JP2003310723A - 空気浄化装置、および触媒 - Google Patents

空気浄化装置、および触媒

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JP2003310723A
JP2003310723A JP2002119548A JP2002119548A JP2003310723A JP 2003310723 A JP2003310723 A JP 2003310723A JP 2002119548 A JP2002119548 A JP 2002119548A JP 2002119548 A JP2002119548 A JP 2002119548A JP 2003310723 A JP2003310723 A JP 2003310723A
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air
oxide
duct
ultraviolet rays
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JP2002119548A
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Keiichiro Yoshida
恵一郎 吉田
Atsushi Ueda
厚 上田
Yusuke Yamada
裕介 山田
Tetsuhiko Kobayashi
哲彦 小林
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Denso Corp
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未分解のオゾンO3 の装置外への排出を防止
した空気清浄装置Aの提供。 【解決手段】 空気浄化装置Aは、下部12と上部14
とを壁15により区画した略S字状のダクト1内に、オ
ゾンランプ2と触媒3とを配設してなり、ダクト出口1
3近傍の上部14内に臨むランプ上部22に、200n
m以下の波長の紫外線をカットするサック23を被せ、
254nmの波長の紫外線をダクト出口13近傍のダク
ト1内に放射して未分解のオゾンO3 を分解(O3 →O
+O2 )し、ダクト出口13からの外部へのオゾンO3
流出を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気浄化装置、お
よびこの空気浄化装置に好適な触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、以下に示す空気浄化装置が知
られている。従来技術1の空気浄化装置は、紫外線照射
や放電により触媒を活性化させて、浄化対象空気中の悪
臭・有害ガスを分解・除去する。
【0003】従来技術2の空気浄化装置は、二酸化チタ
ンや酸化亜鉛等の光触媒に、波長が200nmを越える
紫外線を照射して空気浄化を行う。
【0004】従来技術3の空気浄化装置は、コロナ放電
や紫外線照射等で生じたオゾンと対象ガスとを触媒上で
結び付けて空気浄化を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の空
気浄化装置は、以下に示す課題を有する。 (従来技術1)触媒が劣化したり、触媒の容積が小さい
場合には、未分解のオゾンが装置から排出される。
【0006】(従来技術2)二酸化チタンや酸化亜鉛等
の光触媒は、オゾン分解能力が低いので、酸素分子解離
→オゾン生成、の反応を抑制する必要がある。このた
め、200nm以下の波長の紫外線をカットする必要が
あり、エネルギーの利用効率が悪い。 (従来技術3)オゾンの酸化力は、それほど強力でない
ので、対象ガスを充分に分解除去できない。
【0007】本発明の第1の目的は、未分解のオゾンの
装置外への排出を防止した空気浄化装置の提供にある。
【0008】本発明の第2の目的は、200nm以下の
波長の紫外線をカットする必要が無く、エネルギーの利
用効率が高い空気浄化装置の提供にある。
