JPH09234240A - 汚物の殺菌・脱臭装置 - Google Patents
汚物の殺菌・脱臭装置Info
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- JPH09234240A JPH09234240A JP8044854A JP4485496A JPH09234240A JP H09234240 A JPH09234240 A JP H09234240A JP 8044854 A JP8044854 A JP 8044854A JP 4485496 A JP4485496 A JP 4485496A JP H09234240 A JPH09234240 A JP H09234240A
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Abstract
でき、しかも汚物の悪臭を消臭できるようにする。 【解決手段】 回収容器1の投入口2を開閉自在な蓋体
4で塞ぐ。蓋体4の内側にオゾン管6と送風ファン9を
組み付ける。そして、送風ファン9によってオゾン管6
で発生したオゾンを循環させ、このオゾンで回収容器1
に収納した汚物を殺菌し、また、汚物の悪臭をオゾンに
よって消臭する。
Description
用済みのおむつや生ごみ等の汚物を殺菌・脱臭する汚物
の殺菌・脱臭装置に関する。
おむつ等の汚物は、そのまま放置すると異臭を放つた
め、例えば病院など、大量のおむつを回収処理する必要
のある施設では、密閉した回収容器内に入れて収納して
いた。しかし、密閉した回収容器内におむつを入れたと
しても、おむつを出し入れする際に、回収容器の投入口
を開くと回収容器内に充満した臭いが漏れ出てしまい、
悪臭を完全に防止できなかった。また、未処理のおむつ
を回収容器内に収容すると大腸菌などの雑菌が繁殖し、
不衛生であった。
するもので、汚物からの悪臭を防止するとともに、回収
した汚物を殺菌して収納できる汚物の殺菌・脱臭装置を
提供することを目的とする。
に汚物を収容する回収容器と、この回収容器の内部に設
けたオゾン管と、このオゾン管で発生したオゾンを前記
回収容器の内部に循環させる送風ファンと、前記回収容
器に設けた汚物の投入口と、この投入口を開閉する蓋体
とを具備したことにより、回収容器に内設したオゾン管
によって回収容器の内部にオゾンを生成し、このオゾン
を送風ファンで循環させてオゾンの作用により、回収し
た汚物が殺菌され、かつ回収容器の内部が消臭される。
参照して説明する。図1乃至図3は本発明の第1実施例
を示し、同図において、1は有底箱状の回収容器であ
り、上面を開口して例えばおむつなどの汚物(図示せ
ず)を投入する投入口2を形成している。また、回収容
器1の底面四隅には、回転自在なキャスター3が軸支さ
れ、回収容器1を移動自在に構成している。4は前記投
入口2を開閉する蓋体であり、下面を開口する箱状に形
成され、ヒンジ5によって前記回収容器1の一端縁に回
動自在に枢着している。この蓋体4の裏面側には、U字
状に成形した2組のオゾン管6が組み付けられ、この両
オゾン管6に隣接して前記蓋体4の一端縁寄りに周縁に
多数の回転羽8を有するシロッコ型の送風ファン9が設
けられている。なお、前記オゾン管6は蓋体4の裏面側
に固定した遮熱性のベース板7に取付固定され、また、
蓋体4の裏面側に前記送風ファン9を覆う仕切り板10が
形成されている。この仕切り板10は前記オゾン管6から
離れるにしたがい下方に向かって湾曲するように形成さ
れるとともに、仕切り板10の両端縁に吸気口11と排気口
12とを開口している。なお、本実施例では前記オゾン管
6に臨んで吸気口11を開口し、前記回収容器1の投入口
2に臨んで排気口12を開口している。15は前記蓋体4を
検知するリミットスイッチであり、前記投入口2に臨ま
せて前記回収容器1の内側に固定した取付板17に固定さ
れている。また、前記蓋体4にはリミットスイッチ15の
作動子16と係合する受片18が設けられ、前記蓋体4を開
くと蓋体4に形成する受片18から前記リミットスイッチ
15の作動子16が離れ、作動子16が図示しないばねによっ
て復帰してオフし、これにより、前記オゾン管6への通
電を遮断するように構成している。
ついて説明する。
例えばおむつ等の汚物を収納して装置を起動すると、図
示しないモータによって送風ファン9が回転し、また、
オゾン管6が作動する。そして、オゾン管6への通電に
よってオゾン管6から照射される紫外線によって空気中
の酸素の一部がオゾンに変わり、そのオゾン管6で発生
したオゾンが送風ファン9によって仕切り板10で区画さ
れた空間部10Aを経て排気口11から回収容器1の内部に
吹き出される。こうして回収容器1の内部にオゾンが循
環し、その回収容器1の内部を循環するオゾンによっ
て、回収容器1の内部に収容したおむつが殺菌・浄化さ
れ、また、オゾンの脱臭効果によっておむつの悪臭も消
臭される。また、回収容器1内のおむつを出し入れする
