JP3063194B2 - 脱臭装置 - Google Patents
脱臭装置Info
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、触媒を適正な時期に確
実に交換することができる脱臭装置に関するものであ
る。
実に交換することができる脱臭装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】オゾンを発生させて悪臭を除去するオゾ
ン脱臭装置には、残留オゾンを分解するため、およびオ
ゾンによって分解されなかった悪臭を吸着するためにオ
ゾン発生部の下流側に触媒を備えているものがある。触
媒は脱臭装置の使用とともに臭気成分が吸着して脱臭能
力が低下する。そのため、従来、脱臭装置の使用頻度如
何にかかわらず触媒の使用開始から一定期間経過したら
使用者が触媒を交換するようにしている。
ン脱臭装置には、残留オゾンを分解するため、およびオ
ゾンによって分解されなかった悪臭を吸着するためにオ
ゾン発生部の下流側に触媒を備えているものがある。触
媒は脱臭装置の使用とともに臭気成分が吸着して脱臭能
力が低下する。そのため、従来、脱臭装置の使用頻度如
何にかかわらず触媒の使用開始から一定期間経過したら
使用者が触媒を交換するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、使用開始から
一定期間で交換すると、使用頻度が低い場合には、触媒
がまだ使用可能であるのに交換する無駄が生じ、使用頻
度が高い場合には、触媒のオゾン分解能力および脱臭能
力が低下しているにもかかわらず使用することになり、
分解されないオゾンが装置外に流出して人体に危険であ
るとともに脱臭も十分行われない。さらに、使用者が触
媒の使用開始時を記憶していなければならないし、使用
者に交換の意識がない場合には、交換そのものがおこな
われず、分解されないオゾンの流出など好ましくない状
態になる。
一定期間で交換すると、使用頻度が低い場合には、触媒
がまだ使用可能であるのに交換する無駄が生じ、使用頻
度が高い場合には、触媒のオゾン分解能力および脱臭能
力が低下しているにもかかわらず使用することになり、
分解されないオゾンが装置外に流出して人体に危険であ
るとともに脱臭も十分行われない。さらに、使用者が触
媒の使用開始時を記憶していなければならないし、使用
者に交換の意識がない場合には、交換そのものがおこな
われず、分解されないオゾンの流出など好ましくない状
態になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、悪臭を脱臭す
るための流路内に、臭気成分の分解・吸着を促進する触
媒を配設した脱臭装置において、触媒の電気的抵抗値の
変化を検出する抵抗値検出センサと、同抵抗値検出セン
サからの検出値がしきい値を超えた場合、分解・吸着能
力が低下する前に触媒を交換することができるように、
予め触媒交換時期を警報する交換時期警報装置とを備え
たことを特徴とする脱臭装置に係るものである。
るための流路内に、臭気成分の分解・吸着を促進する触
媒を配設した脱臭装置において、触媒の電気的抵抗値の
変化を検出する抵抗値検出センサと、同抵抗値検出セン
サからの検出値がしきい値を超えた場合、分解・吸着能
力が低下する前に触媒を交換することができるように、
予め触媒交換時期を警報する交換時期警報装置とを備え
たことを特徴とする脱臭装置に係るものである。
【0005】また、本発明は、上記交換時期警報装置を
音発生装置や可視表示装置としたことにも特徴を有す
る。
音発生装置や可視表示装置としたことにも特徴を有す
る。
【0006】
【実施例】以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発
明を具体的に説明する。本実施例では、脱臭装置を、便
器本体Aに設けたオゾン脱臭装置Mとして説明する。
明を具体的に説明する。本実施例では、脱臭装置を、便
器本体Aに設けたオゾン脱臭装置Mとして説明する。
【0007】図1及び図2に、本発明に係るオゾン脱臭
