JPH01304232A - トイレ脱臭方法 - Google Patents

トイレ脱臭方法

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JPH01304232A
JPH01304232A JP63135238A JP13523888A JPH01304232A JP H01304232 A JPH01304232 A JP H01304232A JP 63135238 A JP63135238 A JP 63135238A JP 13523888 A JP13523888 A JP 13523888A JP H01304232 A JPH01304232 A JP H01304232A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は便器内の臭気を吸引し、オゾンにより接触的に
酸化分解する脱臭方法に関する。
〈従来技術とその問題点〉 近年、悪臭に対する関心が高まってきており、トイレの
悪臭の除去に対しても社会的要求が強くなってぎている
トイレで発生する臭気成分は、アンモニア、硫化水素、
メヂルメル力ブタン、トリメチルアミンおよびアセトア
ルデヒドなどが考えられ、脱臭対策として下記に示す(
1)〜(3)の方法がある。
(1)排気ファンを使用して強制的に室外へ排気環る方
法 (2)便器内に脱臭用吸引排気経路を設()、該経路内
に脱臭剤を設置し、脱臭剤を通過した空気を室内へ排気
する方法 (3)芳香剤によるマスキング法 ところが、臭気を帯びた空気を単純に室外へ刊気する(
1)の方法は、最近の密集した住宅事情を考慮すると、
困難になってきている。
脱臭剤を用いる(2)の方法は、定期的に脱臭剤を交換
する必要があるという欠点がある。又、マスキングによ
る(3)の方法は、根本的な悪臭成分の除去にならない
という問題を有し−Cいる。
〈発明が解決しようとしている問題点〉そこで本発明の
目的は、かかる従来の欠点を解決づるもので、トイレ内
の臭気を効率的に脱臭し、なおかつ、長年に渡って脱臭
効果の期待できる脱臭方法を提供することにある。
〈問題点を解決ηるための手段〉 オゾンによるトイレ脱臭方法は、オゾンの強力な酸化作
用を利用して悪臭成分を処理する方法であるが、便器か
ら吸引づる風量の問題、未反応廃Aシンの問題、触媒使
用量の問題あるいは装置費。
ランニングコストなど価格の問題などを有しており、最
適使用条件を設定覆るのが困難であるが非富に重要であ
る。
そこで本発明者は上記問題点を考慮して鋭意研究した結
果、以下の脱臭方法を発明するに至った。
すなわち、本発明のトイレ脱臭方法ではトイレ内に臭気
が帯びることを防止づるために、請求項1のトイレ脱臭
方法では、オゾン発生装置、触媒およびファンからなる
脱臭装置を備えた脱臭便器において、前記ファンによる
便器内の空気を1分間当り便器内容積の7〜35倍量の
風[1で吸引し−(オゾン発生装置に導き、このオゾン
発生装置にてオゾン濃度が0.05〜2 ppmの範囲
になるようにオゾンを発生させて触媒に通じるにうにし
Iこものである。
そして、請求項2のトイレ脱臭方法では、臭気が通じる
触媒が、その比表面積が507It/g以」−であり、
接触面積が風量1m3/1)r当り0.01へ・0.3
577jであり、かつ 100〜400セル/インヂ2
のセル数を持つハニカム形状を右する触媒どし、この触
媒を通じて臭気を脱臭するJ、うにしIこものである。
請求項3のトイレ脱臭方法では、トイレ使用開始前に脱
臭装置を稼働し、1〜モ 上稼働し続りて臭気を脱臭するようにしたものである。
前記発明において、吸引風量は便器内の臭気がトイレ内
に拡散しないことを大前提と覆るが、1分間当りの吸引
風量が便器内容積の7倍量以下では、臭気が十分に脱臭
装置に吸引されず、トイレ内に拡散さけていくので好ま
しくない。35倍以上では、臭気を脱臭装置に吸引づる
という意味では十分過ぎ、処理I’llが増加すること
