JP2002128202A - 脱臭機付廃棄物容器 - Google Patents

脱臭機付廃棄物容器

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JP2002128202A
JP2002128202A JP2000327362A JP2000327362A JP2002128202A JP 2002128202 A JP2002128202 A JP 2002128202A JP 2000327362 A JP2000327362 A JP 2000327362A JP 2000327362 A JP2000327362 A JP 2000327362A JP 2002128202 A JP2002128202 A JP 2002128202A
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waste
deodorizer
inlet
waste container
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Nobuyuki Maehashi
信之 前橋
Tomonori Tokumoto
智憲 徳本
Eriko Abe
エリ子 阿部
Kazuo Taguchi
一生 田口
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Toto Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/14Other constructional features; Accessories
    • B65F1/16Lids or covers
    • B65F1/1623Lids or covers with means for assisting the opening or closing thereof, e.g. springs
    • B65F1/163Pedal-operated lids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F7/00Cleaning or disinfecting devices combined with refuse receptacles or refuse vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F2210/00Equipment of refuse receptacles
    • B65F2210/137Fans

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の廃棄物容器を、臭気を発生する廃棄物
の収納に利用する場合においては、廃棄物が発生する臭
気が容器中に充満し、廃棄物を投入する為に投入口を押
し開いた際に容器外に漏洩し、利用者のみならず容器が
設置された空間をも不快にしていた。 【解決手段】 廃棄物容器401に、投入口402と廃
棄物収納部403とを隔絶する仕切部411と、投入口
402周辺の容器内部空間から吸入し、脱臭機能部40
6を通過させて容器外部に排気する脱臭機404とを設
けることによって、廃棄物投入口402からの臭気漏洩
を防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脱臭機を備えた廃棄
物容器に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の廃棄物容器の断面構造を
示した模式図である。廃棄物容器101は、開閉自在の
廃棄物投入口102を備え、廃棄物収納部(内部容器)
103に廃棄物を収納する構造を有していた。廃棄物投
入口102は、通常時は閉じており、利用者が廃棄物を
投入する際に廃棄物投入口102を押すことにより開放
する構造を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の廃棄物容器
101を、臭気を発生する廃棄物の収納に利用する場合
においては、利用者が廃棄物投入時に廃棄物投入口10
2を押し開くと、廃棄物収納部103に収納された廃棄
物より発生し、廃棄物容器101の内部空間に充満した
臭気が、廃棄物投入口102より漏洩し、利用者の不快
感を引き起こしていた。また、漏洩する臭気が強く、不
快である場合においては、利用者のみならず、廃棄物容
器101が設置された空間全体に臭気を拡散し、不快に
してしまう問題点を有していた。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、臭気を発生する廃棄物の
収納に適した、臭気漏洩の無い廃棄物容器を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するために請求項項1に記載の発明は、送風機
と脱臭機能部とを備えた脱臭機を、廃棄物容器に設け
た。
【0006】廃棄物容器に脱臭機を設けることによっ