装置Mを内蔵する腰掛け式の便器本体Aの全体構成を示
す。
装置Mを内蔵する腰掛け式の便器本体Aの全体構成を示
す。
【0008】図示すように、便器本体Aは、その後部側
の上面を跨いで局部洗浄用の衛生洗浄装置Bが配設して
おり、同衛生洗浄装置Bの機能部ケーシング1は、便座
2及び開閉自在の便蓋3を備えている。
の上面を跨いで局部洗浄用の衛生洗浄装置Bが配設して
おり、同衛生洗浄装置Bの機能部ケーシング1は、便座
2及び開閉自在の便蓋3を備えている。
【0009】機能部ケーシング1内には、局部洗浄用の
温水を供給するための温水タンクやバルブユニット等が
配置されており、また、便器本体Aのボール部aに向け
て進退作動する局部洗浄用のノズル4を備えている。
温水を供給するための温水タンクやバルブユニット等が
配置されており、また、便器本体Aのボール部aに向け
て進退作動する局部洗浄用のノズル4を備えている。
【0010】また、機能部ケーシング1は、かかる局部
洗浄機能に加えて、後述する通り、乾燥用の温風ファン
5及び温風ダクト6を備えている。
洗浄機能に加えて、後述する通り、乾燥用の温風ファン
5及び温風ダクト6を備えている。
【0011】更には、温風ダクト6の近傍には、脱臭ダ
クト7が設けられており、同脱臭ダクト7は、第3図に
示すように、左側端の機能部ケーシング1内に伸延して
後述するオゾン脱臭装置Mと連通している。
クト7が設けられており、同脱臭ダクト7は、第3図に
示すように、左側端の機能部ケーシング1内に伸延して
後述するオゾン脱臭装置Mと連通している。
【0012】上記全体構成において、まず、図3と図4
に基づき、暖房便座を形成するための温風ファン5と温
風ダクト6について述べれば、モータ31によって駆動さ
れる温風ファン5は、機能部ケーシング1の左側袖部1-
1の上部に配設され、同ファン5からは温風ダクト6が
同ケーシング1の中間部1-3 の上部を這って、同ケーシ
ング1の中間部1-3 の略中央部左寄り部分に温風吹出口
8を開口している。
に基づき、暖房便座を形成するための温風ファン5と温
風ダクト6について述べれば、モータ31によって駆動さ
れる温風ファン5は、機能部ケーシング1の左側袖部1-
1の上部に配設され、同ファン5からは温風ダクト6が
同ケーシング1の中間部1-3 の上部を這って、同ケーシ
ング1の中間部1-3 の略中央部左寄り部分に温風吹出口
8を開口している。
【0013】なお、1-2 は機能部ケーシング1の右側袖
部を示し、局部洗浄装置の機能部を収納している。
部を示し、局部洗浄装置の機能部を収納している。
【0014】かかる温風ダクト6の下方位置には、図4
に示すように、脱臭ダクト7が配設されており、同ダク
ト7は、その先端部の吸入口9を便器本体Aのボール部
aに開口しており、その吸入口9からケーシングの中間
部1-3 に沿って左側袖部1-1の中央部にまで伸延し、終
端部は、オゾン脱臭装置M内に形成したオゾン処理流路
Rに連通されている。
に示すように、脱臭ダクト7が配設されており、同ダク
ト7は、その先端部の吸入口9を便器本体Aのボール部
aに開口しており、その吸入口9からケーシングの中間
部1-3 に沿って左側袖部1-1の中央部にまで伸延し、終
端部は、オゾン脱臭装置M内に形成したオゾン処理流路
Rに連通されている。
【0015】そして、オゾン脱臭装置Mのオゾン処理流
路Rの最終端には、図4に示すように、排気口10が形成
されており、同排気口10は、機能部ケーシング1の左側
袖部1-1 に形成された垂下状のチャンバケース11の下端
部に開口している。
路Rの最終端には、図4に示すように、排気口10が形成
されており、同排気口10は、機能部ケーシング1の左側
袖部1-1 に形成された垂下状のチャンバケース11の下端
部に開口している。
【0016】このように、便器本体A内に発生した悪臭
を脱臭するための流路は、脱臭ダクト7の吸入口9から
オゾン処理流路Rの排気口10に至る全流路によって形成
されることになり、その間にオゾン脱臭装置Mが介設さ
れる。
を脱臭するための流路は、脱臭ダクト7の吸入口9から
