JPH0212820A - 微細電極の形成法 - Google Patents

微細電極の形成法

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JPH0212820A
JPH0212820A JP16404588A JP16404588A JPH0212820A JP H0212820 A JPH0212820 A JP H0212820A JP 16404588 A JP16404588 A JP 16404588A JP 16404588 A JP16404588 A JP 16404588A JP H0212820 A JPH0212820 A JP H0212820A
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JP
Japan
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resist film
electron beam
resist
aperture
exposure
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Application number
JP16404588A
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English (en)
Inventor
Norihiko Samoto
典彦 佐本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気抵抗の小さくなる断面T字型微細電極の
形成法に関するものである。
(従来の技術) 従来、抵抗の小さい微細電極の形成法として特公昭61
−77370号公報「パターン形成方法」に記載のもの
が知られている。前記公報記載の形成法を第7図から第
11図に示す。第7図に示すように、半絶縁性GaAs
基板21上に下層レジスト22を厚さ0.1〜0.61
1mに塗布し、次いで上層レジスト23を厚さ0.6μ
m〜2.0pmを下層レジスト22上に塗布する。次い
で第8図の線図に示される露光量分布の電子線を照射す
る。次いで現像することにより、第9図に示される断面
T字型のパターンが得られる。その後、第10図に示す
ように、電極金属材料24を蒸着し、次いで、リフトオ
フによりレジスト膜22と23を除去し、レジスト膜2
3上の電極金属24を除去すると第11図に示される電
極25が得られ、断面T字型の電極が形成され、電極の
抵抗が下げられるように工夫されている。
(発明が解決しようとする問題点) 以上述べた形成方法は、電極の抵抗が小さくできる点で
、従来の単層レジストによって形成された電極に改善さ
れているものの、レジスト開口を形成する為の補助露光
が主露光に密着して加えられている為、電子の内部近接
効果によって下部開口寸法の拡大が大きくなり、主露光
の照射領域を小さくする必要がある。又、上部レジスト
開口幅に相当する領域を電子線により露光しなければな
らない。又、上層レジストに用いているEBR−9(東
し株式会社製のレジストの商品名)の解像度指数は、低
くアンダーカット形状になりにくい為、リフトオフによ
り低抵抗の断面T字型の電極を形成するには、上層レジ
スト厚を厚くする必要があり、これは、電子線露光にお
いて帯電現像や電子線位置検出の不良の原因となる。
本発明の目的は、このような従来の欠点を除去せしめて
、微細電極の下部開口幅0.1pmか可能であるリフト
オフによる微細電極の形成法を提供することにある。
(問題を解決するための手段) 本発明は、基板上に形成された2層構造のレジストに電
子線露光を行うことにより得られるパターンを用いて微
細電極を形成する方法であって、前記基板上に第1の電
子線露光用ポジ型レジスト膜を塗布形成し、次いで前記
第1のレジスト膜より高感度である第2の電子線用ポジ
型レジスト膜を前記第1のレジスト膜上に塗布形成する
工程と、前記第2のレジスト膜上に、第1のレジスト膜
の開口幅寸法を決める第1の電子線および前記第1の電
子線の照射領域の両側に間隔をあけて第1の電子線より
弱い露光量でかつ第2のレジスト膜の開口幅寸法を決め
る第2の電子線を照射する工程と、現像して開口部を形
成する工程と、これら開口部を通して電極金属を蒸着す
る工程と、次いで有機洗浄あるいは酸素(02)プラズ
マによる灰化処理によって前記第1と第2のレジスト及
びレジスト上の不要金属を除去する工程とを具備するこ
とを特徴とする微細電極の形成法を提供するものである
(作用) 上記方法において、低抵抗となる断面T字型の微細電極
を形成する為、基板上に下層レジスト膜を塗布し、次い
で上層レジスト膜を塗布した後、電子線の照射量に分布
を持たせて露光を行ない、次いで現像して、上層レジス
トの開口寸法が下層レジストの開口寸法より犬なるよう
に形成した後、電極形成金属の蒸着、リフトオフ工程に
よって断面T字型の微細電極の上部寸法を犬とすること
ができる。又主電子線の照射領域に間隔を持たせて補助
露光を行なっているので、下層レジスト開口の寸法は上
層レジスト開口幅を決める露光量の影響を受けにくい。
(実施例) 以下、第1図から第6図を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。
本発明の方法によって形成される断面T字型の微細電極
は、第1図(a)とそのA−A線に沿う断面図である同
図(b)に示している。図示の側で、電極11の下部寸
法、即ち、基板12に接する部分の長さLbと上部寸法
Ltは、Lb=0.1〜0.411mに対してLt=0
.6〜1.0pmに形成できる。第2図に示すように基
板12上に下層レジスト13としてポリメチルメタアク
リレート(PMMA)を厚さ0.1〜0.3pmとなる
ように塗布し、次いで下層レジスト膜13上に上層レジ
スト膜14としてメチルメタアクリレートとメタアクリ
ライアシドの共重合体(P(MMA−MAA))を厚さ
0.5μm〜1.0pmとなるように塗布形成する。こ
の共重合体は、前記第1のポリメチルメタアクリレート
