JPH0730121Y2 - 脱臭装置 - Google Patents
脱臭装置Info
- Publication number
- JPH0730121Y2 JPH0730121Y2 JP1988022874U JP2287488U JPH0730121Y2 JP H0730121 Y2 JPH0730121 Y2 JP H0730121Y2 JP 1988022874 U JP1988022874 U JP 1988022874U JP 2287488 U JP2287488 U JP 2287488U JP H0730121 Y2 JPH0730121 Y2 JP H0730121Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone
- deodorizing
- exhaust port
- air
- titanium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は屋内或いは冷蔵庫等の食品貯蔵庫内、豚,鶏等
の家畜舎内等の悪臭或いは各種の産業排気ガス中の悪臭
を脱臭するのに用いられるもので、特にその悪臭の脱臭
にオゾンを利用している脱臭装置に関する。
の家畜舎内等の悪臭或いは各種の産業排気ガス中の悪臭
を脱臭するのに用いられるもので、特にその悪臭の脱臭
にオゾンを利用している脱臭装置に関する。
(従来の技術) 従来の脱臭装置の構成は、ケースにおける吸気口と排気
口との間の空気流通路中に、吸気口側から排気口側に順
に、オゾン発生器,オゾン・悪臭成分流通室,触媒層,
ファンを備えている。
口との間の空気流通路中に、吸気口側から排気口側に順
に、オゾン発生器,オゾン・悪臭成分流通室,触媒層,
ファンを備えている。
そして、ファンの吸気作用によって吸気口から空気を空
気流通路内に吸込み、触媒層で空気中の悪臭成分とオゾ
ンとが反応して酸化し、且つ未反応オゾンが酸素と二酸
化炭素とに分解し、排気口からは脱臭ズミの空気が排出
するようになっているものである。
気流通路内に吸込み、触媒層で空気中の悪臭成分とオゾ
ンとが反応して酸化し、且つ未反応オゾンが酸素と二酸
化炭素とに分解し、排気口からは脱臭ズミの空気が排出
するようになっているものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが脱臭運転中に、オゾン発生器に異常が起きた
り、触媒として活性炭が使われていて、湿度が高くなる
と活性炭の酸化効率が低下してしまうため、脱臭処理後
の空気中におけるオゾン濃度が高くなるという問題があ
る。
り、触媒として活性炭が使われていて、湿度が高くなる
と活性炭の酸化効率が低下してしまうため、脱臭処理後
の空気中におけるオゾン濃度が高くなるという問題があ
る。
この点について、従来装置は有効な対策がなされておら
ず、不快な感じをもたらすところの高い濃度のオゾンの
漏洩事故が起こり得る問題があった。
ず、不快な感じをもたらすところの高い濃度のオゾンの
漏洩事故が起こり得る問題があった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、オゾ
ン発生器側に異常が起きたり、触媒が劣化した場合に、
湿度の影響を受けることなく、自動的にオゾン濃度を規
定値内に調整する脱臭装置を提供することを目的として
おり、さらに非常運転に切替わったことを報知する脱臭
装置を提供することを目的としている。
ン発生器側に異常が起きたり、触媒が劣化した場合に、
湿度の影響を受けることなく、自動的にオゾン濃度を規
定値内に調整する脱臭装置を提供することを目的として
おり、さらに非常運転に切替わったことを報知する脱臭
装置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は斯る目的を達成するために、脱臭および未反応
オゾンの分解用触媒槽における触媒が、マンガン,鉄,
ニッケル,コバルト,銀,白金,パラジウム,ロジウ
ム,クロム,モリブデン,鉛,タングステン,銅,バナ
ジウムの単独又は混合物を、アルミナ,シリカ,アルミ
ナ−シリカ,ベントナイト,珪藻土,シリコンカーバイ
ド,チタニア,ジルコニア,マグネシア,コーディライ
ト,ムライト,チタン−珪素,チタン−ジルコニア,チ
タン−珪素−ジルコニアに担持したものにすると共に、
空気流通路中のオゾン・悪臭成分混合室から排気口まで
の間に同空気流通路内のオゾン濃度が規定値を超えた時
に検知信号を発するオゾンセンサーを設け、このオゾン
