JPH02120146A - 車両のブレーキエネルギー回生装置 - Google Patents

車両のブレーキエネルギー回生装置

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JPH02120146A
JPH02120146A JP27275288A JP27275288A JPH02120146A JP H02120146 A JPH02120146 A JP H02120146A JP 27275288 A JP27275288 A JP 27275288A JP 27275288 A JP27275288 A JP 27275288A JP H02120146 A JPH02120146 A JP H02120146A
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JP
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brake
control
hydraulic circuit
motor
pressure
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JP27275288A
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Inventor
Koji Tanaka
浩二 田中
Takashi Shima
高志 島
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両の減速エネルギーを回収して発進/加速
エネルギーとして利用する車両のブレーキエネルギー回
生装置に関する。
〔従来の技術〕
車両の減速時に失われる運動エネルギーの内、主として
熱として発散(ブレーキ、エンジン)される分を作動油
圧として回収してアキュムレータに蓄圧し、この蓄圧し
たエネルギーを車両の発進エネルギー及び加速エネルギ
ーとして利用するPT O(Power−take−o
ff)出力装置又はトランスファーを併設したアクスル
を備えた車両の減速エネルギー回収装置は従来より知ら
れており、最も古くは1976年にイギリスのC,J、
 ローレンス社がプリティッシュレイランド社のバスを
使って開発中であることが発表され、以来、欧米で種々
の研究・開発が為されて来ており、最近では特開昭62
−15128号公報、特開昭62−37215号公報及
び特開昭62−39327号公報等に開示されている。
後者の装置は、何れも、エンジンクラッチを介して駆動
されるカウンタシャフトと車輪駆動系に接続したメイン
シャフトとカウンタシャフトの回転をメインシャフトに
変速して伝える多段のギヤ列機構を有するトランスミッ
ション(以下、T/Mと略称する)、カウンタシャフト
にカウンタシャフトPTOギヤシンクロナイザを介して
接断可能に装着されたカウンタシャフトPTOギヤとこ
のPTOギヤにギヤ結合されメインシャフトにメインシ
ャフトPTOギヤシンクロナイザを介して横断可能に装
着されたメインシャフトPTOギヤとこのメインシャフ
トPTOギヤに結合された駆動ギヤを介して駆動される
PTO出力軸とを有する多段階変速弐PTO装置、PT
O軸に連結されたポンプ・モータ、このポンプ・モータ
を介してアキュムレータとオイルタンクを接続する油圧
回路、この油圧回路とPTO軸とを横断可能にする電磁
クラッチ、及び電磁クラッチを制御しポンプ・モータと
高圧油回路で接続されたアキュムレータ、及びポンプ・
モータを車両の運転状態に応じて、ポンプ及びモータの
何れか一方として機能させる(即ち、減速時にはポンプ
として機能させ車輪の回転力によりPTO装置を介して
作動油をアキュムレータに蓄圧させることにより主とし
てブレーキ、エンジンの熱として失われる運動エネルギ
ー(以下、ブレーキエネルギーと呼ぶ)を回収するとと
もに発進/加速時にはアキュムレータに蓄圧していた作
動油により回転力を発生しPTO装置を介して車輪を回
転駆動させるモータとして機能させる)制御手段を主要
部として構成されたものである。
このような、減速エネルギー回収装置の制御手段は、 ■発進時、アキュムレータ内油圧が充分のとき、アクセ
ルペダルの踏込量に応じて可変容量型モータの容量(斜
板又は斜軸の傾転角)を制御し且つ電磁クラッチを接続
して油圧回路により油圧力による発進を行い、その間に
運転者が選択したギヤ段に対応して設定された車速を越
えた時には、エンジンクラッチを接続してエンジン駆動
を行うとともにPTO装置の変速制御を行ってオンだっ
たカウンタシャフトシンクロナイザをオフにしメインシ
ャフトシンクロナイザをオンにし、更にその時のアクセ
ルペダルの踏込量が大きい時のみその踏込量に応じた油
圧力を加える制御を行う。
■ブレーキ時、T4磁クランチを接続するとともにブレ
ーキペダルの踏込に応した傾転角制御信号(ポンプ容量
制御信号)をポンプ・モータに与えてポンプ動作を行い
、これと同時にエンジンのクラッチを切る制御を行う。
この場合、制御手段は、制御プログラムに基づいて、ブ
レーキエネルギー中のエンジンブレーキで消費する分も
回収するため、またモータによる走行時にはエンジンを
車輪の駆動系から切り離すため、エンジンのクラッチが
“断°′となるように制御するとともにモータとエンジ
ンを併用するか又はエンジンのみで発進/加速する時に
は°゛接°になるように制御している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来技術の場合には、例えばポンプ・モータの傾
転角を°′0”に制御するとき、またメイン/カウンタ
シャフトシンクロナイザをオン/オフ制御するとき、実
際にその通りに制御が完成するまで次の制御に移行でき
ない制御アルゴリズムを採用している。
このため、一部の制御が実行されるまで装置全体の制御
が停止することになり、延いては車両自体が停止してし
まうという問題点があった。
従って、本発明の目的は、車両の制御を停止させること
なく円滑な油圧/非油圧による発進・走行・制動動作が
可能な車両のブレーキエネルギー回生装置を提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明では、油圧回路と、
車輪に接続されたPTO装置と該油圧回路とを結合する
電磁クラッチと、該油圧回路及び電磁クラッチの状態を
検出するのに必要な各種のセンサ及びスイッチと、該セ
ンサ及びスイッチにより該油圧回路及び電磁クラッチに
必要な動作状態を各制御周期毎に判定・演算しておき該
判定・演算結果に基づき該油圧回路及び電磁クラッチを
実際に制御する制御手段と、を備えている。
〔作   用〕
本発明においては、制御手段は、第3図のフローチャー
ト図に示すように、油圧回路及び11班クラッチの状態
を検出するのに必要な各種のセンサ及びスイッチを用い
、これらのセンサ及びスイノチの出力が油圧回路及び油
圧回路と車輪に接続されたPTO装置とを結合する電磁
クラッチをエネルギー回収モード、エネルギー再生モー
ド又は通常ブレーキ制御モードにおいてどのように動作
させるべきであるかのリクエスト状態を制御手段自身の
制御周期毎に判定・演算して記憶しておく。
その後、制御手段は、これらの判定・演算結果を用いる
ことにより車両をエネルギー回収モード、エネルギー再
生モード又は通常ブレーキ制御モードのいずれに制御す
べきであるかが分かるので油圧回路及び電(nクラッチ
の制御を実際に行うことにより、制御周期毎に判定・演
算と制御を別々に実行することができる。
従って、制御周期毎に制御が実行されることとなり、一
定の制御が実行されるまで次の制御■が停止されるとい
うようなことが無くなり、円滑な制御が実現できる。
〔実 施 例〕
以下、本発明己こ係る車両のブレーキエネルギー回生装
置の実施例を説明する。
第1図は、本発明に係る車両のブレーキエネルギー回生
装置の一実施例の全体構成図であり、■はエンジン、2
はエンジン1の負荷センサ、3はアクセルペダル54の
踏込に応答するステップモータ、4はステップモータ3
により制御されエンジン1への燃料供給量を設定すると
ともに負荷センサ2に接続されたインジェクション(噴
射)ポンプレバー、5はエンジン1の回転を変速して出
