JP2718280B2 - 脱臭装置およびその装置を用いた便座装置 - Google Patents
脱臭装置およびその装置を用いた便座装置Info
- Publication number
- JP2718280B2 JP2718280B2 JP5864991A JP5864991A JP2718280B2 JP 2718280 B2 JP2718280 B2 JP 2718280B2 JP 5864991 A JP5864991 A JP 5864991A JP 5864991 A JP5864991 A JP 5864991A JP 2718280 B2 JP2718280 B2 JP 2718280B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet seat
- deodorizing
- cleaner
- toilet
- filter member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は硫化水素、アンモニア、
各種メルカブタン、アミン類等の悪臭成分を浄化する脱
臭装置およびその装置を用いた便座装置に関する。
各種メルカブタン、アミン類等の悪臭成分を浄化する脱
臭装置およびその装置を用いた便座装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年クリーン指向を反映して家庭用機器
に脱臭装置が導入されつつあり、その中で悪臭発生源で
あるトイレに脱臭装置を搭載した便器が設置されるよう
になってきている。
に脱臭装置が導入されつつあり、その中で悪臭発生源で
あるトイレに脱臭装置を搭載した便器が設置されるよう
になってきている。
【０００３】この種の脱臭機能付き便器は、たとえば実
開昭６３−１４６７２号公報によって開示されたものが
ある。その構成を図５および図６にもとづいて説明す
る。
開昭６３−１４６７２号公報によって開示されたものが
ある。その構成を図５および図６にもとづいて説明す
る。
【０００４】図５において１は脱臭装置であり便器２の
内部後方あるいは側方に開口する吸入口３と、トイレ内
に臨む排出口４を有するダクト５の内部にファンモータ
からなる送風機６および悪臭成分を浄化するための活性
炭からなる脱臭体７が設けられている。
内部後方あるいは側方に開口する吸入口３と、トイレ内
に臨む排出口４を有するダクト５の内部にファンモータ
からなる送風機６および悪臭成分を浄化するための活性
炭からなる脱臭体７が設けられている。
【０００５】上記構成において人が用便のため着座する
と送風機６が回転し、吸入口３から排出口４にいたる空
気流が発生し、排便時の悪臭成分を含んだ空気は吸入口
３から吸入され、脱臭体７を通過するときに悪臭成分が
吸着浄化されて排出口４からトイレ内に排出されて脱臭
が行われる構成となっている。
と送風機６が回転し、吸入口３から排出口４にいたる空
気流が発生し、排便時の悪臭成分を含んだ空気は吸入口
３から吸入され、脱臭体７を通過するときに悪臭成分が
吸着浄化されて排出口４からトイレ内に排出されて脱臭
が行われる構成となっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の脱臭
装置１では、人が用便時に着座したとき、便器２内に充
満した臭気を送風機６によって吸引し、脱臭体７を通過
させることによって悪臭成分を吸着して脱臭する構成で
あり、下着等の着衣に付着した微細な繊維、あるいはト
イレットペーパーに含まれる繊維状の粉塵が臭気成分と
ともに吸引され、脱臭体７にいたることとなる。
装置１では、人が用便時に着座したとき、便器２内に充
満した臭気を送風機６によって吸引し、脱臭体７を通過
させることによって悪臭成分を吸着して脱臭する構成で
あり、下着等の着衣に付着した微細な繊維、あるいはト
イレットペーパーに含まれる繊維状の粉塵が臭気成分と
ともに吸引され、脱臭体７にいたることとなる。
【０００７】一般的に、この種脱臭装置１に使用される
脱臭体７は圧力損失を低減するために図６に示すように
ハニカム状（蜂の巣状）に通風口８を成形したものが用
いられる。したがって上記繊維状の粉塵は脱臭体７の上
流側表面に捕捉されることとなり、長期使用すると脱臭
体７の上流側表面に堆積し、通風口８が目詰まりする。
この結果通過抵抗が増加することとなり、脱臭性能の低