【0009】本発明の第3の目的は、紫外線照射下また
は放電下で、汚染物質の酸化分解能力に優れた空気浄化
装置の提供にある。
【0010】本発明の第4の目的は、紫外線照射下また
は放電下で、浄化対象空気中の汚染物質を強力に酸化分
解可能な触媒の提供にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】[請求項1について]光
源は、185nm以下の波長を含む紫外線を放射する。
その波長の紫外線の照射により、浄化対象空気中の酸素
分子が解離(O2 →2Oの反応)する。
【0012】触媒は、波長が185nm以下の紫外線の
照射を受けると活性化して、浄化対象空気中の対象ガス
分子と活性酸素との反応(X+O→XO)を促進させ
る。これにより、対象ガス分子が酸化して、二酸化炭素
や無害のガスになる。
【0013】空気浄化装置は、185nm以下の波長を
含む紫外線により酸素分子を解離させて活性酸素(=解
離酸素)を生成し、この活性酸素と対象ガス分子との反
応を触媒により促進させているので、強力に対象ガス分
子を酸化分解することができる。
【0014】また、波長が185nm以下の紫外線の照
射を受けると活性化する触媒を採用しているので、20
0nm以下の短い波長の紫外線も有効に利用できるので
エネルギーの利用効率が高い。
【0015】[請求項2について]気流発生手段は、ダ
クト入口からダクト出口に向かう気流をダクト内に発生
させる。触媒活性化手段は、放電や紫外線照射により、
ダクト内に配される触媒を励起させ、これにより、触媒
が活性化して汚染物質の分解を行う。
【0016】ダクト出口近傍に配置した光源は、254
nm前後の波長の紫外線をダクト内に放射する。これに
より、未分解のオゾンが、この波長の紫外線を吸収して
分解(O3 →O+O2 )され、未分解のオゾンの空気浄
化装置外への排出が防止できる。
【0017】[請求項3について]活性酸素生成手段が
紫外線照射や放電を行うので、O2 →O+OやO3 →O
2+Oの反応が起こり、エネルギーの高い活性酸素O
(=解離酸素、活性種)が生じる。空気流制御手段は、
触媒に浄化対象空気が触れる様に、浄化対象空気の流れ
を制御する。
【0018】活性酸素生成手段の近傍(下流側が好適)
に配される触媒上で、活性酸素Oと、浄化対象空気中の
対象ガス分子(汚染物質)とが結合し、酸化分解され
る。なお、対象ガス分子も、紫外線照射やコロナ放電に
よってエネルギーが与えられて反応し易い状態になって
いるので、より一層、分解が促進される。
【0019】[請求項4〜9について]以下に示す触媒
は、紫外線照射または放電によって活性酸素Oが生成さ
れる空間に配置することにより、浄化対象空気中の汚染
物質を強力に酸化分解可能である。 (1)マンガンの酸化物、鉄の酸化物、アルミニウムの
酸化物、およびマグネシウムの酸化物の一種類以上を、
混合または複合化した触媒。
【0020】(2)上記(1)の触媒に、コバルトの酸
化物、銅の酸化物、およびニッケルの酸化物の内、一種
類以上を混合または複合化した触媒。 (3)上記(2)の触媒に、ジルコニウムの酸化物、亜
鉛の酸化物、セリウムの酸化物、カルシウムの酸化物、
リチウムの酸化物内、一種類以上を混合または複合化し
た触媒。
【0021】(4)上記(1)乃至(3)の何れかの触
媒をセピオライトに担持させた触媒。 (5)上記(1)乃至(4)の何れかの触媒に白金超微
粒子を混合させた触媒。 (6)上記(1)乃至(5)の何れかの触媒を担持体に
担持させた触媒。
【0022】[請求項10について]請求項1乃至請求
項3の何れかの空気浄化装置の触媒に、セピオライト、
または上記(1)乃至(6)の何れかの触媒を用いる
と、浄化対象空気中の汚染物質を強力に酸化分解するこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の第1実施例(請
求項2、4、9、10に対応)に係る空気浄化装置Aを
図1に基づいて説明する。
【0024】空気浄化装置Aは、ダクト1内に、オゾン
