JPH0572002B2 - - Google Patents

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JPH0572002B2
JPH0572002B2 JP58069780A JP6978083A JPH0572002B2 JP H0572002 B2 JPH0572002 B2 JP H0572002B2 JP 58069780 A JP58069780 A JP 58069780A JP 6978083 A JP6978083 A JP 6978083A JP H0572002 B2 JPH0572002 B2 JP H0572002B2
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JP
Japan
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period
tape
head
during
recording
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JP58069780A
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Kentaro Odaka
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Sony Corp
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Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1816Testing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はオーデイオ信号や映像信号等の情報
信号をPCM信号化したものを回転ヘツドを用い
て記録再生する装置に関する。
背景技術とその問題点 オーデイオ信号等の情報信号をPCM化すれば
高品位の記録再生ができる。このPCM信号の記
録再生方法としては固定ヘツド方式と回転ヘツド
方式とがあるが、回転ヘツド方式によればヘツド
の相対速度が大きく、比較的容易に高密度記録が
可能であるという利点がある。
ところで、テープレコーダにおいて重要な機能
の1つとしてリードアフターライト又はライトア
フターリードの機能がある。リードアフターライ
トの機能は、例えばオーデイオテープレコーダの
場合には再生しながらその再生音に別のオーデイ
オ信号を重畳して再記録するいわゆる後追い録音
の機能がその一例である。また、ライトアフター
リードの機能は、記録しながらその記録した信号
を再生する記録モニターの機能がその一例であ
る。
従来、これらの機能を実現するためには、固定
ヘツド方式、回転ヘツド方式のいずれを問わず、
ヘツドの走査方向に対して消去ヘツド、記録ヘツ
ド、再生ヘツドの順に3個のヘツドを設けなけれ
ばならない。
特に回転ヘツド方式の場合、装置を小形化する
ため、ヘツドドラムの直径を小さくするような場
合を考えると、このように3個のヘツドを並べる
ことはスペース的に無理が生じる。これは記録、
再生ヘツドを複数個用いる場合、特に顕著であ
る。
発明の目的 この発明はPCM信号記録再生装置として特に
回転ヘツド方式を用いるとともに、従来のように
3個のヘツドを設けることなく、1個のヘツドで
リードアフターライト及びライトアフターリード
の機能を実現できる装置を提供することを目的と
する。
発明の概要 この発明は回転ヘツド方式の記録再生機の特長
を利用するものである。
すなわち、回転ヘツド方式の場合、固定ヘツド
方式のようにテープの長手方向に連続的にトラツ
クを形成してゆくのと異なり、テープの幅方向に
斜めのトラツクを一定ピツチで形成してゆくもの
であり、本来的に不連続トラツクであるので、
PCM信号を時間圧縮して記録するのが容易であ
る。
また、回転ヘツド方式ではテープ停止状態にお
いてもヘツドを動かすことができるので、このテ
ープ停止状態での記録再生が可能である。
以上の特長を利用して、この発明では次のよう
に構成する。すなわち、この発明は案内ドラムに
テープを、回転ヘツドの1回転につきこの回転ヘ
ツドが上記テープに全く当接しない期間が生じる
ような角範囲分にわたつて斜めに巻き付け、上記
回転ヘツドのテープ当接期間分に時間圧縮された
PCM信号を上記テープ当接期間において記録再
生するものであるが、この記録再生はテープの停
止状態あるいは停止状態に近い極く低速移送の状
態で行なう。つまり、このテープの停止状態ある
いは極く低速送りの状態において回転ヘツドを3
回転以上させ、その3回転の各1回転毎における
ヘツドのテープ当接期間を消去、記録及び再生の
3つの動作のいずれかずつを割り当て、これによ
り1個のヘツドにより上記のリードアフターライ
ト又はライトアフターリードの機能をなす。そし