になり脱臭効率が低下するととbに、トイレ使用中寒さ
を感じて好ましくない。
オゾン発生濃度は0.05〜2 ppmとし、好ましく
は0.1〜21)rlmとする。0. O5ppm未満
にすると脱臭効果が低下し、2 ppm以上にすると脱
臭効果においては問題はないが、余剰オゾンを処理する
という無駄が生じてきて好ましくない。
使用する触媒は臭気成分分解能が高く且つ臭気成分の吸
着能の高いしのが好ましく、モして圧力損失の問題、ダ
ストの詰まりなどを考慮するとハニカム形状が好にシフ
、特に100〜 400セル/インチ2のセル数を右するハニカム形状が
好ましい。ハニカム形状のセルの形は特に限定されるも
のではなく、格子状、三角形状、六角形状、コルゲート
状などいずれの形状でもよい。
又、所定の吸着能力を得るためには、触媒の比表面積が
大きい方が触媒量が少なくてすみ、装置を小型にできる
。このため触媒の比表面積は50TI1.以上にするの
が好ましい。又、単位1tffi当りの触媒の接触表面
積も小さいと脱臭効果が不十分になる可能性があり、大
きいと圧力損失が高くなったりダストによる目詰まりを
生じる可能性があり、単位風量1m/hr当りの接触表
面積を001〜0.35 ′rItに覆るのが好ましい
。又、触媒成形法としては特に限定されるものではなく
、押出し成形法あるいはセラミックペーパーの]ルゲー
i〜加工にJ:る成形法などが挙げられる。
脱臭装置の稼働は、トイレ使用前すなわち便座に着座し
たことをセンサーで感知してから、使用後ηなわl〕離
席をセンサーで感知してタイマーが切れるまでの一定時
間とする。1〜イ1ノ使用後の脱臭装置の稼働時間は短
づぎると触媒に吸着し残存している臭気成分の処理が不
十分であり、好ましくは1分以上、より好ましくは3分
以上とするのがよい。一方、長づぎても無駄に動力を?
l!i費するので不利であり、トイレ使用後の脱臭装置
の稼働時間は15分以内にするのがよい。センリーーと
しては座圧に感応するセンサー或いは赤外線センサー等
が挙げられる。
本発明のトイレ脱臭方法において脱臭装置のセツティン
グは洋式水洗便器にお(プる便座に装着したもの、ある
いは脱臭装置を便器付近に設置して脱臭装置と便器を吸
引経路で接続しlこもの、又、和風便器上に置いて洋式
タイプに変更可能な上置き型の腰掛りにおりる便座又は
スカート部に装置したもの、さらに、病人用や幼児用の
ポータプルトイレにお(プる便座又はスカート部に装着
したもの等が考えられる。
本発明方法にお(]る脱臭メカニズムを考えて見ると、
脱臭装置内に吸引された臭気成分とオゾナイザ−から発
生したオゾンが触媒に吸着され、触媒上でオゾンが臭気
成分を攻撃して酸化分解するものが考えられる。−時的
に臭気成分量がオゾン間より多い場合、未分解臭気成分
は系外に放出されないように吸着さゼておく必要がある
。仮りにトイレ使用後も未分解臭気成分が吸着され(い
Cも、オゾンを未分解臭気成分を分解りるのに必要な組
以上に発生し続りることにより完全に臭気成分を除去す
ることかできる。以上のことより触媒の臭気成分の吸着
能が高いのが好ましい。
〈実施例〉 以下に本発明のトイレ脱臭方法について、同方法を実施
するトイレ脱臭装置を例示して説明する。
第1乃至3図に例示しているトイレ脱臭装置(A)では
、洋式水洗便器(B)に43ける便座(1)に脱臭装置
(2)を備えている。
この脱臭装置(2)は便座(1)の外側縁部に張出し状
に垂設されていて、同装@(2)の吸気側(a)は便座
(1)内の通気路(3)を経て便座底面部の吸気口(4
)と連通している。
そして、脱臭装置(2)は吸気側(a)からり1気側(
b)に至る通気系路(5)中に、吸気側(a)から順に
、オゾン発生装置く6)、触媒(7)、ファン(8)を
配設している。
オゾン発生装置(6)は]ヘランス(図示せず)から高
電圧を印加されてオゾンを発生する。このオゾン発生装
置(6)によるオゾン発生′la度は0.05〜2 p
