JPH062353A - トイレツトにおける消臭方法 - Google Patents
トイレツトにおける消臭方法Info
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- JPH062353A JPH062353A JP3724693A JP3724693A JPH062353A JP H062353 A JPH062353 A JP H062353A JP 3724693 A JP3724693 A JP 3724693A JP 3724693 A JP3724693 A JP 3724693A JP H062353 A JPH062353 A JP H062353A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】本発明はトイレツト便座が降位の和式また洋座
のいずれにも簡易に添架できる専用装置を用い発生臭気
成分の効率的消去および浮遊を含む漏臭気の同時的希釈
化方法を提供する。 【構成】和式便座Ｕ側壁に沿う外周に添架した気流幕台
座Ｉ上に足踏し、もしくはＵ型洋座位置で固設する台座
のうえに腰をおろすことにより装置の感圧センサＳ１，
Ｓ２が検知し電気出力が作動した際、合目的に計算した
一定量、速度の空気流および適当濃度の拡散性オゾン流
の合流を生じさせ、その合流が装置のチユーヴIIIを介
し台座の吐出口から吸込口、消臭吸着室の各々を通過循
環する。この場合に次の作用を反復させている。イ、便
座空間で制限的圧力と量の気流幕が発生しており ロ、
発生臭気はほゞ遮断されて ハ、オゾン流が残漏臭気空
間を希釈している。
のいずれにも簡易に添架できる専用装置を用い発生臭気
成分の効率的消去および浮遊を含む漏臭気の同時的希釈
化方法を提供する。 【構成】和式便座Ｕ側壁に沿う外周に添架した気流幕台
座Ｉ上に足踏し、もしくはＵ型洋座位置で固設する台座
のうえに腰をおろすことにより装置の感圧センサＳ１，
Ｓ２が検知し電気出力が作動した際、合目的に計算した
一定量、速度の空気流および適当濃度の拡散性オゾン流
の合流を生じさせ、その合流が装置のチユーヴIIIを介
し台座の吐出口から吸込口、消臭吸着室の各々を通過循
環する。この場合に次の作用を反復させている。イ、便
座空間で制限的圧力と量の気流幕が発生しており ロ、
発生臭気はほゞ遮断されて ハ、オゾン流が残漏臭気空
間を希釈している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願発明は専ら和・洋トイレツト
ゾーンにおける強制循環の消臭ないし直接的エアー浄化
を行う空気力学利用の手段に係る。
ゾーンにおける強制循環の消臭ないし直接的エアー浄化
を行う空気力学利用の手段に係る。
【０００２】
【従来の技術】トイレツト内発生臭気の除去手段には従
前から各様のもの、簡単に述べれば好香の添加や水洗流
に散らす洗浄剤さらに近時は活性炭の箱を吊下げる。一
方で特定触媒を作用さすオゾン発生方式など各様の仕方
が市場に出回っているものゝ今日なお決め手を欠く。洋
式便座だけを対象として発生臭気を、水タンク付近で取
付けた排気管とダクトにより機械的に封じ込む公知手段
は実効上注目に値いするけれども和式に適用できずまた
工事が厄介で周囲の美感を損ねている。
前から各様のもの、簡単に述べれば好香の添加や水洗流
に散らす洗浄剤さらに近時は活性炭の箱を吊下げる。一
