JP2592750B2 - 便 器 - Google Patents
便 器Info
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
で、特に、脱臭装置を備える便器に関するものである。
は言い難いが、たとえば、病人等が寝室等の便所以外の
部屋で使用するようにされた移動可能な便器では、脱臭
装置を備えるものが普及しつつある。
ては、たとえば、触媒方式のものが使用されていて、少
なくとも脱臭効果については、十分、その機能を果たし
ている。しかしながら、便器にとっては、脱臭だけでな
く、殺菌も望ましい効果として評価される。
の点でも優れた機能を発揮し得る脱臭装置を備える便器
を提供しようとすることである。
次のような特徴を有する脱臭装置を備えている。すなわ
ち、この脱臭装置は、空気吸入口から空気排出口に至る
空気のための経路を与えるハウジング、およびハウジン
グ内の空気を空気吸入口から空気排出口に向かう方向に
強制する送風機を備える。ハウジング内には、オゾン発
生器、オゾン脱臭作用付与経路、および水貯留器が、こ
の順序で前記空気吸入口から前記空気排出口までの間に
配置される。そして、水貯留器に貯留された水中には、
オゾン脱臭作用付与経路を通過した空気が吹き込まれ、
この水中を通過した後の空気が空気排出口から排出され
る。
の洗浄用ノズル、およびこの洗浄用ノズルへ水貯留器内
の水を供給するための導管を備える。
ば、空気吸入口から吸入された臭気に対して、オゾン発
生器で発生されたオゾンが、オゾン脱臭作用付与経路を
通過する間、その脱臭作用を及ぼし、脱臭を図る。次い
で、脱臭作用を果たした後の余剰オゾンは、水貯留器内
の水中に吹き込まれ、この水の殺菌を行なうとともに、
この水自身が殺菌効果を有するオゾン含有水とする。
による脱臭作用だけでなく、殺菌作用も及ぼされる脱臭
装置を備える便器を得ることができる。したがって、こ
のような便器を、殺菌状態で使用できるので、寝室等の
便所以外の部屋においても、問題なく使用することがで
きる。
を溶解し、有害な多量のオゾンが空気排出口から排出さ
れることを防止できる。
給するようにしているので、この洗浄用ノズルからは、
殺菌作用のあるオゾン含有水を噴出させることができ
る。したがって、このオゾン含有水が便器を洗浄するの
に用いられるので、単なる洗浄だけでなく、便器に対し
て殺菌作用をも及ぼすことができる。
示す斜視図であり、その内部構造が透視されて示されて
いる。この便器1は、移動可能な形式のものである。
た、便器1の下方には、排便タンク3が位置される。開
閉可能な密閉シャッタ4を開くことにより、排便タンク
3内に便が導入される。排便タンク3は、扉5を開いた
状態で、便器1から取出したり、便器1内の所定の位置
に配置したりすることができる。便器1の使用後、排便
タンク3は、そのまま取出され、中の便が処理される。
また、便器1には、洗浄用ノズル6が設けられる。この
洗浄用ノズル6は、便器1を洗浄するための水を噴出す
る。洗浄用ノズル6には、導管7を通って供給された水
が、洗浄ポンプ8を介して与えられる。
蔵される。この脱臭装置10の詳細な構造が、図2に示
されている。図2は、脱臭装置10の斜視図であり、そ
の内部を透視した状態で示している。
排出口12に至る空気のための経路を与えるハウジング
13を備える。ハウジング13内の空気は、たとえばス
パイラル送風機で構成された送風機14によって空気吸
入口11から空気排出口12に向かう方向に強制され
る。
ら空気排出口12に向かって、順次、防塵フィルタ1
5、オゾン発生器16、オゾン脱臭作用付与経路17お
よび水貯留器18がそれぞれ配置される。前述した送風
機14は、この実施例では、オゾン脱臭作用付与経路1
7と水貯留器18との間に配置される。以下、これら要
素の詳細について説明する。
吸入される空気に含まれる塵埃を除去するもので、たと
えばカートリッジ式とされ、容易に交換可能とされても
よい。
法を用いるもので、高圧の交流が印加される複数の放電
板19を備える。また、このオゾン発生器16によるオ
ゾンの発生効率を高めるため、乾燥ヒータ20が、放電
板19の近傍に設けられる。
ク状の空気の経路を与えるように、複数の邪魔板21が
配置される。これら邪魔板21は、単なる板で構成され
ても、ガス吸着機能を有するたとえばハニカム構造の板
で構成されてもよい。このオゾン脱臭作用付与経路17
を通過する間、図2に図解的に示したオゾン22が臭気
に対して脱臭作用を及ぼす時間が十分に与えられる。
仕切板23が配置され、この仕切板23の下方に前述し
た送風機14が配置される。送風機14の空気入口24
は、上述した仕切板23の上方の空間と連通する状態と
される。他方、送風機14の空気出口25は、水貯留器
18方向に向けられる。
26中には、曝気管27が配置される。曝気管27は、
前述した送風機14の空気出口25に連結される。した
がって、オゾン脱臭作用付与経路17を通過した空気
は、水26中に吹き込まれ、この水26中を通過した後
の空気は、空気排出口12から排出される。
を含んだ空気は、空気吸入口11から吸入され、防塵フ
ィルタ15を通過した後、オゾン発生器16で発生され
たオゾン22と接触する。この接触状態は、オゾン脱臭
作用付与経路17を通過する間、維持され、これによっ
て、オゾン22の脱臭作用が臭気に及ぼされる。オゾン
脱臭作用付与経路17を通過した後、余剰のオゾン22