オゾン処理流路Rの排気口10に至る全流路によって形成
されることになり、その間にオゾン脱臭装置Mが介設さ
れる。
【0017】かかるオゾン脱臭装置Mは、本実施例で
は、オゾン発生部Gを除いて、実質的に、チャンバケー
ス11に内蔵されている。
は、オゾン発生部Gを除いて、実質的に、チャンバケー
ス11に内蔵されている。
【0018】以下、図3〜図5を参照して、オゾン脱臭
装置Mの構成について説明する。
装置Mの構成について説明する。
【0019】図3及び図4に示すように、オゾン脱臭装
置Mの一部を構成するオゾン発生部Gは脱臭ダクト7の
後部内の中央部に配設されている。
置Mの一部を構成するオゾン発生部Gは脱臭ダクト7の
後部内の中央部に配設されている。
【0020】本実施例において、かかるオゾン発生部G
は、図3及び図4に示すように、脱臭ダクト7内に軸線
と同一方向に垂直に配設したヒータ18と同ヒータ18の一
側面に貼着したオゾナイザー17とによって構成されてい
る。
は、図3及び図4に示すように、脱臭ダクト7内に軸線
と同一方向に垂直に配設したヒータ18と同ヒータ18の一
側面に貼着したオゾナイザー17とによって構成されてい
る。
【0021】オゾナイザー17はチャンバーケース11内に
配設された高電圧発生装置19に接続されており、同発生
装置19は制御部Dに接続されて、制御部D (第2図) か
らの駆動出力に基づいて、高電圧発生装置19からオゾナ
イザー17に高電圧を印加して、オゾンを脱臭ダクト7内
に発生させることができる。
配設された高電圧発生装置19に接続されており、同発生
装置19は制御部Dに接続されて、制御部D (第2図) か
らの駆動出力に基づいて、高電圧発生装置19からオゾナ
イザー17に高電圧を印加して、オゾンを脱臭ダクト7内
に発生させることができる。
【0022】また、ヒータ18は、オゾナイザー17を加熱
して、オゾナイザー17によるオゾン発生の促進を図るも
のである。
して、オゾナイザー17によるオゾン発生の促進を図るも
のである。
【0023】図4に示すように、チャンバーケース11内
に形成したオゾン処理流路Rは垂直方向に伸延する中空
ケーシング20内に形成されている。
に形成したオゾン処理流路Rは垂直方向に伸延する中空
ケーシング20内に形成されている。
【0024】そして、オゾン処理流路Rの上部は、連通
開口21を通して、脱臭ダクト7の内部空間と連通連絡し
ている。
開口21を通して、脱臭ダクト7の内部空間と連通連絡し
ている。
【0025】一方、オゾン発生部Gの下流側をなすオゾ
ン処理流路Rの上部には、図4及び図5に示すように、
吸気ファンFが回転自在に配設されている。
ン処理流路Rの上部には、図4及び図5に示すように、
吸気ファンFが回転自在に配設されている。
【0026】同吸気ファンFは、本実施例では、一対の
間隔をあけて設けた前後円板22,23を円周方向に多数配
設したブレード板24によって連結したシロッコファンに
よって形成されている。
間隔をあけて設けた前後円板22,23を円周方向に多数配
設したブレード板24によって連結したシロッコファンに
よって形成されている。
【0027】そして、同吸気ファンFのボス部25は、中
空ケーシング20の後部に配設した回転モータKの出力軸
26に固着されている。
空ケーシング20の後部に配設した回転モータKの出力軸
26に固着されている。
【0028】かかる吸気ファンFは、便器本体A内で発
生した悪臭空気を、脱臭ダクト7を通して、オゾン処理
流路R内に吸引するとともに、後述するように、オゾン
発生部Gで発生したオゾンを悪臭空気と効果的に混合す
ることができる。
生した悪臭空気を、脱臭ダクト7を通して、オゾン処理
流路R内に吸引するとともに、後述するように、オゾン
発生部Gで発生したオゾンを悪臭空気と効果的に混合す
ることができる。
【0029】次に、中空ケーシング20内に形成されたオ
ゾン処理流路Rの下部、即ち、吸気ファンFの下流側に
設けた触媒Sについて説明する。
ゾン処理流路Rの下部、即ち、吸気ファンFの下流側に
設けた触媒Sについて説明する。
