JPH02120586A - クランプ体による配管の固定方法 - Google Patents

クランプ体による配管の固定方法

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JPH02120586A
JPH02120586A JP63274218A JP27421888A JPH02120586A JP H02120586 A JPH02120586 A JP H02120586A JP 63274218 A JP63274218 A JP 63274218A JP 27421888 A JP27421888 A JP 27421888A JP H02120586 A JPH02120586 A JP H02120586A
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正佳 臼井
Kazuyoshi Takigawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一般に自動車、或いは各種の機械、装置等に給
油、給気の供給路等として配設される管径、太さ3h/
m程度以下の比較的細径からなる金属管或いは樹脂チュ
ーブ(以下単に配管と称す)のクランプ体による固定方
法に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の固定方法としては例えば第6図に示すよ
うに、クランプ部材(11)に貫設した組付は孔(12
)部に配管(P゛)を貫通した状態で、金属管にあって
は孔周部に亘って鑞溶着(讐)シて相互に固定するかく
第8図)、或いは樹脂チューブにあってはクリップ壁部
に挾持して固定するが(図示せず)していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の固定方法においては、
曲者にあっては長尺の配管が貫通された状態のま)手炙
りにより加熱鑞溶接することによって作業上の煩わしさ
を招き、しばしば局部過熱等に起因して鑞溶着部附近の
配管側に機械的強度の劣化を生ぜしめて亀裂、破損を招
き、また、これら鑞溶着後に耐食性等の鍍金処理を余儀
なくされるなめ著しく生産性が阻害される問題を有腰又
後者にあっては挟持の不具合によりしばしば配管側に軸
方向の移動や円周方向への回動、強いては加振状態下に
あってクリップ壁部での離体、脱落を生ぜしめる等の問
題を有するものであった。
本発明は上記した従来技術の有する前記問題に鑑みてな
されたものであり、固定イ1ミ業上の煩わしさを軽減し
、同時に固定部附近での機械的強度の劣化の憂いをなく
し、またすでに鍍金処理を施した構成部品の使用を可能
となして固定後のこれら鷺埋の不要により生産性を向上
し、又クランプ部材に々=tして配管を任意の角度をも
って固定することを可能にし、且つ確実な固定によって
配管側ての軸方向の移動や円周方向への回動を防止し、
同時に貫設した組付は孔での配管の貫通した係着によっ
て該配管側の離体、脱落の憂いのない固定方法を提案す
ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するため、取付は部を有する板
状のクランプ部材の表面に貫設した配管の組付は孔の孔
周部に、別体からなる短寸状の円筒部材を挿着してクラ
ンプ部材側に固定せしめ、円筒部材を介して組付は孔へ
の配管の貫通した係着状態にあって、前記円筒部材の筒
壁と該筒壁附近の配管とに亘って、非可逆性形状記憶合
金又は熱収縮性樹脂のような熱収縮性を有する筒片部材
を一括包持して被着せしめ、加温処理に伴う熱収縮によ
り固定せしめてなるクランプ体による配管の固定方法を
要旨とし、前記円筒部材の筒壁に複数の軸方向スリット
を設けたり、又は円筒部材の一端部又は略中間部分に外
方への鍔壁を設けたものである。
[作 用] 本発明はこのような方法により固定されてなるため、組
付は孔の孔周部に挿着した別体の円筒部材の筒壁と該筒
壁附近の配管側とに亘る一括包持して被着した筒片部材
による低温での加温処理に伴う熱収縮により容易に固定
横道を得ることとなり、従って固定作業上の煩わしさを
軽減し、同時に固定部附近での機械的強度の劣化の憂い
をなくし、またすでに鍍金処理を施した構成部品の使用
を可能となし7て固定後のこれら処理の不要により生産
性を向−ヒすることができ、又クランプ部材に対して配
管を任意の角度をもって固定でき、且つ固定を確実とな
すため配管側での軸方向の移動や円周方向I\の回動並
びに固定部での配管の離体、脱落等の憂いをなくすこと
ができるのである。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば、第
1図は本発明のクランプ体による配管の固定方法による
平面図、第2図は第1図A−A線の一部切欠きによる断
面図、第3図は円筒部材の池の実施例を示す斜視図、第
4図乃至第7図は夫夫更に池の実施例を示す第2図相当
