JPH0246738A - 微細電極の形成法 - Google Patents
微細電極の形成法Info
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- JPH0246738A JPH0246738A JP19723488A JP19723488A JPH0246738A JP H0246738 A JPH0246738 A JP H0246738A JP 19723488 A JP19723488 A JP 19723488A JP 19723488 A JP19723488 A JP 19723488A JP H0246738 A JPH0246738 A JP H0246738A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は微細電極の形成法に関し、ざらに詳しくは電気
抵抗の低減化された断面T字型微細電極の形成法に関す
るものである。
抵抗の低減化された断面T字型微細電極の形成法に関す
るものである。
[従来の技術]
従来、抵抗の小さい微細電極の形成方法として、特公昭
61−25227号公報「半導体の製法」に記載の方法
が知られている。前記公報記載の形成法を第3図(a)
〜(e)に示す。即ち、まず、第3図(a)に示すよう
に、半導体21の表面に第1のフォトレジスト層22を
付着した後、前記第1の7オトレジスト層22から除去
すべき個別の領域を写真印刷によって郭成し、前記第1
のフォトレジスト層22に開口部23を形成する。次に
、第3図(b)に示すように、前記第1のフォトレジス
ト層22を覆うように第1の金属層24を付着した後、
前記第1の金属層24上に第2のフォトレジスト層25
を塗布形成する。次いで第3図(C)に示すように、前
記第1のフォトレジスト層22の開口部23上に、前記
第1のフォトレジスト層の開口部23より広く、前記第
2のフォトレジスト層25に電気写真印刷により郭成し
て開口部26を形成する。次いで、第3図(d)に示す
ように、前記第2のフォトレジスト層の開口部26のみ
に、第2の金属層27を付着した後、第3図(e)に示
すように、残余の第1および第2のフォトレジスト層2
2.25を全て除去すると共に、上記第2の金属層27
の下層に位置する第1の金属層24の部分を除いた全て
の上記第1の金属層24を化学的に除去することによっ
て、断面T字型の電極が形成され、電極の抵抗が下げら
れるように工夫されている。
61−25227号公報「半導体の製法」に記載の方法
が知られている。前記公報記載の形成法を第3図(a)
〜(e)に示す。即ち、まず、第3図(a)に示すよう
に、半導体21の表面に第1のフォトレジスト層22を
付着した後、前記第1の7オトレジスト層22から除去
すべき個別の領域を写真印刷によって郭成し、前記第1
のフォトレジスト層22に開口部23を形成する。次に
、第3図(b)に示すように、前記第1のフォトレジス
ト層22を覆うように第1の金属層24を付着した後、
前記第1の金属層24上に第2のフォトレジスト層25
を塗布形成する。次いで第3図(C)に示すように、前
記第1のフォトレジスト層22の開口部23上に、前記
第1のフォトレジスト層の開口部23より広く、前記第
2のフォトレジスト層25に電気写真印刷により郭成し
て開口部26を形成する。次いで、第3図(d)に示す
ように、前記第2のフォトレジスト層の開口部26のみ
に、第2の金属層27を付着した後、第3図(e)に示
すように、残余の第1および第2のフォトレジスト層2
2.25を全て除去すると共に、上記第2の金属層27
の下層に位置する第1の金属層24の部分を除いた全て
の上記第1の金属層24を化学的に除去することによっ
て、断面T字型の電極が形成され、電極の抵抗が下げら
れるように工夫されている。
[発明が解決しようとする課題]
以上述べた形成法は、電極の抵抗が小さくできる点で、
従来の単層レジストによって形成された電極に比べて改
善されているものの、電極構造が異なる金属を重ね合わ
せた構造となっている場合には、用いる金属によっては
、電極の特性が劣化することがあった。また、第°2の
金属層付着後に、第1の金属層を化学的に除去する必要
があるため、第2の金属層として使用できる金属が限定
されるという欠点があった。
従来の単層レジストによって形成された電極に比べて改
善されているものの、電極構造が異なる金属を重ね合わ
せた構造となっている場合には、用いる金属によっては
、電極の特性が劣化することがあった。また、第°2の
金属層付着後に、第1の金属層を化学的に除去する必要
があるため、第2の金属層として使用できる金属が限定
されるという欠点があった。
本発明の目的は、このような従来の欠点を除去ぜしめて