ランプ2(触媒活性化手段)と、図示しない送風機と、
触媒3とを配設してなる。略S字状を呈するダクト1
は、ダクト入口11を有する下部12と、ダクト出口1
3を有する上部14とを壁15により区画している。
【0025】紫外線を放射(主に185nmと254n
m)するオゾンランプ2は壁15を上下に貫いて設置さ
れ、波長200nm以下の紫外線が透過可能な石英を管
材に用いている。これにより、下部12内に臨むランプ
下部21から紫外線が放射され、下部12のダクト1内
にオゾンO3 が発生する。
【0026】ダクト出口13近傍の上部14内に臨むラ
ンプ上部22には、200nm以下の波長の紫外線をカ
ットするサック23が被せられている。これにより、2
54nmの波長の紫外線が、ダクト出口13近傍のダク
ト1内に放射される。
【0027】ダクト1の上部14に達した未分解のオゾ
ンO3 は、波長254nmの紫外線を吸収すると分解
(O3 →O+O2 )する。活性酸素Oは活性が高いの
で、触媒3で分解されなかった悪臭ガスやVOC成分を
酸化分解する。なお、悪臭ガスやVOC成分(揮発性有
機化合物)の分解に使われなかった活性酸素Oは酸素分
子に戻る(O+O→O2 )。
【0028】送風機(気流発生手段)は、下部12のダ
クト入口11近傍に配置され、ダクト入口11からダク
ト出口13に向かう気流10をダクト1内に発生させ
る。触媒3は、ランプ下部21後方の下部12を塞ぐ直
方体形状である。そして、紫外線を受けると励起して活
性化し、悪臭ガスやVOC成分を酸化分解する。本実施
例では、触媒3は、所定割合の、鉄、マンガン、および
アルミニウムの各酸化物を複合化したものを担持体(直
方体形状)に担持させたものである。
【0029】本実施例の空気浄化装置Aは、以下の利点
を有する。ダクト出口13近傍の上部14内に臨むラン
プ上部22に、200nm以下の波長の紫外線をカット
するサック23を被せているので、254nmの波長の
紫外線が、ダクト出口13近傍のダクト1内に放射され
る。これにより、未分解のオゾンO3 が分解(O3 →O
+O2 )され、ダクト出口13からの外部へのオゾンO
3 の放出が防止できる。
【0030】また、未分解のオゾンO3 を分解するため
の紫外線照射ランプを別途、設ける必要がないので、占
有スペースが小さくて済むとともに、そのランプの部品
代が不要である。
【0031】つぎに、本発明の第2実施例(請求項2、
4、5、9、10に対応)に係る空気浄化装置Bを図2
に基づいて説明する。
【0032】空気浄化装置Bは、ダクト1内に、オゾン
ランプ2(触媒活性化手段)と、図示しない送風機と、
触媒3とを配設してなる。ダクト1は、大径の円筒体で
あり、下方開口がダクト入口11となり、上方開口がダ
クト出口13となっている。
【0033】ダクト1の中心に遊嵌される触媒3は、ダ
クト1の長さの略半分の長さを有し、軸方向に軸孔31
を有する厚肉円筒体である。なお、触媒3の末端(図示
上端)は、邪魔板30によって塞がれている。この触媒
3は、紫外線を受けると励起して活性化し、悪臭ガスや
VOC成分を酸化分解する。
【0034】本実施例では触媒3に、下記に示す触媒α
と触媒βとを所定割合に複合した触媒を、担持体(軸孔
31付きの厚肉円筒体)に担持させたものである。 ・所定割合の、鉄およびマンガンの各酸化物を複合化し
た触媒α。 ・所定割合の、コバルト、銅、およびニッケルの各酸化
物を複合化した触媒β。
【0035】邪魔板30を貫通するオゾンランプ2(触
媒活性化手段)は、触媒3の軸孔31中心に遊嵌され、
軸孔31の内壁面方向に紫外線を放射(主に185nm
と254nm)する。このオゾンランプ2は、波長20
0nm以下の紫外線が透過可能な石英を管材に用いてい
る。これにより、触媒3内に臨むランプ下部から185
nmの波長の紫外線が放射され、軸孔31内にオゾンO
3 が発生する。
【0036】ランプ上部には、200nm以下の波長の
紫外線をカットするサック23が被せられている。これ
により、254nmの波長の紫外線が、ダクト出口13
近傍のダクト1内に放射される。
