その結果、録再ヘッドA14と録
再ヘッドB15との組は回転ドラム2が半回転する間、即
ち1/60秒の間に第3図(a)に矢線27a及び28aで示す位
置を走査する。続いて回転ドラム2がさらに半回転する
間、即ち、次の1/60秒間に録再ヘッドC16と録再ヘッドD
17の組が第3図(a)に矢線29a及び30aで示す位置を走
査する。この時のヘッドの走査位置もATF信号により制
御する。結果として、録再ヘッドの各組は1/60秒間に2
本のトラックを走査することになり、読みとれる情報量
も少ないため、十分な再生画質が得られない。
次に、上記の例に対して記録時の3倍の速度で再生を
行う時に、ドラム回転数を3600rpmとする場合を考え
る。この時の録再ヘッドの各組の走査軌跡を第3図
(b)に矢線27a,28a及び29a,30aで示す。第3図(b)
の場合、1回の走査に要する時間、即ち回転ドラム2が
半回転するのに要する時間は1/120秒である。また、テ
ープ1の走査速度は第3図(a)に示す場合と同じであ
る。この結果、録再ヘッドA14と録再ヘッドB15の組は回
転ドラム2が半回転する間、即ち1/120秒の間に第3図
(b)に矢線27a及び28aで示す位置を走査するようにす
る。続いて回転ドラム2がさらに半回転する間、即ち次
の1/120秒間に録再ヘッドC16と録再ヘッドD17の組が第
3図(b)に矢線29a及び30aで示す位置を走査するよう
にする。これに続く1/60(=1/120×2)秒間にも全く
同様に矢線27b,28b及び矢線29b,30bで示す位置が録再ヘ
ッドの各組により走査され、順次この動作が繰り返され
る。従って、録再ヘッドの各組により1/60秒間に走査を
2回行って、1回の走査につき2本のトラックを走査す
るということになり、第3図(a)に示した場合と比較
すると、単位時間当たりにテープ1上を走査する回数が
2倍になり、テープ1上から読みとれる情報量が増加
し、再生画質が向上することは明確である。
また、上記の例についての初めの回転ドラム2の半回
転の後、実際には録再ヘッドC16と録再ヘッドD17の走査
開始位置は点線29A及び30Aの位置にきている。しかし、
この位置から走査を開始すると、録再ヘッドC16及び録
再ヘッドD17はそれぞれ逆アジマスのトラックt4及びt1
を走査してしまうことになり、信号データが読み取れな
い。
そこで、前述のATF信号を利用して録再ヘッドC16及び
録再ヘッドD17の走査開始位置が矢線29a及び30aの位置
と一致するように、各ヘッドを1トラックピッチ分だけ
矢線31で示す方向に移動させる。また、この制御を行っ
てさらに回転ドラム2が一回転半して矢線27b及び28bを
走査した後には今度は録再ヘッドC16及び録再ヘッドD17
の走査開始位置が点線29B及び30Bで示す位置にきてい
る。この場合もこのまま走査を行うとヘッドとトラック
のアジマスがあわないため、今度は各ヘッドを1トラッ
クピッチ分だけ矢線32で示す方向へ移動させる。
以上の動作を適宜行っていく。
実際の装置上での動作はまず、ドラム回転数に関する
情報がシーケンス回路24に入力すると、シーケンス回路
24からドラム回転数やテープ1の送り速度を変えるため
の制御信号をサーボ回路25に入力する。サーボ回路25に
おいてはドラム回転数を2倍にするためにドラムモータ
3を制御してドラムサーボをかけるとともに、3倍速再
生時はテープ1の送り速度が3倍になるようキャプスタ
ンモータ4を制御して、キャプスタンサーボをかける。
この状態で、テープ1上から読み取ったディジタルビデ
オ信号は再生アンプ18で増幅した後、復調回路19におい
て復調し、いったんメモリ8に書き込む。また、この
時、ATFサーボ回路11においてATF信号を取り出し、ヘッ
ドに送る。ここで、メモリ8と復号化回路20との間で信
号のやりとりを行い、誤り訂正復号化等の処理を施した
後にD/A変換器21に入力してアナログ信号に変換し、再
生側ローパスフィルタ22を経て再生信号として出力端子
23より出力する。この場合、ドラム回転数は3600rpmと
しているため、回転数1800rpmで再生を行う場合に比
べ、テープ1上からの再生信号のビットレートは2倍に
なる。従って、再生アンプ18及び復調回路19を経て信号
をメモリ8に書き込むまでの信号処理のレートは2倍で
ある。ただし、メモリ8に書き込む時点で誤っている
か、または重複していると判別された再生信号データに
ついては書き込みを行わない。この判別方法としては、
例えば記録時に信号データをブロック化して実際のTV画
