JP2679351B2 - トイレ用脱臭装置 - Google Patents

トイレ用脱臭装置

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JP2679351B2
JP2679351B2 JP2093623A JP9362390A JP2679351B2 JP 2679351 B2 JP2679351 B2 JP 2679351B2 JP 2093623 A JP2093623 A JP 2093623A JP 9362390 A JP9362390 A JP 9362390A JP 2679351 B2 JP2679351 B2 JP 2679351B2
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富夫 有川
学 瀬野
由隆 森川
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アンモニア、硫化水素、各種メルカプタン
などの悪臭成分を除去する機能を有したトイレ用脱臭装
置に関するものである。
従来の技術 近年、トイレから発生する臭気を便器のところで除去
するトイレ用脱臭装置が主流となってきている。
従来この種の脱臭装置は、例えば特開昭60−31719号
公報に示されている第1実施例のものがあった。以下、
その構成について第4図を参照しながら説明する。
図に示すように、便器30の後方に載置固定された脱臭
装置の本体31と便器30内面空間32に開口し臭気吸入口33
と、他端に便所内に臨んだ排出口34を有するダクト35の
内部にファン36とモータ37からなる送風機38およびオゾ
ン発生装置39が設けられていた。なお実線矢印は空気の
流れを示す。
また、第2実施例として、特開昭63−39426号公報に
示されているものがあった。以下、その構成について第
5図を参照しながら説明する。
図に示すように、一端に便座48を有し便器内面40に開
口した臭気吸入口41と、他端に便所内に臨んだ排出口42
を有するボックス43の内部にはファンモータからなる送
風機44および高圧放電器45でオゾンを発生させ、反応室
46で臭気を酸化、過剰オゾンを触媒47で浄化する構成で
あった。なお実線矢印は空気の流れを示す。上記構成は
いずれも送風機を駆動すると吸入口から排出口にいたる
空気の流れが発生し、排便時の悪臭成分を含んだ空気は
臭気吸入口から吸引され、オゾン発生時に悪臭成分は酸
化除去され排出口から排出されるものであった。
さらに、第3実施例として、特開平1−151627号公報
に示されているものがあった。以下、その構成について
第6図を参照しながら説明する。すなわち一端に便座50
を有し便器内面51に開口した臭気吸入口52と、消臭ユニ
ット53を介しファン54により臭気を吸引しその下流に便
座50に至るダクト55が形成され便器内面51に臨んだ便座
の一部に排出口56を有する構成であった。なお実線矢印
は空気の流れを示す。上記構成はファン54を駆動すると
臭気吸入口52から排出口56にいたる空気の流れが発生
し、排便時の悪臭成分を含んだ空気は消臭ユニット53で
消臭され、便器50周囲の排出口56から排出する。それを
繰り返すことにより消臭効果を高めるものである。
発明が解決しようとする課題 なんらかの原因により残留オゾンの分解効率の低下し
た場合、濃度の高いオゾンが室内へ放出される可能性が
あり安全性に課題があった。
また、オゾンによる臭気分解能力は、便臭であるイン
ドール、スカトールには高いが、アンモニアやアセトア
ルデヒドにはやや低い。したがってアンモニアやアセト
アルデヒドに対してより脱臭効率を高める必要性があっ
た。また、風路構成が複雑で特に回動便器との風路接合
部は汚水の侵入なども考えられ、そのため価格的にも高
価となり、風路のシンプル化が必要であった。
本発明は上記課題を解決するもので、簡単な構成でオ
ゾンを活用してしかも人体に対して安全性が高く、かつ
脱臭効率が高く交換なしで半永久的に使用できるトイレ
用脱臭装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、便器後部上面に
載置固定される本体と、前記本体の便器内面空間に臨む
位置に設けられる臭気吸込口および排出口と、前記本体
内部に両口間を連通するように設けたダクトと、前記ダ
クト内部に臭気吸込口側からオゾン発生部、その下流に
内部にヒータを備えた吸着剤と送風機を内蔵し、用便時
に前記送風機を運転する制御部を本体内に備え、用便後
の一定時間は、前記送風機の運転を継続するとともに、
前記オゾン発生部と吸着剤内部に備えたヒータを作動さ
せるように通電制御してなる構成である。
作用 本発明は上記した構成によって用便時には物理的吸着
により脱臭して、用便後人体の離脱検出後の一定時間だ
け、オゾン発生部から発生したオゾンにより物理的吸着
剤および酸化触媒等に吸着した臭気成分を酸化消臭する
とともに、過剰オゾンを酸素に還元して便器内へ戻す。
仮に吸着剤の能力が低下した場合、一定時間ヒータに通
電することにより高温で吸着剤が活性化される。さらに
オゾンは、アンモニアやアセトアルデヒドに対する分解
能力が低いが、吸着剤が加熱されるとアンモニアやアセ
トアルデヒドが高温で短時間で分解される。高温活性後
の排気空気は、排出口から便器内面空間へ戻すシンプル
な循環風路構成となる。
実施例 以下、本発明の第1実施例を第1図および第2図を参
照しながら説明する。
図に示すように、トイレ室内に設置される便器1の上
面後方に載置固定される脱臭装置の本体2には開閉自在
な便座3と便蓋4を設け、本体2下面には便器内面空間
5に臨んで臭気吸入口6と排出口7が設けられ、臭気吸
入口6と排出口7は本体2内に設けられるダクト8で連
通し、ダクト8内には、臭気吸入口6側から順次放電電
極でなるオゾン発生部9と、便器1内で発生した臭気を
吸着する物理的吸着剤10(以下吸着剤という)と、ファ