て、廃棄物容器内部空間の空気を脱臭機の送風機によっ
て、脱臭機能部を通過させ、廃棄物容器の内部に充満し
た、廃棄物から発生した臭気を除去することが可能とな
り、利用者が廃棄物投入口を押し開いても廃棄物容器内
部の臭気が漏洩することを防止することが可能となる。
【0007】廃棄物容器に設けられた脱臭機の脱臭機能
部は、活性炭等の吸着剤、酸化マンガン等を含有する酸
化分解触媒、酸化チタン等と紫外線光源とを組み合わせ
た光触媒、脱臭剤、オゾン発生器、プラズマ発生器、
等、収納する廃棄物が発生する臭気の種類、濃度、脱臭
機能部のメンテナンス頻度等の制約によって選択するこ
とが可能である。
【0008】請求項項2に記載の発明は、廃棄物容器に
設けられた脱臭機の送風機によって、廃棄物容器内の廃
棄物投入口周辺の空気を、脱臭機能部を通過させ、廃棄
物容器に設けられた排気口から排出する構成を有する。
【0009】廃棄物容器に設けられた脱臭機の送風機に
よって、廃棄物容器内の臭気は脱臭機能部を通過するこ
とによって除去され、排気口から排出される。利用者
が、廃棄物投入口を押し開いた場合には、脱臭機の送風
機は、廃棄物容器内のみならず廃棄物投入口からも空気
を吸入するため、廃棄物投入口からの臭気の漏洩を防止
することが可能となる。
【0010】また、脱臭機の送風機によって吸入された
空気は、脱臭機能部を通過することによって臭気を除去
されて排出されるため、脱臭機からの排気による、廃棄
物容器が設置された空間への臭気の拡散をも防止するこ
とが可能となる。
【0011】本実施形態の脱臭機付廃棄物容器は臭気漏
洩防止のため気密的に構成されており、投入口が閉じた
状態で、脱臭機の送風機によって容器内部空気を排気す
る場合には、容器内部への空気供給経路が無いため、排
気流を形成できず容器内部の脱臭を行なうことが困難と
なる。
【0012】そこで、本実施形態の脱臭機付廃棄物容器
は、廃棄物容器内部が負圧となった場合に開放する吸入
口を有する構成とした。廃棄物容器内部が負圧となった
場合に開放する吸入口を設けることによって、投入口が
閉じた状態においても前記吸入口より吸気することが可
能となり、脱臭機の送風機による排気流を形成し、容器
内部の脱臭を行なうことが可能となる。
【0013】請求項項5に記載の発明は、複数の排気口
を有しており、設置の形態によって排気位置を選択する
ことが可能である。廃棄物容器の背面並びに一側面を設
置空間の壁面に接して設置する場合には、壁面と接する
側面とは反対側面の排気口から排気することが可能であ
り、様々な設置形態に対応することが可能となる。
【0014】本発明の脱臭機付廃棄物容器においては、
略長方体形状を有する容器の両側面に各々排気口を有す
ると共に、脱臭機を前記容器から別体的に取り外すこと
が可能な構成とした。前記容器の設置形態に応じて、排
気を行なうことが適切な側の排気口に対し、前記脱臭機
を接続することによって、排気位置を選択することが可
能であるが、脱臭機に予め複数の廃棄経路を設けてお
き、設置形態に適した排気経路を選択するなど、排気位
置を選択することが可能である構成であれば、他の構成
としても同様の効果が得られる。
【0015】更に、本発明の脱臭機付廃棄物容器の脱臭
機は、廃棄物投入口の開放により起動し、閉鎖によって
停止する構成を有する。廃棄物投入口の開閉と脱臭機動
作とを連携させることによって、不必要時の脱臭機作動
を防ぎ、省エネルギーを図ることが可能となる。
【0016】本発明の脱臭機付廃棄物容器においては、
廃棄物投入口に接点スイッチを設けることによって、投
入口の開閉を判断し、脱臭機の動作と連携させる構成を
有しているが、廃棄物投入口付近に設けた近接センサー
等によって利用者の廃棄物の投入動作を検知し脱臭機の
動作を行う構成、等、投入口の開閉を判断し脱臭機の動
作と連携させる構成であれば、他の構成としても同様の
効果が得られる。
【0017】また、廃棄物の発生する臭気の種類、濃
度、廃棄物投入の頻度、等により、廃棄物投入口が開放
している間のみの脱臭機動作によっては充分な脱臭効果
が得られない場合においては、廃棄物投入口を閉鎖した
後の一定時間、更に脱臭機を動作させる構成とした方
が、廃棄物投入口開放時の臭気漏洩防止に対し、より高
い効果を得ることが可能となる。
【0018】本発明の別の実施形態においては、廃棄物
投入口の開閉を足踏みペダルによって行う構成とし、前
記ペダルに2段階の踏み込み代を設け、1段階目の踏み
込みによって脱臭機が起動し、2段階目の踏み込みによ
って廃棄物投入口が開放し、踏み込みを止めると投入口
が閉鎖する構成を有する。
【0019】廃棄物投入口が開放する前に脱臭機を起動
することによって、容器内部の投入口周辺空間の脱臭を
開始した後に投入口を開放することが可能となり、廃棄
物投入口開放時の臭気漏洩防止に対し、より高い効果を
得ることが可能となる。
【0020】本発明の脱臭機付廃棄物容器においては、
廃棄物投入口の開閉用の足踏みペダルに2段階の踏み込
み代を設けることによって、廃棄物投入口開放前に脱臭
機を起動する構成としたが、2段階の操作代を有するレ
