JPH02120432A - 脱臭便器 - Google Patents

脱臭便器

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JPH02120432A
JPH02120432A JP27484088A JP27484088A JPH02120432A JP H02120432 A JPH02120432 A JP H02120432A JP 27484088 A JP27484088 A JP 27484088A JP 27484088 A JP27484088 A JP 27484088A JP H02120432 A JPH02120432 A JP H02120432A
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blower
purification
duct
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deodorizing
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JP27484088A
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Ikuo Matsumoto
松本 郁夫
Kenji Tabata
研二 田畑
Yu Fukuda
祐 福田
Shinjiro Miyahara
宮原 信二郎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は排便時の際発生するアンモニア、硫化水素ある
いは各種メルカプタンなど悪臭成分を浄化する機能を有
した脱臭便器に関するものである。
従来の技術 従来トイレで使用している便器から排便時に発生する悪
臭成分を浄化する脱臭装置は第5図に示すように一端を
便器lの内部の後方あるいは側方に開口して吸入口2と
し、他端は便所内に臨ませた排出口3を有する脱臭ダク
ト4を設置し、このダクト内部に送風機5および臭気成
分吸着用のハニカム活性炭など吸着剤6を設置させ構成
している。なお実線矢印は空気の流れを示す。
上記構成で送風機5を駆動すると吸入口2から排出口3
に至る空気の流れが発生し、吸入口2から吸引される空
気流とともに発生した悪臭成分が活性炭など吸着剤6に
トラップされる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では吸着剤6は悪臭成
分を吸着させる働きのみでその箇所で浄化させる働きは
ないため、その吸着容量は有限であり、ある程度吸着す
ると、その後はほとんど脱臭効果がないのみならず、ト
イレ内室の温度によっては逆に吸着成分が脱着し、かえ
って悪臭が増加し、不快になると云う現象も生ずる。
またこれら悪臭成分を分解し悪臭の無いあるいはより悪
臭の程度の低成分にさせることができる酸化触媒を用い
ることも考えられるが、これらの酸化触媒はある程度の
加熱が必要であり、(酸化触媒の種類、触媒の設置条件
によって異なるが、300℃以上は必要)通常の排便時
に吸引する大容量の空気をこの温度に加熱するには大容
量の電気容量を必要とし、これらの条件を満足したとし
てもトイレ内の狭い空間雰囲気は高温に曝され、実用上
かなり解決困難な課題が山積される。
本発明は上記課題を解決し、吸着剤の交換なしで半永久
的な脱臭効果を有する脱臭便器を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明は脱臭ダクト内部にハ
ニカム活性炭など吸着剤や酸化触媒を組込んで排便時の
悪臭成分の除去を行うものであるが、前述した吸着剤や
酸化触媒のそれぞれの特徴を生かした使い方にしたもの
である。すなわち排便時は常温において吸着剤に悪臭成
分を吸着させ、排便後あるいは一定期間経過後(もちろ
ん排便時は除く)適当時に触媒温度を上昇させ、悪臭成
分を脱着させ、徴かな空気流(排便時の風量と異なり、
逆流を起こさない程度の小風量で良い)に乗せ、下流の
酸化触媒で悪臭成分を処理する脱臭便器を提供するもの
である。
作用 上記の構成を有する脱臭便器は活性炭を繰り返し、サイ
クル的に使用するため長期間にわたり脱臭効果を発揮す
ることができ、また悪臭成分を除去する酸化触媒の加熱
エネルギーも僅かであるためトイレ内の気温上昇もほと
