JPH0697543B2 - Pcmデ−タの記録装置 - Google Patents

Pcmデ−タの記録装置

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JPH0697543B2
JPH0697543B2 JP1433683A JP1433683A JPH0697543B2 JP H0697543 B2 JPH0697543 B2 JP H0697543B2 JP 1433683 A JP1433683 A JP 1433683A JP 1433683 A JP1433683 A JP 1433683A JP H0697543 B2 JPH0697543 B2 JP H0697543B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1809Pulse code modulation systems for audio signals by interleaving

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はPCMデータ、例えばPCM化されたオーデイオ信号
を回転ヘツドを用いて記録する記録装置に関するもので
ある。
背景技術とその問題点 オーデイオ信号等の情報信号を記録再生する場合、PCM
化すれば高品位の記録再生ができる。
情報信号をPCM化して磁気テープに記録再生する方式と
しては、固定ヘツド方式と回転ヘツド方式があるが、ヘ
ツドのテープに対する相対速度が速く、記録密度を容易
に上げられる点で回転ヘツド方式の方が有利である。こ
の回転ヘツド方式において、回転ヘツドを複数個、例え
ば2個用いる場合には、通常回転ヘツドをほゞ の角間隔で取付けると共に磁気テープを案内ドラムに対
して同じ角範囲(180゜)に巻き付け、2個の回転ヘツ
ドによつて交互に夫々1本ずつのトラツクを形成してオ
ーデイオPCM信号(データ)を記録するようにしてい
る。
ところで、このPCMデータの記録にあたつては、従来通
常は各1トラツク分として記録される単位時間分のデー
タ(1セグメントのデータ)をそのまゝテープ上に1ト
ラツク分として記録するようにしているため、1トラツ
ク分の再生データがドロツプアウト等によつて欠落する
と、この1トラツク分相当の時間の間、データが全く存
在しない状態が生じてしまう。このようになつても、い
わゆる誤り補正回路において、例えばその前後の1トラ
ツク分のデータを用いて補間(平均値補間や前置ホール
ド等)することはできるが、全く欠落してしまつたデー
タを前のデータ等で補間するようになるため、信号の劣
化は免れず、信号の再生は原信号に忠実にできなかつ
た。
そこで、訂正符号をセグメント完結型で構成せず、たた
み込み型を用い数セグメントにわたるインターリーブを
かければよいが、PCMデータ記録装置では当然データの
編集つなぎ取りなどの機能が要求され、たたみ込み型符
号は現実的ではない。また、たとえば1セグメント完結
型ではなく、2セグメント完結型にすれば問題は生じな
いが、後者はメモリー量が前者の2倍となり、デコード
時間も増え、処理が複雑になる。
発明の目的 本発明はこのような従来の問題点に鑑み、基本的には1
セグメント完結型記録方式と同じで、再生に当り2セグ
メント完結型と同等の訂正、補正能力を有し、1トラツ
ク分のデータが欠落してもこれを容易に補間することが
できるPCMデータの記録装置を提供することを目的とす
る。
発明の概要 本発明のPCMデータの記録装置は、回転ヘッドによって
テープ状の記録媒体上に斜めのトラックを形成してPCM
データを記録するPCMデータの記録装置において、前記P
CMデータの1トラック分に相当する1セグメントの該PC
Mデータが書込まれるメモリと、書込まれたデータが偶
数番目のデータと奇数番目のデータに分けられると共
に、この1セグメントのデータに対して1セグメント内
で完結した誤り検出訂正符号を付加する手段(1セグメ
ント完結型PCM信号処理回路11)と、上記メモリから読
み出された上記誤り検出訂正符号がそれぞれ付加された
上記偶数番目及び奇数番目のデータの一方を遅延する遅
延手段14と、上記遅延手段の出力と上記メモリから読み
出したデータの一方を選択する選択手段(データセレク
タ12)とを有し、上記選択手段12により選択された上記
偶数番目及び奇数番目のデータを、それぞれ上記テープ