pmの範囲に調整している。
触媒(7〉はアルミナ、シリカ−アルミナ、ジルコニア
、チタン、ケイソウ上、シリカ−チタニア、シリカ−ジ
ルコニア、チタニア−ジルコニア等の担体にHn、〜、
 Fe、 Co、 Zn、 NL、 Pt、 Pd、 
Rh等の酸化物または金属を担持したものが用いられる
又、触媒(7)は比表面積が50m/y以上で、接触面
積がJMlfij1m/hr当り0.01〜0.35 
m(で、且つ100〜400セル/インチ2のセル数を
持つハニカム形状を右づる触媒に限定しても良い。
ファン(8)はモータ付きファンで、ファン(8)の吸
引能力は便器(B)内から吸引する風量を1分間当り便
器(B)内容積の7〜35倍量の−〇 − ものにしている。
そして、脱臭装置の運転は手動運転成いは自動運転、づ
なわちトイレ使用前すなわち便座に腰掛けた時点で、こ
れをセンサー(9)が感知することににり制御部(10
)を通じて稼働し、使用後1なわち便座から離れた後も
、その1111席をヒン→ノー(9)が感知して制御部
のタイマーが起動することにより、同タイマーで設定さ
れた時間たとえば1分以上、望ましくは3〜15分のあ
いだ稼働して、設定時間経過後に自動的に稼働を停止す
るようにしている。
第4図に例示しているトイレ脱臭装置(A1)では、床
上の一段高い床面に設置された和風水洗便器(B1)に
おける上置き型の腰掛【プ(11)の便座(12)に脱
臭装置(2)を備えであり、この脱臭装置(2)および
便座(12)の椛成、そして便座(12)と脱臭装置(
2)との関係の描成は第1図に例示した実施例のものと
基本的に同構成であるため説明を省略する。
第5図に例示しているトイレ脱実装置(A2)では、段
無しの床面に設置された和風水洗便器(B+ )におり
る上置き型の腰掛り(13)の便座〈14)に脱臭装置
(2)を備えており、この脱臭装置(2)および便座(
14)の構成、そして便座(14)と脱臭装置(2)と
の関係の構成は第1図に例示した実施例のものと基本的
に同構成であるため説明を省略する。
第6図に例示しているトイレ脱臭装置(A3)では、段
無しの床面に設置された和風水洗便器(B1)にお(プ
る上置き型の腰掛(プ(15)のスカート部(16)に
脱臭装置(2)を備えており、脱臭装置(2)はスカー
ト部(16)の上部外側面に配設されていて、同装置(
2)の吸気側(a)はスカート部(16)の上縁部分(
17)内の通気路(18)を経て同スカート部(16)
内に向けて開口している吸気口(19)と連通している
脱臭装@(2)の構成は第1図に例示した実施例のもの
と基本的に同構成であるため説明を省略する。
第7図に例示しているトイレ脱臭装置(A4)では、持
ち運び可能なポータプル型の便器(B2)におりるスカ
ート部(20)に脱臭装F/ (2)を備えている。
そして、脱臭装置(2)はスノJ−ト部(20)の上部
外側面に配設されていて、この脱臭装置(2)の吸気側
(a)はスカート部(20)の上縁部分(21)内の通
気路(22)と連通し、且つ通気路(22)を経て、便
座(23)と容器(24)どの間で開口している上縁部
分(21)の吸気[ZI(25)と連通している。
脱臭装置(2)の構成は第1図に例示したものと基本的
に同構成であるため説明を省略する。
第8図に例示しているトイレ脱臭装置(A5)では、洋
式水洗便器(B)に、13ける便座(26)と床置き型
の脱臭装置(2)とを通気ホース(27)で接続してお
り、脱臭装置(2)の吸気側(a)は通気ホース(27
)そして便座(26)内の通気路(28)を経て便座底
面部の吸気口(29)と連通している。
脱臭装置(2)は脚(30)を右する床置き型のもので
、その構成は第1図に例示した実施例のものと基本的に
同構成であるため説明を省略する。
前記各トイレ脱臭装置(A)〜(A5)により、便器(
B)〜〈B2)内の臭気を脱臭装置(2)で、便器内か
ら吸引する風量を1分間当り便器内容積の7〜35倍量