面上の位置に対応するブロックアドレスを付けておき、
再生時に復調回路19において復調した信号データのブロ
ックアドレスを判別し、判別できなかったか、もしくは
アドレスが重複していたデータブロックについてはメモ
リ8への書き込みを中止するという方法をとることがで
きる。
また、メモリ8からのデータの読み出しクロック信号
はシーケンス回路24により与えられ、このクロック信号
によってD/A変換器21及び再生側ローパスフィルタ22を
経て出力端子23より出力する最終出力信号のレートはド
ラム回転数にかかわらず、常に一定となるよう制御す
る。
次に他の実施例として使用する録再ヘッドが第4図
(a)に示すような構造のシングルヘッドである場合の
動作について説明する。
第4図(a)において、55は録再ヘッドE、56は録再
ヘッドFで、互いに逆アジマスとなっており、回転ドラ
ム2上で180゜対向した位置に取り付けてある。記録時
は回転数3600rpmとすると、第4図(b)及び第4図
(c)に示すようなビデオトラックパターンを形成す
る。第4図(b)にはドラム回転数3600rpmで記録及び
通常再生を行った場合の各録再ヘッドの動作の模式図を
示してある。
実際の動作としては、第4図(b)において、まず1/
120秒間で回転ドラム2が半回転する間に録再ヘッドE55
が矢線57aで示す軌跡でトラックt1を走査したとする。
すると、続く録再ヘッドF56の走査開始位置は点線58Aで
示す位置にくる。このままではトラックt2に追従できな
いため、矢線59で示す方向に1/2トラックピッチ分だけ
録再ヘッドF56を移動させ、回転ドラム2が半回転する1
/120秒の間に矢線58aで示す軌跡でトラックt2を走査す
る。以上で、回転ドラム2が1/60秒間で1回転する間に
各録再ヘッドにより2トラックを走査したことになる
が、続く1/60秒間でこれと同一の2トラックをヘッドE5
5,F56で再び走査して、この際に信号を記録するように
する。
今、回転ドラム2が1回転した後は録再ヘッドE55の
走査開始位置は点線57Bで示す位置にきており、このま
までは録再ヘッドE55は矢線58aで示す軌跡でトラックt2
を走査してしまうことになり、信号の記録位置にずれが
生じてしまう。そこで、録再ヘッドE55を矢線60で示す
方向に1トラックピッチ分だけ移動させ、回転ドラム2
が半回転する1/120秒の間に矢線57aで示す軌跡でトラッ
クt1を再び走査して信号を記録する。また、これに続く
録再ヘッドF56の走査開始位置は点線58Bで示す位置とな
り、これもこのままでは信号の記録位置がずれてしまう
ため、矢線61で示す方向に1/2トラックピッチ分だけ録
再ヘッドF56を移動させ、回転ドラム2が半回転する1/1
20秒の間に再びトラックt2を走査させて信号を記録す
る。
以上のように、各録再ヘッドの走査開始位置に1ない
し1/2トラックピッチ分のオフセットを周期的に与える
ことにより、1/30秒間に録再ヘッドE55及び録再ヘッドF
56に同一のトラック26をそれぞれ2回ずつ走査させて、
2フィールド分の信号をテープ1上に書き込むことがで
き、エラー等に対応できるため、記録信号データの信頼
性が向上する。
次に、同様の構成で通常再生を行う場合の動作につい
て第4図(b)にそって説明する。
この場合、回転ドラム2は1/30秒間で2回転し、この
間に各録再ヘッドにより4フィールド(4トラック)分
の信号をテープ1上より読み取ることができる。実際の
動作としては第4図(b)において、まず1/120秒間で
回転ドラム2が半回転する間に録再ヘッドE55が矢線57a
で示す軌跡でトラックt1を走査したとする。すると、続
く録再ヘッドF56の走査開始位置は点線58Aで示す位置に
くる。このままではトラックt2に追従できないため、矢
線59で示す方向に1/2トラックピッチ分だけ録再ヘッドF
56を移動させ、回転ドラム2が半回転する1/120秒の間
に矢線58aで示す軌跡でトラックt2を走査する。以上
で、回転ドラム2が1/60秒間で1回転する間に各録再ヘ
ッドにより2フィールド(2トラック)分の信号を読み
取ったことになるが、続く1/60秒間でこれと同一の2フ
ィールド(2トラック)分の信号を再び読み取るように
する。今、回転ドラム2が1回転した後は録再ヘッドE5
5の走査開始位置は点線57Bで示す位置にきており、この
ままでは録再ヘッドE55は矢線58aで示す軌跡で逆アジマ
スのトラックt2を走査してしまうことになり、信号が読
み取れなくなる。そこで、録再ヘッドE55を矢線60で示