、電極金属の種類が限定されず、幅広く使用可能である
と共に、微細電極のF部開口幅が0.1ttm稈度まで
可能な、リフトオフによる微細電極の形成法を提供する
ことにある。
、電極金属の種類が限定されず、幅広く使用可能である
と共に、微細電極のF部開口幅が0.1ttm稈度まで
可能な、リフトオフによる微細電極の形成法を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は、基板上に微細電極を形成する方法において、
基板上に第1のレジスト膜を形成する工程と、荷電粒子
の照射・現像により前記第1のレジスト膜に電極の下部
寸法に対応する第1の開口部を形成する工程と、第1の
金属を薄く蒸着して前記第1の開口部および前記第1の
レジスト膜を金属膜で覆う工程と、前記金属膜上に第2
のレジスト膜を形成する工程と、前記第2のレジスト膜
に荷電粒子を照射・現像して前記第1の開口部上に前記
電極の上部寸法に対応する第2の開口部をアンダーカッ
ト形状となるように形成する工程と、前記第2の開口部
に露呈した前記金属膜をエツチング除去した後、前記各
開口部を含む第2のレジスト膜上に電極金属を蒸着する
工程と、有機洗浄おるいは酸素プラズマによる灰化処理
によって、前記第1および第2のレジスト膜と前記第1
および第2のレジスト膜上の蒸着金属を除去する工程と
を備えてなることを特徴とする微細N極の形成法である
。
基板上に第1のレジスト膜を形成する工程と、荷電粒子
の照射・現像により前記第1のレジスト膜に電極の下部
寸法に対応する第1の開口部を形成する工程と、第1の
金属を薄く蒸着して前記第1の開口部および前記第1の
レジスト膜を金属膜で覆う工程と、前記金属膜上に第2
のレジスト膜を形成する工程と、前記第2のレジスト膜
に荷電粒子を照射・現像して前記第1の開口部上に前記
電極の上部寸法に対応する第2の開口部をアンダーカッ
ト形状となるように形成する工程と、前記第2の開口部
に露呈した前記金属膜をエツチング除去した後、前記各
開口部を含む第2のレジスト膜上に電極金属を蒸着する
工程と、有機洗浄おるいは酸素プラズマによる灰化処理
によって、前記第1および第2のレジスト膜と前記第1
および第2のレジスト膜上の蒸着金属を除去する工程と
を備えてなることを特徴とする微細N極の形成法である
。
[作用]
本発明では、低抵抗となる断面T字型の微細電極を形成
するため、基板上に金属膜を挟んでレジストを2回塗布
し、各レジストの塗布毎に露光、現像を行い、上層レジ
スト(第2のレジスト膜)の開口幅を下層レジスト(第
1のレジスト膜)の開口幅より大なる寸法に形成する。
するため、基板上に金属膜を挟んでレジストを2回塗布
し、各レジストの塗布毎に露光、現像を行い、上層レジ
スト(第2のレジスト膜)の開口幅を下層レジスト(第
1のレジスト膜)の開口幅より大なる寸法に形成する。
また、上層レジストのパターニングは下層レジストの開
口部上のいかなる位置に、いかなる寸法で形成すること
もできる。
口部上のいかなる位置に、いかなる寸法で形成すること
もできる。
パターニングされた下層レジスト表面は金属膜で覆うこ
とにより、上層レジストのパターニングによって電極の
下部寸法が変化するのを確実に防ぐと共に、上層レジス
トを荷電粒子線によって露光した場合に金属からの反射
電子等によってアンダーカット傾向を強め、蒸着金属の
リフトオフを容易にする。また、この金属膜は電極材料
の蒸着に先だって除去されるので、電極金属の蒸着に際
し、その種類か限定されず、また後工程における有機洗
浄あるいは酸素プラズマによるリフトオフが容易になる
。
とにより、上層レジストのパターニングによって電極の
下部寸法が変化するのを確実に防ぐと共に、上層レジス
トを荷電粒子線によって露光した場合に金属からの反射
電子等によってアンダーカット傾向を強め、蒸着金属の
リフトオフを容易にする。また、この金属膜は電極材料
の蒸着に先だって除去されるので、電極金属の蒸着に際
し、その種類か限定されず、また後工程における有機洗
浄あるいは酸素プラズマによるリフトオフが容易になる
。
[実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図(a)および(b)は本発明の方法によって形成
される断面T字型の微細電極の一例を示す平面図および
そのA−A′″線に沿う断面図である。
される断面T字型の微細電極の一例を示す平面図および
そのA−A′″線に沿う断面図である。
同図において、電極11の下部寸法、即ち、基板12と
の接触面の長ざLbと上部寸法1tは、例えばLb =
0.15〜0.3胸に対してLt = 0.7〜1.2
廟に形成することができる。
の接触面の長ざLbと上部寸法1tは、例えばLb =
0.15〜0.3胸に対してLt = 0.7〜1.2