(PMMA)と混合層を形成せず、さらに解像度指数が
高くアンダカット形状になりやすい。このレジストの組
み合せによるT型ゲート形成の試みは全く新規である。
次いで第3図の線図に示す露光量のDoを下部レジスト
開口寸法を決める第1の電子線の照射量としてレジスト
膜13上に照射し、次いで、この第1の電子線から0.
0511m以上0.1pm以下の間隔をおいて、上部レ
ジスト開口寸法を決める第2の電子線を露光量Daでレ
ジスト膜14上に照射する。これによって上部開口寸法
は照射領域より0.1pmから0.2pmの寸法拡大が
生じ、ゲート抵抗の減少に有利である。さらに下部開口
寸法も0.1pm程の低減がみられ、ゲート長短縮に有
利である。
電子線の照射量は、入射エネルギーが25keVの場合
、第1の電子線は100pC/am2以上300pC/
cm2以下で、第2の電子線は40pC/cm2以上1
60pC/cm2以下の場合に、上記パターンが極めて
再現性良く得られる。
又、入射エネルギーが50keVの場合、第1の電子線
は、200pC/cm2以上600pC/am2以下で
、第2の電子線は80pC/cm2以上320pC/a
m2以下の場合に上記パターンが極めて再現性よく得ら
れる。
又、入射エネルギーが20keVの場合、第1の電子線
は、60pC/cm2以上20011C/cm2以下で
、第2の電子線が15pC/am2以上80pC/am
2以下の場合に上記パターンが極めて再現性よく得られ
る。
次いでメチルイソブチルケトン(MIBK)とイソプロ
ビールアルコール(IPA)の混合液のよってレジスト
膜13と14を現像することによって第4図に示すよう
な断面T字型のレジストパターンを得ることができる。
次いで第5図に示すように、電極金属材料15(例えば
チタン(Ti)/アルミニウム(Al)あるいはチタン
(Ti)/白金(Pt)/金(Au))を蒸着する。次
いで、有機洗浄あるいは酸素(o2)プラズマの灰化処
理により、レジスト膜13と14およびレジスト膜14
上の電極金属材料15を除去するので、第6図に示すよ
うに微細電極11が得られる。以上の実施例においては
、上層及び下層レジストとして各々P(MMA−MAA
)、及びPMMAを用いたが、本発明の効果はこれに限
らヂ例えば上層が高感度PMMA、アクリロニトリルと
メチルメタアクリレートの共重合体P(MMA−AN)
など他のレジストでも得られる。要するに上層レジスト
が下層レジストより感度の高いことが重要である。
(発明の効果) 本発明によれば、間隔をもたせた3本の電子線によって
レジスト膜を露光することによって、上層レジスト膜の
開口幅が下層レジスト膜の開口幅より犬となるように形
成されて、断面T字型の低抵抗電極が形成される。又、
3本の電子線間の未露光部は、内部近接効果により、現
像時に除去されるので、3本の電子線を密接させて露光
せずとも上層レジスト開口幅は、照射領域より0.1p
m〜0.211m犬なる寸法とすることができる。
又、下層レジスト開口幅は、上層レジスト開口幅を決め
る露光量の影響を受けにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明の一実施例により得られ
る電極の断面図、第2図から第6図は、本発明の一実施
例を示す断面工程図、第7図から第11図は従来例を示
す断面図である。 図において、 11・・・電極、12・・・基板、13・・・下層レジ
スト、14・・・上層レジスト、15・・・電極金属材
料、21・・・基板、22・・・下層レジスト、 23・・・上層レジスト、 24・・・電極金属材 料、25・・・電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に形成された2層構造のレジストに電子線
    露光を行うことにより得られるパターンを用いて微細電
    極を形成する方法であって、前記基板上に第1の電子線
    露光用ポジ型レジスト膜を塗布形成し、次いで前記第1
    のレジスト膜より高感度である第2の電子線用ポジ型レ
    ジスト膜を前記第1のレジスト膜上に塗布形成する工程
    と、前記第2のレジスト膜上に、第1のレジスト膜の開
    口幅寸法を決める第1の電子線および前記第1の電子線
    の照射領域の両側に間隔をあけて第1の電子線の露光量
    より弱くかつ第2のレジスト膜の開口幅寸法を決める第
    2の電子線を照射する工程と、現像して開口部を形成す
    る工程とこれら開口部を通して電極金属を蒸着する工程
    と、次いで有機洗浄あるいは酸素(O_2)プラズマに
    よる灰化処理によって前記第1と第2のレジスト及びレ
    ジスト上の不要金属を除去する工程とを具備することを
    特徴とする微細電極の形成法。
JP16404588A 1988-06-29 1988-06-29 微細電極の形成法 Pending JPH0212820A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008124443A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Northrop Grumman Space & Mission Systems Corp 高電子移動度トランジスタ半導体デバイスおよびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008124443A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Northrop Grumman Space & Mission Systems Corp 高電子移動度トランジスタ半導体デバイスおよびその製造方法
JP2014116638A (ja) * 2006-11-14 2014-06-26 Northrop Grumman Systems Corp 高電子移動度トランジスタ半導体デバイスおよびその製造方法

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