す方向に1トラックピッチ分だけ移動させ、回転ドラム
2が半回転する1/120秒の間に矢線57aで示す軌跡でトラ
ックt1を再び走査する。また、これに続く録再ヘッドF5
6の走査開始位置は点線58Bで示す位置となり、これもこ
のままではトラックt2に追従できないため、矢線61で示
す方向に1/2トラックピッチ分だけ録再ヘッドF56を移動
させ、回転ドラム2が半回転する1/120秒の間に再びト
ラックt2を走査させる。
以上のように、各録再ヘッドの走査開始位置に1ない
し1/2トラックピッチ分のオフセットを周期的に与える
ことにより、1/30秒間に録再ヘッドE55及び録再ヘッドF
56に同一のトラック26をそれぞれ2回ずつ走査させて、
計4フィールド(2フィールド×2)分の信号をテープ
1上より読み取ることができ、読み取りエラー等に対応
できるため、再生信号データの信頼性が向上する。
次に、同様の構成で記録時の3倍の速度で再生を行う
場合の動作について第4図(c)にそって説明する。
この場合、各録再ヘッドは可動ヘッドであり、かつド
ラム回転数は3600rpmであるから、回転ドラム2が1回
転する1/60秒間にはトラック3本分に相当する量のテー
プが送られるが、第4図(c)に示すような形で3本の
うち2本のトラックの信号を読み取ることができる。即
ち、まず1/120秒間で回転ドラム2が半回転する間に録
再ヘッドE55が矢線57aで示す軌跡でトラックt1を走査し
たとする。すると、続く録再ヘッドF56の走査開始位置
は点線58Aで示す位置にくる。このままではトラックt2
に追従できないため、矢線59で示す方向に1/2トラック
ピッチ分だけ録再ヘッドF56を移動させ、回転ドラム2
が半回転する1/120秒の間に矢線58aで示す軌跡でトラッ
クt2を走査する。回転ドラム2が1回転した後は録再ヘ
ッドE55の走査開始位置は点線57Bで示す位置にきてお
り、このままでは録再ヘッドE55は矢線58aで示す軌跡で
逆アジマスのトラックt2を走査してしまうことになり、
信号が読み取れなくなる。
そこで、録再ヘッドE55を矢線60で示す方向に1トラ
ックピッチ分だけ移動させ、回転ドラム2が半回転する
1/120秒の間に矢線57bで示す軌跡でトラックt1を走査す
る。また、これに続く録再ヘッドF56の走査開始位置は
点線58Bで示す位置となり、これもこのままではトラッ
クt2に追従できないため、矢線61で示す方向に1/2トラ
ックピッチ分だけ録再ヘッドF56を移動させ、回転ドラ
ム2が半回転する1/120秒の間に矢線58bで示す軌跡でト
ラックt2を走査させる。
本実施例では以上のような動作を繰返して3倍速再生
を行う。ここでドラム回転数を記録時と同じ1800rpmと
した場合は1/30秒で2トラック分しか信号が読み取れな
いが、上記の場合は1/30秒で4トラック分の信号を読み
取ることができ、その結果、3倍速再生時の画質がより
向上することは明らかである。
なお、上記実施例では変速再生について通常の再生速
度よりも高速で再生を行う場合について示したが、通常
よりも低速で再生する場合についても、単位時間当たり
にテープ1上を走査する回数が増え、トラック追従の確
率が高くなるため、再生信号データの信頼性が増すとい
う利点がある。従って、変速再生時の再生速度は任意に
選べ、またドラム回転数も通常より少なくなければ任意
に選んでよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
また、上記実施例ではl1は1より大きい値としている
が、l1は1より小さい値であってもよい。この時、各ト
ラック26は走査方向に分割された形となる。例えば第2
図(b)に示す例はl1=1,n2=2,l(=l1×n2)=2,n1
=2,n(=n1×n2)=4,N=2であるが、この時の1単位
期間の回転角は として、1単位期間の信号を1/N=1/2に圧縮してn/l=
2単位期間毎にテープ1上の360゜に巻つく長さに相当
する範囲、即ち4トラックに記録していることになる。
この例に照らし合わせて、例えばl1=1/2,l=1である
場合を考えると、1単位期間の回転角を として、1単位期間の信号を1/N=1/2に圧縮して1/l1
2単位期間毎にテープ1上の360/n1=180゜に巻きつけ
長さに相当する範囲、即ち1/2トラック2本に記録して
いることになり、単位期間の区切りが変化するだけで装
置の動作そのものはl1が1より大きい場合と全く変わら
ず、同様の効果が得られる。
さらに、上記実施例では再生信号がディジタルビデオ