廟に形成することができる。
第2図(a)〜(e)は本発明の一実施例を工程順に示
した電極部の概略断面図で、まず、基板12上に第1の
レジスト膜13としてポリメタクリレート系のレジスト
を塗布形成する。次いで、第1のレジスト膜13上に電
子線14を照射する(第2図(a))。
した電極部の概略断面図で、まず、基板12上に第1の
レジスト膜13としてポリメタクリレート系のレジスト
を塗布形成する。次いで、第1のレジスト膜13上に電
子線14を照射する(第2図(a))。
次いで、前記第1のレジスト膜13を現像して第1の開
口部17を形成した後、第1の金属膜15としてチタニ
ウム(11)を前記第1のレジスト膜13上に付着する
。次いで第2のレジスト膜16としてノボラック系のレ
ジストを塗布する(第2図(b))。
口部17を形成した後、第1の金属膜15としてチタニ
ウム(11)を前記第1のレジスト膜13上に付着する
。次いで第2のレジスト膜16としてノボラック系のレ
ジストを塗布する(第2図(b))。
次に、前記開口部17を含むように電子線14によって
前記第2のレジストlI!J16を露光し、現像して、
前記第1の開口部17より幅の広い第2の開口部18を
形成する(第2図(C))。
前記第2のレジストlI!J16を露光し、現像して、
前記第1の開口部17より幅の広い第2の開口部18を
形成する(第2図(C))。
次いで、前記開口部18に露呈した前記第1の金属膜1
5を化学的なエツチング液、例えばバッフ7−ドフツ酸
(BHF>により除去する。その後、アルミニウム(M
)、チタニウム(Ti) 、白金(pHあるいは金(A
ll)の如き電極金属19を蒸着覆る(第2図(d))
。
5を化学的なエツチング液、例えばバッフ7−ドフツ酸
(BHF>により除去する。その後、アルミニウム(M
)、チタニウム(Ti) 、白金(pHあるいは金(A
ll)の如き電極金属19を蒸着覆る(第2図(d))
。
次に、有機洗浄あるいは酸素(02)プラズマの灰化処
理により、レジスト膜13.16および該レジスト上の
金属15.19を除去して第2図(e)に示すような微
細電極11が1qられる。
理により、レジスト膜13.16および該レジスト上の
金属15.19を除去して第2図(e)に示すような微
細電極11が1qられる。
[発明の効果コ
本発明によれば、上層レジスト膜と下層レジスト膜の間
に形成された金属膜を除去した後に電極金属を蒸着する
ので、該電極金属の種類が従来のように金属膜によって
制限をうけることなく、広範囲の材料を使用可能である
と共に、蒸着金属は有機洗浄あるいは酸素(02)プラ
ズマによるリフトオフが可能である。
に形成された金属膜を除去した後に電極金属を蒸着する
ので、該電極金属の種類が従来のように金属膜によって
制限をうけることなく、広範囲の材料を使用可能である
と共に、蒸着金属は有機洗浄あるいは酸素(02)プラ
ズマによるリフトオフが可能である。
また、上層レジスト膜と下層レジスト膜が別々に露光・
現像されるので、上層レジスト開口幅と下層レジスト開
口幅は無関係に形成できると共に、各開口の位置関係も
任意に決めることができる。
現像されるので、上層レジスト開口幅と下層レジスト開
口幅は無関係に形成できると共に、各開口の位置関係も
任意に決めることができる。
ざらに、上層レジストと下層レジストの間に金属が挟ん
であるので、上層レジストを荷電粒子によって露光した
場合には、金属からの反射電子とニ次電子によってアン
ダーカット傾向が強くなり、蒸着金属のリフトオフが容
易となる。
であるので、上層レジストを荷電粒子によって露光した
場合には、金属からの反射電子とニ次電子によってアン
ダーカット傾向が強くなり、蒸着金属のリフトオフが容
易となる。
第1図は本発明の一実施例により得られる電極部を示し
たもので、第1図(a)はその平面図、第1図(b)は
(a)におけるA−A ”線に沿う断面図、第2図は本
発明の一実施例を工程順に示す電極部の概略断面図、第
3図は従来例による微細電極の形成法を工程順に示す電
極部の概略断面図である。 11・・・(微細)電極 12・・・基板13・・
・第1のレジスト膜 14・・・電子線15・・・第1
の金属膜 16・・・第2のレジスト膜17、18
.23.26・・・開口部 19・・・電極金属21・
・・半導体 22・・・第1の7オトレジスト層 24・・・第1の金属層 25・・・第2の7オトレジスト層 27・・・第2の金属層
たもので、第1図(a)はその平面図、第1図(b)は
(a)におけるA−A ”線に沿う断面図、第2図は本
発明の一実施例を工程順に示す電極部の概略断面図、第
3図は従来例による微細電極の形成法を工程順に示す電
極部の概略断面図である。 11・・・(微細)電極 12・・・基板13・・
・第1のレジスト膜 14・・・電子線15・・・第1