【0037】ダクト1の上部14に達した未分解のオゾ
ンO3 は、波長254nmの紫外線を吸収すると分解
(O3 →O+O2 )する。活性酸素Oは活性が高いの
で、触媒3で分解されなかった悪臭ガスやVOC成分を
酸化分解する。なお、悪臭ガスやVOC成分の分解に使
われなかった活性酸素Oは酸素分子に戻る(O+O→O
2 )。
【0038】送風機(気流発生手段)は、ダクト入口1
1に配置され、ダクト入口11からダクト出口13に向
かう気流10をダクト1内に発生させる。
【0039】本実施例の空気浄化装置Bは、以下の利点
を有する。ダクト出口13近傍に位置するランプ上部
に、200nm以下の波長の紫外線をカットするサック
23を被せているので、254nmの波長の紫外線が、
ダクト出口13近傍のダクト1内に放射される。これに
より、未分解のオゾンO3 が分解(O3 →O+O2 )さ
れ、ダクト出口13からの外部へのオゾンO3 の放出が
防止できる。
【0040】また、未分解のオゾンO3 を分解するため
の紫外線照射ランプを別途、設ける必要がないので、占
有スペースが小さくて済むとともに、そのランプの部品
代が不要である。ダクト1の形状が円筒体であるので構
造が簡単である。
【0041】つぎに、本発明の第3実施例(請求項2、
4、5、6、9、10に対応)に係る空気浄化装置Cを
図3に基づいて説明する。
【0042】空気浄化装置Cは、ダクト1内に、触媒ユ
ニット20と、殺菌ランプ24(光源)と、図示しない
送風機とを配設してなる。ダクト1は、図示左方開口が
ダクト入口11となっており、図示右側開口がダクト出
口13となっている。
【0043】触媒ユニット20は、上流側にオゾンラン
プ2が配され、下流側に触媒3が配されている。オゾン
ランプ2(触媒活性化手段)は、触媒3の図示左面方向
に紫外線を放射(主に185nmと254nm)する。
【0044】このオゾンランプ2は、波長200nm以
下の紫外線が透過可能な石英を管材に用いている。これ
により、触媒ユニット20内にオゾンO3 が発生する。
触媒3は、直方体形状であり、紫外線を受けると励起し
て活性化し、悪臭ガスやVOC成分を酸化分解する。
【0045】本実施例では触媒3に、下記に示す触媒α
と触媒βと触媒γとを所定割合に混合した触媒を、担持
体(直方体形状)に担持させたものである。 ・所定割合の、鉄およびマンガンの各酸化物を複合化し
た触媒α。 ・所定割合の、コバルト、銅、およびニッケルの各酸化
物を複合化した触媒β。 ・所定割合の、二酸化チタン、および亜鉛の各酸化物を
複合化した触媒γ。
【0046】送風機(気流発生手段)は、ダクト入口1
1近傍に配置され、ダクト入口11からダクト出口13
に向かう気流10をダクト1内に発生させる。殺菌ラン
プ24は、ダクト出口13の近傍に配され、254nm
の波長の紫外線をダクト1内に放射する。
【0047】触媒ユニット20からダクト1内に出た未
分解のオゾンO3 は、波長254nmの紫外線を吸収す
ると分解(O3 →O+O2 )する。活性酸素Oは活性が
高いので、触媒3で分解されなかった悪臭ガスやVOC
成分を酸化分解する。なお、悪臭ガスやVOC成分の分
解に使われなかった活性酸素Oは酸素分子に戻る(O+
O→O2 )。
【0048】本実施例の空気浄化装置Cは、以下の利点
を有する。ダクト出口13の近傍に殺菌ランプ24を配
し、254nmの波長の紫外線をダクト出口13近傍の
ダクト1内に放射している。このため、未分解のオゾン
3 が分解(O3 →O+O2 )され、ダクト出口13か
らの外部へのオゾンO3 の放出が防止できる。
【0049】つぎに、本発明の第4実施例(請求項1、
4、5、6、9、10に対応)に係る空気浄化装置Dを
図4〜図8に基づいて説明する。空気浄化装置Dは、紫
外線ランプ25の近傍に触媒3を配置してなる。また、
図示しない送風機により、気流10が図示方向に流れて
いる。
【0050】紫外線ランプ25は、管材に石英を用い、
触媒3方向に紫外線(主に185nmと254nm)を
放射する。
【0051】触媒3は、直方体形状であり、紫外線を受
