JPH02117436A - 車両のブレーキエネルギー回生装置 - Google Patents

車両のブレーキエネルギー回生装置

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JPH02117436A
JPH02117436A JP27152788A JP27152788A JPH02117436A JP H02117436 A JPH02117436 A JP H02117436A JP 27152788 A JP27152788 A JP 27152788A JP 27152788 A JP27152788 A JP 27152788A JP H02117436 A JPH02117436 A JP H02117436A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両の減速エネルギーを回収して発進/加速
エネルギーとして利用する車両のブレーキエネルギー回
生装置に関する。
〔従来の技術〕
車両の減速時に失われる運動エネルギーの内、主として
熱として発散(ブレーキ、エンジン)される分を作動油
圧として回収してアキュムレータに蓄圧し、この蓄圧し
たエネルギーを車両の発進エネルギー及び加速エネルギ
ーとして利用するPT O(Power−Lake−o
f f)出力装置又はトランスファーを併設したアクス
ルを備えた車両の減速エネルギー回収装置は従来より知
られており、最も古くは1976年にイギリスのC,J
、  ローレンス社がブリティッシュレイランド社のバ
スを使って開発中であることが発表され、以来、欧米で
種々の研究・開発が為されて来ており、最近では特開昭
62−15128号公報、特開昭62−37215号公
報及び特開昭62−39327号公報等に開示されてい
る。
後者の装置は、何れも、エンジンクラッチを介して駆動
されるカウンタシャフトと車輪駆動系に接続したメイン
シャフトとカウンタシャフトの回転をメインシャフトに
変速して伝える多段のギヤ列機構を有するトランスミッ
ション(以下、T/Mと略称する)、カウンタシャフト
にカウンタシャフトPTOギヤシンクロナイザを介して
横断可能に装着されたカウンタシャフトPTOギヤとこ
のPTOギヤにギヤ結合されメインシャフトにメインシ
ャフトPTOギヤシンクロナイザを介して横断可能に装
着されたメインシャフトPTOギヤとこのメインシャフ
トPTOギヤに結合された駆動ギヤを介して駆動される
PTO出力軸とを有する多段階変速式PTO装置、PT
O軸に連結されたポンプ・モータ、このポンプ・モータ
を介してアキエムレータとオイルタンクを接続する油圧
回路、この油圧回路とPTO軸とを横断可能にする電磁
クラッチ、及び電磁クラッチを制御しポンプ・モータと
高圧油回路で接続されたアキエムレータ、及びポンプ・
モータを車両の運転状態に応じて、ポンプ及びモータの
何れか一方として機能させる(即ち、減速時にはポンプ
として機能させ車輪の回転力によりPTO装置を介して
作動油をアキュムレータに蓄圧させることにより主とし
てブレーキ、エンジンの熱として失われる運動エネルギ
ー(以下、ブレーキエネルギーと呼ぶ)を回収するとと
もに発進/加速時にはアキエムレータに蓄圧していた作
動油により回転力を発生しPTO装置を介して車輪を回
転WAvJさせるモータとして機能させる)制御手段を
主要部として構成されたものである。
このような、減速エネルギー回収装置の制御手段は、 ■発進時、アキュムレータ内油圧が充分のとき、アクセ
ルペダルの踏込量に応じて可変容量型モータの容量(斜
板又は斜軸の傾転角)を制御し且つ電磁クラッチを接続
して油圧回路により油圧力による発進を行い、その間に
運転者が選択したギヤ段に対応して設定された車速を越
えた時には、エンジンクラッチを接続してエンジン駆動
を行うとともにPTO装置の変速制御を行ってオンだっ
たカウンタシャフトシンクロナイザをオフにしメインシ
ャフトシン“クロナイザをオンにし、更にその時のアク
セルペダルの踏込量が大きい時のみその踏込量に応じた
油圧力を加える制御を行う。
■ブレーキ時、電磁クラッチを接続するとともにブレー
キペダルの踏込に応じた傾転角制御信号(ポンプ容量制
御信号)をポンプ・モータに与えてポンプ動作を行い、
これと同時にエンジンのクラッチを切る制御を行う。
この場合、制御手段は、制JTHプログラムに基づいて
、ブレーキエネルギー中のエンジンブレーキで消費する
分も回収するため、またモータによる走行時にはエンジ
ンを車輪の駆動系から切り離すため、エンジンのクラッ
チが“断”となるように制御するとともにモータとエン
ジンを併用するか又はエンジンのみで発進/加速する時
には“接”になるように制御している。
(発明、が解決しようとするIII) このような従来技術の場合には、ブレーキペダルを踏み
込まない限り油圧力によるブレーキ動作は行われず、ま
たブレーキペダルを戻した時にはエンジンクラッチを切
つた状態で一部同期エンジン回転数になるまでエンジン
回転数を上げてからエンジンブレーキを油圧ブレーキと
併用させているので、車両をエンジンブレーキで走行さ
せる時のエンジンで熱として発散されてしまう分のブレ
ーキエネルギーを回収することができないという問題点
があった。
