JPH02124326A - 車両のブレーキエネルギー回生装置 - Google Patents

車両のブレーキエネルギー回生装置

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JPH02124326A
JPH02124326A JP27577288A JP27577288A JPH02124326A JP H02124326 A JPH02124326 A JP H02124326A JP 27577288 A JP27577288 A JP 27577288A JP 27577288 A JP27577288 A JP 27577288A JP H02124326 A JPH02124326 A JP H02124326A
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hydraulic
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Takashi Shima
高志 島
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両の減速エネルギーを回収して発進/加速
エネルギーとして利用する車両のブレーキエネルギー回
生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
車両の減速時に失われる運動エネルギーの内、主として
熱として発散(ブレーキ、エンジン)される分を作動油
圧として回収してアキュムレータに蓄圧し、この蓄圧し
たエネルギーを車両の発進エネルギー及び加速エネルギ
ーとして利用するPT O(Power−take−o
f f)出力装置又はトランスファーを併設したアクス
ルを備えた車両の減速エネルギー回収装置は従来より知
られており、最も古くは1976年にイギリスのC,J
、  ローレンス社がブリティッシュレイランド社のバ
スを使って開発中であることが発表され、以来、欧米で
種々の研究・開発が為されて来ており、最近では特開昭
62−15128号公報、特開昭62−37215号公
報及び特開昭62−39327号公報等に開示されてい
る。
後者の装置は、何れも、エンジンクラッチを介して駆動
されるカウンタシャフトと車輪駆動系に接続したメイン
シャフトとカウンタシャフトの回転をメインシャフトに
変速して伝える多段のギヤ列機構を有するトランスミッ
ション(以下、17Mと略称する)、カウンタシャフト
にカウンタシャフトPTOギヤシンクロナイザを介して
接断可能に装着されたカウンタシャフトPTOギヤとこ
のPTOギヤにギヤ結1合されメインシャフトにメイン
シャフトPTOギヤシンクロナイザを介して横断可能に
装着されたメインシャフトPTOギヤとこのメインシャ
フトPTOギヤに結合された駆動ギヤを介して駆動され
るPTO出力軸とを有する多段階変速式PTO装置、P
TO軸に連結されたポンプ・モータ、このポンプ・モー
タを介してアキュムレータとオイルタンクを接続する油
圧回路、この油圧回路とPTO軸とを横断可能にする電
磁クラッチ、及び電磁クラッチを制御しポンプ・モータ
と高圧油回路で接続されたアキュムレータ、及びポンプ
・モータを車両の運転状態に応じて、ポンプ及びモータ
の何れか一方として8!能させる(即ち、減速時にはポ
ンプとして機能させ車輪の回転力によりPTO装置を介
して作動油をアキュムレータに蓄圧させることにより主
としてブレーキ、エンジンの熱として失われる運動エネ
ルギー(以下、ブレーキエネルギーと呼ぶ)を回収する
とともに発進/加速時にはアキュムレータに蓄圧してい
た作動油により回転力を発生しPTO装置を介して車輪
を回転駆動させるモータとしてa能させる)制御手段を
主要部として構成されたものである。
このような、減速エネルギー回収装置の制御手段は、 ■発進時、アキュムレータ内油圧が充分のとき、アクセ
ルペダルの踏込量に応して可変容量型モータの容量(斜
板又は斜軸の傾転角)を制御し且つ電磁クラッチを接続
して油圧回路により油圧力による発進を行い、その間に
運転者が選択したギヤ段に対応して設定された車速を越
えた時には、エンジンクラッチを接続してエンジン駆動
を行うとともにPTO装置の変速制御を行ってオンだっ
たカウンタシャフトシンクロナイザをオフにしメインシ
ャフトソンクロナイザをオンにし、更にその時のアクセ