方で特定触媒を作用さすオゾン発生方式など各様の仕方
が市場に出回っているものゝ今日なお決め手を欠く。洋
式便座だけを対象として発生臭気を、水タンク付近で取
付けた排気管とダクトにより機械的に封じ込む公知手段
は実効上注目に値いするけれども和式に適用できずまた
工事が厄介で周囲の美感を損ねている。
【０００３】前記した背景を裏づける社会の要請は重要
課題である。環境庁は先に生活環境の不快臭対策上、全
国モニター調査（平成３年１２月実施）を集計したが
自宅で感ずる一位がトイレツト内 屋外では公衆トイ
レツト、バキユームカーが一位を示し二位の生ゴミ臭を
こえている。
課題である。環境庁は先に生活環境の不快臭対策上、全
国モニター調査（平成３年１２月実施）を集計したが
自宅で感ずる一位がトイレツト内 屋外では公衆トイ
レツト、バキユームカーが一位を示し二位の生ゴミ臭を
こえている。
【０００４】
【問題を解決するための手段】本願発明は公共の場のト
イレツト施設または業務用・住居用のトイレツト室を使
用中、生ずる臭気成分を、簡易構成の専用装置により水
タンクの有無とは係りなく効率的に遮断循環かつ、その
成分を著効に吸着し加えて、浮遊臭気を希釈し迅速に消
臭して浄化空間を形成させる専用手段（用途発明）に係
る。元来、使用時の発生臭気成分はアンモニア、硫化水
素を主とし他の含有ガスは硫黄系メチルメルカプタン
［ＭＭ］とされるので本発明の構成上、公知吸着剤の選
択は後記のとおりその効能を細心に分析し実施例では特
定産物の炭系２種類（図２のＭ１Ｍ２）を２室に直列収
納して直結した交換自由のカートリツジ室７を装置内
（後記する電気系統室ＩＩ）に設けた。室７は▲ろ▼過
気流の抵抗による消耗、移動や室材質の質量変化に伴う
流溝の起きないよう構成される。
イレツト施設または業務用・住居用のトイレツト室を使
用中、生ずる臭気成分を、簡易構成の専用装置により水
タンクの有無とは係りなく効率的に遮断循環かつ、その
成分を著効に吸着し加えて、浮遊臭気を希釈し迅速に消
臭して浄化空間を形成させる専用手段（用途発明）に係
る。元来、使用時の発生臭気成分はアンモニア、硫化水
素を主とし他の含有ガスは硫黄系メチルメルカプタン
［ＭＭ］とされるので本発明の構成上、公知吸着剤の選
択は後記のとおりその効能を細心に分析し実施例では特
定産物の炭系２種類（図２のＭ１Ｍ２）を２室に直列収
納して直結した交換自由のカートリツジ室７を装置内
（後記する電気系統室ＩＩ）に設けた。室７は▲ろ▼過
気流の抵抗による消耗、移動や室材質の質量変化に伴う
流溝の起きないよう構成される。
【０００５】以下に本発明の方法実施上、不可欠の空気
流循環装置（図１）および作用を構成した閉鎖的回収パ
ターン（図２）に従い説明する。装置（図１）は気流幕
台座Ｉ、電気系統室ＩＩこのＩ、ＩＩを気密に結ぶ任意
長の循環チユーヴＩＩＩから成る。既存の和・洋便座部
分をはずし取り替える新架の台座Ｉは、既存汎用のサイ
ズ（受け座台）と適合するよう形状構成したので和式で
は、Ｉ′状のＵ型（図１）となりＩ′を便座外側面に沿
い使用者が足踏みできるよう一体成形の支持枠４（図１
のＩ″）と共に簡単に添架する。和式の支持枠４は使用
者重量に耐え、かつ床面清掃上支障のない構造である。
和式台座Ｉ′の側面３は後述作用（気流幕空間を負圧に
形成）のため、台座後方に向け傾斜させて成る。なお前