従って、本発明は、アクセルペダルもブレーキペダルも
踏んでいない時に、通常の車両の場合エンジンで発生す
るエンジンブレーキ相当のブレーキ力をポンプ・モータ
で発生させることにより車両が持っていた運動エネルギ
ーをエンジンで消費させることなく回収することができ
る車両のブレーキエネルギー回生装置を実現することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明では、油圧回路と、
エキゾーストブレーキレバーと、ギヤ位置検出手段と、
車速センサと、該車速か所定の速度以上で且つ該レバー
の不作動時、該車速とギヤ位置に対応したエンジンブレ
ーキ相当トルクをマツプより求めて該油圧回路内のポン
プ・モータのポンプ容量を求めた後、エンジンを切り離
し核油圧回路を閉じて電磁クラッチを接続しPTO装置
を該ポンプ・モータに接続する制御手段と、を備えてい
る。
〔作   用〕
本発明においては、制御手段は、車速センサによって示
される車速か所定の速度以上で且つエキゾーストブレー
キレバーが投入されていない不作動時、車速センサとギ
ヤ位置検出手段によってそれぞれ示される車速とギヤ位
置に対応したエンジンブレーキ相当トルクをマツプより
求める。
そして、このエンジンブレーキ相当トルクに基づいてポ
ンプ・モータのポンプ容量を求めた後、第1図(a)に
示すように、エンジン1を切り離し、周知の高圧アキュ
ムレータ26と回路弁25とポンプ・モータ14と低圧
アキュムレータ27とで構成される油圧回路を閉じ更に
電磁クラッチ13を接続、させる。
これにより、車輪からの駆動エネルギーはPTO装置8
を経てポンプ・モータ14に伝えられ、高圧アキュムレ
ータ26へ油圧が蓄積されて同時に恰も通常のエンジン
ブレーキが掛かっているかの如く動作する。
〔実 施 例〕
以下、本発明に係る車両のブレーキエネルギー回生装置
の実施例を説明する。
第1図(b)は、本発明に係る車両のブレーキエネルギ
ー回生装置の一実施例の全体構成図であり、lはエンジ
ン、2はエンジンlの負荷センサ、3はアクセルペダル
54の踏込に応答するステップモータ、4はステップモ
ータ3により制御されエンジン1への燃料供給量を設定
するとともに負荷センサ2に接続されたインジェクショ
ン(噴射)ポンプレバー、5はエンジン1の回転を変速
して出力するT/M()ランスミッション)、6は77
M5のギヤ段(図示せず)を自動的にシフトするギヤシ
フトアクチュエータ、7はクラッチ(図示せず)を自動
的に接話するクラッチアクチュエータ、8は77M5と
係合しているPTO装置、9はアクスル10及び車輪1
1とともに車輪の駆動系を形成するプロペラシャフト、
12はPTO装置8のPTO軸、13は電磁クラッチ、
14はPTO軸1軸支2!磁りラッチ13を介してPT
O装置8と係合しており傾転角制御用パイロット配管1
5、傾転角制御電磁比例弁16及び傾転角制御ピストン
17と組み合わされた周知の可変容量斜軸式アキシャル
ピストンポンプ・モータであり、14aはその吸入口、
14bは吐出口である。
また、80はポンプ・モータ14の傾転角を検出する(
頃転角センサである。
ここで、このポンプ・モータ14について第2図(a)
及び第2図(a)のA矢視図である第2図(ロ)に基づ
いて説明すると、第2図(a)に示すようにシリンダブ
ロック14fの中心孔に出力軸14cと係合しているシ
ャフト14dが差し込まれており、この反対側はボート
プレート14hを介して傾転角制御ピストン17と係合
している。また、このシリンダブロック14fの周辺に
は、複数のシリン′ダ14gが設けられており、このシ
リンダ14gの一端には出力軸14cと係合しているピ
ストン14eが慴動自在に差し込まれ、その反対側はボ
ートプレート14hを介して第2図(b)に示す吸入口
14aまたは吐出口14bと連通している。
上記の傾転角制御ピストン17は、傾転角制御電磁比例
弁16に供給する制御電流に比例して傾転角制御用パイ
ロット配管15からピストン17の下部に供給される作
動油又は油圧配管2o又は21内の作動油に押されるこ
とによりその位置が図の上下方向に変化する。従って、
シリンダブロック14r1ピストン14 e、シャフト
14d及びボートプレート14hから成るアンセンブリ
は出力軸14cに係合したシャフト14dの球形端部を
中心として傾転角制御ピストン17の上下移動に伴い角
度が変化する(この場合、出力軸14Cとシャフト14
dとが成す角度θを傾転角という)。
第2図(a)は傾転角制御電磁比例弁16に最大の制御
電流を与えた時を示しており傾転角が最大となることか
ら出力軸14cの1回転当たりの吐出量は最大となって
いる。傾転角制御電磁比例弁16の制御電流が0の場合
は、点線で示すように傾転角が0となり吐出量も0とな
る。
第1図(b)に戻って、18は後述の高圧アキエムレー
タ26の蓄圧が設定値を越えた時、これを逃がす高圧リ
リーフ弁、19aは補給回路の作動油の供給圧が設定値
を越えた時、これを逃がす低圧リリーフ弁、19bは傾
転角制御用パイロット配管15に、ポンプ・モータ14
を傾転作動せしめるのに必要なパイロット圧を発生させ
る低圧リリーフ弁、20はポンプ・モータ14の吸入側
配管、21はポンプ・モータ14の吐出側配管、22は
作動油の補給配管、22aは作動油の戻り配管、23は