力するT/M(トランスミッション)、6はT/M5の
ギヤ段(図示せず)を自動的にシフトするギヤシフトア
クチュエータ、7はフランチ(図示せず)を自動的に接
話するタラソチアクチュエータ、8はT/M5と係合し
ているPTO装置、9はアクスル10及び車輪11とと
もに車輪の駆動系を形成するプロペラシャフト、12は
PTO装置8のPTO軸、13は電磁クラッチ、14は
PTo軸12及び電磁クラッチ13を介してPTO装置
8と係合しており傾転角制御用パイロット配管15、傾
転角制御電磁比例弁16及び傾転角制御ピストン17と
組み合わされた周知の可変容量斜軸式アキンヤルピスト
ンポンプ・モータであり、14aはその吸入口、14b
は吐出口である。また、80はポンプ・モータ14の傾
転角を検出する傾転角センサである。
ここで、このポンプ・モータ14について第2図(al
及び第2図(a)のA矢視図である第2図(b)に基づ
いて説明すると、第2図(a)に示すようにシリンダブ
ロック14fの中心孔に出力軸14cと係合しているシ
ャフト14dが差し込まれており、この反対側はボート
プレート14hを介して傾転角制御ピストン17と係合
している。また、このシリンダブロック14fの周辺に
は、複数のシリンダ14gが設けられており、このシリ
ンダ14gの一端には出力軸14cと係合しているピス
トン14eが慴動自在に差し込まれ、その反対側はポー
トプレート14hを介して第2図(b)に示す吸入口1
4aまたは吐出口14bと連通している。
上記の傾転角制御ピストン17は、傾転角制御電磁比例
弁16に供給する制御電流に比例して傾転角制御用パイ
ロント配管15からピストン17の下部に供給される作
動油又は油圧配管20又は21内の作動油に押されるこ
とによりその位置が図の丘下方向に変化する。従って、
シリンダブロック14L ピストン14e、シャフト1
4d及びポートプレート14hから成るアンセンフ゛り
は出力軸14cに係合したシャフト14dの球形端部を
中心として傾転角制御ピストン17の上下移動に伴い角
度が変化する(この場合、出力軸14Cとシャフト14
dとが成す角度θを傾転角という)。
第2図(a)は傾転角制御電磁比例弁16に最大の制御
電流を与えた時を示しており傾転角が最大となることか
ら出力軸14cの1回転当たりの吐出量は最大となって
いる。傾転角制御電磁比例弁16の制御電流がOの場合
は、点線で示すように傾転角が0となり吐出量もOとな
る。
第1図に戻って、1日は後述の高圧アキュムレータ26
の蓄圧が設定値を越えた時、これを逃がす高圧リリーフ
弁、19aは補給回路の作動油の供給圧が設定値を越え
た時、これを逃がす低圧すリーフ弁、19bは傾転角制
御用パイロット配管15に、ポンプ・モータ14を傾転
作動せしめるのに必要なパイロット油を発生させる低圧
リリーフ弁、19cは電磁弁31が閉塞したときのオイ
ルを逃がすためのリリーフ弁、20はポンプ・モータ1
4の吸入側配管、21はポンプ・モータ14の吐出側配
管、22は作動油の補給配管、22aは作動油の戻り配
管、23は高圧側配管、24は低圧側配管、25は上記
の配管20〜24を切り替える回路切替弁、26は高圧
側配管23を介して回路切替弁25に接続されている高
圧アキュムレータ、27は低圧側配管24を介して回路
切替弁25に接続され上記ポンプ・モータ14、回路切
替弁25及び高圧アキュムレータ26とともに油圧回路
を形成する低圧アキュムレータである。
尚、回路切替弁25は、ポンプ・モータ14の人出口を
固定して使用する場合、ポンプ時とモータ時の出力切替
を行うため必要なものであり、ポンプ・モータ14に反
転式ピストンポンプ・モータを使用すれば回路遮断弁を
使用することもてきる。これら回路切替弁及び回路遮断
弁は回路弁と総称することができるものである。
ここで、回路切替弁25による配管の切替動作について
説明すると、その電磁石25a及び25bの何れも付勢
されていない時、弁位置は3つの弁位置の内の中心部に
示す位置となり4本の配管20.21.23及び24の
接続を絶っている。
ブレーキエネルギーを回収する場合には、1i磁石25
aを付勢して弁位置を電磁石25a側に切り替える。す
ると、低圧アキュムレータ27を配管24及び20を介
してポンプ・モータ14の吸入口14aに連通させ、高
圧アキュムレータ26を配管23及び21を介してポン
プ・モータ14の吐出口14bに連通させることができ
る。これにより、低圧アキュムレータ27に蓄えていた
作動油をブレーキエネルギーにより駆動されポンプとし
て機能するポンプ・モータ14により吸入/吐出させ高
圧アキュムレータ26に蓄圧する。
反対に、ポンプ・モータ14をモータとして機能させる
場合は、回路切替弁25のT!L磁石25bを付勢し弁
位置を電磁石25b側に切り替える。
すると、低圧アキュムレータ27を配管24及び21介
してポンプ・モータ14の吐出口14bに連通させ、高
圧アキュムレータ26を配管23及び20を介してポン
プ・モータ14の吸入口14aに連通させることができ
る。これにより高圧アキュムレータ26に蓄圧されてい
た作動油が配管23及び20を通ってポンプ・モータ1
4をモータとして回転させた後、配管21及び24を通
って低圧アキュムレータ27に達し、ここで蓄えられる
ことになる。
28は作動油のドレインタンク、29は作動油のフィル
タ、30はエンジン1により駆動される作動油の補給ポ
ンプ、31及び32は補給配管22上に設けられ前記油
圧回路からドレインタンクに戻った作動油を前記油圧回
路に供給するとともにポンプ・モータ14に傾転角制御
用パイロット配管15を介してパイロット油圧を供給す
る電磁弁である。
次に、33は直結冷房リレースインチ、34はエンジン
lの水温センサ、35はエンジン1の回転数センサ、3
6はインプットシャフト回転数センサ、37は77M5
のクラッチストロークセンサ、38はギヤ位置センサ、
39はギヤシフトストロークセンサ、40は車速センサ
、41は77M5の油温センサ、42は排気ブレーキ制
御弁、43は排気ブレーキ弁(図示せず)を駆動するシ
リンダ、44は排気ブレーキ制御弁42を介してシリン
ダ43に空気圧を供給するエア配管、45及び46はド
レインタンク28に設けられたオイル量検出リミットス
イッチ、47は高圧アキュムレータ26に蓄圧された作
動油の圧力を検出する圧力センサである。尚、ギヤ位置
センサ38とギヤシフトストロークセンサ39とでギヤ
位置検出手段を構成している。
そして、48はエキゾーストブレーキを作動させるハン
ドレバー、49はドライバーシート、50は運転者がド
ライバーシート49を離れたか否かを検出する離席検出
スイッチ、51はパーキングブレーキレバー、52はパ
ーキングブレーキスインチ、53はブレーキエネルギー
回生装置(以下、RBSという)メインスイッチ、54
はアクセルペダル、55はアイドル位置検出スイッチ、
56はアクセル間度検出センサ、57はブレーキペダル
、58はブレーキペダル戻し位置検出スイッチ(以下、
単にブレーキペダルスイッチと称する)、59はブレー
キ踏込量センサ、60はギヤセレクトレバー、61は坂
道発進補助装置(以下、ISAと略称する)スイフチ、
62はアイドルコントロールスインチ、63はインジケ
ータ類、65はドアスイッチ、66はキースイッチ、6
7はブレーキエア配管、68はブレーキエアタンク、6
9はブレーキエア圧力センサ、70は電磁比例式圧力制
御弁、71及び73はエア圧力スイッチ、72はISA
弁、74はエアマスク、64は上記のセンサ及びスイッ
チ等の出力に基づきポンプ・モータ14及びアクチュエ
ータを制御してブレーキエネルギーを回生ずる制御手段
としてのコントロールユニント(以下、C/Uと略称す
る)である、尚、C/U64には下記に述べるプログラ
ム、マツプ及びフラグを記憶するメモリ(図示せず)を
含んでいる。
第3図は、第1図に示すC/U64に記憶され且つ実行
されるプログラムのフローチャート図であり、このフロ
ーチャートに基づいて第1図の実施例の動作を説明する
プログラムがスタートするとC/U64は初期化サブル
ーチンを実行し、全出力をオフとし、内蔵するRAM 
(図示せず)のクリアチエツクを行う(第3図ステップ
St)。
初期化を実行した後、前述のスイフチ33.45.46
.50.52.53.55.58.61゜62.65.