記の側面３は洋座の３（腰かけ用偏平枠）の側面部分に
当たる。次に台座Ｉ、Ｉ′の１は、後記の装置ＩＩで発
生させた清浄空気流（図２の矢印方向流）の吐出口、同
２はその吸込口であつて１、２空間において後記する気
流幕を生じさせている。台座の５′６′は循環チユーヴ
ＩＩＩの吐出管５および吸込管６の夫々端末口を示しチ
ユーヴ端の１２、１２は着脱環である。Ｓ１Ｓ２は感圧
ないし赤外線検知のセンサ位置を示している。
流循環装置（図１）および作用を構成した閉鎖的回収パ
ターン（図２）に従い説明する。装置（図１）は気流幕
台座Ｉ、電気系統室ＩＩこのＩ、ＩＩを気密に結ぶ任意
長の循環チユーヴＩＩＩから成る。既存の和・洋便座部
分をはずし取り替える新架の台座Ｉは、既存汎用のサイ
ズ（受け座台）と適合するよう形状構成したので和式で
は、Ｉ′状のＵ型（図１）となりＩ′を便座外側面に沿
い使用者が足踏みできるよう一体成形の支持枠４（図１
のＩ″）と共に簡単に添架する。和式の支持枠４は使用
者重量に耐え、かつ床面清掃上支障のない構造である。
和式台座Ｉ′の側面３は後述作用（気流幕空間を負圧に
形成）のため、台座後方に向け傾斜させて成る。なお前
記の側面３は洋座の３（腰かけ用偏平枠）の側面部分に
当たる。次に台座Ｉ、Ｉ′の１は、後記の装置ＩＩで発
生させた清浄空気流（図２の矢印方向流）の吐出口、同
２はその吸込口であつて１、２空間において後記する気
流幕を生じさせている。台座の５′６′は循環チユーヴ
ＩＩＩの吐出管５および吸込管６の夫々端末口を示しチ
ユーヴ端の１２、１２は着脱環である。Ｓ１Ｓ２は感圧
ないし赤外線検知のセンサ位置を示している。
【０００６】装置ＩＩの電気系室に関し該室は前記台座
の至近場所へ手軽に据置できるほか屋内が狭小のとき温
風調節だけを室内操作できる戸外型としてもよい。図２
から明かの如く装置ＩＩは既述の消臭吸着室７のほか以
下の要部を内蔵して成る。送風吐出フアン、吸込供給フ
アン（８ ８′） 電気系制御室（９） 温風熱源（１
０） 冷・温調節スイツチ（１０′図１） 循環チユー
ヴからの吸込ダクト（１１） オゾン発生機構（１３）
交流電源（１４） その他（手下げ、１５）
の至近場所へ手軽に据置できるほか屋内が狭小のとき温
風調節だけを室内操作できる戸外型としてもよい。図２
から明かの如く装置ＩＩは既述の消臭吸着室７のほか以
下の要部を内蔵して成る。送風吐出フアン、吸込供給フ
アン（８ ８′） 電気系制御室（９） 温風熱源（１
０） 冷・温調節スイツチ（１０′図１） 循環チユー
ヴからの吸込ダクト（１１） オゾン発生機構（１３）
交流電源（１４） その他（手下げ、１５）
【０００７】さて既述の消臭吸着剤Ｍ１Ｍ２（室７）に
関し簡単に述べる。本発明においては最近その著効が確
認された脱硫石炭灰の粒子Ｍ１［北海道電力（株）］と
広葉樹の高純度炭素粒Ｍ２［北海道夕張市の松材原料］
を採用した。Ｍ１は、とりわけし尿アンモニアの吸着力
に勝れ、Ｍ２は炭素成分Ｃ＝７５．９％で広不純成分の
浄化に有効である。これらはいずれも活性炭の属性を有
するから微粒メツシユ（ｍｅｓｈ）にして高多孔性かつ
内部に１０−８ないし１０−１０ｍ［１０ｎｍ〜１Å］
の無数のミクロ孔を保つので１０−８ｍ（１０ｎｍ）以
下の微穴に向け臭気成分や微量有機物の低分子成分を拡
散吸着させる。本願発明においては今日なお需用の高い
和式便器のシエアーを考慮し和・洋ともに高度酸素のオ