上記録媒体に形成した上記斜めトラックに分散して記録
するようになされている。この構成により、1トラック
分のデータがダメージを受けても再生に当たって補間が
容易となる。
実施例 本発明によるPCMデータの記録装置の一実施例につきオ
ーデイオ信号をPCM化して記録する場合を例にとつて図
面を参照しながら以下説明する。
ところで、回転ヘツド装置によつてPCM信号を記録する
時、回転ヘツド装置が従来の通常の場合のように、例え
ば回転ヘツドが2個でその角間隔が180゜であるような
ものである場合、2個のヘツドがテープ上を交互に連続
的に走査して時間的に間隙なく連続的にトラツクが形成
されるようになるため、オーデイオPCM信号に誤り訂正
用のパリテイ等の冗長データを付加するための時間的余
裕がそのままではなくなつてしまう。
そこで、次のような回転ヘツド装置を用いるようにして
いる。
即ち、この回転ヘツド装置は回転磁気ヘツドが2個の場
合、この2個の回転ヘツドを の角間隔を保つて配置し、磁気テープがテープ案内ドラ
ムの周面に沿つて、その180゜角範囲よりも小さい例え
ば90゜の角範囲区間に巻き付けられるようになつてい
る。従つて2個の回転ヘツドの夫々が磁気テープに対し
て共に対接しない期間(これはこの例では90゜の角範囲
分の期間である。)が生じ、この期間を利用してPCMデ
ータに対するパリテイ等の冗長データの付加処理をする
ことができる。
次に本発明ではデータフオーマツト上、1セグメント完
結型方式を採用し1セグメントで完結したP、Qパリテ
イコード(誤り訂正符号)とCRC(巡回符号)コード
(誤り検出符号)を付加しているが、これについて以下
説明する。
テープ上の1トラツク分相当のデータを1セグメントと
すれば、1セグメントのデータフオーマツトは第1図で
示され、太線の枠内のデータがRAMに記憶される。デー
タワードは左チヤンネルと右チヤンネルで構成され、左
チヤンネルデータLと右チヤンネルデータRとが交互に
記録される。また偶数番目のデータL0R0、L2R2…………
………と奇数番目のデータL1R1、L3R3…………………と
がRAMの2つの領域に分離して記録される。そして第2
図のようにP系列、Q系列の夫々に関してP、Qパリテ
イコード(誤り訂正符号)(P0、P1、……………P255;Q
0、Q1、……………Q255)が図示の如く付加されてい
る。また縦方向にデータワードが1まとめにされて1ブ
ロツクが形成され、1セグメント当り256ブロツク(B1
〜B256)に分けられ、各ブロツクB1〜B256毎にCRCコー
ドが付加される。
データワードの誤り検出訂正についてはP、Qパリテイ
コードを用いたクロスインタリーブ方法がとられてい
る。テープ上Wi、Wjのワードがごみや傷などにより欠損
した(ドロツプアウトした)場合には、まずCRCチエツ
クにより誤りデータを含むブロツクが検出され、次にP
系列(P0系列)Q系列(Q3系列)により、欠損した誤り
データが訂正される。即ちP0系列でPパリテイチエツク
によりワードWiが訂正され、次にQ3系列では、Wjのみに
なるので、QパリテイチエツクによりWjが訂正されるこ
とになる。このようにして順次訂正が行なわれることに
なる。
本発明は以上のように第1図のデータフオーマツトに示
される1セグメント完結型の誤り検出訂正符号が付され
たデータが順次PCM信号処理装置のRAMにおいて作成さ
れ、このRAMより各セグメント分のデータがブロツクご
とに(第1図の縦列方向に)読み出される。この縦列方
向の読出しによりデータはインターリーブされた状態で
記録される。そして1セグメント分のデータ(偶数デー
タと奇数データとを有する)は第3図の如くVTRの磁気
テープ(1)に、例えばトラツクT3の後半に偶数データ
が、トラツクT4の前半に奇数データがヘツド走査に
より記録される。このため1セグメント分のデータが従
来のように1トラツクにすべて記録されるのではなく、
2つのトラツクにまたがつて記録される。従つて、イン
ターリーブ、誤り検出訂正の単位は1トラツクで完結せ
ず、ある1つの1トラツクの後半と次のトラツクの前半
とで完結される。
このようにしてデータフオーマツト上の1セグメント分
データが奇数データと偶数データとに分れ、フオー
マツト上の各セグメント分のデータがRAMより順次読み
出されて第4図の如く記録される。第4図において、
と、と、と、……………の如く偶数データと