高圧側配管、24は低圧側配管、25は上記の配管20
〜24を切り替える回路切替弁、26は高圧側配管23
を介して回路切替弁25に接続されている高圧アキュム
レータ、27は低圧側配管24を介して回路切替弁25
に接続され上記ポンプ・モータ14、回路切替弁25及
び高圧アキュムレータ26とともに油圧回路を形成する
低圧アキュムレータである。
尚、回路切替弁25は、ポンプ・モータ14の人出口を
固定して使用する場合、ポンプ時とモータ時の出力切替
を行うため必要なものであり、ポンプ・モータ14に反
転式ピストンポンプ・モータを使用すれば回路遮断弁を
使用することもできる。これら回路切替弁及び回路遮断
弁は回路弁と総称することができるものである。
ここで、回路切替弁25による配管の切替動作について
説明すると、その電磁石25a及び25bの何れも付勢
されていない時、弁位置は3つの弁位置の内の中心部に
示す位置となり4本の配管20.21.23及び24の
接続を絶っている。
ブレーキエネルギーを回収する場合には、電磁石25a
を付勢して弁位置を電磁石25a側に切り替える。する
と、低圧アキュムレータ27を配管24及び20を介し
てポンプ・モータ14の吸入口14aに連通させ、高圧
アキュムレータ26を配管23及び21を介してポンプ
・モータ14の吐出口14bに連通させることができる
。これにより、低圧アキエムレータ27に蓄えていた作
動油をブレーキエネルギーにより駆動されポンプとして
機能するポンプ・モータ14により吸入/吐出させ高圧
アキュムレータ26に蓄圧する。
反対に、ポンプ・モータ14をモータとして機能させる
場合は、回路切替弁25の電磁石25bを付勢し弁位置
を電磁石25b側に切り替える。
すると、低圧アキュムレータ27を配管24及び21介
してポンプ・モータ14の吐出口14bに連通させ、高
圧アキュムレータ26を配管23及び20を介してポン
プ・モータ14の吸入口14aに連通させることができ
る。これにより高圧アキュムレータ26に蓄圧されてい
た作動油が配管23及び20を通ってポンプ・モータ1
4をモータとして回転させた後、配管21及び24を通
って低圧アキュムレータ27に達し、ここで蓄えられる
ことになる。
28は作動油のドレインタンク、29は作動油のフィル
タ、30はエンジンlにより駆動される作動油の補給ポ
ンプ、31及び32は補給配管22上に設けられ前記油
圧回路からドレインタンクに戻った作動油を前記油圧回
路に供給するとともにポンプ・モータ14に傾転角制御
用パイロット配管15を介してパイロット油圧を供給す
るtin弁である。
次に、33は直結冷房リレースイッチ、34はエンジン
1の水温センサ、35はエンジン1の回転数センサ、3
6はインプットシャフト回転数センサ、37は77M5
のクラッチストロークセンサ、38はギヤ位置センサ、
39はギヤシフトストロークセンサ、40は車速センサ
、41は77M5の油温センサ、42は排気ブレーキ制
御弁、43は排気ブレーキ弁(図示せず)を駆動するシ
リンダ、44は排気ブレーキ制御弁42を介してシリン
ダ43に空気圧を供給するエア配管、45及び46はド
レインタンク28に設けられたオイル量検出リミットス
イッチ、47は高圧アキュムレータ26に蓄圧された作
動油の圧力を検出する圧力センサである。尚、ギヤ位置
センサ38とギヤシフトストロークセンサ39とでギヤ
位置検出手段を構成している。
そして、48はエキゾーストブレーキを作動させるハン
ドレバー、49はドライバーシート、50は運転者がド
ライバーシート49を離れたか否かを検出する離席検出
スイッチ、51はパーキングブレーキレバー、52はパ
ーキングブレーキスイッチ、53はブレーキエネルギー
回生装置(以下、RBSという)メインスイッチ、54
はアクセルペダル、55はアイドル位置検出スイッチ、
56はアクセル開度検出センサ、57はブレーキペダル
、58はブレーキペダル戻し位置検出スイッチ(以下、
単にブレーキペダルスイッチと称する)、59はブレー
キ踏込量センサ、60はギヤセレクトレバー、61は坂
道発進補助装置(以下、ISAと略称する)スイッチ、
62はアイドルコントロールスイッチ、63はインジケ
ータ類、65はドアスイッチ、66はキースイッチ、6
7はブレーキエア配管、68はブレーキエアタンク、6
9はブレーキエア圧力センサ、70は電磁比例式圧力制
御弁、71及び73はエア圧力スイッチ、72はISA
弁、74はエアマスタ、64は上記のセンサ及びスイッ
チ等の出力に基づきポンプ・モータ14及びアクチュエ
ータを制御してブレーキエネルギーを回生ずる制御手段
としてのコントロールユニット(以下、C/Uと略称す
る)である、尚、C/U64には下記に述べるプログラ
ム、マツプ及びフラグを記憶するメモリ(図示せず)を
含んでいる。
第3図は、第1図に示すC/U64に記憶され且つ実行
されるプログラムのフローチャート図であり、このフロ
ーチャートに基づいて第1図の実施例の動作を説明する
プログラムがスタートするとC/U64は初期化サブル
ーチンを実行し、全出力をオフとし、内蔵するRAM(
図示せず)のクリアチエツクを行う(第3図ステップS
l)。
初期化を実行した後、前述のスイッチ33.45.46
.50.52.53.55.58.61.62.65.