ン11と、このファンを駆動するモータ12からなる送風機
13を設けている。また人が便座3に腰を掛けると着座検
出装置(図示せず)により検出して本体2内に設けられ
ている制御部14に信号を送り、この制御部14により前記
送風機13が運転されるように構成されているとともに、
この制御部14には、用便後人体が便座3から離れると着
座検出装置が作動して、一定時間前記送風機13の運転を
継続するとともに、前記オゾン発生部9に通電されるよ
うに制御する制御機能が設けられている。
上記構成において動作を説明すると、人が便座3に腰
を掛けると着座検出装置により検出された信号が制御部
14へ送られ、前記送風機13が運転され、臭気吸入口6か
ら排出口7にいたる空気の流れが発生して、排便時の悪
臭成分を含んだ空気は臭気吸入口6から吸引され、悪臭
成分はダクト8内に設けられた吸着剤10で吸着され一次
脱臭が行われる。
次に用便後、人体が便座3から離れると、着座検出装
置の信号を受けた制御部14により送風機13はさらに一定
時間運転を継続するとともに、オゾン発生部9に通電さ
れ、高電圧で無声放電や沿面放電により発生するオゾン
の強酸化作用により吸着剤10に吸着された悪臭成分を無
臭成分と微量の亜硫酸ガスや窒素酸化物に分解して活性
化されるものである。
次に本発明の第2の実施例について、第3図を参照し
ながら説明する。
なお、第1実施例と同一部分については同一番号を付
けて詳細な説明は省略する。
図に示すように、オゾン発生部9の下流側に悪臭成分
を分解処理するとともに、オゾンを酸素にもどして浄化
する酸化触媒20と触媒性能を向上するヒーター21を設け
たものである。
上記構成において動作を説明すると、用便後一定時間
だけ作動するオゾン発生部9から発生したオゾンにより
酸化触媒20に吸着された臭気成分が酸化消臭されるとと
もに、未反応の過剰オゾンも酸素に還元して臭気排出口
7から便器内面空間5に排出される。しかし、なんらか
の原因により残留オゾンの分解効率が低下した場合、高
濃度オゾンが排出されるが、その排出先が便器1内であ
るため再び臭気吸入口6より吸引され繰り返えされ希薄
化される。また、同時にオゾンは水との相溶性もあり便
器1内面の滞留水14に溶けたり、自然減衰し酸素に戻
る。その過程において便器内面空間5や便器壁面1aの殺
菌作用も行えるものである。
また、オゾンの分解能力は、便臭のインドール、スカ
トールの分解能力は高いが、アンモニア、アセトアルデ
ヒドの分解能力はやや低く、一方酸化触媒20は200℃以
上温度を上げてやれば、アンモニア、アセトアルデヒド
を十分分解処理し、300℃以上上げてやればオゾンを含
むほぼすべての臭いを分解処理することができるので、
さらに酸化触媒20をヒータ21で加温することにより、悪
臭成分の分解処理能力を高めることができるものであ
る。
このように本発明の実施例のトイレ用脱臭装置によれ
ば、用便時の物理吸着と用便後のオゾンによる脱臭と吸
着剤の高温活性化を組み合わすことにより、脱臭効率が
高くかつ残留オゾンの発生がなく安全で、シンプルな構
成のトイレ用脱臭装置を提供できる。
発明の効果 以上のように本発明のトイレ用脱臭装置によれば次の
ような効果が得られる。
(1) 従来のオゾンを活用した脱臭装置でいちばん問
題となる残留オゾンの人体への影響、オゾンのアンモニ
アやアセトアルデヒドに対する低分解性を吸着剤の加熱
によって同時に解決し安全で脱臭効率の高いトイレ用脱
臭装置を提供できる。
(2) 脱臭剤の交換等煩わしい作業が不要となり半永
久的に使用できる脱臭装置を提供できる。(3)高温活
性後の排気空気は、排出口から便器内面空間へ戻すシン
プルな循環風路構成となるため、少なくともトイレ室内
を汚染することがなく衛生的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例のトイレ用脱臭装置を便器
に設置した状態を示す断面図、第2図は同トイレ用脱臭
装置を便器に設置した状態を示す一部断面をした側面
図、第3図は同第2実施例のトイレ用脱臭装置を便器に
設置した状態を示す断面図、第4図は従来の第1実施例
のトイレ用脱臭装置を便器に設置した状態を示す断面
図、第5図は同第2実施例のトイレ用脱臭装置を便器に
設置した状態を示す上面図、第6図は同第3実施例のト
イレ用脱臭装置を便器に設置した状態を示す一部断面し
た上面図である。 1……便器、2……本体、5……便器内面空間、6……
臭気吸入口、7……排出口、8……ダクト、9……オゾ
ン発生部、10……吸着剤、13……送風機、14……制御
部、20……酸化触媒、21……ヒータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 和明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−29531(JP,A) 実開 平2−5461(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器後部上面に載置固定される本体と、前
    記本体の便器内面空間に臨む位置に設けられる臭気吸込
    口および排出口と、前記本体内部に前記臭気吸入口と排
    出口を連通するように設けたダクトと、前記ダクト内部
    に臭気吸込口側からオゾン発生部、その下流に内部にヒ
    ータを備えた吸着剤と送風機を内蔵し、用便時に前記送
    風機を運転する制御部を本体内に備え、用便後の一定時
    間は、前記送風機の運転を継続するとともに、前記オゾ
    ン発生部と吸着剤内部に備えたヒータを作動させるよう
    に通電制御してなるトイレ用脱臭装置。
  2. 【請求項2】吸着剤が酸化触媒である請求項1記載のト
    イレ用脱臭装置。
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