、オゾン発生濃度を005〜2 DDIIIという条件
下にて、触媒(7)を通じて、或いは比表面積が50′
rIL2/g以上で、接触面積が風量in/br当り0
01〜0.35TI1.で100〜400セル/インチ
2のセル数を持つハニカム形状の触媒(7)を通じて、
使用開始前から使用後の設定時間経過後まで脱臭し続【
ノることかでき、本発明のトイレ脱臭方法を実施できる
因みに、第1図に例示したトイレ脱臭装置(A)による
実験例を示す。
実験は、オゾン発生濃度:  0.5ppm 、吸引風
量:便器内容積の17倍量、触11:210セル/イン
チ2のハニカム形状で、比表面積が120yf、接触面
積は風ff1lTd/hr当り0.0357d 、稼働
時間:使用前から使用後7分経過までとした。
実験の結果は、45名のパネラ−全員が見込を認められ
なかった。
〈発明の効果〉 したがって本発明によれば次の利点がある。
■ 請求項1により、吸引風量が適正て・、臭気の放散
洩れや使用中の寒さがない。
■ 同様に、オゾン発生濃度が適正で、脱臭不足や余剰
オゾンの処理のIcめの無駄そして洩れがない。
■ 同様に、触媒量を少なくすることかできて、装置の
小形化を促進可能Cある。
■ 同様に、前記■〜■ににす、必要以−にのAシン■
および触媒量を使用することがないので、経済的である
と共に長年に渡って良好な脱臭効果を期待できる。
■ 請求項2により、臭気の脱臭を触媒による臭気の吸
着を加味して脱臭するので、オゾン発生濃度を低くする
ことができて、オゾナイリ゛−の容量を小さくでき、装
置の小形化に有効であり、且つ圧力損失が低くてダスト
の目詰まりもなく、脱臭効果が高い。
■ 請求項3により、脱臭不足がなくなり、快適に使用
可能である良好な脱臭状態か得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の1ヘイレ脱臭方法を実施す
るのに採用した洋式水洗便器のi−イレ脱臭装置を例示
しており、第1図は平面図、第2図は■−■線に沿える
拡大縦断面図、第3図は■−■線に沿える拡大縦断面図
。第4図乃至第6図は和式水洗便器の各1ヘイレ脱臭装
置を例示しており、第4図および第5図は斜視図、第6
図は一部切欠して示す正面図。第7図はポータプル型便
器のトイレ脱臭装置を例示している一部切欠止面図。第
8図は洋式水洗便器のセバレー1〜型トイレ脱臭装置を
例示している部分縦断面図。第9図はセンリーと制御部
と脱臭装置とのブロック図。第10図は同フロープレー
ト図である。 図中 (A)(AI )(A2 )(A3 )(A4 )(A
5)はトイレ脱臭装置 (BNB+ )(B2 >は便器 (a)は吸気側 (b)は排気側 (2)は脱臭装置 (6)はオゾン発生装置 (7)は触媒 (8)はファン 特許出願人   日本触媒化学工業株式会71\ω

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]オゾン発生装置、触媒およびファンからなる脱臭
    装置を備えた脱臭便器において、前記ファンにより便器
    内の空気を1分間当り便器内容積の7〜35倍量の風量
    で吸引してオゾン発生装置に導き、このオゾン発生装置
    にてオゾン濃度が0.05〜2ppmの範囲になるよう
    にオゾンを発生させて触媒に通じることを特徴とするト
    イレ脱臭方法。 [2]触媒が、その比表面積が50m^2/g以上であ
    り、接触面積が風量1m^3/hr当り0.01〜0.
    35m^2であり、かつ100〜400セル/インチ^
    2のセル数を持つハニカム形状を有する触媒である請求
    項1記載のトイレ脱臭方法。 [3]トイレ使用開始前に脱臭装置を稼働し、トイレ使
    用後も1分以上稼働し続ける請求項1または2記載のト
    イレ脱臭方法。
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