ルペダルの踏込量が大きい時のみその踏込量に応じた油
圧力を加える制御を行う。
■ブレーキ時、電磁クラッチを接続するとともにブレー
キペダルの踏込に応した傾転角制御信号(ポンプ容量制
御信号)をポンプ・モータに与えてポンプ動作を行い、
これと同時にエンジンのクラッチを切る制御を行う。
この場合、制御手段は、制御プログラムに基づいて、ブ
レーキエネルギー中のエンジンブレーキで消費する分も
回収するため、またモータによる走行時にはエンジンを
車輪の駆動系から切り離すため、エンジンのクラッチが
“断°゛となるように制御するとともにモータとエンジ
ンを併用するが又はエンジンのみで発進/加速する時に
は“接”になるように制御している。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来技術の場合には、油圧力による発進を行
うとき、アクセルペダルを一定! (最大踏込量の40
%)以上踏み込むことが必要であり、またアクセルペダ
ルの踏込量とポンプ・モータの傾転角(容量)が比例し
た関係にあるため、油圧の高低によってポンプ・モータ
の出力トルクに差があり、車両を微速でコントロールす
ることが難しい。
これは特に、坂道発進補助機構(以下、)(SAと略称
する)を備えた車両においてはH3A作動時では制動力
保持用電磁逆止弁が作動して車両の発進を抑制している
ので、この電磁逆止弁がアクセルペダルを踏み込むこと
により解除された時にはより一層車両が急発進する虞れ
があるという問題点があった。
従って、本発明は、H8AR構を備えた車両を微速発進
、即ちクリープさせることができる車両のブレーキエネ
ルギー回生装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明に係る車両のブレー
キエネルギー回生装置では、油圧回路と、該油圧回路の
蓄圧センサと、パーキングプレーキスインチと、制動力
保持用電磁逆止弁と、該逆止弁の解除手段と、該逆止弁
及びスイッチが解除され且つ該蓄圧が所定値以上ある時
、該油圧回路を閉じ該油圧回路内のポンプ・モータの傾
転角をクリープ用出力トルクが発生するように制御して
電磁りランチを接続させる制御手段と、を備えている。
〔作   用〕
本発明では、制御手段は、制動力保持用電磁逆止弁の解
除手段(車速センサと、ギヤセレクトレバーと、パーキ
ングブレーキスイッチ又はアイドルスイッチ)の出力に
より逆止弁が解除されるH3A解除時にパーキングブレ
ーキも解除されている時には蓄圧センサによる油圧回路
の蓄圧が所定以上あれば発進可能であるから、油圧回路
を形成させ油圧回路内に設けられたポンプ・モータの傾
転角をクリープ用出力トルクが発生するように制御する
これにより、油圧回路によって発生される駆動トルクは
クリープ発進用のトルクとなり、電磁クラッチを接続し
てポンプ・モータとPTO装置とを結合させれば、ポン
プ・モータで発生されるクリープ用駆動トルクをPTO
装置に接続された車輪に伝えることができ、ISA機構
を備えた車両をクリープ走行させることができる。
〔実 施 例〕
第1図は、本発明が適用される車両のブレーキエネルギ
ー回生装置の一実施例の構成図であり、lはアクスル2
0を介して車輪21の駆動力を油圧ブレーキ力として取
り出すPTO装置、2はPTO装置1とブレーキ時にポ
ンプ動作を実行するポンプ・モータ3との間の駆動力伝
達の横断を行う電磁クラッチ、4は回路弁としての回路
切替弁、5は高圧アキュムレータ、6はポンプ・モータ
3と回路切替弁4と高圧アキュムレータ5とともに油圧
回路を構成する低圧アキエムレータである。
また、高圧アキュムレータ5と回路切替弁6との間には
高圧アキュムレータ5に蓄圧されたオイルの蓄圧センサ
7が取り付けられている。8はバキングブレーキ、9は
パーキングブレーキ8のオン/オフを検出するパーキン
グブレーキスイッチ、IOはPTO装置装置台み自動制
動式エンジンクラッチ22によってエンジン(図示せず
)に接続される変速機(T/M)、11は変速機IOの
ギヤ位宜を選択するギヤセレクトレバー、12は変速機
10の出力軸の回転から車両の速度を検出する車速セン
サ、15は制御手段としてのMPU(マイクロプロセッ
サ)であり、センサ7、パーキングブレーキスイッチ9
、レバー14.センサ12の出力に基づき、ポンプ・モ
ータ3の傾転角(容量)制御、回路切替弁4の切替/閉
弁制御、及び電磁クラッチ2の接話制御を行う。