66.71及び73並びにセンサ38からの信号の読み
込みサブルーチンを実行しく同ステップS2)、次にセ
ンサ35.36及び40から読み込んだ回転信号(パル
ス)の処理サブルーチンを実行してそれぞれエンジン回
転数、インジノl−シャフト回転数及び車速を算出する
(同ステップS3)。これらの処理においては、車速に
応じて後述する第22図のフラグFL−3PEEDを生
成する。
そして、センサ2.34.37.39.41.47.5
6.59.69から読み込んだアナログ信号の処理サブ
ルーチンを実行してそれぞれディジタル値のエンジン負
荷、クラッチストローク、シフトストローク、油温、圧
力、アクセル開度、ブレーキ踏込量及びブレーキエア圧
を求める(同ステップS4)。
これらの信号の読込及び処理は一回のC/U処理毎に更
新する。また、読み込んだ信号及び処理した信号により
ロジック中に使用されるフラグ(後述)をこれらのサブ
ルーチンの中で立てておく(制御履歴中、セント/リセ
ットされるフラグを除く)。
続いて、キースインチロ6がオンか否かチエツクしく同
ステップS5)、オフの時は、第4図に示す全制御停止
サブルーチンを実行する(同ステップ36)。
このサブルーチンは、停車時又は走行時にキースイッチ
66がオフとなっても安全を確保するため油圧系を全て
安全な状態に戻した後で電源を切る目的で設定したもの
であり、まず、ポンプ・モータ(P/M)14の傾転角
をOoにしく第4図のステップ561)容量を0、即ち
、ポンプ・モータ出力をOにする。
次に、電磁石25a、25bを消勢して回路切替弁25
の弁位置を中立(全ポートの接続が絶たれた状態)にし
く同ステップ562)、電磁クラッチ13を切って(同
ステップ563)、メインプログラムに戻り、同ステッ
プS7でアクチュエータリレー(図示せず)をオフにし
てC/U64の電源を断つことにより全制御が停止する
ステップS5においてキースイッチ66がオンの時は、
R831422インチ53がオンか否かをチエツクしく
第3図のステップS8)、オフの時は、後述の通常ブレ
ーキ制御モードサブルーチンを実行する(同ステップ5
22)が、オンの時は、運転者がブレーキエネルギー回
生装置(以下、RBSという)動作を実行しようとして
いるとして、制御を続行する。
このため、C/U64は、運転者がパーキングブレーキ
51を作動させているか否かをチエツクしく同ステップ
S9)、作動させていない時(パーキングブレーキスイ
ッチ52a(P/Bl)がオフの時)は、RBS使用可
能としてステップSllに進むが、作動させている時(
パーキングプレーキスインチ52aがオンの時)は、通
常ブレーキ制御モード(同ステップ522)に進んでR
BSの使用禁止とする。これは、パーキングブレーキレ
バー51を引いている時に不用意にアクセルペダル54
を踏んでも車両が飛び出さないようにするためである。
但し、坂道発進等でパーキングブレーキを作動させたま
まポンプ・モータ14の出力トルクを車輪11に伝える
時のためにもう1つのパーキングブレーキスイッチ52
bがオンか否かをチエツクする(同ステップ5IO)。
ここで、パーキングブレーキスイッチ52b(P/B2
)は、第21図に示すように、パーキングブレーキレバ
ー51のノブ51aを押している時にのみオンとなるも
のである。即ち、ノブ51aを押している状態はパーキ
ングブレーキを解除しようとする意志がある時であるか
ら、パーキングブレーキレバー51が引かれていてパー
キングブレーキスイッチ52aがオンであってもRBS
を使用可能とするものである。
次に、C/U64は、選択されているギヤ段をギヤ位置
検出センサ38及びギヤシフトストロークセンサ39に
よってチエツクしく同ステップ511)、ギヤ段がNに
ュートラル)又はR(リバース)であればRBSは使わ
ずに通常ブレーキ制御モードサブルーチン(同ステップ
522)に進むが、ギヤ段が1速乃至5速であればRB
Sは使用可能であるため制御を続行する。
そして、停車しているか否かを車速センサ40の出力か
らチエツクしく同ステップ512)、走行中であればス
テップS14に進んで現時点の速度がポンプ・モータ1
4の許容回転数以下に相当するか否かチエツクする。こ
の許容回転数は、ポンプ・モータ14が電磁フランチ1
3、PTO軸12、PTO装置8、プロペラシャフト9
及びアクスル10を介して車輪11と接続されているこ
とからPTO装置8およびアクスル10のギヤ比が一定
であれば車速で判断でき、市販品であるポンプ・モータ
14の許容回転数からギヤ比、車輪外周長を掛は合わせ
ると、例えば、50km/l+迄がRBSの使用可能範
囲であると条件付けできる。
ステップS14において、車速か50Km/h以下、即
ち、ポンプ・モータ14の許容回転数範囲内、ならば、
制?ffDを続けるが、許容回転数範囲を越えていると
判定した時は、ステップS22の通常ブレーキ制御モー
ドサブルーチンを実行する。
尚、このサブルーチン(ステップ522)を実行した時
には、第23図のフラグPL−RBSのビット2に“1
°゛を立てておく。
ステップ312において、停車中であった時、車両がバ
スの場合は、発進禁止サブルーチンを実行する(同ステ
ップ313)、このサブルーチンは、バスがドアを開け
ている時に油圧回路の使用を禁止するものであり、ドア
が開いている時は、乗客が乗降中であると見なして乗客
の安全確保のために不用意にアクセルを踏んでも車両が
動き出さないようにするために実行するものである。
次に、C/U64は運転者のペダル操作をブレーキ(同
ステップ515)、アクセル(同ステップ516)の順
でチエツクする(それぞれの信号処理はステップS4の
アナログ信号処理サブルーチンで処理済)、ブレーキ操
作のチエツクがアクセル操作のチエツクより優先される
のは、ブレーキペダル57とアクセルペダル54を同時
に踏んだ場合に車両の安全側としてブレーキを優先させ
るためである。
ステンブ315でフ゛レーキペダル57が踏まれている
場合、第5図に示すエネルギー回収モードサブルーチン
を実行する(同ステップ517)。
まず、第24図に示すフラグFL  PEDALのビッ
ト0 (BRKI)をチエツクする(第5図のステンブ
3171)、このフラグBRKIは、第24図に示すよ
うに初めてエネルギー回収を実行する時にセントされ、
通常ブレーキ制御、エネルギー再生制御の先頭でリセン
トされるようになっているフラグである。従って、初め
てブレーキを使う時は0であるから、次に速度フラグ(
FLSPEED、第22図参照)から車速をチエツクす
る(同ステップ5172)。
車速か低速域(例えば、車速10km/h以下)では、
回収できるエネルギーが少ない反面、渋滞時等の低速で
のブレーキ使用が多い時は油圧系の制御がその分頻繁に
なるために油圧を使わないようにするため、速度フラグ
FL−3PEEDのビット01ビツト1、ビット2のう
ちのいずれか1つが“′1”であれば通常ブレーキ制御
モードサブルーチンを実行する(同ステップ3173)
。このサブルーチンはメインプログラムのステップS2
2のサブルーチンと同じものである。
車速か、例えば、10km/hを越えた場合(ピント0
1ビツト1、ビット2がいずれも“0°′)、第13図
に示すブレーキトルクマツプによる制御トルク検索を行
い(同ステップ5174)、ブレーキペダル57の踏込
量(角度)から運転者が発生させようとしている制動ト
ルクを検索して記憶する。