下をきたすという課題があった。
脱臭体７は圧力損失を低減するために図６に示すように
ハニカム状（蜂の巣状）に通風口８を成形したものが用
いられる。したがって上記繊維状の粉塵は脱臭体７の上
流側表面に捕捉されることとなり、長期使用すると脱臭
体７の上流側表面に堆積し、通風口８が目詰まりする。
この結果通過抵抗が増加することとなり、脱臭性能の低
下をきたすという課題があった。
【０００８】本発明は上記課題を解決するものであり、
前記繊維状の粉塵が脱臭体の表面に堆積するのを防止す
ることにより、長期にわたって脱臭性能を持続できる脱
臭装置を提供することを第１の目的としている。
前記繊維状の粉塵が脱臭体の表面に堆積するのを防止す
ることにより、長期にわたって脱臭性能を持続できる脱
臭装置を提供することを第１の目的としている。
【０００９】第２の目的は上記脱臭装置において粉塵の
除去を効果的に行いうる便座装置を提供することにあ
る。
除去を効果的に行いうる便座装置を提供することにあ
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るため、本発明の脱臭装置は吸入口と排出口と送風機を
有するダクトと、このダクト内に配設され悪臭を浄化す
る脱臭体と、前記脱臭体の上流側に設けられ前記脱臭体
にいたる粉塵を捕捉するフィルター部材と、前記フィル
ター部材の表面に堆積した粉塵を除去するクリーナ部
材、および前記クリーナ部材を動作させる駆動手段とか
ら構成したものである。
るため、本発明の脱臭装置は吸入口と排出口と送風機を
有するダクトと、このダクト内に配設され悪臭を浄化す
る脱臭体と、前記脱臭体の上流側に設けられ前記脱臭体
にいたる粉塵を捕捉するフィルター部材と、前記フィル
ター部材の表面に堆積した粉塵を除去するクリーナ部
材、および前記クリーナ部材を動作させる駆動手段とか
ら構成したものである。
【００１１】また第２の目的を達成するために本発明の
便座装置は、便座および便座蓋と、吸入口と排出口と送
風機を有するダクトと、このダクト内に配設され悪臭を
浄化する脱臭体と、前記脱臭体の上流側に設けられ前記
脱臭体にいたる粉塵を捕捉するフィルター部材と、前記
フィルター部材の表面に堆積した粉塵を除去するクリー
ナ部材とからなり、前記便座および／あるいは便座蓋の
開閉動作と前記クリーナ部材の動作を連動させる連結部
材から構成したものである。
便座装置は、便座および便座蓋と、吸入口と排出口と送
風機を有するダクトと、このダクト内に配設され悪臭を
浄化する脱臭体と、前記脱臭体の上流側に設けられ前記
脱臭体にいたる粉塵を捕捉するフィルター部材と、前記
フィルター部材の表面に堆積した粉塵を除去するクリー
ナ部材とからなり、前記便座および／あるいは便座蓋の
開閉動作と前記クリーナ部材の動作を連動させる連結部
材から構成したものである。
【００１２】
【作用】本発明の脱臭装置は、上記構成において粉塵が
脱臭体に至る前にフィルター部材によって捕捉され、長
期使用によってフィルター部材表面に堆積した粉塵はク
リーナ部材によって除去される。したがって長期使用に
際しても、繊維状の粉塵が脱臭体の表面に堆積し、目詰
まりが発生するのを防止することができるものである。
脱臭体に至る前にフィルター部材によって捕捉され、長
期使用によってフィルター部材表面に堆積した粉塵はク
リーナ部材によって除去される。したがって長期使用に
際しても、繊維状の粉塵が脱臭体の表面に堆積し、目詰
まりが発生するのを防止することができるものである。
【００１３】また本発明の便座装置は、クリーナ部材の
動作を便座および／あるいは便座蓋の開閉動作と連動さ
せたものであり、男女の用便形態の違いなどから効果的
にクリーナ部材を駆動させることができるものである。
動作を便座および／あるいは便座蓋の開閉動作と連動さ
せたものであり、男女の用便形態の違いなどから効果的
にクリーナ部材を駆動させることができるものである。
【００１４】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面を参照して説
明する。
明する。
【００１５】図１および図２は本発明の一実施例を示
し、９は脱臭装置であり、吸入口１０と排出口１１を設
けたダクト１２の内部にはファンモータによって駆動さ
れる送風機１３および悪臭成分を物理吸着する、たとえ
ばゼオライト、活性炭などの吸着材から構成した脱臭体
１４が設けられており、この脱臭体１４はハニカム状に