【0030】かかる触媒Sは、オゾンが酸素と活性酸素
に分解させるのを助長するものであり、これによって、
オゾンと悪臭との混合による脱臭作用を促進することが
できる。
に分解させるのを助長するものであり、これによって、
オゾンと悪臭との混合による脱臭作用を促進することが
できる。
【0031】触媒Sは、各種組成と形態のものがある
が、例えば、MnO2, TiO2等を成分として含み、ハニカム
構造としたものを用いることができる。
が、例えば、MnO2, TiO2等を成分として含み、ハニカム
構造としたものを用いることができる。
【0032】かかる触媒Sは、オゾンを、O3 →O2 +
O- への分解を積極的に行う。
O- への分解を積極的に行う。
【0033】そして、活性酸素O- が悪臭成分のH2 S
と反応して、その化学変化によってH2 OとSO2 とに
変化し、悪臭の脱臭処理を行うものである。
と反応して、その化学変化によってH2 OとSO2 とに
変化し、悪臭の脱臭処理を行うものである。
【0034】このように、かかる触媒Sは、オゾンを酸
素と活性酸素とに分解させるのを助長するので、オゾン
と悪臭との混合による脱臭作用を促進することができ
る。
素と活性酸素とに分解させるのを助長するので、オゾン
と悪臭との混合による脱臭作用を促進することができ
る。
【0035】図示の実施例におけるその他の構成につい
て説明すると、図1及び図2において、30は操作部であ
り、局部洗浄動作に必要な各種の動作スイッチを具備し
ている。
て説明すると、図1及び図2において、30は操作部であ
り、局部洗浄動作に必要な各種の動作スイッチを具備し
ている。
【0036】本発明は、上記したオゾン脱臭装置Mの基
本構成に、更に、触媒Sの交換時期を適正に判断できる
手段として、触媒の劣化状態を検出するセンサと、同セ
ンサによる検出結果を使用者に報知する報知手段とを備
えた構成としたことに特徴がある。
本構成に、更に、触媒Sの交換時期を適正に判断できる
手段として、触媒の劣化状態を検出するセンサと、同セ
ンサによる検出結果を使用者に報知する報知手段とを備
えた構成としたことに特徴がある。
【0037】即ち、図4に示すように、オゾン処理流路
Rの中空ケーシング20の前壁20a と後壁20b に、抵抗値
検出センサとしての+電極40と−電極41とを取付けてい
る。
Rの中空ケーシング20の前壁20a と後壁20b に、抵抗値
検出センサとしての+電極40と−電極41とを取付けてい
る。
【0038】そして、これらの電極40,41 は図6に示す
ように、リード線42,43 を介して、制御部D内の比較回
路に接続されている。
ように、リード線42,43 を介して、制御部D内の比較回
路に接続されている。
【0039】比較回路は、電極40,41 間の検出抵抗値が
変化し、図7に示すように、しきい値である基準抵抗値
を超えた場合に、交換時期警報信号を出力するものであ
る。
変化し、図7に示すように、しきい値である基準抵抗値
を超えた場合に、交換時期警報信号を出力するものであ
る。
【0040】通常、MnO2, TiO2等を成分として含み、ハ
ニカム構造を有するセラミックスからなる触媒Sは、本
来絶縁物であるが、便器本体Aからの有機ガス等を吸着
することによって電気伝導率が高くなり、電極40,41 の
利用によって、触媒Sの抵抗値の変化を十分に検出する
ことができる。
ニカム構造を有するセラミックスからなる触媒Sは、本
来絶縁物であるが、便器本体Aからの有機ガス等を吸着
することによって電気伝導率が高くなり、電極40,41 の
利用によって、触媒Sの抵抗値の変化を十分に検出する
ことができる。
【0041】一方、制御部Dには、交換時期警報装置44
が接続されている。そして、かかる交換時期警報装置44
は比較器からの交換時期警報信号に基づいて作動し、所
定の警報を行い、交換時期を確実に使用者に知らせるこ
とができる。
が接続されている。そして、かかる交換時期警報装置44
は比較器からの交換時期警報信号に基づいて作動し、所
定の警報を行い、交換時期を確実に使用者に知らせるこ