また、24はMPU15からの出力信号により消勢され
た時に、既にブレーキペダル25を踏み込んだことによ
り油圧(又はエア)ルート26aを通ってホイールブレ
ーキ27に送られている制動オイルをルート26bを介
して逆流させることにより制動力を解除し、付勢されて
いる時には油圧ルート26aとともに制動オイル(エア
)の逆流を阻止して制動力を保持する制動力保持用電磁
逆止弁、28はブレーキペダル8を踏み込んだ時にオン
となるブレーキスイッチ、30はアクセルペダル、31
はアクセルペダル30を僅かでも踏んだ時にオフとなる
アイドルスイッチである。
次に上記実施例の本発明によるクリープ動作をMPU1
5に記憶され且つ実行される第2図のフローチャート図
に沿って説明する。尚、このフローチャートに入るとき
にはHS Aが作動しているものとし、H3Aが作動す
る条件としては、車両がほぼ停車状態にあり(車速″−
,0)、ブレーキペダル25が踏み込まれてプレーキス
インチ2 B カオンになっておりパーキングブレーキ
8が作動していないことが少なくとも必要である。
MPU15は常に車速センサ12、ギヤセレクトレバー
11.蓄圧センサ7、パーキングブレーキスイッチ9及
びアイドルスイッチ31の出力を監視している。
そして、まず下記のステップ5t−34においてI S
 Aの解除条件が満たされたか否かをチエ’7りする。
即ち、車速センサ12の出力から車両が停車状態にある
か否かを検出する(第2図のステップSl)。この停車
状態を判定する一例としては、車速か2 km/h以下
であれば充分であり、2km/h以上のときはH3Aを
解除して特にクリープ走行させる必要はない。
この後、ギヤセレクトレバー11によるギヤセレクト位
置がニュートラルであるか否かを判定する(ステップS
2)。これは、ニュートラルであると車両は発進できな
いからである。
次にクリープ制?11履歴フラグfが“°1°”か“O
nかをチェンジする(ステンブS3)。このフラグfは
ブレーキを踏んでH3Aが作動した時に°°0”にリセ
ットされており、現在ISAが作動しているので次のス
テップS4に進む。
ステップS4ではパーキングブレーキスイッチ9の出力
からパーキングブレーキ8が作動しているか解除してい
るかを判定し、作動しているときには上記のステップS
1、S2と合わせてI S A解除の条件が満たされた
ことになり、ステップS5で](S A解除のために制
動力保持用電磁逆止弁24に対して解除(オフ)の信号
を送る。これによりホイールブレーキ27に送られてい
る制動オイル(又はエア)がルート26bを介して逆流
されるので制動力が解除されることになる。
上記のステップS4では、パーキングプレーキスインチ
9の代わりにアイドルスイッチ31がオンかオフかをチ
ェンジしても良い。この場合、アイドルスイッチ31が
オフになったときにはアクセルペダル30が踏み込まれ
たと判定し、ISA機能が不用であるとして制動力保持
用電磁逆止弁24を同様に解除する。但し、アクセルペ
ダル25を踏み続けるとクリープ動作ではなくアクセル
踏込量に応じた油圧発進動作になるので運転者としては
アクセルペダル30を僅かだけ踏んですぐ戻してやれば
充分である。
このように、車速センサ12とギヤセレクトレバー11
とパーキングプレーキスインチ9又はアイドルスイッチ
31で逆止弁24の解除手段を構成している。
ステップS4でパーキングブレーキ8が作動していると
判定されたので、このままでは車両は発進できないので
パーキングブレーキ8が解除されたか否かをパーキング
プレーキスインチ9の出力から判定する(ステップ36
)。この場合、パーキングブレーキ8が引かれていれば
スイッチ9はオンとなり、クリープ走行することはでき
ない。
即ち、運転者は、クリープ走行するためには、パーキン
グブレーキ8を一旦引いてH3Aを解除してから元に戻
す(アクセルペダル30を踏んでI S Aを解除して
から直ぐに元に戻す)動作を知っている必要がある。
ステップS6においてパーキングブレーキ8が解除され
ていると判定されたときには車両の運転者は発進待機の
意志を示したことになり、本発明によるクリープ動作が
可能になるが、油圧回路の蓄圧が所定値以上無いと油圧
発進することはできないため、蓄圧センサ7の圧力が所
定値として170kg/cs+”以上であるか否かを判
定する(ステップS7)。
そして、蓄圧が170kg/cm”以上であるときには