バーハンドルを設ける、近接センサー等によって利用者
の廃棄物投入動作を検知する、等、脱臭を開始した後に
投入口を開放する構成であれば、他の構成としても同様
の効果が得られる。
【0021】更に別の本発明の実施形態においては、脱
臭機付廃棄物容器の廃棄物投入口と廃棄物収納部との間
に開閉自在な仕切部を設け、前記容器の脱臭機は廃棄物
投入口と仕切部との間の空間を脱臭する構成とした。
【0022】廃棄物容器の廃棄物投入口と廃棄物収納部
との間に開閉自在な仕切部を設けることによって、廃棄
物容器内部は廃棄物収納部と、投入口と仕切部との間の
空間、とに2分される。廃棄物容器に臭気を発生する廃
棄物を収納した場合においては、廃棄物収納部には廃棄
物の臭気発生源から発生する臭気が充満し、投入口と仕
切部との間の空間には廃棄物投入時に開放した仕切部を
通じて、廃棄物収納部から漏洩した臭気が存在する。
【0023】脱臭機を廃棄物収納部に設けた場合におい
ては、脱臭機の動作によって収納部空間の臭気を除去し
ても、廃棄物の臭気発生源が残存していれば、臭気発生
源からの臭気の供給は継続する。この為、臭気発生源を
多量に含んだ廃棄物を収納した場合には、脱臭機能部へ
の処理負荷が高く、脱臭機の処理能力を増大させる、動
作時間を長く設定するなどの対策が必要となる。
【0024】一方、脱臭機を投入口と仕切部との間の空
間に設けた場合においては、前記空間には廃棄物投入時
に開放した仕切部を通じて廃棄物収納部から漏洩した臭
気のみが存在し、臭気発生源からも仕切部によって隔絶
されている為、脱臭機能部への処理負荷は低く、脱臭機
の処理能力をより小さく設計することが可能となり、長
寿命の脱臭機能部を有し、低コストで小型の、臭気発生
源を多量に含んだ廃棄物の収納に適した脱臭機付廃棄物
容器を提供することが可能となる。
【0025】更に別の本発明の実施形態においては、脱
臭機付廃棄物容器の廃棄物収納部に廃棄物取出し口を備
えると共に、容器に備えられた脱臭機は、容器に収納さ
れた廃棄物を取り出し口から排出する際には、廃棄物収
納部の脱臭を行う構成を有する。
【0026】容器に収納された廃棄物を取り出し口から
排出する際には、脱臭機が廃棄物収納部の脱臭を行う構
成とすることによって、廃棄物容器からの廃棄物取り出
し作業時における、容器が設置された空間への廃棄物か
らの臭気漏洩を低減することが可能となる。
【0027】本発明の利用方法として、使用済みのおむ
つを廃棄するための廃棄物容器を例示することができ
る。使用済みのおむつには糞便・尿が付着しており、糞
便からは硫化水素、メチルメルカプタン、尿の腐敗進行
によってアンモニア、トリメチルアミンなど、不快な臭
気物質が発生するが、本発明の脱臭機付廃棄物容器に収
納することによって、使用済みのおむつからの周辺空間
への臭気漏洩を防止することが可能となる。
【0028】また、使用済みのおむつを廃棄するための
廃棄物容器としての本発明の利用は、一般家庭における
幼児、老人の使用済みおむつの廃棄に留まらず、多量の
使用済みおむつが発生する、老人福祉施設、病院などに
おける使用済みおむつの廃棄、更には公共施設等に設置
された幼児のおむつ交換等に利用されるベビーベットと
組み合わせた利用方法、など多くの分野で可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付図面により詳細に説明する。
【0030】図1は本発明の一実施形態に係る脱臭機付
廃棄物容器の断面構造を示した模式図である。脱臭機付
廃棄物容器201は、廃棄物収納部(内部容器)20
3、開閉自在の廃棄物投入口202、並びに脱臭機20
4から構成される。また、脱臭機204は、送風機20
5、脱臭機能部206、吸気フィルター207から構成
される。
【0031】利用者は、廃棄物投入口202を押し開い
て廃棄物を容器中に投入し、廃棄物は廃棄物収納部20
3に収納される。収納された廃棄物から発生した臭気
は、容器内部に充満するが、容器内部の空気は脱臭機の
送風機205によって循環され、吸気フィルター207
を通過した後、脱臭機能部206を通過することによっ
て、脱臭が行われる。尚、吸気フィルター207は、吸
入空気中の塵埃を除去し、送風機205および脱臭機能
部206が塵埃によって閉塞することを防止する。
【0032】脱臭機204による容器内部の脱臭によっ
て、利用者が廃棄物投入口を押し開いた際の容器内部か
らの臭気の漏洩を防止することが可能となり、利用者の
快適性を向上することが可能である。
【0033】図2は本発明の他の実施形態に係る脱臭機
付廃棄物容器の断面構造を示した模式図である。脱臭機
付廃棄物容器301は、廃棄物収納部(内部容器)30
3、開閉自在の廃棄物投入口302、並びに脱臭機30
4から構成される。また、脱臭機304は、送風機30
5、脱臭機能部306、吸気フィルター307から構成
される。
【0034】利用者は、廃棄物投入口302を押し開い
て廃棄物を容器中に投入し、廃棄物は廃棄物収納部30
3に収納される。収納された廃棄物から発生した臭気