66.71及び73並びにセンサ38からの信号の読み
込みサブルーチンを実行しく同ステップS2)、次にセ
ンサ35.36及び40から読み込んだ回転信号(パル
ス)の処理サブルーチンを実行してそれぞれエンジン回
転数、インプットシャフト回転数及び車速を算出する(
同ステップ33)。これらの処理においては、車速に応
じて後述する第22図のフラグFL−3PEEDを生成
する。
そして、センサ2.34.37.39.41.47.5
6.59.69から読み込んだアナログ信号の処理サブ
ルーチンを実行してそれぞれディジタル値のエンジン負
荷、クラッチストローク、シフトストローク、油温、圧
力、アクセル開度、ブレーキ踏込量及びブレーキエア圧
を求める(同ステップ34)。
これらの信号の読込及び処理は一回のC/U処理毎に更
新する。また、読み込んだ信号及び処理した信号により
ロジック中に使用されるフラグ(後述)をこれらのサブ
ルーチンの中で立てておく(制inn層中、セット/リ
セットされるフラグを除く)。
続いて、キースイッチ66がオンか否かチエツクしく同
ステップS5)、オフの時は、全制御停止サブルーチン
を実行する(同ステップS6)。
このサブルーチンは、停車時又は走行時にキースイッチ
66がオフとなっても安全を確保するため油圧系を全て
安全な状態に戻した後でステップS7でアクチュエータ
リレー(図示せず)をオフにしてC/U64の電源を断
つことにより全制御を停止させるものである。
ステンブS5においてキースインチロ6がオンの時は、
RBSメインスイッチ53がオンか否かをチエツクしく
第3図のステップS8)、オフの時は、後述の通常ブレ
ーキ制御モードサブルーチンを実行する(同ステップ5
22)が、オンの時は、運転者がブレーキエネルギー回
生装置(以下、RBSという)動作を実行しようとして
いるとして、制御を続行する。
このため、C/U64は、運転者がパーキングブレーキ
51を作動させているか否かをチエツクしく同ステップ
S9)、作動させていない時(パーキングブレーキスイ
ッチ52a(P/Bl)がオフの時)は、RBS使用可
能としてステップS11に進むが、作動させている時(
パーキングブレーキスイッチ52aがオンの時)は、通
常ブレーキ制御モード(同ステップ522)に進んでR
BSの使用禁止とする。これは、パーキングブレーキレ
バー51を引いている時に不用意にアクセルペダル54
を踏んでも車両が飛び出さないようにするためである。
但し、坂道発進等でパーキングブレーキを作動させたま
まポンプ・モータ14の出力トルクを車輪11に伝える
時のためにもう1つのパーキングブレーキスイッチ52
bがオンか否かをチエツクする(同ステップ510)。
ここで、パーキングブレーキスイッチ52b(P/B2
)は、第11図に示すように、パーキングブレーキレバ
ー51のノブ51aを押している時にのみオンとなるも
のである。即ち、ノブ51aを押している状態はパーキ
ングブレーキを解除しようとする意志がある時であるか
ら、パーキングブレーキレバー51が引かれていてパー
キングブレーキスイッチ52aがオンであってもRBS
を使用可能とするものである。
次に、C/U64は、選択されているギヤ段をギヤ位置
検出センサ38及びギヤシフトストロークセンサ39に
よってチエツクしく同ステップ511)、ギヤ段がNに
エートラル)又はR(リバース)であればRBSは使わ
ずに通常ブレーキ制御モードサブルーチン(同ステップ
522)に進むが、ギヤ段が1速乃至5速であればRB
Sは使用可能であるため制御を続行する。
そして、停車しているか否かを車速センサ40の出力か
らチエツクしく同ステップ512)、走行中であればス
テップS14に進んで現時点の速度がポンプ・モータ1
4の許容回転数以下に相当するか否かチエツクする。こ
の許容回転数は、ポンプ・モータ14がtmクラッチ1
3、PTO軸12、PTO装置8、プロペラシャフト9
及びアクスル10を介して車輪11と接続されているこ
とからPTO装置8およびアクスル10のギヤ比が一定
であれば車速で判断でき、市販品であるポンプ・モータ
14の許容回転数からギヤ比、車輪外周長を掛は合わせ
ると、例えば、50km/h迄がRBSの使用可能範囲
であると条件付けできる。
ステップS14において、車速か50Km7’h以下、
即ち、ポンプ・モータ14の許容回転数範囲内ならば制
御を続けるが、許容回転数範囲を越えていると判定した
時は、ステップ322の通常ブレーキ制御モードサブル
ーチンを実行する。尚、このサブルーチン(ステップ5
22)を実行した時には、第13図のフラグFL−RB
Sのビット2に“1”を立てておく。
ステップ312において、停車中であった時、車両がバ
スの場合は、発進禁止サブルーチンを実行する(同ステ
ップ513)、このサブルーチンは、バスがドアを開け
ている時に油圧回路の使用を禁止するものであり、ドア
が開いている時は、乗客が乗降中であると見なして乗客
の安全確保のために不用意にアクセルを踏んでも車両が