て、この3回転以上の期間の経過後のヘツドがテ
ープに当接しない期間において、テープをその回
転ヘツドが走査すべきトラツクの1ピツチ分移送
させる。つまり間欠的なテープ送りによりテープ
移送がなされるものである。
実施例 以下、この発明装置の一実施例をオーデイオ信
号をPCM化して記録・再生する場合を例にとつ
て図を参照しながら説明しよう。
この例は第1図に示すように1個の回転ヘツド
1を用いる場合で、かつ、テープ2のドラム3へ
の巻き付け角が90°の場合の例である。
先ず、ライトアフターリード、つまりモニター
しながら記録する場合について説明する。
通常、回転ヘツドによつて記録をなす場合、1
回転を1周期として記録をなすのが通常である
が、この例では3回転を1周期として記録をなす
ようにする。
この場合、回転ヘツドの回転数は任意に定める
ことが可能であるが、この例の場合、次のような
点が考慮される。
今、例えば第1図のような回転ヘツド装置を用
いてPCM信号を記録する場合の一般的な記録方
法として、ヘツド1を回転数NS、例えば30rpsで
回転させ、テープ2を一定速度で移送し、PCM
化したオーデイオ信号をヘツド1のテープ当接期
間分、すなわち、90°/360°=1/4に時間圧縮して ヘツド1によつて1回転を1周期として記録する
方法が考えられる。このような記録方式の装置を
標準装置と考えた場合、この例ではこの標準装置
の信号処理系との互換性がとれるように考慮され
ている。
すなわち、この標準装置の場合、1回転分、つ
まり1/30秒分のオーデイオPCM信号が1/4に時間 圧縮されて1本のトラツクとして記録されるわけ
であるが、この例においてもこの1/30秒分のオー デイオPCM信号を1本のトラツクとして記録す
るようにする。
そこで、この例ではこの標準装置の回転ヘツド
の回転数NSの3倍、例えば90rpsで回転ヘツド1
を回転させ、その3回転期間である1/30秒を1周 期とする(第4図A参照)。
そして、回転ヘツド1が丁度テープ1に当接し
始める回転ヘツド1の回転位相を0°とし、この時
点より1回転が始まるとすると、第4図Bにおい
て斜線を付して示すように、1周期3回転の各1
回転の始めの90°回転角期間において、ヘツド1
はテープ2に当接し、斜めに走査する。
そして、この1周期3回転期間の1回転目の期
間RT1の0°の回転位相の時点から3回転目の期間
RT3の90°の回転位相までの期間ではテープ2は
停止され、この3回転目の期間RT3の90°の回転
位相、つまりヘツド1がテープ2と当接しなくな
つたときから次の1周期が始まるまでの間にキヤ
プスタンモータに第4図Cに示すような直流電圧
DRが供給されて、このモータが駆動され、テー
プ2がこれにより比較的高速でのこの期間に1ト
ラツクピツチ分移送される。この場合、テープ2
は期間RT3の回転位相で言うと90°から360°(0°)
までの間に1トラツクピツチ分移送されて次の1
周期の期間RT1の0°の回転位相の時点では停止し
ているようにすればよく、この0°の回転位相の時
点にテープ停止時点を合わせる必要はない。テー
プ2の速度変化を第4図Dに示す。
キヤプスタンモータとしてはステツプモータを
用いることができる。
第2図はこの発明装置の一例のブロツク図を示
し、6は回転ヘツド駆動モータ、7は回転ヘツド
1の回転位相を示すパルスPGを発生するパルス
発生器で、このパルス発生器7からのパルスPG
(90Hz)がドラム位相サーボ回路30に供給され
るとともにコントロール信号発生回路40からの
基準の90Hzの信号SRがこのドラム位相サーボ回
路30に供給され、このサーボ回路30の出力に
よりモータ6が制御されて回転ヘツド1が基準信
号SRに対して一定位相関係で回転するように制
御される。
また、8はピンチローラ、9はキヤプスタン
で、キヤプスタン駆動モータ10にコントロール
信号発生回路40からの前述したキヤプスタン駆
動電圧DR(第4図C)が供給されて前述のよう
にテープ2が間欠的に移送されるようにされてい
る。
そして、ライトアフターリードのため回転ヘツ
ド1は1周期3回転の期間のうち1回転目の期間
RT1では消去、2回転目の期間RT2では記録、3
回転目の期間RT3では再生、となるように1回転
毎にモードが切り換えられる。
テープ1は前述したように3回転目の期間RT3
の始めの90°の回転位相までの期間においては停
止しているので、回転ヘツド1はテープ1上の同
一位置を3回走査し、その各1回の走査のときに
消去、記録、再生の各動作をなすものである。
19はこの回転ヘツド1のモードを切り換える
ためのスイツチ回路で、コントロール信号発生回
路40からの切換信号SWにより期間RT1では端
子E側に、期間RT2では端子R側に、期間RT3
は端子P側に、それぞれ切り換えられる。
したがつて、期間RT1では消去用信号発生回路
18からの消去用信号がこのスイツチ回路19を
介して回転ヘツド1に供給されるから、この期間