成形されている。また吸入口１０の直後に設けられたフ
ィルター部材１５は用便時に吸引される下着などの着衣
およびトイレットペーパーに含有される繊維状の粉塵を
捕捉する。
し、９は脱臭装置であり、吸入口１０と排出口１１を設
けたダクト１２の内部にはファンモータによって駆動さ
れる送風機１３および悪臭成分を物理吸着する、たとえ
ばゼオライト、活性炭などの吸着材から構成した脱臭体
１４が設けられており、この脱臭体１４はハニカム状に
成形されている。また吸入口１０の直後に設けられたフ
ィルター部材１５は用便時に吸引される下着などの着衣
およびトイレットペーパーに含有される繊維状の粉塵を
捕捉する。
【００１６】図３および図４に示すようにクリーナ部材
１６はフィルター部材１５と一体的に設けられ、フィル
ター部材１５の入口側表面に堆積した前記粉塵を除去す
る構造となっている。ここで図４は図３のＡ−Ａ矢視断
面図を示す。同図においてフィルタ部材１５に堆積した
粉塵を除去するスライダ１７は、フィルター部材１５の
表面に接触して移動可能に構成されている。またスライ
ダ１７の動作を規制するガイド部材１８には、ガイド溝
１９が設けられ、スライダ１７がフィルター部材１５に
効果的に接触移動できるように構成されている。そして
スライダ１７を駆動する力を伝達するための連結部材２
０は、スライダ１７の両端に接続され、ローラー２１を
介して力が伝達される。弾性部材２２は前記スライダ１
７の駆動力に抗する方向に付勢している。
１６はフィルター部材１５と一体的に設けられ、フィル
ター部材１５の入口側表面に堆積した前記粉塵を除去す
る構造となっている。ここで図４は図３のＡ−Ａ矢視断
面図を示す。同図においてフィルタ部材１５に堆積した
粉塵を除去するスライダ１７は、フィルター部材１５の
表面に接触して移動可能に構成されている。またスライ
ダ１７の動作を規制するガイド部材１８には、ガイド溝
１９が設けられ、スライダ１７がフィルター部材１５に
効果的に接触移動できるように構成されている。そして
スライダ１７を駆動する力を伝達するための連結部材２
０は、スライダ１７の両端に接続され、ローラー２１を
介して力が伝達される。弾性部材２２は前記スライダ１
７の駆動力に抗する方向に付勢している。
【００１７】２３は脱臭装置９、便座２４および便座蓋
２５からなる便座装置であり、便座２４に固定されたヒ
ンジ２６を有し、ヒンジ２６にはガイドローラ２７を介
して連結部材２０の一端が接続されており、便座２４の
開閉に応じてスライダ１７が動作する。したがって本実
施例では便座２４、ヒンジ２６およびガイドローラ２７
からクリーナ部材１６の駆動手段２８が構成されること
となる。ここでスライダ１７は便座蓋２５の開閉動作に
連動させてもよく、さらに便座２４、便座蓋２５の両方
の開閉動作に連動させてもよい。また駆動手段２８はモ
ータ（図示せず）などの専用のアクチェータを設けて構
成してもよい。
２５からなる便座装置であり、便座２４に固定されたヒ
ンジ２６を有し、ヒンジ２６にはガイドローラ２７を介
して連結部材２０の一端が接続されており、便座２４の
開閉に応じてスライダ１７が動作する。したがって本実
施例では便座２４、ヒンジ２６およびガイドローラ２７
からクリーナ部材１６の駆動手段２８が構成されること
となる。ここでスライダ１７は便座蓋２５の開閉動作に
連動させてもよく、さらに便座２４、便座蓋２５の両方
の開閉動作に連動させてもよい。また駆動手段２８はモ
ータ（図示せず）などの専用のアクチェータを設けて構
成してもよい。
【００１８】上記構成において次に動作を説明する。図
１に示したように、排便時に便座２４に着座すると着座
スイッチ（図示せず）が閉成して送風機１３が動作し、
吸入口１０から排出口１１にいたるの空気の流れが発生
し、排便時の悪臭成分は吸入口１０から吸入され、ハニ
カム状に成形された脱臭体１４を通過することとなり、
物理吸着されて脱臭が行われる。浄化された空気は排出
口１１からトイレ内に送出される。このときの風量は
０.1m3／ｍｉｎ以上が必要であり、これ以下では能力不
足と感じる。
１に示したように、排便時に便座２４に着座すると着座
スイッチ（図示せず）が閉成して送風機１３が動作し、
吸入口１０から排出口１１にいたるの空気の流れが発生
し、排便時の悪臭成分は吸入口１０から吸入され、ハニ
カム状に成形された脱臭体１４を通過することとなり、