際、蓋体4を開くと、該蓋体4と係合するリミットスイ
ッチ15の作動子16が図示しないばねによって復帰し、お
むつを殺菌・脱臭するオゾン管6への通電が遮断される
ため、オゾン管6の作動が停止する。すなわち、オゾン
は殺菌・脱臭作用に優れるものの、過剰なオゾンを吸い
込むと呼吸器に悪影響を与える虞れがあるが、本実施例
では、蓋体4を開けると同時にオゾン管6が停止するた
め、高濃度のオゾンを吸い込む心配がなく、安全であ
る。また、回収容器1の底部にキャスター3を設けてい
るから、回収容器1の移動も容易である。
器1に収納する例えば、おむつ等の汚物を回収容器1に
内設したオゾン管6で生成したオゾンで殺菌・脱臭処理
し、しかも、オゾン管6で生成したオゾンを送風ファン
9で回収容器1の内部を循環させるので、回収容器1に
収納するおむつ等に発生する大腸菌等を効率的に殺菌処
理できるから雑菌の繁殖を防ぐことできるとともに、お
むつの悪臭も防止することができる。したがって、衛生
的におむつ等を回収して収納しておくことができ、特
に、病院などに設置することにより、入院患者などのお
むつを大量に殺菌処理した状態で回収でき、院内感染も
抑制され、極めて衛生的であり、また、オゾンの消臭効
果によって使用済みおむつの悪臭も防ぐことができる。
1の蓋体4を開くと、蓋体4を検知するリミットスイッ
チ15がオフし、これにより、オゾン管6が自動的に停止
するため、高濃度のオゾンが回収容器1から漏れ出さず
安全である。また、オゾン管6をU字状に形成すること
に、オゾン管6と回収容器1内の空気との接触面積が増
大し、効率的にオゾンを生成することができる。
おむつを収納した場合を説明したが、おむつに限らず、
例えば、家庭に設置して生ごみ等の汚物を収納し、生ご
みの殺菌・脱臭用として用いてもよく、回収容器1の用
途は適宜選定すればよい。
1実施例と同一機能を有する部分に同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略して説明する。
開口させて投入口2を形成し、この投入口2を回動可能
な蓋体4で開閉した例を示したが、本実施例では、回収
容器20を箱型に形成し、回収容器20の前面側に部分的に
開口する投入口21を設けている。そして、回収容器20の
内面に蓋体22をヒンジ5によって軸支し、この蓋体22で
投入口21を開閉している。さらに本実施例では、回収容
器20の一側面に回収容器20に収容したおむつなどの汚物
類を取り出す取出口23を形成し、この取出口23を開閉扉
25で開閉している。そして、本実施例では、回収容器20
の前面に例えば赤外線を検知することによって人体を検
出するセンサ26を設け、このセンサ26によって所定範囲
内で回収容器20に人が近づくと検知信号を出力し、この
検知信号に基づいて回収容器20の内部に設けたオゾン管
6への通電を遮断するように構成している。
器20の前面に設けた投入口21から蓋体22を押し開くよう
にして回収容器20の内部に使用済みのおむつといった汚
物を投入すると、汚物投入後、蓋体22が自重により下方
側に回転して投入口21が塞がれるから、回収容器20にお
むつを簡単に投入できる。また、回収容器20に溜まった
おむつは、開閉扉25を開いて取出口23から簡単に取り出
すことができる。そして、回収容器20の内部に収納した
おむつを前記第1実施例と同様にオゾン管6で生成した
オゾンを送風ファン9で循環させることによって、おむ
つ等を効率的に殺菌処理できるとともに、おむつの悪臭
も防止することができる。
あるいは回収容器20内のおむつを取出口23から取出す際
に回収容器20に人が近付くと、センサ26からの検知信号
によってオゾン管6が自動的に停止するため、蓋体22あ
るいは開閉扉25を開閉する際、高濃度のオゾンが回収容
器20から漏れ出さず安全である。
は、前記各実施例に限定されるものではなく、本発明の
要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、
回収容器の形状や投入口あるいは開閉扉の位置等は適宜
選定すればよい。また、投入口や取出口を開閉する蓋体
や開閉扉の取付構造なども適宜選定すればよい。また、
第2実施例において、人体を検知するセンサとして赤外
線を検知するセンサを例示したが、光センサなどで人体
を検知するようにしてもよい。また、第2実施例におい
て蓋体と開閉扉を第1実施例のようにそれぞれリミット
スイッチによって検知してオゾン管のオン・オフを制御
してもよい。さらに前記各実施例では、オゾン管に臨ま
せて吸気口を形成し、回収容器の投入口に臨ませて排気
口を開口し、オゾン管で発生したオゾンを吸い込んで回
収容器に送り込むことによって、オゾンを循環させた例
を示したが、これとは逆に回収容器内の空気を吸い込ん
でオゾン管側に吹き出すようにしてオゾンを循環させて
よい。
収容する回収容器と、この回収容器の内部に設けたオゾ
ン管と、このオゾン管で発生したオゾンを循環させる送