ここで、第13図に示すブレーキトルクマツプを説明す
ると、このマツプは、エアブレーキ、エアオーバーハイ
ドロリック(エア・オイル)ブレーキ等のブレーキペダ
ル57踏込量と車両1台当たりの制動トルクの合計(前
・後輪)の関係を示す線図を基にしたもので、ペダル操
作フィーリング、乗客のフィーリング及び安全性からR
BSでのペダル操作と実際のブレーキの効き具合はエア
ブレーキ、エア・オイルブレーキ等の操作と同等となる
第13図において、ブレーキペダル57踏込の初期状態
(例えば、0〜3.5°)をブレーキ遊びとし、ブレー
キペダル57に取り付けられたブレーキ踏込検出センサ
59の出力電圧をブレーキペダル戻し位置スイッチ58
により0としである。
ブレーキペダル57踏込の初期状態(例えば、3.5°
)を越えると、上記スイッチ58はオンとなり、センサ
59はペダル踏込角に比例した電圧を出力する。従って
、ブレーキペダル57の踏込角度はセンサ59の出力か
ら検出できる。
ブレーキペダル57踏込の初期に続く区間がブレーキ力
制御区間(例えば、3.5a〜16’)であり、この区
間においてポンプ・モータ14、エアブレーキ又はエア
・オイルブレーキを制御する。
このため、マツプからブレーキペダル57の踏込角に相
当する制動トルクTを求める。
ブレーキ力制御区間を越える区間(例えば、16″〜2
5’)は、パニックブレーキ時であり、この時、電磁比
例式エア圧制御弁70はブレーキペダル57と連通した
リンク機構(図示せず)により強制的に押し下げられ、
ブレーキエアタンク6日とブレーキ力発生装置、例えば
、エア・オイル式においてのエアマスター74、とを全
通にして圧縮エアによる最大の制動力を発生させる。こ
のとき、車両が不安定な状態となる戊があるため、油圧
回路の使用は禁止される。
制御がステップ3174に進むのは、ブレーキが初めて
踏まれた時(フラグBRKl=0)で且つステップ51
72で車速か低速(例えば、lOKm/h)以上か、又
はブレーキが継続して踏まれている時(フラグBRK1
=1)で且つステップ5175で車速か微速(例えば、
2km/h)以上を検出した場合である。
これは、初期状態で車速か10km/h以下の、低速域
(ステップ5172)では油圧回路の制御駆動の手数の
割りに回収できるエネルギーが少ないが、−旦ポンプ・
モータ14による油圧でブレーキをかけた後は(フラグ
BRK1=1)、ポンプ・モータ14が安定して回転す
る微速度(2km/h)まで継続して使用し、出来るだ
け多くの減速エネルギーを回収しようとするためである
ステップ3175において、車速が微速(2km/h以
下)になったことが検出されると、通常ブレーキ制御モ
ードサブルーチンを実行しく同ステップ5176)、エ
アブレーキ又はエア・オイルブレーキで制動をかける。
このサブルーチンはステップ5173と同様にメインプ
ログラムのステップS22のサブルーチンと同しもので
ある。
このようにしてエネルギー回収モードサブルーチンを実
行した後、C/U64は、第6図に示すエンジンブレー
キモードサブルーチンを実行する(第3図のステップ3
18)。このサブルーチンは、通常の車両とフィーリン
グの差異をなくすためのもの、即ち、エキゾースト(排
気)ブレーキ又はエンジンブレーキに相当するブレーキ
力を発生させるものである。
エキゾーストブレーキは、ブレーキペダル57を踏むこ
となく、運転席のバンドレバー48(又はスイッチ)に
よって操作される補助ブレーキであり、エンジンブレー
キは、車両がエンジンを駆動することによりその負荷と
して制動力を発生させる補助ブレーキである。
本発明に係るブレーキエネルギー回生装置では、エネル
ギー回収モードにおいて車両の持っている運動エネルギ
ーをできるだけ多く回収するため、エンジノクラッチを
断としく第12図参照)、車輪11とエンジン1とを切
り離して上記2つの補助ブレーキの代替制御を行う。
このため、上記のエンジンブレーキモードサブルーチン
を実行し、2つの補助ブレーキの発生する制動力をポン
プ・モータ14で代用して発生させるものである。
第6図のステップ8181では、フラグFLPEDAL
のピント0 (BRKI)に基づき第5図のステップ5
171と同様に油圧によるブレーキ制動の最初か、継続
中かをチエツクする。ステップ3181とステップ51
71のフラグは共通であるため、ステップS17及びス
テップ31Bの何れかで油圧によるブレーキ制御を開始
していれば、ステップ317及びステップ318の両方
のモードでステップ5175又はステップ3183へ進
み継続したブレーキ制御が実行される。
ステップ3182では、ステップ5172と同様に低速
域(例えば、車速10Km/h)以下(フラグFL  
5PEEDのピント0〜ピント2のいずれかが1)では
、油圧によるブレーキ制御を開始しない。一方、ステッ
プ5183では、ステップ5175と同様に一旦ポンプ
・モータ14によるブレーキ制御を開始した後(フラグ
BRK1=1)は車速が微速(例えば、2km/h)に
落ちる迄の間(フラグFL  SPE巳りのピント0又
はビット1がO)は、油圧力によるブレーキ制御を継続
する。
次に、運転席のハンドレバー48(スイッチでも良い)
がオンか否かをチエツクしく第6図のステンブ5184
)、オンであれば、エキゾ−ストブレーキ相当の制動ト
ルクをマツプより検索する(同ステップ3185)。
第14図は、エキゾーストブレーキ相当の制動トルクマ
ツプであり、このマツプは、実際のエキゾーストブレー
キと同じ線図であるためエキゾーストブレーキに惧れた
運転者にとって違和感のないものとなっている。また、
このマツプ゛はエンジンで発生する制動トルクであるた
め、車輪11での制動トルクを出すためには、現在シフ
トされているギヤ段とファイナルのギヤ比を掛は合わせ
たネットの制動トルク値に変換して記憶しておく。
ステップ3184において、バンドレバー75がオフの
時は実際のエンジンブレーキと同等の制動トルクを、第
15図に示すマツプより検索する(同ステップ5186
)。
第15図は、エンジンブレーキ相当の制動トルクマツプ
であり、このマツプもエンジン1で発生する制動トルク
であるため、車輪11での制動トルクを出すためには、
現在シフトされているギヤ段とファイナルのギヤ比を掛
は合わせたネット値に変換して記憶しておく。
ステシブ31Bのサブルーチンへは、ブレーキペダル5
7を踏んでいる場合は、ステップS17のサブルーチン
から、アクセルペダル54を踏んでいない時(アクセル
ペダルがアイドル位置にある時)は、ステップS16か
らそれぞれ進んで行くが、エンジンブレーキモードサブ
ルーチン(第3図のステップ318)は、エンジンで発
生する補助ブレーキの代用モードであるため第3図のス
テップ317のブレーキペダル操作とは関係がない。即
ち、エキゾーストブレーキもエンジンブレーキも、アク
セルペダル54を踏んでいない限りハンドレバー48の
出力により制御されて代替の力が発生する。言い換える
と、ステップ5174でブレーキペダルの踏込量に対応
した制動力を求めた時に、車両が一定の速度以上で走行
していれば更にエキゾーストブレーキ又はエンジンブレ
ーキ相当の制動トルクを求めるものである。
続いて、C/U64は、前記ステップ317及びステシ
ブS18のサブルーチンで検索され記憶された必要制御
トルクを発生するのに必要なポンプ・モータ14の容量
を油圧回路内圧力に応して決定するポンプ計算サブルー