RT1のテープ当接期間ERにおいて、回転ヘツド
1により消去動作がなされる。
次に、期間RT2では、次のようにして、そのう
ちのテープ当接期間において時間圧縮されたオー
デイオPCM信号が記録される。
入力端子11を通じたオーデイオ信号はA/D
コンバータ12に供給され、例えばサンプリング
周波数44.1kHzでサンプリングされ、そのサンプ
リングされた信号が1サンプル当たり例えば16ビ
ツトのPCM信号に変換される。このA/Dコン
バータ12の出力DSは記録エンコーダ13に供
給される。この記録エンコーダ13には2個のメ
モリー回路例えばRAM14,15とバリテイワ
ード及びCRCコードの付加回路16が接続され
ている。そして、この記録エンコーダ13におい
ては1周期3回転期間(1/30秒)毎に、2個の RAM14,15が切り換えられて、信号DS(第
4図E)がその1/30秒分の信号Dn,Do+1,Do+2… (nは整数)毎に、2個のRAM14,15に第
4図F及びGに示すように書き込まれる。このと
き、後述のように書き込みと同時に、2周期前の
PCM信号の再生信号が読み出される。この同時
書き込みと読み出しは周知のように1メモリーア
クセス期間を書き込み期間と読み出し期間に分け
て、書き込みと読み出しを時分割で行なうことで
できる。
こうして1周期期間毎に、RAM14,15に
交互に書き込まれたPCM信号は、それぞれ、次
の1周期期間の1回転目の期間RT1のヘツド1が
テープ2に当接しない期間において、パリテイ及
びCRCコード発生付加回路16により誤り訂正
用のパリテイワード及び誤り検出用のCRCコー
ドが付加されて再び元のRAM14,15に書き
込まれる。このパリテイワード及びCRCコード
の付加されたPCMデータはそれぞれ2回転目の
期間RT2の始めの90°位相角期間であるテープ当
接期間RECにおいて各RAM14及び15から書
き込み時のほぼ12倍の速度で読み出される。この
とき、スイツチ回路19は端子R側に切り換えら
れているからこの読み出されたPCM信号はアン
プ17及びスイツチ回路19を通じて廻転ヘツド
1に供給されて第3図に示すようにテープ2上に
斜めの1本のトラツク4として記録される。
なお、記録エンコーダ13ではデータを複数サ
ンプル毎にブロツク化してこれにブロツク同期信
号やアドレス信号を付加する処理、バーストエラ
ーに対する強化のためのインターリーブ処理、さ
らには記録再生に適する信号にするための変調等
の処理も行なわれる。
3回転目の期間RT3になると、スイツチ回路1
9が端子P側に切り換えられ、再生モードとなる
ので、この期間RT3の始めの90°の回転位相角期
間であるテープ当接期間PBにおいて、ヘツド1
により前の期間RT2で記録されたトラツクから
PCM信号が取り出され、この再生信号がスイツ
チ回路19及びアンプ21を通じてデジタル信号
復元回路22に供給されてデジタルPCM信号が
復元され、これがデコーダ23に供給されてその
前の期間RT2のテープ当接期間RECデータ読み
出しがなされたRAM14又は15に書き込まれ
る。この書き込み時にデ・インタリーブ処理され
る。
このRAM14又は15に書き込まれた再生デ
ータは、この期間RT3のテープ2にヘツド1が当
接しない残りの期間において、訂正回路24によ
りCRCコード及びパリテイワードが用いられて
誤り訂正がなされる。
そして、このテープ2にヘツド1が当接しない
期間において、前述したようにテープ2の1トラ
ツク分の移送がなされる。
誤り訂正のなされた再生PCMデータは次の1
周期期間において、RAM14又は15から書き
込み時の1/12の速度で読み出され、これが誤り修 整回路25に供給されて、訂正できなかつたデー
タが修整された後、D/Aコンバータ26に供給
されて、元のアナログオーデイオ信号に戻され、
このアナログオーデイオ信号がアンプ27を通じ
て出力端28に導出される。
そして、この再生PCMデータの読み出し時に、
この1周期期間分のA/Dコンバータ12からの
データDSが同じRAMに書き込まれる。以下、以
上の動作がくり返えされる。
したがつて、出力端子28には第4図Hに示す
ように記録データDSに対して2周期分遅れた状
態でモニター信号が得られるものである。
以上のようにしてライトアフターリード、つま
り記録モニターの機能が1個の回転ヘツドのみで
実現できる。
次にリードアフターライトの機能、例えば後追
い録音の機能をなす場合について説明しよう。
第5図はこの場合のタイムチヤートを示す図
で、この場合においても同図Aに示すように1周
期3回転とし、標準装置の場合の3倍の速度でヘ
ツド1は回転する。
そして、1周期3回転のうちの3回転目の期間
RT3のヘツド1がテープ2に当接しない期間にお
いて、同図Cに示すようにキヤプスタンモータ1
0の駆動電圧DRが供給されて、テープ2が1ト
ラツクピツチ分移送されるのも前述の例と全く同
様である。したがつて、同図Dに示すように1回