動き出さないようにするために実行するものである。
次に、C/U64は運転者のペダル操作をブレーキ(同
ステップ515)、アクセル(同ステップ516)の順
でチエツクする(それぞれの信号処理はステップS4の
アナログ信号処理サブルーチンで処理済)、ブレーキ操
作のチエツクがアクセル操作のチエツクより優先される
のは、ブレーキペダル57とアクセルペダル54を同時
に踏んだ場合に車両の安全側としてブレーキを優先させ
るためである。
ステップ315でブレーキペダル57が踏まれている場
合、第4図に示すエネルギー回収モードサブルーチンを
実行する(同ステップ517)。
まず、第14図に示すフラグFL  PE[)ALのピ
ットO(BRKI)をチエツクする(第4図のステップ
3171)、このフラグBRK1は、第14図に示すよ
うに初めてエネルギー回収を実行する時にセットされ、
通常ブレーキ制御、エネルギー再生制御の先頭でリセッ
トされるようになっているフラグである。従って、初め
てブレーキを使う時は0であるから、次に速度フラグ(
FLSPEED、第12図参照)から車速をチェッりす
る(同ステップ5172)。
車速か低速域(例え゛ば、車速10km/h以下)では
、回収できるエネルギーが少ない反面、渋滞時等の低速
でのブレーキ使用が多い時は油圧系の制御がその分頻繁
になるために油圧を使わないようにするため、速度フラ
グFL−SPEEDのとット0、ビット1、ビット2の
うちのいずれか1つが“1”であれば通常ブレーキ制御
モードサブルーチンを実行する(同ステップ5173)
、このサブルーチンはメインプログラムのステップS2
2のサブルーチンと同じものである。
車速か、例えば、10km/hを越えた場合(ビット0
、ビット1、ビット2がいずれも“0”)、第8図に示
すブレーキトルクマツプによる制御トルク検索を行い(
同ステップ5174)、ブレーキペダル57の踏込W(
角度)から運転者が発生させようとしている制動トルク
を検索して記憶する。
ここで第8図に示すブレーキトルクマツプを説明すると
、このマツプはエアブレーキ、エアオーバーハイドロリ
ック(エア・オイル)ブレーキ等のブレーキペダル57
踏込量と車両1台溝たりの制動トルクの合計(前・後輪
)の関係を示す線図を基にしたもので、ペダル操作フィ
ーリング、乗客のフィーリング及び安全性からRBSで
のペダル操作と実際のブレーキの効き具合はエアブレー
キ、エア・オイルブレーキ等の操作と同等となる。
第8図において、ブレーキペダル5711込の初期状態
(例えば、0〜3.5°)をブレーキ遊びとし、ブレー
キペダル57に取り付けられたブレーキ踏込量センサ5
9の出力電圧をブレーキペダルスイッチ58によりOと
しである。ブレーキペダル57踏込の初期状態(例えば
、3.5°)を越えると、上記スイッチ58はオンとな
り、センサ59はペダル踏込角に比例した電圧を出力す
る。従うて、ブレーキペダル57の踏込角度はセンサ5
9の出力から検出できる。
ブレーキペダル57踏込の初期に続く区間がブレーキ力
制御区間(例えば、3.5 ”〜16@)であり、この
区間においてポンプ・モータ14、エアブレーキ又はエ
ア・オイルブレーキを制御する。
このため、マツプからブレーキペダル57の踏込角に相
当する制動トルクTを求める。
ブレーキ力制御区間を越える区間(例えば、16°〜2
5°)は、パニックブレーキ時であり、この時、電磁比
例式エア圧制御弁70はブレーキペダル57と連通した
リンク機構(図示せず)により強制的に押し下げられ、
ブレーキエアタンク68とブレーキ力発生装置、例えば
、エア・オイル式においてのエアマスター74、とを全
通にして圧縮エアによる最大の制動力を発生させる。こ
のとき、車両が不安定な状態となる虞があるため、油圧
回路の使用は禁止される。
制御がステップ5174に進むのは、ブレーキが初めて
踏まれた時(フラグBRKI−0)で且つステップ51
72で車速か低速(例えば、10Km/h)以上か、又
はブレーキが1!続して踏まれている時(フラグBRK
1=1)で且つステップ5175で車速か微速(例えば
、2km/h)以上を検出した場合である。
これは、初期状態で車速か10km/h以下の、低速域
(ステップ3172)では油圧回路の制御・駆動の手数
の割りに回収できるエネルギーが少ないが、−旦ポンプ
・モータ14による油圧でブレーキをかけた後は(フラ
グBRK1=1)、ポンプ・モータ14が安定して回転
する微速度(2k m / h )まで継続して使用し
、出来るだけ多くの減速エネルギーを回収しようとする
ためである。
ステップ5175において、車速が微速(2km/h以
下)になったことが検出されると、通常ブレーキ制御モ
ードサブルーチンを実行しく同ステップ5176)、エ
アブレーキ又はエア・オイルブレーキで制動をかける。
このサブルーチンはステップ5173と同様にメインプ
ログラムのステップS22のサブルーチンと同じもので
ある。
このようにしてエネルギー回収モードサブルーチンを実