クリープ発進動作に移る(ステップ38〜310)即ち
、MPU15は、図示のように回路切替弁4をエネルギ
ー再生モードに切替制御する(ステップS8)。
この後、MPU15はポンプ・モータ3のオーバーラン
を予防するために電磁フランチ2を接続状態しくステッ
プS9)、PTO装置lとポンプ・モータ3とを結合し
ておく。
そして、MPU15は、ポンプ・モータ3の傾転角(容
量)をクリープ発進に適した値に制御する(ステップ5
IO)。
ここで、クリープ発進に必要なトルク値をアクスル20
内のファイナルギヤのギヤ比及びPTO装置1のギヤ比
で除したポンプ・モータ3でのトルク値Tから下記の理
論式(1)によってポンプ・モータ14の容量V、を求
める。
VP = 200 yt T/ P        (
1)ここで、 P:蓄圧センサ7で検出される油圧回路内圧力(kg/
c+n”)、 VP :ポンプ・モータ3の容量(CC)、T:ポンプ
・モータ3に必要なりリープトルク(kg−+g)。
この場合、ポンプ・モータ3としては、斜軸式アキシャ
ルピストン式(又は、斜板式アキシャルピストン式でも
良い)のものを用いることができるから、その容量■、
は斜軸(又は斜板)の傾転角を制御することにより制御
できることは良く知られている通りである。
このようにしてポンプ・モータ3を傾転制御することに
より高圧アキュムレータ5に蓄圧されたオイルは回路切
替弁4→ポンプ・モータ3→回路切替弁4→低圧アキュ
ムレータ6の油圧回路を通り、これによってポンプ・モ
ータ3はクリープに必要なトルクを発生する。
従って、ポンプ・モータ3で発生されたクリープトルク
はPTO装置lを介して車輪21に伝達され、車両をク
リープ発進・走行させることができる。
この後、ステップSllでフラグfを°゛1°゛にセッ
トしておくことにより、次のMPU15の処理周期にお
いてはステップS3によりステップS4がスキンツブさ
れるので、バーキングフ゛レーキ8が解除されていても
(或いはアクセルペダル30が戻されていても)それに
関係なくクリープ動作を続けることができる。この動作
は再度ブレーキを踏んでI S Aが作動した時にリセ
ットされる。
以上のようなりリープ発進動作を行わない場合にはポン
プ・モータ3の傾転角を“0゛°に戻しておく(ステッ
プ512)。
尚、上記のクリープ動作中は、エンジンによる駆動力が
車輪に伝わらないようにする必要があり、このため第1
図の例ではMPU15がエンジンクラノヂ22を自動的
に切り離しておく。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係る車両のブレーキエネルギー
回生装置では、I S Aの解除状態で油圧回路の蓄圧
が所定以上あれば油圧回路内のポンプモータの傾転角を
クリープ用出力トルクが発生するように制御して油圧発
進させるように構成したので、特にI S A機構を備
えた車両における交通渋滞時や車庫入れ停台に必要なり
リープ走行を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る車両のブレーキエネルギー回生
装置が適用される一実施例の構成を示す図、 第2図は本発明によるクリープ動作を実行するためのフ
ローチャート図、である。 第1図において、lはPTO装置、3はポンプ・モータ
、4は回路切替弁、5は高圧アキュムレータ、6は低圧
アキュムレータ、9はパーキングブレーキスイッチ、I
tはギヤセレクトレバー12は車速センサ、15はMP
U、21は車輪、24は制動力保持用電磁逆止弁、31
はアイドルスインチをそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油圧回路と、該油圧回路の蓄圧センサと、パーキングブ
    レーキスイッチと、制動力保持用電磁逆止弁と、該逆止
    弁の解除手段と、該逆止弁及びスイッチが解除され且つ
    該蓄圧が所定値以上ある時、該油圧回路を閉じ該油圧回
    路内のポンプ・モータの傾転角をクリープ用出力トルク
    が発生するように制御して電磁クラッチを接続させる制
    御手段と、を備えたことを特徴とする車両のブレーキエ
    ネルギー回生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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