物理吸着されて脱臭が行われる。浄化された空気は排出
口１１からトイレ内に送出される。このときの風量は
０.1m3／ｍｉｎ以上が必要であり、これ以下では能力不
足と感じる。
【００１９】次にクリーナ部材１６の動作について説明
する。用便時には、下着などの着衣、およびトイレット
ペーパーに含有される繊維状の粉塵も悪臭成分とともに
吸引されるが、吸入口１０側に設けたフィルター部材１
５によって前記繊維状の粉塵が捕捉され、脱臭体１５に
は粉塵を含まない空気が通過することとなる。
する。用便時には、下着などの着衣、およびトイレット
ペーパーに含有される繊維状の粉塵も悪臭成分とともに
吸引されるが、吸入口１０側に設けたフィルター部材１
５によって前記繊維状の粉塵が捕捉され、脱臭体１５に
は粉塵を含まない空気が通過することとなる。
【００２０】これらの粉塵の一回使用あたりの発生量は
微量であるが、長期使用によって除々にフィルター部材
１５の吸入側表面に堆積してくる。本実施例では便座２
４を図１の状態から図２に示すように開状態とすると、
便座２４に固定されたヒンジ２６の一端に取り付けられ
た連結部材２０がガイドローラ２７を介してスライダ１
７を駆動させることとなり、図４に示すようにフィルタ
ー部材１５の表面に堆積した粉塵を離脱させ便器２の便
槽に落下させる。この粉塵は水洗時に下水として廃棄さ
れる。また用便形態によって便座２４を開状態から閉状
態に戻すと、弾性部材２２によって連結部材２０は適度
の張力を受けながら前記した方向に対して逆方向に動作
し、同様に堆積した粉塵が除去される。
微量であるが、長期使用によって除々にフィルター部材
１５の吸入側表面に堆積してくる。本実施例では便座２
４を図１の状態から図２に示すように開状態とすると、
便座２４に固定されたヒンジ２６の一端に取り付けられ
た連結部材２０がガイドローラ２７を介してスライダ１
７を駆動させることとなり、図４に示すようにフィルタ
ー部材１５の表面に堆積した粉塵を離脱させ便器２の便
槽に落下させる。この粉塵は水洗時に下水として廃棄さ
れる。また用便形態によって便座２４を開状態から閉状
態に戻すと、弾性部材２２によって連結部材２０は適度
の張力を受けながら前記した方向に対して逆方向に動作
し、同様に堆積した粉塵が除去される。
【００２１】便座２４の開閉は男子小用、女子小用など
の用便形態の違いによって一般家庭においては日常的に
繰り返されるものであり、さらに男性専用、女性専用の
トイレに設置された場合であっても便器２の洗浄のため
に１週間単位で開閉動作が行われるものと考えられる。
前記繊維状の粉塵が脱臭性能に影響をおよぼすにいたる
までの使用期間は、一般家庭において平均４人家族とす
ると約１〜２カ月であり、便座２４の開閉動作にクリー
ナ部材１６を連動させることによって十分なクリーナ機
能を果たすことが可能である。
の用便形態の違いによって一般家庭においては日常的に
繰り返されるものであり、さらに男性専用、女性専用の
トイレに設置された場合であっても便器２の洗浄のため
に１週間単位で開閉動作が行われるものと考えられる。
前記繊維状の粉塵が脱臭性能に影響をおよぼすにいたる
までの使用期間は、一般家庭において平均４人家族とす
ると約１〜２カ月であり、便座２４の開閉動作にクリー
ナ部材１６を連動させることによって十分なクリーナ機
能を果たすことが可能である。
【００２２】この結果、下着などの着衣、およびトイレ
ットペーパーに含有される繊維状の粉塵がフィルター部
材１５の表面に堆積することがない。したがってフィル
ター部材１５の目詰まりによる脱臭性能の低下を防止す
ることができ、長期間脱臭性能を維持することができる
とともにフィルター部材１５の清掃が不要になるという
効果がある。
ットペーパーに含有される繊維状の粉塵がフィルター部
材１５の表面に堆積することがない。したがってフィル
ター部材１５の目詰まりによる脱臭性能の低下を防止す
ることができ、長期間脱臭性能を維持することができる
とともにフィルター部材１５の清掃が不要になるという
効果がある。
【００２３】また本実施例ではクリーナ部材１６を便座
２４に連動させるため、クリーナ部材１６を駆動するた
めの専用のアクチェータが不要であり、構造の簡素化、
低コスト化が達成できる。
２４に連動させるため、クリーナ部材１６を駆動するた
めの専用のアクチェータが不要であり、構造の簡素化、