ゾン流（空間の−イオン化、分解力）を合併作用（後
記）させている。
関し簡単に述べる。本発明においては最近その著効が確
認された脱硫石炭灰の粒子Ｍ１［北海道電力（株）］と
広葉樹の高純度炭素粒Ｍ２［北海道夕張市の松材原料］
を採用した。Ｍ１は、とりわけし尿アンモニアの吸着力
に勝れ、Ｍ２は炭素成分Ｃ＝７５．９％で広不純成分の
浄化に有効である。これらはいずれも活性炭の属性を有
するから微粒メツシユ（ｍｅｓｈ）にして高多孔性かつ
内部に１０−８ないし１０−１０ｍ［１０ｎｍ〜１Å］
の無数のミクロ孔を保つので１０−８ｍ（１０ｎｍ）以
下の微穴に向け臭気成分や微量有機物の低分子成分を拡
散吸着させる。本願発明においては今日なお需用の高い
和式便器のシエアーを考慮し和・洋ともに高度酸素のオ
ゾン流（空間の−イオン化、分解力）を合併作用（後
記）させている。
【０００８】前記した詰かえ式吸着剤に代え高コストで
あっても長期に能力保持（吸着力の自己再生機能）でき
る次の公知部材を選択し室７で着装させてもよく、かよ
うにした室７を具備する装置ＩＩの構成思想であつても
本願に属するものである。代替部材……吸着作用のアス
コルビン酸錯体を架けた軽石状多孔の鉄粉固め板材。
あっても長期に能力保持（吸着力の自己再生機能）でき
る次の公知部材を選択し室７で着装させてもよく、かよ
うにした室７を具備する装置ＩＩの構成思想であつても
本願に属するものである。代替部材……吸着作用のアス
コルビン酸錯体を架けた軽石状多孔の鉄粉固め板材。
【０００９】
【作用】上述した専用装置Ｉ ＩＩ ＩＩＩを用いトイ
レツト使用中、台座空間１、２に臭気遮断の気流幕を生
ぜしめ該気流を合目的に循環さすべく図２の作用パター
ンにおいて以下の空気力学上条件を設定した。すなわ
ち、 イ）吸込面積２＝（Ｗｌ１×タテ幅）＞吐出面積１．の
関係とした。Ｗｌ１は吸込口のヨコ幅である。吐出流の
左右ａ２・ａ２は、ほゞ角度１０°開いて到達（２）す
るからである。 ロ）吐出風量Ｑｏ＜吸込風量Ｑｌ、および吐出速度Ｖｏ
＞吸込速度Ｖｌの関係とした。到達（２）するＶｌを大
としないで吐出流ａ１・ａ２の乱流（移動）を回避し
た。侵入風や側面風は無視してよい。
レツト使用中、台座空間１、２に臭気遮断の気流幕を生
ぜしめ該気流を合目的に循環さすべく図２の作用パター
ンにおいて以下の空気力学上条件を設定した。すなわ
ち、 イ）吸込面積２＝（Ｗｌ１×タテ幅）＞吐出面積１．の
関係とした。Ｗｌ１は吸込口のヨコ幅である。吐出流の
左右ａ２・ａ２は、ほゞ角度１０°開いて到達（２）す
るからである。 ロ）吐出風量Ｑｏ＜吸込風量Ｑｌ、および吐出速度Ｖｏ
＞吸込速度Ｖｌの関係とした。到達（２）するＶｌを大
としないで吐出流ａ１・ａ２の乱流（移動）を回避し
た。侵入風や側面風は無視してよい。
【００１０】前記設定下の次の所要値は慣用式から入手
した。 ［１］吐出量Ｑｏ 吐出平均速度Ｖｏ 実施経験から吸込フアンの最大風量を１０ｍ３／ｍｉ
ｎ．として吐出フアン能力のほゞ１０倍大に設定したと
ころ気流幕の空間気圧は負値（洋座）を示しエアーの拡
散前（臭気成分の浮遊前）臭気エアーの大部分は閉鎖さ
れる。
した。 ［１］吐出量Ｑｏ 吐出平均速度Ｖｏ 実施経験から吸込フアンの最大風量を１０ｍ３／ｍｉ
ｎ．として吐出フアン能力のほゞ１０倍大に設定したと
ころ気流幕の空間気圧は負値（洋座）を示しエアーの拡
散前（臭気成分の浮遊前）臭気エアーの大部分は閉鎖さ