信号である場合を示したが、ディジタルオーディオ信号
等、他のディジタル信号であってもよく、上記実施例と
同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、記録時にドラム回
転数を増加して、単位時間当たりのテープ上の走査回数
を増加するようにしたので、特に高精度な技術を必要と
せず、装置のコストを上げることもなく、簡単な構成で
ディジタル信号の記録をより良好に行うことができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるディジタル信号記録装
置の構成を示すブロック図、第2図(a)及び第2図
(b)は第1図の実施例におけるテープ上のビデオトラ
ックパターンと記録時及び通常再生時のヘッド走査軌跡
を示す模式図、第3図(a)及び第3図(b)は第1図
の実施例における変速再生時のヘッド走査軌跡を示す模
式図、第4図(a)は本発明の他の実施例によるディジ
タル信号記録装置のヘッド構成を示す図、第4図(b)
は第4図(a)のヘッド構成の実施例における記録時及
び通常再生時のヘッド走査軌跡を示す模式図、第4図
(c)は第4図(a)のヘッド構成の実施例における変
速再生時のヘッド走査軌跡を示す模式図、第5図は従来
のディジタル信号記録装置の一例における回転ヘッドの
回転方向の配置図、第6図は従来例におけるトラック走
査軌跡の説明図、第7図は従来例における回転ヘッドの
高さ方向の配置図、第8図は従来例における再生系のブ
ロック図である。 1はテープ、2は回転ドラム、3はドラムモータ、4は
キャプスタンモータ、11はATFサーボ回路、14は録再ヘ
ッドA、15は録再ヘッドB、16は録再ヘッドC、17は録
再ヘッドD、55は録再ヘッドE、56は録再ヘッドF、24
はシーケンス回路、25はサーボ回路、26はビデオトラッ
ク、27a,28a,29a,30a,27b,28b,29b,30bは各録再ヘッド
によるビデオトラック26上の走査軌跡である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−119519(JP,A) 特開 昭62−65208(JP,A) 特開 平1−282701(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラム上に設けたn個(n=1,2,3,
    …)のヘッドによりディジタル信号をテープ上の1フィ
    ールド当たりl本(l>0)のトラックに記録するディ
    ジタル信号記録装置において、 回転ドラムを1単位期間に 回転させるとともに、信号の記録時には1単位期間の信
    号を1/Nに圧縮してn/l単位期間毎に、回転ドラムの360
    度に巻きつく長さに相当する範囲のテープ上に順次記録
    する上で、上記記録時のヘッド走査期間以外のトラック
    走査でトラック追従制御したエラー信号をもとに、上記
    記録時のヘッド走査位置制御を行うことを特徴とするデ
    ィジタル信号記録装置。
  2. 【請求項2】回転ドラム上に設けたn2個並列のヘッドn1
    組の計n個(n1,n2,nは正の整数)のヘッドのうち少な
    くともn2個を用いてディジタル信号をテープ上の1フィ
    ールド当たりl本(ただし、l=l1×n2>0)のトラッ
    クに記録するディジタル信号記録装置において、 回転ドラムを1単位期間につき 回転させるとともに、信号の記録時には1単位期間の信
    号を1/Nに圧縮して1/l1単位期間ごとに回転ドラムの360
    /n1度に巻きつく範囲のテープ上に順次記録する上で、
    上記記録時のヘッド走査期間以外のトラック走査でトラ
    ック追従制御したエラー信号をもとに、上記記録時のヘ
    ッド走査位置制御を行うことを特徴とするディジタル信
    号記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59119519A (ja) * 1982-12-27 1984-07-10 Sony Corp Pcm信号の記録装置
JPS6265208A (ja) * 1985-09-18 1987-03-24 Sony Corp デイジタルデ−タ信号の記録装置
JP2822188B2 (ja) * 1988-05-09 1998-11-11 ソニー株式会社 磁気記録/再生装置

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