転目の期間RT1,2回転目の期間RT2及び3回転
目の期間RT3の始めの90°回転角分の当接期間ま
での間ではテープ2は停止し、前述の例と同様
に、同図Bに示すように各1周期期間において、
ヘツド1はテープ2の同じトラツク位置を3回く
り返し走査する。
しかし、この後追い録音の機能をなす場合に
は、1周期3回転の期間の1回転目の期間RT1
再生、2回転目の期間RT2は消去、3回転目の期
間RT3は記録、となるようにスイツチ回路19は
切り換えられる。
そして、第5図Bに示すように1回転目の期間
RT1では、そのテープ当接期間において、既に前
にPCM信号が記録されていたトラツクをヘツド
1が走査して、その再生信号Do,Do+1,Do+2
が取り出され、これが前述と同様にして1つおき
の1周期期間ではRAM14に、残りの1つおき
の1周期期間ではRAM15に、それぞれ書き込
まれる(第5図E及びF参照)。このRAM14
又は15に書き込まれた再生データは1回転目の
期間RT1の残りのヘツド1のテープ2に当接しな
い期間において訂正回路24により誤り訂正がな
される。そして、この誤り訂正のなされた再生デ
ータは2回転目の期間RT2から次の1周期期間の
1回転目の期間RT1までの3回転の期間において
元の時間軸に伸長されて読み出され(第5図G参
照)、アナログオーデイオ信号に戻される。これ
と同時に、この再生されたアナログオーデイオ信
号に、これに重畳したい信号が付加された信号が
入力端11を通じてA/Dコンバータ12に供給
されて、PCM信号に変換され、このPCM信号
Do-1+DA,Do+DB,Do+1+DC…が同じくRAM
に同時に書き込まれる(第5図H参照)。
次に、2回転目の期間RT2になると、この期間
RT2の始めの90°の回転角期間であるヘツド1の
テープ当接期間においては消去用信号発生回路1
8からの消去用信号が回転ヘツド1に供給されて
前の記録信号が消去される。
そして、この期間RT2のテープ2にヘツド1が
当接しない期間において、その前の1周期期間分
でRAM14又は15に書き込まれたPCMデータ
Do-1+DA,Do+DB,Do+1+DC…に対し、記録エ
ンコーダ13において、パリテイ及びCRCコー
ド発生付加回路16によりパリテイワード及び
CRCコードの発生付加がなされる。
次の3回転目の期間RT3になると、その始めの
テープ当接期間において、このパリテイ及び
CRCコードの付加されたPCM信号Do-1+DA,Do
+DB,Do+1+DC…が読み出され、これがアンプ
17を介して回転ヘツド1に供給されてテープ2
上にそれぞれ1本のトラツク4として記録され
る。そして、この期間RT3のその後のヘツド1が
テープ2に当接しない期間において、テープ2が
トラツクピツチ分移送される。
以上のようにして、非常に良好な後追い録音が
できるものである。
この場合、1周期期間の1回転目の期間RT1
当接期間で再生された信号は元の時間軸に戻され
て出力端28に導出されるとともに、この再生信
号に別に新たな付加したい信号が加算された状態
で再び時間圧縮され、次の1周期期間の2回転目
の期間RT2の当接期間において記録される。つま
り、1トラツク分ずれた状態で後追い録音がされ
ることになる。
ここで、再生時、回転ヘツドが記録トラツク上
を正しく走査するトラツキング制御が必要になる
が、これは種々の方式が採用できる。例えば、記
録信号と周波数的に分離できる状態でトラツキン
グ用のパイロツト信号を記録信号に重畳して記録
しておき、回転ヘツドの再生出力よりこのパイロ
ツト信号を抽出して、このパイロツト信号出力に
よりトラツキング位置を制御する方法が利用でき
る。
以上の例では1周期を3回転の期間としたが、
この発明は少なくとも1周期3回転であればよい
ので、1周期を3回転以上とすることができる。
また、以上の例では回転ヘツドが1個の場合を
例にとつて説明したが、この発明は回転ヘツドが
複数個の場合にも適用できる。例えば、回転ヘツ
ドが2個の場合には、2個のヘツドを例えばほぼ
同じ角位置で、かつ、回転軸方向に1トラツクピ
ツチ分ずらした状態で取り付け、1回転につき、
これら2個のヘツドによつてテープ上に隣接する
トラツクをそれぞれ形成するようにすれば全く上
述と同様にしてリードアフターライト及びライト
アフターリードができる。この場合は、テープ送
りは各回転ヘツド走査すべきトラツクの1トラツ
クピツチ分、つまり2トラツクピツチ送ることに
なる。
また、2個の回転ヘツドを回転軸方向にずらさ
なくても、1つおきの1周期期間を一方の回転ヘ
ツドの割り当て期間、残りの1つおきの1周期期
間を他方の回転ヘツドの割り当て期間とするよう
にしてもよい。この場合にはテープ移送は1トラ
ツクピツチでよい。
なお、記録トラツク間にガードバンドを形成し
ないで高密度記録する場合には2個の回転ヘツド
のギヤツプの幅方向の延長方向を互いに異ならせ
るようにすればよい。