チンを実行する(第3図のステップ319)。
まず、通常ブレーキ制御モードサブルーチンを実行した
か否かを第23図に示したフラグFLRBSのビット2
によりチエツクしく第7図のステップ5191)、通常
ブレーキ制御モードサブルーチンを実行していれば、ポ
ンプ・モータ14の制御は不要なのでステップS19の
サブルーチンを全てバスする。
次に、前述のステップS17及びステップS18でポン
プ・モータ14を使った油圧ブレーキ制御を行っていれ
ば、ステップS17.31Bで検索した各ブレーキモー
ドの必要制動トルクを積算する(同ステップ5192)
。即ち、ポンプ・モータ14で発生する必要のある全制
御トルクを計算する。
続けて、ステップ5192で求めた必要トルク値をファ
イナルギヤ及びPTO装置のギヤ比で除したポンプ・モ
ータ14でのトルク値Tから下記の理論式(1)により
ポンプ・モータ14の容量V。
を求める。
V、=200πT/P     (1)ここで、 P:圧力センサ47で検出される油圧回路内圧力(kg
/cm” )、 ■2 :ポンプ・モータ14の容量(CC)、T:必要
制御トルク(kg−m)。
しかし、これを計算させることは、複雑になるので、こ
の式(1)により第16図に示すような、圧力、トルク
及び容量のマツプを予め作成しておき、このマツプから
必要な容量を検索する(同ステップ3193)。
本発明では、第2図に示すように斜軸式アキシャルピス
トン式(又は、斜板式アキシャルピストン式でも良い)
ポンプ・モータ14を用いることができるから、その容
量V、は斜軸(又は斜板)の傾転角を制御することによ
り制御される。
そして、上記マツプから検索したポンプ・モータ14の
容’] V Pがポンプ・モータ14の最大容lv□8
を越えているか否かをチエツクしく同ステップ5194
)、越えテイル場合は■P=VMAXとする(同ステッ
プ5195)。そして、フラグFL  PEDALのビ
ットlであるBRK2 (第24図参照)をチエツクし
く同ステップ5196)、運転者がブレーキペダル57
を踏んでいない時(BRK2=O)は、ポンプ・モータ
14で発生する制御トルクが必要トルクより不足でもそ
のまま制御を続行する。
運転者が、ブレーキペダル57を踏んでいる時はフラグ
BRK2=1となるため、不足分の制動トルクをエアブ
レーキ又はエア・オイルブレーキで補足するためステッ
プ5197に進み第16図に示すマツプから不足制動ト
ルクを検索する。
ここで、このマツプでの不足制動トルク検索方法を第1
7図で説明すると、必要な制御トルクTに対応する油圧
回路内圧力Pの点がポンプ・モータ14の最大容量VP
の直線上又は下側、即ち、図の斜線部内に有る場合は、
■、≦■1.lAXなのでポンプ・モータ14だけで必
要制動トルクを発生できるが(例えば、必要制動トルク
Tp ) 、Vxaxの線より上側にある場合(例えば
、必要制動トルクTA)は、V、>VMAJとなり、ポ
ンプ・モータ14では必要制動トルクTAを発生するこ
とができないことになる。
そこで、V P > V naχの場合、不足する制動
トルク、例えば、TA  Tpを検索して求め、この分
をエアブレーキ又はエア・オイルブレーキによって補充
するものである。
このため、ステップ5197で検索した不足分の制動ト
ルク発生に見合うエアをエアタ/り68からエアマスタ
74に送り込むように電磁比例式エア圧制御弁70を駆
動する(同ステ、プ3198)。
ステップ3194において■、≦V WAX時、及びス
テップ3196においてフラグBRK2=0の時は、電
磁比例式エア圧制御弁70を作動させず、ポンプ力だけ
でブレーキ動作を行う(ステップ5200)。
上記のサブルーチンの実行を行った後、C/U64は、
フラグBRK2を0にリセットして(同ステップ319
9)、メインプログラムに戻る。
メインプログラムのステップS16に戻って、アクセル
ペダル54が踏まれている時、C/U64は、第8図に
示すエネルギー再生モードサブルーチン(回収して高圧
アキュムレータ26に蓄積されている減速エネルギーを
利用して走行するもの)を実行する(第3図のステ・7
プ520)。
このサブルーチンを始めると、まず、フラグFL  R
BSのピント4、即ちフラグPWRI(第23図参照)
が1 (セントされている)か、0(リセットされてい
る)かをチエツクする(第8図のステップ5201)。
これは、油圧走行可能状態(フラグPWR1=1)か否
かをチエツクするものであり、走行可能状態とは、■R
BSメインスイッチ53がオンであること、■パーキン
グブレーキレバー51が非作動であること、■車速がポ
ンプ・モータ14の許容回転数に対応する速度(例えば
、50km/h)以下であること、■高圧アキエムレー
タ26の内圧が最低作動圧(例えば、150kgf/c
m”)以上であること、が全て成立している時であり、
■〜■の条件が1つでも成立しなければフラグPWR1
=Oにリセットされる。また、ステップ5205 (後
述)のように、油圧での走行が不可と判定された時もフ
ラグPWR1=0にリセットされる。フラグPWR1−
1にセントされるのは、■〜■の条件が成立し且つ油圧
でのブレーキ制御を経た時である。これは、前述の■〜
■が成立しても、油圧での走行が不可と判定された後、
油圧でのブレーキ制御を経験すれば高圧アキュムレータ
内の圧力が上昇し、油圧での走行が可能となることが期
待されるからである。
ステップ5201においてフラグPWR1=0の場合は
、ステップ5208に進み、エンジン走行サブルーチン
により、油圧回路オフの決定をし、アクセルペダル54
の踏込量信号をステップモータ3へ送って1対1の対応
で処理し、ポンプ・モータ14によるモータカは使用し
ない。
ステップ5201においてフラグPWRl = 1の場
合は、既に油圧走行開始法か否かをチエツクする(同ス
テップ3202)、この場合、フラグFL  RBSの
ビット5 (PWR2) −〇ならば未開始であるが、
フラグPWR2=!であれば開始済なのでステップ52
03及び5204をスキップしてステンフ゛5206に
進む。
ステップ5202においてフラグPWR2=0の時は、
油圧走行開始可能か否かをチエツクする必要がある。こ
の油圧走行開始可能の条件は、高圧アキュムレータ26
に蓄積されている圧力Pが車速、ギヤ段に対応した基準
圧20以上あることである。尚、P0決定において車速
を考慮に入れるのは、走行中でもブレーキ動作により油
圧が上昇してフラグPWR1=1とPWR2=Oの条件
を満たすことがあるからである。
そこで、初期圧P0決定サブルーチンを実行する(同ス
テップ3203)。このサブルーチンの実行を開始する
と、C/U64は、まず、その時点の車速か低速(例え
ば、10km/h以下)であるか否かをチエツクしく第
9図のステップ52031)、低速であれば、その時点
でシフト選択されているギヤ段をギヤ位置検出センサ3
8の出力によりチエツクする(同ステップ52032)
ギヤ段が1速であれば、初期圧P0を、例えば170k
gf/cm”に設定する(同ステップ52034)、こ
れは、1速の時は、車速が微速であるため油圧の下降が
少ないことから設定した値である。
ギヤ段が2速〜5速の時は、初期圧P0を200kgf
/cm”に設定する。但し、ギヤ段は車速とアクセルペ
ダル54の踏込量により自動的に決定されるため実際に
は4速、5速はない。