れる。
【００１１】［２］吸込量Ｑｌ 吸込平均速度Ｖｌ
【００１２】［３］吸込面積２での風の展開角度を慣用
の１０°とすると、 吸込口での展開幅＝Ｗｏ１＋２・ｔａｎ１０°×ｌ
の１０°とすると、 吸込口での展開幅＝Ｗｏ１＋２・ｔａｎ１０°×ｌ
【００１３】［４］装置ＩＩの温風発生量 公知式ｑ＝Ｑｏ・ｒ・Ｃｐ・Δｔから Ｋｃａｌ／ｈｒ
を調節自在に得る。ここに、ｒ＝空気比重ｋｇ／ｍ３
ｃｐ比熱≒０．２４ Ｋｃａｌ／Ｃ°・ｋｇ Δｔ
＝設定温度差３９℃とした。
を調節自在に得る。ここに、ｒ＝空気比重ｋｇ／ｍ３
ｃｐ比熱≒０．２４ Ｋｃａｌ／Ｃ°・ｋｇ Δｔ
＝設定温度差３９℃とした。
【００１４】［５］オゾン発生機構１３のＯ３流 前述作用と重ねて、なおも残留ないし残漏中の含有臭気
エアーに作用するオゾン流は少くとも以下設定値および
その２０％増を上限値としたい。オゾンＯ３発生量＝３
０〜５０ｍｇ／ｈｒ、風量＝０．０５ｐｐｍ×Ｑｏ「Ｑ
ｏ＝２．４ｍ３／ｍｉｎ．］，Ｏ３濃度＝０．１ｐｐｍ
以下（０．０５ｐｐｍ），ＤＣ電圧→１５Ｖｏｌｔ 設定値は一般基準（空気清浄ポケツトブツク）に照らし
本発明目的に沿う好ましい範囲値とした。和式台座構造
と、その台座空間の負圧変化を考慮すると図１のＩ″台
座には上限値となるよう装置調整してよい。
エアーに作用するオゾン流は少くとも以下設定値および
その２０％増を上限値としたい。オゾンＯ３発生量＝３
０〜５０ｍｇ／ｈｒ、風量＝０．０５ｐｐｍ×Ｑｏ「Ｑ
ｏ＝２．４ｍ３／ｍｉｎ．］，Ｏ３濃度＝０．１ｐｐｍ
以下（０．０５ｐｐｍ），ＤＣ電圧→１５Ｖｏｌｔ 設定値は一般基準（空気清浄ポケツトブツク）に照らし
本発明目的に沿う好ましい範囲値とした。和式台座構造
と、その台座空間の負圧変化を考慮すると図１のＩ″台
座には上限値となるよう装置調整してよい。
【００１５】
【実施例】このように構成した上述方法発明の実施例を
取付と始動において説明する。 ｉ）最初に洋座について述べる…従来便座に代え装置Ｉ
の台座を便座位置（非図示）で取り付け、近くに（もし
くは室外に）装置ＩＩを置き交流電源１４を入れた。着
脱自由の循環チユーヴＩＩＩの長は任意に調節できる。
取付と始動において説明する。 ｉ）最初に洋座について述べる…従来便座に代え装置Ｉ
の台座を便座位置（非図示）で取り付け、近くに（もし
くは室外に）装置ＩＩを置き交流電源１４を入れた。着
脱自由の循環チユーヴＩＩＩの長は任意に調節できる。
【００１６】装置ＩＩのフアンは吐出、吸込の双方を
軽量、低騒音のＡＣ軸流方式として吐出フアン８を、最
大風量 ２．７ｍ３／ｍｉｎ． 騒音６８ｄＢに。一方
の吸込フアン８′の最大風量＝１０ｍ３／ｍｉｎ．とし
て後者（吸込）能力を大幅に高値とした（けだし既述し
た負圧空間の形成および消臭吸着室７などにおける諸抵
抗を考慮）。腰を台座におろせば公知の感知センサによ
り電気出力が始動するので気流幕の温度調節（スイツチ
１０′）だけをした。立ち去つたあと装置ＩＩは自動停
止した。１０′スイツチだけを室内で操作し装置ＩＩを
戸外に置いてもよい。
軽量、低騒音のＡＣ軸流方式として吐出フアン８を、最
大風量 ２．７ｍ３／ｍｉｎ． 騒音６８ｄＢに。一方
の吸込フアン８′の最大風量＝１０ｍ３／ｍｉｎ．とし
て後者（吸込）能力を大幅に高値とした（けだし既述し
た負圧空間の形成および消臭吸着室７などにおける諸抵
抗を考慮）。腰を台座におろせば公知の感知センサによ