行した後、C/U64は、第5図に示すエンジンブレー
キモードサブルーチンを実行する(第3図のステップ3
18)。このサブルーチンは、通常の車両とフィーリン
グの差異をなくすためのもの、即ち、エキゾースト(排
気)ブレーキ又はエンジンブレーキに相当するブレーキ
力を発生させるものである。
エキゾーストブレーキは、ブレーキペダル57を踏むこ
となく、運転席のハンドレバー48(又はスイッチ)に
よって操作される補助ブレーキであり、エンジンブレー
キは、車両がエンジンを駆動することによりその負荷と
して制動力を発生させる補助ブレーキである。
本発明に係るブレーキエネルギー回生装置では、エネル
ギー回収モードにおいて車両の持っている運動エネルギ
ーをできるだけ多く回収するため、エンジンクラッチを
断としく第7図参照)、車輪11とエンジン1とを切り
離して上記2つの補助ブレーキの代替制御を行う。
このため、上記のエンジンブレーキモードサブルーチン
を実行し、2つの補助ブレーキの発生する制動力をポン
プ・モータ14で代用して発生させるものである。
第5図のステップ5181では、フラグFLPEDAL
のビットO(BRKI)に基づき第4図のステップ31
71と同様に油圧によるブレーキ制動の最初か、継続中
かをチエツクする。ステップ3181とステップ517
1のフラグは共通であるため、ステップS17及びステ
ップ51Bの何れかで油圧によるブレーキ制御を開始し
ていれば、ステップS17及びステップ31Bの両方の
モードでステップ5175又はステップ5183へ進み
継続したブレーキ制御が実行される。
ステップ3182では、ステップ5172と同様に低速
域(例えば、車速10Km/h )以下(フラグFL 
 5PEEDのビットO〜ビット2のいずれかが1)で
は、油圧によるブレーキ制御を開始しない、一方、ステ
ップ8183では、ステップ5175と同様に一部ポン
プ・モータ14によるブレーキ制御を開始した後(フラ
グBRK 1 = 1 )は車速が微速(例えば、2k
m/h)に落ちる迄の間(フラグFL  5PEEDの
ビット0又はビット1が0)は、油圧力によるブレーキ
制御を継続する。
次に、運転席のハンドレバー48(スイッチでも良い)
がオンか否かをチエツクしく第5図のステップ3184
)、オンであれば、エキゾーストブレーキ相当の制動ト
ルクをマツプ(図示せず)より検索する(同ステップ5
185)、このエキゾーストブレーキ相当の制動トルク
マツプを検索することにより、エキゾーストブレーキに
慣れた運転者にとっては実際のエキゾーストブレーキと
違和感のない制動トルクが得られる。
ステップ3184において、ハンドレバー75がオフの
時は実際のエンジンブレーキと同等の制動トルクを、第
9図(a)に示すマツプより検索する(同ステップ31
86)。
第9図(a)は、エンジンブレーキ相当の制動トルクマ
ツプであり、このマツプはエンジン1で発生する制動ト
ルクであるため、車輪11での制動トルクを出すために
は、第9図(ハ)に示すように現在シフトされているギ
ヤ段とファイナルのギヤ比を掛は合わせたネット値に変
換して記憶しておく。
ステップ318のサブルーチンへは、ブレーキペダル5
7を踏んでいる場合は、ステップS17のサブルーチン
から、アクセルペダル54を踏んでいない時(アクセル
ペダルがアイドル位置にある時)は、ステップ316か
らそれぞれ進んで行くが、エンジンブレーキモードサブ
ルーチン(第3図のステップ318)は、エンジンで発
生する補助ブレーキの代用モードであるため第3図のス
テップS17のブレーキペダル操作とは関係がない、即
ち、エキゾーストブレーキもエンジンブレーキも、アク
セルペダル54を踏んでいない限りハンドレバー48の
出力により制御されて代替の力が発生する。言い換える
と、ステップ3174でブレーキペダルの踏込量に対応
した制動力を求めた時に、車両が一定の速度以上で走行
していれば更にエキゾーストブレーキ又はエンジンブレ
ーキ相当の制動トルクを求めるものである。
続いて、C/U64は、前記ステップS17及びステッ
プ31Bのサブルーチンで検索され記憶された必要制御
トルクを発生するのに必要なポンプ・モータ14の容量
を油圧回路内圧力に応じて決定するポンプ計算サブルー
チンを実行する(第3図のステップ519)。
このサブルーチンでは、ステップS17.818で検索
した各ブレーキモードの必要制動トルクを積算する(同
ステップ5192)、即ち、ポンプ・モータ14で発生
する必要のある全制動トルクを計算する。
続けて、必要全制動トルク値をファイナルギヤ及びPT
O装置のギヤ比で除したポンプ・モータ14でのトルク
値Tから下記の理論式(1)によってポンプ・モータ1
4の容IVPを求める。
’/P = 200 z T/ P     (1)こ
こで、 P:圧力センサ47で検出される油圧回路内圧力(kg
/cm”)、 ■、:ボンポンモータ14の容量(CC)、T:必要制
iT5 )ルク(kg−m)。