センサーに同センサーからの検知信号を受けるとファン
を減速制御するコントロールボックスを短絡してなるこ
とを特徴とする。
オゾンの分解用触媒槽における触媒が、マンガン,鉄,
ニッケル,コバルト,銀,白金,パラジウム,ロジウ
ム,クロム,モリブデン,鉛,タングステン,銅,バナ
ジウムの単独又は混合物を、アルミナ,シリカ,アルミ
ナ−シリカ,ベントナイト,珪藻土,シリコンカーバイ
ド,チタニア,ジルコニア,マグネシア,コーディライ
ト,ムライト,チタン−珪素,チタン−ジルコニア,チ
タン−珪素−ジルコニアに担持したものにすると共に、
空気流通路中のオゾン・悪臭成分混合室から排気口まで
の間に同空気流通路内のオゾン濃度が規定値を超えた時
に検知信号を発するオゾンセンサーを設け、このオゾン
センサーに同センサーからの検知信号を受けるとファン
を減速制御するコントロールボックスを短絡してなるこ
とを特徴とする。
本装置におけるオゾンセンサーの配設位置としてはオゾ
ン・悪臭成分混合室から排気口までの間の空気流通路中
になるが、望ましくはオゾン濃度を的確に捕まえられる
個所たとえばファン近辺又はオゾン・悪臭成分混合室内
がオゾンの濃度変化を確実に検知するのに好ましい。
ン・悪臭成分混合室から排気口までの間の空気流通路中
になるが、望ましくはオゾン濃度を的確に捕まえられる
個所たとえばファン近辺又はオゾン・悪臭成分混合室内
がオゾンの濃度変化を確実に検知するのに好ましい。
又、非常運転の切替えを報知するために、コントロール
ボックスに警報要素を短絡することができる。この警報
要素としては警音器,警告灯等が挙げられる。
ボックスに警報要素を短絡することができる。この警報
要素としては警音器,警告灯等が挙げられる。
又、オゾンセンサーはオゾン発生器側とコントロールボ
ックスを通じて接続させ、オゾン濃度が規定値を超えた
場合に、オゾンセンサーからの検知信号を受けたコント
ロールボックスがオゾン発生器のオゾン発生量を減少或
いは停止制御するようにして、オゾン濃度を規定値内に
調整するようにしても良い。
ックスを通じて接続させ、オゾン濃度が規定値を超えた
場合に、オゾンセンサーからの検知信号を受けたコント
ロールボックスがオゾン発生器のオゾン発生量を減少或
いは停止制御するようにして、オゾン濃度を規定値内に
調整するようにしても良い。
又、本考案の装置において使用する触媒は所定の金属も
しくは金属酸化物を担体に担持させたものである。この
金属もしくは金属酸化物としては、マンガン,鉄,ニッ
ケル,コバルト,銀,白金,パラジウム,ロジウム,ク
ロム,モリブデン,鉛,タングステン,銅,バナジウム
等が挙げられ、単独もしくは混合して用いられる。担体
としては、アルミナ,シリカ,アルミナ−シリカ,ベン
トナイト,珪藻土,シリコンカーバイド,チタニア,ジ
ルコニア,マグネシア,コーディライト,ムライトが挙
げられ、より好ましくはチタン−珪素からなる二元系複
合酸化物、チタン−ジルコニアからなる二元系複合酸化
物およびチタン−珪素−ジルコニアからなる三元系複合
酸化物等が挙げられる。また、触媒形状としては特に限
定されるものではなく、ハニカム状,粒状,円柱状,そ
の他各種の形状のものが適用できる。
しくは金属酸化物を担体に担持させたものである。この
金属もしくは金属酸化物としては、マンガン,鉄,ニッ
ケル,コバルト,銀,白金,パラジウム,ロジウム,ク
ロム,モリブデン,鉛,タングステン,銅,バナジウム
等が挙げられ、単独もしくは混合して用いられる。担体
としては、アルミナ,シリカ,アルミナ−シリカ,ベン
トナイト,珪藻土,シリコンカーバイド,チタニア,ジ
ルコニア,マグネシア,コーディライト,ムライトが挙
げられ、より好ましくはチタン−珪素からなる二元系複
合酸化物、チタン−ジルコニアからなる二元系複合酸化
物およびチタン−珪素−ジルコニアからなる三元系複合
酸化物等が挙げられる。また、触媒形状としては特に限
定されるものではなく、ハニカム状,粒状,円柱状,そ
の他各種の形状のものが適用できる。
(作用) オゾンセンサーが、オゾン・悪臭成分混合室以降の排気
側における空気中のオゾン濃度が規定値を超えた場合
に、そのことを検知してコントロールボックスを通じて
ファンが減速するように働き、触媒層における空気の通
過速度が遅くなって、同層において規定値を超える過剰
の未反応オゾンまで分解されることになる。また、触媒
が所定の金属もしくは金属酸化物を担体に担持させたも
のであるため、湿度に影響されることなく、オゾンを確
実に分解できる。