また、テープを間欠送りでなく一定速度で送る
ような記録再生機との互換性をとるためには、記
録トラツク4の傾き角を、上記一定速度で移送し
たときのそれに一致させるようにすればよい。
なお、前述もしたように、以上の例で回転ヘツ
ドを標準装置の3倍の回転速度で回転させるのは
この標準装置の場合と同じ時間分の信号を処理で
きるようにしたためで、この発明の要件ではな
い。
しかし、このように標準装置との互換性を前述
の記録トラツクの傾き角とともに考慮した場合に
は、回転ヘツドを30rpsで回転させテープを一定
速度で送る装置によりこの発明装置により記録し
た信号を、何等、ハードウエアに手を加えること
なく正しく再生することができる。
なお、テープは完全に停止させることなく、ほ
ぼ停止とみなされるような極く低速で送つてもよ
い。特に、高密度記録をなす場合のトラツク幅
は、回転ヘツドの走査幅よりも狭いから、テープ
を完全停止にしなくてもよい。
発明の効果 以上のようにこの発明においてはPCM信号の
記録再生装置として回転ヘツド方式を用い、この
回転ヘツド式の特長と、記録信号がデジタル
PCM信号であることからこれを時間圧縮するこ
とが容易であることを利用して、1個の回転ヘツ
ドにより、ライトアフターリード及びリードアフ
ターライトの機能を果たすことができる。
したがつて、回転ヘツドは特に消去用、再生
用、記録用のように専用のものを別々に設ける必
要がないから安価になるとともに、回転ヘツドが
取り付けられる案内ドラムの径も小さくすること
ができる。
さらに、回転ヘツドの回転速度や、記録トラツ
クの傾き角を調整しておくことにより、一般的な
回転ヘツドを用いた装置との互換性が容易にとれ
るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置に用いられる回転ヘツド
装置の一例を示す図、第2図はこの発明装置の一
例の系統図、第3図はその記録トラツクパターン
の一例を示す図、第4図及び第5図はこの発明を
説明するためのタイムチヤートである。 1は回転ヘツド、2はテープ、3は案内ドラ
ム、4は記録トラツク、12はA/Dコンバー
タ、19は回転ヘツドのモードを切り換えるため
のスイツチ回路、26はD/Aコンバータであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 案内ドラムにテープが、回転ヘツドの回転に
    つきこの回転ヘツドが上記テープに全く当接しな
    い期間が生じるような角範囲分にわたつて斜めに
    巻き付けられ、上記回転ヘツドのテープ当接期間
    分に時間圧縮されたPCM信号が上記テープ当接
    期間において記録及び再生される装置であつて、
    上記回転ヘツドの3回転以上のn回転期間を1周
    期として、その1周期内の上記ヘツドの3回のテ
    ープ当接期間を含む期間においては上記テープが
    ほぼ停止され、この期間において上記3回のテー
    プ当接期間を利用して上記回転ヘツドにより
    PCM信号の記録、再生及び消去がなされ、上記
    1周期内の残りの期間において上記テープが高速
    で上記回転ヘツドによつて走査すべきトラツクの
    1トラツクピツチ分移送されるようにされた
    PCM信号の記録再生装置。
JP58069780A 1983-04-20 1983-04-20 Pcm信号の記録再生装置 Granted JPS59195306A (ja)

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JP58069780A JPS59195306A (ja) 1983-04-20 1983-04-20 Pcm信号の記録再生装置

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JPS59195306A JPS59195306A (ja) 1984-11-06
JPH0572002B2 true JPH0572002B2 (ja) 1993-10-08

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ID=13412620

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JPS61139910A (ja) * 1984-12-12 1986-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイジタルテ−プレコ−ダ
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CN1101973C (zh) * 1994-10-07 2003-02-19 日本胜利株式会社 磁记录和重放装置

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