ステップ52031において車速が低速以上と判定され
た場合は、更に、その速度域をフラグFL  5PEE
Dのビット3(第23図参照)により判別する(同ステ
ップ32033)。
車速か10km/h<v≦20km/hの場合は、初期
圧Pa =250kgf/cm” に設定しく同ステッ
プ32036)、20km/hを越えている場合は、初
期圧Pa =300kgf/cm”に設定する。これは
、車速か上がると油圧の低下が早くなるため、車速の高
い速度領域程高い初期圧P0を設定するものである。
これに更に細かい条件を付けるならば、油圧低下はポン
プ・モータ14の容量と回転数によるので、この両者の
マトリックスにより初期圧P0を設定しても良い。
初期圧P0を設定すると、フラグPWR2= 1として
(同ステップ32038)エネルギー再生モードサブル
ーチンに戻る。
そして、ステップ5203で設定した初期圧P0と現在
の高圧アキュムレータ26に蓄積されている圧力Pとを
比較しく第8図のステップ3204)、P≦P0ならば
油圧が不足しているため油圧走行はしない、この時は、
フラグPWR1及びPWR2を共にリセットしく同ステ
ップ5205)、エンジンのみで走行する(同ステップ
3208)。
この圧力の比較は一旦油圧走行を開始すれば、上述の如
くステップ3202によりスキップされる。
ステップ5204において、p>p6と判定すると、油
圧走行開始可能となり、C/U64は、油圧走行フェー
ドアウト開始圧力(P、)決定サブルーチンを実行する
(同ステップ5206)。
油圧走行フェードアウトは、ポンプ・モータ14のモー
タ容量を一定にしたまま、油圧低下に伴って油圧駆動ト
ルクを絞ることであり、この制御が始まる時点からエン
ジン回転の立ち上げ、或いはエンジントルクの増加を計
る。これは、油圧走行からエンジン走行への切替を円滑
にするために行うものである。
このサブルーチンを開始すると、まず、フラグFL  
RBSのフラグビットFOをリセット(第23図参照)
しておく(第10図のステップ82061)。
次に、高圧アキュムレータ26の圧力Pをチエツクし、
例えば、P>185kg r/cm”ならばフェードア
ウト開始圧力P、は設定しない(同ステップ52062
)が、圧力Pが残り少なく成れば(例えば、P≦185
kgf/cm”)、車速に応したフェードアウト開始圧
力P、を設定する。
即ち、ステップ52063において、フラグFL  5
PEEDのビット0〜3により車速が低速(例えば、2
0km/h以下)と判定されると開始圧力Piを例えば
、160kgf/cm”に設定する(同ステップ520
64)。同様に、フラグFL  5PEEDのビット4
により車速が例えば、20km/hから30km/h以
内であれば(同ステップ32065)、Pc −170
kg f/cm”としく同ステップ32066)、車速
か30km/hから40km/hならば(同ステップS
 2067 ) 、P t = 175 k g f 
/ c m ”としく同ステップ3206B)、それ以
上ならP。
=185kgf/cm” とする(同ステップ5206
9)。そして、フラグFOをセント(フエードアウド開
始)して(同ステップ52070)エネルギー再生モー
ドに戻る。
ステップ5207でフラグFOを見る。フラグFOが”
 o ”の時はステップ5209のトルクマツプ検索サ
ブルーチンを実行し、圧力P、ギヤ段及びアクセルペダ
ル54の踏込量によりポンプ・モータ14のモータ容量
を決定する。
この場合、エンジン1の出力とポンプ・モータ14の出
力との合流点は、第18図に示すようにメインシャフト
上であるので、メインシャフト上でのトルク値で制御す
る。
第18図において、メインシャフト上での必要トルクT
8は下記の式(2)から求められる。
T、=T工X PTOギヤ比 +rt XT/Mギヤ比  (2) ここで、 Tp、4:ポンプ・モータ14のトルク、T、:エンジ
ン1のトルク。
第18図において、メインシャフト上の必要トルクT。
は各ギヤ段毎に最大値を設定してあり、この最大値は、
アクセルペダル54の踏込量の最大値と対応している。
車速及びアクセルペダル54の踏込量によりギヤシフト
が行われる(第26図参照)と、この必要トルクT、は
、ギヤ段に応じて変更される。
第19図は、上記の弐(2)より導いた変換された必要
トルクT、のマツプであり、T/M5のギヤ比だけが可
変のため、各ギヤ段によって必要トルクT8の最大値が
異なっている。このマツプより、センサ38.39によ
って検出された現在のギヤ段でのアクセルペダル54の
踏込量により必要トルクT、が検索される。
第20図は、ポンプ・モータ14のメインシャフト上で
の出力トルク(T工X PTOギヤ比)のマツプであり
、このマツプと第19図のマツプとを併用することによ
り必要なポンプ・モータ14の容量を決めることができ
る。即ち、必要トルクT。
がポンプ・モータ14の最大出力トルク(任意の圧力に
対し、ポンプ・モータ14が最大容量の時がその圧力に
対する最大出力トルク)以下であるときには、そのトル
クT8によりモータ容量を求め、必要トルクT、がポン
プ・モータ14の最大出力トルクを越える場合は、その
最大出力トルクによるモータ容量としく即ち、ポンプ・
モータ14を最大容量とする)、残りの分はエンジン出
力により付勢する。尚、モータ容量の計算もポンプ容量
の場合と同様に上記の式(1)に基づいて行うことがで
き、或いは、第16図のマツプにより求めることができ
る。
第8図に戻り、ステップ5207において、フラグFO
が“°ビのときは、P、が設定されており、フェードア
ウト制御が実行されるか又は実行直前である。ステップ
32010では斯かる状態の時の処理を行う。即ち、ま
ず、現在の圧力Pと設定した圧力P、とを比較し、PI
FEであればフェードアウト制御の直前ではあるが、ま
だ実行せず、ステップ5209と同様のサブルーチンで
ポンプ・モータ14の容量を決定する。P≦PEであれ
ばフェードアウト制御を実行するため、ポンプ・モータ
14の容量を、フェードアウト制御に入った時点(ステ
ップ5207)での容量に固定(容量一定)しておくこ
とにより、油圧Pが徐々に低下して行けば上記の式(1
)からトルクTが低下することになり、ステップ520
9と同様に第19図のマツプからアクセル踏込量に対応
した必要トルクT8を検索した時に生じる不足分のトル
ク(第20図参照)をエンジン出力により付勢する。従
って、油圧による駆動力が徐々に減少(フェードアウト
)するとともにエンジンによる駆動力が徐々に増加する
ことになる。
ここで、不足分のトルクをエンジン出力により補うため
には、トルクと燃料噴射ガバナを駆動するためのステッ
プモーフの移動量とをギヤ段毎に求めておけばよい(第
19図のマツプから不足トルクに対応したアクセルペダ
ルの踏込量に換算して求めることと等価である)。
再び第3図のメインプログラムに戻ってステップ322
は通常ブレーキ制御モードサブルーチンであり、これは
油圧を使わずエアブレーキ又はエア・オイルブレーキだ
けでブレーキをかけるモードである。
第11図に基づきこのサブルーチンを説明すると、まず
、ブレーキペダル57の踏込量と電(n比例式エア圧制
御弁70の吐出圧を第13図のマツプにより検索する(
第11図のステップ5221)。
これは、制動トルクは、例えばエアオイルブレーキの場
合、エアマスター74に送られる吐出圧で決まるため行