を含む空気は、送風機14によって強制的に送られ、曝
気管27を通して、水貯留器18内の水26中に吹き込
まれる。このとき、オゾン22は、その一部が水26と
の接触により分解するとともに、別の一部が水26中に
溶解して、この水26を、殺菌効果のあるオゾン含有水
とする。また、水26によってオゾン22が除去された
後の空気は、空気排出口12から排出される。この排出
される空気は、もちろん、既に脱臭および殺菌されてい
る。
便器1では、前述した洗浄用ノズル6へ水を供給するた
めの導管7は、脱臭装置10に備える水貯留器18内に
導かれ、それによって、水貯留器18内の水26を洗浄
用ノズル6に供給するようにされている。したがって、
洗浄用ノズル6から噴出される水26は、前述したよう
に殺菌作用を有している。その結果、便器1は、この水
26によって洗浄されるだけでなく、殺菌されることも
できる。
給するための吸水口28が設けられることが好ましい。
また、脱臭装置10は、たとえば、便座2に人が座った
とき、自動的にオンされる構造とされるのが好ましい。
て説明したが、この発明の範囲内において、その他いく
つかの変形例が可能である。
形式のものであったが、据置式の便器に対しても、この
発明を適用することができる。
15は、必ずしも設けられる必要はない。また、送風機
14の位置は、空気吸入口11から空気排出口12に至
る空気の経路のいずれの位置に配置されてもよい。
であり、その内部構造を透視して示している。
であり、その内部構造を透視して示している。
Claims (1)
- 【請求項1】 脱臭装置を備える便器において、 前記脱臭装置は、空気吸入口から空気排出口に至る空気
のための経路を与えるハウジング、および前記ハウジン
グ内の空気を前記空気吸入口から前記空気排出口に向か
う方向に強制する送風機を備え、 前記ハウジング内には、オゾン発生器、オゾン脱臭作用
付与経路、および水貯留器が、この順序で前記空気吸入
口から前記空気排出口までの間に配置され、 前記水貯留器に貯留された水中には、前記オゾン脱臭作
用付与経路を通過した空気が吹き込まれ、前記水中を通
過した後の空気が前記空気排出口から排出され、さら
に、 当該便器を洗浄するための洗浄用ノズル、および前記洗
浄用ノズルへ前記水貯留器内の水を供給するための導管
を備えることを特徴とする、便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18927292A JP2592750B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 便 器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18927292A JP2592750B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 便 器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0633501A JPH0633501A (ja) | 1994-02-08 |
JP2592750B2 true JP2592750B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=16238544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18927292A Expired - Fee Related JP2592750B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 便 器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592750B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI581744B (zh) * | 2016-12-28 | 2017-05-11 | 中原大學 | Automatic sterilization of the plasma toilet |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3070211B1 (en) | 2015-03-18 | 2019-09-11 | Aero Engineering, S.L. | Sterilizing device and method for a toilet |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP18927292A patent/JP2592750B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI581744B (zh) * | 2016-12-28 | 2017-05-11 | 中原大學 | Automatic sterilization of the plasma toilet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0633501A (ja) | 1994-02-08 |
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