の金属膜 16・・・第2のレジスト膜17、18
.23.26・・・開口部 19・・・電極金属21・
・・半導体 22・・・第1の7オトレジスト層 24・・・第1の金属層 25・・・第2の7オトレジスト層 27・・・第2の金属層
Claims (1)
- (1)基板上に微細電極を形成する方法において、基板
上に第1のレジスト膜を形成する工程と、荷電粒子の照
射・現像により前記第1のレジスト膜に電極の下部寸法
に対応する第1の開口部を形成する工程と、第1の金属
を薄く蒸着して前記第1の開口部および前記第1のレジ
スト膜を金属膜で覆う工程と、前記金属膜上に第2のレ
ジスト膜を形成する工程と、前記第2のレジスト膜に荷
電粒子を照射・現像して前記第1の開口部上に前記電極
の上部寸法に対応する第2の開口部をアンダーカット形
状となるように形成する工程と、前記第2の開口部に露
呈した前記金属膜をエッチング除去した後、前記各開口
部を含む第2のレジスト膜上に電極金属を蒸着する工程
と、有機洗浄あるいは酸素プラズマによる灰化処理によ
って、前記第1および第2のレジスト膜と前記第1およ
び第2のレジスト膜上の蒸着金属を除去する工程とを備
えてなることを特徴とする微細電極の形成法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19723488A JPH0246738A (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 微細電極の形成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19723488A JPH0246738A (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 微細電極の形成法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0246738A true JPH0246738A (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=16371078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19723488A Pending JPH0246738A (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 微細電極の形成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0246738A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02191347A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-27 | Toshiba Corp | 半導体装置用電極の形成方法 |
JPH05291303A (ja) * | 1992-04-08 | 1993-11-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | ネガ型レジストパターンの形成方法 |
JP2007109726A (ja) * | 2005-10-11 | 2007-04-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | 傾斜面の形成方法、配線構造体及びその形成方法、段差構造の被覆層、並びに、半導体装置 |
-
1988
- 1988-08-09 JP JP19723488A patent/JPH0246738A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02191347A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-27 | Toshiba Corp | 半導体装置用電極の形成方法 |
JPH05291303A (ja) * | 1992-04-08 | 1993-11-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | ネガ型レジストパターンの形成方法 |
JP2007109726A (ja) * | 2005-10-11 | 2007-04-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | 傾斜面の形成方法、配線構造体及びその形成方法、段差構造の被覆層、並びに、半導体装置 |
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