う検索であり、このマツプは、制動のフィーリングを合
わせるため通常のエアブレーキ車(又は、エア・オイル
ブレーキ車)と同等の吐出圧線図になっている。尚、第
3図のステップS8.310.311及びS14からこ
のサブルーチンに進んだときにもブレーキペダル57の
踏込量が与えられて制動トルクが求められる。
次に、ステップ5221で検索した吐出圧に基づいて電
磁比例式エア圧制御弁70を駆動しく同ステップ322
2)、本サブルーチンはエアのみによるので油圧系をオ
フとするためにポンプ・モータ14の(頃転角を“0”
にしく同ステップ5223)、回路切替弁25及び電磁
クラッチ13をオフとして(同ステップ5224)、メ
インプログラムに戻る。
以上の制御の後、C/U64は、オイル量制御を行う(
第3図のステップ521)。このオイル量制御は第25
図に示すように、オイル量検出リミットスイッチ45が
オンであるかオフであるかをチェフクしくステ・ンブS
210) 、オンになったときには、オイルのドレイン
タンク28への戻りが多く補給の必要があると判定して
電磁弁31及び32に対して作動リクエストを発生しく
ステップ521 L 5212)、オフのときにはオイ
ルの補給が充分な状態にあると判定して電磁弁31及び
32に対しては停止の指示を発生する(ステップ321
3.3214)ことにより常時適正なオイル量を油圧系
統に供給している。
また、C/U64は、周知の特開昭60−11769号
公報と同様に車速センサ40からの車速信号、アクセル
開度検出センサ56からのアクセルペダル54の踏込量
に対応する信号及びギヤセレクトレバー60からのセレ
クト信号(マトリックス信号)を読み込み、車速及びア
クセルペダル54の踏込量に応じて作成した第26図に
示すマツプに基づき適正な77M5のギヤ段を選択する
(第3図のステップS23及び524)。
この動作は、クラッチアクチュエータ7及びギヤシフト
アクチュエータ6を駆動して、エンジンクラッチ(図示
せず)を切り→T/M5のギヤを中立状態にし→セレク
トし、シフトし→エンジンクラッチを接続することで行
い、これにより77M5のギヤ段は、車速及びアクセル
ペダル54の踏込量に応じた適切なものに自動的にシフ
トアンプ/ダウンされる。
尚、C/U64は、第12図に示すクラッチ制御方法の
決定サブルーチンに基づき、油圧だけで走行している場
合、フラグFL  RBSのビット3=1になっている
こと(第12図のステップ5241)からエンジンクラ
ッチを断としている(同ステップ3242)。このフラ
グFL  RBSのビット3は第23図に示すように、
エネルギー回収モードにあっては必ず、またエネルギー
再生モードにあっては油圧のみで走行する場合にセ。
トセットされるものである。
尚、エンジンクラッチの接/断制御については現在では
自動クラッチ式の自動変速機車両が既に知られており、
また自動変速機を持たない車両であってもエンジンクラ
ッチのみが自動的に接/断制御できればよい。更に、流
体式自動変速機車両の場合はエンジンとの切り離しはギ
ヤをニュートラル位置に制御すれば同様の効果が得られ
る。
続けて、上述のエネルギー回収モード、再生モード、通
常ブレーキ制御モード等で決定された、ポンプ・モータ
14の容量、%t Hiクラッチ13の断/接、回路切
替弁25の切替位置に従い、実際にこれらを駆動する油
圧回路制御サブルーチンを実行する(第3図のステップ
525)。
第27図は油圧回路制御の全体を示すフローチャートで
あり、第28図〜第30図は第27図に示されたPHA
SEエネルギー回収モード、P HASEエネルギー再
生モード、及びPHASE通常ブレーキモードをそれぞ
れ実行するためのフロ−チャートである。
まず、第27図において、C/U64はフラグFL  
RBSのビ・ント0をチエツクする(ステップ5251
)。このフラグFL  RBSのピント0はエネルギー
回収モード進入時であるか否かを示すものであり、第3
図のエネルギー回収モードサブルーチン(ステップ51
7)及びエンジンブレーキモードサブルーチン(ステッ
プ318)で油圧回路によるエネルギー回収モードに移
行することが示された時には“1゛′となり、そうでな
いときには″“0″となる(図示せず)。
フラグFL  RBSのboが“1″のときは、補給用
ポンプバルブ(電磁弁)31の作動リフ占ストを行うと
ともにフラグOIL  CRIのピント5をセットする
(ステップ3252)。このフラグOIL  CRIは
第31図に示されているように油圧回路の各状態を示し
たものである。
この後、PHASEエネルギー回収モードに進む(ステ
ップ5253)が、このサブルーチンは実際にエネルギ
ー回収のための制御を行うところがサブルーチンS17
と異なっている。
即ち、第28図に示すように、まずフラグ○■LCR2
(第32図参照)のビット0をチエツクしくステップ5
2531)、“′1゛′であればエネルギー回収モード
実行時であるとして回路切替弁25を回収子−ドに制御
する(ステップ52532)。そして、フラグOIL 
 CR2のピント0をセットしく52533)、ビット
l、2をリセントする(S2534)。
この後、ステップ52535ではフラグ○ILCRIの
ビットOをチエツクし、°°0″°のときはステップ3
2536においてiit[クラッチ13をオン(接続)
にしてフラグOIL  CRIのビット0をセットする
(ステップ52536)。フラグOIL  CRIのピ
ント0が“ビのときはポンプ・モータ14に必要な傾転
角を指示しくステップ32537)、+頃転角センサ8
oがらのフィードバック信号により指示した傾転角にな
るようにC/U64の制御周期毎に制御する(ステップ
3253B、32539)。
一方、ステップ52531においてピッ)0が“°0”
であったときには、フラグOIL  CRIのヒ゛ント
1をチエ・ツクしくステンブ52540)、ピのときは
ポンプ・モータ14の(頃転角(容量)がOになってい
るのでステップ52532に戻るが、0になっていない
ときにはステップ5254L 52542で傾転角= 
o ニナルまでc/U64の制御周期毎に制御を行い、
0になったときにはフラグOIL  CRIのビット1
をセットする(ステンブ32543)。
第27図のステップ3251に戻って、フラグFL  
RBSのビット0が“0″′のときは、フラグFL、R
BSのビット1をチエツクし、“1nのときには補給用
電磁弁31をオンにし且つフラグOIL  CRIのビ
ット5をセットする(ステップ3255)とともに油圧
回路を実際↓こエネルギー再生モードに設定するための
P HA S Eエネルギー再生モードのサブルーチン
5256を実行する。
このサブルーチンは第29図に示すように、ステン7’
S 2561 テアラグoIL CR2のピント1をチ
エツクし、ステップ52562で回路切替弁25をエネ
ルギー再生モードに制御し、ステップ52563.52
564でフラグ○IL  CR2のピントlをセットし
、ビットO12をリセントする以外は第28図のフロー
チャートと同様である。
再び第27図のステ・ノブ5254に戻って、フラグF
L  RBSのピント1が“0”のときはフラグOIL
  CRIのビットlをチエツクしくステップ3257
)、これが“°0”のときは補給用電磁弁31をオンに
し且つフラグOIL  CRIのビット5をセットする
(ステップ3258)。
そして、油圧回路を用いないでブレーキをかけるための