側における空気中のオゾン濃度が規定値を超えた場合
に、そのことを検知してコントロールボックスを通じて
ファンが減速するように働き、触媒層における空気の通
過速度が遅くなって、同層において規定値を超える過剰
の未反応オゾンまで分解されることになる。また、触媒
が所定の金属もしくは金属酸化物を担体に担持させたも
のであるため、湿度に影響されることなく、オゾンを確
実に分解できる。
それにより、吸入空気の湿度如何にかかわらず、オゾン
の濃度が規定値内に自動的に調整される。
の濃度が規定値内に自動的に調整される。
又、コントロールボックスに短絡した警報要素は、非常
運転に切替わったことを報知する。
運転に切替わったことを報知する。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施の一例を詳細に説明
する。
する。
図中(A)は脱臭装置であり、この装置(A)はケース
(1)における側面部下位の吸気口(2)と上面部の排
気口(3)との間の空気流通路(4)中に、吸気口
(2)側から排気口(3)側に順に、オゾン発生器
(5),オゾン・悪臭成分混合室(6),触媒層
(7),ファン(8)を備え、そして、吸気口(2)に
は静電気を帯電させた除塵フィルター(9)を、オゾン
・悪臭成分混合室(6)には撹拌フアン(10)を、ファ
ン(8)近辺にはオゾンセンサー(11)を設置してい
る。
(1)における側面部下位の吸気口(2)と上面部の排
気口(3)との間の空気流通路(4)中に、吸気口
(2)側から排気口(3)側に順に、オゾン発生器
(5),オゾン・悪臭成分混合室(6),触媒層
(7),ファン(8)を備え、そして、吸気口(2)に
は静電気を帯電させた除塵フィルター(9)を、オゾン
・悪臭成分混合室(6)には撹拌フアン(10)を、ファ
ン(8)近辺にはオゾンセンサー(11)を設置してい
る。
ケース(1)は導電性材料、例えば鉄,銅,アルミニウ
ム,その他、これらの材料に樹脂をライニング或いは含
浸させたもの等で形成していて、オゾン発生器(5)お
よびトランス(12)から発生するノイズを遮断しうるよ
うにしている。又、吸気口(2)および排気口(3)に
は導電性材料たとえば金属製の金網,フィルター(13)
等を配設して、出入口からのノイズの漏洩を防止し得る
ようにしている。
ム,その他、これらの材料に樹脂をライニング或いは含
浸させたもの等で形成していて、オゾン発生器(5)お
よびトランス(12)から発生するノイズを遮断しうるよ
うにしている。又、吸気口(2)および排気口(3)に
は導電性材料たとえば金属製の金網,フィルター(13)
等を配設して、出入口からのノイズの漏洩を防止し得る
ようにしている。
吸気口(2)における除塵フィルター(9)は同吸気口
(2)に対して着脱・交換自在に取付けられており、そ
して、同吸気口(2)を占めて、空気の通過抵抗が小さ
く且つチリやホコリを捕集可能な目の粗い例えば網状の
フィルター部分には静電気を帯電させていて、このフィ
ルター部分を通過する空気中からタバコの煙などの微粒
子をフィルター部分にチリやホコリともども捕集するよ
うにしている。
(2)に対して着脱・交換自在に取付けられており、そ
して、同吸気口(2)を占めて、空気の通過抵抗が小さ
く且つチリやホコリを捕集可能な目の粗い例えば網状の
フィルター部分には静電気を帯電させていて、このフィ
ルター部分を通過する空気中からタバコの煙などの微粒
子をフィルター部分にチリやホコリともども捕集するよ
うにしている。
オゾン発生器(5)は板状のセラミック製のもので、高
電圧を発生するトランス(12)と短絡して高電圧を印加
されて、吸気口(2)より吸引されてオゾン・悪臭成分
混合室(6)側に流通する空気に対してオゾンを発生す
る。このオゾンの発生量は、用途別に、空気中に含まれ
る悪臭成分を酸化せしめるのに必要な量よりも若干多め
に調整している。
電圧を発生するトランス(12)と短絡して高電圧を印加
されて、吸気口(2)より吸引されてオゾン・悪臭成分
混合室(6)側に流通する空気に対してオゾンを発生す
る。このオゾンの発生量は、用途別に、空気中に含まれ
る悪臭成分を酸化せしめるのに必要な量よりも若干多め
に調整している。
オゾン・悪臭成分混合室(6)は耐オゾン性を有する材
質のものたとえば塩化ビニール,ABS樹脂,ステンレス等
で形成しており、この混合室(6)内を空気が触媒層
(7)側に流通する過程で、空気中の悪臭成分がオゾン
と撹拌ファン(10)によって混合されるようにしてい
る。
質のものたとえば塩化ビニール,ABS樹脂,ステンレス等