とができる。
【0042】かかる交換時期警報装置44としては各種形
態が考えられるが、例えばブザーや音声発生装置等の音
発生装置を用いたり、光点滅装置等の可視表示装置を用
いることができる。
態が考えられるが、例えばブザーや音声発生装置等の音
発生装置を用いたり、光点滅装置等の可視表示装置を用
いることができる。
【0043】さらに、上記交換時期警報装置44に加え
て、又は、別途に、比較器からの出力によって、制御部
Dを介して、オゾン脱臭装置Mの高電圧発生装置19や吸
気ファンFの駆動回路を停止するようにすることもでき
る。
て、又は、別途に、比較器からの出力によって、制御部
Dを介して、オゾン脱臭装置Mの高電圧発生装置19や吸
気ファンFの駆動回路を停止するようにすることもでき
る。
【0044】以下、図4, 図5, 図6を参照して、上記
構成を具備するオゾン脱臭装置Mによる便器本体A内に
発生した悪臭の脱臭処理方法について説明する。
構成を具備するオゾン脱臭装置Mによる便器本体A内に
発生した悪臭の脱臭処理方法について説明する。
【0045】まず、オゾン脱臭装置付便器の便座2上に
着座すると、便座2の後方に設けた着座センサS1が検出
出力を制御部Dに送り、同制御部Dからの駆動出力によ
って、吸気ファンFを駆動するとともに高電圧発生装置
19に高電圧を発生させ、オゾナイザー17に印加して、オ
ゾン処理流路R内にオゾンを発生する。
着座すると、便座2の後方に設けた着座センサS1が検出
出力を制御部Dに送り、同制御部Dからの駆動出力によ
って、吸気ファンFを駆動するとともに高電圧発生装置
19に高電圧を発生させ、オゾナイザー17に印加して、オ
ゾン処理流路R内にオゾンを発生する。
【0046】これによって、便器本体Aの内部空間に発
生した悪臭はオゾン処理流路R内に吸引され、オゾン処
理流路R内において、効果的にオゾンと混合され、脱臭
処理が行われる。
生した悪臭はオゾン処理流路R内に吸引され、オゾン処
理流路R内において、効果的にオゾンと混合され、脱臭
処理が行われる。
【0047】また、オゾン処理流路Rの下流側には触媒
Sが配設されているので、同触媒S中を通過する際に、
悪臭とオゾンとの混合がさらに促進され、脱臭処理がさ
らに促進されることになる。
Sが配設されているので、同触媒S中を通過する際に、
悪臭とオゾンとの混合がさらに促進され、脱臭処理がさ
らに促進されることになる。
【0048】その後、完全に脱臭された排気は、排気口
10からトイレ空間内に排出されることになる。
10からトイレ空間内に排出されることになる。
【0049】そして、一定期間の使用後、吸着によって
便器本体Aからの有機ガス等を吸着した触媒Sは分解能
力を低減することになるが、本実施例では、触媒Sの電
気的抵抗値の変化を抵抗値検出センサとして機能する電
極40,41 によって検出し、その検出値がしきい値を超え
た場合、比較回路から交換磁気警報信号を出力し、同出
力に基づいて触媒交換時期を警報する交換時期警報装置
44を駆動させることができる。
便器本体Aからの有機ガス等を吸着した触媒Sは分解能
力を低減することになるが、本実施例では、触媒Sの電
気的抵抗値の変化を抵抗値検出センサとして機能する電
極40,41 によって検出し、その検出値がしきい値を超え
た場合、比較回路から交換磁気警報信号を出力し、同出
力に基づいて触媒交換時期を警報する交換時期警報装置
44を駆動させることができる。
【0050】従って、触媒の交換時期を正確に判断で
き、分解・吸収能力が低下する前に交換することができ
るので、常時、触媒の分解・吸収能力を高く維持するこ
とができ、的確な交換時期に触媒を交換して、常時、十
分な脱臭効果を上げることができる。
き、分解・吸収能力が低下する前に交換することができ
るので、常時、触媒の分解・吸収能力を高く維持するこ
とができ、的確な交換時期に触媒を交換して、常時、十
分な脱臭効果を上げることができる。
【0051】また、オゾンをほとんど分解することがで
きるので、未分解オゾンの流出等を確実に防止でき、安
全性を向上することができる。