けると励起して活性化し、悪臭ガスやVOC成分を酸化
分解する。
【0052】本実施例では触媒3は、下記に示す各触媒
を、担持体(直方体形状)に所定割合に混合して担持さ
せたものである。 ・所定割合の、鉄、マンガン、コバルト、銅、アルミニ
ウム、およびニッケルの各酸化物を複合した触媒。 ・二酸化チタン。 ・酸化亜鉛。
【0053】紫外線や触媒3により、対象ガス分子X
が、酸化・無害化する原理を以下に示す(図5〜図8参
照)。 185nm以下の波長の紫外線により、O2 →2Oの
反応が起きる。分解対象の対象ガス分子Xと活性酸素O
とが触媒表面に近づくと、X+O→XOの反応が起き、
対象ガス分子Xは酸化され、CO2 、H2 O、或いは無
害のガスになる(図5参照)。
【0054】O+O2 +M→O3 +M (M;空気分
子)の反応によりオゾンO3 が発生する。オゾンO3
触媒表面で、O3 →O2 +Oの反応を起こし、活性酸素
Oが発生する。この活性酸素Oにより、対象ガス分子X
は酸化され、CO2 、H2 O、或いは無害のガスになる
(図6参照)。
【0055】紫外線ランプ25から照射される254
nm前後の波長の紫外線により、オゾンO3 が分解(O
3 →O2 +O)され、活性酸素Oが発生する。この活性
酸素Oにより、触媒3から離れた場所にある対象ガス分
子Xも酸化され、CO2 、H2 O、或いは無害のガスに
なる(図7参照)。
【0056】紫外線ランプ25から照射される254
nm〜388nm前後の紫外線により、二酸化チタンや
酸化亜鉛が活性化し、水分子H2 Oからヒドロキシラジ
カルHOを生成する。これにより、浄化対象空気が浄化
される(図8参照)。
【0057】本実施例の空気浄化装置Dは、以下の利点
を有する。空気浄化装置Dは、上記の作用に示す様
に、185nm以下の波長を含む紫外線により酸素分子
を解離させて活性酸素O(=解離酸素)を生成し、この
活性酸素Oと対象ガス分子Xとを触媒3により反応させ
ているので、強力に対象ガス分子Xを酸化分解すること
ができる。また、波長が185nm以下の紫外線の照射
を受けると活性化する触媒3を採用しているため、20
0nm以下の短い波長の紫外線も有効に利用できるので
エネルギーの利用効率が高い。
【0058】紫外線が直接、当たらない触媒3の裏面で
も、の作用に示す原理により、対象ガス分子Xが酸化
分解される。254nm前後の波長の紫外線の照射によ
り発生する活性酸素Oも、の作用に示す原理により、
対象ガス分子Xの酸化分解に寄与する。二酸化チタンお
よび酸化亜鉛を混合しているので、の作用に示す原理
により、254nm〜388nm前後の紫外線により触
媒3が活性化し、ヒドロキシラジカルによる対象ガス分
子Xの酸化分解も可能である。
【0059】つぎに、本発明の第5実施例(請求項3、
4、5、6、7、9、10に対応)に係る空気浄化装置
Eを図9に基づいて説明する。空気浄化装置Eは、紫外
線ランプ25(活性酸素生成手段)と、触媒3、32
と、図示しない送風機(空気流制御手段)とを備える。
【0060】紫外線ランプ25は、185nm〜380
nmの波長の紫外線を放射する光源である。触媒32
は、光触媒である二酸化チタン(TiO2 )を、ハニカ
ム状に成形した担持体に担持させたものである。この触
媒32は、紫外線ランプ25の上流側に配置される。こ
の触媒32に、380nm前後の波長の紫外線が当たる
と、ヒドロキシラジカルOHや活性酸素Oが生成され、
対象ガス分子Xの酸化分解を行う。
【0061】触媒3(Mn- Co- Zr酸化物/セピオ
ライト)は、所定割合の、マンガン、コバルト、ジルコ
ニウムの各酸化物を複合化した触媒を、セピオライトを
ハニカム状に成形した担持体に担持させたものである。
この触媒3は、紫外線ランプ25の下流側に配置され
る。
【0062】185nm以下の波長の紫外線の照射によ
り活性酸素Oが発生(O2 →2O)し、分解対象の対象
ガス分子Xと活性酸素Oとが励起状態の触媒3に近づく
と、対象ガス分子Xが酸化され(X+O→XO)、CO
2 、H2 O、或いは無害のガスになる。