低コスト化が達成できる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、脱臭体の
上流側にフィルター部材を設けるとともに、このフィル
ター部材に堆積した粉塵を除去するクリーナ部材を設け
たものであるため、脱臭体、フィルター部材の目詰まり
による脱臭性能の低下を防止することができ、長期間脱
臭性能を維持することができるものである。またフィル
ター部材の清掃が不要となり、使い勝手が向上するとと
もにメインテナンスフリー化が達成できる。
上流側にフィルター部材を設けるとともに、このフィル
ター部材に堆積した粉塵を除去するクリーナ部材を設け
たものであるため、脱臭体、フィルター部材の目詰まり
による脱臭性能の低下を防止することができ、長期間脱
臭性能を維持することができるものである。またフィル
ター部材の清掃が不要となり、使い勝手が向上するとと
もにメインテナンスフリー化が達成できる。
【００２５】また本発明の便座装置は、前記クリーナ部
材の駆動を便座および／あるいは便座蓋の開閉動作に連
動させるものであるため、日常的にクリーナ動作を実現
することができるとともに、クリーナ部材を駆動するた
めの専用のアクチェータが不要であり、構造の簡素化、
低コスト化が達成できる。
材の駆動を便座および／あるいは便座蓋の開閉動作に連
動させるものであるため、日常的にクリーナ動作を実現
することができるとともに、クリーナ部材を駆動するた
めの専用のアクチェータが不要であり、構造の簡素化、
低コスト化が達成できる。
【図１】本発明の一実施例における便座装置の断面図
【図２】同、便座装置のクリーナ部材動作時の断面図
【図３】同、クリーナ部材の外観斜視図
【図４】同、クリーナ部材の部分拡大Ａ−Ａ断面図
【図５】従来の便座装置の断面図
【図６】同、脱臭体の外観斜視図
９ 脱臭装置 １０ 吸入口 １１ 排出口 １２ ダクト １３ 送風機 １４ 脱臭体 １５ フィルター部材 １６ クリーナ部材 １７ スライダ １８ ガイド部材 ２０ 連結部材 ２２ 弾性部材 ２３ 便座装置 ２４ 便座 ２５ 便座蓋 ２８ 駆動手段
Claims (3)
- 【請求項１】吸入口と排出口と送風機を有するダクト
と、このダクト内に配設された脱臭体と、前記脱臭体の
上流側に設けられたフィルター部材と、前記フィルター
部材の表面に堆積した粉塵を除去するクリーナ部材と、
前記クリーナ部材の駆動手段から構成した脱臭装置。 - 【請求項２】クリーナ部材はフィルタ部材に堆積した粉
塵を除去するスライダと、このスライダの動作を規制す
るガイド部材と、前記スライダを駆動する力を伝達する
連結部材と、前記スライダの駆動力に抗する方向に付勢
した弾性部材とから構成した請求項１記載の脱臭装置。 - 【請求項３】便座および便座蓋と、吸入口と排出口と送
風機を有するダクトと、このダクト内に配設された脱臭
体と、前記脱臭体の上流側に設けられたフィルター部材
と、前記フィルター部材の表面に堆積した粉塵を除去す
るクリーナ部材とからなり、前記便座および／あるいは
便座蓋の開閉動作と前記クリーナ部材の動作を連動させ
る連結部材を設けた便座装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5864991A JP2718280B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 脱臭装置およびその装置を用いた便座装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5864991A JP2718280B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 脱臭装置およびその装置を用いた便座装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04293829A JPH04293829A (ja) | 1992-10-19 |