しかし、これを計算させることは、複雑になるので、こ
の式(1)により第10図に示すような、圧力、トルク
及び容量のマツプを予め作成しておき、二のマツプから
必要な容量を検索する。
本発明では、第2図に示すように斜軸式アキシャルピス
トン式(又は、斜板式アキシャルピストン式でも良い)
ポンプ・モータ14を用いることができるから、その容
ff1vPは斜軸(又は斜板)の傾転角を制御すること
により制御される。
メインプログラムのステップ316に戻って、アクセル
ペダル54が踏まれている時、C/U64は、エネルギ
ー再生モードサブルーチン(回収して高圧アキュムレー
タ26に蓄積されている減速エネルギーを利用して走行
するもの)を実行する(第3図のステップ320)。
このサブルーチンではアクセルペダル54の踏込1をギ
ヤ段毎に検出して必要なトルクを求め、このトルク及び
現在の油圧回路の蓄圧によりポンプ・モータ14の傾転
角(容量)を決定する。
そして、メインプログラムはステップ322の通常ブレ
ーキ制御モードサブルーチンを実行するが、これは油圧
を使わずエアブレーキ又はエア・オイルブレーキだけで
ブレーキをかけるモードである。
第6図に基づきこのサブルーチンを説明すると、まず、
ブレーキペダル57の踏込量とT4磁比例式エア圧制御
井70の吐出圧を第13図のマツプにより検索する(第
6図のステップ5221)、これは、制動トルクは、例
えばエアオイルブレーキの場合、エアマスター74に送
られる吐出圧で決まるため行う検索であり、このマツプ
は、制動のフィーリングを合わせるため通常のエアブレ
ーキ車(又は、エア・オイルブレーキ車)と同等の吐出
圧線図になっている。尚、第3図のステップS8.5I
O1Sll及びS14からこのサブルーチンに進んだと
きにもブレーキペダル57の踏込量が与えられて制動ト
ルクが求められる。
次に、ステップ5221で検索した吐出圧に基づいて電
磁比例式エア圧制御弁70を駆動しく同ステップ522
2)、本サブルーチンはエアのみによるので油圧系をオ
フとするためにポンプ・モータ14の傾転角を“0”に
しく同ステシブ5223)、回路切替弁25及び電磁ク
ラッチ13をオフとして(同ステップ3224)、メイ
ンプログラムに戻る。
以上の制御の後、C/U64は、オイル量制御を行う(
第3図のステップ321)、このオイル量制御はオイル
量検出リミットスイッチ45がオンであるかオフである
かによりオイル補給の必要の有無を判定して電磁弁31
及び32に対して作動リクエストを発生するサブルーチ
ンである。
また、C/U64は、周知の特開昭60−11769号
公報と同様に車速センサ40からの車速信号、アクセル
間度検出センサ56からのアクセルペダル54の踏込量
に対応する信号及びギヤセレクトレバー60からのセレ
クト信号(マトリンクス信号)を読み込み、車速及びア
クセルペダル54の踏込量に応じて作成した第15圀に
示すマツプに基づき適正なT/M5のギヤ段を選択する
(第3図のステップS23及び524)。
この動作は、クラッチアクチュエータ7及びギヤシフト
アクチュエータ6を駆動して、エンジンクラッチ(図示
せず)を切り→T/M5のギヤを中立状態にし→セレク
トし、シフトし→エンジンクラッチを接続することで行
い、これにより17M5のギヤ段は、車速及びアクセル
ペダル54の踏込量に応じた適切なものに自動的にシフ
トアップ/ダウンされる。
尚、C/U64は、第7図に示すクラッチ制御方法の決
定サブルーチンに基づき、油圧だけで走行している場合
、フラグFL  RBSのビット3−1になっているこ
と(第7図のステップ5241)からエンジンクラッチ
を断としている(同ステップ3242)、このフラグF
L  RBSのビット3は第13図に示すように、エネ
ルギー回収モードにあっては必ず、またエネルギー再生
モードにあっては油圧のみで走行する場合にセットセッ
トされるものである。
尚、エンジンクラッチの接/断制御については現在では
自動クラッチ式の自動変速機車両が既に知られており、
また自動変速機を持たない車両であってもエンジンクラ
ッチのみが自動的に接/断制御できればよい、更に、流
体式自動変速機車両の場合はエンジンとの切り離しはギ
ヤをニュートラル位置に制御すれば同様の効果が得られ
る。
続けて、上述のエネルギー回収モード、再生モード、通
常ブレーキ制御モード等で決定された、ポンプ・モータ
14の容量、電磁クラッチ13の断/接、回路切替弁2
5の切替位置に従い、実際にこれらを駆動する油圧回路
制御サブルーチンを実行する(第3図のステップ525
)。
この油圧回路制御サブルーチンは上記の各種の判定・演
算結果に基づいて油圧回路を構成する回路切替弁25や
ポンプ・モータ14並びに電磁クラッチ13を実際に制
御するものである。
油圧回路制御(ステップ525)を行った後、直結冷房
リレースイッチ33及び水温センサ34からの信号を読
み込み、エンジン1の暖機運転時、冷房時のアイドル回