で形成しており、この混合室(6)内を空気が触媒層
(7)側に流通する過程で、空気中の悪臭成分がオゾン
と撹拌ファン(10)によって混合されるようにしてい
る。
そして、オゾン・悪臭成分混合室(6)内の撹拌ファン
(10)は同混合室(6)における触媒層(7)に向けて
空気の流通断面積を拡大形成したアサガオ形の絞り口部
(6a)付近に設置されている。この撹拌ファン(10)は
モーターの駆動力或いは流通する空気により回転して、
触媒層(7)に向けて流通する空気を撹拌して、空気中
の未反応オゾンと悪臭成分との接触度合を高めて均一の
混合状態にすると共に同状態でアサガオ形の拡大通路部
に沿い展開して抵抗なく触媒層(7)に流通するように
している。
(10)は同混合室(6)における触媒層(7)に向けて
空気の流通断面積を拡大形成したアサガオ形の絞り口部
(6a)付近に設置されている。この撹拌ファン(10)は
モーターの駆動力或いは流通する空気により回転して、
触媒層(7)に向けて流通する空気を撹拌して、空気中
の未反応オゾンと悪臭成分との接触度合を高めて均一の
混合状態にすると共に同状態でアサガオ形の拡大通路部
に沿い展開して抵抗なく触媒層(7)に流通するように
している。
触媒層(7)は脱臭および未反応オゾンの分解作用に優
れる金属もしくは金属酸化物を担体に担持させた触媒で
形成していて、オゾン・悪臭成分混合室(6)から流通
してくる悪臭成分とオゾンを反応させて脱臭ならしめ且
つ未反応オゾンを分解する。この分解レベルは空気中に
含まれるオゾンがゼロ或いは10-6%程度以下になるよう
にするのが良く、不快感がなくて爽やかな感じをともな
い、屋内用にふさわしい。
れる金属もしくは金属酸化物を担体に担持させた触媒で
形成していて、オゾン・悪臭成分混合室(6)から流通
してくる悪臭成分とオゾンを反応させて脱臭ならしめ且
つ未反応オゾンを分解する。この分解レベルは空気中に
含まれるオゾンがゼロ或いは10-6%程度以下になるよう
にするのが良く、不快感がなくて爽やかな感じをともな
い、屋内用にふさわしい。
ファン(8)はモーター等の動力を有するモーター付フ
ァンであり、その吸気作用により空気を吸気口(2)か
ら吸引してオゾン発生器(5),オゾン・悪臭成分混合
室(6),触媒層(7)を経て排気口(3)側に流通さ
せて、同排気口(3)からは悪臭が脱臭されて且つ爽や
かな感じをともなう清浄化された空気を排出する。
ァンであり、その吸気作用により空気を吸気口(2)か
ら吸引してオゾン発生器(5),オゾン・悪臭成分混合
室(6),触媒層(7)を経て排気口(3)側に流通さ
せて、同排気口(3)からは悪臭が脱臭されて且つ爽や
かな感じをともなう清浄化された空気を排出する。
オゾンセンサー(11)は排気口(3)から送り出されよ
うとする脱臭ズミの空気中におけるオゾン濃度が規定値
を超えた場合にそのことを検知して、検知信号をコント
ロールボックス(14)に流し、同コントロールボックス
(14)はオゾンセンサー(11)からの検知信号を受ける
と、ファン(8)を減速制御すると共に、トランス(1
2)を通じてオゾン発生器(5)のオゾン発生量を減少
または停止制御するようにしている。
うとする脱臭ズミの空気中におけるオゾン濃度が規定値
を超えた場合にそのことを検知して、検知信号をコント
ロールボックス(14)に流し、同コントロールボックス
(14)はオゾンセンサー(11)からの検知信号を受ける
と、ファン(8)を減速制御すると共に、トランス(1
2)を通じてオゾン発生器(5)のオゾン発生量を減少
または停止制御するようにしている。
又、コントロールボックス(14)はオゾンセンサー(1
1)からの検知信号を受けると同時に警報要素(15)
を、同要素の警音器,警告灯が警報を発するように制御
し得るようにしている。
1)からの検知信号を受けると同時に警報要素(15)
を、同要素の警音器,警告灯が警報を発するように制御
し得るようにしている。
それにより、ファン(8),撹拌ファン(10)およびト
ランス(12)を起動させて、悪臭が脱臭されて、爽やか
な感じの空気を送り出している運転中に、オゾン・悪臭
成分混合室(6)或いは排気口(3)側におけるオゾン
濃度が規定値を超えた場合、吸入空気の湿度に影響され
ず、自動的にオゾン濃度を規定値内に調整することがで
き、さらに警報によって調整中であることを報知するこ
とができる。
ランス(12)を起動させて、悪臭が脱臭されて、爽やか
な感じの空気を送り出している運転中に、オゾン・悪臭