り電気出力が始動するので気流幕の温度調節（スイツチ
１０′）だけをした。立ち去つたあと装置ＩＩは自動停
止した。１０′スイツチだけを室内で操作し装置ＩＩを
戸外に置いてもよい。
【００１７】台座の吐出口１と吸込口２の面積差を、 吐出面積 ２５０ｍ／ｍ×３０ｍ／ｍ＝７５０ｃｍ
２（２６％Ｒａｔｉｏ） 吸込面積 ２９０ 〃 ×３５ 〃 ＝１，０１５ｃｍ
２（７４％ 〃） 前記の差率関係とした。 気流幕の空間（台座１と２間）距離ｌ＝２７０ｍ／ｍ
とした。 吐出口風速Ｖｏと風量Ｑｏの実数 既述の経験則から Ｖｏ＝５．３ｍ／ｓｅｃ． Ｑｏ＝
２．４ｍ３／ｍｉｎ． 吸込口の平均風速Ｖｌと風量Ｑｌの実数 慣用式から Ｖｌ＝３．２ｍ／ｓｅｃ． Ｑｌ＝３．９
７ｍ３／ｍｉｎ．すなわちＶｌ＜Ｖｏ ただしＱｌ＞Ｑ
ｏとした。小なる到達速度、大なる到達量（適当量）と
したので直後臭気の回収が著効、かつ使用ペーパーの沈
み具合いも不自然とならなかつた。 吸込口２での展開幅、展開角度 展開角度＝ｔａｎ１０°とした。実施では展開幅＝０．
１２ｍとなる オゾン流…風量の設定値＝［０．０５ｐｐｍ×２．
４］ｍ３／ｍｉｎ． 気流の温化源…公知式から最大２，５６０Ｋｃａｌ／
ｈｒとした。
２（２６％Ｒａｔｉｏ） 吸込面積 ２９０ 〃 ×３５ 〃 ＝１，０１５ｃｍ
２（７４％ 〃） 前記の差率関係とした。 気流幕の空間（台座１と２間）距離ｌ＝２７０ｍ／ｍ
とした。 吐出口風速Ｖｏと風量Ｑｏの実数 既述の経験則から Ｖｏ＝５．３ｍ／ｓｅｃ． Ｑｏ＝
２．４ｍ３／ｍｉｎ． 吸込口の平均風速Ｖｌと風量Ｑｌの実数 慣用式から Ｖｌ＝３．２ｍ／ｓｅｃ． Ｑｌ＝３．９
７ｍ３／ｍｉｎ．すなわちＶｌ＜Ｖｏ ただしＱｌ＞Ｑ
ｏとした。小なる到達速度、大なる到達量（適当量）と
したので直後臭気の回収が著効、かつ使用ペーパーの沈
み具合いも不自然とならなかつた。 吸込口２での展開幅、展開角度 展開角度＝ｔａｎ１０°とした。実施では展開幅＝０．
１２ｍとなる オゾン流…風量の設定値＝［０．０５ｐｐｍ×２．
４］ｍ３／ｍｉｎ． 気流の温化源…公知式から最大２，５６０Ｋｃａｌ／
ｈｒとした。
【００１８】ｉｉ）和式便座 台座空間気流圧を負に保持しえない構造のゆえに台座の
偏平枠３（図１〜Ｉ″）は後方上昇した傾斜構造に成形
した。また既述のオゾン流を作用させた。常時のオゾン作用 トイレツトの未使用時もオゾン機構１３が作動すること
が望ましい。図２のオゾン電源（ＤＣ）をＡＣに直結し
てもよい。
偏平枠３（図１〜Ｉ″）は後方上昇した傾斜構造に成形
した。また既述のオゾン流を作用させた。常時のオゾン作用 トイレツトの未使用時もオゾン機構１３が作動すること
が望ましい。図２のオゾン電源（ＤＣ）をＡＣに直結し
てもよい。
【００１９】ｉｉｉ）装置外観 かくの如く実施した本発明の台座Ｉの寸法は［横長５１
０×Ｕ幅３５０］ｍ／ｍまた支持枠４を含む台座厚４５
ｍ／ｍ以下とした。装置ＩＩの外観寸法をほゞ高さ２２
５・横１５６・奥行１２６ｍ／ｍの携帯式小トランクと
したので使用上の不便を来さなかつた。
０×Ｕ幅３５０］ｍ／ｍまた支持枠４を含む台座厚４５
ｍ／ｍ以下とした。装置ＩＩの外観寸法をほゞ高さ２２
５・横１５６・奥行１２６ｍ／ｍの携帯式小トランクと
したので使用上の不便を来さなかつた。
【００２０】
【本発明の効果】１）本願の用途発明に依ればいわば、
臭を起させない便座を提供しているのであり、和式、洋