図であって、(1)は相手基体へのボルト等による取付
は孔(3)を有する板状のクランプ部材であり、その表
面に貫設した配管(P)の組付は孔(2)の孔周部に、
別体からなる、金属製又は樹脂製の短寸状の円筒部材(
4)を挿着してクランプ部材(1)側に鑞付け、圧入、
カシメ或いはスポット溶着等により固定(6)シてなる
ものである。尚、第3図に示すように円筒部材(4)の
筒壁に複数の軸方向スリット(4”、4”・・・)を設
けると後述する筒片部材(5)の熱収縮の際、配管(P
)への固定が確実となる。又、円筒部材(4)の一端周
部又は略中間周部に外方への鍔壁(4°)を設は筒壁を
クランプ部材(1)の一方側又は両側に突出させると共
に、該鍔壁(4゛)をクランプ部材(1)に固定すると
クランプ部材と配管の取付角度の精度が増し、且つクラ
ンプ部材(1)との当接面積が増加して耐振性及び取付
は強度が向上する。この際金属管を短寸状に輪切りにし
クランプ部材(1)に固定したり(第5図)、該金属5
管の略中間部を成形して第6図のようにスブール(7)
を形成し、これを鰐壁(4゛)とすれば、円筒部材(4
)の製造は一層容易となる。更に、第7図のようにクラ
ンプ部材(1)に対して鋭角又は鈍角の任意な一定角度
(α)をもって配管(P)を固定することもできる。そ
して組付は孔(2)への配管(P)の貫通した係着状態
にあって、前記円筒部材(4)の筒壁と該筒壁附近の配
管(P)とに亘って、Ti−Ni系等の非可逆性形状記
憶合金や架橋ポリオレフィン等の熱収縮性樹脂からなる
筒片部材(5)を一括包持して被着せしめ、かかる状態
で好ましくは130℃程度以下の低温での炉中通過等に
よる加温処理を施して該筒片部材に熱収縮を生ぜしめて
固定してなるものである。
[発明の効果1 以上説明したように本発明によるクランプ体による配管
の固定方法は、固定部をなすクランプ部材(1)側の組
付は孔(2)部に別体からなる円筒部材(4)を固定(
6)シて所望に応じた長さの突設筒壁を配管(P)に亘
って熱収縮性を有する筒片部材(5)を一括包持状に被
着して加温処理に伴う熱収縮によって固定せしめてなる
ため、前記低温での加温処理により容易に固定構造を得
ることができてこれら固定作業上の煩わしさを軽減する
ことができ、同時に固定部附近での機械的強度の劣化の
憂いがなく、また耐食性等の鍍金処理を施した構成部品
の使用を可能となして固定後のこれら処理の不要により
生産性を向上することができ、又クランプ部材に対して
配管をt+窓の角度をもって固定することができ、且つ
熱収縮による確実な固定構造により置設した組付は孔(
2)での貫通した配管(P)の係着によって、配管(P
)側での軸方向の移動や円周方向の回動並びに固定部で
の該配管の離体、脱落等の憂いをなくすことができる等
、極めて有用なりランプ体による配管の固定方法である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すクランプ体による配管
の固定方法による平面図、第2図は第1図A −A線の
一部切欠きによる断面図、第3図は円筒部材の他の実施
例を示す斜視図、第4図乃至第7図は夫々更に他の実施
例を示す第2図相当図、第8図は従来例を示す固定方法
による一部切欠き縦断面図である。 (1)・・・クランプ部材、(2)・・・組付は孔、(
3)・・・取付は孔、(4)・・・円筒部材、(4°)
・・・列壁、(5)・・・筒片部材、(6)・・・固定
、(P)・・・配管箪1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)取付け部を有する板状のクランプ部材(1)の表
    面に貫設した配管(P)の組付け孔(2)の孔周部に、
    別体からなる短寸状の円筒部材(4)を挿着してクラン
    プ部材(1)側に固定(6)せしめ、円筒部材(4)を
    介して組付け孔(2)への配管(P)の貫通した係着状
    態にあつて、前記円筒部材(4)の筒壁と該筒壁附近の
    配管(P)とに亘って熱収縮性を有する筒片部材(5)
    を一括包持して被着せしめ、加温処理に伴う熱収縮によ
    り固定せしめてなることを特徴とするクランプ体による
    配管の固定方法。
  2. (2)請求項1記載において、前記円筒部材(4)の一
    端周部又は略中間周部に外方への鍔壁(4’)を設けた
    ことを特徴とするクランプ体による配管の固定方法。
  3. (3)請求項1記載において、前記円筒部材(4)の筒
    壁に複数の軸方向のスリット(4”)を設けたことを特
    徴とするクランプ体による配管の固定方法。
  4. (4)請求項1記載において、筒片部材(5)は非可逆
    性形状記憶合金又は熱収縮性樹脂からなることを特徴と
    するクランプ体による配管の固定方法。
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