奇数データとで夫々1セグメント分のデータを構成し、
インターリーブ、誤り検出訂正完結となつている。
この記録再生方法について第5図〜第7図を用いて説明
すると次のようである。
まず記録の場合について述べると、各セグメントデータ
が第6図の1セグメント完結型PCM信号処理回路(11)
のダイナミツクRAM(D−RAMと略称する。)に書き込ま
れ、1セグメント完結型の誤り検出訂正符号が付された
データが形成される。このダイナミツクRAMより読み出
された1セグメント完結型データは変調回路(11a)で
変調され、第5図(a)に示す記録ウインドパルスの高
レベル区間においてデータセレクタ(12)および(13)
へ供給される。データセレクタ(12)(13)は、データ
信号路を遅延回路(14)を通る信号路と通らない信号路
とに切り換えるために用いられる。なお第5図(a)に
おいて、偶数データと奇数データ、偶数データと
奇数データ、偶数データと奇数データ、…………
…は夫々1セグメント完結型データを構成する。
一方、ヘツドの回転に合わせて第5図(c)に示す遅延
ウインドパルスが形成される。この遅延ウインドパルス
は、第5図(a)に示す奇数データと偶数データとの境
界で高レベルに立上り、次のセグメントデータの前縁で
立下るような信号であり、この高レベル区間においてデ
ータが遅延回路(14)を通過するように制御が行われ
る。遅延回路(14)は1/2セグメント分の記憶容量を有
するダイナミツクRAM(15)及びそのアドレスを制御す
るカウンタ(16)で構成されている。
第5図(c)で示される遅延ウインドパルス(“H"レベ
ル)がデータセレクタ(12)およびカウンタ(16)に供
給されると、データセレクタ(12)はb側入力のデータ
を選択して出力すると共にa側入力のデータを送出しな
い。またカウンタ(16)は遅延ウインドパルスが供給さ
れるとダイナミツクRAM(15)を遅延動作させる。また
データセレクタ(13)は記録/再生切換信号にもとづき
記録時b側の入力データを選択して送出し、再生時a側
の入力データを選択して送出する。
従つて、記録ウインドパルス中の奇数データ相当分、
、はデータセレクタ(13)を通して遅延回路(14)
のD−RAM(15)にカウンタ(16)の制御にもとづき書
き込まれ、所定時間遅延された後、データセレクタ(1
2)、NRZ変調方式からNRZI変調方式への変換回路(19)
を介して録音ヘツド入力とされる。また第5図(a)の
記録ウインドパルス中の偶数データ、、は、この
とき第5図(c)の遅延ウインドパルスが“L"レベルで
遅延回路(14)は動作しないため、データセレクタ(1
2)、変換回路(19)を介して第5図(b)の如く録音
ヘツド入力として送出される。よつて、データフオーマ
ツト上の各セグメント分のデータ(と、と、
と、…………………)は第5図(b)の如く分離さ
れ、テープ上の各トラツクには第4図に示す如くと
;と;と;……………といつたようにデータ
フオーマツト上の別のセグメント分のデータの奇数デー
タと偶数データとが記録される。
次にテープ上に第4図の如く記録されたデータを再生す
る場合について説明する。再生ヘツドの走査により、再
生ヘツド出力が第7図(b)のように取り出され、第6
図に示すNRZI変調方式からNRZ変調方式への変換回路(1
7)を介してデータセレクタ(13)および(18)へ供給
される。
データセレクタ(13)(18)は再生信号の信号路を遅延
回路(14)を通る信号路と通らない信号路とに切り換え
るために用いられる。そして第5図(a)と同様にして
作成された第7図(d)の遅延ウインドパルスが低レベ
ルの区間では、再生ヘツド出力中の奇数データ、…
…………が変換回路(17)、データセレクタ(18)を介
してPCM信号処理回路(11)の復調回路(11b)へ供給さ
れる。
第7図(d)の遅延ウインドパルスが高レベルの区間で
は、カウンタ(16)が動作されると共に、データセレク
タ(18)が切り換えられ、第7図(b)の再生ヘツド出
力中偶数データ、、……………が変換回路(1
7)、データセレクタ(13)を介して遅延回路(14)の
D−RAM(15)へ入力され、ここで前述したと同様に所
定時間遅延された後、データセレクタ(18)を通して復
調回路(11b)へ送出される。
この結果、第7図(c)の再生ウインドパルスの高レベ
ル区間内において示すように、1セグメントを構成する