式の区別なくトイレツト使用中の発生臭気成分を含むエ
アーは拡散直前、強制的に著効性吸着材により浄化され
て循環し、なおも残留中の前記エアーが、拡散性（−イ
オン化）の高いオゾン流により脱臭ないし浄化されるの
で即効かつ相対的に高度感応の清浄域を得る。 ２）本願の臭を起させない便座に依れば装置の取付コス
トが高価とならず、また他の既設便座への移設も容易で
ある。 ３）本願発明の発展性すなわち、台座の材質自体を本発
明以外の殺菌性質に仕上げると臭をアトに残さないばか
りかカバー不用で台座の清潔を保持しうる拡張思想を示
唆している。
臭を起させない便座を提供しているのであり、和式、洋
式の区別なくトイレツト使用中の発生臭気成分を含むエ
アーは拡散直前、強制的に著効性吸着材により浄化され
て循環し、なおも残留中の前記エアーが、拡散性（−イ
オン化）の高いオゾン流により脱臭ないし浄化されるの
で即効かつ相対的に高度感応の清浄域を得る。 ２）本願の臭を起させない便座に依れば装置の取付コス
トが高価とならず、また他の既設便座への移設も容易で
ある。 ３）本願発明の発展性すなわち、台座の材質自体を本発
明以外の殺菌性質に仕上げると臭をアトに残さないばか
りかカバー不用で台座の清潔を保持しうる拡張思想を示
唆している。
【図１】は本発明において用いる空気流循環装置、
【図２】は臭気成分の閉鎖的回収パターンである。
Ｉは装置の気流幕台座。 ＩＩは電気系統等の室であつて制御回路、複数フアン、
オゾン発生機構、消臭吸着剤の室などから成る。 ＩＩＩは装置間の空気流循環チユーウ １…台座の吐出口 ２…台座の吸込口 Ｓ１Ｓ２…台座の電気的センサ Ｗｏ１…吐出口の幅 Ｗｌ１…吸込口の幅 ａ１ａ２…気流幕方向 ７…剤Ｍ１Ｍ２の収納室 ８ ８′…吐出と吸込夫々フアン ９…電気制御室 １３…Ｏ３発生機構 Ｖｏ…吐出口速度平均 Ｑｏ…同上空気流の量 Ｖｌ…吸込口到達速度平均 Ｑｌ…同上到達風量
オゾン発生機構、消臭吸着剤の室などから成る。 ＩＩＩは装置間の空気流循環チユーウ １…台座の吐出口 ２…台座の吸込口 Ｓ１Ｓ２…台座の電気的センサ Ｗｏ１…吐出口の幅 Ｗｌ１…吸込口の幅 ａ１ａ２…気流幕方向 ７…剤Ｍ１Ｍ２の収納室 ８ ８′…吐出と吸込夫々フアン ９…電気制御室 １３…Ｏ３発生機構 Ｖｏ…吐出口速度平均 Ｑｏ…同上空気流の量 Ｖｌ…吸込口到達速度平均 Ｑｌ…同上到達風量
Claims (2)
- 【請求項１】 トイレツト使用中の消臭手段であって、
台座の清浄空気流吐出口と臭気成分含有エアーの吸込口
のあいだ空間に気流幕を生ぜしめる装置の複数フアンお
よび電気系制御室と消臭吸着剤のカートリツジ室を介し
前記気流幕空間のエアーを、チユーヴにより強制循環さ
せ、循環において前記吐出口の風量Ｑｏと風速Ｖｏを少
くとも Ｑｏ＝２．０〜３．０ｍ３／ｍｉｎ． Ｖｏ＝５．０
〜５．５ｍ／ｓｅｃ．を満たし、かつ以下の関係が成立
していることを特徴とする、 Ｖｌ＜Ｖｏ Ｑｏ＜Ｑｌ ここに吐出口平均風速Ｖｏ，吸込口の平均風速Ｖｌ 吐出口風量Ｑｏ 吸込口風量Ｑｌ トイレツトゾーン消臭方法。 - 【請求項２】 請求項１の吐出口からの空気流に拡散性
オゾン流を同時的に合流せしめ、その分解力をして浮遊
中の残漏ないし残留臭気を希釈ないし浄化する処理を作
用させたことを特徴とする請求項１記載のトイレツトゾ