は、容器内部に充満するが、容器内部の空気は脱臭機の
送風機305によって、吸気フィルター307を通過し
た後、脱臭機能部306を通過することによって脱臭さ
れ、容器301に設けられた排気口308から排気され
る。尚、吸気フィルター307は、吸入空気中の塵埃を
除去し、送風機305および脱臭機能部306が塵埃に
よって閉塞することを防止する。
【0035】また、本実施形態の廃棄物容器301には
吸入口309が設けられている。臭気漏洩防止のため気
密的に構成された容器301では、廃棄物投入口302
が閉鎖した状態で脱臭機304を作動させた場合、排気
物容器302内部は負圧となり、送風機305の排気能
力と同等の負圧となった時点で排気を継続することがで
きなくなる。本実施形態の廃棄物容器301では、廃棄
物投入口302が閉鎖した状態で脱臭機304が作動す
ると、容器内部が負圧となり吸入口309が開放して容
器内部への吸気が行われ、脱臭動作を継続することが可
能である。
【0036】脱臭機304による容器内部の脱臭、並び
に廃棄物投入口302からも脱臭機304が吸気するこ
とによる投入口302から容器301内部への気流形成
によって、利用者が廃棄物投入口を押し開いた際の容器
内部からの臭気の漏洩を防止することが可能となり、利
用者の快適性を向上することが可能である。
【0037】図3は本発明の更に他の実施形態に係る脱
臭機付廃棄物容器の側面及び背面を示した構造図であ
る。脱臭機付廃棄物容器401は主に、廃棄物収納部
(内部容器)403、足踏みペダル413によって開閉
される廃棄物投入口402、並びに脱臭機404から構
成される。
【0038】利用者が足踏みペダル413を踏み込む
と、リンク機構部414及びワイヤー伝達部415によ
りペダル413の動作が、廃棄物投入口402に伝達さ
れ、投入口402が開放する。利用者が廃棄物を容器4
01内に投入すると、廃棄物はバネ要素により支持され
た仕切部411上に落ち、廃棄物の自重によって仕切部
411が開放し、廃棄物は収納部403に落下する。廃
棄物の自重から開放された仕切部411は、その支持バ
ネにより閉鎖する。また、利用者がペダル413の踏み
込みを解除すると、投入口402は投入口402を支持
するバネ要素の働きにより閉鎖する。
【0039】脱臭機404は、吸気フィルター407、
送風機405、脱臭機能部406、及びタイマーコント
ローラー416より構成される。廃棄物投入口402の
開閉を行うペダル413の動作を投入口402に伝達す
るワイヤー伝達部415と投入口402との接続点近傍
に設けられた、リミットスイッチ410によって、ペダ
ル413の踏み込み動作を検知し、脱臭機404が起動
する。
【0040】脱臭機404は、送風機405の動作によ
って、投入口402の閉鎖時には投入口402と仕切部
411との間の空間から、投入口402の解放時には前
記空間と開放した投入口402から、空気を吸入し、吸
気フィルター407を通過させて空気中の塵埃を除去
し、次に脱臭機能部406を通過させて臭気を除去し、
容器401に設けられた排気口408より排気される。
【0041】脱臭機404に設けられたタイマーコント
ローラー416は、ワイヤー伝達部415と投入口40
2との接続点近傍に設けられたリミットスイッチ410
が、ペダル413の踏み込み動作の解除を検知した時点
から時間計測を開始し、一定時間経過後に脱臭機404
を停止させる。尚、本実施形態においては、廃棄物から
発生する臭気の種類、濃度、予想される投入頻度等を考
慮し、投入口402閉鎖後の動作時間を10秒に設定し
た。
【0042】本実施形態の脱臭機付廃棄物容器403に
は仕切部411が設けられており、仕切部411により
収納部403に収納された臭気を発生する廃棄物と投入
口402の周辺空間とが隔絶されているため、投入口4
02の周辺空間に廃棄物から臭気が継続して供給される
ことが無い。また、仕切部411を廃棄物が通過する際
に、廃棄物収納部403から投入口402の周辺空間へ
漏洩した臭気も脱臭機404の動作によって除去排気さ
れる。更に、投入口402解放時には、脱臭機404の
動作により投入口402から脱臭機404への気流が形
成される。
【0043】本実施形態の脱臭機付廃棄物容器403を
使用済みのおむつ等の臭気を発生する廃棄物の収納に利
用すれば、これらの効果により、廃棄物投入口402か
らの臭気漏洩、設置された空間への臭気拡散を防止する
ことが可能となる。
【0044】尚、収納部403に収納された廃棄物は、
廃棄物容器401に設けられた廃棄物取り出し口412
より排出することが可能である。また、廃棄物取り出し
口412を開放することにより、吸気フィルター407
を廃棄物収納部403側に引き抜き、清掃することが可
能である。
【0045】また、本実施形態の脱臭機付廃棄物容器4
03には、排気口408が左右両側面に設けられてい
る。脱臭機404を容器401から分離し、左右を反転
して再び容器401に取り付けることによって、排気位
置を変更することが可能である。容器401の左右一方