奇数データと偶数データとが合体して得られる。この1
セグメント分のデータと、と、と、………
……がPCM信号処理回路(11)で次々に処理されオーデ
イオ出力が取り出される。
以上から判るようにフオーマツト上の各セグメント分の
データ(各セグメントは偶数データと奇数データを有す
る)は1セグメント完結型のPCM信号処理回路(11)のR
AMに入力し、磁気テープ上に記録するに当つて、従来は
1セグメント分のデータをRAMから読み出して1トラツ
クに記録していた。このため1トラツク分のデータがす
べて誤りになつた場合には、この部分のデータは完全に
消失し再生不可能である。
一方、本発明では、各セグメント分のデータは夫々偶数
データと奇数データの2つに分割され、2つのトラツク
に、たとえば第3図に示される如く2分されて記録され
る。このため、トラツクT3のデータが、再生時のミスト
ラツキングやテープ上の傷やごみなどにより全てドロツ
プアウトして誤りになつても、トラツクT3の後半の偶数
データの欠損はトラツクT4の前半の奇数データで補
間が容易にできる。またトラツクT4の前半の奇数データ
の欠損はトラツクT3の後半の偶数データによつて補
間が容易にできる。すなわち、奇数データ若しくは偶数
データの何れかが再生できれば、PCM信号処理回路(1
1)で処理されることにより奇数、偶数と交互に並び換
えられデータ列は、○×○×○……………(○は正しい
データ、×は誤りデータ)となり、誤りデータの前後の
正しいデータでもつて、平均値補間(1次補間)、n次
複補間、前値ホールド(0次補間)などの補間処理を行
うことができる。
次に本発明の他の実施例について第6図、第8図〜第11
図を用いて説明する。
この実施例では、前述した第1図の如きデータフオーマ
ツト上の1セグメント完結型データ(偶数データと奇数
データとを有する。)を偶数データと偶数データと
に2分割し、これらを第8図の如く2つのトラツクに分
けて、たとえばトラツクT3の前半に偶数データを、ト
ラツクT4の後半に奇数データを記録している。従つて
データフオーマツト上の1セグメントで完結したインタ
ーリーブ、誤り検出、訂正等の単位は両トラツクにまた
がつたデータ、でもつて構成される。よつて各セグ
メントデータと、と、と、……は、第9図
の如くトラツクに記録される。
即ち、記録時、第10(a)の記録ウインドパルスの各区
間内において、第6図のPCM信号処理回路(11)の変調
回路(11a)より1セグメント分のデータが取り出され
る。そしてこのデータはデータセレクタ(12)を介して
変換回路(19)から録音ヘツドに与えられる。一方、遅
延ウインドパルス(第10図(c))がデータセレクタ
(12)、カウンタ(16)へ供給されることにより、記録
ウインドパルス中の奇数データ、、、の各部分は
夫々遅延回路(14)で1トラツク分遅延されて、その遅
延出力は次の遅延ウインドパルスが来たときにデータセ
レクタ(12)を介して変換回路(19)から取り出され
る。この結果、第10図(b)に示すような記録ヘツド入
力データが形成され、1セグメントの奇数データが或る
トラツクの前半に、また偶数データが隣接するトラツク
の後半に記録される。
再生時には、再生ヘツドの走査により取り出された第11
図(a)に示すヘツド出力のうちの偶数データが、変換
回路(17)、データセレクタ(18)を介して復調回路
(11b)へ再生ウインドパルスとして供給される。一
方、遅延ウインドパルス(第11図(c))がデータセレ
クタ(18)、カウンタ(16)へ供給されたときは、この
パルスにより第11図(a)の再生ヘツド出力中の奇数デ
ータ、、……………の部分が、夫々次の遅延ウイ
ンドパルス(第11図(c))が来る迄D−RAM(15)で
遅延される。そしてD−RAM(15)で遅延させられたデ
ータ出力は、データセレクタ(18)を介して復調回路
(11b)へ導出される。データセレクタ(18)からのデ
ータは第11図(b)に示す如く、もとのセグメントデー
タに戻されている。そしてPCM信号処理回路(11)にお
いて誤り検出訂正、デインターリーブの処理が行われて
から、再生オーデイオ出力として取り出される。以上か
ら、データフオーマツト上の1セグメントデータ(と
)は第8図の如く2つのトラツクにまたがつて記録さ
れることになるので、1トラツクが何らかの原因で再生
に当つて欠落しても、前述したように補間が容易にでき
る。