んどなく、快適なトイレとすることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図および第2図は本発明の一実施例を示す断面
図で、第1図は悪臭成分を捕集動作中の構成を示し、第
2図は浄化動作中の構成を示す。
本発明の脱臭便器は第1図および第2図に示すように一
端を便器11の内部の後方あるいは側方に開口して吸入
口12とし、他端は便所内に臨ませ、かつ排出用送風器
13を配置した排出口14とする脱臭ダクH5内に悪臭
成分を一時的に貯溜する貯溜部16と悪臭成分を除去す
る浄化部17とを内蔵し、浄化部17は上流側を貯溜部
16に臨ませ、下流側を排出口14に臨ませたバイパス
路18内に設けて構成している。また貯溜部16は活性
炭をハニカム状に成形したハニカム活性炭19と、その
上流側に若干の間隙を開けて加熱ヒータ20を配置して
構成している。一方浄化部・17はハニカム状に成形し
た酸化触媒21とその上流側に配置し、浄化部17に導
入される空気流を再加熱する再加熱ヒータ22および酸
化触媒21の下流側に配置した補助送風機23とから構
成している。さらにバイパス路18の人口にはバイパス
路の人口あるいは脱臭ダクト15側通路24のいづれか
一方を選択閉止するダンパー25を設けていると同時に
、補助送風機23の送風量は排出用送風機13の送風量
より、かなり少流量に設定している。なお実線矢印は空
気の流れを示す。
次に排便時の動作について説明する。通常時には第1図
に示すようにダンパー25がバイパス路18の人口を閉
止し、脱臭ダクト側風路24を開放した通風路構成にな
っている。便座26に腰を下ろすとその重量でスイッチ
(図示せず)が働き排出用送風機13を駆動すると、吸
入口12から排出口14に至る空気の流れを生じ、便器
ll内の悪臭成分を空気流とともに脱臭ダクト15内に
吸引する。この場合、排出用送風機13は悪臭成分を効
率的な捕集するに充分な送風性能を有しているものであ
る。
方脱臭ダク1−15内に吸引された悪臭成分は吸入口1
2内部に設けている貯溜部16を通過する際、貯溜部1
6を構成するハニカム活性炭21に付着あるいは吸着さ
れる。なお本動作中、補助送風機23は停止させるとと
もに加熱ヒータ20及び再加熱ヒータ22への1ffi
電も停止している。
次に悪臭成分酸化処理中の動作について説明する。第2
図に示すようにダンパー25で脱臭ダクト側通路24を
閉止し、バイパス路18の入口を開放した通風路構成と
した後、浄化部17を構成している補助送風機23を運
転すると同時に貯溜部16を構成する加熱ヒータ20に
通電される。加熱ヒータ20が発生する熱は補助送風機
23が起ず夕風量に熱交換され、ハニカム活性炭19に
付着あるいは吸着されている悪臭成分を放出させる。さ
らに悪臭成分は浄化部門に導入され、酸化触媒21を通
過後、排出口14より浄化された空気として排出する。
なおこの動作中、排出用送風a13は停止させるととも
に浄化部17に設けた再加熱ヒータ22はバイパス路1
9内に流入する空気流の温度が低温度の場合のみ酸化触
媒21を効果的に作動させる動作温度に達するまで通電
するものである。
第3図および第4図は他の実施例を示すもので第3図は
悪臭成分を捕集動作中の構成を示し、第4図は浄化動作
中の構成を示す。
本実施例の脱臭便器は第3図および第4図に示すように
一端を便器11の内部後方あるいは側方は開口して吸入
口12とし、他端は便所内に臨ませ、かつ排出用送風機
13を配置した排出口14とする脱臭ダク)15内に悪
臭成分を一時的に貯溜する貯溜部16と悪臭成分を除去
する浄化部17とを内蔵し、浄化部17は上流側を貯溜
部16にHzませ、下流側を排出口14に臨ませたバイ
パス路18内に設けて構成している。また貯溜部16は
活性炭をハニカム状に形成したハニカム活性炭21と、
その上流側に若干の間隙を開けて加熱ヒータ20を配置
して構成している。一方浄化部17はハニカム状に成形
した酸化触媒21とその上流側に配置し、浄化部17に
導入される空気流を再加熱する再加熱し−タ22とから
構成している。さらにバイパス路18の入口あるいは脱
臭ダクト15側通路24のいずれか一方を選択閉止する
ダンパー24を設けていると同時に、排出用送風機13
の送風量はすくなくとも二種類の風量の設定可変できる
ようにしている。力実線矢印は空気の流れを示す。
次に排便時の動作について説明する。通常時には第3図
に示すようにダンパー25でバイパス路19の入口を閉
止し、脱臭ダクト側風路24を開放した通風路構成とな