【0063】本実施例の空気浄化装置Eは、以下の利点
を有する。空気浄化装置Eは、触媒3を紫外線ランプ2
5の下流側に配しているので、触媒32側で分解しきれ
なかった対象ガス分子Xが触媒3側で酸化分解されるの
で空気浄化能力が高い。なお、触媒32側で生成されて
使われなかった活性酸素Oは、触媒3側で対象ガス分子
Xの酸化分解に利用される。
【0064】つぎに、本発明の第6実施例(請求項3、
4、5、7、9、10に対応)に係る空気浄化装置Fを
図10に基づいて説明する。空気浄化装置Fは、触媒3
と、紫外線ランプ25(活性酸素生成手段)と、図示し
ない送風機(空気流制御手段)とを備える。
【0065】触媒3(Mn- Co- Mg酸化物/セピオ
ライト)は、所定割合の、マンガン、コバルト、マグネ
シウムの各酸化物を複合化した触媒を、多数の通気穴を
有する厚肉円筒状の担持体(セピオライト製)に担持さ
せたものである。
【0066】送風機は、軸孔33の一端側と他端側とに
配され、軸孔33内に空気を吸引する。これにより、浄
化対象空気中の対象ガス分子Xは、軸孔33内に流入す
る。
【0067】紫外線ランプ25は、185nm〜380
nmの波長の紫外線を放射する光源であり、触媒3の軸
孔33内に配される。この紫外線照射により、活性酸素
O、オゾンO3 、およびヒドロキシラジカルOH等が軸
孔33内で生成され、対象ガス分子Xが酸化分解され
る。浄化された空気は、気流10に乗って触媒3の通気
穴から流出する。
【0068】本実施例の空気浄化装置Fは、以下の利点
を有する。送風機により軸孔33内に吸引された浄化対
象空気は、全て触媒3の通気穴を通って流出する。この
ため、活性酸素O、オゾンO3 、およびヒドロキシラジ
カルOH等による対象ガス分子Xの酸化分解を効率良く
行える。
【0069】つぎに、本発明の第7実施例(請求項3、
4、5、9、10に対応)に係る空気浄化装置Gを図1
1に基づいて説明する。空気浄化装置Gは、触媒3と、
図示しない送風機(空気流制御手段)と、紫外線ランプ
25(活性酸素生成手段)とを備える。
【0070】触媒3(Mn- Co- Mg酸化物/珪酸ア
ルミニウム)は、所定割合の、マンガン、コバルト、お
よびマグネシウムの各酸化物を複合化した触媒を、珪酸
アルミニウムを網状に成形した担持体に担持させたもの
である。この触媒3は、等角度でリング34、35に固
定され、図示しない回転駆動機構により矢印方向に回転
する。
【0071】送風機は、紫外線ランプ25の一端側と他
端側とに配され、浄化部36内に空気を吸引する。紫外
線ランプ25は、185nm〜380nmの波長の紫外
線を放射する光源であり、触媒3の浄化部36内に配さ
れる。この紫外線照射により、活性酸素O、オゾン
3 、およびヒドロキシラジカルOH等が浄化部36内
で生成される。対象ガス分子Xは、気流10に乗って触
媒3の網目を通過し、浄化される。
【0072】本実施例の空気浄化装置Gは、以下の利点
を有する。網状の触媒3が回転し、浄化部36内の空気
が遠心力で流出する構成であるので、浄化対象空気が触
媒3に激しく接触して対象ガス分子Xが酸化分解する。
このため、高い浄化能力が得られる。
【0073】つぎに、本発明の第8実施例(請求項3、
4、5、6、9、10に対応)に係る空気浄化装置Hを
図12に基づいて説明する。空気浄化装置Hは、放電電
極41、42(活性酸素生成手段)と、触媒3と、図示
しない送風機(空気流制御手段)とを備える。
【0074】放電電極41、42は、放電電極41、4
2間に放電40を起こすための電極であり、高電圧が引
加される。触媒3(Mn- Co- Li酸化物/セピオラ
イト)は、所定割合の、マンガン、コバルト、リチウム
の各酸化物を複合化した触媒を、セピオライトを多数の
通通気孔を有する板状に成形した担持体に担持させたも
のである。放電により、活性酸素O、オゾンO3 、およ
びヒドロキシラジカルOH等が生成され、対象ガス分子
Xは、触媒3により浄化される。
【0075】送風機は、放電電極41側に配され、空気