なお本実施例第6図において、遅延回路(14)のD−RA
M(15)の代りにフリツプフロツプ等のシフトレジスタ
を用いてもよい。D−RAM(15)を用いる場合、ハード
ウエアが簡単である。D−RAMとしては、1セグメント
の1/2の記憶容量のものを用いればよい。
また本発明は、第3図や第8図の如く1セグメントデー
タがテープ上の2つのトラツクにまたがつて記録されて
いるので、再生に当つてたとえばターボがはずれて再生
ヘツドが2つのトラツクにまたがつて走査したとき、こ
れを各データブロツクに付したセグメントアドレスでも
つて認知できれば、第6図の遅延回路(14)を不動作に
することにより、遅延処理を行わずにもとのセグメント
データを再現することができる。但し、この場合隣接ト
ラツク間で異なるアジマスで記録されていないとする。
以上述べたように、1セグメント完結型の誤り検出、訂
正符号を用い、しかも1セグメントデータを2つのトラ
ツクに分離して記録するので、再生に当つてたとえば、
回転ヘツドの一方のチヤンネルヘツドが動作しなかつた
り、トラツキングが狂つたとか、ごみや傷などにより、
1トラツク分のデータが欠損した場合でも、補間が容易
である。
また第6図は従来の1セグメント完結型のPCM信号処理
回路(11)に遅延回路(14)などを付加したものである
から、従来の1セグメント完結型のハードウエアを少し
変えるだけで、たとえばメモリも従来の1.25倍ですむ。
また本発明では2つのトラツクに1セグメント完結型デ
ータを分散させたので、従来の1セグメント完結型デー
タ方式と基本的には変化がなく、しかも2セグメント完
結型とほぼ同等の訂正、補正能力を有する。
発明の効果 上述の如く本発明を用いれば、1セグメント完結の誤り
検出、訂正符号を有するデータを2つのトラツクに分散
して記録しているので、何らかの原因で1トラツク分の
記録データが再生に当つて欠損しても、補間が容易で、
しかも信号の劣化が少ない。また本発明によれば、PCM
信号処理は従来の1セグメント完結型方式と基本的には
同一でハードウエアが簡略であり、しかも2セグメント
完結型方式と同等の訂正、補正能力を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は1セグメント完結型方式のクロス
インターリーブを説明するための図、第3図および第4
図は本発明に係るPCMデータの記録装置による記録媒体
への記録方法の一実施例を示す説明図、第5図および第
7図は夫々第4図の場合の記録方法および再生方法を示
すタイミングチヤート、第6図は本発明の一実施例を示
す要部ブロツク図、第8図および第9図は夫々本発明に
よる記録媒体への記録方法の他の実施例を示す説明図、
第10図および第11図は夫々第9図の場合の記録方法およ
び再生方法を示すタイミングチヤートである。 なお図面に用いられた符号において、 (11)……1セグメント完結型PCM信号処理回路 (12)(13)(18)……データセレクタ (14)……遅延回路 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドによってテープ状の記録媒体上
    に斜めのトラックを形成してPCMデータを記録するPCMデ
    ータの記録装置において、 前記PCMデータの1トラック分に相当する1セグメント
    の該PCMデータが書込まれるメモリと、 書込まれたデータが偶数番目のデータと奇数番目のデー
    タに分けられると共に、この1セグメントのデータに対
    して1セグメント内で完結した誤り検出訂正符号を付加
    する手段と、 上記メモリから読み出された上記誤り検出訂正符号がそ
    れぞれ付加された上記偶数番目及び奇数番目のデータの
    一方を遅延する遅延手段と、 上記遅延手段の出力と上記メモリから読み出したデータ
    の一方を選択する選択手段とを有し、 上記選択手段により選択された上記偶数番目及び奇数番
    目のデータを、それぞれ上記テープ状記録媒体に形成し
    た上記斜めトラックに分散して記録するようになされた
    PCMデータの記録装置。
JP1433683A 1983-01-31 1983-01-31 Pcmデ−タの記録装置 Expired - Lifetime JPH0697543B2 (ja)

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