っている。便座26に腰を下ろすとその重量でスイッチ
(図示せず)が働き排出用送風機13が駆動する。この
場合排出用送風機13は大風量の性能に設定しているた
め、便器11内の悪臭成分を空気流とともに脱臭ダクト
15内に効率良く吸引する。一方脱臭ダクト15内に吸
引された悪臭成分は吸入口12内部に設けている貯溜部
16を通過する際、貯溜部16を構成するハニカム活性
炭21に付着あるいは吸着される。なお本動作中、加熱
ヒータ20及び再加熱ヒータ22への通電も停止してい
る。
次に悪臭成分酸化処理中の動作について説明する。第4
図に示すようにダンパー25で脱臭ダクト側通路24を
閉止し、バイパス路18の入口を開放した通風路構成と
した後、排出用送風機13を夕風量で運転すると同時に
貯溜部16を構成する加熱ヒータ21に通電される。加
熱ヒータ20が発生する熱は夕風量に熱交換され、ハニ
カム活性炭21に付着あるいは吸着されている悪臭成分
を放出させる。さらに悪臭成分は浄化部17に導入され
、酸化触媒21を通過後、排出口14より浄化された空
気として排出する。なおこの動作中、浄化部17に設け
た再加熱ヒータ22はバイパス路19内に流入する空気
流の温度が低温度の場合のみ酸化触媒21を効果的に作
動させる動作温度に達するまで通電するものである。
以上説明したように排便中の臭気などの捕集には大風量
で効果的にハニカム活性炭に付着および吸着して捕集し
た悪臭成分などは一時的に貯溜した後、夕風量で酸化触
媒に導き、浄化後排出するものである。なお上記実施例
では浄化時の排出ガスはトイレ内に放出させる構成で説
明したが、勿論屋外に放出しても良い。
排便時の悪臭成分中にはアンモ、−ア、各種アミン類の
様なNを含む成分、硫化水素、各種メルカプタン類の様
なSを含む成分などが存在する。この様な成分は酸化触
媒において完成酸化されても、NOxやSowになり、
完全に悪臭になるとはいいきれないが、元の成分に比較
すれば大分軽減される。
また悪臭成分浄化時のタイミングは排便した後直後に酸
化触媒を働かせても良いが、活性炭ハニカムの吸着容量
を考えれば、実質的に数週間〜数ヶ月に一回浄化機能を
働かせれば良く、切り変え時も自動的あるいはトイレを
使用しない時を見計らった手動的いずれの方法も採り得
る。
発明の効果 以上の様に本発明の脱臭便器は以下のような効果が期待
できる。
(1)従来の吸着剤を用いた脱臭機構と異なり、はとん
ど半永久的に使用でき、また吸着剤交換の様なわずられ
しい事を行う必要がない。
(2)悪臭処理時には通常の悪臭吸着時に比較して、風
量が十分の一程度ですみ、酸化触媒の容量、また各種ヒ
ータ容量も小さくできる。すなわち悪臭吸着時の風量の
約0.1n?/lll1nであるのに対し悪臭処理時に
は約0,01rrr/minであり、直接酸化触媒のみ
で脱臭を行う方法に比較して、触媒容量、ヒータ電力容
量も約1710小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す脱臭便器の
断面図、第3図および第4図は他の実施例を示す断面図
、第5図は従来例の脱臭便器の断面図を示す。 12・・・・・・吸入口、14・・・・・・排出口、1
5・・・・・・脱臭ダクト、16・・・・・・貯溜部、
17・・・・・・浄化部、I8・・・・・・バイパス路
、19・・・・・・ハニカム活性炭、2■・・・・・・
酸化触媒、23・・・・・・補助送風機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端を便器内に臨ませ吸入口とし、他端を便所室
    内に臨ませ、かつ排出用送風機を配置して排出口とした
    臭気ダクト内に、臭気成分を一次的に貯溜する貯溜部と
    、臭気成分を浄化する浄化部とを内臓し、前記貯溜部は
    上流側に電気ヒータを内臓させたハニカム活性炭により
    構成され、前記浄化部は上流側を前記貯溜部に臨ませ、
    下流側に排出口に臨ませたバイパス路内に設け、排便中
    の臭気は大風量で貯溜部に捕集し、排便後あるいは一定
    期間経過後は貯溜部の臭気成分を少風量で浄化部を導入
    して浄化させる脱臭便器。
  2. (2)浄化部は酸化触媒、再加熱ヒータおよび排出用送
    風機を有し、浄化動作中は排出送風機を停止し、補助送
    風機を運転する請求項1記載の脱臭便器。
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