きるので、未分解オゾンの流出等を確実に防止でき、安
全性を向上することができる。
【0052】なお、本実施例では、オゾン脱臭装置を便
器に装着した場合について説明したが、冷蔵庫やその他
の脱臭を必要とする各種装置にも好適に装着することが
できることは無論である。
器に装着した場合について説明したが、冷蔵庫やその他
の脱臭を必要とする各種装置にも好適に装着することが
できることは無論である。
【図1】本発明に係るオゾン脱臭装置付便器の全体斜視
図である。
図である。
【図2】同全体平面図である。
【図3】便器本体の要部一部切欠平面図である。
【図4】オゾン脱臭装置の要部一部切欠正面図である。
【図5】オゾン脱臭装置の要部一部切欠正面図である。
【図6】オゾン脱臭装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図7】触媒の導電率の経時変化を示すグラフである。
A 便器本体 a ボール部 M オゾン脱臭装置 9 吸入口 10 排気口 15 オゾン発生部 S 触媒 17 オゾナイザー 19 高電圧発生装置 40 +電極 41 −電極 44 交換時期警報装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 9/00 - 9/22 B01D 53/86
Claims (3)
- 【請求項1】悪臭を脱臭するための流路内に、臭気成分
の分解・吸着を促進する触媒を配設した脱臭装置におい
て、 触媒の電気的抵抗値の変化を検出する抵抗値検出センサ
と、同抵抗値検出センサからの検出値がしきい値を超え
た場合、分解・吸着能力が低下する前に触媒を交換する
ことができるように、予め触媒交換時期を警報する交換
時期警報装置とを備えたことを特徴とする脱臭装置。 - 【請求項2】交換時期警報装置は音発生装置であること
を特徴とする請求項1記載の脱臭装置。 - 【請求項3】交換時期警報装置は可視表示装置であるこ
とを特徴とする請求項1記載の脱臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3051189A JP3063194B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3051189A JP3063194B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 脱臭装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04285563A JPH04285563A (ja) | 1992-10-09 |
JP3063194B2 true JP3063194B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=12879923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3051189A Expired - Fee Related JP3063194B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 脱臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063194B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4226275B2 (ja) | 2002-06-07 | 2009-02-18 | 日本パイオニクス株式会社 | 排ガスの浄化方法 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3051189A patent/JP3063194B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04285563A (ja) | 1992-10-09 |
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