の側面を設置空間の壁面に接して設置する場合など、様
々な設置形態への対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る脱臭機付廃棄物容
器の断面構造を示した模式図である。
【図2】 本発明の他の実施形態に係る脱臭機付廃棄物
容器の断面構造を示した模式図である。
【図3】 本発明の更に他の実施形態に係る脱臭機付廃
棄物容器の構造図である。
【図4】 従来の廃棄物容器の断面構造を示した模式図
である。
【符号の説明】
401 脱臭機付廃棄物容器 402 廃棄物投入口 403 廃棄物収納部 404 脱臭機 405 送風機 406 脱臭機能部 407 吸気フィルター 408 排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61L 9/04 A61L 9/04 9/16 9/16 D 9/20 9/20 9/22 9/22 (72)発明者 田口 一生 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3E023 AA06 AA07 AA20 DA10 GA01 MA04 MB01 MB10 4C080 AA05 AA07 AA10 BB02 BB04 CC15 HH01 JJ01 KK02 KK08 LL01 MM02 MM05 MM08 QQ11 QQ17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃棄物を収納する容器であって、少なくと
    も開閉自在な廃棄物投入口と、少なくとも送風機と脱臭
    機能部とを備えた、容器内空間の脱臭を行う脱臭機とを
    有することを特徴とする脱臭機付廃棄物容器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の脱臭機付廃棄物容器であっ
    て、前記容器に備えられた脱臭機は、前記容器内の空気
    を、前記脱臭機の送風機により、前記脱臭機の脱臭機能
    部を通過させることによって、脱臭することを特徴とす
    る脱臭機付廃棄物容器。
  3. 【請求項3】請求項1記載の脱臭機付廃棄物容器であっ
    て、さらに排気口を設け、前記容器に備えられた脱臭機
    は、前記容器内の空気を、前記脱臭機の送風機により前
    記脱臭機の脱臭機能部を通過させ、前記容器に設けられ
    た排気口から、前記容器外に排気することを特徴とする
    脱臭機付廃棄物容器。
  4. 【請求項4】請求項3記載の脱臭機付廃棄物容器であっ
    て、前記容器には前記容器内部が負圧となった場合に開
    放する吸入口を有することを特徴とする脱臭機付廃棄物
    容器。
  5. 【請求項5】請求項3乃至4記載の脱臭機付廃棄物容器
    であって、前記容器は複数の排気口を有し、前記廃棄物
    容器の設置形態に合わせて、前記容器に備えられた脱臭
    機の排気位置を選択可能であることを特徴とする脱臭機
    付廃棄物容器。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5記載の脱臭機付廃棄物容器
    であって、前記容器に備えられた脱臭機は、前記容器の
    廃棄物投入口を開放することによって起動し、前記投入
    口が閉じることによって停止することを特徴とする脱臭
    機付廃棄物容器。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5記載の脱臭機付廃棄物容器
    であって、前記容器に備えられた脱臭機は、前記容器の
    廃棄物投入口を開放することによって起動し、前記投入
    口の開放中及び前記投入口が閉じた後の一定時間作動し
    た後停止することを特徴とする脱臭機付廃棄物容器。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7記載の脱臭機付廃棄物容器
    であって、前記容器の廃棄物投入口は、前記容器に備え
    られた脱臭機が作動を開始した後に開放することを特徴
    とする脱臭機付廃棄物容器。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8記載の脱臭機付廃棄物容器
    であって、前記容器の廃棄物投入口と廃棄物収納部との
    間に開閉自在な仕切部を備え、前記容器に備えられた脱
    臭機は、前記投入口と前記仕切部との間の空間の脱臭を
    行うことを特徴とする脱臭機付廃棄物容器。
  10. 【請求項10】請求項9記載の脱臭機付廃棄物容器であ
    って、前記容器の廃棄物収納部には廃棄物取出し口を備
    え、前記容器に備えられた脱臭機は、前記容器に収納さ
    れた廃棄物を廃棄物取出し口から排出する際は、廃棄物
    収納部の脱臭を行なうことを特徴とする脱臭機付廃棄物
    容器。
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