を吸引するので、放電電極41から放電電極42へ気流
10が流れる。
【0076】本実施例の空気浄化装置Hは、以下の利点
を有する。放電電極41、42間に触媒3を配置してい
るので、浄化対象空気の対象ガス分子Xが効率良く酸化
分解される。
【0077】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.触媒3は、例えば、図13に記載したものが使用で
き、図15の試験装置でアセトアルデヒドを流して測定
した各1パス除去率を図13に示す。触媒無し(紫外線
放射のみ)で10%程度。セピオライトハニカム(単
体)で18%程度。セピオライトハニカムに酸化マグネ
シウムを担持させたものでは27%程度。マンガン酸化
物とコバルト酸化物を複合化したものでは50%程度。
マンガン酸化物とニッケルの酸化物を複合化したもので
は58%程度。その他のもので、60%〜67%程度。
【0078】図14に示す白抜の棒グラフは、放電管を
作動させず、放電管の紫外線照射で発生する濃度のオゾ
ンO3 をアセトアルデヒドとに混合して流し、オゾン脱
臭触媒として作動させた場合の1パス除去率である。図
14に示すメッシュ付の棒グラフは、放電管を作動さ
せ、アセトアルデヒドを流した場合の1パス除去率であ
る。両者の差が、触媒3が活性酸素Oを有効利用して対
象ガス分子Xを分解している証拠である。
【0079】b.オゾンランプの照射場所や放電下で
は、O3 →O+O2 の反応が活発に起きるので、その上
流側にオゾナイザを配置し、対象ガスの濃度が高くなっ
た場合にオゾナイザを作動させる様にしても良い。これ
により、触媒3付近の活性酸素Oの濃度を高くでき、浄
化力が向上する。
【0080】c.触媒3に混合させる白金超微粒子は、
直径10nm以下、好ましくは、2nm〜6nmのもの
が好適である(請求項8に対応)。d.所定割合の、
鉄、マンガンの各酸化物に対して、銀、コバルト、銅、
アルミニウム、ニッケル、チタン、の各酸化物を所定割
合、混合または複合して触媒にしても良い。
【0081】e.放電電極41、42に引加する高電圧
は、直流以外に、パルス(正、負)、交流、脈流等であ
っても良い。 f.担持体は、通気性があれば、ハニカム以外に、ウー
ル、不織布、織布等であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る空気浄化装置の構造
を示す説明図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る空気浄化装置の構造
を示す説明図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る空気浄化装置の構造
を示す説明図である。
【図4】本発明の第4実施例に係る空気浄化装置の構造
を示す説明図である。
【図5】185nm以下の波長の紫外線により、対象ガ
ス分子Xが、酸化・無害化する原理を示す説明図であ
る。
【図6】オゾンO3 により、対象ガス分子Xが、酸化・
無害化する原理を示す説明図である。
【図7】254nm前後の波長の紫外線により、オゾン
3 が活性酸素Oに分解され、その活性酸素Oにより、
対象ガス分子Xが、酸化・無害化する原理を示す説明図
である。
【図8】254nm〜388nmの波長の紫外線により
生成されるヒドロキシラジカルOHにより、対象ガス分
子Xが、酸化・無害化する原理を示す説明図である。
【図9】本発明の第5実施例に係る空気浄化装置の構造
を示す説明図である。
【図10】本発明の第6実施例に係る空気浄化装置の構
造を示す説明図である。
【図11】本発明の第7実施例に係る空気浄化装置の構
造を示す説明図である。
【図12】本発明の第8実施例に係る空気浄化装置の構
造を示す説明図である。
【図13】試験装置で測定した、各触媒毎の各1パス除
去率を示すグラフである。
【図14】試験装置で測定した、各触媒毎の各1パス除
去率(オゾン混合下、紫外線照射)を示すグラフであ
る。