成分混合室(6)或いは排気口(3)側におけるオゾン
濃度が規定値を超えた場合、吸入空気の湿度に影響され
ず、自動的にオゾン濃度を規定値内に調整することがで
き、さらに警報によって調整中であることを報知するこ
とができる。
又、除塵フィルター(9)における空気の通過がスムー
ズで所望の脱臭能力(空気量)を有し、そして、脱臭空
気中からタバコの煙などの微粒子を静電気で引つけてフ
ィルター部分に吸着・捕集できて、悪臭そしてチリやホ
コリはもとより、タバコの煙などの微粒子まで除去され
たきれいな空気にすることができる。
ズで所望の脱臭能力(空気量)を有し、そして、脱臭空
気中からタバコの煙などの微粒子を静電気で引つけてフ
ィルター部分に吸着・捕集できて、悪臭そしてチリやホ
コリはもとより、タバコの煙などの微粒子まで除去され
たきれいな空気にすることができる。
又、タバコの煙などの微粒子を触媒層(7)までの吸着
側で捕集するため、同微粒子によって触媒層(7)の脱
臭および未反応オゾンの分解レベルが低下するようなこ
とがなく、触媒層(7)を本来の能力のものに継続して
保護できて、脱臭および未反応オゾンの分解能力が安定
している。
側で捕集するため、同微粒子によって触媒層(7)の脱
臭および未反応オゾンの分解レベルが低下するようなこ
とがなく、触媒層(7)を本来の能力のものに継続して
保護できて、脱臭および未反応オゾンの分解能力が安定
している。
空気中の悪臭成分とオゾンの接触度合を混合室内で撹拌
ファンによってあらかじめ均一な混合状態に高めること
ができて、触媒層における酸化効率を著しくレベルアッ
プすることができ、適正量のオゾンで脱臭効果が高く、
屋内の悪臭の脱臭に有益である。
ファンによってあらかじめ均一な混合状態に高めること
ができて、触媒層における酸化効率を著しくレベルアッ
プすることができ、適正量のオゾンで脱臭効果が高く、
屋内の悪臭の脱臭に有益である。
又、酸化効率が優れていることにより、オゾン発生器
(5)は大発生能力のものから適正量の発生能力を有す
る小能力のもので良く、又、触媒層(7)も未反応オゾ
ンが過剰でないから小能力の小形のもので良くなり、装
置全体の小形化,経済性に有益である。
(5)は大発生能力のものから適正量の発生能力を有す
る小能力のもので良く、又、触媒層(7)も未反応オゾ
ンが過剰でないから小能力の小形のもので良くなり、装
置全体の小形化,経済性に有益である。
又、ケース(1)および吸・排気口(2)(3)のフィ
ルター(13)がオゾン発生器(5)およびトランス(1
2)から発生するノイズを遮断し、そして、オゾン・悪
臭成分混合室(6)がオゾンに対して劣化することなく
耐久性に優れていて、室外さらに外部にオゾンが漏洩す
る危惧はなくなり、屋内で使用される本装置の安全性が
高い。
ルター(13)がオゾン発生器(5)およびトランス(1
2)から発生するノイズを遮断し、そして、オゾン・悪
臭成分混合室(6)がオゾンに対して劣化することなく
耐久性に優れていて、室外さらに外部にオゾンが漏洩す
る危惧はなくなり、屋内で使用される本装置の安全性が
高い。
(考案の効果) したがって、本考案によれば次の利点がある。
脱臭運転中に、オゾン発生器側に異常が起きたり、触
媒が劣化した緊急の場合、オゾン濃度が規定値を超える
と同時に、自動的にオゾン濃度を規定値内に調整でき
て、規定値を超えるオゾンの漏洩を防ぐことができる。
しかも、触媒は所定の金属もしくは金属酸化物を担体に
担持させたものであるため、湿度に影響されることな
く、オゾンを確実に分解できる。
媒が劣化した緊急の場合、オゾン濃度が規定値を超える
と同時に、自動的にオゾン濃度を規定値内に調整でき
て、規定値を超えるオゾンの漏洩を防ぐことができる。
しかも、触媒は所定の金属もしくは金属酸化物を担体に
担持させたものであるため、湿度に影響されることな
く、オゾンを確実に分解できる。
緊急の場合におけるオゾンの自動漏洩防止能力を有し
ていて、安全性に優れるものである。
ていて、安全性に優れるものである。
非常運転に切替わっていることを警報によって知るこ
とができ、オゾン発生器の異常、或いは触媒の劣化に迅
速に対応することができる。
とができ、オゾン発生器の異常、或いは触媒の劣化に迅
速に対応することができる。
第1図は本考案脱臭装置の一実施例を示す概略構成図で
ある。 図中 (1)はケース (2)は吸気口 (3)は排気口 (4)は空気流通路 (5)はオゾン発生器 (6)はオゾン・悪臭成分混合室 (7)は触媒層 (8)はファン (11)はオゾンセンサー (14)はコントロールボックス (15)は警報要素