PHASE通常ブレーキモードのサブルーチン5259
を実行する。
このサブルーチンは第30図に示すように、ステ・ンブ
52591でフラグOIL  CR2のピント2をチエ
・ツクして“0”のとき、及びステップ。
32592でフラグOIL  CRIのヒ゛ント1をチ
エツクして“0″のときだけ上記と同様にポンプ・モー
タ14の傾転角−〇に制御して油圧回路が働かないよう
にしている。
ステップ5257でフラグFL  RBSのピント1が
“1”のときは補給用電磁弁31をオフにするとともに
フラグOIL  CRIのビット5をリセットする(ス
テップ5260)、これは、上記のいずれのモードにも
属さない場合である。
このように油圧回路制御(ステップ525)を行った後
、直結冷房リレースイッチ33及び水温センサ34から
の信号を読み込み、エンジンlの暖機運転時、冷房時の
アイドル回転の安定を図る他、補給用ポンプ30を駆動
する時のアイドル回転の安定を図るアイドル制御サブル
ーチンを実行する(同ステンブ526)。
その後、上述のエネルギー再生モード等で決定されたエ
ンジンlの出力トルクによりステップモータ3の目標位
置を設定し、これを駆動するエンジン制御サブルーチン
を実行する(同ステップ527)。この場合、上述のエ
ネルギー再生モード等で決定されたポンプ・モータ14
の容1vが、V<250ccの時はアイドリングとし、
V>25QccO時は、下記の式(3)から求めたエン
ジン必要出力が発生するようにエンジンを制御する。
エンジン必要出力= ((T/M必要出力)−〔ポンプ
・モータ最大出力) x (PTOギヤ比)〕 / (T/Mギヤ比)(3) このエンジン出力は上述の如くアクセルペダルの踏込量
に換算してから燃料噴射ガバナをステップモータが駆動
することにより得られる。
以上の制御・処理の後、油圧及び動力#(油圧、エンジ
ン)表示を含み、インジケータ類63の表示制御を行う
インジケータ制御サブルーチンを実行する(同ステップ
328)。
そして、車速がOで且つブレーキペダル57が踏まれて
いることを条件とじISA弁72を閉してブレーキ状態
を保持し、アクセルペダル54が踏まれるか、又はギヤ
、セレクトレバー60がニュートラル位置になったこと
によりブレーキ状態を解除するl5AIII?Ilサブ
ルーチンを実行する(同ステップ529)。
この後は、自己診断実行の時間になったか否かチエツク
しく同ステップ530)、時間になると定期的(例えば
、500m5)に自己診断を実行して(同ステップ53
1)、処理の時間を一定にするための時間待ちの後(同
ステップ532)、ステップS2に戻り上述の処理を繰
り返す。
尚、上記のサブルーチン(ステップ523〜31)は現
在数に知られている技術を用いることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本願発明によれば、各種のセンサ及びス
イッチにより油圧回路及び電磁クラッチの制御に必要な
状態を制御手段の制御周期毎に判定・演算し、この判定
・演算結果を用いることにより実際に油圧回路及びT4
磁クラッチを制御するように構成したので、各制御周期
においては所要のモードに対応した制御が行われ、次の
制御に移るので制御が停止することなく円滑で安全な車
両の運行を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る車両のブレーキエネルギー回生
装置の実施例の構成を示す図、第2図(a)、(b)は
、本発明に使用する斜軸式アキシャルピストンポンプ・
モータのそれぞれ断面図及び斜視図、 第3図は、本発明の制御手段に記憶され且つ実行される
プログラムのフローチャート図、第4図は、全制動停止
サブルーチンのフローチャート図、 第5図は、エネルギー回収モードサブルーチンのフロー
チャート図、 第6図は、エンジンブレーキモードサブルーチンのフロ
ーチャート図、 第7図は、ポンプ計算サブルーチンのフローチャート図
、 第8図は、エネルギー再生モードサブルーチンのフロー
チャート図、 第9図は、油圧走行開始決定圧決定サプルーチンのフロ
ーチャート図、 第10図は、フェードアウト開始決定圧決定サブルーチ
ンのフローチャート図、 第11図は、通常ブレーキ制御モードサブルーンのフロ
ーチャート図、 第13図は、ブレーキトルクマツプ図、第14閲は、エ
キゾーストブレーキ相当制動トルクマツプ図、 第15図は、エンジンブレーキ相当制動トルクマツプ図
、 第16図は、ポンプ・モータの制動トルクマツプ図、 第17図は、ポンプ・モータの制動トルクマツプの説明
図、 第18図、エンジントルクとポンプ・モータトルクとの
合流を説明する図、 第19図は、ギヤ段毎のトルクマツプ図、第20図は、
ポンプ・モータのメインシャフト上における最大発生ト
ルクマツプ図、 第21図は、パーキングブレーキレバーを説明する概略
図、 第22図は、フラグFL  5PEEDを説明する図、 第23図は、フラグFL  RBSを説明する図、第2
4図は、フラグFL  PEDALを説明する図、 第25図は、オイル量制御のサブルーチンのフローチャ
ート図、 第26図は、車速及びアクセルペダル踏込量に基づくギ
ヤシフトマツプ図、 第27図乃至第30図は、油圧回路制御のサブルーチン
のフローチャート図、 第31図及び第32図は、油圧回路制御に用いるフラグ
の内容説明図、である。 図において、lはエンジン、5はT/M、8はPT○装
置、13は電磁クラッチ、14はポンプ・モータ、25
は回路遮断(切替)弁、26は高圧アキュムレータ、2
7は低圧アキュムレータ、38はギヤ位置センサ、39
はギヤシフトストロークセンサ、40は車速センサ、4
7は圧力センサ、48はハンドレバー、51はパーキン
グブレーキレバー、52aはパーキングプレーキスイン
チ、52bはパーキングブレーキレバーノブスイッチ、
54はアクセルペダル、55はアイドル位置検出スイッ
チ、56はアクセル開度センサ、57はブレーキペダル
、58はブレーキペダル(戻し位置)スイッチ、59は
ブレーキ踏込量センサ、64は制御手段としてのC/U
、67はブレーキエア配管、70は電6n比例式圧力制
御弁、をそれぞれ示す。 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油圧回路と、車輪に接続されたPTO装置と該油圧回路
    とを結合する電磁クラッチと、該油圧回路及び電磁クラ
    ッチの状態を検出するのに必要な各種のセンサ及びスイ
    ッチと、該センサ及びスイッチにより該油圧回路及び電
    磁クラッチに必要な動作状態を各制御周期毎に判定・演
    算しておき該判定・演算結果に基づき該油圧回路及び電
    磁クラッチを実際に制御する制御手段と、を備えたこと
    を特徴とする車両のブレーキエネルギー回生装置。
JP27275288A 1988-10-28 1988-10-28 車両のブレーキエネルギー回生装置 Pending JPH02120146A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100785338B1 (ko) * 2005-11-11 2007-12-17 정보문 자동차의 전자제어식 브레이크시스템 및 그 제어방법

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