風ファンと、前記回収容器に設けた汚物の投入口と、こ
の投入口を開閉する蓋体とを具備して構成したことによ
り、回収容器に内設したオゾン管によって回収容器の内
部にオゾンを生成し、このオゾンを送風ファンで循環さ
せることにより、オゾンの作用で汚物を殺菌するととも
に汚物の悪臭を脱臭することができる。
図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に汚物を収容する回収容器と、この
回収容器の内部に設けたオゾン管と、このオゾン管で発
生したオゾンを前記回収容器の内部に循環させる送風フ
ァンと、前記回収容器に設けた汚物の投入口と、この投
入口を開閉する蓋体とを具備したことを特徴とする汚物
の殺菌・脱臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8044854A JP3055763B2 (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 汚物の殺菌・脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8044854A JP3055763B2 (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 汚物の殺菌・脱臭装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09234240A true JPH09234240A (ja) | 1997-09-09 |
JP3055763B2 JP3055763B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=12703080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8044854A Expired - Lifetime JP3055763B2 (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 汚物の殺菌・脱臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055763B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010000950A1 (en) * | 2008-07-04 | 2010-01-07 | Biozone Scientific International Oy | Ozone generator, a method for cleaning a vessel, medium and a cleaner for the same |
CN110917379A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-03-27 | 郭飞 | 一种临床呼吸消毒过滤装置 |
JP2020147456A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | Necプラットフォームズ株式会社 | オゾン発生装置及び運搬ケース |
JP2022163785A (ja) * | 2021-04-15 | 2022-10-27 | 株式会社シオガイ精機 | おむつ収納脱臭装置 |
-
1996
- 1996-03-01 JP JP8044854A patent/JP3055763B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010000950A1 (en) * | 2008-07-04 | 2010-01-07 | Biozone Scientific International Oy | Ozone generator, a method for cleaning a vessel, medium and a cleaner for the same |
JP2020147456A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | Necプラットフォームズ株式会社 | オゾン発生装置及び運搬ケース |
CN110917379A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-03-27 | 郭飞 | 一种临床呼吸消毒过滤装置 |
JP2022163785A (ja) * | 2021-04-15 | 2022-10-27 | 株式会社シオガイ精機 | おむつ収納脱臭装置 |
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JP3055763B2 (ja) | 2000-06-26 |
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