ある。 図中 (1)はケース (2)は吸気口 (3)は排気口 (4)は空気流通路 (5)はオゾン発生器 (6)はオゾン・悪臭成分混合室 (7)は触媒層 (8)はファン (11)はオゾンセンサー (14)はコントロールボックス (15)は警報要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/74 53/86 B01D 53/36 H
Claims (2)
- 【請求項1】吸気口および排気口を有して、両口間に空
気流通路を形成したケースと、空気流通路中に吸気口側
から排気口側に順に設置されたオゾン発生器と、オゾン
・悪臭成分混合室と、脱臭および未反応オゾンの分解用
触媒層と、ファンを備えた脱臭装置において、前記分解
用触媒層における触媒が、マンガン,鉄,ニッケル,コ
バルト,銀,白金,パラジウム,ロジウム,クロム,モ
リブデン,鉛,タングステン,銅,バナジウムの単独又
は混合物を、アルミナ,シリカ,アルミナ−シリカ,ベ
ントナイト,珪藻土,シリコンカーバイド,チタニア,
ジルコニア,マグネシア,コーディライト,ムライト,
チタン−珪素,チタン−ジルコニア,チタン−珪素−ジ
ルコニアに担持したものからなり、空気流通路中のオゾ
ン・悪臭成分混合室から排気口までの間に同空気流通路
内のオゾン濃度が規定値を超えた時に検知信号を発する
オゾンセンサーを設け、このオゾンセンサーに同センサ
ーからの検知信号を受けるとファンを減速制御するコン
トロールボックスを短絡してなる脱臭装置。 - 【請求項2】コントロールボックスに警報要素を短絡し
てなる請求項1記載の脱臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988022874U JPH0730121Y2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988022874U JPH0730121Y2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 脱臭装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01128820U JPH01128820U (ja) | 1989-09-01 |
JPH0730121Y2 true JPH0730121Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31241378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988022874U Expired - Lifetime JPH0730121Y2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 脱臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730121Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4365131A1 (en) * | 2021-07-02 | 2024-05-08 | Niterra Co., Ltd. | Ozone generator |
JP7320047B2 (ja) * | 2021-07-20 | 2023-08-02 | 日本特殊陶業株式会社 | オゾン発生器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5360875A (en) * | 1976-11-12 | 1978-05-31 | Ono Gijiyutsu Kenkiyuushiyo Yu | Display installed draft |
JPS58112027A (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-04 | Mitsubishi Electric Corp | 脱臭装置 |
-
1988
- 1988-02-22 JP JP1988022874U patent/JPH0730121Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH01128820U (ja) | 1989-09-01 |
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