【図15】試験装置の構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ダクト 2 オゾンランプ(触媒活性化手段) 3 触媒 10 気流 11 ダクト入口 13 ダクト出口 24 殺菌ランプ(光源) 25 紫外線ランプ(活性酸素生成手段) 41、42 放電電極(活性酸素生成手段) A、B、C、D、E、F、G 空気浄化装置
フロントページの続き (72)発明者 上田 厚 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 独立行 政法人産業技術総合研究所 関西センター 内 (72)発明者 山田 裕介 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 独立行 政法人産業技術総合研究所 関西センター 内 (72)発明者 小林 哲彦 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 独立行 政法人産業技術総合研究所 関西センター 内 Fターム(参考) 4C080 AA07 AA10 BB02 CC01 HH05 JJ04 KK08 LL10 MM02 MM03 NN30 QQ17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浄化対象空気中の酸素分子を解離させる
    185nm以下の波長を含む紫外線を放射する光源の近
    傍に、その波長の紫外線の照射を受けると活性化して対
    象ガス分子と活性酸素との反応を促進させる触媒を配置
    した空気浄化装置。
  2. 【請求項2】 ダクト入口からダクト出口に向かう気流
    をダクト内に発生させる気流発生手段と、 ダクト内に配され、活性化により汚染物質の分解を行う
    触媒と、 放電や紫外線照射により前記触媒を励起させる触媒活性
    化手段とを備える空気浄化装置において、 254nm前後の波長の紫外線を放射する光源をダクト
    出口近傍に配置したことを特徴とする空気浄化装置。
  3. 【請求項3】 紫外線照射や放電により活性酸素を生成
    する活性酸素生成手段と、 該活性酸素生成手段の近傍に配され、前記活性酸素によ
    り浄化対象空気中の汚染物質の酸化分解を行う触媒と、 前記浄化対象空気を前記触媒に触れさせるように制御す
    る空気流制御手段とを備える空気浄化装置。
  4. 【請求項4】 マンガンの酸化物、鉄の酸化物、アルミ
    ニウムの酸化物、およびマグネシウムの酸化物の一種類
    以上を、混合または複合化した触媒。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の触媒に、コバルトの酸
    化物、銅の酸化物、およびニッケルの酸化物の内、一種
    類以上を混合または複合化した触媒。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の触媒に、ジルコニウム
    の酸化物、亜鉛の酸化物、セリウムの酸化物、カルシウ
    ムの酸化物、およびリチウムの酸化物の内、一種類以上
    を混合または複合化した触媒。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至請求項6の何れかに記載の
    触媒をセピオライトに担持させた触媒。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至請求項7の何れかに記載の
    触媒に白金超微粒子を混合させた触媒。
  9. 【請求項9】 請求項4乃至請求項8の何れかに記載の
    触媒を担持体に担持させた触媒。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載
    の空気浄化装置の触媒に、セピオライト、または請求項
    4乃至請求項9の何れかに記載の触媒を用いたことを特
    徴とする空気浄化装置。
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