転の安定を図る他、補給用ポンプ30を駆動する時のア
イドル回転の安定を図るアイドル制御サブルーチンを実
行する(同ステップ526)。
その後、上述のエネルギー再生モード等で決定されたエ
ンジンlの出力トルクによりステップモータ3の目標位
置を設定し、これを駆動するエンジン制御サブルーチン
を実行する(同ステップ527)、この場合、上述のエ
ネルギー再生モード等で決定されたポンプ・モータ14
の容量■が、V<250ccの時はアイドリングとし、
V>250ccの時は、下記の式(2)から求めたエン
ジン必要出力が発生するようにエンジンを制御する。
エンジン必要出力= ((T/M必要出力)−(ポンプ
・モータ最大出力) x (PTOギヤ比)〕 / (T/Mギヤ比)(2) このエンジン出力は上述の如くアクセルペダルの踏込量
に換算してから燃料噴射ガバナをステップモータが駆動
することにより得られる。
以上の制御・処理の後、油圧及び動力源(油圧、エンジ
ン)表示を含み、インジケータ類63の表示制御を行う
インジケータ制御サブルーチンを実行する(同ステップ
328)。
そして、車速がOで且つブレーキペダル57が踏まれて
いることを条件としH3A弁72を閉じてブレーキ状態
を保持し、アクセルペダル54が踏まれるか、又はギヤ
セレクトレバー60がニュートラル位置になったことに
よりブレーキ状態を解除するH3AI11御サブルーチ
ンを実行する(同ステップ529)。
この後は、自己診断実行の時間になったか否かチエツク
しく同ステップ530)、時間になると定期的(例えば
、500m5)に自己診断を実行して(同ステップ53
1)、処理の時間を一定にするための時間待ちの後(同
ステップ532)、ステップS2に戻り上述の処理を繰
り返す。
尚、上記のサブルーチン(ステップ323〜31)は現
在数に知られている技術を用いることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、第5図のフローチャー
トに示したように、車速か所定の速度基レノく〜 上で且つエキゾーストプレーキシ≠〒→が作動していな
い時、車速とギヤ位置に対応したエンジンブレーキ相当
トルクをマツプより求めた後、エンジンを切り離し、こ
のトルクに基づいて油圧ブレーキを掛けるように構成し
たので、車両が惰行している時も実際のエンジンブレー
キと同等のブレーキを油圧ブレーキにより発生させるこ
とができ、従って乗員・乗客にとっては違和感の無いブ
レーキ状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本発明に係る車両のブレーキエネルギ
ー回生装置の概念図、 第1図ら)は、本発明に係る車両のブレーキエネルギー
回生装置の実施例の構成を示す図、第2図(a)、(b
)は、本発明に使用する斜軸式アキシャルピストンポン
プ・モータのそれぞれ断面図及び斜視図、 第3図は、本発明の制御手段に記憶され且つ実行される
プログラムのフローチャート図、第4図は、エネルギー
回収モードサブルーチンのフローチャート図、 第5図は、エンジンブレーキモードサブルーチンのフロ
ーチャート図、 第6図は、通常ブレーキ制御モードサブルーチンのフロ
ーチャート図、 卿 第7図は、クラッチ制梼方法決定サブルーチンのフロー
チャート図、 第8図は、ブレーキトルクマツプ図、 第9図(a)、ら)は、エンジンブレーキ相当制動トル
クマツプ図、 第10図は、ポンプ・モータの制動トルクマツプ図、 第11図は、パーキングブレーキレバーを説明する概略
図、 第12図は、フラグFL  5PEEDを説明する図、 第13図は、フラグFL  RBSを説明する図、第1
4図は、フラグFL  PEDALを説明する図、 第15図は、車速及びアクセルペダル踏込量に基づくギ
ヤシフトマツプ図、である。 図において、1はエンジン、5はT/M、8はPTO装
置、13は電磁クラッチ、14はポンプ・モータ、25
は回路遮断(切替)弁、26は高圧アキュムレータ、2
7は低圧アキュムレータ、38はギヤ位置センサ、39
はギヤシフトストロークセンサ、40は車速センサ、4
8はエキゾーストブレーキハンドレバー、64は制御手
段としてのC/U、をそれぞれ示す。 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油圧回路と、エキゾーストブレーキレバーと、ギヤ位置
    検出手段と、車速センサと、該車速が所定の速度以上で
    且つ該レバーの不作動時、該車速とギヤ位置に対応した
    エンジンブレーキ相当トルクをマップより求めて該油圧
    回路内のポンプ・モータのポンプ容量を求めた後、エン
    ジンを切り離し該油圧回路を閉じて電磁クラッチを接続
    しPTO装置を該ポンプ・モータに接続する制御手段と
    、を備えたことを特徴とする車両のブレーキエネルギー
    回生装置。
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