ーン消臭方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3724693A JPH062353A (ja) | 1992-01-20 | 1993-01-18 | トイレツトにおける消臭方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-45025 | 1992-01-20 | ||
| JP4502592 | 1992-01-20 | ||
| JP3724693A JPH062353A (ja) | 1992-01-20 | 1993-01-18 | トイレツトにおける消臭方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062353A true JPH062353A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=26376373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3724693A Pending JPH062353A (ja) | 1992-01-20 | 1993-01-18 | トイレツトにおける消臭方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062353A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8196232B2 (en) * | 2004-04-26 | 2012-06-12 | Trivio Invest B.V. | Exhaust unit for a toilet bowl |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03290538A (ja) * | 1990-04-09 | 1991-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トイレ用脱臭装置 |
| JP3111682B2 (ja) * | 1992-09-16 | 2000-11-27 | 富士電機株式会社 | 固体高分子電解質型燃料電池システム |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP3724693A patent/JPH062353A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03290538A (ja) * | 1990-04-09 | 1991-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トイレ用脱臭装置 |
| JP3111682B2 (ja) * | 1992-09-16 | 2000-11-27 | 富士電機株式会社 | 固体高分子電解質型燃料電池システム |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8196232B2 (en) * | 2004-04-26 | 2012-06-12 | Trivio Invest B.V. | Exhaust unit for a toilet bowl |
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