| JP2718280B2 true JP2718280B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=13090432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5864991A Expired - Fee Related JP2718280B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 脱臭装置およびその装置を用いた便座装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2718280B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002213000A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トイレ洗浄装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2604183Y2 (ja) * | 1992-04-30 | 2000-04-17 | 東陶機器株式会社 | 脱臭機構 |
| GB0619358D0 (en) * | 2006-09-30 | 2006-11-08 | Aitchison Donald A | Improvements in or relating to toilets |
| JP6566378B2 (ja) * | 2015-02-20 | 2019-08-28 | Toto株式会社 | トイレ用脱臭装置 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP5864991A patent/JP2718280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002213000A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トイレ洗浄装置 |
| JP4534357B2 (ja) * | 2001-01-19 | 2010-09-01 | パナソニック株式会社 | トイレ洗浄装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04293829A (ja) | 1992-10-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100633355B1 (ko) | 진공 청소기 | |
| RU2361501C1 (ru) | Пылесос, содержащий устройство для создания ароматного запаха | |
| JP2718280B2 (ja) | 脱臭装置およびその装置を用いた便座装置 | |
| US6003157A (en) | Device for deodorizing air from a toilet | |
| JP2002128202A (ja) | 脱臭機付廃棄物容器 | |
| JP2936649B2 (ja) | 空気清浄器 | |
| JP2924210B2 (ja) | 脱臭装置 | |
| JP4660981B2 (ja) | 空気清浄機 | |
| JP3060596B2 (ja) | 脱臭装置 | |
| JP4534357B2 (ja) | トイレ洗浄装置 | |
| JPH03125732A (ja) | 脱臭装置 | |
| JPH10151097A (ja) | 空気清浄機能付き電気掃除機 | |
| JPH10121546A (ja) | 脱臭装置 | |
| JP5153852B2 (ja) | 電気掃除機 | |
| JP2548339B2 (ja) | 脱臭便器 | |
| JP2004113598A (ja) | 電気掃除機用脱臭アダプタ | |
| JP2822740B2 (ja) | 便座装置 | |
| JPH0539626A (ja) | 便器脱臭装置 | |
| JP4958681B2 (ja) | 電気掃除機 | |
| JPH03290537A (ja) | トイレ用脱臭装置 | |
| KR910000327Y1 (ko) | 공기 청정기의 방향제 향기 방출구 개폐 조절장치 | |
| JPH1156693A (ja) | 電気掃除機 | |
| JP4874182B2 (ja) | 電気掃除機 | |
| JP2021127621A (ja) | トイレ空間用脱臭装置 | |
| JPH06285144A (ja) | 脱臭装置およびその装置を用いた便座装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |